JP2981482B2 - データ記憶システム、データ転送方法及びデータ再構成方法 - Google Patents

データ記憶システム、データ転送方法及びデータ再構成方法

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JP2981482B2 JP7317797A JP31779795A JP2981482B2 JP 2981482 B2 JP2981482 B2 JP 2981482B2 JP 7317797 A JP7317797 A JP 7317797A JP 31779795 A JP31779795 A JP 31779795A JP 2981482 B2 JP2981482 B2 JP 2981482B2
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    • G06F2211/00Indexing scheme relating to details of data-processing equipment not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00
    • G06F2211/10Indexing scheme relating to G06F11/10
    • G06F2211/1002Indexing scheme relating to G06F11/1076
    • G06F2211/1054Parity-fast hardware, i.e. dedicated fast hardware for RAID systems with parity

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、データ記憶システ
ム及びインターリーブされたデータの転送方法にに係
り、特に、複数のハードディスクドライブを有するシス
テムにおいて、データをインターリーブして転送するシ
ステム及びデータの転送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの扱うデータ量が増大する
に伴い、ハードディスクの処理能力の向上及び信頼性の
向上が要求されている。RAID(Redundant Array of
Inexpensive Disks)システムは、このような要求に応え
るシステムの一つである。RAIDシステムを制御する
ホストコンピュータ側から見た場合に、複数のハードデ
ィスクドライブを有するこのシステムは、見かけ上、あ
たかも一つのハードディスクであるかのように制御でき
る。それと同時に、このシステムは、通常のデータの他
に、排他的論理和演算によりこれらのパリティデータを
計算し、併せてパリティデータをも記憶しておく。従っ
て、システムを構成するディスクの1台に故障が発生し
た場合においても、他のディスクに記憶されたデータの
排他的論理和を計算することにより、故障ディスクに蓄
積されたデータを再構成(reconstruction)することがで
きる。このように、RAIDシステムは、大容量のデー
タを記憶できるシステムであると共に、高い信頼性を有
するシステムでもある。
【0003】近年、特に、システムの簡略化・データ転
送の高速化の要請が高まりつつあるが、かかる要請に応
えるものとして、RAIDシステムにおけるデータバス
を共有化、すなわちデュアルバス構成にする技術が提案
されている。これは、データバスを共有化することによ
り、バスの本数を減らし、システム構成を簡略化する技
術である。具体的な従来例としては、「ATA記憶手段
を用いたRAIDサブシステムの構成」(電子情報通信
学会秋期大会 D-88,(1994))が挙げられる。これは、デ
ータバスを共有化すると共に、個々のハードディスクと
データバスとの間にクロスバースイッチをそれぞれ設け
たものである。
【0004】この技術を図7をもとに説明する。図7は
従来のデータ記憶システムのブロック図である。2本の
データバスDD0、DD1には、4台のハードディスク
ドライブ(以下、HDDという)HDD0〜HDD3が
接続されている。このうち、HDD0及びHDD1は2
本のデータバスDD0、DD1にそれぞれ直接接続され
ている。HDD2及びHDD3は、クロスバースイッチ
を介して2本のデータバスに接続されている。データバ
スDD0、DD1のそれぞれは、クロスバースイッチを
介してこのHDD2及びHDD3のどちらにも接続可能
である。すなわち、4つのチャネルを有するクロスバー
スイッチの2つのチャネルをそれぞれデータバスDD
0、DD1に接続し、残りの2つをそれぞれHDD2、
HDD3に接続することにより、HDD2、HDD3と
各データバスとの任意の接続を可能とするものである。
また、それぞれのHDDは、図示していないデータパス
コントローラに接続されたコントロール線により書き込
みまたは読み出し等の制御がされる。さらに、データバ
スDD0、DD1には、パリティを生成するためのパリ
ティ生成回路が接続されている。このパリティ生成手段
には、さらにパリティデータなどを一時的に保持するた
めにパリティバッファメモリが接続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ハードディスクドライ
ブ、光ディスクドライブや光磁気ディスクドライブ等の
ように回転する記憶媒体を有するドライブのアクセス速
度は、一般に、CPUの処理速度と比べて遅い。これは
ドライブのデータ転送速度自身が遅いことも理由の一つ
であるが、より重要なことは、データの転送サイクルに
おいて、ヘッドのシーク動作などによりこれらのドライ
ブからの待ち要求が任意に発生することである。この待
ち要求が発生した場合、それが解除されるまで、システ
ムのバスサイクル全体が停止してしまう。従って、記憶
手段としてこれらのドライブを有するデータ記憶システ
ムにおけるデータ転送速度は、ホスト側のシステムのそ
れに比べて非常に遅くなる。記憶手段としてEEPRO
Mなどの半導体メモリを用いた場合においても、これら
のアクセス速度がCPUの処理速度よりも遅いため、同
様の問題が生じる可能性がある。
【0006】このように待ち要求が任意に発生するよう
