JPH10109590A - 自動車 - Google Patents
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- JPH10109590A JPH10109590A JP8284651A JP28465196A JPH10109590A JP H10109590 A JPH10109590 A JP H10109590A JP 8284651 A JP8284651 A JP 8284651A JP 28465196 A JP28465196 A JP 28465196A JP H10109590 A JPH10109590 A JP H10109590A
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- camera
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
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- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R1/00—Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
- B60R1/20—Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
- B60R1/22—Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles for viewing an area outside the vehicle, e.g. the exterior of the vehicle
- B60R1/23—Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles for viewing an area outside the vehicle, e.g. the exterior of the vehicle with a predetermined field of view
- B60R1/26—Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles for viewing an area outside the vehicle, e.g. the exterior of the vehicle with a predetermined field of view to the rear of the vehicle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R1/00—Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
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- B60R11/00—Arrangements for holding or mounting articles, not otherwise provided for
- B60R11/04—Mounting of cameras operative during drive; Arrangement of controls thereof relative to the vehicle
-
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- B60R2300/00—Details of viewing arrangements using cameras and displays, specially adapted for use in a vehicle
- B60R2300/80—Details of viewing arrangements using cameras and displays, specially adapted for use in a vehicle characterised by the intended use of the viewing arrangement
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-
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- B60R2300/00—Details of viewing arrangements using cameras and displays, specially adapted for use in a vehicle
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- B60R2300/8066—Details of viewing arrangements using cameras and displays, specially adapted for use in a vehicle characterised by the intended use of the viewing arrangement for monitoring rearward traffic
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 運転室内のルームミラーを活用して確実に車
体後方を見ることができる自動車を提供する。 【解決手段】 車体後部に取り付けられ、車体の後方を
映すカメラ40と、運転席22側方の、運転席22から
ルームミラー60を通して見ることが可能な範囲に、表
示面51が車体前方へ向けて取り付けられ、カメラ40
からの映像を映し出すモニター50と備えている。カメ
