JP5236359B2 - 車載用情報表示装置 - Google Patents

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本発明は、車両の周囲の様子を表示画像で確認することが可能な車載用情報表示装置に関する。
一般的に、車両の後方の様子を確認する場合に、運転者は車両のフロントウィンドー上部に設けられたルームミラーを用いて行うことが多い。また、車両の後側方(右側後方、あるいは左側後方)の様子を確認する場合には、運転者は車両の側部に設けられたドアミラーを用いて行うことが多い。
また、近年、車両周辺画像表示装置が搭載されている車両が増えている。この車両周辺画像表示装置は、車両の周囲を撮像するための車両の周囲に設置された車載カメラ、各車載カメラで取得された撮像データから画像データを生成するための画像生成装置、画像生成装置で生成された画像データに基づいて当該車両の周囲の画像を表示するためのディスプレイ装置等を備えており、運転者は、ディスプレイ装置に表示された画像を見ることにより、車両の周囲の様子を確認することが可能となっている。
なお、表示画像を通して運転者に情報を提供する技術が特許文献1に記載されている。この特許文献1の技術においては、自動車のダッシュボード内にLCD表示ユニットを埋め込み配置すると共に、ウィンドシールドガラスに反射型ホログラムスクリーンを設け、LCD表示ユニットから種々の情報をホログラムスクリーンに投影している。
特開平9−33856号公報
ところで、このルームミラーやドアミラーにより乗員の視界が遮られることがある。特に、運転者と比べるとルームミラーやドアミラーを使用することが少ない運転者以外の乗員(例えば、助手席の乗員)にとっては、視界を遮るこれらの存在に煩わしさを感じることがある。しかも、ルームミラーについては、運転者が、より広い領域の様子を見るためにより大きなルームミラーに交換することがあり、またドアミラーについては、近年、例えばウィンカーが組み込まれるなどミラー以外の機能が付加されており、これに伴って大型化している。なお、車両周辺画像表示装置が搭載された車両においても、ルームミラー及びドアミラーが設けられているので、乗員の視界が遮られるという問題を有している。
本発明は、かかる従来技術における課題に鑑み創作されたもので、ルームミラーやドアミラーによる視界の妨げを緩和することができる車載用情報表示装置を提供することを目的とする。
上記の従来技術の課題を解決するために、本発明に係る車載用情報表示装置は、車両のフロントウィンドーに設けられ、見る角度に応じて透明又は不透明に見える表示フィルムと、前記車両の後方を撮像可能に設けられた撮像手段と、前記撮像手段から出力された撮像データに基づいて前記車両の後方の画像データを生成する車両周囲画像データ生成手段と、前記車両周囲画像データ生成手段で生成された画像データに基づいて前記車両の後方の画像を前記表示フィルムに投射する画像投射手段とを備え、前記表示フィルムが配置される面を正面としたとき、前記表示フィルムは、前記車両の運転席の乗員の視点から正面方向に対して不透明に見える第1の角度の範囲と、前記車両の助手席の乗員の視点から正面方向に対して不透明に見える第2の角度の範囲とを含んで配置されており、前記画像投射手段は、前記車両周囲画像データ生成手段で生成された画像データに基づいて前記第1の角度の範囲の領域内の前記表示フィルムに前記車両の後方の画像を投射すると共に、外部の情報提供装置で生成された情報画像データに基づいて、前記第2の角度の範囲内の前記表示フィルムに当該情報提供装置の情報画像を投射することを特徴とする。
本発明においては、見る角度に応じて透明又は不透明に見える表示フィルムを、車両のウィンドーに設け、画像投射手段から当該車両の周囲の画像を当該表示フィルムに投射する。但し、表示フィルムが配置される面を正面としたとき、当該表示フィルムは、車両の運転席の乗員の視点から正面方向に対して不透明に見える角度の範囲を含んで配置される。
例えば、本発明においては、表示フィルムを車両のサイドウィンドーに設け、画像投射手段から当該車両の後側方の画像を当該表示フィルムに投射した場合には、一般の車両ドアミラーとほぼ同じ機能を果たすことができる。これにより、車両からドアミラーをなくすことが可能となり、乗員の視界の妨げを緩和することができる。
また、本発明においては、表示フィルムを車両のフロントウィンドーに設け、画像投射手段から当該車両の後方の画像を当該表示フィルムに投射した場合には、一般の車両のルームミラーとほぼ同じ機能を果たすことができる。これにより、車両からルームミラーをなくすことが可能となり、乗員の視界の妨げを緩和することができる。
