JPH10111555A - 写真材料処理装置 - Google Patents

写真材料処理装置

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Publication number
JPH10111555A
JPH10111555A JP9266956A JP26695697A JPH10111555A JP H10111555 A JPH10111555 A JP H10111555A JP 9266956 A JP9266956 A JP 9266956A JP 26695697 A JP26695697 A JP 26695697A JP H10111555 A JPH10111555 A JP H10111555A
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JP
Japan
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processing
tank
section
fluid
modularized
Prior art date
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Pending
Application number
JP9266956A
Other languages
English (en)
Inventor
Edgar Preston Gates
エドガー・プレストン・ゲイツ
John Howard Rosenburgh
ジョン・ハワード・ローゼンバーグ
David George Foster
デイビッド・ジョージ・フォスター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JPH10111555A publication Critical patent/JPH10111555A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D3/00Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion
    • G03D3/02Details of liquid circulation
    • G03D3/06Liquid supply; Liquid circulation outside tanks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の処理化学薬品のタンクをモジュール化
し、タンクを交換して使用することにより、種々の写真
感光性材料の処理に適合できる写真処理装置を提供す
る。 【解決手段】 写真処理装置は、各々モジュール化され
た処理セクション及び再循環システムを有する。処理セ
クションは、処理溶液を内部に保持し、出口部及び入口
部を有する少なくとも1つの脱着式の処理タンクを有す
る。再循環システムは、1つの入口端部及びもう1つの
出口端部を有し、出口端部は上記入口部へ、及び入口端
部は上記出口部へそれぞれ液漏れしない迅速脱離式流体
バルブアッセンブリによって接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真処理装置及び
その操作方法に関する。本発明は、本願と同一出願人に
よる以下の同日付の日本国特許出願:発明の名称「写真
処理装置及びその処理」(代理人整理番号:15746
6)、基礎となる米国特許出願番号08/724,09
6及び出願日1996年9月30日;発明の名称「写真
処理装置及びその処理」(代理人整理番号:15746
8)、基礎となる米国特許出願番号08/720,40
1及び出願日1996年9月30日;発明の名称「写真
処理装置およびモジュール化された写真処理装置」(代
理人整理番号:157469)、基礎となる米国特許出
願番号08/723,337及び出願日1996年9月
30日;発明の名称「写真処理装置および処理タンクア
ッセンブリ」(代理人整理番号:157495)、基礎
となる米国特許出願番号08/720,400及び出願
日1996年9月30日;発明の名称「写真処理装置及
びその操作法」(代理人整理番号:157467)、基
礎となる米国特許出願番号08/720,403及び出
願日1996年9月30日;発明の名称「写真処理装置
及び転換アッセンブリ」(代理人整理番号:15755
8)、基礎となる米国特許出願番号08/723,79
8及び出願日1996年9月30日;発明の名称「モジ
ュール化された写真処理装置」(代理人整理番号:15
7637)、基礎となる米国特許出願番号08/72
3,336及び出願日1996年9月30日に関連し、
この引用により、これらの出願の記載内容は本願明細書
の一部を構成する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】写真感
光性材料の処理には、感光性材料を一連の処理工程に付
することが含まれる。典型的な写真処理装置において、
感光性材料の連続ウェブ又はカット紙は、一連の処理ス
テーションの中に順次通される。各ステーションには処
理タンクが備えられており、各タンクにはそのステーシ
ョンの処理工程に適する種々の写真処理溶液が入れられ
ている。
【0003】写真処理装置の寸法や規模は多様である。
大規模な写真処理装置には約100リットルの処理溶液
を含むタンクを使用するものがあり、一方、小規模のミ
クロラボ(microlab)には10リットル以下の処理溶液を
含むタンクを使用するものもある。更に、種々の写真感
光性材料を処理するために、処理化学薬品には種々のも
のが存在する。例えば、写真フィルムには一般にある種
の処理化学薬品が必要であり、写真印画紙には別の種類
の化学薬品を必要とする。例えば、グラフィックアート
の用途に用いられる白黒フィルムには、更に別の種類の
処理化学薬品を必要とする。特定の種類の材料用の種々
の処理化学薬品も存在する。例えば、カラーフィルム
は、C41、C41RA、E6又はコダクローム(Koda
chrome)処理化学薬品を使用することがある。種々の処
理化学薬品を必要とすることに加えて、写真感光性材料
が各処理タンク内において必要とされる滞留時間も変わ
り得る。一般に、写真処理装置は1つの種類の処理化学
薬品又は感光性材料用に構成されている。別の処理化学
薬品を扱うように装置を転用する場合には、装置の操作
全体にかなりの変更及び改良を施すことが必要となる。
更に、新しい処理化学薬品の汚染を防止するために、使
用済みの処理化学薬品をフラッシュする(洗い出す)必
要もある。従って、写真処理業者が、種々の感光性材料
を扱うことを希望する場合には、種々の処理化学薬品が
必要となり、各処理化学薬品又はプロセス用に個々に種
々の処理装置を購入することが必要になる。このことは
写真処理業者にコストの増大をもたらすことになる。
【0004】写真処理業者に課されるもう1つの問題点
は、装置を頻繁に使用しない場合には、その処理化学薬
品が劣化して交換する必要が生じ、そのために更にコス
ト及び時間を要するということである。
【0005】従って、多様な種類の処理化学薬品を扱う
ことができ、更に、1つの種類の処理化学薬品又はプロ
セスから別の種類の化学薬品又はプロセスへの転用を容
易に行うことができる万能型とも言える型の処理装置を
提供することが、当該技術分野において必要とされてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、1つの要旨に
おいて、感光性材料を処理するためのモジュール化され
た写真処理装置を提供する。写真処理装置は、モジュー
ル化された処理セクション並びにモジュール化された再
循環システムを有してなる。処理セクションは、処理溶
液を内部に保持するために少なくとも1つの脱着式処理
タンクを有し、この脱着式の処理タンクは出口部及び入
口部を有している。再循環システムは、第1端部及び第
2端部を有している。第1端部は流体が流通する第1の
接続部によって入口部に接続されており、第2端部は流
体が流通する第2の接続部によって出口部に接続されて
いる。
【0007】再循環システムは少なくとも1つの取り替
え可能な流体処理要素を有しており、流体処理要素は流
体が流通する接続部によって再循環システムに接続され
ている。取り替え可能なタンク及び/又は要素は、容易
に相互に積み重ねることができ、積み重ねると、貯蔵体
積が最小となり、安定性が付与されるように構成されて
いる。
【0008】本発明は、もう一つの要旨において、感光
性材料を処理するためのモジュール化された写真処理装
置を提供する。処理装置は、処理セクション及びモジュ
ール化された再循環システムを有してなる。処理セクシ
ョンは、処理溶液を内部に保持するために少なくとも1
つの処理タンクを有し、この少なくとも1つの処理タン
クは出口部及び入口部を有する。
【0009】再循環システムは第1端部及び第2端部を
有しており、第1端部は流体が流通する第1の接続部に
よって入口部に接続されており、第2端部は流体が流通
する第2の接続部によって出口部に接続されている。再
循環システムは少なくとも1つの取り替え可能な流体処
理要素を有しており、流体処理要素は流体が流通する接
続部によって再循環システムに接続されている。取り替
