JPH10110563A - 自動販売機の鍵装置 - Google Patents

自動販売機の鍵装置

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Publication number
JPH10110563A
JPH10110563A JP28464896A JP28464896A JPH10110563A JP H10110563 A JPH10110563 A JP H10110563A JP 28464896 A JP28464896 A JP 28464896A JP 28464896 A JP28464896 A JP 28464896A JP H10110563 A JPH10110563 A JP H10110563A
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JP
Japan
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data
key
identification data
vending machine
response device
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Application number
JP28464896A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Sasaki
和夫 佐々木
Masami Hirano
正己 平野
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Takigen Manufacturing Co Ltd
Universal Bio Research Co Ltd
Original Assignee
Takigen Manufacturing Co Ltd
Unitec Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Takigen Manufacturing Co Ltd, Unitec Co Ltd filed Critical Takigen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP28464896A priority Critical patent/JPH10110563A/ja
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 錠の破壊を防止することができ、また、仮に
錠穴が破壊されても、被害規模を最小にすることができ
る自動販売機の鍵装置を提供する。 【解決手段】 上記自動販売機には、ダミーの鍵穴が設
けられている。自動販売機のリーダ1は、鍵穴に鍵が挿
入されると、RFパワー信号を送信する。鍵のトランス
ポンダ18は、上記RFパワー信号を受信することで作
動し、EEPROM24に記憶されているIDデータ
(システム識別IDデータ、マスタ・キー・グループI
Dデータおよび鍵IDデータ)を、リーダ1からのデー
タ要求コマンドに応じて送信する。リーダ1は、上記I
Dデータを受信し、EEPROM9に予め設定されてい
るIDデータと比較し、全てが一致すると、リレー14
を駆動して電気錠20を開く。上記鍵穴は、単に、開錠
されることを検知するためのダミーであるので、仮に破
壊されたとしても、最小の被害で済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品の無人販売に
用いられる自動販売機に用いて好適な自動販売機の鍵装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、商品の無人販売に用いられる
自動販売機においては、筐体に設けられている鍵穴に、
所定の鍵を差し込んで錠を外し、自動販売機を開けるこ
とで、商品の補充・交換、あるいは代金の回収が行われ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の自動
販売機では、鍵穴が見えるため、錠の位置が容易に判別
できる。このため、筐体に設けられている錠が破壊さ
れ、内部の代金や商品が盗難されるという問題があっ
た。 特に、現金盗難の被害額より、錠修理に要する額
の方が大きいので、錠の破壊を防止する必要がある。
【0004】そこで本発明は、錠の破壊を防止すること
ができ、また、仮に錠穴が破壊されても、被害規模を最
小にすることができる自動販売機の鍵装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による自動販売機の鍵装置は、外部の
高周波磁界を各部を駆動するための電力とする装置であ
って、当該装置を識別するための応答装置識別データを
記憶する第1の記憶手段および電力が印加されると前記
第1の記憶手段に記憶されている応答装置識別データを
送信する第1の送信手段を備える応答装置と、前記高周
波磁界を発生する高周波発生手段、前記第1の送信手段
から送信された応答装置識別データを受信する第1の受
信手段、自動販売機の扉を施錠する電気錠、前記自動販
売機の扉を開けることを許可する応答装置を特定する応
答装置識別データを記憶する第2の記憶手段、前記第1
の受信手段によって受信された応答装置識別データと前
記第2の記憶手段に記憶されている応答装置識別データ
とが一致した場合、前記電気錠を開ける第1の制御手段
を備え、前記自動販売機に設けられる読み取り装置とを
具備することを特徴とする。
【0006】また、好ましい態様として、前記読み取り
装置は、例えば請求項2記載のように、前記第1受信手
段によって受信された応答装置識別データと前記第2の
記憶手段に記憶されている応答装置識別データとが一致
しない場合、警告を発する警告手段を具備するようにし
てもよい。
【0007】また、好ましい態様として、前記応答装置
は、例えば請求項3記載のように、鍵形状部分を有し、
前記自動販売機は、前記電気錠が設けられる位置とは異
なる位置に、前記応答装置の鍵形状部分が挿入される鍵
穴部を備え、前記読み取り装置は、前記鍵穴部に前記応
答装置の鍵形状部分が挿入されたことを検知する検出手
段を備えるようにしてもよい。
【0008】また、好ましい態様として、前記読み取り
装置は、例えば請求項4記載のように、前記検出手段に
よって、前記鍵穴部に前記応答装置の鍵形状部分が挿入
されたことが検知されると、前記高周波発生手段によっ
て高周波磁界を発生するようにしてもよい。
【0009】また、好ましい態様として、前記応答装置
は、例えば請求項5記載のように、カード形状であり、
前記読み取り装置は、前記高周波発生手段によって所定
時間間隔で前記高周波磁界を発生するようにしてもよ
い。
【0010】また、好ましい態様として、前記応答装置