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る車載用情報表示システム(車載用情報表示装置)の構成を示すブロック図である。また、図2及び図3は、本実施形態に係る車載用情報表示システムを構成する各装置の配置例を示す図である。
本実施形態に係る車載用情報表示システム10は、図1に示すように2台の車載カメラ11,12、画像生成装置13、2台のプロジェクタ14,15及び2枚の表示フィルム16,17を備えている。
車載用情報表示システム10において各車載カメラ11,12は、それぞれ自車両の右後方、左後方の画像を継続的に取得するものであり、自車両外部の適当な箇所に設置されている。図2はその設置例を示しており、図示のように右後方カメラ11は車両20の右側部(図示の例では、右前側のサイドウィンドー23近傍のフロントフェンダー上部)に、左後方カメラ12は車両20の左側部(図示の例では、左前側のサイドウィンドー25近傍のフロントフェンダー上部)にそれぞれ設置されている。
画像生成装置13は、各車載カメラ11,12から出力された撮像データに基づいて車両20の周囲の画像データを生成するものであり、図3に例示するように車両20のセンターコンソール内に設置されている。この画像生成装置13は、図1に示すように、画像入力部13a、撮影画像用メモリ13b、撮像データ抽出部13c、画像処理部13d、画像出力部13e及び制御部13fにより構成されている。
画像生成装置13において画像入力部13aは、制御部13fからの制御に基づき、各車載カメラ11,12から出力されたNTSC等のアナログの画像信号(撮像データ)をデジタルの画像信号に変換するものである。撮影画像用メモリ13bには、制御部13fからの制御に基づき、画像入力部13aを介して供給される各車載カメラ11,12の撮像データ(車両の右後方及び左後方の撮像データ)が所定のタイミングで逐次格納されるようになっている。
撮像データ抽出部13cは、制御部13fからの制御に基づき、撮影画像用メモリ13bに格納された各方向の撮像データに対し、撮像データを部分的に抽出するものである。画像処理部13dは、制御部13fからの制御に基づき、撮像データ抽出部13cで抽出した各方向の撮像データに対し、適宜画像処理を施して画像データを生成するものである。画像出力部13eは、制御部13fからの制御に基づき、画像処理部13dから出力されたデジタルの画像データをアナログの画像データに変換してプロジェクタ14,15に送出するものである。
制御部13fはマイクロコンピュータにより構成され、画像表示に係る各種処理を制御するための中央処理演算装置(CPU)と、このCPUで行う処理を規定したプログラムを格納したROMと、その処理の過程で発生するデータを一時格納しておくためのRAMなどを備えている。この制御部13fは、他の機能ブロック13a〜13eと協働して、右後方カメラ11から出力された撮像データに基づいて車両20の右後方の画像データを生成すると共に、左後方カメラ12から出力された撮像データに基づいて車両20の左後方の画像データを生成することに係る制御を行う。
車載用情報表示システム10において各プロジェクタ14,15は、例えば液晶パネルを含む投射光学系からなり、画像生成装置13で生成された画像データに基づいて車両20の周囲の画像を表示フィルム16,17に投射するものである。運転席側プロジェクタ14は、図2に例示するように運転席(図示の例では、右前の座席)の上方の車両20の天井に設置されており、車両20の右後方の画像を運転席側表示フィルム16に投射する。一方、助手席側プロジェクタ15は、図2に例示するように助手席(図示の例では、左前の座席)の上方の車両20の天井に設置されており、車両20の左後方の画像を助手席側表示フィルム17に投射する。なお、各プロジェクタ14,15は、投射した画像が表示フィルム16,17に表示されるように投射方向、輝度及び画質等が調整されている。
各表示フィルム16,17は、プロジェクタ14,15から投射された画像をそれぞれ表示するプロジェクタ14,15のスクリーンとして機能するものである。これらの表示フィルム16,17は、見る角度に応じて透明に見えたり、不透明に(すりガラス状に)見えたりする機能を有しており、例えば、住友化学工業株式会社製の視界制御フィルム(製品名「ルミスティー」〔登録商標〕)が使用される。より詳しくは、これらの表示フィルム16,17は、表示フィルムが配置される面を正面としたとき、正面方向に対してa度からb度までの角度(但し、0<a<b<90)の範囲の領域については不透明に見え、それ以外の角度の範囲の領域については透明に見えるという機能を有している。
