JPH10111743A - 集積回路 - Google Patents

集積回路

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JPH10111743A
JPH10111743A JP8283387A JP28338796A JPH10111743A JP H10111743 A JPH10111743 A JP H10111743A JP 8283387 A JP8283387 A JP 8283387A JP 28338796 A JP28338796 A JP 28338796A JP H10111743 A JPH10111743 A JP H10111743A
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JP
Japan
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circuit
signal
output
delay
input
Prior art date
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Application number
JP8283387A
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English (en)
Inventor
Kazuaki Suzuki
和彰 鈴木
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Publication of JPH10111743A publication Critical patent/JPH10111743A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ロジック回路で多ビットの信号を同時に変化さ
せる必要のあるバスドライバIC等で出力信号を同時に
変化させる際にIC内部でグランドノイズが発生し誤動
作することを避ける。 【解決手段】バスドライバなどの複数信号を扱う出力回
路に各信号間で遅延時間が同時にならない遅延回路4を
備える。また入力回路は、複数信号を、それぞれ遅延さ
せる遅延回路を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路に
関し、特に、高速で多ビットの信号を制御する半導体集
積回路のバスドライバ及びレシーバ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の高速で多ビットの信号を制御する
集積回路において、その入出力部の構成は、例えば図5
に示すように、内部回路から出力されるデータバス信号
1〜1nはそれぞれドライバ回路(出力バッファ回路)
1〜3nを介して駆動され入出力端子61〜6nに出力さ
れる。また入力モード時には、入出力端子61〜6nに入
力された信号は、レシーバ回路(入力バッファ回路)5
1〜5nを介して(この時ドライバ31〜3nの出力は通常
ハイインピーダンス状態とされる)、内部回路に供給さ
れる。
【0003】図5に示す半導体集積回路において、複数
のバスドライバの出力信号が同時に変化することがあ
り、各出力信号回路の電源やグランドが共通となってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の集積回路に
おいては、出力信号回路の信号が同時に多ビットの信号
を変化させることがあり、このため同時に多重の電流を
変化させることになり、これらは互いに電源とグランド
を共有しているため、同時動作による電流の変化がノイ
ズとなって、同一LSIの他の論理回路を誤動作させる
ことや、あるいはバス信号を送受信するLSI間のPW
B(プリント配線板)上のバス信号ライン上で他の信号
ラインにノイズを発生させ又動作不良となる、といった
問題があり、また高速化、多信号化への妨げにもなって
いた。
【0005】したがって、本発明は、上記事情に鑑みて
なされたものであって、論理回路で多ビットの信号を同
時に変化させる必要のあるバスドライバIC等で出力信
号を同時に変化させる際に、IC内部でグランドノイズ
が発生し、誤動作することを回避するように構成した半
導体集積回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の半導体集積回路は、複数のデータ信号をそ
れぞれ出力端子に駆動出力する出力回路が、前記複数の
データ信号をそれぞれ同一のタイミングで遷移すること
がないように遅延させる遅延手段をデータ信号毎に備
え、複数のデータをそれぞれ入力端子から入力する入力
回路が、それぞれ、対応する前記出力回路の遅延手段に
よる遅延時間を補償する手段をデータ信号毎に備えたこ