および前記読み取り装置は、例えば請求項6記載のよう
に、前記応答装置識別データに加えて、システムを識別
するシステム識別データおよび自動販売機の設置地域を
識別するマスタ・キー・グループ識別データを授受する
ようにしてもよい。
【0011】また、好ましい態様として、前記応答装置
は、例えば請求項7記載のように、所定の通信プロトコ
ルに従って、前記読み取り装置との間におけるデータ授
受を制御する第2の制御手段を備え、前記応答装置およ
び前記読み取り装置は、前記所定の通信プロトコルに従
って、前記システム識別データ、前記マスタ・キー・グ
ループ識別データおよび前記応答装置識別データを授受
するようにしてもよい。
【0012】また、好ましい態様として、前記読み取り
装置は、例えば請求項8記載のように、前記応答装置に
対してデータを送信する第2の送信手段と、前記制御手
段によって前記電気錠が開けられると、新たな応答装置
識別データを生成する応答装置識別データ生成手段と、
前記第2の記憶手段に記憶されている応答装置識別デー
タを、前記応答装置識別データ生成手段によって生成さ
れた新たな応答装置識別データで書き換える第1の更新
手段とを備え、前記第2の送信手段によって前記新たな
応答装置識別データを前記応答装置に対して送信し、前
記応答装置は、前記読み取り装置が送信するデータを受
信する第2の受信手段と、前記第1の記憶手段に記憶さ
れている応答装置識別データを、前記第2の受信手段に
よって受信した前記新たな応答装置識別データで書き換
える第2の更新手段とを備えるようにしてもよい。
【0013】また、好ましい態様として、前記応答装置
識別データおよびマスタ・キー・グループ識別データ
は、例えば請求項9記載のように、外部設定装置により
無線通信により書換可能であってもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、自
動販売機に適用した一実施例として、図面を参照して説
明する。 A.実施例の構成 A−1.自動販売機に内蔵されるリーダおよび鍵(トラ
ンスポンダ)の構成 図1は本発明の実施例による自動販売機に内蔵されるリ
ーダおよびトランスポンダが内蔵された、自動販売機の
錠を開錠するための鍵の構成を示すブロック図である。
また、図4は、上記トランスポンダのより詳細な構成例
を示すブロック図である。図において、リーダ1は、自
動販売機に内蔵されており、変調回路2、RFパワー送
信機3、DATA受信回路4、DATA復調回路5、M
PU6、NG表示用LED13、リレー14、スイッチ
ングレギュレータ15等から構成されている。以下、各
部について説明する。
【0015】変調回路2は、所定の信号を125KHz
でFSK変調し、RFパワー送信機3に供給する。RF
パワー送信機3は、上記変調信号をアンテナ16より送
信する。上記信号としては、鍵に内蔵されている後述す
るトランスポンダ18を作動させるためのRFパワー
や、トランスポンダ18に対して各種ID送信を要求す
るためのコマンドがある。次に、DATA受信回路4
は、後述するトランスポンダ18から送信される、6
2.5KHzでPSK変調された信号をアンテナ17で
受信し、DATA復調回路5に供給する。DATA復調
回路5は、受信信号を復調し、データ(各種ID)を取
り出し、MPU6のSIO(シリアル入出力インターフ
ェース)7へ供給する。
【0016】MPU6は、上記SIO7、CPU(中央
処理装置)8、EEPROM9、ROM(リードオンリ
メモリ)10、RAM(ランダムアクセスメモリ)11
およびPIO(パラレル入出力インターフェース)12
から構成されている。SIO7は、上記DATA復調回
路5からのデータをCPU8に供給する。CPU8は、
ROM10に格納されているプログラムを実行し、各種
コマンドの送信、トランスポンダ18からの各種データ
の受信、トランスポンダ18の認証、後述するリレー駆
動による電気錠20の開錠等の制御を行う。EEPRO
M9には、自動販売機に内蔵された当該リーダ1に対応
するトランスポンダ18を識別するための各種IDデー
タが記憶されている。言い換えると、本リーダ1は、該
EEPROM9に記憶されているIDデータに一致する
IDデータを送信するトランスポンダ18が近接した場
合にのみ、電気錠20を開錠するようになっている。
【0017】また、ROM10には、上述したように、
CPU8によって実行されるプログラムが格納されてい
る。RAM11は、上記CPU8の制御に伴って生成さ
れるデータが格納されたり、ワーキングエリアとして用
いられる。PIO12は、CPU8の制御の下、CPU
8から供給される表示データをNG表示用LED13に
供給するとともに、CPU8から供給されるリレー駆動
用データをリレー14に供給する。NG表示用LED1
3は、トランスポンダ18から送信されるIDデータが
上記EEPROM9に格納されているIDデータと不一
致である場合、すなわち、適合しないトランスポンダで
開錠されようとした場合に、点灯される表示部である。
次に、リレー14は、上記リレー駆動用データが供給さ
れると、電気錠20を作動させて開錠する。スイッチン
グレギュレータ15は、図示しない商用電源を整流し、
直流電圧として、+5V、+24Vを発生し、上述した
各部へ電源として供給する。
【0018】また、鍵穴21は、例えば、自動販売機の
前面に設けられている。但し、本実施例では、以下にお
いて、鍵穴21を設ける場合と、鍵穴21を設けない場
合とについて説明している。また、鍵穴21は、いわゆ
るダミーであり、操作しやすい場所であれば、特に、電
気錠20が配設されている場所を避ければ、どこに設け
てもよい。これは、仮に、鍵穴21が破壊されても、電
気錠自体を破壊することができないようにするためであ
る。検出回路25は、上記鍵穴21に鍵が挿入されたこ
とを検出し、PIO12を介してCPU8に知らせる。
このように、鍵穴21を設けた場合には、CPU8は、
RFパワー送信機3からRFパワー信号を送信する。
【0019】A−2.自動販売機の外観構成 図2および図3は、上述したリーダが内蔵された自動販
売機の外観構成を示す斜視図である。本実施例では、ト
ランスポンダを内蔵する鍵として、カード形状のもの
と、通常の鍵形状のものの2つの構成例を採用してい
る。したがって、トランスポンダ18にカード形状のも
のを採用した場合には、図2に示すように、自動販売機
には、鍵穴はなく、トランスポンダ18からのID認証
によって開錠される電気錠のみが設けられている。ま
た、トランスポンダ18に通常の鍵形状のものを採用し
た場合には、図3に示すように、自動販売機には、上記
トランスポンダ18からのID認証によって開錠される
電気錠とともに、該鍵が差し込まれる鍵穴21が設けら
れている。この場合、鍵穴21は、上述したように、鍵
を挿入することで、実際に機械式の錠を開けるためのも