図2及び図3に例示するように、表示フィルム16,17のうち運転席側表示フィルム16は、右前側のサイドウィンドー23の下部に設置されており、助手席側表示フィルム17は、左前側のサイドウィンドー25の下部に設置されている。なお、これらの表示フィルム16,17は車両20の車室内側のサイドウィンドー23,25の表面に設置されている。
以下、表示フィルム16,17の設置場所についてより詳しく説明する。運転席側表示フィルム16は、前述した機能を有していることから、乗員が通常の運転姿勢で運転席に座って正面(サイドウィンドー23が存在する方向)を向いたときに、左方向にa度からb度までの範囲に対応するサイドウィンドー23の領域内に設置されていればよい。これにより、運転席側プロジェクタ14が画像を投射していない場合、運転席の乗員には当該表示フィルム16が不透明に見える。一方、助手席側表示フィルム17は、同じく乗員が通常の運転姿勢で運転席に座って正面(サイドウィンドー25が存在する方向)を向いたときに、右方向にa度からb度までの範囲に対応するサイドウィンドー25の領域内に設置されていればよい。これにより、助手席側プロジェクタ15が画像を投射していない場合、運転席の乗員には当該表示フィルム17が不透明に見える。
また、表示フィルム16,17の大きさ(サイドウィンドー23,25の前後方向の大きさ)については、それぞれプロジェクタ14,15から投射された画像を表示可能な大きさであればよい。但し、運転席の乗員に合わせて運転席を前後にスライドさせたときの種々の運転席の位置に対応できるように、表示フィルム16,17の大きさにはそれぞれマージンが設けられていることが好ましい。
以上のように構成された車載用情報表示システム10においては、車両20のイグニッションキーが「オフ」の状態から「アクセサリー」の状態になると、車載用情報表示システム10は「オン」になる。そうすると、車載用情報表示システム10においては、右後方カメラ11により取得された車両20の右後方の画像が、画像生成装置13を介して運転席側プロジェクタ14から投射されて、運転席側表示フィルム16に表示される。一方、左後方カメラ12により取得された車両20の左後方の画像が、画像生成装置13を介して助手席側プロジェクタ15から投射されて、助手席側表示フィルム17に表示される。なお、車両20のイグニッションキーが「オフ」の状態となり、さらに所定の状態になると(例えば、車両20のドアのキーが一旦「解除」の状態になってから「ロック」の状態になる)、車載用情報表示システム10は「オフ」となり、表示フィルム16,17での画像表示は終了する。
このように、本実施形態の車載用情報表示システム10においては、運転席側表示フィルム16に車両20の右後方の様子が画像として表示され、また助手席側表示フィルム17に車両20の左後方の様子が画像として表示される。つまり、この車載用情報表示システム10は、一般の車両のドアミラーとほぼ同じ機能を果たすことができる。このため、車両20からドアミラーをなくすことが可能となり、乗員(特に、運転席及び助手席の乗員)の視界の妨げを緩和することができる。しかも、ドアミラーと比較すると、表示フィルム16,17は設置場所の自由度が高く、また表示フィルム16,17を大きくすることにより運転席の乗員別に必要となるドアミラーの向き(上下方向及び左右方向)の調整を省くことが可能となるという利点がある。
また、運転席の乗員の視点が前(フロントガラス21側)に移動すると、運転席の乗員には表示フィルム16,17が透明に見える(但し、運転席の乗員が正面を見たときに表示フィルム16,17がa度よりも小さい角度の範囲に対応するサイドウィンドー23,25の領域に見える場合)。このとき、車両20からドアミラーがなくなることにより、運転席の乗員は、ドアミラーに隠れていた車両20の右前方及び左前方の様子を直接確認することができる。
更に、フェンダーミラーが設けられている車両と比較すると、運転席の乗員は、車両20の後側方の様子(画像)を本人の視点から近い位置で見ることができるので、当該様子をよりはっきりと確認することができる。
以上のように構成された車載用情報表示システム10において、車載カメラ11,12は「撮像手段」に、画像生成装置13は「車両周囲画像データ生成手段」に、プロジェクタ14,15は「画像投射手段」に、表示フィルム16,17は「表示フィルム」にそれぞれ対応する。