ラ40は運転者Pの目線とほぼ同じ高さに配置されてい
る。カメラ40には、運転席22のシフトレバー21が
リバースポジションに入れられた際にレンズの向きを下
向き方向に切り換えるとともにカメラ40を広角にする
切換機構が設けられている。
体後方を見ることができる自動車を提供する。 【解決手段】 車体後部に取り付けられ、車体の後方を
映すカメラ40と、運転席22側方の、運転席22から
ルームミラー60を通して見ることが可能な範囲に、表
示面51が車体前方へ向けて取り付けられ、カメラ40
からの映像を映し出すモニター50と備えている。カメ
ラ40は運転者Pの目線とほぼ同じ高さに配置されてい
る。カメラ40には、運転席22のシフトレバー21が
リバースポジションに入れられた際にレンズの向きを下
向き方向に切り換えるとともにカメラ40を広角にする
切換機構が設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車、主としてト
ラックに関する。より詳しくは、車体後部に取り付けた
カメラと運転室内に設けたモニターおよび、既存のルー
ムミラーを用いて車体後方を見ることができるようにし
た自動車(主としてトラック)に関するものである。
ラックに関する。より詳しくは、車体後部に取り付けた
カメラと運転室内に設けたモニターおよび、既存のルー
ムミラーを用いて車体後方を見ることができるようにし
た自動車(主としてトラック)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年においては、箱型の荷台(コンテナ
状の荷台)を備えたトラック(以下、箱型トラックとも
いう)が多くみられるようになってきている。
状の荷台)を備えたトラック(以下、箱型トラックとも
いう)が多くみられるようになってきている。
【0003】この種のトラックでは、運転席後部の窓が
箱型の荷台で塞がれているため、後進時の安全確認が困
難である。
箱型の荷台で塞がれているため、後進時の安全確認が困
難である。
【0004】そこで、後進時の安全確認を行なうことが
できるようにすべく、図5に示すような確認手段を採用
した箱型トラックが、従来知られている。
できるようにすべく、図5に示すような確認手段を採用
した箱型トラックが、従来知られている。
【0005】同図において、1はトラックの車体後部上
端に配置されたカメラであり、図中斜線で示したよう
に、車体後方直下およびその近辺を映すように下向きに
取り付けられている。2はカメラ1からの映像を映し出
すモニターであり、車体前方の視界を遮らないように運
転室3のダッシュボード下に設けられている。
端に配置されたカメラであり、図中斜線で示したよう
に、車体後方直下およびその近辺を映すように下向きに
取り付けられている。2はカメラ1からの映像を映し出
すモニターであり、車体前方の視界を遮らないように運
転室3のダッシュボード下に設けられている。
【0006】このようなトラックによれば、運転者は、
車体後方直下およびその近辺をモニター2で見ることが
でき、後進時における安全確認を行なうことができる。
車体後方直下およびその近辺をモニター2で見ることが
でき、後進時における安全確認を行なうことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の箱型ト
ラックでは、後進時における安全確認を行なうことはで
きるが、カメラ1が車体後方直下およびその近辺のみを
映すように下向きに取り付けられていたので、前進時に
は用をなさなかった。
ラックでは、後進時における安全確認を行なうことはで
きるが、カメラ1が車体後方直下およびその近辺のみを
映すように下向きに取り付けられていたので、前進時に
は用をなさなかった。
【0008】また、この種の箱型トラックでは、運転室
内にルームミラーが設けられているにも拘らず、運転席
後部の窓が箱型の荷台で塞がれているため、ルームミラ
ーを用いて車体後方を見ることもできなかった。
内にルームミラーが設けられているにも拘らず、運転席
後部の窓が箱型の荷台で塞がれているため、ルームミラ
ーを用いて車体後方を見ることもできなかった。
【0009】したがって、上述した従来の箱型トラック
では、後続車等を確認することが困難であった。後続車
等を確認するためにはサイドミラーを用いるしかなく、
サイドミラーを用いるといっても、運転席後方に大きく
延びる箱型荷台が邪魔になることにかわりはないため、
すぐ後ろにつかれた後続車を確認するのは困難であっ
た。これを確認するためには、車体を左右に振って(蛇
行運転して)サイドミラーで確認するしかなく、このよ
うな運転は困難であると同時に危険であった。
では、後続車等を確認することが困難であった。後続車
等を確認するためにはサイドミラーを用いるしかなく、
サイドミラーを用いるといっても、運転席後方に大きく
延びる箱型荷台が邪魔になることにかわりはないため、
すぐ後ろにつかれた後続車を確認するのは困難であっ
た。これを確認するためには、車体を左右に振って(蛇
行運転して)サイドミラーで確認するしかなく、このよ
うな運転は困難であると同時に危険であった。
【0010】このような事情は、箱型トラックだけに限
らず、通常の荷台を備えたトラックにおいて運転席後部
の窓が隠れる高さまで荷物が積載された場合、あるい
は、普通の乗用車において運転室後方の窓が荷物等で塞
がれている場合においても同様であった。
らず、通常の荷台を備えたトラックにおいて運転席後部
の窓が隠れる高さまで荷物が積載された場合、あるい
は、普通の乗用車において運転室後方の窓が荷物等で塞
がれている場合においても同様であった。
【0011】本発明の目的は、以上のような問題を解決
し、運転室内のルームミラーを活用して確実に車体後方
を見ることができる自動車を提供することにある。
し、運転室内のルームミラーを活用して確実に車体後方