なシステムにおいては、システムを制御するタイミング
の設計が必ずしも容易ではないため、システム自身が複
雑化するおそれがある。
【0007】このような従来技術の問題点に鑑み、本発
明の目的は、データバスを介したデータ転送を高速に行
うことである。
【0008】また本発明の別の目的は、システムのタイ
ミングの制御を容易にすることにより、システムが複雑
になることを防止することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ホストコンピ
ュータ側から供給される複数のデータ系列を複数のバス
上にインターリーブして転送する。ここで、インターリ
ーブとは、バスサイクルを時分割多重化(Time Division
Multiplex)することであり、より具体的には、一のデ
ータ系列と他の1つ以上のデータ系列とを、それぞれの
順序を崩さないで時間的に交互に配置することをいう。
【0010】そのために、第1の発明は、データを記憶
する複数の記憶手段を有していて、それぞれの記憶手段
へのアクセスを互いに同期させるためのデータ記憶シス
テムにおいて、データを転送する複数のデータバスと、
複数のデータ系列をそれぞれのデータバス上にインター
リーブして転送する入出力手段と、記憶手段とデータバ
スとの間に直列に複数段設けられており、かつそれぞれ
がデータを保持するラッチ手段とを有するデータ記憶シ
ステムを提供する。
【0011】このようなラッチ手段は、上記のインター
リーブのタイミングに同期してデータを保持するように
することが好ましい。典型的には、上記のデータをイン
ターリーブする所定のタイミングは、入出力手段を制御
するインターリーブ信号により規定されている。そして
上記の直列に接続された複数のラッチ手段のうち 第1
のラッチ手段は、このインターリーブ信号の変化に対応
した第1の制御信号に応じてデータを保持し、第2のラ
ッチ手段は、第1の制御信号とは異なるタイミングを有
する信号であって、インターリーブ信号の変化に対応し
た第2の制御信号に応じて、データを保持するように制
御されることが好ましい。
【0012】また、第2の発明は、データを記憶する複
数の記憶手段と、データを転送する複数のデータバス
と、インターリーブ信号の変化に応じて、複数のデータ
系列をそれぞれのデータバス上にインターリーブして転
送する入出力手段と、複数のディスクドライブと複数の
データバスとの間に設けられ、アドレス信号に応じた組
み合わせで、記憶手段とデータバスとを接続する選択手
段とを有し、選択手段は、直列に設けられた少なくとも
第1及び第2のラッチ手段を有し、第1のラッチ手段
は、インターリーブ信号に同期した第1の制御信号に応
じてデータを保持し、第2のラッチ手段は、第1の制御
信号とは異なるタイミングを有する信号であって、イン
ターリーブ信号に同期した第2の制御信号に応じて、デ
ータを保持するデータ記憶システムを提供する。
【0013】このような選択手段は、選択手段自身に入
力されたデータ、すなわち選択手段に接続されたデータ
バス上のデータまたは記憶手段からのデータのパリティ
データを求めるパリティ演算手段を有しているように構
成してもよい。
【0014】上述の発明の構成に、さらに複数のデータ
バスに接続されていて、入力されたデータに基づいてパ
リティデータを求めるパリティ発生手段を付加してもよ
く、さらにパリティ発生手段に接続されたパリティデー
タを記憶するパリティバッファ手段を付加してもよい。
このような構成は、RAIDシステムにおいて一般的で
ある。
【0015】さらに、第3の発明は、データを記憶する
複数のディスクドライブと複数のデータバスと、ディス
クドライブとデータバスとの間に直列に複数設けられた
ラッチ回路とを有し、複数のデータ系列を、複数の転送
フェイズにおいてインターリーブしてそれぞれのデータ
バスに転送するデータ転送方法において、第1の転送フ
ェイズにおいて、インターリーブされた一のデータ系列
をそれぞれのデータバスに転送するステップと、このデ
ータバスに転送されたデータ系列を前段部のラッチ回路
に保持するステップと、第2の転送フェイズにおいて、
インターリーブされた他のデータ系列をそれぞれのデー
タバスに転送するステップと、データバスに転送された
データ系列を後段部のラッチ回路に保持すると共に、前
段部のラッチ回路に保持されたデータ系列を、このラッ
チ回路に直列接続されている後段部のラッチ回路に転送
して、後段部のラッチ回路に保持するステップと、複数
の後段部のラッチ回路に保持されたデータを、所定のタ
イミングでそれぞれのディスクドライブに転送するステ
ップとを有するデータ転送方法を提供する。
【0016】
【作用】このような構成においては、複数のラッチ手段
が、データバスと記憶手段との間に直列に設けられてい
る。これらのラッチ手段は、データバス上にインターリ
ーブされて転送されるデータの転送と記憶手段へのアク
セスとの時間的なずれ(タイムギャップ)を埋めるもの
である。すなわち、インターリーブにおける一の転送フ
ェイズにおいて、データバス上に転送されたデータを直
列接続された前段部のラッチ手段に保持する。一の転送
フェイズに続く他の転送フェイズにおいて、前段部のラ
ッチ手段に保持されたデータを後段部のラッチ手段に転
送し、後段部のラッチ手段において、このデータを保持
する。そしてこのフェイズにおいて、データバス上に新
たに転送されたデータを未使用の後段部のラッチ手段に
転送して、このラッチ手段において、このデータを保持
する。一連の転送フェイズで転送されたデータが後段部
のラッチ手段に保持された場合に、各ドライブのアクセ
スサイクルに同期させて、一括して保持されているデー
タを記憶手段に転送する。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本実施例におけるデータ
記憶システムのブロック図である。なお、本実施例で
は、一例として4台のハードディスクドライブHDDが
2本の共有バスに接続されている場合について説明して
いるが、本発明はこれに限定されるものではなく、5台
以上のHDDが3本以上のバスに接続された、より複雑
なシステムにおいても適用が可能であることは当然であ
る。
【0018】共有バスである、16ビットのデータバス
11、12とデータを記憶する記憶手段としてのハード