なお、上述した実施形態においては、右後方カメラ11及び左後方カメラ12のみが備えられているが、これだけに限定されないことはもちろんである。例えば、右後方カメラ及び左後方カメラに加え、車両の右下方及び左下方の画像を取得する右下方カメラ及び左下方カメラを備えて、運転席側表示フィルムに車両の右後方の画像と右下方の画像とを切り替え表示すると共に、助手席側表示フィルムに車両の左後方の画像と左下方の画像とを切り替え表示するようにしてもよい。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態に係る車載用情報表示システム(車載用情報表示装置)の構成を示すブロック図である。また、図5及び図6は、本実施形態に係る車載用情報表示システムを構成する各装置の配置例を示す図である。
本実施形態に係る車載用情報表示システム50は、図4に示すように車載カメラ51、画像生成装置52、2台のプロジェクタ53,54及び表示フィルム55を備えている。
車載用情報表示システム50において車載カメラ51は、自車両の後方の画像を継続的に取得するものであり、図5に例示するように自車両70外部の後部(図示の例では、トランクの後面)に設置されている。
画像生成装置52は、車載カメラ51から出力された撮像データに基づいて車両70の周囲の画像データを生成したり、各種メニュー画面の画像データを生成したりするものである。また、画像生成装置52には、図4に示すように、外部の情報提供装置として、車両70に搭載されたナビゲーション装置60及びオーディオ・ビジュアル(AV)装置65が接続されている。そして、画像生成装置52は、ナビゲーション装置60で生成されたナビゲーションに係る画像データ、及び、AV装置65で生成されたAVに係る画像データを入力し、これらの画像データに加え、車両70周囲の画像データ、及び、メニュー画面の画像データを適宜画像処理して出力するものである。図6に例示するように、画像生成装置52は車両70のセンターコンソール内に設置されており、ナビゲーション装置60及びAV装置65は、車両70のセンターコンソール内の画像生成装置52の下に設置されている。
また、この画像生成装置52は、図4に示すように、画像入力部52a、撮影画像用メモリ52b、撮像データ抽出部52c、画像処理部52d、メニュー画像生成部52e、画像データ切替部52f、画像合成部52g、画像出力部52h、操作部52i、車両情報検出部52j及び制御部52kにより構成されている。
画像生成装置52において画像入力部52aは、制御部52kからの制御に基づき、車載カメラ51から出力されたNTSC等のアナログの画像信号(撮像データ)をデジタルの画像信号に変換するものである。撮影画像用メモリ52bには、制御部52kからの制御に基づき、画像入力部52aを介して供給される車載カメラ51の撮像データ(車両の後方の撮像データ)が所定のタイミングで逐次格納されるようになっている。
撮像データ抽出部52cは、制御部52kからの制御に基づき、撮影画像用メモリ52bに格納された撮像データに対し、撮像データを部分的に抽出するものである。画像処理部52dは、制御部52kからの制御に基づき、撮像データ抽出部52cで抽出した撮像データに対し、適宜画像処理を施して車両70の後方の画像データを生成するものである。
メニュー画像生成部52eは、制御部52kからの制御に基づき、各種メニュー画面の画像データを生成するものである。
画像データ切替部52fは、画像処理部52dで生成された車両70の後方の画像データ、ナビゲーション装置60で生成されたナビゲーションに係る画像データ、及び、AV装置65で生成されたAVに係る画像データ(いずれも、デジタルの画像データ)を入力し、制御部52kからの制御に基づき、これらの画像データのいずれか又はすべてを、少なくとも画像合成部52g又は画像出力部52hに出力するものである。
画像合成部52gは、制御部52kからの制御に基づき、画像データ切替部52fから出力された複数の画像データを合成して複数画面の画像データを生成するものである。
画像出力部52hは、制御部52kからの制御に基づき、画像データ切替部52fから出力されたデジタルの画像データや、画像合成部52gから出力されたデジタルの画像データをアナログの画像データに変換してプロジェクタ53,54に送出するものである。
