JPH10109886A - フックブロック警報装置 - Google Patents

フックブロック警報装置

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JPH10109886A
JPH10109886A JP26328196A JP26328196A JPH10109886A JP H10109886 A JPH10109886 A JP H10109886A JP 26328196 A JP26328196 A JP 26328196A JP 26328196 A JP26328196 A JP 26328196A JP H10109886 A JPH10109886 A JP H10109886A
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hook
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Kouichi Ekuma
幸五千 荏隈
Yoshihiro Hirano
純弘 平野
Misaka Kondou
操可 近藤
Masanori Ishii
正典 石井
Akira Akagi
晃 赤木
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KITSUTAKA KOGAKU KENKYUSHO KK
Nishimatsu Construction Co Ltd
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KITSUTAKA KOGAKU KENKYUSHO KK
Nishimatsu Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クレーンを作動させた場合の周囲への警報を
吊り荷側、すなわち、フックブロック側で低コストに行
えるようにする。 【解決手段】 フックブロック1に、加速度センサ1
1、方位センサ12、発電装置13、警報スピーカ1
4、警告灯15、制御装置16、バッテリ17を設け
る。加速度センサ11は、フックブロック1の移動によ
る加速度を検知し、方位センサ12は、フックブロック
1の方位の変化を検知する。また、発電装置13は、フ
ックブロック1の上下動時のシーブの回転により発電
し、フックブロック1の上下動を検知する。また、発電
装置13によりバッテリ17が充電されバッテリ17か
ら電力が供給される。そして、フックブロック1の移動
が検知された場合に制御装置16が、警報スピーカ14
及び警告灯15を作動させる。従って、フックブロック
1単独で警報処理の全てを行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クレーンやホイス
ト等の吊り上げ装置のフックブロックに設けられ、フッ
クブロックが移動した際に警報を発して周囲に注意を促
すフックブロック警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、クローラクレーンでは、その旋
回体に警報装置が設けられており、被吊り上げ物を移動
した場合に、警報装置を作動させて、周囲に注意を促す
ようになっている。また、建築工事で一般的に用いられ
るタワークレーンでは、タワークレーンのブームが廻り
の構造物に接触する事のないように、タワークレーンの
作動を制御する旋回・起伏制限装置が開発され、一般的
なものとなりつつある。
【0003】しかし、旋回体に警報装置を有するクロー
ラクレーンにおいて、ブーム長が長い場合には、旋回体
で警報が発せられても吊り荷側で聞こえない可能性があ
り、確実に吊り荷の移動を警告できるとは限らないとい
った問題がある。また、タワークレーンにおいて、旋回
・起伏制限装置によりタワークレーンの旋回や起伏が制
限されて廻りの構造物に接触しないようになっていて
も、作業員等に対して吊り荷の移動を警告することが好
ましい。
【0004】そこで、クレーンの吊り荷側、すなわち、
クレーンのフック側に警報装置を設けることが考えられ
る。そして、クレーンのフック側に警報装置を設けるこ
とにより、吊り荷側の周囲にいる作業員等に確実に吊り
荷の移動を警告することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、吊り荷の移
動を警報する警報装置の作動は、クレーンのオペレータ
の操作や、クレーンの旋回装置やワイヤの卷回装置等の
作動に基づいて行われることになり、ワイヤの先端に配
置されたフック側の警報装置と、クレーン本体側とで警