のではなく、トランスポンダ18が内蔵された鍵が挿入
されたことを検知することで、メンテナンス等のため
に、開錠しようとしていることを認識するために用いら
れるものである。
【0020】本実施例では、鍵に内蔵されているトラン
スポンダ18は、自動販売機に内蔵されたリーダ1から
送信されるRFパワー信号を電源として作動するように
なっている。したがって、鍵にカード形状のものを採用
した場合には、いつ鍵がリーダ1の通信範囲に入ったか
を知ることができないため、常時あるいは所定時間間隔
で、RFパワー信号を送信しなければならない。これに
対して、自動販売機に鍵穴を設けた場合には、リーダ1
は、鍵が自動販売機の鍵穴に挿入された時点で、RFパ
ワー信号を送信し、トランスポンダ18を作動させれば
よく、省電力化に効果がある。また、上記鍵穴が実際に
開閉するための電気錠のものではないので、鍵穴は、必
ずしも電気錠部分に設ける必要はない。したがって、鍵
穴をこじ開けることにより、不正に開錠しようとして
も、開錠することはできず、また、仮に鍵穴が破壊され
たとしても、鍵穴修理に要する金額が小さいので、容易
に修理できる。
【0021】A−3.トランスポンダの構成 図4(a)、(b)は、上述したトランスポンダ18の
構成例を示すブロック図である。図4(a)に示すトラ
ンスポンダ18は、アンテナ19、送受信回路22、C
PU23、EEPROM24から構成されている。アン
テナ19は、上述したリーダ1から送信されるRFパワ
ー信号や変調信号を受信し、送受信回路22に供給す
る。送受信回路22は、図示しない整流回路を備えてお
り、受信したRFパワー信号を整流して所定の直流電圧
を取り出し、CPU23およびEEPROM24に電源
として供給するとともに、受信信号を復調し、リーダ1
から送信される各種コマンドを取り出してCPU23に
供給する。
【0022】CPU23は、プログラムを内蔵するRO
MやワークエリアとしてのRAM等を内蔵しており(図
示略)、RFパワー信号により作動し、リーダ1から送
信される各種コマンドを解釈し、受信したコマンドに応
じて、EEPROM24に予め格納されている各種ID
データを読み出し、送受信回路22によって変調してア
ンテナ19から送信する。EEPROM24には、上述
したように、予め各種IDデータが記憶されており、該
各種IDデータは、CPU23によって適宜読み出され
る。このように、図4(a)に示すトランスポンダ18
を採用した場合には、トランスポンダ18は、リーダ1
からのIDデータ要求コマンドに応じて、対応するID
データを送信する。
【0023】ここで、図5は、上記リーダ1と上記トラ
ンスポンダ18とで授受されるデータフォーマットを示
す概念図である。図示するように、データは、スタート
ビット、データ(12ビット)、パリティビット、スト
ップビットから構成されており、1キャラクタ単位で、
データ部分で各種IDデータを送信し、その後にエラー
チェック用のデータを同一フォーマットで1キャラクタ
送信する。この場合、トランスポンダ18は、図6に示
すように、リーダ1からの要求に応じて、システム識別
IDデータ、マスターキーグループIDデータおよび鍵
IDデータを送信するようになっている。すなわち、ト
ランスポンダ18は、リーダ1からRFパワーを受信す
ると、まず、自動的に、システム識別IDデータを送信
し、次いで、マスターキーグループID要求コマンドを
受信すると、これに応じて、マスターキーグループID
データを送信し、さらに、鍵ID要求コマンドを受信す
ると、これに応じて、鍵IDデータを送信する。
【0024】なお、システム識別IDデータは、例え
ば、自動販売機のメーカ毎に設定され、該メーカを識別
するためのIDデータであり、固定値となっている。ま
た、マスター・キー・グループIDデータは、自動販売
機の設置場所でグループ化し、該グループを識別するた
めのIDデータであり、変更可能となっている。さら
に、鍵IDデータは、トランスポンダ(鍵)18を識別
するためのIDデータであり、やはり変更可能となって
いる。リーダ1は、これらシステム識別IDデータ、マ
スターキーグループIDデータおよび鍵IDデータの全
てが一致した場合にのみ、電気錠を開錠するようになっ
ている。
【0025】一方、図4(b)に示すトランスポンダ1
8は、アンテナ19、送受信回路26およびEEPRO
M27から構成されている。アンテナ19は、上述した
リーダ1から送信されるRFパワー信号や変調信号を受
信し、送受信回路26に供給する。送受信回路26は、
図示しない整流回路を備えており、受信したRFパワー
信号を整流して所定の直流電圧を取り出し、EEPRO
M27に電源として供給するとともに、EEPROM2
7から供給される各種IDデータを変調し、アンテナ1
9から送信する。EEPROM27には、上述したよう
に、予め各種IDデータが記憶されており、電源が供給
されると、記憶されていた各種IDデータを自動的に送
受信回路26に供給する。このように、図4(b)に示
すトランスポンダ18を採用した場合には、トランスポ
ンダ18は、RFパワー信号を受信した時点で、EEP
ROM27に予め記憶されている各種IDデータを送信
する。
【0026】ここで、図7は、上記リーダと上記トラン
スポンダとで授受されるデータフォーマットを示す概念
図である。図示するように、データは、スタートビット
(8ビット)、システム識別IDデータ(16ビッ
ト)、マスターキーグループIDデータ(24ビッ
ト)、鍵IDデータ(24ビット)、データBCC(1
6ビット)、ストップビット(8ビット)の全128ビ
ットから構成されている。この場合、トランスポンダ1
8は、図8に示すように、RFパワーを受信することで
作動すると、自動的に、上記データフォーマットで、シ
ステム識別IDデータ、マスターキーグループIDデー
タおよび鍵IDデータを送信するようになっている。な
お、システム識別IDデータ、マスターキーグループI
Dデータおよび鍵IDデータの目的およびその内容は、
前述した通りである。
【0027】B.実施例の動作 次に、上述した実施例による自動販売機に内蔵されたリ
ーダ1および鍵に内蔵されたトランスポンダ18の動作
について説明する。なお、以下では、上述したリーダ、
トランスポンダ、データフォーマットの組み合わせに応
じて、以下のケースについて各々の動作を説明する。 CPU有り、ID更新機能有り CPU有り、ID更新機能無し CPU無し、ID更新機能有り CPU無し、ID更新機能無し また、以下では、CPU有り、ID更新機能有り・無
し、およびCPU無し、ID更新機能有り・無しにおけ
るIDデータ設定処理の動作についても説明する。
【0028】B−1.開錠処理(CPU有り、ID更
新機能有り) まず、CPU23を備えるトランスポンダ(ID更新機
能有り)18を用いた場合における開錠処理について説