操作部52iは、ユーザが指示もしくは設定(選択)した情報を入力するためのものであり、例えば、赤外線通信等により制御部52kに接続されるリモコン送信機(リモコン)の形態を有している。かかるリモコンには、表示フィルム55の表示画面に各種メニュー画面を表示させたり、メニュー画面中の各種項目を選択したり、選択した項目を実行させるための各種操作キー、ボタン、ジョイスティック等が設けられている。なお、操作部52iの形態としては、リモコン以外に、画像生成装置52の車室内側の面に固定的に設けられた「操作パネル」であってもよい。
車両情報検出部52jは、車両70に装備された各種センサ等(図示せず)の出力から自車の走行状態を指示する情報(以下、「車両走行状態指示信号」という)を検出するためのブロックである。この車両走行状態指示信号としては、例えば、シフト位置検出センサから出力されるシフト位置信号、パーキングブレーキセンサで検出されたパーキングブレーキの状態を示す信号、速度センサから出力される車速信号、エンジンの起動/停止信号などが含まれる。
制御部52kは、第1の実施形態の画像生成装置13の制御部13fと同様に、マイクロコンピュータにより構成されている。この制御部52kは、他の機能ブロック52a〜52jと協働して種々の制御を行う。例えば、制御部52kは、車載カメラ51から出力された撮像データに基づいて車両70の後方の画像データを生成したり、操作部52iの操作指示に基づいてメニュー画面の画像データを生成したりすることに係る制御を行う。また、制御部52kは、操作部52iの操作指示に基づいて、複数画面を構成する画像の画像データを選択したり、表示フィルム55に表示すべき画像の画像データを選択したりすることに係る制御を行う。
車載用情報表示システム50において各プロジェクタ53,54は、例えば液晶パネルを含む投射光学系からなり、画像生成装置52から出力された画像データに基づいた画像を表示フィルム55に投射するものである。図5に例示するように、運転席用プロジェクタ53は、運転席(図示の例では、右前の座席)の上方の車両70の天井に設置され、助手席側プロジェクタ54は、助手席(図示の例では、左前の座席)の上方の車両70の天井に設置されている。なお、各プロジェクタ53,54は、投射した画像が表示フィルム55に表示されるように投射方向、輝度及び画質等が調整されている。
表示フィルム55は、各プロジェクタ53,54から投射された画像を同時に表示するプロジェクタ53,54共通のスクリーンとして機能するものである。この表示フィルム55は、第1の実施形態の表示フィルム16,17と同じく、表示フィルムが配置される面を正面としたときに、正面方向に対してa度からb度までの角度(但し、0<a<b<90)の範囲の領域については不透明に見え、それ以外の角度の範囲の領域については透明に見えるという機能を有しており、例えば、住友化学工業株式会社製の視界制御フィルム(製品名「ルミスティー」〔登録商標〕)が使用される。
また、表示フィルム55は、車両70の車室内側のフロントウィンドー71の表面であって、図5及び図6に例示するようにフロントウィンドー71の上部に設置されている。以下、表示フィルム55の設置場所について図7を参照してより詳しく説明する。
図7(a)は、運転席用プロジェクタ53が画像を投射していない場合において、運転席の乗員が表示フィルム55を見たときの表示フィルム55の状態(見え方)の一例を示す図であり、図7(b)は、助手席用プロジェクタ54が画像を投射していない場合において、助手席の乗員が表示フィルム55を見たときの表示フィルム55の状態の一例を示す図である。なお、図7(a),(b)においては、運転席及び助手席の乗員が座って正面(フロントウィンドー71が存在する方向)を向いたときの当該乗員による表示フィルム55の見え方を示している。
図7(a)に示すように、表示フィルム55には、第1の領域55a、第2の領域55b及び第3の領域55cの3つの領域が存在する。これらの領域55a〜55cのうち、第1の領域55aは、運転席の乗員が正面を向いたときに左方向にa度より小さい角度の範囲内に対応する領域であり、第2の領域55bは、同じくa度からb度までの範囲に対応する領域であり、第3の領域55cは、同じくb度より大きい角度の範囲内に対応する領域である。前述した表示フィルム55の機能により、運転席の乗員には、第1及び第3の領域55a,55cは透明に見え(図7では透明に見える状態を「無地」で表現している)、第2の領域55bは不透明に見える(図7では不透明に見える状態を「梨地模様」で表現している)。
