JPH10111434A - 光ファイバコネクタ - Google Patents

光ファイバコネクタ

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Publication number
JPH10111434A
JPH10111434A JP28157296A JP28157296A JPH10111434A JP H10111434 A JPH10111434 A JP H10111434A JP 28157296 A JP28157296 A JP 28157296A JP 28157296 A JP28157296 A JP 28157296A JP H10111434 A JPH10111434 A JP H10111434A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
ferrule
locking
optical fiber
inner housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP28157296A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nishiyama
隆 西山
Sadataka Satou
禎隆 佐藤
Akira Nagase
亮 長瀬
Shinichi Iwano
真一 岩野
Masaru Kobayashi
勝 小林
Ryuji Honda
竜二 本多
Nariyuki Mitachi
成幸 三田地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hirose Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Hirose Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hirose Electric Co Ltd, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Hirose Electric Co Ltd
Priority to JP28157296A priority Critical patent/JPH10111434A/ja
Publication of JPH10111434A publication Critical patent/JPH10111434A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フェルールと共に光ファイバの端面を容易に
清掃できる光ファイバコネクタを提供することを目的と
する。 【解決手段】 貫通せるフェルール保持孔が形成された
筒状部10を有する内部ハウジング7を外部ハウジング
1の貫通孔2に挿着し、光ファイバを保持せる一対のフ
ェルール21,31を上記フェルール保持孔へ両側から
挿入して両フェルールにわたり嵌着されているスリーブ
22を介して該両フェルール21,31を同一軸線上に
保持して光ファイバ同士の接続が可能となっている光フ
ァイバコネクタにおいて、外部ハウジング1は挿着後の
内部ハウジング7を解除自在に係止する係止腕部3を有
し、筒状部10は直接または該筒状部10に連結された
部材16を介して、内部ハウジング7の抜出方向にて上
記スリーブ22の後端と係止している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ファイバコネクタ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フェルールに保持された光ファイバ同士
は光ファイバコネクタにより接続される。かかる光ファ
イバコネクタは外部ハウジング内に内部ハウジングを有
し、接続されるべき光ファイバを保持する一対のフェル
ールが該内部ハウジングへ挿入されて光ファイバ同士が
同一軸線上で正確に接続される。
【0003】従来のコネクタは、例えば、図5に示され
るように、筒状の外部ハウジング51が一端部で内方に
突出せる規制部52を有し、中間部の内壁面には係止突
部53が設けられている。一方、内部ハウジング54は
中央部に筒状部55を有し、該筒状部55の内部がフェ
ルール保持孔55Aとなっている。
【0004】又、上記内部ハウジング54は両側へ延出
する係止腕56,57を有し、それぞれ係止爪部56
A,57Aが設けられている。
【0005】かかるコネクタにおいては、内部ハウジン
グ54は、図5にて左方から外部ハウジング51内に挿
着される。外部ハウジング51の係止突部53が内部ハ
ウジング54の係止凹部58にスナップ状に係止し、該
内部ハウジング54は外部ハウジング51から抜けなく
なる。
【0006】次に、光ファイバ接続されたフェルール6
1を保持するプラグ60を上記内部ハウジング54に左
方から嵌入させる。該フェルール61には予めスリーブ
62が嵌着されていて、該フェルール61から右方へ突
出している。したがって、上記プラグ60はフランジ部
63の端部63Aに内部ハウジングの端部54Aが当接
した位置で規制され、かかる状態でフランジ部63に係
止腕57の係止爪57Aが係止し、ここで抜け防止がな
される。
【0007】さらに、右方からは同様にフェルール71
を保持せるプラグ70が嵌着される。該フェルール71
は上記プラグ60側のスリーブ62内に入りフェルール
61と当接する。プラグ70は係止突部72にて係止腕
56の係止爪56Aと係止し抜けが防止される。
【0008】フェルール端面には光ファイバの端面が同
一面に位置しており、該光ファイバの端面をフェルール
端面と共に綿棒等を用いて清掃することがある。その際
には、図5の状態のように、プラグ70を外す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】外されたプラグ70の
フェルール71は突出しているために端面が清掃しやす
い。しかしながら、内部ハウジング54の筒状部55内
に残っているプラグ60のフェルール61はその周囲に
スリーブ62があり、没入しているので、その清掃はあ