え可能なタンク及び/又は要素は、容易に相互に積み重
ねることができ、積み重ねると、貯蔵体積が最小とな
り、安定性が付与されるように構成されている。
【0010】本発明は、更にもう1つの要旨において、
感光性材料を処理するためのモジュール化された写真処
理装置を提供する。処理装置は、モジュール化された処
理セクション及び再循環システムを有してなる。処理セ
クションは、処理溶液を内部に保持するために少なくと
も1つの脱着式の処理タンクを有し、この少なくとも1
つの処理タンクは出口部及び入口部を有する。再循環シ
ステムは第1端部及び第2端部を有している。第1端部
は流体が流通する第1の接続部によって入口部に接続さ
れており、第2端部は流体が流通する第2の接続部によ
って出口部に接続されている。取り替え可能なタンク
は、容易に相互に積み重ねることができ、積み重ねる
と、貯蔵体積が最小となり、安定性が付与されるように
構成されている。
【0011】本発明によって、写真処理業者は、多くの
多様な要素を小さな空間に貯蔵することができるように
なり、従って、処理装置の構成において多様な処理シス
テムを取扱う能力の増大が得られる。
【0012】本発明の上述のような及びその他の利点
は、以下の詳細な説明を読み、添付図面を参照すること
によってより明らかに理解して認識することができよ
う。
【0013】
【発明の実施の形態】図1及び2を参照すると、感光性
材料、例えばフィルム及び/又は紙を処理するための装
置10が示されている。この装置10はハウジング12
を有しており、ハウジング12はフレーム14上に取り
付けられており、フレーム14はハウジング12及び装
置10の他の種々の要素を支持している。ハウジング1
2は、写真処理分野の当業者に周知のように、内部に収
容する要素に遮光的環境を提供する。図示する好ましい
態様例において、フレーム14は一対のチャンネル(溝
型)部材16・18から構成される。図3に示すよう
に、チャンネル部材16は一般にC字形状断面を有して
おり、実質的にC字形状をしているチャンネル部材18
の中に滑動して収容されるように構成されており、所望
の数の処理タンクを装置10が収容できるような寸法に
なっている。図4は、処理タンク55・57を含む2つ
の処理ステーションが追加された状態を示している。チ
ャンネル部材16・18(図3参照)はそれぞれスロッ
ト20・22を有しており、、2つの部材16・18を
所望の長さにて一体に固定するために締結手段がスロッ
ト20及び22の間を通るように位置合わせされてい
る。チャンネル部材16・18をそれぞれ滑動させるこ
とによって、フレームを所望の長さに調節して、所望の
数の処理ステーションを収容することができる。図示す
る態様例において、締結手段は、対をなすねじ付きナッ
ト25によって固定されるねじ付きボルト23から構成
されている。
【0014】装置10は、コントロールパネル28及び
感光性材料を装置10内へ装填するための装填部30を
含むコントロール部26を有する(図2参照)。コント
ロールパネル28は、装置10の運転の設定及び制御を
行うオペレーター・インターフェイス部を提供する。コ
ントロールパネル28は、ハウジング12の内部に収容
されているCPU(中央演算処理装置/コンピュータ
ー)に接続されており、CPUはこの分野において通常
行われているように装置の制御に用いられる。図示する
特定の態様例において、装填部30は3つの開口部32
を有しており、各開口部32は処理する感光性材料を受
け入れるように構成されている。この図示する特定の態
様例において、開口部32はそれぞれ写真フィルムを受
けるように構成されている。尤も、装填部30は、どの
ような種類の感光性材料であっても、例えばウェブ形態
又はカットシート形態のいずれの種類のものであっても
受け入れるように設計され、構成され得ると理解すべき
である。
【0015】装置10は、未処理の感光性材料を現像す
るための、複数のモジュール化された処理タンク36・
38・40・42・44を有してなる現像部34を有す
る。図示する特定の態様例において、処理タンク36は
現像処理溶液を含むように構成され、タンク38は漂白
/定着処理溶液を保持するように構成され、タンク40
・42・44は洗浄及び/又は安定剤処理溶液を保持す
るように構成されている。既に説明したように、感光性
材料の処理での必要に応じて、所望の数のタンクに適当
な処理溶液を入れることができる。モジュール化された
タンクはそれぞれ、各々を取り付けるベース46・48
・50・52・54へ滑動自在に取り付けられるように
構成されている。図示する特定の態様例において、ベー
ス46・48はフレーム14に直接取り付けられている
が、ベース50・52及び54はそれぞれスペーサー部
材56・58・60に取り付けられている。ベース及び
/又はスペーサーはいずれか常套の手段にてフレーム1
4へ取り付けることができ、ベースはいずれか所望の手
段にてスペーサー部材に取り付けることができる。タン
ク40・42・44はタンク36・38に要求される程
の大きさを必要とはしないので、スペーサー部材56・
58・60が設けられている。適当な大きさのスペーサ
ー部材を設けることによって、所望の量の処理溶液が所
望の時間供給されるように、タンクの寸法を調節するこ
とができる。
【0016】感光性材料を乾燥させるために、タンク4
4に隣接して乾燥器61が設けられる。感光性材料は、
乾燥器61を通過した後、出口部64の1つを通って装
置から排出される。処理タンク36・38・40・42
・44の各々に隣接して、再循環セクション62・64
・66・68・70がそれぞれ設けられている。モジュ
ール化された再循環セクション62・64・66・68
・70はそれぞれ隣接するモジュール化された処理タン
クを通して処理溶液を再循環させる。モジュール化され
た再循環セクションは、フレーム14に直接取り付ける
こともできるし、又は隣接するタンクにいずれか所望の
手段によって取り付けることもできる。モジュール化さ
れた再循環セクションについても、本明細書において以
下より詳細に説明する。
【0017】装置10は複数のモジュール化された補充
セクション72・74・76・78・80を更に有して
おり、それぞれモジュール化されている再循環セクショ
ン62・64・66・68及び70に流体が流通するよ
うに(fluidly connected)各々連結されている。モジュ
ール化された補充セクションは、以下更に詳細に説明す
るように、再循環システム内の処理溶液へ補充溶液を供
給する。モジュール化された補充セクションは、いずれ
か所望の手段によって、フレーム14又は隣接する再循
環系に取り付けられる。モジュール化された補充セクシ
ョンについて、以下より詳細に説明する。
【0018】図5を参照すると、1つの現像処理溶液用
の1つの処理セクション/ステーションが模式的に示さ
れている。ステーションは、取り外し可能な(取り替え
可能な)モジュール化された処理タンク36、取り外し
可能な(取り替え可能な)モジュール化された再循環セ
クション62及び取り替え可能なモジュール化された補
充セクション72の流体流通系により構成される。他の
処理溶液のための残りの処理セクションも同様に構成さ
れており、同様に操作される。従って、理解を明快にす
るために、1つの処理セクションのみについて詳細に説
明する。図示する態様例において、処理セクションは、
例えば米国特許第5,179,404号及び同第5,40
0,106号に記載されているような、低容量の薄型タ
ンクであり、その記載内容は参照することによって本明
細書に包含される。図示する特定の態様例において、処
理タンク36は脱着式のラック82を有しており、該ラ
ック82は狭い処理チャンネル84を形成しており、チ
ャンネル84に入っている処理溶液の中を感光性材料が
処理のために通過する。タンク36は、液漏れのないバ
ルブ接続部(アッセンブリ)88によって再循環セクシ
ョン62の入口部90へ接続される出口部140を有す
る。入口部90は導管92の一端に接続されている。導
管92の他端は、液漏れしないバルブ接続部94を介し
てポンプ96に接続されている。ポンプ96は、処理タ
ンク36を通って処理溶液を循環させる。ポンプ96の
出口部95は、迅速に切り替え可能な液漏れのないバル
ブ接続部(quick dripless valve connection)100
及び導管102を介してマニホールド98に流体が流通
するように連結されている。
【0019】マニホールド98は、液漏れしない複数の
バルブ接続部104・105・106によってモジュー
ル化された補充セクション72へ流体が流通するように
接続されている。図示する態様例において、モジュール
化された補充セクション72は、3つの成分の補充セク
ションにより構成される。補充セクション72は、任意
の数の成分を有することができ、従って、図示する態様
のような3より多く又はそれより少ない数の液漏れしな
いバルブ接続部を必要とし得る。マニホールド98の出
口部99は、液漏れしないバルブ接続部108及び導管
110・112によってマニホールド107へ流体が流
通するように接続されている。マニホールド107は、
対の液漏れしない迅速に解接続可能なバルブ接続部(qu
ick disconnect dripless valve connection)114・
116によって、出口部117及び入口部118を介し