また、図7(b)に示すように、表示フィルム55にはまた、第4の領域55d、第5の領域55e及び第6の領域55fの3つの領域が存在する。これらの領域55d〜55fのうち、第4の領域55dは、助手席の乗員が正面を向いたときに右方向のa度より小さい角度の範囲内に対応する領域であり、第5の領域55eは、同じくa度からb度までの範囲に対応する領域であり、第6の領域55fは、同じくb度より大きい角度の範囲内に対応する領域である。助手席の乗員には、第4及び第6の領域55d,55fは透明に見え(図7では透明に見える状態を「無地」で表現している)、第5の領域55eは不透明に見える(図7では不透明に見える状態を「梨地模様」で表現している)。
図7(a),(b)に示す表示フィルム55の見え方によると、前述したように表示フィルム55がプロジェクタ53,54共通のスクリーンとして機能するためには、表示フィルム55は、運転席の乗員に対しては少なくとも第2の領域55bが存在していればよく、また助手席の乗員に対しては少なくとも第5の領域55eが存在していればよい。つまり、表示フィルム55は、第2の領域55b及び第5の領域55eが含まれるように設置されていればよい。
また、表示フィルム55の大きさ(フロントウィンドー71の左右方向の大きさ)については、プロジェクタ53,54から投射された画像を同時に表示可能な大きさであればよい。但し、運転席の乗員に合わせて運転席を前後にスライドさせたときの種々の運転席の位置、及び、同じく種々の助手席の位置に対応できるように、表示フィルム55の大きさにはマージンが設けられていることが好ましい。
以下、本実施形態に係る車載用情報表示システム50において行う表示フィルム55での画像表示に係る処理について、図8,図9に示す画像表示例を参照しながら説明する。
本実施形態の車載用情報表示システム50においては、車両70のイグニッションキーが「オフ」の状態から「アクセサリー」の状態になると、車載用情報表示システム50は「オン」になる。
車載用情報表示システム50は「オン」の状態のときに、乗員が操作部52iで所定の操作をすると、制御部52kからの制御に基づきメニュー画像生成部52eにおいて、表示フィルム55に表示する画像をユーザ(乗員)に選択させるためのメニュー画面の画像データを生成し、さらに制御部52kからの制御に基づき画像データ切替部52f及び画像出力部52hにおいて、当該画像データをプロジェクタ53,54に出力する。これにより、当該メニュー画面(図示せず)が表示フィルム55に表示されて、運転席及び助手席の乗員のどちらにも当該メニュー画面が見えるようになる。当該メニュー画面においては、運転席の乗員用の画像として、車両70の後方の画像のみ、又は、車両70の後方の画像とナビゲーションに係る画像又はAVに係る画像とを組み合わせた画像を選択することが可能となっている。また、助手席の乗員用の画像として、車両70の後方の画像、ナビゲーションに係る画像、AVに係る画像、又は、これらの画像のいずれかを組み合わせた画像を選択することが可能となっている。
なお、車両情報検出部52jから出力された車両走行状態指示信号により、制御部52kにおいて車両70が走行している状態であると判定した場合には、上述したメニュー画面の画像データを助手席用プロジェクタ54のみに出力するようにしてもよい。
上述したメニュー画面において、操作部52iの操作指示により表示する画像が指定されると、制御部52kからの制御に基づき画像データ切替部52f、画像合成部52g及び画像出力部52hにおいて、指定された画像の画像データをプロジェクタ53,54に送出する。
例えば、運転席の乗員用の画像として車両70の後方の画像が指定され、助手席の乗員用の画像としてAVに係る画像が指定された場合には、制御部52kからの制御に基づき画像データ切替部52fにおいて、入力される画像データのうち車両70の後方の画像の画像データ及びAVに係る画像の画像データを選択して画像出力部52hに出力する。そして、制御部52kからの制御に基づき画像出力部52hにおいて、車両70の後方の画像の画像データを運転席用プロジェクタ53に送出すると共に、AVに係る画像の画像データを助手席用プロジェクタ54に送出する。
これにより、運転席用プロジェクタ53から投射された車両70の後方の画像が表示フィルム55に表示されると共に、助手席用プロジェクタ54から投射されたAVに係る画像が表示フィルム55に表示されて、運転席の乗員には、図8(a)に示すように表示フィルム55の第2の領域55b内において車両70の後方の画像が見え、助手席の乗員には、図8(b)に示すように表示フィルム55の第5の領域55e内においてAVに係る画像が見える。