明する。ここで、図9および図10は、CPU23を備
えるトランスポンダ(ID更新機能有り)18におけ
る、リーダ1およびトランスポンダ18での開錠処理の
動作を説明するためのフローチャートである。
【0029】まず、自動販売機のリーダ1では、図9に
示すステップS10で、鍵穴に鍵が挿入されたか否かを
判断し、鍵が挿入されると、ステップS12で、RFパ
ワー信号を送信する。なお、カード状の鍵を用いた場合
には、後述するステップS14でデータを受信するま
で、所定時間間隔で、RFパワー信号の送信を繰り返
す。
【0030】これに対して、鍵のトランスポンダ18
は、上記RFパワー信号を受信することで作動し、図1
0に示すステップS40で、EEPROM24からシス
テム識別IDデータ、マスタ・キー・グループIDデー
タおよび鍵IDデータを読み込む。次に、ステップS4
2で、図5に示すデータフォーマットで、システム識別
IDデータを送信する。
【0031】リーダ1では、ステップS14で、上記シ
ステム識別IDデータを受信し、ステップS16で、自
身のEEPROM9に予め設定されているシステム識別
IDデータと照合し、一致すれば、ステップS18に進
み、マスタ・キー・グループIDデータ要求コマンドを
送信する。これに対して、鍵のトランスポンダ18で
は、ステップS44で、上記マスタ・キー・グループI
Dデータ要求コマンドを受信すると、ステップS46
で、ステップS40で読み出したマスタ・キー・グルー
プIDデータを図5に示すデータフォーマットで送信す
る。リーダ1では、ステップS20で、上記マスタ・キ
ー・グループIDデータを受信する。自動販売機のリー
ダ1では、上記ステップS18,S20、鍵のトランス
ポンダ18では、上記ステップS44,S46を繰り返
すことにより、鍵IDデータ要求コマンドの送受信、お
よび鍵IDデータの送受信を行い、図5に示すデータフ
ォーマットで鍵IDデータを授受する。
【0032】次に、自動販売機のリーダ1では、ステッ
プS22で、上記マスタ・キー・グループIDデータお
よび鍵IDデータを、EEPROM9に予め設定されて
いるIDデータと照合することにより、一致するか否か
を判断し、それぞれ一致すると、ステップS24に進
み、リレー14を駆動し、電気錠20を開く。そして、
ステップS26で、新たなIDデータ(マスタ・キー・
グループIDデータまたは/および鍵IDデータ)を乱
数によって生成し、EEPROM9のIDデータを更新
し、記憶する。次に、ステップS28で、上記新たなI
Dデータ(マスタ・キー・グループIDデータまたは/
および鍵IDデータ)を送信する。
【0033】これに対して、鍵のトランスポンダ18で
は、ステップS48で、上記新たなIDデータ(マスタ
・キー・グループIDデータまたは/および鍵IDデー
タ)を受信し、該新たなIDデータで、EEPROM2
4のIDデータを書き換え、更新する。
【0034】さらに、自動販売機のリーダ1では、ステ
ップS30で、システム運用データとして、開錠した日
時、開錠に用いられたトランスポンダ(鍵またはカー
ド)18を識別するための鍵IDデータ(個別かマスタ
か)を記録する。
【0035】また、リーダ1において、ステップS16
で、トランスポンダ18から送信されたシステム識別I
Dが自身のものと一致しない場合、あるいは、ステップ
S22で、トランスポンダ18から送信されたマスタ・
キー・グループIDデータあるいは鍵IDデータが自身
のものと一致しない場合には、ステップS32で、防犯
および警報システムを作動させる。
【0036】B−2.開錠処理(CPU有り、ID更
新機能無し) 次に、CPU23を備えるトランスポンダ(ID更新機
能無し)18を用いた場合における開錠処理について説
明する。ここで、図11および図12は、CPU23を
備えるトランスポンダ(ID更新機能無し)18におけ
る、リーダ1およびトランスポンダ18での開錠処理の
動作を説明するためのフローチャートである。
【0037】まず、リーダ1では、図11に示すステッ
プS60で、鍵穴に鍵が挿入されたか否かを判断し、鍵
が挿入されると、ステップS62で、RFパワー信号を
送信する。なお、カード状の鍵を用いた場合には、後述
するステップS64でデータを受信するまで、所定時間
間隔で、RFパワー信号の送信を繰り返す。
【0038】これに対して、鍵のトランスポンダ18
は、上記RFパワー信号を受信することで作動し、図1
2に示すステップS80で、EEPROM24からシス
テム識別IDデータ、マスタ・キー・グループIDデー
タおよび鍵IDデータを読み込む。次に、ステップS8
2で、図5に示すデータフォーマットで、システム識別
IDデータを送信する。
【0039】リーダ1では、ステップS64で、上記シ
ステム識別IDデータを受信し、ステップS66で、自
身のEEPROM9に予め設定されているシステム識別
IDデータと照合し、一致すれば、ステップS68に進
み、マスタ・キー・グループIDデータ要求コマンドを
送信する。
【0040】これに対して、鍵のトランスポンダ18で
は、ステップS84で、上記マスタ・キー・グループI
Dデータ要求コマンドを受信すると、ステップS86
で、ステップS80で読み出したマスタ・キー・グルー
プIDデータを図5に示すデータフォーマットで送信す
る。リーダ1では、ステップS70で、上記マスタ・キ
ー・グループIDデータを受信する。そして、自動販売
機のリーダ1では、上記ステップS68,S70、鍵の
トランスポンダ18では、上記ステップS84,S86
を繰り返すことにより、鍵IDデータ要求コマンドの送
受信、および鍵IDデータの送受信を行い、図5に示す
データフォーマットで鍵IDデータを授受する。
【0041】次に、自動販売機のリーダ1では、ステッ
プS72で、上記マスタ・キー・グループIDデータお
よび鍵IDデータを、EEPROM9に予め設定されて
いるデータと照合することにより、一致するか否かを判
断し、それぞれ一致すると、ステップS74に進み、リ
レー14を駆動し、電気錠20を開く。さらに、自動販
売機のリーダ1では、ステップS76で、システム運用
データとして、開錠した日時、開錠に用いられたトラン
スポンダ(鍵またはカード)18を識別するための鍵I
Dデータ(個別かマスタか)を記録する。
【0042】また、リーダ1において、ステップS66
で、トランスポンダ18から送信されたシステム識別I
Dが自身のものと一致しない場合、あるいは、ステップ
S72で、トランスポンダ18から送信されたマスタ・
キー・グループIDデータあるいは鍵IDデータが自身
のものと一致しない場合には、ステップS78で、防犯
および警報システムを作動させる。
【0043】B−3.開錠処理(CPU無し、ID更
新機能有り) 次に、CPUを備えていないトランスポンダ(ID更新
機能有り)18を用いた場合における開錠処理について