ディスクドライブ13、14との間には、選択器15が
設けられている。同様に、データバス11、12とハー
ドディスクドライブ16、17との間には、選択器18
が設けられている。こららの選択器は、アドレス信号に
応じて、接続されているデータバスとハードディスクド
ライブとの間で、任意の組み合わせにより接続する機能
を有している。
【0019】これらの選択器15、18は、パリティ演
算部22とラッチ部23とを有している。パリティ演算
部22は、演算制御信号に応じてアクティブになり、ア
ドレス信号に応じた所定の組み合わせで入力されたデー
タ、すなわちハードディスクドライブからのデータまた
は、データバス上のデータを入力としたパリティデータ
を求める機能を有している。パリティデータは、例えば
入力データ間の排他的論理和を演算することにより求め
ることができる。
【0020】またラッチ部23は、直列に接続された複
数のラッチ回路から構成されていて、ラッチ制御信号で
制御されている。すなわち、ラッチ回路は直列に複数段
接続された構成となっている。それぞれのラッチ回路
は、ラッチ制御信号に応じたタイミングでデータを一時
的に記憶しておくための手段である。どのデータを一時
的に記憶するかは、アドレス信号に応じて決定される。
例えば、ハードディスクドライブからのデータをラッチ
部23に記憶することもできるし、データバスからのデ
ータを記憶しておいてもよい。また、これらを入力とし
て演算されたパリティデータをラッチ部23に記憶して
おくこともできる。
【0021】データバス11、12にはパリティ発生器
19が接続されている。このパリティ発生器19もパリ
ティ演算部22及びラッチ部23を有している。そし
て、パリティ発生器19には、さらにパリティバッファ
20が接続されている。パリティ発生器19は、それに
入力されたデータのパリティであるパリティデータを生
成するための手段である。パリティバッファ20は、パ
リティ発生器19により求められたパリティデータ等を
蓄積するためメモリである。
【0022】但し、パリティ発生器19及びパリティバ
ッファ20を設けていなくても構わない。一般的に、デ
ィスクに故障が生じた場合に必要となるデータの再構成
(reconstruction)を実行する機能を有さない単なるディ
スクアレイシステムにおいては、これらの手段は存在し
ない。
【0023】入出力手段21は、その一方が共有データ
バスであるデータバス11、12に接続されていて、他
方はホストインターフェースからの32ビットデータバ
スに接続されている。この入出力手段21もパリティ演
算部22及びラッチ部23を有している。
【0024】図2は、本実施例における選択器15、1
8のブロック図である。この選択器は、例えば、それぞ
れが16ビット(1バイト)である入出力チャネルを4
チャネル(Aチャネル〜Dチャネル)有するクロスバー
スイッチで実現することができる。このような4チャネ
ルのクロスバースイッチは、アドレス信号に基づいて、
任意のチャネル間で接続が可能である。すなわち、各ハ
ードディスクドライブは各データバスと任意に接続が可
能であり、また、このクロスバースイッチに接続されて
いる一対のドライブ間で、バスを介さずに直接にデータ
を転送することも可能である。
【0025】パリティ演算回路26により、クロスバー
・スイッチの所定のチャネル上のデータから排他的論理
和であるパリティデータを求める。この手段は、演算制
御信号で制御されていて、演算制御信号が所定の状態の
時に、チャネル上のデータの排他的論理和を求めるよう
になっている。また、4つのラッチ回路24及びラッチ
回路25は、クロスバースイッチのあるチャネル上のデ
ータ、またはパリティ演算手段22により求められたパ
リティデータを一時的に記録しておく手段である。それ
ぞれのラッチ回路24は、それぞれの入出力チャネルに
接続されている。また、ラッチ回路25は、4つのラッ
チ回路24と選択的に接続されるようになっている。ラ
ッチ回路25が選択されたラッチ回路24と接続される
ことにより、これらが直列接続される。この回路構成に
ついては、さらに後述する。また、ラッチ回路24は、
それぞれ異なるタイミングを有するラッチ制御信号で制
御されている。あるラッチ制御信号が所定の状態の時
に、ある期間データを一時的保持する。
【0026】なお、このクロスバースイッチ15、18
において、どのチャネルに何を接続するかは任意である
が、図2は、AチャネルをデータバスBus0、Bチャ
ネルをデータバスBus1、CチャネルをHDD(N)
及びDチャネルをHDD(N+1)に接続した場合につ
いて示している。
【0027】パリティ発生器19及び入出力手段21に
ついても、図2に示したクロスバースイッチと同様の構
成で実現することも可能である。この場合、パリティ発
生手段としてのクロスバースイッチ19においては、2
つのチャネルがハードディスクドライブではなくパリテ
ィバッファ回路20に接続される。また、入出力手段と
してのクロスバースイッチ21においては、2つのチャ
ネルが32ビットのデータバスに接続されている。
【0028】なお、以下の説明では、選択器15、1
8、パリティ発生器19及び入出力手段21をすべて同
じ回路構成のクロスバースイッチを用いた場合について
説明しているが、異なる回路構成によりこれらの手段を
実現することは当然可能である。
【0029】図1及び図2のような構成を有するデータ
記憶システムの動作について説明する。図3は、本実施
例におけるシステムの同期したデータの書き込みを示す
概念図である。このシステムでは、1サイクルが2つの
転送フェイズから構成されていて、1サイクルで2つの
データ系列D1、D2を転送する。まず、転送フェイズ
Aにおいて、ホストインターフェースから32ビット幅
で本システムに転送された一のデータ系列D1は、入出
力手段としてのクロスバースイッチ(CBSH)21に
より、16ビットのデータバス11、12上に分割して
転送される。すなわち、32ビットのデータ系列D1
は、2つの16ビット系列d1、d2に分割されて、そ
れぞれのデータバス11、12に転送される。所定のレ
ベルのアドレス信号及び制御信号をクロスバースイッチ
(CBS0)15に与えることにより、データバス11