を見ることができる自動車を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために請求項1記載の自動車は、車体後部に取り付け
られ、車体の後方を映すカメラと、運転席側方の、運転
席からルームミラーを通して見ることが可能な範囲に、
表示面が車体前方へ向けて取り付けられ、前記カメラか
らの映像を映し出すモニターとを具備したことを特徴と
する。
るために請求項1記載の自動車は、車体後部に取り付け
られ、車体の後方を映すカメラと、運転席側方の、運転
席からルームミラーを通して見ることが可能な範囲に、
表示面が車体前方へ向けて取り付けられ、前記カメラか
らの映像を映し出すモニターとを具備したことを特徴と
する。
【0013】請求項2記載の自動車は、請求項1記載の
自動車において、前記カメラは、運転者の目線とほぼ同
じ高さに配置されていることを特徴とする。
自動車において、前記カメラは、運転者の目線とほぼ同
じ高さに配置されていることを特徴とする。
【0014】請求項3記載の自動車は、請求項1または
2記載の自動車において、前記カメラには、レンズの向
きを下向き方向に切り換える切換機構が設けられている
ことを特徴とする。
2記載の自動車において、前記カメラには、レンズの向
きを下向き方向に切り換える切換機構が設けられている
ことを特徴とする。
【0015】なお、ここで言う「切換機構」には、カメ
ラ自体の向きを下向き方向に切り換える方式のものと、
カメラのレンズ自体の向きを下向き方向に切り換える方
式のものとを含む。
ラ自体の向きを下向き方向に切り換える方式のものと、
カメラのレンズ自体の向きを下向き方向に切り換える方
式のものとを含む。
【0016】請求項4記載の自動車は、請求項3記載の
自動車において、前記切換機構は、運転席のシフトレバ
ーがリバースポジションに入れられた際に前記レンズの
向きを下向き方向に切り換えることを特徴とする。
自動車において、前記切換機構は、運転席のシフトレバ
ーがリバースポジションに入れられた際に前記レンズの
向きを下向き方向に切り換えることを特徴とする。
【0017】請求項5記載の自動車は、請求項3または
4記載の自動車において、前記カメラは、前記切換機構
によりレンズが下向き方向に切り換えられた際に、広角
になることを特徴とする。
4記載の自動車において、前記カメラは、前記切換機構
によりレンズが下向き方向に切り換えられた際に、広角
になることを特徴とする。
【0018】
【作用効果】請求項1記載の自動車によれば、車体後方
を映すカメラが車体後部に取り付けられ、このカメラか
らの映像を映し出すモニターが運転席側方の、運転席か
らルームミラーを通して見ることが可能な範囲に、表示
面が車体前方へ向けて取り付けられているので、運転者
は、ルームミラーを通してこのモニターを見ることによ
り、モニターに映し出された車体後方の映像を見ること
ができる。
を映すカメラが車体後部に取り付けられ、このカメラか
らの映像を映し出すモニターが運転席側方の、運転席か
らルームミラーを通して見ることが可能な範囲に、表示
面が車体前方へ向けて取り付けられているので、運転者
は、ルームミラーを通してこのモニターを見ることによ
り、モニターに映し出された車体後方の映像を見ること
ができる。
【0019】すなわち、この自動車によれば、運転席後
部の窓が荷物や箱型の荷台で塞がれている場合でも、ル
ームミラーを通常通り利用して確実に車体後方を見るこ
とができるという効果が得られる。
部の窓が荷物や箱型の荷台で塞がれている場合でも、ル
ームミラーを通常通り利用して確実に車体後方を見るこ
とができるという効果が得られる。
【0020】なお、前述した従来のトラック(図5)に
おいて、カメラ1の角度を下向きにではなく車体後方に
向けて取り付ければ、モニター2によって車体後方の映
像を見ることが可能であるかも知れない。
おいて、カメラ1の角度を下向きにではなく車体後方に
向けて取り付ければ、モニター2によって車体後方の映
像を見ることが可能であるかも知れない。
【0021】しかしながら、仮にそうであったとして
も、従来のモニター2はダッシュボードの下に設けられ
ているので、これを見るためには車体の前方を見ている
状態からいちいち視線をダッシュボード下まで大きく移
さなければならず、違和感が大きなものとなってしま
う。
も、従来のモニター2はダッシュボードの下に設けられ
ているので、これを見るためには車体の前方を見ている
状態からいちいち視線をダッシュボード下まで大きく移
さなければならず、違和感が大きなものとなってしま
う。
【0022】これに対し、請求項1記載の自動車によれ
ば、例えば通常の乗用車を運転しているときと同様に目
線をわずかに上げてルームミラーを見ればよいから、違
和感は極めて小さなものとなる。すなわち、乗用車等に
付いているルームミラーを利用する際の感覚と同じ感覚
で利用することができる。
ば、例えば通常の乗用車を運転しているときと同様に目
線をわずかに上げてルームミラーを見ればよいから、違
和感は極めて小さなものとなる。すなわち、乗用車等に
付いているルームミラーを利用する際の感覚と同じ感覚
で利用することができる。
【0023】また、従来のモニター2はダッシュボード
の下に設けられているので、車体の前方を見ている状態
から視線をモニター2に移したときに、運転者の目の焦
点距離が大きく異なることとなって、目が疲れ易くなる
おそれがある。
の下に設けられているので、車体の前方を見ている状態
から視線をモニター2に移したときに、運転者の目の焦
点距離が大きく異なることとなって、目が疲れ易くなる
おそれがある。
【0024】これに対し、請求項1記載の自動車によれ
ば、ルームミラーを介してモニターを見ることとなるの
で、運転者からモニターまでの距離を長くとることがで
きる。したがって、前方を見ている状態から視線をモニ
ターに移したときの運転者の目の焦点距離の差が小さく
なり、目が疲れ難くなるという効果も得られる。