報装置を作動させるための信号の送受信を行う必要があ
る。
【0006】そして、フック側とクレーン本体側とで信
号の送受信を行うために、フック側とクレーン本体側と
を信号線で接続するものとした場合には、フック側がク
レーン本体側に対して大きく移動するため、信号線の取
り扱いに煩雑な機構を設ける必要がある。また、フック
側とクレーン本体側とで無線で信号の送受信を行うもの
とした場合には、移動体に取り付けることが困難な信号
線を必要としないが、警報装置に受信機や送信機を備え
る必要があり、警報装置のコストが高くなるといった問
題がある。
【0007】また、クレーン本体側に、クレーンの旋回
装置やワイヤの卷回装置等の作動に基づいて信号を送出
する装置を設ける必要があるので、警報装置を取り付け
るのに手間がかかり、特に既存のクレーンに警報装置を
取り付けるのに手間がかかるといった問題がある。例え
ば、クレーンの旋回装置やワイヤの卷回装置は、クレー
ンの種類や機種によって異なり、これらの作動を検知し
て出力する装置もそれぞれ異なるものを用いたり、取付
位置を考慮したりしなければならない。
【0008】また、レール上を移動する電動ホイストな
どにおいても、フック側に警報装置を設ければ有効であ
るが、クローラクレーンやタワークレーン等とはフック
部分を移動する機構が異なり、クレーン用の警報装置を
電動ホイストにそのまま装着することがができない。ま
た、フック側とクレーン本体側とで無線で信号の送受信
を行うものとした場合には、信号線によりフック側の警
報装置に電力を供給することができないので、バッテリ
ーをフック側に設ける必要があり、定期的にバッテリー
の充電もしくは交換を行わなければならず、メンテナン
スに手間がかかる。
【0009】さらに、フック側の警報装置がサイレンや
ブザー等の比較的大きな音により警報を行うものの場合
に、夜間には騒音となる可能性があり、夜間の警報は警
告灯だけで行うことが好ましいが、クレーンのオペレー
タの操作により、サイレンやブザー等の警報装置の作動
を停止できるようにした場合に、オペレータの操作ミス
やスイッチの入れ忘れ等によりサイレンやブザーが必要
なときに作動しない可能性がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
フックブロック警報装置は、ワイヤに吊り下げられて被
吊り上げ物に係止され、被吊り上げ物を吊り上げるため
のフックブロックに設けられたものであって、上記フッ
クブロックの上下、前後、左右への移動を検知する移動
検知手段と、光及び音のうちの少なくとも一方を発生し
て警報を行う警報手段と、上記警報手段の作動を制御す
る制御手段と、上記移動検知手段、上記警報手段及び上
記制御手段に電力を供給するバッテリーとを具備してな
り、上記移動検知手段、上記警報手段、上記制御手段、
上記バッテリがフックブロックに設けられ、上記制御手
段が、上記移動検知手段により上記フックブロックの移
動が検知された際に上記警報手段を作動させることを上
記課題の解決手段とした。
【0011】上記構成によれば、クレーンやホイスト等
の吊り上げ装置の操作により、上記フックブロックを上
下、前後、左右に移動した場合に、上記移動検知手段が
フックブロックの移動を検知し、上記移動検知手段がフ
ックブロックの移動を検知した場合に上記制御手段が上
記警報手段を作動させて、光及び音のうちの少なくとも
一方を発生させてフックブロックの移動をフックブロッ
クの周囲にいる作業員等に確実に報知することができ
る。
【0012】そして、上記移動検知手段、上記警報手
段、上記制御手段がフックブロックに設けられ、さら
に、上記移動検知手段、上記警報手段及び上記制御手段
に電力を供給するバッテリーがフックブロックに設けら
れているので、移動するフックブロック内だけで、信号
の送受信や電力の供給を行うことができる。従って、ク
レーンやホイスト側からフックブロックに信号を送信し
たり、電力を供給したりする必要がなく、フックブロッ
クに設けられたフックブロック警報装置単独でフックブ
ロックの移動の報知を自動的に行うことができる。
【0013】すなわち、クレーン本体等の操作側と、操
作側に対して移動するフックブロック側の警報装置とを
信号線で接続したり、警報装置に送信機や受信機を用い
る必要がなく、低コストに警報装置を設けることができ
る。また、クレーン本体やホイスト側に、クレーン本体
の作動やホイストの作動をフックブロック側の警報装置
に送信する装置を設ける必要がないので、フックブロッ
クを交換するだけで、本発明のフックブロック警報装置
を用いることができ、既存のクレーンやホイストに対し