上のデータ系列d1は、前段部のラッチ回路31に保持
される。同時に、所定のレベルのアドレス信号及び制御
信号をクロスバースイッチ(CBS1)18に与えるこ
とにより、データバス12上のデータ系列d2は、前段
部のラッチ回路32に保持される。
【0030】転送フェイズAに続く転送フェイズBにお
いて、ホストインターフェースから32ビット幅で本シ
ステムに転送された他のデータ系列D2は、入出力手段
としてのクロスバースイッチ(CBSH)21により、
16ビットのデータ系列d3、d4に分割され、16ビ
ットのデータバス11、12上に分割されて転送する。
【0031】異なるレベルのアドレス信号及び制御信号
をクロスバースイッチ(CBS0)15に与えることに
より、データバス11上のデータ系列d3は、後段部の
ラッチ回路34に保持される。同時に、異なるレベルの
アドレス信号及び制御信号をクロスバースイッチ(CB
S1)18に与えることにより、データバス12上のデ
ータ系列d4は、後段部のラッチ回路36に保持され
る。この時、前段部のラッチ回路31に保持されたデー
タ系列d1は、ラッチ回路31に直列接続されている後
段部のラッチ回路33に転送され保持される。また、前
段部のラッチ回路32に保持されたデータ系列d2は、
ラッチ回路32に直列接続されている後段部のラッチ回
路35に転送され保持される。
【0032】後段部のラッチ回路33、34、35、3
6にそれぞれ保持されたデータ系列d1、d3、d2、
d4は、所定のタイミングで後段部のラッチ回路に接続
された前記ディスクドライブ13、14、16、17に
それぞれ転送されて、ディスクドライブ内のディスクに
書き込まれる。
【0033】このように、直列接続されたラッチ回路
が、データバスと記憶手段との間に直列に設けられてい
て、異なる転送フェイズで転送されたデータ系列D1、
D2をこれらのラッチ回路に一時的に保持した後に、一
括してそれぞれのディスクドライブに転送する。従っ
て、ドライブからの待ち要求が発生した場合において
も、データ転送を一括して管理しているため、システム
が複雑になることを防ぐことができる。
【0034】このシステムは、ディスクドライブのイン
ターフェースのバス幅に対して2倍のデータバス幅を有
している。さらに1サイクルが2つの転送フェイズを有
するので、バス上に転送されるデータ系列は2倍の速度
でインターリーブされた転送される。従って、ホスト側
から見れば、このシステムはドライブのインターフェー
ス速度の4倍の転送速度でデータの書き込みが可能とな
る。実際には、連続アクセス時のドライブの書き込み速
度は、メディアの転送速度(読み出し・書き込み速度)
によって律速される。しかしながら、理論上は8台のド
ライブ構成のシステムでは、メディアの転送速度の8倍
の性能が得られる。この場合、ドライブのメディア転送
レートが5MB/secであれば、ホストに対して40M
B/secの速度で連続したデータ転送が可能となり、非
常に高速なシステムが容易に構成できる。
【0035】なお、上記実施例は、記憶手段としてハー
ドディスクドライブを例に説明したが、光ディスクドラ
イブや光磁気ディスクドライブ等の回転可能なディスク
を記録媒体とするドライブについても同様である。ま
た、EEPROMなどの半導体メモリを記憶手段として
用いてもよい。
【0036】以上、データの書き込みについて説明した
が、データの読み出しについては、上記のステップを逆
から実行すればよいので、説明を省略する。
【0037】上記の実施例で説明したクロスバースイッ
チ15は、数々の具体的な回路が考えられるが、その具
体的な一例を図4に示す。図4は、クロスバースイッチ
の簡略化された回路図である。この図は、理解を容易に
するために、データバスの入出力ポートを別々に示して
いる。
【0038】データバスのバス幅に対応してそれぞれが
16ビット構成である入出力チャネル41乃至44を有
するクロスバースイッチ15のそれぞれのチャネルは、
データバス11、12、ハードディスクドライブ13、
14に接続されている。それぞれの入出力チャネル41
乃至44は、4つの前段部のラッチ回路としてフリップ
フロップ回路45の入力端にそれぞれ接続されている。
このフリップフロップ回路45は、それぞれラッチ制御
信号で制御されている。4つのフリップフロップ回路4
5の出力端は、自己の入出力チャネルに対応するマルチ
プレクサを除いた3つのマルチプレクサ46の入力端に
接続されている。そして、すべてのマルチプレクサ46
には、後述する排他的論理和演算(以下XORという)
回路の出力が入力されている。マルチプレクサ46は、
それぞれ2ビットのアドレス信号で制御されている。あ
る所定のアドレス信号によって、4つのマルチプレクサ
の入力のうちのいずれか1つが選択され、そのデータが
出力端に転送される。例えば、最上段のマルチプレクサ
46については、所定のアドレス信号により、入出力チ
ャネル42乃至44のデータまたはXOR回路の出力デ
ータのいずれか1つが入出力チャネル41に転送され
る。マルチプレクサ46の出力端は、出力制御信号によ
り制御される出力ドライバ47を介して、入出力チャネ
ル41乃至44に接続されている。
【0039】一方、フリップフロップ回路45の出力端
は、XOR回路48の入力端にもまた接続されている。
すなわち、4つのフリップフロップ回路45の出力がそ
のまま排他的論理和演算(以下XORという)回路48
の入力となっている。XOR回路48は、演算制御信号
により制御されていて、演算制御信号が所定のレベルに
なった場合にアクティブになり演算を実行する。XOR
回路48の出力端は、後段部のラッチ回路としてのフリ
ップフロップ回路49の入力端に接続されている。この
フリップフロップ回路49は、ラッチ制御信号で制御さ
れていて、入力部のフリップフロップ回路45の保持の
タイミングとは異なるタイミングで動作できるようにラ
ッチ制御信号で制御されている。
【0040】なお、4つのフリップフロップ回路45と
XOR回路48との間には、イネーブル信号で制御され
るイネーブル手段としてのANDゲート50a乃至50
dがそれぞれ設けられている。
【0041】クロスバースイッチ15においては、4つ
のフリップフロップ回路45及びフロップフロップ回路
49が図1で示したラッチ部23に対応し、XOR回路