まり良くできない。さりとて、もう一方のプラグ60を
コネクタから外しても、そのフェルール61にはスリー
ブが嵌着されたままであり、状態は変わらない。
【0010】本発明はかかる問題を解決し、両方のプラ
グのフェルールを簡単に突出せしめて清掃できる光ファ
イバコネクタを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光ファイバ
コネクタは、貫通せるフェルール保持孔が形成された筒
状部を有する内部ハウジングを外部ハウジングの貫通孔
に挿着し、光ファイバを保持せる一対のフェルールを上
記フェルール保持孔へ両側から挿入して両フェルールに
わたり嵌着されているスリーブを介して該両フェルール
を同一軸線上に保持して光ファイバ同士の接続が可能と
なっている。
【0012】かかるコネクタにおいて、本発明では、外
部ハウジングは挿着後の内部ハウジングを解除自在に係
止する係止腕を有し、筒状部は直接または該筒状部に連
結された部材を介して、内部ハウジングの抜出方向にて
上記スリーブの後端を係止している。
【0013】このような本発明のコネクタでは、フェル
ール及び光ファイバの端面の清掃の際には、一方のプラ
グを抜出した後に、外部ハウジングと内部ハウジングの
係止を解除して該内部ハウジングを外部ハウジング外に
引き出す。内部ハウジングの筒状部に係止された係止部
材はスリーブの後端に係止しているので、内部ハウジン
グの引き抜きと共に該スリーブは他方のプラグのフェル
ールから外されて上記内部ハウジングと一緒にとり出さ
れる。かくして、他方のプラグのフェルールの周囲には
スリーブが存在しなくなり、外部ハウジング内にあって
もフェルールの端面の清掃には障害となるものがなくな
り容易に清掃ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面の図1及び図4に
もとづいて、本発明の実施の形態を説明する。図1は装
着されるプラグと共に示す本実施形態のコネクタの断面
図、図2は図1のコネクタの一部をプラグのない状態で
図1と直交する面で示す断面図、図3は図1のコネクタ
の底面図である。
【0015】図において、符号1は外部ハウジングであ
り、左右に延びる略角筒状の貫通孔2が形成されてい
る。該貫通孔2の側部内壁面(図1にて上下の内壁面)
の右端部には、後述する内部ハウジングを係止するため
の係止突部3Aが設けられており、上記側部内壁面に直
角な上下内壁面(図2にて上下の内壁面)の左部には係
止爪部4Aを先端にもつ板状で弾性を有する係止腕部4
が設けられている。上記外部ハウジング1は上記係止突
部3Aを有する部分が、図3に見られるように、平行な
二つのスリット5によって腕状に形成されて弾性撓みが
可能な係止腕部3を形態を成している。又、上記外部ハ
ウジング1の中央部には、後述する内部ハウジングの挿
入位置を定める規制部6が設けられている。
【0016】上記外部ハウジング1の貫通孔2の右開口
部から左方に向け挿着されている筒状の内部ハウジング
7は、外壁面右端部に上記外部ハウジング1の係止突部
3Aと係止する係止段部8が形成され、又、内壁面には
対向内側面で左方に延び先端に係止鉤部9Aを有する係
止腕9が設けられ、さらには、中央部に筒状部10が設
けられている。該筒状部10は、図2に見られるよう
に、外周面の一部にて連結部11を介して内部ハウジン
グ7と一体に形成されている。該連結部11は図1のご
とくフランジ状になって上記外部ハウジング1の規制部
6と当接する当接面11Aをも形成している。そして、
上記筒状部10の右端部は内方に突出する突部13を有
し、左端寄りの中間部の外面には係止突部14が設けら
れている(図2参照)。上記規制部6と筒状部10の本
体部との間には間隙15が形成されていて、該間隙15
に筒状の係止部材16が配されている。該係止部材16
には図2に示されるような係止窓部16Aが形成され、
先端には係止爪部16Bが設けられている。該係止窓部
16Aには上記筒状部10の係止突部14が突入してい
て横方向(左右方向)で係止部材16を筒状部10に係
止せしめている。又、係止部材16の左端部には内方に
向く係止突部16Bが設けられている。
【0017】かくして、内部ハウジング7は外部ハウジ
ング1に右方から挿入される際に、筒状部10の連結部
11に形成された当接面11Aが外部ハウジング1の規
制部6に当接した位置で、外部ハウジングの係止腕部3
の係止突部3Aが内部ハウジング7の係止段部8に係止
し、内部ハウジング7は所定位置にてその抜けが防止さ
れる。
【0018】このように内部ハウジング7が外部ハウジ
ング1に挿着されて成るコネクタには、図1において、
フェルール21を保持せるプラグ20が装着されてい
る。該フェルール21にはスリーブ22が嵌着されてお
り、上記プラグ20の挿着後には、上記スリーブ22は
筒状部10内にあって筒状部10の突部13と係止部材
16の係止突部16Bとにより左右に係止されている。
さらにフェルール21はそのフランジ部23が、外部ハ
ウジング1の係止腕部4の係止爪部4Aにより左方への
抜けが防止されている。
【0019】又、右方にあるプラグ30はフェルール3
1を保持しており、外面には係止凹部32が形成されて
いる。該プラグ30をコネクタに挿着すると、フェルー
ル31は、上記筒状部10内のスリーブ22内に進入し
フェルール21と当接するようになる。そしてかかる位
置でプラグ30の係止凹部32に内部ハウジング7の係
止鉤部9Aが係止して、該プラグ30の抜けが防止され
る。
【0020】かかる本実施形態のコネクタにあって、プ
ラグ20,30がコネクタに装着された後、それらのフ
ェルール21,31の端面と共に光ファイバの端面を清
掃するときには、プラグ30を外した後に内部ハウジン
グ7を外部ハウジング1から外すか、あるいはプラグ3
0が内部ハウジング7に挿着されている状態で該内部ハ
ウジング7を外部ハウジング1から外す。その際には、
外部ハウジング1の係止腕部3を外方に弾性撓みさせる
だけで、内部ハウジング7の係止段部8は外部ハウジン
グ1の上記係止腕部3の先端に設けられた係止突部3A
から外れて係止解除となるので、内部ハウジング7は外
部ハウジング1から簡単に引き出させる。内部ハウジン