ても容易に設置することができる。
【0014】上述のことから、上記警報装置付きのフッ
クブロックは、重量制限やサイズ等が許す範囲で、基本
的に、どのような吊り上げ装置にでも取り付けることが
可能であり、吊り上げ装置の種類や機種に対応して、警
報装置付きフックブロックの設計変更を行う必要がな
く、極めて低コストに吊り荷の周囲に対して警報を行う
ことが可能なフックブロック警報装置を製造することが
できる。また、上述のようにフックブロック側で自動的
に警報が行われるので、一度、フックブロック側で警報
装置を作動してしまえば、クレーン等のオペレータが警
報装置の操作を一切する必要がなく、オペレータの操作
ミスやスイッチの入れ忘れ等により、警報装置が必要な
ときに動作しないといったことを防止することができ
る。
【0015】なお、上記フックブロックとは、基本的
に、吊り荷を係止するフックが取り付け可能となってい
るとともに、ワイヤが卷回されたシーブ(滑車)の回転
により上下動可能となったものであるが、通常のフック
に代えて吊り荷を係止可能な各種の係合装置を取り付け
可能となっているものでも良く、また、上記フックに代
えてバケットが取り付け可能となっているものでも良
い。また、上記移動検知手段は、例えば、加速度センサ
などのように、フックブロックの移動開始や移動停止や
移動速度の変化により生じる加速度を感知可能なもの
や、ジャイロもしくは地磁気により方位を検知する方位
センサや、フックブロックのシーブの回転により、フッ
クブロックの上下動を検知するものや、外部の無線局か
らの電波に基づいて位置を検知するものなどを使用する
ことができる。
【0016】また、上記方位センサでは、フックブロッ
クの回転や旋回移動を検知することができるが、フック
ブロックの上下動や平行移動を検知することはできない
ので、平行移動を検知可能なセンサや上下動を検知可能
なセンサを併用する必要があり、また、シーブの回転に
よりフックブロックの上下動を検知する場合にも、フッ
クブロックの左右、前後への移動を検知するセンサを併
用する必要がある。すなわち、移動検知手段は、一つの
センサからなる必要はなく、複数のセンサを組み合わせ
てフックブロックの、上下、前後、左右への移動を検知
できるものならば良く、また、上述の上下、前後、左右
への移動には、斜め方向への移動や旋回移動を含むもの
としても良い。
【0017】上記制御手段は、基本的には、移動検知手
段からフックブロックの移動を検知する信号が入力した
場合に、警報手段に対して作動を指示する信号を出力す
る装置であるが、専用の論理回路、もしくは、汎用のC
PU(central processingunit)等を有する演算処理装
置を有して、移動検知手段からの信号を処理して、警報
手段を制御するものである。
【0018】上記警報手段は、基本的には、ブザー、サ
イレン等の音による警報装置と、警告灯のような光によ
る警報装置とを含むものであるが、どちらか一方だけを
用いるものとしても良い。また、警報に用いられる音
や、光は、吊り荷の周囲の作業員等が認識できるものな
らばどのようなものでも良い。上記バッテリーは、充電
可能なものでも、充電できないもので良い。
【0019】本発明の請求項2記載のフックブロック警
報装置は、上記フックブロックに設けられ、かつ、上記
フックブロックに設けられたシーブの回転により発電を
行う発電手段を有し、該発電手段が上記バッテリーを充
電することを上記課題の解決手段とした。
【0020】上記構成によれば、フックブロックの上下
動に際し、シーブが回転することにより、発電手段が発
電してバッテリーを充電するので、長期間、フックブロ
ックを使用しなかった場合を除いて、バッテリの交換や
充電を行う必要がなく、警報装置をほぼメンテナンスフ
リーとすることができる。なお、上記バッテリとして
は、充電可能なものを用いる必要がある。
【0021】また、発電手段としては、周知の発電装置
を用いることができ、シーブの回転により直接発電を行
うものとしても良いし、チェーン、プーリ等の伝動手段
によりシーブの回転を伝動して発電を行うものとしても
良いが、発電装置の回転体の回転数等を調整する上で
は、増速機構等として作用することが可能な伝動手段を
用いて発電を行う発電手段を用いることが好ましい。
【0022】本発明の請求項3記載のフックブロック警
報装置は、上記警報手段が、警告音発生手段を備え、上
記制御手段は、時刻を計る計時手段を有し、上記移動検
知手段がフックブロックの移動を検知した場合に、上記
計時手段に計時された時刻が予め設定された時刻の範囲
内において、上記警報手段の警告音発生手段を制御して
音を発生させ、上記時刻の範囲外において、上記警報手