説明する。ここで、図13および図14は、CPUを備
えていないトランスポンダ(ID更新機能有り)18に
おける、リーダ1およびトランスポンダ18での開錠処
理の動作を説明するためのフローチャートである。
【0044】まず、自動販売機のリーダ1では、図13
に示すステップS90で、鍵穴に鍵が挿入されたか否か
を判断し、鍵が挿入されると、ステップS92で、RF
パワー信号を送信する。なお、カード状の鍵を用いた場
合には、後述するステップS94でデータを受信するま
で、所定時間間隔で、RFパワー信号の送信を繰り返
す。
【0045】これに対して、鍵のトランスポンダ18
は、上記RFパワー信号を受信することで作動し、図1
4に示すステップS110で、EEPROM27からシ
ステム識別IDデータ、マスタ・キー・グループIDデ
ータおよび鍵IDデータを読み込む。次に、ステップS
112で、図7に示すデータフォーマットで、システム
識別IDデータマスタ・キー・グループIDデータおよ
び鍵IDデータを送信する。
【0046】リーダ1では、ステップS94で、上記シ
ステム識別IDデータ、マスタ・キー・グループIDデ
ータおよび鍵IDデータを受信し、ステップS96で、
自身のEEPROM9に予め設定されているシステム識
別IDデータ、マスタ・キー・グループIDデータおよ
び鍵IDデータと照合し、一致すれば、ステップS98
に進み、リレー14を駆動し、電気錠20を開く。そし
て、ステップS100で、新たなIDデータ(マスタ・
キー・グループIDデータまたは/および鍵IDデー
タ)を乱数によって生成し、EEPROM9のIDデー
タを更新し、記憶する。次に、ステップS102で、上
記新たなIDデータ(マスタ・キー・グループIDデー
タまたは/および鍵IDデータ)を送信する。
【0047】これに対して、鍵のトランスポンダ18で
は、ステップS114で、上記新たなIDデータ(マス
タ・キー・グループIDデータまたは/および鍵IDデ
ータ)を受信し、ステップS116で、該新たなIDデ
ータで、EEPROM27のIDデータを書き換え、更
新する。
【0048】さらに、自動販売機のリーダ1では、ステ
ップS104で、システム運用データとして、開錠した
日時、開錠に用いられたトランスポンダ(鍵)18を識
別するための鍵IDデータ(個別かマスタか)を記録す
る。
【0049】また、リーダ1において、ステップS96
で、トランスポンダ18から送信されたシステム識別I
D、マスタ・キー・グループIDデータまたは鍵IDデ
ータのいずれか1つでも自身のものと一致しない場合に
は、ステップS106で、防犯および警報システムを作
動させる。
【0050】B−4.開錠処理(CPU無し、ID更
新機能無し) 次に、CPUを備えていないトランスポンダ(ID更新
機能無し)18を用いた場合における開錠処理について
説明する。ここで、図15および図16は、CPUを備
えていないトランスポンダ(ID更新機能無し)18に
おける、リーダ1およびトランスポンダ18での開錠処
理の動作を説明するためのフローチャートである。
【0051】まず、自動販売機のリーダ1では、図15
に示すステップS120で、鍵穴に鍵が挿入されたか否
かを判断し、鍵が挿入されると、ステップS122で、
RFパワー信号を送信する。なお、カード状の鍵を用い
た場合には、後述するステップS124でデータを受信
するまで、所定時間間隔で、RFパワー信号の送信を繰
り返す。
【0052】これに対して、鍵のトランスポンダ18
は、上記RFパワー信号を受信することで作動し、図1
6に示すステップS140で、EEPROM27からシ
ステム識別IDデータ、マスタ・キー・グループIDデ
ータおよび鍵IDデータを読み込む。次に、ステップS
142で、図7に示すデータフォーマットで、システム
識別IDデータマスタ・キー・グループIDデータおよ
び鍵IDデータを送信する。
【0053】リーダ1では、ステップS124で、上記
システム識別IDデータ、マスタ・キー・グループID
データおよび鍵IDデータを受信し、ステップS126
で、自身のEEPROM9に予め設定されているシステ
ム識別IDデータ、マスタ・キー・グループIDデータ
および鍵IDデータと照合し、一致すれば、ステップS
128に進み、リレー14を駆動し、電気錠20を開
く。さらに、自動販売機のリーダ1では、ステップS1
30で、システム運用データとして、開錠した日時、開
錠に用いられたトランスポンダ(鍵またはカード)18
を識別するための鍵IDデータ(個別かマスタか)を記
録する。
【0054】また、リーダ1において、ステップS12
6で、トランスポンダ18から送信されたシステム識別
ID、マスタ・キー・グループIDデータまたは鍵ID
データのいずれか1つでも自身のものと一致しない場合
には、ステップS132で、防犯および警報システムを
作動させる。
【0055】B−5.IDデータ設定処理(CPU有
り) 次に、CPU23を備えるトランスポンダ18を用いた
場合におけるIDデータ設定処理について説明する。当
該IDデータ設定処理は、自動販売機の出荷時、鍵の紛
失、盗難あるいは鍵穴の破壊などの場合に、リーダ1お
よびトランスポンダ18に既に設定されているIDデー
タ(マスターキーグループIDデータまたは/および鍵
IDデータ)を変更する場合に実行される。ここで、図
17ないし図19は、CPU23を備えるトランスポン
ダ(ID更新機能有り・無し)18における、設定器
(図示略)、リーダ1およびトランスポンダ18におけ
るIDデータ設定処理の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【0056】図示しない設定器では、まず、ステップS
150で、新IDデータ(マスターキーグループIDデ
ータまたは/および鍵IDデータ)が設定され、リーダ
1のデータ通信範囲内に移動させられる。そして、リー
ダ1のデータ通信範囲内に移動すると、ステップS15
2で、自動販売機のリーダ1に対してシステム識別ID
データを送信する。
【0057】これに対して、自動販売機のリーダ1で
は、設定器が該リーダの通信範囲内に移動した時点で、
図18に示すステップS160において、設定器から送
信されるデータ(システム識別ID)を自動的に受信す
る。次に、データを受信すると、ステップS162で、
受信したデータがEEPROM9に予め設定されている
システム識別IDと一致するか照合し、一致すると、ス
テップS164に進み、設定器に対してマスタ・キー・
グループIDデータ要求コマンドを送信する。
【0058】設定器では、ステップS154で、リーダ
1からマスタ・キー・グループIDデータ要求コマンド
を受信すると、ステップS156で、新たなIDデータ
(マスタ・キー・グループIDデータまたは/および鍵
IDデータ)を設定するというコマンド、言い換える
と、マスタ・キー・グループIDデータ要求コマンドに