ば、ルームミラーを介してモニターを見ることとなるの
で、運転者からモニターまでの距離を長くとることがで
きる。したがって、前方を見ている状態から視線をモニ
ターに移したときの運転者の目の焦点距離の差が小さく
なり、目が疲れ難くなるという効果も得られる。
【0025】さらに、従来のモニター2は、その表示面
が車体後方に向かうように取り付けられているので、カ
メラで映された映像とモニターに映し出される映像とが
左右逆にならないようにするための逆転処理が必要とな
り、その分高価なものとなる。
が車体後方に向かうように取り付けられているので、カ
メラで映された映像とモニターに映し出される映像とが
左右逆にならないようにするための逆転処理が必要とな
り、その分高価なものとなる。
【0026】これに対し、請求項1記載の自動車によれ
ば、モニターは、その表示面が車体前方へ向けて取り付
けられているので、上記逆転処理が不要であり、その分
安価に得ることが可能である。
ば、モニターは、その表示面が車体前方へ向けて取り付
けられているので、上記逆転処理が不要であり、その分
安価に得ることが可能である。
【0027】請求項2記載の自動車によれば、請求項1
記載の自動車において、カメラは運転者の目線とほぼ同
じ高さに配置されているので、運転者の目線とほぼ同じ
高さから見たときと同様の映像が得られることとなる。
記載の自動車において、カメラは運転者の目線とほぼ同
じ高さに配置されているので、運転者の目線とほぼ同じ
高さから見たときと同様の映像が得られることとなる。
【0028】したがって、車体後方を見る際の違和感が
より一層小さくなるという効果が得られる。
より一層小さくなるという効果が得られる。
【0029】請求項3記載の自動車によれば、請求項1
または2記載の自動車において、前記カメラには、レン
ズの向きを下向き方向に切り換える切換機構が設けられ
ているので、切換機構によりレンズの向きを下向き方向
に切り換えることにより、車体後方直下およびその近辺
を映すことが可能となる。
または2記載の自動車において、前記カメラには、レン
ズの向きを下向き方向に切り換える切換機構が設けられ
ているので、切換機構によりレンズの向きを下向き方向
に切り換えることにより、車体後方直下およびその近辺
を映すことが可能となる。
【0030】したがって、後進時には、レンズの向きを
下向き方向に切り換えることにより、後方の安全を確認
することができる。
下向き方向に切り換えることにより、後方の安全を確認
することができる。
【0031】すなわち、この請求項3記載の自動車によ
れば、レンズの向きを切り換えることにより、ひとつの
カメラで2通りの映像をモニターに映し出すことがで
き、自動車の走行状態に合わせた車体後方の視界を得る
ことができるという効果が得られる。
れば、レンズの向きを切り換えることにより、ひとつの
カメラで2通りの映像をモニターに映し出すことがで
き、自動車の走行状態に合わせた車体後方の視界を得る
ことができるという効果が得られる。
【0032】請求項4記載の自動車によれば、請求項3
記載の自動車において、切換機構は、運転席のシフトレ
バーがリバースポジションに入れられた際に、レンズの
向きを下向き方向に切り換えるようになっているので、
後進を開始する際にシフトレバーがリバースポジション
に入れられると、レンズが自動的に下向き方向に切り換
えられることとなり、後進時の操作の簡便化を図ること
ができるという効果が得られる。
記載の自動車において、切換機構は、運転席のシフトレ
バーがリバースポジションに入れられた際に、レンズの
向きを下向き方向に切り換えるようになっているので、
後進を開始する際にシフトレバーがリバースポジション
に入れられると、レンズが自動的に下向き方向に切り換
えられることとなり、後進時の操作の簡便化を図ること
ができるという効果が得られる。
【0033】請求項5記載の自動車によれば、請求項3
または4記載の自動車において、カメラは、切換機構に
よりレンズが下向き方向に切り換えられた際に、広角に
なるので、車体後方直下およびその近辺の比較的広い範
囲を映すことができ、安全性が高くなるという効果が得
られる。
または4記載の自動車において、カメラは、切換機構に
よりレンズが下向き方向に切り換えられた際に、広角に
なるので、車体後方直下およびその近辺の比較的広い範
囲を映すことができ、安全性が高くなるという効果が得
られる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0035】<第1の実施の形態>図1は本発明に係る
自動車の第1の実施の形態を示す図であり、箱型の荷台
を備えたトラックの側面図、図2は同じく切換機構を説
明するためのカメラの模式構造図である。
自動車の第1の実施の形態を示す図であり、箱型の荷台
を備えたトラックの側面図、図2は同じく切換機構を説
明するためのカメラの模式構造図である。
【0036】図1において、10は運転室20と箱型の
荷台30とを備えたトラックである。40は荷台30に
取り付けられたカメラ、50は運転室20に設けられ、
カメラ40からの映像を映し出すモニター、60は同じ
く運転室20に設けられているルームミラーである。
荷台30とを備えたトラックである。40は荷台30に
取り付けられたカメラ、50は運転室20に設けられ、
カメラ40からの映像を映し出すモニター、60は同じ
く運転室20に設けられているルームミラーである。
【0037】カメラ40は、荷台30後部において、運
転者Pの目線とほぼ同じ高さに配置されており、車体後
方A1を映すようになっている。カメラ40は、図2に
示すように、支軸41を中心として図中矢印Y1,Y2
方向に回動可能なレンズ42(より詳しくは、複数のレ
ンズにより構成されたレンズユニット)を有している。
本実施の形態では、レンズ42として、広角機能を備え
たズームレンズを採用している。43a,43bはレン