段の上記警告音発生手段を制御して音の発生を停止した
状態もしくは音量を低下させて音を発生させる状態とす
ることを上記課題の解決手段とした。
【0023】上記構成によれば、作業が夜間に及んだ場
合に、自動的に、警報手段の警告音発生手段を停止もし
くは音量を下げた状態とすることができるので、夜間に
ブザーやサイレン等により周囲に迷惑をかけるのを防止
することができる。また、制御手段により、自動的に警
報手段の警告音発生手段の音量が時刻に従って制御され
るので、オペレータの誤った操作により夜間に大音量の
音を発生させたり、昼間、吊り荷が移動しても警報音が
ならなかったりするような操作ミスを防止することがで
きる。
【0024】なお、このような制御を行うために、上記
制御手段は、演算処理装置を有し、プログラム可能とな
っていることが好ましく、制御手段がプログラム可能と
なっていることにより、上述の時刻による制御以外に、
吊り荷の高さや移動方向による警報の制御等を行うこと
が可能となる。また、警報手段として警告灯を設けた場
合には、上記移動検知手段がフックブロックの移動を検
知した場合に、時刻に関係なく光を発生するものとして
も良いし、昼間は光を発生しないものとしても良く、ま
た、昼間は光量を多くし、夜間を光量を少なくするもの
としても良い。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態の第
一例のフックブロック警報装置を図面を参照して説明す
る。図1及び図2には、第一例のフックブロック警報装
置が取り付けられたフックブロック1を示すものであ
る。なお、第一例のフックブロック警報装置が取り付け
られたフックブロック1は、通常のフック(図示略)以
外にバケット(図示略)も取付可能となったものであ
り、バケットを取り付けた場合に、バケットの開閉の制
御を行うことも可能となっている。
【0026】ここで、まず、フックブロック警報装置を
説明する前に、フックブロック1を説明する。図1及び
図2に示すように、フックブロック1は、シーブ(滑
車)2と、吊り荷(被吊り上げ物)に係合するフック等
の係合部材を支持する支持体3とを有するものである。
上記シーブ2は、フックブロック1を吊り上げて上下に
駆動するワイヤが卷回される回転体であり、支持体3に
両端を固定された軸2aに、ベアリングからなる軸受け
2b(図2に図示)を介して回動自在に支持されてい
る。
【0027】上記支持体3は、ワイヤが卷回されたシー
ブ2を回動自在に支持することにより、シーブ2を介し
てワイヤに吊られた状態となるとともに、その下端部に
フック等の吊り荷と係合する係合部材が接続可能となっ
たものであり、左右の側板3a、3b(図2に図示)を
備えたものである。また、左右の側板3a、3bは、互
いに平行となるように、上端部と下端部とが接合されて
いる。そして、左右の側板3a、3bに上記シーブ2の
軸2aの両端部がそれぞれ接合され、左右の側板3a、
3bの間にシーブ2を配置した状態となっている。ま
た、側板3a、3bの下端部には、フック等の係合部材
をピン結合するための孔3c(図1に側板3aの孔を図
示)が形成されており、フック等の係合部材を支持する
ことができるようになっている。
【0028】次に、上述のようなフックブロック1に設
けられたフックブロック警報装置を図1及び図2を参照
するとともに図3のブロック図を参照して説明する。フ
ックブロック警報装置は、制御盤ボックス10内に内蔵
された加速度センサ(図3に図示)11及び方位センサ
(図3に図示)12と、シーブ2の回転により発電する
発電装置13と、警告音発生機能を有する警報スピーカ
14と、警告灯15と、上記制御盤ボックス10内に内
蔵され、かつ、警報スピーカ14及び警告灯15の作動
を制御する制御装置(図3に図示)16と、フックブロ
ック1に設けられた各機器に電力を供給するバッテリ1
7とからなるものである。
【0029】上記加速度センサ11及び方位センサ12
は、フックブロック1の前後左右上下への移動を検知す
る移動検知手段となるものであり、加速度センサ11は
前後左右上下へのフックブロック1の移動開始、移動停
止、移動速度の変化等による加速度の変動により、フッ
クブロック1の移動を検知する周知のものである。そし
て、加速度センサ11は、加速度の変化を示す信号を上
記制御装置15に出力するようになっている。また、方
位センサ12は、フックブロック1の旋回移動や回転に
よる方位の変化を検知する周知のものである。そして、
方位センサ12は、フックブロック1の予め設定された
部位の方向を示す信号を制御装置に出力するようになっ
ている。