てヒーター101に接続されている。マニホールド10
7の流体出口部119は、液漏れしない迅速に解接続可
能なバルブ接続部122及び導管124・126を介し
て、流体が流通するように3番目のマニホールド120
に接続されている。マニホールド120は、一対の迅速
に解接続可能な接続部130・132によって出口部1
29及び入口部131を介して、フィルターアッセンブ
リ128の中に流体を通過させる。
【0020】マニホールド120の出口部134は迅速
に解接続可能な接続部138を介して4番目のマニホー
ルド136に流体が流通するように接続されており、マ
ニホールド136の出口部139は導管142及び一対
の迅速に解接続可能な接続部143・144によってタ
ンク36の入口部86に流体が流通するように接続され
ている。場合によって使用する処理カートリッジ146
は、液漏れしない一対のバルブ接続部147・148に
よってマニホールド136へ流体が流通するように取り
付けられている。タンク36はオーバーフロー出口部1
50を備えており、該出口部150は導管154及び一
対の迅速に解接続可能な接続部155・156によって
オーバーフロー・タンク152に接続されている。補充
セクション72は、再循環セクション62に流体が流通
するように接続されている補充タンク141を有する。
図示する好ましい態様例において、導管92・102・
110・112・124・126・142は、液漏れし
ないバルブ接続部の接続及び分離(または解接続)の際
に作業を容易にする可撓性(フレキシブル)ホースであ
る。
【0021】好ましい態様例において示す液漏れしない
迅速に解接続可能なバルブ接続部/アッセンブリはすべ
て構造及び操作が実質的に同じものであってよく、これ
らによって内部に含まれる処理溶液が実質的に漏れたり
失われたりすることなく、隣接する部品を迅速に接続及
び/又は分離させることができる。図示する態様例にお
いて、接続部88・94・100・104・105・1
06・108・114・116・122・130・13
2・138・143・144・147・148・155
・156を、「液漏れしないバルブ接続部又はアッセン
ブリ」と称する。液漏れしないバルブ接続部の好適な例
は、欧州特許(EPO Publication)第675,072号公
報に記載されており、参照することによってその内容を
本明細書に包含する。本発明の目的において、液漏れし
ないバルブ接続部とは、組み合わせる部分の接続又は分
離を行う際に、流体の漏れがわずかであるか又は実質的
にないようなバルブ接続部を意味する。
【0022】理解を明快にするために、液漏れしない接
続部を1つについてのみ詳細に説明するが、他の接続部
の形態及び操作も同様であると理解されたい。図示する
特定の態様例において、液漏れしない接続部88は、雄
型バルブ部(male half valve section)160及びこ
れが噛み合う雌型バルブ部(female half valve sectio
n)162(図6参照)を有してなり、それらの間に流
体接続部(fluid connection)が形成される。雄型部又
は雌型部は、所望に応じて、導管へ又は接続する部材へ
配することができる。
【0023】図6、7及び8において、雄型バルブ部1
60はボディ部材(body member)164を有してなり、
長い筒状部材(elongated proboscis member)166がボ
ディ部材164に同軸状に位置している。筒状部材16
6は長いチャンネル(longitudinal channel)167及
び流体流通部(fluid passage)172を有しており、
チャンネル167には複数の径方向の流体口(port)1
70が存在し、流体口170の中は流体が通過でき、流
体流通部172は流体を排出又は受容する。流体口17
0は、チャンネル167の閉じた端部174に位置す
る。可動式のブロック部材(movable block member)1
76(好ましくはスリーブ)は筒状部材166の周囲で
入れ子式に滑動するように取り付けられて、流体口17
0を選択的に開閉する。一対の弾性O−リング177
は、流体口170の両側で、ブロック部材176と筒状
部材166との間でシールを形成する。バネ部材178
は、ブロック部材176、ショルダー部179及び筒状
部材166の間に入れられており、通常は、ブロック部
材176を、流体口170が閉ざされているか又はブロ
ックされている図6に示す状態に片寄らせている(バイ
アスさせている)。径方向のフランジ175及びブロッ
ク部材176は部材164に係合して、ブロック部材1
76の動きを制限する。ボディ部材164は位置合せ
(または重ね合わせ)表面(registration surface)1
81も有しており、ここに雌型バルブ部162が係合す
る。
【0024】雌型バルブ部162は、第1のボディ部材
186;流体を通過させる複数の入口部188;中空の
ピストン190及びバネ部材192を有してなり、ピス
トン190は、図7に示すように入口部188を塞ぐ第
1の状態から、図8に示すように入口部188を開口さ
せる第2の状態へ滑動自在にボディ部材内186に取り
付けられており、バネ部材192はボディ部材186と
ピストン190との間に入れられて、通常は流体口18
8を塞ぐようにピストン190を片寄らせている。製造
を容易にするため、流体口188をボディ部材186の
対向する側に対にして配することができる。ブロック部
材176上の位置合せ表面181に係合する漏斗状(フ
レア状)のチップ189が、第1のボディ部材186に
設けられている。図8に示すように、雌型バルブ部16
2と雄型バルブ部160とが係合している状態では、流
体口170・188が開口して部材160・162の間
で流体を流通させるが、雌型バルブ部162と雄型バル
ブ部160とを分離させると、部材160と162との
間に流体を流さないようになり、これらの部材を外すこ
とができる。当然ながら、所望により、他の種々の液漏
れしないバルブ接続部を使用することもできると理解さ
れたい。図示するような液漏れしないバルブ接続部を使
用することの利点は分離又は再接続を容易かつ迅速に行
うことができることであり、従って、装置10、オペレ
ータ及び/又は周囲の環境を傷付け得る流体の実質的な
漏れ(損失)を伴うことなく、素早く効率の良い方法で
パーツを組み立てたり、分解したりすることが可能にな
る。
【0025】図9を参照すると、フレーム14の上にベ
ース部材46・48・50・52・54が配されている
状態を示す図1の装置の部分斜視図が示されており、更
に、タンク36・38・40・42・44のそれぞれを
ベース部材46・48・50・52・54へ、また、再
循環モジュール62〜70へ取り付ける方法が示されて
いる。理解を明快にするために、タンク36の接続を、
ベース及び再循環セクション62との関係についてのみ
説明するが、他のタンクモジュール及び再循環モジュー
ルも同様に構成されていると理解されたい。また、再循
環セクション62は、図においてシルエット線(鎖線)
で示している。特に、タンク36の出口部86は雄型バ
ルブ部160を有しており、これはモジュール化されて
いる再循環セクションのプレ−ト73の雌型バルブ部1
62に接続するように設計されている。同様に、タンク
36の入口部140は雄型バルブ部160を有してお
り、雄型バルブ部160は隣接するモジュール化された
再循環セクション62の雌型バルブ部162に係合する
ように構成されている。ベース46は取り付け表面19
1を有し、該表面191には直立する長手方向突出部1
93が設けられており、該突出部193はタンク36の
下側部分に対応して形成されている窪み部(opening)
194に係合するように構成されている。タンク36は
表面191上で滑動して、一対の直立する側方突出部1
95・196の間で窪み部194に突出部193が係合
するように構成されている底部取り付け表面197を有
する。側方突出部195及び196は、間隔Dだけ離れ
て配されており、タンク36の側面198・199に係
合して、タンク36をベース46に対して確実に取り付
ける。タンク36は、ベース46上に一端側から、装置
10内に適当な位置に取り付けられた状態にて雄型バル
ブ部160が雌型バルブ部162に接続するまで、単に
滑動させることによって取り付けられる。図示する態様
において明らかなように、突出部193は、ベース46
において実質的に中央部分に配されており、対応する位
置に適当な寸法の突出部を有するように構成されてい
る、現像剤に指定されているタンクにのみ係合するよう
に構成されている。従って、特定の位置に間違った種類
の処理タンクが配されることを防止するための手段が施
されている。図示する態様例において、タンク36の表
面197はベースの表面191上を滑動するが、所望に
より、タンクの各ベースへの取り付けを容易にするため
に、タンク及び/又はベースにころ軸受(roller bearin
g)を組み込むこともできる。
【0026】図10を参照すると、タンク36には脱着
式の蓋200が設けられている。蓋200は、タンク3
6のアクセス用開口部206との封止を提供するように
用いられており、これによって、感光性材料を処理タン
クへ出したり入れたりでき、感光性材料を移すために装
置(例えば、処理ラック)を処理タンクへ配置し及び/