48が図1で示したパリティ演算部22に対応してい
る。そして、入力部のフリップフロップ回路45とXO
R出力部のフロップフロップ回路49は、直列に接続さ
れた構造になっていて、それぞれ前段部のラッチ回路及
び後段部のラッチ回路に対応している。
【0042】直列に2段に接続されたラッチ部は以下の
ようにして形成することができる。例えば、入出力チャ
ネル41に接続されたフリップフロップ回路45とフリ
ップフロップ回路49との2段構成を形成する場合に
は、入出力チャネル41に対応したフロップフロップ4
5の出力データがXORゲート48の入力になるよう
に、ANDゲート50aに1レベルのイネーブル信号を
与える。この時、他のANDゲート50b乃至50dに
は、0レベルのイネーブル信号を与える。するとAND
ゲート50b乃至50dのそれぞれの出力は、入力デー
タの如何に関わらず必ず0レベルとなる。従って、XO
R回路48には、入出力チャネル41に対応したフリッ
プフロップ回路45の出力データ以外はすべて0が入力
されるため、XOR回路は単なるドライバとして機能す
ることになる。従って、フリップフロップ回路45、4
9は、ドライバを介して2段に直列接続した構成が実現
できる。他の入出力チャネル42乃至44に関しても、
適当な組み合わせのイネーブル信号を与えることにより
同様に実現できる。
【0043】このように直列に2段に接続されたラッチ
部が実現できれば、あとは、適当なタイミングのアドレ
ス信号、ラッチ制御信号、演算制御信号及び出力制御信
号でクロスバースイッチ15を制御すれだけで、図3に
示した書き込み動作は容易に実現できるので、これ以上
の説明は省略する。
【0044】なお、クロスバースイッチ18についても
入出力チャネルの接続先を単に変えればよい。入出力手
段21及びパリティ発生器19についても同様である。
【0045】次に、上記のデータ記憶システムにおい
て、1台のハードディスクドライブが故障した場合のデ
ータの再構成(reconstruction)について説明する。図5
は、RAID5におけるディスク故障時のデータの読み
出しを示す概念図である。具体的なシステムのブロック
図は、図1とほぼ同様である。但し、ハードディスクド
ライブの数を4つから8つにしている。そして、ハード
ディスクドライブ51及びハードディスクドライブ52
がクロスバースイッチ0に接続されている。同様に、ド
ライブ53及びドライブ54がクロスバースイッチ1
に、ドライブ55及びドライブ56がクロスバースイッ
チ2に、ドライブ57及びドライブ58がクロスバース
イッチ3にそれぞれ接続されている。さらに、ホストイ
ンターフェースとデータバス11、12との間には入出
力手段としてクロスバースイッチCBSHが接続されて
いる。
【0046】このクロスバースイッチの具体的な構成は
図4に示した通りであるので、図4の番号を参照しつつ
説明する。以下、8台のドライブ51乃至58のうちの
1台のドライブ52が故障した場合に、ドライブ52に
記憶されたデータ系列d2を再構成するためのRAID
5の動作について説明する。
【0047】まず、転送フェイズAにおいて、以下のス
テップを行う。まず、故障したハードディスクドライブ
52が接続されていないクロスバースイッチCBS1に
おいて、ハードディスクドライブ53、54に記憶され
ているデータ系列d3、d4の排他的論理和を計算して
データ系列p1を求める。この時、同じく故障したハー
ドディスクドライブ52が接続されていないクロスバー
スイッチCBS2において、ハードディスクドライブ5
5、56に記憶されているデータ系列d5、d6の排他
的論理和を計算してデータ系列p2を求める。これらの
求められたデータ系列p1、p2をそれぞれデータバス
11、12に転送する。
【0048】故障したハードディスクドライブ52が接
続されたクロスバースイッチCBS0において、ハード
ディスクドライブ51に記憶されたデータ系列d1を入
出力チャネル43に接続されたフリップフロップ回路4
5に保持する。この時、データバス11、12に転送さ
れた2つのデータ系列p1、p2が、入出力チャネル4
1、42にそれぞれ入力される。これらのデータ系列p
1、p2は、ANDゲート50、51に1レベルのイネ
ーブル信号が供給されているので、XOR回路48の入
力単に供給される。しかしながら、ハードディスクドラ
イブ51、52が接続されている入出力チャネル43、
44に対応したANDゲートは、0レベルのイネーブル
信号が供給されているため、これらのゲートの出力は0
レベルである。従って、XOR回路48には、データバ
ス11、12からのデータ系列p1、p2のみが入力さ
れている。
【0049】XOR回路48は、データパス11、12
から転送された2つのデータ系列p1、p2の排他的論
理和を計算することにより、データ系列p3を求める。
この求められたデータ系列p3は、所定の状態のアドレ
ス信号で回路手段46を制御することで、入出力チャネ
ル44に出力され、入出力チャネル44に接続されたフ
リップフロップ45に供給される。適切なタイミングで
ラッチ制御信号を制御することにより、入出力チャネル
44に接続されたフリップフロップ回路45は、この供
給されたデータ系列p3を保持する。
【0050】すなわち、ハードディスクドライブ51に
記憶されたデータ系列d1は、接続された入出力チャネ
ル43に対応したフリップフロップ回路45に保持され
ると共に、故障したハードディスクドライブ52が接続
された入出力チャネル44には、他の複数の選択器に接
続されたハードディスクドライブ53乃至56に記憶さ
れたデータの排他的論理和であるデータ系列p3が保持
されている。
【0051】さらにクロスバースイッチCBS3に接続
された2つのハードディスクドライブ57、58に記憶
されたデータ系列d7、d8の排他的論理和によりデー
タ系列p4を求める。このデータ系列p4は、転送フェ
イズAにおいては、データバスに転送するすることな
く、クロスバースイッチCBS3内のXOR回路48の
出力側に接続されたフリップフロップ回路49において
保持される。
【0052】転送フェイズAに続く転送フェイズBにお
いては、以下のステップが行われる。まず、クロスバー
スイッチCBS0の入出力チャネル43、44にそれぞ