ズ42の回動範囲を規制するストッパである。一方のス
トッパ43aは、レンズ42が図中矢印Y1方向へ必要
以上に回動するのを規制し、他方のストッパ43bは、
レンズ42が図中矢印Y2方向へ必要以上に回動するの
を規制するようになっている。レンズ42はストッパ4
3aに当接した状態で略水平方向に向いた状態となり、
また、ストッパ43bに当接した状態で下方に向いた状
態となる。
転者Pの目線とほぼ同じ高さに配置されており、車体後
方A1を映すようになっている。カメラ40は、図2に
示すように、支軸41を中心として図中矢印Y1,Y2
方向に回動可能なレンズ42(より詳しくは、複数のレ
ンズにより構成されたレンズユニット)を有している。
本実施の形態では、レンズ42として、広角機能を備え
たズームレンズを採用している。43a,43bはレン
ズ42の回動範囲を規制するストッパである。一方のス
トッパ43aは、レンズ42が図中矢印Y1方向へ必要
以上に回動するのを規制し、他方のストッパ43bは、
レンズ42が図中矢印Y2方向へ必要以上に回動するの
を規制するようになっている。レンズ42はストッパ4
3aに当接した状態で略水平方向に向いた状態となり、
また、ストッパ43bに当接した状態で下方に向いた状
態となる。
【0038】42aはレンズ42を図中矢印Y1方向に
附勢するばねである。
附勢するばねである。
【0039】45はレンズ42の向きを水平方向あるい
は下向き方向に切り換えるための切換機構であり、検知
部46と、制御部47と、作動部48とを有している。
は下向き方向に切り換えるための切換機構であり、検知
部46と、制御部47と、作動部48とを有している。
【0040】検知部46は、運転室20に設けられたシ
フトレバー21がリバースポジションに入れられたかど
うかを検知するようになっており、シフトレバー21が
リバースポジションに入れられたことを検知した場合
に、検知信号を制御部47に送出するようになってい
る。
フトレバー21がリバースポジションに入れられたかど
うかを検知するようになっており、シフトレバー21が
リバースポジションに入れられたことを検知した場合
に、検知信号を制御部47に送出するようになってい
る。
【0041】制御部47は検知部46からの検知信号を
入力すると、作動部48を作動させるための信号を出力
する。
入力すると、作動部48を作動させるための信号を出力
する。
【0042】作動部48は、制御部47からの信号によ
り励磁されるソレノイド48aと、このソレノイド48
aが励磁されたときに、図2中矢印X2方向にスライド
するロッド48bとを有している。ロッド48bの先端
部にはピン48cが設けられており、このピン48cが
レンズ42の上部後端に設けられた穴42bに対して回
動自在に連結されている。したがって、シフトレバー2
1がリバースポジションに入れられると、ソレノイド4
8aが励磁されてロッド48bが矢印X2方向に所定量
スライドし、レンズ42の上部後端が押される。これに
より、レンズ42が矢印Y2方向に回動して、水平方向
から下向き方向に切り換えられることとなる。また、制
御部47は、検知部46からの検知信号を入力すると、
レンズ42を広角に制御するようになっている。
り励磁されるソレノイド48aと、このソレノイド48
aが励磁されたときに、図2中矢印X2方向にスライド
するロッド48bとを有している。ロッド48bの先端
部にはピン48cが設けられており、このピン48cが
レンズ42の上部後端に設けられた穴42bに対して回
動自在に連結されている。したがって、シフトレバー2
1がリバースポジションに入れられると、ソレノイド4
8aが励磁されてロッド48bが矢印X2方向に所定量
スライドし、レンズ42の上部後端が押される。これに
より、レンズ42が矢印Y2方向に回動して、水平方向
から下向き方向に切り換えられることとなる。また、制
御部47は、検知部46からの検知信号を入力すると、
レンズ42を広角に制御するようになっている。
【0043】図中符号47aはソレノイド48aを作動
させるための信号線、符号47bはレンズ42を広角ま
たは標準に制御するための信号線である。
させるための信号線、符号47bはレンズ42を広角ま
たは標準に制御するための信号線である。
【0044】なお、シフトレバー21がリバースポジシ
ョンから外されると、検知部46からの検知信号が制御
部47に送出されなくなるので、ソレノイド48aの励
磁が解除され、レンズ42はスプリング42aの附勢力
により図2中矢印Y1方向に回動し、水平方向に復帰す
る。また、これとともに、レンズ42が広角からもとの
状態(標準状態)に戻る。なお、運転席22には、レン
ズ42の向きとズーミングとを手動で行なうことのでき
る図示しない手動スイッチを設けてもよい。このように
すれば、手動によりズームアップした映像を見ることも
可能である。
ョンから外されると、検知部46からの検知信号が制御
部47に送出されなくなるので、ソレノイド48aの励
磁が解除され、レンズ42はスプリング42aの附勢力
により図2中矢印Y1方向に回動し、水平方向に復帰す
る。また、これとともに、レンズ42が広角からもとの
状態(標準状態)に戻る。なお、運転席22には、レン
ズ42の向きとズーミングとを手動で行なうことのでき
る図示しない手動スイッチを設けてもよい。このように
すれば、手動によりズームアップした映像を見ることも
可能である。
【0045】モニター50は、運転席22側方の、運転
席22からルームミラー60を通して見ることが可能な
範囲において、表示面51が車体の前方へ向くように取
り付けられている。本実施の形態では、モニター50は
運転席22側方後部の窓23の前面(運転室20側)に
取り付けられている。モニター50としては、薄型で軽
量の液晶タイプの表示面を備えたものを用いている。好
ましくは、ルームミラー60の形状に合わせて、幅広
の、比較的大型の表示面51を備えたものを用いる。