とを特徴とする。
【0007】また、本発明は、多ビットの信号を同時に
変化させるバス信号を送信、受信する、出力信号回路及
び/又は入力信号回路を有する半導体集積回路におい
て、前記バス信号の出力信号回路に、各バス信号が同時
に変化しないために、それぞれ異なる遅延時間に設定さ
れた複数の遅延回路を有し、同一のバス信号に接続され
た前記出力信号回路と前記入力信号回路の遅延時間の和
が、他のバス信号の前記出力信号回路と前記入力信号回
路の遅延時間の和とと同じになるように前記入力信号回
路の遅延時間が設定される、ことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明は、その好ましい実施において、複
数のデータ信号(図1のD1〜Dn)をそれぞれ出力端子
(図1のDO1〜DOn)に駆動出力する出力バッファ回路
(図1の31〜3n)の入力段側に、複数の出力データ信
号(図1のDO1〜DOn)をそれぞれ同一のタイミングで
遷移することがないように遅延させる遅延手段(図1の
1〜4n)をそれぞれ付加し、入力回路側においては、
複数のデータ信号をそれぞれ入力端子(図3のDR1〜D
Rn)から入力する入力バッファ回路(図3の51〜5n
が、それぞれ、対応する出力回路の遅延手段(図1の4
1〜4n)による遅延時間(図1のtsd1〜tsdn)を補償
するための遅延手段(図3の4′1〜4′n)を備える。
【0009】本発明の実施によれば、回路の同時動作に
よる集積回路内の電源、グランドノイズや、PWB上の
データバスラインにおけるノイズ発生等により、LSI
内部の回路やLSIが実装されるPWB上の回路の誤動
作、性能低下を解消し、出力信号回路から互いに異なる
タイミングで出力されたデータバス信号を入力とする入
力信号回路は、出力信号回路の遅延時間を補償する遅延
回路を備えたことにより、複数のデータ信号は同一のタ
イミングで半導体集積回路の内部回路に到着することに
なる。
【0010】
【実施例】上記した本発明の実施の形態について更に詳
細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照し
て以下に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例の出力回路の構
成を示すブロック図である。
【0012】図1を参照すると、本実施例は、集積回路
の内部回路からのデータバス信号D1〜Dnを、タイミン
グ信号であるセレクト信号Sによって同時に確定(変
化)するデータバス信号を出力するためのフリップフロ
ップ回路21〜2nを備え、フリップフロップ回路21
nの出力信号が出力されるタイミングが、それぞれの
データで異なるように遅延させるための遅延回路41
n(遅延時間はそれぞれtsd1〜tsdn、但しtsd1≠t
sd2≠…≠tsdn)を備えている。
【0013】そして遅延回路41〜4nの出力を受けて、
出力バッファ回路(ドライバ回路)31〜3nは、各信号
が同時に変化しないタイミングで、LSI外部のデータ
バスライン上に信号DO1〜DOn出力する。
【0014】図2は、本発明の実施例に係る出力回路の
動作を説明するためのタイミング波形図である。図2に
示すように、集積回路の内部回路からのデータバス信号
1〜Dnはラッチタイミング信号Sの立ち上がりエッジ
でラッチ出力されるが、遅延回路41〜4nの遅延時間分
sd1〜tsdn遅延されるため、外部のデータバスライン
上において同時に遷移することはない。
【0015】図3は、本発明の一実施例に係る入力回路
の構成を示す図である。図3を参照すると、本実施例に
おいては、図1に示した上記出力回路を具備する他のL
SIから出力されたデータバスの各データのタイミング
をずらしたデータバス信号DR1〜DRnを受信する入力バ
ッファ回路51〜5nと、データバス信号に信号を送信し
た、それぞれの遅延時間(trd1〜trdn)が、上記実施
例で説明した出力信号回路の遅延回路41〜4nにて設定
された遅延時間(tsd1〜tsdn:tsd1≠tsd2≠…≠t
sdn)との和が、データバス信号のそれぞれの信号につ
いて同じとなるように(次式(1)参照)設定された遅
延回路4′1〜4′n(遅延時間はtrd1〜trdn、但しt
rd1≠trd2≠…≠trdn)を備えている。
【0016】
【0017】そして、遅延回路4′1〜4′nがそれぞれ
出力するデータバス信号の各信号のタイミング(遷移す
るタイミング)は、上記実施例で説明した出力信号回路
にデータ信号を入力するタイミングにもどり、データバ
スとして動作する。
【0018】図4は、本発明の第2の実施例動作を説明
するためのタイミング波形図である。図4に示すよう
に、図1に示した上記出力信号回路においては、内部回
路からのデータバス信号D1〜Dnはラッチタイミング信