対するマスタ・キー・グループIDデータ以外の所定の
データを、自動販売機のリーダ1に対して送信した後、
ステップS158で、新たなIDデータ(マスタ・キー
・グループIDデータまたは/および鍵IDデータ)を
リーダ1に対して送信する。
【0059】自動販売機のリーダ1では、ステップS1
66で、マスタ・キー・グループIDデータ要求に対す
るデータを受信し、ステップS168で、受信したデー
タが新たなIDデータの設定データ(コマンド)である
か判断し、設定データであると、ステップS170に進
み、設定器から送信された新たなIDデータ(マスタ・
キー・グループIDデータまたは/および鍵IDデー
タ)を受信する。次に、ステップS172で、受信した
新たなIDデータ(マスタ・キー・グループIDデータ
または/および鍵IDデータ)でEEPROM9に格納
されているIDデータを更新し、記憶する。そして、ス
テップS174で、鍵のトランスポンダ18に対して、
上記新たなIDデータ(マスタ・キー・グループIDデ
ータまたは/および鍵IDデータ)を送信する。
【0060】これに対して、鍵のトランスポンダ18で
は、当該トランスポンダ18がリーダのデータ通信範囲
にあると、図19に示すステップS190で、新IDデ
ータを自動的に受信し、ステップS192で、受信した
新たなIDデータ(マスタ・キー・グループIDデータ
または/および鍵IDデータ)でEEPROM24に格
納されているIDデータを更新し、記憶する。
【0061】一方、リーダ1では、図18に示すステッ
プS176で、システムのIDデータ変更完了処理とし
て、鍵のトランスポンダ18との間でIDデータを授受
することにより、新たなIDデータ(マスタ・キー・グ
ループIDデータまたは/および鍵IDデータ)の変更
を確認する。そして、ステップS178で、システム運
用データとして、IDデータを変更(設定)した日時、
トランスポンダ(鍵)18を識別するための鍵IDデー
タ(個別かマスタか)、およびIDデータを変更(設
定)したことを記録する。
【0062】また、自動販売機のリーダ1において、ス
テップS162で、設定器から送信されたシステム識別
IDと自身のシステム識別IDとが一致しない場合、あ
るいは、ステップS168で、受信したデータが新たな
IDデータの設定データ(コマンド)でない場合には、
ステップS180で、防犯および警報システムを作動さ
せる。
【0063】このように、上述した処理によれば、CP
U23を備えているトランスポンダ18を用いる場合に
は、新たなIDデータを設定する際に、システムIDデ
ータを自動販売機のリーダ1に送信するとともに、リー
ダ1からのマスタ・キー・グループIDデータ要求コマ
ンドに対して所定のデータを送信することで、該リーダ
1を自動的に新たなIDデータ受信処理へ移行させるこ
とができる。したがって、リーダ1およびトランスポン
ダ18は、通常のデータ授受処理と同様のデータ授受処
理を行うことで、新たなIDデータ(マスタ・キー・グ
ループIDデータまたは/および鍵IDデータ)を設定
することができる。
【0064】B−6.IDデータ設定処理(CPU無
し) 次に、CPUを備えていないトランスポンダ18を用い
た場合におけるIDデータ設定処理について説明する。
ここで、図20ないし図21は、CPUを備えていない
トランスポンダ(ID更新機能有り・無し)18におけ
る、設定器(図示略)、リーダ1およびトランスポンダ
18におけるIDデータ設定処理の動作を説明するため
のフローチャートである。
【0065】図示しない設定器では、まず、図20に示
すステップS200で、新IDデータ(マスターキーグ
ループIDデータまたは/および鍵IDデータ)が設定
され、リーダ1のデータ通信範囲内に移動させられる。
そして、リーダ1のデータ通信範囲内に移動すると、ス
テップS202で、自動販売機のリーダ1に対して、設
定器を識別するための設定器IDデータを送信した後、
ステップS204で、新たなIDデータを送信する。
【0066】これに対して、自動販売機のリーダ1で
は、設定器が通信範囲内に移動した時点で、図21に示
すステップS210において、設定器から送信される設
定器IDデータを自動的に受信する。次に、設定器ID
データを受信すると、ステップS212で、受信した設
定器IDデータが所定のデータであるか照合し、所定の
データである場合には、ステップS214に進み、設定
器から送信される新たなIDデータを受信する。
【0067】次に、リーダ1は、ステップS216で、
受信した新たなIDデータ(マスタ・キー・グループI
Dデータまたは/および鍵IDデータ)でEEPROM
9に格納されているIDデータを更新し、記憶する。そ
して、ステップS218で、鍵のトランスポンダ18に
対して、上記新たなIDデータ(マスタ・キー・グルー
プIDデータまたは/および鍵IDデータ)を送信す
る。
【0068】これに対して、鍵のトランスポンダ18で
は、当該トランスポンダ18がリーダ1のデータ通信範
囲にあると、図22に示すステップS230で、新ID
データを自動的に受信し、ステップS232で、受信し
た新たなIDデータ(マスタ・キー・グループIDデー
タまたは/および鍵IDデータ)でEEPROM27に
格納されているIDデータを更新し、記憶する。
【0069】一方、リーダ1では、図21に示すステッ
プS220で、システムのIDデータ変更完了処理とし
て、鍵のトランスポンダ18との間でIDデータを授受
することにより、新たなIDデータ(マスタ・キー・グ
ループIDデータまたは/および鍵IDデータ)の変更
を確認する。そして、ステップS222で、システム運
用データとして、IDデータを変更(設定)した日時、
トランスポンダ(鍵)18を識別するための鍵IDデー
タ(個別かマスタか)およびIDデータを変更(設定)
したことを記録する。
【0070】また、自動販売機のリーダ1において、ス
テップS212で、設定器から送信された設定器IDデ
ータが所定のデータでない場合には、ステップS224
で、防犯および警報システムを作動させる。
【0071】このように、上述した処理によれば、CP
U23を備えていないトランスポンダ18を用いる場
合、新たなIDデータを設定する際に、設定器固有の設
定器IDデータを自動販売機のリーダ1に送信すること
で、該リーダ1を自動的に新たなIDデータ受信処理へ
移行させることができる。したがって、リーダ1および
トランスポンダ18は、通常のデータ授受処理と同様の
データ授受処理を行うことで、新たなIDデータ(マス
タ・キー・グループIDデータまたは/および鍵IDデ
ータ)を設定することができる。
【0072】なお、上記実施例では、鍵のトランスポン
ダと自動販売機のリーダとのIDデータが不一致である
場合、防犯および警報システムを作動させるようにした
が、具体的には、警報音を鳴らしたり、防犯カメラを作