れ接続されたフリップフロップ回路45に保持されてい
る2つのデータ系列d1、p3に基づき、XOR回路4
8において、これらの排他的論理和を計算して、データ
系列p5を求める。
【0053】クロスバースイッチCBS0において求め
られたデータ系列p5は、データバス12に転送され
る。この時、クロスバースイッチCBS3中のフリップ
フロップ49に記憶されたデータ系列p4は、データバ
ス11に転送される。そして、入出力手段(CBSH)
21において、こらら2つのデータ系列p4、p5の排
他的論理和を計算する。これにより求められた最終的な
パリティデータ系列Pは、故障したハードディスクドラ
イブ52に記憶されているデータ系列p2と完全に一致
している。このようにして故障により消失したデータ系
列は、他のハードディスクドライブに記憶されたデータ
系列の排他的論理和を計算することにより再構成するこ
とができる。この再構成されたデータ系列Pをホスト側
に出力する。
【0054】このように、本発明のデータ記憶システム
においては、故障したハードディスクドライブに対応し
たフリップフロップ回路45を有効に利用して、データ
を再構成することが可能となる。従って、システムを構
成するハードディスクドライブの1台が故障した場合に
必要となるデータの再構成においても、ラッチ手段を有
効に活用して効率的にデータ転送を行うことができるの
で、高速なデータの再構成が可能となる。
【0055】RAID5において、1台のハードディス
クドライブが故障時にホスト側から故障ドライブに対し
てデータの書き込み要求があった場合のパリティデータ
の更新についても同様である。図6は、RAID5にお
けるディスク故障時のパリティデータの更新を示す概念
図である。尚、この図においては、8台のハードディス
クドライブ51乃至58が接続されていて、ハードディ
スクドライブ52が故障したドライブであり、ハードデ
ィスクドライブ58がパリティデータを更新するディス
クである。
【0056】基本的には、図5で示したディスク故障時
のデータの読み出しの場合と同様であるので、相違する
点について説明する。転送フェイズBにおいて、クロス
バースイッチCBS0からデータバス11にデータ系列
を転送する。この時、ホスト側から転送された、故障デ
ィスクに書き込むべきデータ系列をデータバス12に転
送する。クロスバースイッチCBS3において、データ
バス11、12に転送された2つのデータ系列及び転送
フェイズAにおいて、入出力チャネル44のフリップフ
ロップ回路45に保持されたデータ系列という3つの入
力データに基づいて、排他的論理和を計算する。このパ
リティデータが更新するべきデータ系列となるので、こ
れをハードディスクドライブ58に記憶されているパリ
ティデータに置き換えて記憶すればよい。
【0057】実際のデータの転送は、故障したハードデ
ィスクドライブがどれかということや及びパリティドラ
イブとの組み合わせにより様々な場合が考えれる。しか
しながら、どのような組み合わせであっても、ラッチ手
段を有効に用いて、最終的なパリティデータを計算する
過程で生じるデータを一時的に保持することにより、効
率的にデータの転送を行うことが可能である。
【0058】
【効果】本発明では、複数の転送フェイズでインターリ
ーブして転送されたデータをラッチ手段に一時的に保持
する。ある転送フェイズで転送され前段部のラッチ手段
に保持されたデータは、それに続く転送フェイズにおい
てデータバスに転送されたデータ共に、後段部のラッチ
手段に転送される。そして、これらのデータは、一括し
て記憶手段に転送される。従って、データバスを介した
データ転送を高速に行うことが可能となる。また、待ち
要求などでシステムが停止する場合においても、任意に
データ転送を一時的に停止することが可能となるので、
システムのタイミング制御が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるデータ記憶システムのブロック
図である。
【図2】本発明における選択器のブロック図である。
【図3】本発明のデータ記憶システムにおける同期した
データの書き込みを示す概念図である。
【図4】クロスバースイッチの簡略化された回路図であ
る。
【図5】ディスク故障時におけるデータの読み出しを示
す概念図である。
【図6】ディスク故障時におけるパリティデータの更新
を示す概念図である。
【図7】従来のデータ記憶システムのブロック図であ
る。
【符号の説明】
11、12・・・データバス 13、14、16、17・・・ハードディスクドライブ 15、18・・・選択器 19・・・パリティ発生手段 20・・・パリティバッファ手段 21・・・入出力手段 22・・・パリティ演算部 23・・・ラッチ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 浩樹 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本 アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研 究所内 (72)発明者 高橋 伸彰 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本 アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研 究所内 (56)参考文献 特開 平4−47323(JP,A) 特開 平6−348419(JP,A) 特表 平5−505267(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 3/06

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを記憶する複数の記憶手段を有する
    データ記憶システムにおいて、 データを転送する複数のデータバスと、 複数のデータ系列をそれぞれの前記データバス上にイン
    ターリーブして転送する入出力手段と、 前記記憶手段と前記データバスとの間に直列に複数段設
    けられており、かつそれぞれがデータを保持するラッチ
    手段とを有することを特徴とするデータ記憶システム。
  2. 【請求項2】データを記憶する複数の記憶手段を有し、
