JPH10110958A - グリル排気排出構造 - Google Patents

グリル排気排出構造

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JPH10110958A
JPH10110958A JP28606396A JP28606396A JPH10110958A JP H10110958 A JPH10110958 A JP H10110958A JP 28606396 A JP28606396 A JP 28606396A JP 28606396 A JP28606396 A JP 28606396A JP H10110958 A JPH10110958 A JP H10110958A
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JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
grill
holes
top plate
exhaust holes
Prior art date
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Pending
Application number
JP28606396A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Kondo
勉 近藤
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Paloma Kogyo KK
Original Assignee
Paloma Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グリル庫内への異物落下を防止する。 【解決手段】 外カバー4の上面に複数の排気孔4cを
並べて穿設し、その下段に複数の排気孔5cを穿設した
下排気孔形成板5を固定する。上下の排気孔4c,5c
を、互いに平面視で重ならない位置に設けることによ
り、グリル庫への異物落下を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グリル付テーブル
こんろの天板に形成されたグリル排気の排出用開口に設
けられるグリル排気排出構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、後方排気式グリル付テーブル
こんろにおいては、グリル庫内の排気を排出する排出用
開口を天板面後部に形成すると共に、この排出用開口か
ら食材等の異物が入らないようにグリルキャップを載置
している。テーブルこんろに設けられるガスグリルは、
図6に示すように、調理品17を載せる焼網13と、ガ
スを燃焼させて調理品17を加熱するバーナ18と、こ
れらを収めるグリル庫12と、グリル庫12の後方に設
けられ排気を庫外に排出する排出口19とを備える。こ
の排出口19は、天板16に形成された排出用開口15
に臨んで設けられ、食材等の異物がグリル庫内に落下し
ないように排出用開口15はグリルキャップ14で覆わ
れる。このグリルキャップ14は、複数の排気孔14a
を穿設したもので、長方形に開口した排出用開口15の
周囲で天板16に載置される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
たグリルキャップ14においても、小さな異物に関して
は排気孔14aを通過してグリル庫内に入ってしまうと
いう問題があった。本発明のグリル排気排出構造は、上
記課題を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
グリル排気排出構造は、グリル付テーブルコンロの天板
にグリル庫の排気を排出する開口部を形成し、該開口部
をグリルキャップにて覆うことにより、落下物のグリル
庫への侵入を防止するグリル排気排出構造において、上
記グリルキャップは、上記天板に形成される開口部を覆
い、複数の排気孔を形成した第一覆い面と、上記第一覆
い面の上方に所定間隔あけて対向して設けられ、複数の
排気孔を形成した第二覆い面とを備え、上記第一覆い面
の各排気孔は、上記第二覆い面の各排気孔に対して、平
面視で重ならない位置に形成されていることを要旨とす
る。また、本発明の請求項2記載のグリル排気排出構造
は、グリル付テーブルコンロの天板にグリル庫の排気を
排出する開口部を形成し、該開口部を複数の排気孔を備
えたグリルキャップにて覆うことにより、落下物のグリ
ル庫への侵入を防止するグリル排気排出構造において、
上記天板に形成される開口部を、天板の一体加工により
複数の排気孔を穿設して構成するとともに、上記グリル
キャップの覆い面を上記天板の開口部の上方に所定間隔
あけて対向して設け、該覆い面の各排気孔を、上記天板
の開口部を構成する各排気孔に対して、平面視で重なら
ない位置に形成したことを要旨とする。
【0005】上記構成を有する本発明の請求項1記載の
グリル排気排出構造によれば、大きな落下物(食材等)