動させたり、通信回線を介して通報したりというよう
に、少なくとも1つ、あるいはこれらを組み合わせて用
いる。
【0073】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、応答装置
が自動販売機に近接すると、読み取り装置の高周波発生
手段からの高周波磁界を電力とし、第1の送信手段から
第1の記憶手段に記憶されている応答装置識別データが
送信され、該応答装置識別データが読み取り装置の第2
の記憶手段に記憶されている応答装置識別データとが一
致すると、電気錠が開錠されるようにしたので、外部か
ら錠の位置が分からず、錠の破壊を防止することができ
るという利点が得られる。
【0074】また、請求項2記載の発明によれば、前記
第1受信手段によって受信された応答装置識別データと
前記第2の記憶手段に記憶されている応答装置識別デー
タとが一致しない場合、警告手段によって警告を発する
ようにしたので、不正な応答装置または不正な鍵による
開錠、もしくは錠の破壊を防止することができるという
利点が得られる。
【0075】また、請求項3記載の発明によれば、前記
応答装置を鍵形状部分とし、前記自動販売機の前記電気
錠が設けられる位置とは異なる位置に、前記応答装置の
鍵形状部分が挿入される鍵穴部を備え、前記読み取り装
置は、前記鍵穴部に前記応答装置の鍵形状部分が挿入さ
れたことを検知する検出手段を備えるようにしたので、
仮に錠穴が破壊されても、電気錠でロックされてますの
で、扉を開けることはできず、盗難を防止することがで
き、かつ、電気錠自体が破壊されることは避けられるの
で、被害規模を最小にすることができるという利点が得
られる。
【0076】また、請求項4記載の発明によれば、前記
読み取り装置の前記検出手段によって、前記鍵穴部に前
記応答装置の鍵形状部分が挿入されたことが検知された
時点で、前記高周波発生手段によって高周波磁界を発生
するようにしたので、電力消費を低減することができる
という利点が得られる。
【0077】また、請求項5記載の発明によれば、前記
応答装置をカード形状とし、前記読み取り装置の前記高
周波発生手段によって所定時間間隔で前記高周波磁界を
発生するようにしたので、自動販売機に鍵穴を設ける必
要がなく、錠の破壊を防止することができるという利点
が得られる。
【0078】また、請求項6記載の発明によれば、前記
応答装置および前記読み取り装置は、前記応答装置識別
データに加えて、システムを識別するシステム識別デー
タおよび自動販売機の設置地域を識別するマスタ・キー
・グループ識別データを授受するようにしたので、より
安全性を向上させることができるという利点が得られ
る。
【0079】また、請求項7記載の発明によれば、前記
応答装置に、所定の通信プロトコルに従って、前記読み
取り装置との間におけるデータ授受を制御する第2の制
御手段を備え、前記応答装置および前記読み取り装置と
の間で、前記所定の通信プロトコルに従って、前記シス
テム識別データ、前記マスタ・キー・グループ識別デー
タおよび前記応答装置識別データを授受するようにした
ので、より機密性を向上させることができ、より安全性
を向上させることができるという利点が得られる。
【0080】また、請求項8記載の発明によれば、電気
錠を開錠する度に、認証に必要な応答装置識別データを
書き換えるようにしたので、より機密性を向上させるこ
とができ、より安全性を向上させることができるととと
もに、応答装置の不正なコピーを防止できるという利点
が得られる。
【0081】また、請求項9記載の発明によれば、前記
応答装置識別データおよびマスタ・キー・グループ識別
データを外部設定装置により無線通信により書換可能と
するようにしたので、応答装置(鍵)の紛失、盗難ある
いは鍵穴の破壊が生じた場合でも、非接触で識別データ
の書き換えができるので、ハードウェアを取り替えるこ
となく、更新できるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による自動販売機システムの構
成を示すブロック図である。
【図2】トランスポンダがカード形状の場合におけるリ
ーダが内蔵された自動販売機の外観構成を示す斜視図で
ある。
【図3】トランスポンダが鍵状の場合におけるリーダが
内蔵された自動販売機の外観構成を示す斜視図である。
【図4】トランスポンダのより詳細な構成例を示すブロ
ック図である。
【図5】トランスポンダがCPUを備える場合における
リーダとトランスポンダとで授受されるデータフォーマ
ットを示す概念図である。
【図6】トランスポンダがCPUを備える場合における
リーダとトランスポンダとの間でのデータ授受を示す概
念図である。
【図7】トランスポンダがCPUを備えない場合におけ
るリーダとトランスポンダとで授受されるデータフォー
マットを示す概念図である。
【図8】トランスポンダがCPUを備えない場合におけ
るリーダとトランスポンダとの間でのデータ授受を示す
概念図である。
【図9】CPUを備えるトランスポンダ(ID更新機能
有り)の場合における、リーダでの開錠処理の動作を説
明するためのフローチャートである。
【図10】CPUを備えるトランスポンダ(ID更新機
能有り)の場合における、トランスポンダでの開錠処理
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】CPUを備えるトランスポンダ(ID更新機
能無し)の場合における、リーダでの開錠処理の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図12】CPUを備えるトランスポンダ(ID更新機
能無し)の場合における、トランスポンダでの開錠処理
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図13】CPUを備えていないトランスポンダ(ID
更新機能有り)の場合における、リーダでの開錠処理の
動作を説明するためのフローチャートである。
【図14】CPUを備えていないトランスポンダ(ID
更新機能有り)の場合における、トランスポンダでの開
錠処理の動作を説明するためのフローチャートである。
【図15】CPUを備えていないトランスポンダ(ID
更新機能無し)の場合における、リーダでの開錠処理の
動作を説明するためのフローチャートである。
【図16】CPUを備えていないトランスポンダ(ID
更新機能無し)の場合における、トランスポンダでの開
錠処理の動作を説明するためのフローチャートである。
【図17】CPUを備えるトランスポンダ(ID更新機
能有り・無し)の場合における、設定器(図示略)での
IDデータ設定処理の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図18】CPUを備えるトランスポンダ(ID更新機