    それぞれの記憶手段へのアクセスを互いに同期させるた
    めのデータ記憶システムにおいて、 データを転送する複数のデータバスと、 所定の転送フェイズで、複数のデータ系列をそれぞれの
    前記データバス上にインターリーブして転送する入出力
    手段と、 前記記憶手段と前記データバスとの間に直列に複数段設
    けられており、かつそれぞれがデータを保持するラッチ
    手段とを有し、 それぞれの前記ラッチ手段は、前記インターリーブの前
    記転送フェイズに同期してデータを保持することを特徴
    とするデータ記憶システム。
  3. 【請求項3】データを記憶する複数の記憶手段と、 データを転送する複数のデータバスと、 インターリーブ信号の変化に応じて、複数のデータ系列
    をそれぞれの前記データバス上にインターリーブして転
    送する入出力手段と、 前記記憶手段と前記データバスとの間に直列に少なくと
    も2つ設けられており、かつそれぞれがデータを保持す
    るラッチ手段とを有し、 第1の前記ラッチ手段は、前記インターリーブ信号に同
    期した第1の制御信号に応じてデータを保持し、第2の
    前記ラッチ手段は、前記第1の制御信号とは異なるタイ
    ミングを有する信号であって、前記インターリーブ信号
    に同期した第2の制御信号に応じて、データを保持する
    ことを特徴とするデータ記憶システム。
  4. 【請求項4】データを記憶する複数の記憶手段と、 データを転送する複数のデータバスと、 インターリーブ信号の変化に応じて、複数のデータ系列
    をそれぞれの前記データバス上にインターリーブして転
    送する入出力手段と、 複数の前記ディスクドライブと複数の前記データバスと
    の間に設けられ、アドレス信号に応じた組み合わせで、
    前記記憶手段と前記データバスとを接続する選択手段と
    を有し、 前記選択手段は、直列に設けられた少なくとも第1及び
    第2のラッチ手段を有し、前記第1のラッチ手段は、前
    記インターリーブ信号の変化に対応した第1の制御信号
    に応じてデータを保持し、前記第2のラッチ手段は、前
    記第1の制御信号とは異なるタイミングを有する信号で
    あって、前記インターリーブ信号の変化に対応した第2
    の制御信号に応じて、データを保持することを特徴とす
    るデータ記憶システム。
  5. 【請求項5】前記選択手段は、前記選択手段に入力され
    たデータのパリティデータを求めるパリティ演算手段を
    有していることを特徴とする請求項4に記載のデータ記
    憶システム。
  6. 【請求項6】前記ラッチ手段を制御する制御手段をさら
    に有し、前記制御手段は、第1のフェイズにおいて、前
    記データバス上にインターリーブして転送されたデータ
    を1段目の前記ラッチ手段に保持するように制御し、か
    つ前記第1のフェイズに続く第2のフェイズにおいて、
    1段目の前記ラッチ手段に保持されたデータを直列に接
    続されている2段目の一の前記ラッチ手段に保持するよ
    うに制御すると共に、前記データバス上にインターリー
    ブして転送されたデータを2段目の他の前記ラッチ手段
    に保持するように制御することを特徴とする請求項1乃
    至5に記載のデータ記憶システム。
  7. 【請求項7】前記記憶手段は、ディスクドライブである
    ことを特徴とする請求項6に記載のデータ記憶システ
    ム。
  8. 【請求項8】複数の前記データバスに接続されていて、
    入力されたデータに基づいてパリティデータを求めるパ
    リティ発生手段をさらに有することを特徴とする請求項
    7に記載のデータ記憶システム。
  9. 【請求項9】前記パリティ発生手段に接続されたパリテ
    ィデータを記憶するパリティバッファ手段をさらに有す
    ることを特徴とする請求項8に記載のデータ記憶システ
    ム。
  10. 【請求項10】データを記憶する複数のディスクドライ
    ブと複数のデータバスと、前記ディスクドライブと前記
    データバスとの間に直列に複数設けられたラッチ回路と
    を有し、複数のデータ系列を、複数の転送フェイズにお
    いて、インターリーブしてそれぞれの前記データバスに
    転送するデータ転送方法において、 第1の転送フェイズにおいて、インターリーブされた一
    のデータ系列をそれぞれの前記データバスに転送するス
    テップと、 前記データバスに転送されたデータ系列を前段部の前記
    ラッチ回路に保持するステップと、 第2の転送フェイズにおいて、インターリーブされた他
    のデータ系列をそれぞれの前記データバスに転送するス
    テップと、 前記データバスに転送されたデータ系列を後段部の前記
    ラッチ回路に保持すると共に、前段部の前記ラッチ回路
    に保持されたデータ系列を、このラッチ回路に直列接続
    されている後段部のラッチ回路に転送して、後段部のラ
    ッチ回路に保持するステップと、 複数の前記後段部のラッチ回路に保持されたデータを、
    所定のタイミングでそれぞれの前記ディスクドライブに
    転送するステップとを有することを特徴とするデータ転
    送方法。
  11. 【請求項11】データを記憶する複数の記憶手段と、 データを転送する複数のデータバスと、 データ系列をそれぞれの前記データバス上に転送する入
    出力手段と、 複数のチャネルを有し、それぞれの前記チャネルが前記
    ディスクドライブまたは複数の前記データバスに接続さ
    れていて、アドレス信号に応じた組み合わせで、前記記
    憶手段と前記データバスとを接続する選択手段とを有す
    るデータ記憶システムにおいて、 前記選択手段は、直列に設けられた少なくとも第1及び
    第2のラッチ手段を有し、前記第1のラッチ手段は、前
    記インターリーブ信号の変化に対応した第1の制御信号
    に応じてデータを保持し、前記第2のラッチ手段は、前
    記第1の制御信号とは異なるタイミングを有する信号で
    あって、前記インターリーブ信号の変化に対応した第2