席22からルームミラー60を通して見ることが可能な
範囲において、表示面51が車体の前方へ向くように取
り付けられている。本実施の形態では、モニター50は
運転席22側方後部の窓23の前面(運転室20側)に
取り付けられている。モニター50としては、薄型で軽
量の液晶タイプの表示面を備えたものを用いている。好
ましくは、ルームミラー60の形状に合わせて、幅広
の、比較的大型の表示面51を備えたものを用いる。
【0046】上述した本実施の形態のトラックによれ
ば、次のような作用効果が得られる。
ば、次のような作用効果が得られる。
【0047】(a)車体後方を映すカメラ40がトラッ
ク10の荷台30後部に取り付けられ、このカメラ40
からの映像を映し出すモニター50が運転席22側方
の、運転席22からルームミラー60を通して見ること
が可能な範囲に、表示面51が車体前方へ向けて取り付
けられているので、運転者Pは、ルームミラー60を通
してこのモニター50を見ることにより、モニター50
に映し出された車体後方の映像を見ることができる。
ク10の荷台30後部に取り付けられ、このカメラ40
からの映像を映し出すモニター50が運転席22側方
の、運転席22からルームミラー60を通して見ること
が可能な範囲に、表示面51が車体前方へ向けて取り付
けられているので、運転者Pは、ルームミラー60を通
してこのモニター50を見ることにより、モニター50
に映し出された車体後方の映像を見ることができる。
【0048】すなわち、このトラックによれば、運転席
22側方後部の窓23が荷台30で塞がれていても、ル
ームミラー60を通常通り利用して確実に車体後方を見
ることができるという効果が得られる。
22側方後部の窓23が荷台30で塞がれていても、ル
ームミラー60を通常通り利用して確実に車体後方を見
ることができるという効果が得られる。
【0049】(b)前述した従来のトラック(図5)に
おいて、カメラ1の角度を下向きにではなく車体後方に
向けて取り付ければ、モニター2によって車体後方の映
像を見ることが可能であるかも知れない。
おいて、カメラ1の角度を下向きにではなく車体後方に
向けて取り付ければ、モニター2によって車体後方の映
像を見ることが可能であるかも知れない。
【0050】しかしながら、仮にそうであったとして
も、従来のモニター2はダッシュボードの下に設けられ
ているので、これを見るためには車体の前方を見ている
状態からいちいち視線をダッシュボード下まで大きく移
さなければならず、違和感が大きなものとなってしま
う。
も、従来のモニター2はダッシュボードの下に設けられ
ているので、これを見るためには車体の前方を見ている
状態からいちいち視線をダッシュボード下まで大きく移
さなければならず、違和感が大きなものとなってしま
う。
【0051】これに対し、本実施の形態のトラックによ
れば、例えば通常の乗用車を運転しているときと同様に
目線をわずかに上げてルームミラー60を見ればよいか
ら、違和感は極めて小さなものとなる。すなわち、乗用
車等に付いているルームミラーを利用する際の感覚と同
じ感覚で利用することができる。
れば、例えば通常の乗用車を運転しているときと同様に
目線をわずかに上げてルームミラー60を見ればよいか
ら、違和感は極めて小さなものとなる。すなわち、乗用
車等に付いているルームミラーを利用する際の感覚と同
じ感覚で利用することができる。
【0052】(c)また、従来のモニター2はダッシュ
ボードの下に設けられているので、車体の前方を見てい
る状態から視線をモニター2に移したときに、運転者の
目の焦点距離が大きく異なることとなって、目が疲れ易
くなるおそれがある。
ボードの下に設けられているので、車体の前方を見てい
る状態から視線をモニター2に移したときに、運転者の
目の焦点距離が大きく異なることとなって、目が疲れ易
くなるおそれがある。
【0053】これに対し、本実施の形態のトラックによ
れば、ルームミラー60を介してモニター50を見るこ
ととなるので、運転者Pからモニター50までの距離を
長くとることができる。したがって、前方を見ている状
態から視線をモニター50に移したときの運転者の目の
焦点距離の差が小さくなり、目が疲れ難くなるという効
果も得られる。
れば、ルームミラー60を介してモニター50を見るこ
ととなるので、運転者Pからモニター50までの距離を
長くとることができる。したがって、前方を見ている状
態から視線をモニター50に移したときの運転者の目の
焦点距離の差が小さくなり、目が疲れ難くなるという効
果も得られる。
【0054】(d)さらに、従来のモニター2は、その
表示面が車体後方に向かうように取り付けられているの
で、カメラ1で映された映像とモニター2に映し出され
る映像とが左右逆にならないようにするための逆転処理
が必要となり、その分高価なものとなる。
表示面が車体後方に向かうように取り付けられているの
で、カメラ1で映された映像とモニター2に映し出され
る映像とが左右逆にならないようにするための逆転処理
が必要となり、その分高価なものとなる。
【0055】これに対し、本実施の形態のトラックによ
れば、モニター50は、その表示面51が車体前方へ向
けて取り付けられているので、上記逆転処理が不要であ
り、その分安価に得ることが可能である。
れば、モニター50は、その表示面51が車体前方へ向
けて取り付けられているので、上記逆転処理が不要であ
り、その分安価に得ることが可能である。
【0056】(e)本実施の形態のトラックによれば、
カメラ40は運転者Pの目線とほぼ同じ高さに配置され
ているので、運転者Pの目線とほぼ同じ高さから見たと
きと同様の映像が得られることとなる。
カメラ40は運転者Pの目線とほぼ同じ高さに配置され
ているので、運転者Pの目線とほぼ同じ高さから見たと
きと同様の映像が得られることとなる。
【0057】したがって、車体後方を見る際の違和感が