グ7と一体となっている筒状部10は係止突部14が係
止部材16の係止窓部16Aと係止しているので、筒状
部10と係止部材16とは一緒に引き出される。該係止
部材16の係止爪部16Bはスリーブ22の後端と係止
しており、該係止部材16が引き出されるときにはスリ
ーブ22はフェルール21から外れて該係止部材16と
共に引き出される。
【0021】こうして、内部ハウジング7を引き出すだ
けでスリーブ22が外されて、プラグ20のフェルール
21の周囲には、図4に示すように、大きな空間が形成
され、右方から自由に清掃部材によりフェルール21及
び光ファイバの端面を清掃できる。
【0022】
【発明の効果】本発明は内部ハウジングを外部ハウジン
グから簡単に外れるように、そして内部ハウジングを外
すことにより該内部ハウジングと共に、フェルールに嵌
着されたスリーブをも同時に引き出されるようにしたの
で、外部ハウジング内に残っているプラグのフェルール
の周りには大きな空間が形成され、該空間にフェルール
が突出するようになり、外部からの清掃を容易かつ良好
に行うことができるようになるという効果をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のコネクタをプラグと共に
示す断面図である。
【図2】図1のコネクタの一部をプラグのない状態で図
1と直角な方向で断面した断面図である。
【図3】図1のコネクタの底面図である。
【図4】図1のコネクタを、内部ハウジングを抜出した
ときの状態で示す断面図である。
【図5】従来のコネクタをプラグと共に示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 外部ハウジング 2 貫通孔 3 係止腕部 7 内部ハウジング 10 筒状部 16 部材(係止部材) 21,31 フェルール 22 スリーブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長瀬 亮 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 岩野 真一 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 小林 勝 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 本多 竜二 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 三田地 成幸 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通せるフェルール保持孔が形成された
    筒状部を有する内部ハウジングを外部ハウジングの貫通
    孔に挿着し、光ファイバを保持せる一対のフェルールを
    上記フェルール保持孔へ両側から挿入して両フェルール
    にわたり嵌着されているスリーブを介して該両フェルー
    ルを同一軸線上に保持して光ファイバ同士の接続が可能
    となっている光ファイバコネクタにおいて、外部ハウジ
    ングは挿着後の内部ハウジングを解除自在に係止する係
    止腕部を有し、筒状部は直接または該筒状部に連結され
    た部材を介して、内部ハウジングの抜出方向にて上記ス
    リーブの後端と係止していることを特徴とする光ファイ
    バコネクタ。
JP28157296A 1996-10-04 1996-10-04 光ファイバコネクタ Pending JPH10111434A (ja)

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JP28157296A JPH10111434A (ja) 1996-10-04 1996-10-04 光ファイバコネクタ

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JP28157296A JPH10111434A (ja) 1996-10-04 1996-10-04 光ファイバコネクタ

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JPH10111434A true JPH10111434A (ja) 1998-04-28

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ID=17641059

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JP28157296A Pending JPH10111434A (ja) 1996-10-04 1996-10-04 光ファイバコネクタ

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JP (1) JPH10111434A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7331718B2 (en) 2003-12-24 2008-02-19 3M Innovative Properties Company Optical connector, optical fiber with connector, optical fiber connecting device, and optical fiber connection method
US7556438B2 (en) 2004-07-16 2009-07-07 3M Innovative Properties Company Optical connector and optical fiber connecting system
US7637673B2 (en) 2004-07-16 2009-12-29 3M Innovative Properties Company Optical connector and optical fiber connecting system

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