に対しては上段に設けられた第二覆い面で受け止めら
れ、小さな落下物に対しては第二覆い面の排気孔を通過
するが、この落下物は、下段に設けられた第1覆い面に
受け止められ、グリル庫内には侵入しない。一方、グリ
ル庫内の排気は、2つの覆い面に形成された排気孔を通
過して庫外へ排出される。また、本発明の請求項2記載
のグリル排気排出構造によれば、大きな落下物(食材
等)に対してはグリルキャップの覆い面で受け止めら
れ、小さな落下物に対してはグリルキャップの排気孔を
通過するが、この落下物は、天板に穿設した排気孔の間
(天板面)で受け止められ、グリル庫内には侵入しな
い。一方、グリル庫内の排気は、天板面の排気孔および
グリルキャップの排気孔を通過して庫外へ排出される。
【0006】
【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成・作用
を一層明らかにするために、以下本発明のグリル排気排
出構造の好適な実施例について図を用いて説明する。図
1は、一実施例としのグリルキャップ1を装着した後方
排気式ガスグリル付テーブルこんろ概略斜視図、図2は
図1におけるグリルキャップのA−A断面図、図3はB
−B断面図を示す。グリルキャップ1は、底部を開放し
丸みをおびた箱状の外カバー4と、外カバー4内に設け
られる下排気孔形成板5とから構成される。外カバー4
の上面4aには、グリル庫内の排気を排出するための複
数の長円状の排気孔4cが等間隔で穿設され、排気孔4
c周囲には下方に向けてバーリングが形成される。以
下、この外カバー4の上面を上排気孔形成面4aと呼
ぶ。外カバー4の側面には、後述する天板6の排出用開
口9に嵌合する段部4bが形成され、この段部4bに下
排気孔形成板5の周縁が溶接される。下排気孔形成板5
は、外カバー4の上排気形成面4aと所定距離をあけて
平行に設けられるとともに、平面位置で外カバー4の各
排気孔4cの間に複数の長円状の排気孔5cが並べて穿
設される。従って、外カバー4の各排気孔4cと下排気
孔形成板5の各排気孔5cとは、平面視で互いに重なら
ない位置に形成されている。この下排気孔形成板5の排
気孔5cの周囲には、上方に向けてバーリングが形成さ
れる。また、上下段の各排気孔4c,5cは、同一面積
に形成する。グリル付テーブルこんろの天板6には、グ
リル庫内に発生した排気を排出するための排出用開口9
(長方形穴で4隅が丸みを帯びている)が形成され、こ
の排出用開口9を覆うようにグリルキャップ1が載置さ
れる。この排出用開口9は、その周部に折り曲げ9aが
上方に突出して形成され、この折り曲げ9aに外カバー
4の段部4bが嵌合して確実に装着される。尚、グリル
に関しては、図6に示した従来のものと同じである。
【0007】グリル庫からの排気は、まず下排気孔形成
板5の排気孔5cを通過し、つぎに上排気形成面4aの
排気孔4cを通過し、外部へ排出される。グリルキャッ
プ1へ落下した異物(食材の残り等)は、大きいもので
あれば外カバー4で受けられグリルキャップ1内へ侵入
することはないが、小さいものが排気孔4cより落下し
た場合、下排気孔形成板5で受け止められる。つまり、
上段の排気孔4cの真下には下段の排気孔5cを形成し
ていないため、異物がそのままグリル庫へ落下してしま
うことがない。しかも、下排気孔形成板5の排気孔5c
は、上方向にバーリングされているため、上から落ちて
くる異物がひっかかりやすく、逆に、下からの排気をス
ムーズに上に送ることができる。また、外グリルカバー
4と下排気孔形成板5とが一体に形成されているため、
グリルキャップ1の掃除をする場合での取外・取付が簡
単で、どちらか一方を紛失するということがない。
【0008】次に、第2実施例について図4を用いて説
明する。第2実施例のグリル排気排出構造2は、第1実
施例のグリルキャップ1の下排気孔形成板5に相当する
部分を天板26と一体に形成したものである。つまり、
天板26のグリル排気の排出用開口部、つまりグリル庫
の排出口(図6の符号15)に臨む天板26面に複数の
長円状の排気孔25cを等間隔に並べて穿設し、この排
気孔25c列の上にグリルキャップ24を載置して構成
される。天板26に形成される各排気孔25cの周囲は
曲げ加工が施され、排気孔25c間が皿状に形成され
る。グリルキャップ24は、底部を開放し丸みをおびた
箱体で、その上面24aには、複数の長円状の排気孔2
4cが等間隔で穿設され、排気孔24c周囲には下方に
向けてバーリングが形成される。グリルキャップ24の
各排気孔24cは、天板26に形成した各排気孔25c
と平面視で互いに重ならない位置に形成されている。つ
まり、孔形成位置を互い違いにしている。このグリル排
気排出構造2によれば、先の実施例と同様に異物のグリ
ル庫への侵入を防止すると共にグリル排気をスムーズに
排出できる。グリルキャップ24を外せば、天板26の
排気孔形成面25の上にたまった異物を簡単に除去する
ことができる。
【0009】次に、第3実施例について図5を用いて説
明する。第3実施例のグリルキャップ3は、外カバー3