    の制御信号に応じて、データを保持することを特徴とす
    るデータ記憶システム。
  12. 【請求項12】データを記憶する複数の記憶手段と、 データを転送する複数のデータバスと、 データ系列をそれぞれの前記データバス上に転送する入
    出力手段と、 複数のチャネルを有し、それぞれの前記チャネルが前記
    ディスクドライブまたは前記データバスに接続された、
    前記チャネル間を任意の組み合わせ接続する選択手段と
    を有するデータ記憶システムにおいて、 前記選択手段は、それぞれの前記チャネルに接続された
    複数の第1のラッチ回路と、 前記第1のラッチ回路のそれぞれの出力端が入力端に接
    続されたパリティ演算手段と、 前記第1のラッチ回路のそれぞれの前記出力端及び前記
    パリティ演算手段の前記出力端が入力端に接続された、
    それらの入力端上のデータのいずれかをアドレス信号に
    応じて選択された前記チャネルに出力する回路手段と、 前記パリティ演算手段と前記回路手段との間に設けら
    れ、前記第1のラッチ回路と直列に接続された、前記パ
    リティ演算手段の出力データを保持する第2のラッチ回
    路とを有することを特徴とするデータ記憶システム。
  13. 【請求項13】データを記憶する複数の記憶手段と、 データを転送する複数のデータバスと、 データ系列をそれぞれの前記データバス上に転送する入
    出力手段と、 複数のチャネルを有し、それぞれの前記チャネルが前記
    ディスクドライブまたは前記データバスに接続された、
    前記チャネル間を任意の組み合わせ接続する選択手段と
    を有するデータ記憶システムにおいて、 前記選択手段は、それぞれの前記チャネル上のデータを
    を保持する複数の第1のラッチ回路と、 前記第1のラッチ回路のそれぞれの出力データを入力と
    して論理演算を行うパリティ演算手段と、 それぞれの前記第1のラッチ回路と直列に接続されてお
    り、前記パリティ演算手段の出力データを保持する第2
    のラッチ回路と、 前記第1のラッチ回路のそれぞれの出力データ及び前記
    ラッチ回路の出力データが入力され、それらのデータの
    いずれかをアドレス信号に応じて選択された前記チャネ
    ルに出力する回路手段と、を有することを特徴とするデ
    ータ記憶システム。
  14. 【請求項14】前記入出力手段は、所定のタイミング
    で、複数のデータ系列を前記データバス上にインターリ
    ーブして転送することを特徴とする請求項12又は13
    に記載のデータ記憶システム。
  15. 【請求項15】前記第1のラッチ回路は、第1の制御信
    号に応じてデータを保持し、前記第2のラッチ回路は、
    前記第1の制御信号とは異なる第2の制御信号に応じて
    データを保持することを特徴とする請求項12又は13
    に記載のデータ記憶システム。
  16. 【請求項16】前記第1の制御信号及び前記第2の制御
    信号は、前記インターリーブのタイミングに同期してい
    ることを特徴とする請求項15に記載のデータ記憶シス
    テム。
  17. 【請求項17】前記記憶手段は、ディスクドライブであ
    ることを特徴とする請求項15に記載のデータ記憶シス
    テム。
  18. 【請求項18】前記入出力手段がパリティ演算手段を有
    することを特徴とする請求項12又は13に記載のデー
    タ記憶システム。
  19. 【請求項19】複数の入出力チャネルを有し、それぞれ
    の前記入出力チャネルが複数のデータバスまたは複数の
    データ記憶手段のいずれかに接続された、前記入出力チ
    ャネル間を任意に接続する選択手段を有し、この選択手
    段は、前記入出力チャネルに対応してそれぞれが接続さ
    れた複数のラッチ回路と、前記入出力チャネル上のデー
    タのパリティデータを求めるパリティ演算回路とを有す
    るデータ記憶システムにおける、1の前記入出力チャネ
    ルに接続されている前記データ記憶手段の故障時のデー
    タ再構成方法において、(a) 複数のデータバス上にデー
    タを転送するステップと、(b) 前記複数のデータバスが
    接続された複数の前記入出力チャネル上のデータから、
    前記パリティ演算回路によりパリティデータを求めるス
    テップと、(c) 前記パリティデータを故障ディスクが接
    続された前記入出力チャネルに対応した一の前記ラッチ
    回路に保持するステップとを有することを特徴とするデ
    ータ再構成方法。
  20. 【請求項20】(d) 故障していないデータ記憶手段が接
    続された前記入出力チャネルに、このデータ記憶手段に
    記憶されたデータを転送し、このデータを前記入出力チ
    ャネルに対応した他の前記ラッチ回路に保持するステッ
    プをさらに有することを特徴とする請求項19に記載の
    データ再構成方法。
  21. 【請求項21】データをインターリーブしてデータバス
    上に転送するために複数の転送フェイズを有し、上記
    (a)乃至(d)のステップを第1の転送フェイズにおいて実
    行する請求項20に記載のデータ再構成方法。
  22. 【請求項22】(e) 前記選択手段における一の前記ラッ
    チ回路に保持されたデータと他の前記ラッチ回路に保持
    されたデータのパリティデータを前記パリティ演算回路
    で計算するステップと、(f) 前記パリティ演算回路で計
    算されたパリティデータを前記データバスに転送するス
    テップとをさらに有することを特徴とする請求項20に
    記載のデータ再構成方法。
  23. 【請求項23】データをインターリーブしてデータバス
    上に転送するために複数の転送フェイズを有し、上記
    (a)乃至(d)のステップを一の転送フェイズにおいて実行
    し、上記(e)乃至(f)のステップを第1の転送フェイズに
    続く第2の転送フェイズにおいて実行することを特徴と
    する請求項20に記載のデータ再構成方法。
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