より一層小さくなるという効果が得られる。
より一層小さくなるという効果が得られる。
【0058】(f)さらに、本実施の形態のトラックに
よれば、カメラ40には、レンズ42の向きを下向き方
向に切り換える切換機構45が設けられているので、切
換機構45によりレンズの向きを下向き方向に切り換え
ることにより、車体後方直下およびその近辺A2を映す
ことが可能となる。
よれば、カメラ40には、レンズ42の向きを下向き方
向に切り換える切換機構45が設けられているので、切
換機構45によりレンズの向きを下向き方向に切り換え
ることにより、車体後方直下およびその近辺A2を映す
ことが可能となる。
【0059】したがって、後進時の後方の安全を確認す
ることができる。
ることができる。
【0060】すなわち、本実施の形態のトラックによれ
ば、レンズ42の向きを切り換えることにより、ひとつ
のカメラ40で2通りの映像をモニター50に映し出す
ことができ、トラックの走行状態に合わせた車体後方の
視界を得ることができるという効果が得られる。
ば、レンズ42の向きを切り換えることにより、ひとつ
のカメラ40で2通りの映像をモニター50に映し出す
ことができ、トラックの走行状態に合わせた車体後方の
視界を得ることができるという効果が得られる。
【0061】(g)また、本実施の形態のトラックによ
れば、切換機構45は運転席22のシフトレバー21が
リバースポジションに入れられた際に、カメラ40のレ
ンズ42の向きを下向き方向に切り換えるようになって
いるので、後進を開始する際に、シフトレバー21がリ
バースポジションに入れられると、レンズ42が自動的
に下向き方向に切り換えられることとなり、後進時の操
作の簡便化を図ることができるという効果が得られる。
れば、切換機構45は運転席22のシフトレバー21が
リバースポジションに入れられた際に、カメラ40のレ
ンズ42の向きを下向き方向に切り換えるようになって
いるので、後進を開始する際に、シフトレバー21がリ
バースポジションに入れられると、レンズ42が自動的
に下向き方向に切り換えられることとなり、後進時の操
作の簡便化を図ることができるという効果が得られる。
【0062】(h)しかも、切換機構45によりレンズ
42が下向き方向に切り換えられた際に、レンズ42が
広角になるので、車体後方直下およびその近辺の比較的
広い範囲を映すことができ、安全性が高くなるという効
果が得られる。
42が下向き方向に切り換えられた際に、レンズ42が
広角になるので、車体後方直下およびその近辺の比較的
広い範囲を映すことができ、安全性が高くなるという効
果が得られる。
【0063】<第2の実施の形態>図3は本発明に係る
自動車の第2の実施の形態を示す図であり、通常の荷台
を備えたトラックの側面図、図4は同じくモニター設置
部分の拡大側面図である。
自動車の第2の実施の形態を示す図であり、通常の荷台
を備えたトラックの側面図、図4は同じくモニター設置
部分の拡大側面図である。
【0064】本実施の形態のトラックが前記第1の実施
の形態のトラックと異なるところは、カメラ40を荷台
35の後部において垂直方向に出没自在設けるととも
に、運転席22の後部の窓23の前面側に配置されたモ
ニター50を、窓23が塞がれない位置に移動可能に設
けた点にあり、その他の点に変わりはない。
の形態のトラックと異なるところは、カメラ40を荷台
35の後部において垂直方向に出没自在設けるととも
に、運転席22の後部の窓23の前面側に配置されたモ
ニター50を、窓23が塞がれない位置に移動可能に設
けた点にあり、その他の点に変わりはない。
【0065】図3において、70は荷台35の後部に設
けられたスライド装置であり、駆動部71と、この駆動
部71により駆動され、荷台35に対して垂直方向に出
没する支持体72とを備えている。
けられたスライド装置であり、駆動部71と、この駆動
部71により駆動され、荷台35に対して垂直方向に出
没する支持体72とを備えている。
【0066】駆動部71は運転席22の図示しないスイ
ッチにより駆動されるようになっている。
ッチにより駆動されるようになっている。
【0067】カメラ40は支持体72の上部に支持され
ており、支持体72が上昇した際に、運転者Pの目線と
ほぼ同じ高さに配置されるようになっている。
ており、支持体72が上昇した際に、運転者Pの目線と
ほぼ同じ高さに配置されるようになっている。
【0068】なお、カメラ40の不使用時には、荷台3
5内にカメラ40が収納されるようになっている。
5内にカメラ40が収納されるようになっている。
【0069】モニター50は、図4に示すように、窓2
3の上部23aにヒンジ55により回動可能に取り付け
られており、図中一点鎖線で示すように、窓23を塞ぐ
ことのない位置に移動可能となっている。
3の上部23aにヒンジ55により回動可能に取り付け
られており、図中一点鎖線で示すように、窓23を塞ぐ
ことのない位置に移動可能となっている。
【0070】このようなトラックによれば、次のような
作用効果が得られる。
作用効果が得られる。
【0071】すなわち、運転席22後部の窓23が隠れ
る高さまで荷物が荷台35に積載された場合には、運転
席22の図示しないスイッチを操作して、荷台35の後
部にカメラ40を出現させる。これにより、窓23が荷
物で塞がれていても、ルームミラー60を通して車体後
方の映像をモニター50により確認することができる。
る高さまで荷物が荷台35に積載された場合には、運転
席22の図示しないスイッチを操作して、荷台35の後
部にカメラ40を出現させる。これにより、窓23が荷
物で塞がれていても、ルームミラー60を通して車体後
方の映像をモニター50により確認することができる。
【0072】一方、荷台35に積載される荷物が少な
く、窓23を通して車体後方を見ることができ、カメラ
40が不要となる場合には、カメラ40を荷台35に収