【0030】上記発電装置13は、図2に示すように、
発電器13aと、発電器13aにシーブ2の回転を伝動
する伝動機構13bとからなるものである。上記伝動機
構13bは、上記シーブ2の同軸上に配置されてシーブ
2と一体に回転する第一のスプロケットホイール13c
と、発電器13a側に設けられ、発電器13aを駆動す
る第二のスプロケットホイール13dと、テンション調
整用の第三のスプロケットホイール(図1に軸受け部分
を図示)13eと、これら三つのスプロケットホイール
13c、13d、13eに卷回されたチェーン13fと
からなるものである。
【0031】第一のスプロケットホイール13cは、シ
ーブ2と一体に回転するようにシーブ1に接合された状
態でシーブ2に隣接して配置されている。第二のスプロ
ケットホイール13dは、その回転軸の両端部がそれぞ
れ支持体3の左右の側板3a、3bに回動自在に支持さ
れるとともに、上記回転軸の一方の端部が発電器13a
の回転軸に接合され、発電器13aを駆動するようにな
っている。そして、第一のスプロケットホイール31c
の径より、第二のスプロケットホイール31dの径が小
さくされ、シーブ2の回転を増速して発電器13aに伝
達するようになっている。
【0032】また、第三のスプロケットホイール13e
は、支持体3にスライド移動可能に接続された可動部1
3gに回動自在に取り付けられ、可動部13gを操作す
ることにより、チェーン13fの緩みを解消できるよう
になっており、第三のスプロケットホイール13eと可
動部13gとからチェーンテンショナーが構成されてい
る。上記発電器13aは、支持体3の側板3bに固定さ
れるとともに、上述のように第二のスプロケットホイー
ル13dの軸に接続されている。そして、発電器13a
は、シーブ2の回転が伝動機構13bにより伝達される
ことで発電を行い、発電した電力をバッテリ17に充電
するようになっている。また、発電器13aは、発電を
行った際に、発電器13aにより生じる電流をシーブ2
の回転を示す信号として制御装置に出力するようになっ
ている。
【0033】上記警報スピーカ14は、制御装置16か
ら作動を示す信号が出力された場合に、警告音を発生す
るようになっている。上記警告灯15も警報スピーカ1
4と同様に制御装置16から作動を示す信号が出力され
た場合に点灯するようになっている。
【0034】上記制御ボックス10に内蔵された制御装
置16は、基本的にCPU(図示略)やメモリ(図示
略)などを有するとともに、加速度センサ11、方位セ
ンサ12、発電装置13、警報スピーカ14、警告灯1
5と信号の入出力を行うインタフェース(図示略)を有
する周知の演算処理ユニットとなっており、加速度セン
サ11、方位センサ12、発電装置13から入力される
信号に基づいてフックブロック1の移動を判定し、フッ
クブロック1が移動したと判定した場合に、警報スピー
カ14、警告灯15に作動を指示する信号を出力するよ
うになっている。
【0035】すなわち、制御装置16は、基本的に加速
度センサ11から出力される加速度を示す信号からフッ
クブロック1が移動しているか停止しているかを判定す
るとともに、方位センサ12から出力される報知を示す
信号の変化によりフックブロック1が旋回もしくは回転
移動しているか否かを判定し、発電装置13から出力さ
れる信号からシーブ2の回転によりフックブロック1が
上下動しているか否かを判定する。
【0036】この第一例においては、昼間、フックブロ
ック1が移動している場合には、基本的に警報スピーカ
14と警告灯15による報知を行うので、制御装置16
は、フックブロック1が移動しているか停止しているか
だけを判定すれば良いが、フックブロック1の移動方向
や移動速度を判定する必要がある場合には、上記加速度
センサ11において、移動方向を検知できるようにする
とともに、制御装置16において加速度センサからの信
号を解析して移動速度を算出するようにしても良い。
【0037】また、発電装置13においては、シーブ2
の回転方向や、発電装置13における発電量を信号とし
て送出できるようにすることで、制御装置16側におい
て、シーブ2の回転方向と回転速度を算出するようにす
るとともに、シーブ2の回転速度からフックブロック1
の上下動速度を算出するようにしても良い。また、制御
装置16において、方位センサ12の信号と、加速度セ
ンサ11の信号とからフックブロック1が停止した状態
で風等により回転しているのか、それとも、フックブロ
ック1が旋回移動しているのかを判定し、フックブロッ
ク1がその場で回転している場合には、警報スピーカ1
4及び警告灯15による報知を行わず、フックブロック