また、運転席の乗員用の画像として車両70の後方の画像及びナビゲーションに係る画像が指定され、助手席の乗員用の画像としてAVに係る画像が指定された場合には、制御部52kからの制御に基づき画像データ切替部52fにおいて、入力される画像データのうち、車両70の後方の画像の画像データ及びナビゲーションに係る画像の画像データを画像合成部52gに出力すると共に、AVに係る画像の画像データを画像出力部52hに出力する。次に、制御部52kからの制御に基づき画像データ合成部52gにおいて、入力された車両70の後方の画像とナビゲーションに係る画像とを組み合わせた画像の画像データを生成して画像出力部52hに出力する。そして、制御部52kからの制御に基づき画像出力部52hにおいて、画像データ合成部52gで組み合わせた画像の画像データを運転席用プロジェクタ53に送出すると共に、AVに係る画像の画像データを助手席用プロジェクタ54に送出する。
これにより、運転席用プロジェクタ53から投射された車両70の後方の画像とナビゲーションに係る画像とを組み合わせた画像が表示フィルム55に表示されると共に、助手席用プロジェクタ54から投射されたAVに係る画像が表示フィルム55に表示されて、運転席の乗員には、図9(a)に示すように表示フィルム55の第2の領域55b内において車両70の後方の画像とナビゲーションに係る画像とを組み合わせた画像が見え、助手席の乗員には、図9(b)に示すように表示フィルム55の第5の領域55e内においてAVに係る画像が見える。
なお、前述したナビゲーションに係る画像には、ナビゲーション装置60にて探索された経路に基づいたナビゲーション情報や、ナビゲーション装置60に接続された外部機器の情報(例えば、外部機器が携帯電話である場合には着信内容)が含まれる。また、AVに係る画像には、AV装置65本体やAV装置65に接続された外部機器(例えば、携帯音楽プレーヤ)によるビデオ再生画像、TV放送画像、音楽再生情報及びラジオ番組情報や各種メニュー画像が含まれる。
その後、車両70のイグニッションキーが「オフ」の状態となり、さらに所定の状態になると(例えば、車両70のドアのキーが一旦「解除」の状態になってから「ロック」の状態になる)、車載用情報表示システム70は「オフ」となり、表示フィルム55での画像表示は終了する。
このように、本実施形態の車載用情報表示システム50においては、表示フィルム55に車両70の後方の様子が画像として表示され、運転席の乗員には表示フィルム55の所定の領域(第2の領域55b)のみに当該画像が見える。また、運転席の乗員には表示フィルム55のそれ以外の領域(第1及び第3の領域55a,55c)は透明に見える。つまり、この車載用情報表示システム50においては、一般の車両のルームミラーとほぼ同じ機能を果たすことができる。このため、車両70からルームミラーをなくすことが可能となり、乗員の視界の妨げを緩和することができる。しかも、ルームミラーと比較すると、表示フィルム55は設置場所の自由度が高く、また表示フィルム55を大きくすることにより運転席の乗員別に必要となるルームミラーの向きの調整を省くことが可能となり、さらに後部座席の中央に乗員がいても車両70の後方の様子を遮られることなく確認することができるという利点がある。
また、本実施形態の車載用情報表示システム50においては、例えば表示フィルム55に乗員により指定された画像(例えば、AVに関する画像)が表示され、助手席の乗員には表示フィルム55の所定の領域(第5の領域55e)に当該画像が見える。また、助手席の乗員には表示フィルム55のそれ以外の領域(第4及び第6の領域55d,55f)は透明に見える。一方、運転席の乗員には当該画像は見えない。つまり、この車載用情報表示システム50においては、助手席の乗員は、運転席の乗員の視界を遮ることなく、所望の画像を見ることができる。
以上のように構成された車載用情報表示システム50において、車載カメラ51は「撮像手段」に、画像生成装置52は「車両周囲画像データ生成手段」に、運転席用プロジェクタ53は「画像投射手段」に、表示フィルム55は「表示フィルム」に、ナビゲーション装置60及びAV装置65は「外部の情報提供装置」にそれぞれ対応する。
なお、上述した実施形態においては、表示フィルム55の大きさはフロントガラス71の左右方向の大きさとほぼ同じになっているが、例えば助手席の乗員に画像を見せる必要がない場合には、そこまで大きくする必要はない。この場合、表示フィルムは、例えば図10に示す表示フィルム55aのように、表示フィルム55の運転席側の部分がカットされたものでよい。
また、第2の実施形態の車載用情報表示システム50に、前述した第1の実施形態の車載用情報表示システム10の構成を組み合わせてもよい。このような構成の車載用情報表示システムにおいては、車両からルームミラー及びドアミラーをなくすことが可能となり、乗員の視界の妨げをより緩和することができる。