又はそこから除去することができるようになっている。
蓋200及び液漏れしないバルブによってタンクの流体
入口及び出口はすべて塞がれるので、タンクの移送、貯
蔵、処理装置10への挿入及びそこからの取外しの間
に、タンク内に含まれ得る処理溶液が漏れたりすること
が防止される。装置10の通常の操作の間では、蓋20
0は取り外されており、従って、感光性材料をタンク内
に通すことが可能となっている。
【0027】タンク40はベース50と組み合わせるよ
うに構成されており、その特定のステーションについて
処理溶液内で必要とされる時間がより短いということに
よって、タンク40は高さが低くなっているということ
以外は同様の構成である。対になるバルブ部材162の
高さ方向の位置を補うためにスペーサー部材56が設け
られ、ベース50はスペーサー部材56の上に据え付け
及び固定され、ベース50はタンク40に係合する。こ
の態様において、ベース50は片側に突出部202を有
しており、この突出部202が、組み合わせられるタン
クに対応するように形成されている凹部203に係合す
る。突出部202について異なる位置設定を行うことに
よって、異なる種類の処理化学薬品を入れている種々の
タンクを容易に識別することが可能となる。既に説明し
たように、タンク40は洗浄溶液及び/又は安定剤溶液
を含むように構成されている。これは、凹部194が突
出部193に嵌合するような構成で、タンクの中央部領
域に配されている、現像剤溶液を含むように構成されて
いるタンク36とは対照的である。同様に、他の種類の
処理タンク及び処理化学薬品用に異なる位置設定をする
ことができる。図1及び2に示すように、通常の操作と
して、タンクを据え付け位置に適切に位置させた後で、
蓋204を取り除く。
【0028】図11を参照すると、蓋204をタンク3
6へ取り付ける手段が示されている。詳細には、それぞ
れねじ付きシャフト212を有する一対のねじ込みハン
ドル部材211が設けられており、シャフト212は、
蓋204の開口部214を通って延びており、タンク3
6の隣接側壁215及び216内の対応するねじ付き開
口部213にねじ係合する。シャフト212には、蓋2
04の上側表面に係合することによって部材211の動
きを制限するために、フランジ217が設けられてい
る。部材211を一方の向きに回すことによって、部材
211をねじ付き開口部213に係合させ、蓋204と
タンクとの間に封止関係を形成する。部材211を反対
向きに回転させると、部材211は開口部213から外
れ、従って蓋204を取り外すことが可能となる。部材
211には、係合した状態ではタンクアッセンブリを持
ち運びすることができ、外れた状態では蓋を持ち上げる
ことができるような握り部(hand holding section)21
9がそれぞれ設けられている。
【0029】図12を参照すると、蓋204をタンク3
6に取り付ける別の手段が示されている。この特定の態
様において、各コーナー部分には可撓性のバネ部材21
8が設けられており、バネ部材218は遠位端部に突出
部材220を有しており、突出部材220は対応するよ
うに形成されている凹部221に係合する。撓み(バ
ネ)部材218は、バネ部材218がそれぞれの凹部2
21に達して突出部材220が凹部221に係合するま
で、部材218がゆがむように蓋204を単に下向きに
押すことによって係合または外れる。外すためには、タ
ンクから蓋204を持ち上げる向きに部材218を単に
引くようにする。
【0030】図13を参照すると、特定の種類のタンク
が挿入されていることを識別するための追加的手段が示
されている。各タンクは、特定の種類の処理溶液を保持
するように構成されている。例えば、タンクは、限定す
るものではないが、現像剤、漂白剤、定着剤、洗浄剤、
安定剤又はその他の適当な処理溶液を保持するように構
成することができる。適切なタンクが装置10内の正し
い位置に配置されることを更に確実にするため、特定の
溶液を識別するための物理的手段、例えば図1、2及び
9に示すような、突出部193及び202を設けること
に加えて、追加的手段を設けることによって、適当な種
類のコンテナー/タンク及び中に入れられている特定の
種類の処理溶液についての識別及び二重のチェックを更
に行い、処理化学薬品の使用の経過時間及び履歴を記録
する手段を設けることもできる。例えば、図13に示す
ように、タンク36の後方側壁228において、モジュ
ール化された再循環セクション又はフレーム14に隣接
して取り付けられるバーコード読取り部230に隣接す
るような位置にバーコード226を設けることができ
る。従って、タンクを適切に設置すると、バーコード読
取り部230はバーコード226を読み取って、タンク
の特定の種類及びその中に入れられている処理化学薬品
の特定の種類を識別する。CPUは、処理化学薬品の経
過した履歴を記録して、適当な要件が確実に保たれるよ
うにすることもできる。
【0031】既に説明したように、突出部193(図2
3)は特定の位置に正しくないタンクが配置されるのを
防止するために用いられる。例えば突出部193等の代
わりに、タンクが配置される再循環モジュール又はベー
スにマイクロスイッチ234を設けて、そのマイクロス
イッチ234に係合するような凹部232をタンクの後
方側壁228に設けることもできる(図13(b)参
照)。マイクロスイッチ234は、対応する凹部232
に適切に係合しない場合には、その位置に正しくないタ
ンクが置かれたこと又はタンクが不適切に設置されたこ
とを識別するように適当な信号をCPUに供給する。こ
の情報は、オペレーターへの警告の表示、及び装置の運
転の停止に利用することができる。
【0032】図14及び15は、特定の種類のタンク及
び処理化学薬品を識別するための更に別の手段を示して
いる。例えば、図14において、タンク36の側壁23
8には一対の凹部236が設けられており、これら一対
の凹部236には一対の論理ピン(logic pin)アッセン
ブリ240が嵌合する。論理ピンアッセンブリ240
は、正しく組み合わせられなければ、その位置に正しく
ないタンクが配されていることを識別する信号を発生
し、それをCPUへ送る。図15は、3つの開口部に係
合するように構成されている3つの論理ピンアレンジメ
ントを示している。ピンの数及び配置は、多様な種類の
処理溶液を識別するように、所望に応じて調整すること
ができる。
【0033】図16を参照すると、図14及び15にお
いて用いた論理ピンアッセンブリ240の1つが示され
ている。詳細には、論理ピンアッセンブリ240は、ピ
ン243が中を通過する開口部244を有するフロント
・プレート242をそれぞれ備えている。アッセンブリ
240は、ピン243内の磁性部分248を取り囲む磁
性カラー246を更に有する。バネ252は、ピン24
3を所定の位置に片寄らせるために用いられている。ピ
ン243が適切な位置にない場合及び/又は、図16に
示すように、ピン243が適切な位置にある場合、適切
な信号がCPUへ送られ、特定のピンが適切な位置にあ
ることを示す。しかしながら、ピンアッセンブリ240
のうちのいずれか1つのピン243が適切な位置にない
場合には、その旨の情報がCPUへ送られ、それによっ
て装置10がこの状態で操作されることが防止され、適
切なエラーメッセージ又は警告が発せられる。当然なが
ら、他の種々の論理的装置及び種々の型のデバイスを使
用して、適切なタンクが正しく配置されていないことを
示すこともできる。
【0034】図17を参照すると、雄型部253及び雌
型部254を有する電気コネクタ250が示されてい
る。雄型部及び雌型部のいずれかはタンクに接続されて
おり、他方の部分はそれに組み合わされるベース及び/
又はモジュール化された再循環セクションに接続されて
いる。操作のための取り付け位置にタンクが適切に嵌め
られている場合、雄型部253内に設けられている合せ
ピン256が雌型部254の開口部258に適切に係合
し、それによって、雄型部253の電気ワイヤ260と
雌型部254の電気ワイヤ266との間に電気的接続が
形成される。電気的ワイヤ260はピン268に接続さ
れており、ピン268は、ワイヤ266に接続する雌型
部270に係合する。ワイヤ266はそれぞれ種々のセ
ンサ、例えば、温度、流体レベル及び処理装置の他のい
ずれか所望の特徴又は条件を測定するためのセンサに接
続される。種々のセンサによって得られる情報は、ワイ
ヤ266を経てCPUへリレーされる。電気的接続及び
流体接続は、例えば、タンクが装置10内に完全な状態
で取り付けられ及び操作できる状態になると、電気的接
続が形成されるようなものである。適切な程度で流体接
続又は電気的接続が形成されていないということをCP
Uが検知すると、CPUはこの欠陥が訂正されるまで装
置の操作を停止させる。
【0035】図18を参照すると、いずれか所望の取り
付け技術によってフレーム14へ取り付けるように構成
された、モジュール化された再循環セクション62の立
面図が示されている。モジュール化された再循環セクシ
ョン62は、図5に示して既に説明したようなパーツを
備えており、同様の部材は同じ符号で示している。詳細
には、モジュール化された再循環セクション62はハウ
ジング280を有しており、ハウジング280の上に種
々の要素が取り付けられている。要素の取り付けは、い
ずれかの適当な技術によって及びいずれか特定の構成で