1が旋回移動している場合に、警報スピーカ14及び警
告灯15による報知を行うようにしても良い。
【0038】また、第一例では、制御装置16に計時装
置(図示略)を内蔵させ、計時装置に計時された時刻
が、予め設定された日の出から日没までの昼間の時間帯
において、フックブロック1が移動していると判定した
場合には、制御装置16が警報スピーカ14及び警告灯
15を両方とも作動させ、計時装置に計時された時刻
が、予め設定された日没から日の出までの夜間の時間帯
において、フックブロック1が移動していると判定した
場合には、制御装置16が警告灯15をだけを作動させ
るものとなっている。これにより、夜間、警報スピーカ
14を作動させないようにすることで、夜間の周囲への
影響を最小限のものとすることができる。
【0039】上記バッテリ17は、発電装置13により
充電されるようになっているとともに、加速度センサ1
1、方位センサ12、警報スピーカ14、警告灯15、
制御装置16に電力を供給するようになっている。な
お、後述するデータ送信器(図示略)、バケット開閉用
リモコン受信器(図1に図示)18にも電力を供給する
ようになっている。従って、フックブロック1が長期間
にわたって使われずに休止状態となっていなければ、シ
ーブ2の回転により発電装置13が作動し、バッテリ1
7が頻繁に充電されることになり、バッテリ17の交換
や充電を行う必要がないようになっている。
【0040】また、上記フックブロック1には、上述の
フックブロック警報装置以外に、バケット開閉用リモコ
ン受信器18を有し、フックブロック1にバケット(図
示略)を取り付けた場合に、バケットの操作を制御でき
るようになっている。また、上記フックブロック1に
は、アンテナ19を有するデータ送信器が設けられ、フ
ックブロック1の上下動などの制御装置16で算出され
たデータを送信するようになっている。これらの装置
は、例えば、バケットが取り付けられたフックブロック
1の自動制御を行うためのものであり、フックブロック
警報装置とは、特に関係がないものであるが、制御装置
16を共用するようになっている。
【0041】次に、上記フックブロック1の使用方法及
び作用について説明する。まず、フックブロック1のシ
ーブ2にクレーンやホイスト等の吊り上げ装置のワイヤ
を卷回して、フックブロック1を吊り上げ装置に取り付
ける。この際に、フックブロック1のフックブロック警
報装置は、フックブロック1に全ての装置が取り付けら
れ、クレーンやホイスト側からデータや電力を供給され
る構造となっていないので、荷重制限や形状(サイズ)
などで特に問題がなければ、各種クレーンやホイストな
どの吊り上げ装置に取り付けることができる。
【0042】従って、吊り上げ装置の種類や機種毎に警
報装置付きのフックブロック1を設計変更することがな
く、汎用性が高いので、警報装置付きフックブロック1
の製造コストを低減することができる。なお、フックブ
ロック1には、目的に応じてフック等の吊り荷用の係合
装置やバケットを取り付けておく。
【0043】次に、吊り上げ装置に取り付けられたフッ
クブロック1において、フックブロック警報装置を作動
させる。そして、フックブロック1を用いて吊り上げ作
業を行った場合には、フックブロック1が移動すると、
加速度センサ11、方位センサ12、発電装置13によ
りフックブロック1の移動が検知されることになる。そ
して、加速度センサ11、方位センサ12、発電装置1
3から信号が入力された制御装置16は、昼間、警報ス
ピーカ14及び警告灯15に作動を指示する信号を出力
し、警報スピーカ14から警告音が生じるとともに、警
告灯15が点灯する。
【0044】従って、フックブロック1の周囲、すなわ
ち、吊り荷の周囲の作業員等に吊り荷が移動中であるこ
とを確実に警告することができる。また、夜間は、上述
のように警報スピーカ14は、作動せずに警告灯15だ
けが作動し、警報音による騒音を防止している。また、
フックブロック1を上下動させた場合には、シーブ2が
回転して発電装置13が発電を行い、バッテリ17が充
電されることになり、フックブロック1の使用中にバッ
テリ17の交換や充電を行う必要がない。
【0045】次に、本発明の実施の形態の第二例のフッ
クブロック警報装置を図4及び図5を参照して説明す
る。なお、第二例のフックブロック警報装置は、基本的
に図3に示す第一例のフックブロック警報装置と同様の
構成要素を有するものであり、第一例の発電装置13に
代えて発電装置20を取り付けたものである。
【0046】従って、第二例のフックブロック警報装置
において、第一例と同様の構成要素に同一の符号を付し