号Sの立ち上がりエッジでラッチ出力されるが、遅延回
路41〜4nの遅延時間分tsd1〜tsdn遅延されて出力さ
れる。この出力信号回路の出力を入力信号Dr1〜Drn
して入力バッファ回路5 1〜5nでそれぞれ入力し、遅延
回路4′1〜4′nで遅延された信号Di1〜Dinは同一の
タイミングで内部回路に到着する(すなわち遷移のタイ
ミングは同一となる)。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高速で多信号を送受信する集積回路の入出力信号回路
に、各データ間に異なる遅延時間を持つ遅延回路を付加
したことにより、LSI外部のデータバスラインに信号
を送受信する際、回路の同時動作による集積回路内の電
源、グランドノイズや、PWB上のデータバスラインに
おけるノイズ発生等により、LSI内部の回路やLSI
が実装されるPWB上の回路の誤動作、性能低下といっ
た問題を解消し、安定な高速動作を達成するという効果
を奏する。
【0020】また、本発明によれば、出力信号回路から
互いに異なるタイミングで出力されたデータバス信号を
入力とする入力信号回路は、上記出力信号回路の遅延時
間を補償する遅延回路を備えたことにより、半導体集積
回路の内部回路には、上記データバス信号は同一のタイ
ミングで到着するという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る出力信号回路の構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例に係る出力信号回路の動作を
説明するためのタイミング波形を示す図である。
【図3】本発明の一実施例に係る入力信号回路の構成を
示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施例に係る入力信号回路の動作を
説明するためのタイミング波形を示す図である。
【図5】従来の集積回路の入出力回路の構成の一例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 データ信号 2 フリップフロップ回路 3 出力信号回路 4,4′ 遅延回路 5 入力信号回路 6 入出力端子 S セレクト信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のデータ信号をそれぞれ出力端子に駆
    動出力する出力回路が、前記複数のデータ信号をそれぞ
    れ同一のタイミングで遷移することがないように遅延さ
    せる遅延手段をデータ信号毎に備え、 複数のデータをそれぞれ入力端子から入力する入力回路
    が、前記出力回路の前記遅延手段による遅延時間を補償
    する手段を対応するデータ信号毎に備えたことを特徴と
    する半導体集積回路。
  2. 【請求項2】同一のデータ信号に接続された前記出力回
    路における前記遅延手段の遅延時間と前記入力回路の補
    償手段の遅延時間との和が、各データ信号毎互いに等し
    くなるように設定されたことを特徴とする請求項1記載
    の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】多ビットの信号を同時に変化させるバス信
    号を送信、受信する、出力信号回路及び/又は入力信号
    回路を有する半導体集積回路において、 前記バス信号の出力信号回路に、各バス信号が同時に変
    化しないために、それぞれ異なる遅延時間に設定された
    複数の遅延回路を有し、 同一のバス信号に接続された前記出力信号回路と前記入
    力信号回路の遅延時間の和が、他のバス信号の前記出力
    信号回路と前記入力信号回路の遅延時間の和とと同じに
    なるように前記入力信号回路における遅延時間が設定さ
    れる、ことを特徴とする半導体集積回路。
  4. 【請求項4】複数のデータ信号をそれぞれ出力端子に駆
    動出力する出力回路が、前記複数のデータ信号を、それ
    ぞれ、同一のタイミングで遷移することがないように、
    遅延させる遅延手段を出力バッファ回路毎に備えたこと
    を特徴とする半導体集積回路。
  5. 【請求項5】複数のデータ信号をそれぞれ入力端子から
    入力し内部回路に出力する入力回路が、前記複数のデー
    タ信号を、それぞれ遅延させる遅延手段を入力バッファ
    回路毎に備えたことを特徴とする半導体集積回路。
JP8283387A 1996-10-04 1996-10-04 集積回路 Pending JPH10111743A (ja)

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Effective date: 20000118