行うことができると理解されたい。更に、モジュール化
されたセクション62は、図示しない追加的要素によっ
て、又は必要ではない特定の要素/パーツを除去するこ
とによって、改良することもできる。例えば、ヒータ1
01が必要ではない場合、単に除去したり、バイパスさ
せたりすることができる。再循環処理溶液は、単にマニ
ホールド98を通して流れさせることもできる。モジュ
ール化された再循環セクション62はコネクタ104・
105・106に雄型バルブ部160を有しており、こ
れらはモジュール化された補充用セクション72の雌型
部162へ接続するように構成されている。
【0036】図19を参照すると、図5に示す要素を含
むモジュール化された補充用セクション72の立面図が
示されており、同様の部材は同じ符号で示している。モ
ジュール化された補充用セクション72は、フレーム又
はベースへ直接取り付けることができる。図示するよう
に、組み合わせるモジュール化された再循環セクション
62へ補充用セクション72を着脱自在に取り付ける手
段を設けることが好ましい。図示する特定の態様におい
て、モジュール化された補充用セクション72は、該セ
クション72の突出部284に係合するオーバー・ザ・
センター(over-the-center)ラッチ、例えば中央に位
置するラッチ282によって取り付けられる。2つのセ
クションの取り付け案内及び位置決めのために、一対の
ガイド部材286が設けられている。補充用セクション
72は、補充溶液をつくるために用いられる個々の化学
的処理成分を供給するための置換可能な補充用リザーバ
セクション292を有するハウジング290を有する。
図示する態様においては、3成分系を使用しており、従
って、セクション292は3つの別々の流体を含むコン
パートメント297、298及び299を有しており、
各コンパートメントは異なる化学成分を有している。各
コンパートメントは同様の寸法を有するように図示され
ているが、各コンパートメントの寸法を適当な割合にし
て、各コンパートメントが実質的に同時に空になるよう
にすることができる。
【0037】各コンパートメントは雄型バルブ部160
を有しており、雄型バルブ部160は組み合わされる雌
型バルブ部162と、液漏れしないバルブ接続部を形成
するように係合する構成となっている。図19は、ハウ
ジング290に係合する直前の状態のコンパートメント
292を示している。ハウジング290は3つのポンプ
302・304・306を有しており、それぞれ、導管
310・312・314によって組み合わされる雌型バ
ルブ部162への流体が流通するような接続部の入口3
08を有している。各コンパートメントから適当な量の
化学薬品溶液を正確に供給するために、ポンプ302・
304・306にはそれぞれモーター316が組み合わ
せて設けられている。各ポンプ302、304及び30
6の出口部319はそれぞれ、導管322・324・3
26によって、接続部104・105・106の雄型バ
ルブ部160に流体が流通するように接続されている。
各モーターは、ケーブル330・332・334を介し
て、コネクタ339・341・343に嵌まり合うコネ
クタ336・337・338を経由してCPUへ電気的
に接続されており、CPUによって制御される。
【0038】図示する特定の態様では、液体補充用溶液
が供給される。尤も、本発明はこの態様に限定されな
い。例えば、タブレット、粒子、フレーク等の形態の固
体物質を供給し、それによってモジュール化された補充
用セクション72において所望量の補充用溶液を混合
し、それから再循環セクション62へ送るようにするこ
ともできる。
【0039】本発明は、装置を多様な種類の化学薬品用
に転用するのみでなく、化学薬品の特別仕様も可能な融
通性を有するシステムを提供するものである。更に、本
発明によれば、修理、保守又はその他の理由による種々
のセクション及び/又は要素の迅速かつ簡単な交換が可
能となる。モジュール化されたタンク、再循環セクショ
ン及び補充用セクションを用いることによって、写真処
理業者又は写真処理のオペレーターは、いずれか所望の
写真材料、例えば紙又はフィルム、及びいずれか所望の
処理化学薬品を取り扱うように、写真処理装置を最小の
労力で構成し又は改良することが可能となる。本発明に
よれば、将来の展開のための組み合わせも簡単かつ容易
に行うことができる。装置の展開性のある特徴によっ
て、最小のコスト及び時間で、より高い融通性がユーザ
ーにもたらされる。本発明によってもたらされる種々の
安全策によって、いずれの特定の種類の写真材料を処理
するための装置内においても、正しくないタンクが配さ
れるという危険も最小となる。装置をいかに操作すべき
かということに関する情報、例えば、処理すべき感光性
材料及び使用すべき処理化学薬品の種類等の情報は、ま
ず、CPUに入力される。
【0040】CPUには、処理すべき写真材料の各々に
ついて推奨される化学的処理のパラメータが前もってプ
ログラミングされている。装置10には、適当なモジュ
ール化されたタンク及び再循環セクション及び補充用セ
クションが取り付けられる。装置に取り付けられたセン
サーは、装置に既に取り付けられている実際のセクショ
ン及びタンクに関する情報をCPUへ送る。この情報
は、選ばれた又はプログラムされた特定の処理につい
て、装置10内に予めプログラムされている選ばれた設
定と、自動的に比較される。すべてが適切であれば装置
は稼働する。しかしながら、すべてが適切でない場合に
は、設定を修正する矯正的対策が採られるまで、CPU
は運転を停止する。所望する場合には、例えば、所望の
芸術的な効果を達成することを化学的処理に求めるた
め、又はいずれか他の理由によって、種々の化学薬品を
使用して写真材料処理に所望の効果が得られるように、
オペレーターが固定された特徴を解除できるように、適
当な補助的手動制御(override)を組み合わせることが
できる。
【0041】本発明によれば、ユーザーは、装置並びに
装置において用いられた種々の要素の履歴及び使用を追
跡することもできる。例えば、モジュール化されたセク
ション及び/又は要素のそれぞれに、その特定のセクシ
ョン又は要素のための識別番号を付することができる。
この情報は、装置10にそのモジュール又は要素が取り
付けられると、備え付けられている適当なセンサーによ
ってモジュール又は要素から自動的に読み取られるもの
であってよく、又は手動によって入力することもでき
る。この情報は、ユーザーが参照するために、読み取ら
れ、CPUに記録される。従って、ユーザーは、装置の
履歴並びに使用された種々の要素及び/又はモジュール
のそれぞれ、並びに種々のタンク及び要素に含まれる種
々の化学処理溶液についての履歴をモニターすることが
できる。この情報は、装置に発生し得る問題点の診断処
理に役立てることができる。装置をモジュール化するこ
とによって、処理の問題点及びパラメータに関するトラ
ブルの処理を支援することもできる。
【0042】本発明を研究及び開発に用いると、新しい
種々の設定(セットアップ)を評価する場合に非常に有
用である。処理装置を迅速かつ容易に転用することによ
り、製品開発者は異なる多様なシステムについて調べる
ことができ、研究の場において、また、中間的な試験の
場においてより迅速で、より効率的な試験をすることが
でき、これは、市場に送り出す新しい製品の開発に要す
る時間を短縮することもできる。
【0043】種々の処理化学薬品を取扱えることに加え
て、本発明によれば、再循環セクション及び/又は補充
用セクションにおいて個々の要素のどの1つも個別に変
更することができ、処理システムの更なる特別仕様化を
図ることができる。例えば、種々の型のフィルタ・アッ
センブリ及び/又は処理モジュールを適用して、特定の
処理化学薬品への特別仕様化を図ることができる。全体
にわたって液漏れしない種類の接続部を使用するので、
個々の要素の変更を迅速かつ容易に行うことができる。
更に、本発明は小容量の薄型タンク処理システムを対象
とするので、タンク及び/又は個々の要素内には比較的
少量の処理溶液が入れられている。このことによって、
処理溶液が劣化し、要素内の処理溶液を廃棄する必要が
生じた場合に、無駄になる処理溶液の量を最小にするこ
とができる。
【0044】個々の要素の貯蔵体積を最小にするため、
種々の要素、例えばフィルタ・アッセンブリ及び処理モ
ジュールは、積み重ねることができるように構成され
る。例えば、フィルタ・アッセンブリの頂部が別のフィ
ルタ・アッセンブリの底部を収容するように構成するこ
ともできる。従って、図28に示めすように、1つのフ
ィルタ・アッセンブリの上に別のフィルタ・アッセンブ
リを積み重ねて、多数のフィルタ・アッセンブリを保存
するのに必要な貯蔵スペースを最小化することができ
る。他の種々の要素、例えば、ヒーター、処理カートリ
ッジ、タンク等も同様にして積み重ねることができると
理解されたい。
【0045】特定の種類の処理化学薬品用の要素の識別
を更に支援するためには、再循環セクション及び補充用
セクションの識別に用いる色の体系に従って個々の要素
を色分けする。所望する場合には、これらの個々の要素
の特定の特徴を、選択される処理化学薬品用に必要とさ
れる要素と比較することができるようにするため、これ
らの個々の要素に、識別のためにCPUへ送られ得る識
別信号を付与する手段を設けることもできる。