てその説明を省略する。なお、図4及び図5に図示され
ていないものについては、図3を参照するものとする。
第二例のフックブロック警報装置は、第一例のフックブ
ロック1と同様のフックブロック2に、制御盤ボックス
10内に内蔵された加速度センサ(図3に図示)11及
び方位センサ(図3に図示)12と、シーブ2の回転に
より発電する発電装置20と、警告音発生機能を有する
警報スピーカ14と、警告灯15と、上記制御盤ボック
ス10内に内蔵され、かつ、警報スピーカ14及び警告
灯15の作動を制御する制御装置(図3に図示)16
と、フックブロック1に設けられた各機器に電力を供給
するバッテリ17とからなるものである。
【0047】そして、第一例とは、異なる発電装置20
は、伝動機構となるプーリ21と、プーリ21に内蔵さ
れた発電器(図示略)とからなるものである。また、発
電装置20は、フックブロック1の支持体3の上端部に
接続された第一の接続片22と、第一の接続片22に回
動自在に接続された第二の接続片23とにより支持され
ている。そして、第二の接続片23は、プーリ21をシ
ーブ2とほぼ同一平面内で回動自在に支持するととも
に、図示しない付勢手段によりプーリ21の外周面をシ
ーブ2の外周面に当接させるように付勢されている。
【0048】そして、発電装置20は、シーブ2の回転
をプーリ21により発電器に伝動して、発電を行うよう
になっており、発電された電力によりバッテリ17を充
電するとともに、シーブ2が回転してフックブロック1
が上下動していることを示す信号を制御装置16に出力
するようになっている。
【0049】このような発電装置20を有する第二例の
フックブロック警報装置は、第一例のフックブロック警
報装置と同様に用いることができるとともに、同様の効
果を奏することができる。また、発電装置20がシーブ
2にプーリ21を外側から当接する構造となっているの
で、発電装置20をフックブロック20に容易に後付け
することが可能であり、既存のフックブロック20を大
幅に設計変更することなく、容易に警報装置を取り付け
ることができる。
【0050】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のフックブロック
警報装置によれば、クレーンやホイスト等の吊り上げ装
置の操作により、上記フックブロックを上下、前後、左
右に移動した場合に、上記移動検知手段がフックブロッ
クの移動を検知し、上記移動検知手段がフックブロック
の移動を検知した場合に上記制御手段が上記警報手段を
作動させて、光及び音のうちの少なくとも一方を発生さ
せてフックブロックの移動をフックブロックの周囲にい
る作業員等に確実に報知することができる。
【0051】そして、上記移動検知手段、上記警報手
段、上記制御手段がフックブロックに設けられ、さら
に、上記移動検知手段、上記警報手段及び上記制御手段
に電力を供給するバッテリーがフックブロックに設けら
れているので、移動するフックブロック内だけで、信号
の送受信や電力の供給を行うことができ、クレーンやホ
イスト側からフックブロックに信号を送信したり、電力
を供給したりする必要がなく、フックブロックに設けら
れたフックブロック警報装置単独でフックブロックの移
動の報知を自動的に行うことができる。
【0052】従って、クレーン本体等の操作側と、操作
側に対して移動するフックブロック側の警報装置とを信
号線で接続したり、警報装置に送信機や受信機を用いる
必要がなく、低コストに警報装置を設けることができ
る。また、クレーン本体やホイスト側に、クレーン本体
の作動やホイストの作動をフックブロック側の警報装置
に送信する装置を設ける必要がないので、フックブロッ
クを交換するだけで、本発明のフックブロック警報装置
を用いることができ、既存のクレーンやホイスト等の吊
り上げ装置に対しても容易に設置することができる。
【0053】さらに、上述のようにフックブロック警報
装置単独でフックブロックの移動の報知を自動的に行う
ことができるので、上記警報装置付きのフックブロック
を、重量制限やサイズ等が許す範囲で、基本的に、どの
ような吊り上げ装置にでも取り付けることが可能であ
り、吊り上げ装置の種類や機種に対応して、警報装置付
きフックブロックの設計変更を行う必要がなく、極めて
低コストに吊り荷の周囲に対して警報を行うことが可能
なフックブロック警報装置を製造することができる。ま
た、上述のようにフックブロック側で自動的に警報が行
われるので、一度、フックブロック側で警報装置を作動
してしまえば、クレーン等のオペレータが警報装置の操
作をする必要がなく、オペレータの操作ミスやスイッチ