4と下排気孔形成板35とが別体で形成され別々に取り
外すことができる点が、第1実施例と異なる。グリルキ
ャップ3は、底部を開放した箱体の上面34aに複数の
長円状の排気孔34cを等間隔に並べて穿設した外カバ
ー34と、外カバー34とは別体で複数の長円状の排気
孔35cを等間隔に並べて穿設した下排気孔形成板35
とから成る。各排気孔34c,35cはそれぞれ内側に
バーリングされている。天板の排出用開口39の周縁に
は、上方に突出した折り曲げ39aおよび水平に延びた
フランジ39bが設けられ、このフランジ39bに下排
気孔形成板35の周縁を載置し、折り曲げ39aの外周
に外カバー34がはめ込まれて夫々が位置決めされる。
この状態では、排気孔34cと排気孔35cとが、先の
実施例と同様に平面視で互いに重ならない位置に設定さ
れる。従って、このグリルキャップ3によれば、先の実
施例と同様にグリル庫への異物の落下を防止すると共に
グリル排気をスムーズに排出できる。また、外カバー3
4と下排気孔形成板35とを別々に取り外すことができ
るので、掃除をすみずみまで簡単に行なえる。以上、本
発明の実施例について説明したが、本発明はこうした実
施例に何等限定されるものではなく、例えば、排気孔の
形状を丸孔、スリット孔等であってもよく、本発明の趣
旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得
ることは勿論である。
【0010】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
および2記載のグリル排気排出構造によれば、小さな食
材等の異物であってもグリル庫内へ落下することが防止
される。従って、わざわざグリル庫内を掃除する必要が
なくなり、非常に使い勝手が向上する。また、グリルキ
ャップを取り外して、異物を簡単に除去することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】グリルキャップが装着されたグリル付テーブル
コンロの概略斜視図である。
【図2】第1実施例としてのグリルキャップの断面図で
ある。
【図3】第1実施例としてのグリルキャップの断面図で
ある。
【図4】第2実施例としてのグリルキャップの断面図で
ある。
【図5】第3実施例としてのグリルキャップの断面図で
ある。
【図6】ガスグリルの概略構成図である。
【符号の説明】 1,24,3 グリルキャップ 4,34 外カバー(第二覆い面) 5,35 下排気孔形成板(第一覆い面) 6,26,36 天板 4c,24c,34c 排気孔 5c,25c,35c 排気孔 25 排気孔形成面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリル付テーブルコンロの天板にグリル
    庫の排気を排出する開口部を形成し、該開口部をグリル
    キャップにて覆うことにより、落下物のグリル庫への侵
    入を防止するグリル排気排出構造において、 上記グリルキャップは、 上記天板に形成される開口部を覆い、複数の排気孔を形
    成した第一覆い面と、 上記第一覆い面の上方に所定間隔あけて対向して設けら
    れ、複数の排気孔を形成した第二覆い面とを備え、 上記第一覆い面の各排気孔は、上記第二覆い面の各排気
    孔に対して、平面視で重ならない位置に形成されている
    ことを特徴とするグリル排気排出構造。
  2. 【請求項2】 グリル付テーブルコンロの天板にグリル
    庫の排気を排出する開口部を形成し、該開口部を複数の
    排気孔を備えたグリルキャップにて覆うことにより、落
    下物のグリル庫への侵入を防止するグリル排気排出構造
    において、 上記天板に形成される開口部を、天板の一体加工により
    複数の排気孔を穿設して構成するとともに、 上記グリルキャップの覆い面を上記天板の開口部の上方
    に所定間隔あけて対向して設け、該覆い面の各排気孔
    を、上記天板の開口部を構成する各排気孔に対して、平
    面視で重ならない位置に形成したことを特徴とするグリ
    ル排気排出構造。
JP28606396A 1996-10-07 1996-10-07 グリル排気排出構造 Pending JPH10110958A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010205574A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Panasonic Corp 誘導加熱調理器
US20180058701A1 (en) * 2016-08-26 2018-03-01 Lg Electronics Inc. Vent and cooker having a vent
JP2019050211A (ja) * 2018-11-22 2019-03-28 アイリスオーヤマ株式会社 加熱調理器

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