能有り・無し)の場合、リーダでのIDデータ設定処理
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図19】CPUを備えるトランスポンダ(ID更新機
能有り・無し)の場合における、トランスポンダでのI
Dデータ設定処理の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図20】CPUを備えていないトランスポンダ(ID
更新機能有り・無し)の場合における、設定器(図示
略)でのIDデータ設定処理の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図21】CPUを備えていないトランスポンダ(ID
更新機能有り・無し)の場合、リーダでのIDデータ設
定処理の動作を説明するためのフローチャートである。
【図22】CPUを備えていないトランスポンダ(ID
更新機能有り・無し)の場合における、トランスポンダ
でのIDデータ設定処理の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 リーダ 2 変調回路(高周波発生手段、第2の送信手段) 3 RFパワー送信機(高周波発生手段、第2の送信手
段) 4 DATA受信回路(第1の受信手段) 5 DATA復調回路(第1の受信手段) 6 MPU 7 SIO 8 CPU(第1の制御手段、応答装置識別データ生成
手段、第1の更新手段) 9 EEPROM(第2の記憶手段) 10 ROM 11 RAM 12 PIO 13 NG表示用LED(警告手段) 14 リレー(第1の制御手段) 15 スイッチングレギュレータ 16,17 アンテナ 18 トランスポンダ 19 アンテナ 20 電気錠 21 鍵穴 22 送受信回路(第1の送信手段、第2の受信手段、
第2の更新手段) 23 CPU(第2の制御手段) 24 EEPROM(第1の記憶手段) 25 検出回路(検出手段) 26 送受信回路(第1の送信手段、第2の受信手段、
第2の更新手段) 27 EEPROM(第1の記憶手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部の高周波磁界を各部を駆動するため
    の電力とする装置であって、当該装置を識別するための
    応答装置識別データを記憶する第1の記憶手段および電
    力が印加されると前記第1の記憶手段に記憶されている
    応答装置識別データを送信する第1の送信手段を備える
    応答装置と、 前記高周波磁界を発生する高周波発生手段、前記第1の
    送信手段から送信された応答装置識別データを受信する
    第1の受信手段、自動販売機の扉を施錠する電気錠、前
    記自動販売機の扉を開けることを許可する応答装置を特
    定する応答装置識別データを記憶する第2の記憶手段、
    前記第1の受信手段によって受信された応答装置識別デ
    ータと前記第2の記憶手段に記憶されている応答装置識
    別データとが一致した場合、前記電気錠を開ける第1の
    制御手段を備え、前記自動販売機に設けられる読み取り
    装置とを具備することを特徴とする自動販売機の鍵装
    置。
  2. 【請求項2】 前記読み取り装置は、前記第1受信手段
    によって受信された応答装置識別データと前記第2の記
    憶手段に記憶されている応答装置識別データとが一致し
    ない場合、警告を発する警告手段を具備することを特徴
    とする請求項1記載の自動販売機の鍵装置。
  3. 【請求項3】 前記応答装置は、鍵形状部分を有し、前
    記自動販売機は、前記電気錠が設けられる位置とは異な
    る位置に、前記応答装置の鍵形状部分が挿入される鍵穴
    部を備え、前記読み取り装置は、前記鍵穴部に前記応答
    装置の鍵形状部分が挿入されたことを検知する検出手段
    を備えることを特徴とする請求項1記載の自動販売機の
    鍵装置。
  4. 【請求項4】 前記読み取り装置は、前記検出手段によ
    って、前記鍵穴部に前記応答装置の鍵形状部分が挿入さ
    れたことが検知されると、前記高周波発生手段によって
    高周波磁界を発生することを特徴とする請求項3記載の
    自動販売機の鍵装置。
  5. 【請求項5】 前記応答装置は、カード形状であり、前
    記読み取り装置は、前記高周波発生手段によって所定時
    間間隔で前記高周波磁界を発生することを特徴とする請
    求項1記載の自動販売機の鍵装置。
  6. 【請求項6】 前記応答装置および前記読み取り装置
    は、前記応答装置識別データに加えて、システムを識別
    するシステム識別データおよび自動販売機の設置地域を
    識別するマスタ・キー・グループ識別データを授受する
    ことを特徴とする請求項1ないし5記載の自動販売機の
    鍵装置。
  7. 【請求項7】 前記応答装置は、所定の通信プロトコル
    に従って、前記読み取り装置との間におけるデータ授受
    を制御する第2の制御手段を備え、 前記応答装置および前記読み取り装置は、前記所定の通
    信プロトコルに従って、前記システム識別データ、前記
    マスタ・キー・グループ識別データおよび前記応答装置
    識別データを授受することを特徴とする請求項1ないし
    5記載の自動販売機の鍵装置。
  8. 【請求項8】 前記読み取り装置は、前記応答装置に対
    してデータを送信する第2の送信手段と、前記制御手段
    によって前記電気錠が開けられると、新たな応答装置識
    別データを生成する応答装置識別データ生成手段と、前
    記第2の記憶手段に記憶されている応答装置識別データ
    を、前記応答装置識別データ生成手段によって生成され
    た新たな応答装置識別データで書き換える第1の更新手
    段とを備え、前記第2の送信手段によって前記新たな応
    答装置識別データを前記応答装置に対して送信し、 前記応答装置は、前記読み取り装置が送信するデータを
    受信する第2の受信手段と、前記第1の記憶手段に記憶
    されている応答装置識別データを、前記第2の受信手段
    によって受信した前記新たな応答装置識別データで書き
    換える第2の更新手段とを備えることを特徴とする請求
    項1ないし7記載の自動販売機の鍵装置。
  9. 【請求項9】 前記応答装置識別データおよびマスタ・
    キー・グループ識別データは、外部設定装置により無線
    通信により書換可能であることを特徴とする請求項1な
    いし8記載の自動販売機の鍵装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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