の入れ忘れ等により、警報装置が必要なときに動作しな
いといったことを防止することができる。
【0054】本発明の請求項2記載のフックブロック警
報装置によれば、フックブロックの上下動に際し、シー
ブが回転することにより、発電手段が発電してバッテリ
ーを充電するので、長期間、フックブロックを使用しな
かった場合を除いて、バッテリの交換や充電を行う必要
がなく、警報装置をほぼメンテナンスフリーとすること
ができる。
【0055】本発明の請求項3記載のフックブロック警
報装置によれば、作業が夜間に及んだ場合に、自動的
に、警報手段の警告音発生手段を停止もしくは音量を下
げた状態とすることができるので、夜間にブザーやサイ
レン等により周囲に迷惑をかけるのを防止することがで
きる。また、制御手段により、自動的に警報手段の警告
音発生手段の音量が時刻に従って制御されるので、オペ
レータの操作により誤って夜間に大音量の音を発生させ
たり、昼間、吊り荷が移動しても警報音がならなかった
りするような操作ミスを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第一例のフックブロック
警報装置が取り付けられたフックブロックを示す側面図
である。
【図2】上記第一例のフックブロック警報装置が取り付
けられたフックブロックを示す断面図である。
【図3】上記第一例のフックブロック警報装置の概略構
成を説明するためのブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態の第二例のフックブロック
警報装置が取り付けられたフックブロックを示す側面図
である。
【図5】上記第二例のフックブロック警報装置が取り付
けられたフックブロックを示す断面図である。
【符号の説明】
1 フックブロック 2 フックブロックのシーブ 3 フックブロックの支持体 11 加速度センサ(移動検知手段) 12 方位センサ(移動検知手段) 13 発電装置(発電手段、移動検知手段) 14 警報スピーカ(警報手段、警告音発生手段) 15 警告灯(警報手段) 16 制御装置(制御手段、計時手段) 17 バッテリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平野 純弘 福岡県粕屋郡篠栗町大字篠栗字鳴淵3074西 松建設株式会社鳴淵ダム出張所内 (72)発明者 近藤 操可 東京都港区虎ノ門1丁目20番10号 西松建 設株式会社内 (72)発明者 石井 正典 東京都港区虎ノ門1丁目20番10号 西松建 設株式会社内 (72)発明者 赤木 晃 大阪府大阪市東淀川区西淡路1丁目1番36 号 株式会社橘▲高▼工学研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤに吊り下げられて被吊り上げ物に
    係止され、被吊り上げ物を吊り上げるためのフックブロ
    ックに設けられたフックブロック警報装置であって、 上記フックブロックの上下、前後、左右への移動を検知
    する移動検知手段と、 光及び音のうちの少なくとも一方を発生して警報を行う
    警報手段と、 上記警報手段の作動を制御する制御手段と、 上記移動検知手段、上記警報手段及び上記制御手段に電
    力を供給するバッテリーとを具備してなり、 上記移動検知手段、上記警報手段、上記制御手段、上記
    バッテリがフックブロックに設けられ、 上記制御手段が、上記移動検知手段により上記フックブ
    ロックの移動が検知された際に上記警報手段を作動させ
    ることを特徴とするフックブロック警報装置。
  2. 【請求項2】 上記フックブロックに設けられ、かつ、
    上記フックブロックに設けられたシーブの回転により発
    電を行う発電手段を有し、該発電手段が上記バッテリー
    を充電することを特徴とする請求項1記載のフックブロ
    ック警報装置。
  3. 【請求項3】 上記警報手段は、警告音発生手段を備
    え、 上記制御手段は、時刻を計る計時手段を有し、上記移動
    検知手段がフックブロックの移動を検知した場合に、上
    記計時手段に計時された時刻が予め設定された時刻の範
    囲内において、上記警報手段の警告音発生手段を制御し
    て音を発生させ、上記時刻の範囲外において、上記警報
    手段の上記警告音発生手段を制御して音の発生を停止し
    た状態もしくは音量を低下させて音を発生させる状態と
    することを特徴とする請求項1または2記載のフックブ
    ロック警報装置。
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