納させたままにしておく。そして、運転席22の後部の
窓23に配置されたモニター50を図4中矢印Y3方向
に持ち上げる。これにより、通常通りルームミラー60
を介して窓23から車体後方を目視確認することができ
る。
く、窓23を通して車体後方を見ることができ、カメラ
40が不要となる場合には、カメラ40を荷台35に収
納させたままにしておく。そして、運転席22の後部の
窓23に配置されたモニター50を図4中矢印Y3方向
に持ち上げる。これにより、通常通りルームミラー60
を介して窓23から車体後方を目視確認することができ
る。
【0073】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の要旨の範囲内において適宜実施可能であ
る。
たが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の要旨の範囲内において適宜実施可能であ
る。
【0074】例えば、上記第1、第2の実施の形態で
は、トラックについて説明したが、乗用自動車、ワンボ
ックス車等に対しても採用し得る。この場合、モニター
50は、室内の天井より吊り下げて配置したり、シート
に出没自在に設ければ良い。
は、トラックについて説明したが、乗用自動車、ワンボ
ックス車等に対しても採用し得る。この場合、モニター
50は、室内の天井より吊り下げて配置したり、シート
に出没自在に設ければ良い。
【0075】また、上記第1、第2の実施の形態では、
カメラ40のレンズ42自体の向きを下向き方向に切り
換える方式としたが、これに限られるものではなく、カ
メラ40自体の向きを下向き方向に切り換える方式のも
のも採用し得る。
カメラ40のレンズ42自体の向きを下向き方向に切り
換える方式としたが、これに限られるものではなく、カ
メラ40自体の向きを下向き方向に切り換える方式のも
のも採用し得る。
【0076】切換機構も、適宜のもの(例えばモータ駆
動によるもの)を採用し得る。
動によるもの)を採用し得る。
【0077】
【図1】本発明に係る自動車の第1の実施の形態を示す
図であり、箱型の荷台を備えたトラックの側面図。
図であり、箱型の荷台を備えたトラックの側面図。
【図2】同じく切換機構を説明するためのカメラの模式
構造図。
構造図。
【図3】本発明に係る自動車の第2の実施の形態を示す
図であり、通常の荷台を備えたトラックの側面図。
図であり、通常の荷台を備えたトラックの側面図。
【図4】同じくモニター設置部分の拡大側面図。
【図5】従来技術の説明図。
10 トラック 20 運転室 22 運転席 23 窓 30 荷台 40 カメラ 50 モニター 51 表示面 60 ルームミラー
Claims (5)
- 【請求項1】 車体後部に取り付けられ、車体の後方を
映すカメラと、運転席側方の、運転席からルームミラー
を通して見ることが可能な範囲に、表示面が車体前方へ
向けて取り付けられ、前記カメラからの映像を映し出す
モニターとを具備したことを特徴とする自動車。 - 【請求項2】 前記カメラは、運転者の目線とほぼ同じ
高さに配置されていることを特徴とする請求項1記載の
自動車。 - 【請求項3】 前記カメラには、レンズの向きを下向き
方向に切り換える切換機構が設けられていることを特徴
とする請求項1または2記載の自動車。 - 【請求項4】 前記切換機構は、運転席のシフトレバー
がリバースポジションに入れられた際に前記レンズの向
きを下向き方向に切り換えることを特徴とする請求項3
記載の自動車。 - 【請求項5】 前記カメラは、前記切換機構によりレン
ズが下向き方向に切り換えられた際に、広角になること
を特徴とする請求項3または4記載の自動車。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8284651A JPH10109590A (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | 自動車 |
AU43224/97A AU4322497A (en) | 1996-10-07 | 1997-09-29 | Car |
PCT/JP1997/003469 WO1998015427A1 (fr) | 1996-10-07 | 1997-09-29 | Vehicule |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8284651A JPH10109590A (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | 自動車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10109590A true JPH10109590A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17681230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8284651A Pending JPH10109590A (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | 自動車 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10109590A (ja) |
AU (1) | AU4322497A (ja) |
WO (1) | WO1998015427A1 (ja) |
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- 1996-10-07 JP JP8284651A patent/JPH10109590A/ja active Pending
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