【0046】1つの種類の処理化学薬品をもう1つの種
類のものへ変更するような多くの状況では、処理タンク
を変更するだけでよい。そのような場合には、最初のタ
ンクを取り外して、所望の処理溶液が入っているもう1
つの処理タンクに置き換える。必要な場合には、所望す
る処理化学薬品を含む新たな補充用セクションを装置に
取り付けて、その組み合わせられる再循環セクションへ
流体が流通するように接続する。その後、処理タンク及
び再循環システムの中に洗浄溶液又は他の種類の溶液を
循環させて、前の処理化学薬品から残留する有害な残留
物を除去するためにドレインへ排出するフラッシング・
サイクルを実施する。要素の1つを置換して、システム
をフラッシュ(洗い出し)する必要があるような場合
に、フラッシング・サイクルを適用することもできる。
その後、新たな処理化学薬品を処理タンクへ供給して、
装置は通常の方法で操作される。低容量の薄型タンク処
理装置(LVTT(Low Volume Thin Tank))を本発明と共
に用いることによって、処理溶液を補充及び/又は廃棄
することが必要となった等の場合に、処理溶液の損失を
更に最小とすることができる。
【0047】図20に示すように、処理装置の中を通過
させて感光性材料を処理するためのフィルム経路は、同
時に2以上設けられる。図示するような特定の態様で
は、少なくとも2種の異なる感光性材料を供給できる。
従って、ある処理溶液には1つの種類の感光性材料を通
過させ、別のタンクは別の種類の材料のために使用する
というように、2種の異なる材料を処理することもでき
る。
【0048】図20を参照すると、処理タンク36・3
8・40・42・44を経由して感光性材料が通過し得
る2つの異なる経路A及びBが模式的に示されている。
図示する態様において、フィルムは、供給カートリッジ
340から繰り出され、バーコード・スキャナー342
を通過するように示されている。スキャナー342は、
経路A及びBを通過させて処理する感光性材料の種類を
識別する。この情報を、CPUによって、予め決められ
ている各経路用の処理化学薬品の設定と比較し、感光性
材料の処理に必要な処理化学薬品の種類と、感光性材料
を通過させる装置内に入れられている処理化学薬品との
間に予備があるかどうかを調べることができる。そのよ
うな状況がオペレーターによって適切に修正されるか、
又は所望のように手動により制御されるまで、エラーメ
ッセージがディスプレイ表示され及び/又は装置が停止
するようにできる。
【0049】経路A及びBは、異なる感光性材料につい
ての異なる経路を示している。経路Aは、感光性材料が
タンク42の中を通過しない点を除いて、経路Bと同様
である。処理経路は所望のように形成できると理解され
たい。追加のタンクを設けると、種々の異なる感光性材
料用として更に種々の経路を形成することができる。
【0050】図21(a)及び21(b)を参照する
と、写真感光性材料を、各タンクの中に通して又は各タ
ンクをバイパスさせて移送して方向転換させるのに用い
られる機構348が示されている。詳細には、タンク3
6のチャンネル84の入口部分に、第1のガイド・ロー
ラ350及び隣接する一対のガイド部材352・354
が設けられている。同様に、タンク36のチャンネル8
4の出口部分に、出口ガイド・ローラ351が設けられ
ており、それに組み合わせられる一対のガイド部材35
8・360も備えられている。図21(a)において、
部材352・354・358・360は、紙を処理タン
クの中へ及び処理タンクから外へ案内するように配され
ている。図21(b)を参照すると、部材352・35
4・358・360は離れた(係合)状態へ移動してお
り、従って、感光性材料はタンク36を迂回し、感光性
材料が次に通り抜けるべき次の処理タンクへ、感光性材
料は移送される。
【0051】図22(a)及び22(b)はそれぞれ図
21(a)及び21(b)の側方立面図であって、ガイ
ド部材352・354・358・360を係合する状態
又は係合しない状態に配置させるのに使用できる機構3
70を示している。詳細には、図22(a)に示すよう
に、ソレノイド372が設けられており、ソレノイド3
72はガイド部材352・354・358・360と組
み合わせられて、写真感光性材料を処理タンクの中へ及
び処理タンクから外へ案内するような構成となる転換部
材(diverting member)374に連動し、図22(b)に
示す状態では、感光性材料を通過させて次の処理ステー
ションへ送るように案内する。図22(a)及び22
(b)に示すように、タンクに対する感光性材料の出し
入れを案内するように、ガイド・ローラ350・35
1、ガイド部材352・354・358・360並びに
転換部材374の間に経路Aを形成することができる。
特定のタンクを迂回させることを所望する場合、部材3
54及び358を動かすようにソレノイド372にエネ
ルギーを加えて、図21(b)及び22(b)において
経路Bによって示されるように、感光性材料の向きを転
換させて感光性材料がタンクをバイパスするようにす
る。図示する態様例において、ガイド部材354・35
8はヒンジ・ポイント359の周りで軸回転する。ま
た、図示する態様例においては、1つの転換部材374
を使用しているが、タンクの寸法によっては2つの独立
した転換部材374を使用し、1つはタンクの入口に、
1つはタンクの出口に配することもできる。当然なが
ら、適当な場合に又は所望により、他の種々の機構を用
いることもできる。
【0052】図23を参照すると、棚382を有する貯
蔵用コンテナ380が示されている。図から明らかなよ
うに、複数の現像剤用タンク384・386・388・
390(現像処理溶液を保持するように指定されている
タンク)が棚382に収納されている。図示する特定の
態様において、各タンクは、背面側の適当なバーコード
表示によって識別することができる別々の処理化学薬品
を入れるように割り当てられている。更に、色分け体系
(color coding scheme)を用いて、タンクの種類及び中
に入っている処理化学薬品を識別することもできる。例
えば、タンク384はC−41現像剤を扱うように指定
し、タンク386はRA−4現像剤を扱うように指定す
ることができる。同様に、タンク388はE−6現像剤
を扱うように指定し、タンク390は黒白現像剤を扱う
ように指定することができる。タンクのこれらの特徴は
すべて、異なる処理化学薬品に異なる色を付与すること
によって識別することができる。例えば、現像溶液を入
れるタンクを赤系統の色とし、異なる現像用薬剤の識別
に異なる色合い(shade)を持たせることができる。底の
窪み部194も、これらがすべて現像剤用タンクである
ことを示している。同様に、漂白剤タンクに指定されて
いるタンク392及び394も同じようにして識別する
ことができる。
【0053】図示する態様例において、タンクは貯蔵キ
ャビネット内の棚382に単に置かれているだけであ
る。しかしながら、所望する場合には、図23に示すよ
うに、タンクを下側の棚395の上の組み合わせられる
ベース391上に置くことができる。図から明らかなよ
うに、複数のタンク、例えば洗浄用タンク398が、そ
れらが組み合わせられるベース391と共に設置されて
いる。更に、安定剤タンク406も図示されている。容
易に認識することができるように、種々の色表示体系及
び種々の形状で設けられた突出部を用いることができる
と理解すべきである。また、タンクのすべてにバーコー
ド表示を設けて、バーコード表示を適当な手段によって
読み取ることによって、そのタンクの特定の種類のみで
なく、その中に入っている処理用薬剤の種類をも識別す
ることができる。所望する場合には、気候的に制御され
た(climate controlled)環境の中にタンクを置いて、処
理薬剤の貯蔵寿命を更に延ばすこともできる。
【0054】図24・25及び26を参照すると、本発
明に従って構成された装置410が示されている。装置
410は、概念及び操作に関して装置10と同様のもの
であり、同じ符号は同じパーツ及び機能の部分を示す。
しかしながら、複数の処理タンクを横方向に並べて備え
るのに代えて、装置410の処理タンクは縦方向に積み
重ねた状態で配置されている。装置410には、低容量
薄型タンクの処理モジュール、例えば、米国特許第5,
420,658号、同第5,347,337号及び同第5,
335,190号に記載及び図示されているものを用い
ることができ、これらの特許は引用することによってそ
の内容を本明細書に包含する。装置410は、複数のモ
ジュール化された処理モジュール420・422・42
4・426・428・430並びに乾燥器432を有し
ている。モジュール420・422・424・426・
428・430についての適当な構成の例を図27に示
しており、各モジュールには、コンテナー511、入口
ローラアッセンブリ512、移送ローラアッセンブリ5
13、出口移送ローラアッセンブリ515、及び高圧ノ
ズルアッセンブリまたはハイ・インピンジメント・ノズ
ル・アッセンブリ(high impingement nozzle assemblie
s)517a、517b及び517cが設けられている。
ノズルアッセンブリ及び移送アッセンブリは、感光性材
料を通過させる処理チャンネル525を形成している。
移送ローラアッセンブリを駆動させるために、適当な駆