本発明の第1の実施形態に係る車載用情報表示システム(車載用情報表示装置)の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る車載用情報表示システムを構成する各装置の配置例を示す図(その1)である。 第1の実施形態に係る車載用情報表示システムを構成する各装置の配置例を示す図(その2)である。 本発明の第2の実施形態に係る車載用情報表示システム(車載用情報表示装置)の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る車載用情報表示システムを構成する各装置の配置例を示す図(その1)である。 第2の実施形態に係る車載用情報表示システムを構成する各装置の配置例を示す図(その2)である。 図7(a)は運転席用プロジェクタが画像を投射していない場合に運転席の乗員が表示フィルムを見たときの表示フィルムの状態の一例を示す図であり、図7(b)は助手席用プロジェクタが画像を投射していない場合に助手席の乗員が表示フィルムを見たときの表示フィルムの状態の一例を示す図である。 図8(a)は運転席用プロジェクタが画像を投射した場合に運転席の乗員が表示フィルムを見たときの表示フィルムの状態の一例を示す図(その1)であり、図8(b)は助手席用プロジェクタが画像を投射した場合に助手席の乗員が表示フィルムを見たときの表示フィルムの状態の一例を示す図(その1)である。 図9(a)は運転席用プロジェクタが画像を投射した場合に運転席の乗員が表示フィルムを見たときの表示フィルムの状態の一例を示す図(その2)であり、図9(b)は助手席用プロジェクタが画像を投射した場合に助手席の乗員が表示フィルムを見たときの表示フィルムの状態の一例を示す図(その2)である。 第2の実施形態の変形例に係る車載用情報表示システムを構成する各装置の配置例を示す図である。
符号の説明
10,50…車載用情報表示システム(車載用情報表示装置)、
11,12,51…車載カメラ(撮像手段)、
13,52…画像生成装置(車両周囲画像データ生成手段)、
14,15,53,54…プロジェクタ(画像投射手段)、
16,17,55…表示フィルム(表示フィルム)、
20,70…車両、
21,71…フロントウィンドー、
23,25,73,75…前側のサイドウィンドー、
52f…画像データ切替部(画像データ切替手段)、
52g…画像合成部(画像データ合成手段)、
52h…画像出力部(画像データ切替手段)、
60…ナビゲーション装置(情報提供装置)、
65…AV装置(情報提供装置)。

Claims (2)

  1. 車両のフロントウィンドーに設けられ、見る角度に応じて透明又は不透明に見える表示フィルムと、
    前記車両の後方を撮像可能に設けられた撮像手段と、
    前記撮像手段から出力された撮像データに基づいて前記車両の後方の画像データを生成する車両周囲画像データ生成手段と、
    前記車両周囲画像データ生成手段で生成された画像データに基づいて前記車両の後方の画像を前記表示フィルムに投射する画像投射手段とを備え、
    前記表示フィルムが配置される面を正面としたとき、前記表示フィルムは、前記車両の運転席の乗員の視点から正面方向に対して不透明に見える第1の角度の範囲と、前記車両の助手席の乗員の視点から正面方向に対して不透明に見える第2の角度の範囲とを含んで配置されており、
    前記画像投射手段は、前記車両周囲画像データ生成手段で生成された画像データに基づいて前記第1の角度の範囲の領域内の前記表示フィルムに前記車両の後方の画像を投射すると共に、外部の情報提供装置で生成された情報画像データに基づいて、前記第2の角度の範囲内の前記表示フィルムに当該情報提供装置の情報画像を投射することを特徴とする車載用情報表示装置。
  2. 前記車両周囲画像データ生成手段で生成された画像データと前記情報提供装置で生成された画像データとを合成した画像データを生成する画像データ合成手段と、
    前記車両周囲画像データ生成手段で生成された画像データ、又は前記画像データ合成手段で生成された画像データを前記画像投射手段に出力する画像データ切替手段とをさらに備え、
    前記画像投射手段は、前記画像データ切替手段から出力された画像データに基づいて前記第1の角度の範囲の領域内の前記表示フィルムに画像を投射することを特徴とする請求項に記載の車載用情報表示装置。
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