動手段(図示せず)が設けられている。上述した米国特
許第5,420,658号、同第5,347,337号及び
同第5,335,190号には、更に詳細な構成及び操作
が説明されており、引用することによってその内容を本
明細書に包含する。複数の再循環セクション440・4
42・444・446・448・450が設けられてお
り、これらはそれぞれ隣接する処理タンクへ流体が流通
するように接続されている。各再循環セクションに隣接
して、補充セクション352・354・356・358
・360・362が設けられている。乾燥器モジュール
361は感光性材料を乾燥させる。
【0055】図25を参照すると最もよく解るが、装置
410はフレーム470を有しており、フレーム470
の中に処理モジュール、再循環モジュール、及び乾燥器
モジュールが実質的に水平方向に滑動し得るように取り
付けられている。モジュールの後方側面472には、上
述のように、流体が流通するような適当な接続部及び電
気的接続部が設けられており、合せ(対になる)セクシ
ョン371がフレーム470に取り付けられていること
が、斜視図で示す図25を参照すると最もよく解る。好
ましいに態様において、合せセクション371は対にな
るモジュール化された再循環セクションの前側端部であ
る。
【0056】装置410に安定性を付与するために、ベ
ースが安定化するように滑り出させることができる滑動
可能なサポート部材479ベースが設けられている。ま
た、装置を軽く持ち上げてモジュール化されたユニット
を滑り出させることができる。部材479は通常は、邪
魔にならないように装置の下側に引っ込んだ状態で収容
されている。
【0057】図26を参照すると、感光性材料が装置4
10の中を通過する場合における感光性材料の経路が摸
式的に示されている。感光性材料476は、入口開口部
478を通って現像セクション430の中に入れられ、
定着タンク432の開口部482と整列している開口部
480から排出される。同様に、感光性材料476は、
出口496を経て乾燥器432から出るまで、隣接する
タンクどうしの連携している出口及び入口を通過する。
【0058】本発明の目的において、低容量薄型チャン
ネル又は低容量薄型タンク(LVTT)処理装置とは、
処理セクション36の処理溶液を入れるための容量が小
さく、感光性材料を処理溶液に接触させるために狭い処
理チャンネル84が設けられている装置を意味する。写
真印画紙用に用いられる処理装置として、処理チャンネ
ル84の厚さtは、処理する紙の厚さの約50倍に等し
いか又はそれ以下、好ましくは紙厚の約10倍に等しい
か又はそれ以下とすべきである。写真フィルムを処理す
る処理装置において、処理チャンネル84の厚さtは、
感光性フィルムの厚さの約100倍に等しいか又はそれ
以下、好ましくは写真フィルムの厚さの約18倍に等し
いか又はそれ以下とすべきである。本発明によって構成
された処理装置の一例において、約0.008インチの
厚さの印画紙を処理する処理装置は、約0.080イン
チの処理チャンネルの厚さtを有することになり、約
0.0055インチの厚さのフィルムを処理する処理装
置は、約0.10インチの処理チャンネルの厚さtを有
することになる。
【0059】処理セクション36及び再循環セクション
62内の処理溶液の全体積は、従来技術における常套の
タンク型処理装置に比べて比較的小さい。本発明に従っ
て構成されるLVTT処理装置は、以下の関係を有する
ように構成されている: VS = VT+VC+VRT ≧ 0.4VSC ≧ 0.1VT [式中、VTは、処理タンク又はモジュール内に存在す
る処理溶液の体積であり、VCは、処理チャンネル内に
存在する処理溶液の体積であり、VRは、処理セクショ
ン用の再循環システム内に存在する処理溶液の体積であ
り、VSは、処理装置全体の中に存在する処理溶液の体
積である。]
【0060】好ましくは、LVTT処理装置は、以下の
関係を有するように構成される: VT ≧ 0.5VSC ≧ 0.5VT 最も好ましくは、LVTT処理装置は、以下の関係を有
するように構成される: VT ≧ 0.75VSC ≧ 0.75V
【0061】一般に、系の中で使用される処理溶液の量
は、処理装置の寸法、即ち、処理装置が処理できる感光
性材料の量に応じて変動する。例えば、典型的な従来技
術でのミクロラボ処理装置の場合では、約5(フィー
ト)2/分までの感光性材料を処理する(一般に、毎分約
50インチ以下の移送速度を有する)処理装置には約1
7リットルの処理溶液が入れられるのに対して、本発明
に従って構成された処理装置では約5リットルの処理溶
液が入れられる。典型的な従来技術でのミニラボに関し
ては、約5(フィート)2/分〜約15(フィート)2/分の
感光性材料を処理する(一般に毎分約50インチ〜毎分
約120インチの移送速度を有する)処理装置には約1
00リットルの処理溶液が入れられるのに対して、本発
明に従って構成された処理装置では約10リットルの処
理溶液が入れられる。50(フィート)2/分までの感光
性材料を処理する(一般に毎分約7〜60フィートの移
送速度を有する)従来技術での大規模ラボ処理装置に関
しては、一般に約150〜300リットルの処理溶液が
入れられるのに対して、本発明に従って構成された大規
模処理装置では約15〜100リットルの範囲の処理溶
液が入れられる。本発明に従ってミニラボの寸法に形成
された処理装置は、一般に、毎分15(フィート)2の感
光性材料を処理するように構成され、約7リットルの処
理溶液が入れられるが、従来技術の典型的な処理装置で
は約17リットルの処理溶液が入れられる。本発明の要
旨から離れることなく、種々の他の変更及び改良を加え
ることができると理解すべきであるが、本発明は請求の
範囲の記載によって限定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従って構成された写真処理装置の立
面図である。
【図2】 図1の装置の上面図である。
【図3】 図1の装置のフレームの一部分の斜視図であ
る。
【図4】 追加される2つの処理ステーションを含むよ
うに構成された装置の立面図である。
【図5】 図1に示す装置を模式的に表示する図であ
る。
【図6】 図1の装置において使用する漏れのないバル
ブ接続部の接続されていない状態を示す拡大斜視図であ
る。
【図7】 図6のバルブ接続部の7-7線に沿った断面
斜視図である。
【図8】 図6及び7のバルブ接続部の係合した状態の
断面図である。
【図9】 図1の装置におけるモジュール化された処理
セクションの装置のフレームへの取り付け方、及びモジ
ュール化された再循環セクションとモジュール化された
処理セクションのと間での流体接続部の形成法を示す図
1の装置の部分斜視図である。
【図10】 図1の装置のモジュール化された処理セク
ションの1つ及びそれと組み合わせる蓋の斜視図であ
る。
【図11】 図1の装置のモジュール化された処理セク
ションの一部分であって、組み合わせる蓋を固定するた
めの別の手段を示すの部分斜視図である。
【図12】 図1のモジュール化された処理セクション
の一部分であって、組み合わせる蓋を固定するための更
に別の手段を示すの部分斜視図である。
【図13】 モジュール化された処理セクション及びそ
こに入っている処理溶液の種類を識別するための1つの
手段を示す、図1のモジュール化された処理セクション
及び装置の対になる部分の一部分の斜視図である。
【図14】 処理セクションの性質を識別するための別
の手段の斜視図である。
【図15】 処理セクションの性質を識別するための別
の手段の斜視図である。
【図16】 処理セクションの性質の識別のために図1
4及び15において用いられる手段の断面図である。
【図17】 中枢コンピュータ又は他の要素へデータを
伝達するために、モジュール化された処理セクションの
ワイヤと図1の装置のワイヤとを接続するために用いら
れる電気的接続部の斜視図である。
【図18】 図1の装置のモジュール化された再循環セ
クションの1つの立面図である。
【図19】 図1の装置のモジュール化された補充セク
ションの1つ及びそれと組み合わせられるモジュール化
された再循環セクションの部分の立面図である。
【図20】 図1の装置において感光性材料が通過し得
る2つの異なる処理経路を摸式的に示している。
【図21】 特定の処理セクション内を通過するように
感光性材料の経路を転換させたり、又は次の処理セクシ
ョンへ写真材料をバイパスさせて送ったりするのに用い
ることができる転換機構の斜視図であって、(a)図は
感光性材料を処理セクションの中へ向ける態様を示して
おり、(b)図はバイパスさせて写真材料を次の処理セ
クションへ送る態様を示している。
【図22】 図21の様子の側面図であって、(a)図
は、図21(a)において、22A-22A線に沿った転
換機構の側面図であり、(b)図は、図21(b)にお
いて、22B-22B線に沿った転換機構の側面図であ
る。
【図23】 図1のモジュール化された処理セクション
の貯蔵用の貯蔵キャビネットの斜視図である。
【図24】 本発明に従って構成された処理装置の変形
例の斜視図である。
【図25】 図24の装置において、装置の内部構造が
示されるように外側ハウジングを除去した状態を示す斜
視図である。
【図26】 図24の装置において、内部を感光性材料
が通過する経路を摸式的に示す図である。
【図27】 本発明において使用し得る処理モジュール
の斜視図である。
【図28】 本発明に従って構成された一対のフィルタ
ーアッセンブリであって、一方が他方の上に積み重ねら
れている状態を示す立面図である。
【符号の説明】
10…装置、 12…ハウジング、
14…フレーム、 16、18…チャン
ネル部材、55、57…処理セクション、 20、2
2…スロット、23…ねじ付きボルト、 25
…ねじ付きナット、26…コントロール部、
28…コントロールパネル、30…装填部、
32…開口部、34…現像セクション、36、
38、40、42、44…モジュール化された処理タン
ク、46、48、50、52、54…ベース、56、5
8、60…スペーサー部材、61…乾燥器、
67…出口、62、64、66、68、70…
モジュール化された再循環セクション、72、74、7
6、78、80…モジュール化された補充セクション、
82…ラック、 84…処理チャンネ
ル、86…出口、88…液漏れしないバルブ接続部(ア
ッセンブリ)、90…入口、 92
…導管、94…液漏れしないバルブ接続部、95…出
口、96…ポンプ、 98…マニホー
ルド、99…出口、100…液漏れしない迅速に解接続
可能なバルブ接続部、101…ヒータ、
102…導管、104、105、106、108…液
漏れしないバルブ接続部、110、112…導管、
107…マニホールド、101…ヒータ、11
4、116…液漏れしない迅速に解接続可能なバルブ接
続部、117…出口部、 118…入口
部、119…流体出口部、122…液漏れしない迅速に
解接続可能なバルブ接続部、124、126…導管、
120…マニホールド、128…フィルターア
ッセンブリ、129…出口部、131…入口部、13
0、132…迅速に解接続可能な接続部、134…出口
部、 136…マニホールド、138…
迅速に解接続可能な接続部、139…出口部、
140…入口部、142…導管、143、14
4…迅速に解接続可能な接続部、146…処理カートリ
ッジ、147、148…液漏れしないバルブ接続部、1
50…オーバーフロー出口部 152…オーバーフロ
ータンク、154…導管、 155、
156…急速継手、141…補充タンク、
160…雄型バルブ部、162…雌型バルブ部、
164…ボディ部材、166…筒状部材、
167…長いチャンネル、170…径方向の流体
口、 172…流体流通部、174…閉じた端
部、 176…可動式のブロック部材、17
7…弾性O−リング、 178…バネ部材、17
9…ショルダー部、 175…径方向のフラン
ジ、181…位置合せ表面、 186…ボディ
部材、188…流体口、 190…中空
のピストン、192…バネ部材、 180
…流体口、73…前方の対になるプレート、 193…
長手方向の突出部、194…開口部、
197…下側取り付け表面、191…表面、
195、196…側方突出部、198、199
…側面、 200…蓋、202…突出部、
203…凹部、204…蓋、
206…開口部、208…リブ、
210…内側表面、207…内側突出部、
211…ねじ込みハンドル部材、212…ねじ付
きシャフト、 214…開口部、213…対応する
ねじ付き開口部、215、216…側壁、 2
19…把持部、218…可撓性のバネ部材、 22
0…突出部材、221…凹部、 22
6…バーコード、228…後方側壁、 2
30…バーコード読取り部、232…凹部、
234…マイクロスイッチ、236…一対の凹
部、 238…側壁、240…論理ピン、
242…フロント・プレート、244…開
口部、 246…磁性カラー、248…
磁性部分、 252…バネ、250…電気
的接続部、 253…雄型部、254…雌型
部、 256…合せピン、258…開口
部、 260…電気的ワイヤ、266…
ワイヤ、 264…電気的ワイヤ、26
8…ピン、 270…雌型部、280
…ハウジング、282…オーバー・ザ・センター・ラッ
チ、284…突出部、 286…ガイド
部材、290…ハウジング、292…置換可能な補充用
リザーバセクション、297、298、299…流体を
含むコンパートメント、302、304、306…ポン
プ、308…入口、310、312、314…導管、
316…モーター、319…出口部、
322、324、326…導管、330、332、33
4…ワイヤーケーブル、336、337、338、33
9、341、343…コネクタ、340…供給カートリ
ッジ、 342…バーコード・スキャナー、348
…機構、 350…ガイド・ローラ、
352、354…ガイド部材、 351…ガイド・ロ
ーラ、358、360…ガイド部材、 359…ヒン
ジ・ポイント、370…機構、 37
2…ソレノイド、374…転換部材、 3
80…貯蔵用コンテナ、382…棚、384、386、
388、390…現像用タンク、395…棚、
396…タンク、392、394…タン
ク、 391…ベース、396…棚、
410…装置、420、422、424、4
26、428、430…処理モジュール、432…乾燥
器、 511…コンテナー、512…入
口ローラアッセンブリ、513…移送ローラアッセンブ
リ、515…出口移送ローラアッセンブリ、517a、
517b、517c…高圧ノズル・アッセンブリ 525…処理チャンネル、440、442、444、4
46、448、450…再循環セクション、470…フ
レーム、 472…後方側面、371…合
せセクション、 476…写真感光性材料、46
0(430)…現像剤セクション、478…入口開口
部、 470…支持部材、480…開口部、
462(422)…定着タンク、49
6…出口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイビッド・ジョージ・フォスター アメリカ合衆国14586ニューヨーク州ウエ スト・ヘンリエッタ、カバード・ワゴン・ トレイル156番

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光性材料を処理するためのモジュール
    化された写真処理装置であって、 モジュール化された処理セクション並びにモジュール化
    された再循環システムを有してなり、処理セクションは
    処理溶液を内部に保持するために少なくとも1つの脱着
    式処理タンクを有し、少なくとも1つの脱着式処理タン
    クは出口部及び入口部を有しており、モジュール化され
    た再循環システムは第1端部及び第2端部を有し、第1
    端部は流体が流通する第1の接続部によって入口部に接
    続され、第2端部は流体が流通する第2の接続部によっ
    て出口部に接続されており、再循環システムは少なくと
    も1つの取り替え可能な流体処理要素を有し、流体処理
    要素は流体が流通する接続部によって再循環システムに
    接続されており、取り替え可能なタンク及び/又は要素
    は容易に相互に積み重ねることができ、積み重ねると、
    貯蔵体積が最小となり、安定性が付与されるように構成
    されている写真処理装置。
  2. 【請求項2】 感光性材料を処理するためのモジュール
    化された写真処理装置であって、 処理セクション及びモジュール化された再循環システム
    を有してなり、処理セクションは処理溶液を内部に保持
    するために少なくとも1つの処理タンクを有し、少なく
    とも1つの処理タンクは出口部及び入口部を有してお
    り、モジュール化された再循環システムは第1端部及び
    第2端部を有しており、第1端部は流体が流通する第1
    の接続部によって入口部に接続され、第2端部は流体が
    流通する第2の接続部によって出口部に接続されてお
    り、再循環システムは少なくとも1つの取り替え可能な
    流体処理要素を有しており、流体処理要素は流体が流通
    する接続部によって再循環システムに接続されており、
    取り替え可能なタンク及び/又は要素は容易に相互に積
    み重ねることができ、積み重ねると、貯蔵体積が最小と
    なり、安定性が付与されるように構成されている写真処
    理装置。
  3. 【請求項3】 感光性材料を処理するためのモジュール
    化された写真処理装置であって、 モジュール化された処理セクション並びにモジュール化
    された再循環システムを有してなり、処理セクションは
    処理溶液を内部に保持するために少なくとも1つの脱着
    式処理タンクを有し、少なくとも1つの脱着式処理タン
    クは出口部及び入口部を有しており、モジュール化され
    た再循環システムは第1端部及び第2端部を有し、第1
    端部は流体が流通する第1の接続部によって入口部に接
    続され、第2端部は流体が流通する第2の接続部によっ
    て出口部に接続されており、再循環システムは少なくと
    も1つの取り替え可能な流体処理要素を有し、流体処理
    要素は流体が流通する接続部によって再循環システムに
    接続されており、取り替え可能なタンク及び/又は要素
    は容易に相互に積み重ねることができ、積み重ねると、
    貯蔵体積が最小となり、安定性が付与されるように構成
    されている写真処理装置。
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