JPH10109534A - 直流モータによる挟み込み検知装置 - Google Patents

直流モータによる挟み込み検知装置

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JPH10109534A
JPH10109534A JP8266379A JP26637996A JPH10109534A JP H10109534 A JPH10109534 A JP H10109534A JP 8266379 A JP8266379 A JP 8266379A JP 26637996 A JP26637996 A JP 26637996A JP H10109534 A JPH10109534 A JP H10109534A
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木 甲 次 青
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田 英 二 岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直流モータを用いてモータ電流を基に挟み込
みの検知を行った場合でも、サンプリング時にリップル
による誤差が生じないよう正確な挟み込み検知を行う。 【解決手段】 直流モータ11を流れる電流に比例した
電圧を制御装置1に入力した状態で、マイクロコンピュ
ータへのA/D入力の取込みタイミングをフィルタ回
路、第1微分回路、第2微分回路、差動増幅回路により
構成される入力タイミング回路からの出力により決定
し、入力タイミング回路から得られた信号のタイミング
でマイクロコンピュータへのA/D入力をして挟み込み
の検知を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定部材と可動部
材との間の挟み込みをモータを用いて検知する挟み込み
検知装置に関するものであり、特にブラシの付いた直流
モータを用い直流モータの検出電流に基づいて挟み込み
検知を行う挟み込み検知装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来、挟み込み検知装置はウインドレギ
ュレータやサンルーフ等に用いられ、モータの出力トル
クの変化から挟み込みの発生を検知する装置が知られて
いる。このモータトルクから挟み込みを検知する方法
は、モータがロック時には電流が急激に上昇することに
着目して、モータに流れる電流を一定時間の間隔でモニ
タし、モニタした電流の時間当たりの変化量が所定のし
きい値をこえた場合に挟み込みと判定しているものが、
セルシオ新型車解説書(トヨタ自動車株式会社 199
4年10月発行)の4−100頁に開示されている。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
の方法のように挟み込み時の電流の急激な増加により検
知を行う方法は、例えば、一定時間の間隔でモータに流
れる電流を検知するものであるため、挟み込みに直流モ
ータを使用した場合には、次のような問題が生じてしま
う。
【0004】直流モータが回転する場合、整流子の複数
あるセグメントがブラシを通過する際に、接続されるコ
イルの数が回転に伴い変化するためにつながるコイルの
数が変化し、これによって抵抗が変化してコイルに流れ
る電流が変化する。このため、電流波形にはリップルが
のってしまい、このリップルがのった電流を基に挟み込
みの制御を行うと挟み込みを正確に判定できなくなって
しまう。これにより、挟み込みの設定荷重が変化してし
まう。
【0005】また、モータの回転数が早い場合と遅い場
合とでは、一定時間に進む量に差があるために、挟み込
みを判定するまでの作動量に差が生じ、安定した挟み込
み荷重とするには難しいものとなる。
【0006】更に、挟み込みによるモータロックをモー
タに流れる電流で判定する場合には、モータを駆動する
電圧や温度特性による機械的なばらつきにより正確に判
定できないものとなってしまう。
【0007】よって、本発明は上記の問題点に鑑みてな
されたものであり、直流モータを用いてモータ電流を基
に挟み込みの検知を行った場合でも、サンプリング時に
リップルによる誤差を制御に取り込まず、正確な挟み込
み検知を行うことを技術的課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め講じた技術的手段は、図1に示されるように固定部材
RFと、該固定部材RFに対し可動自在な可動部材SR
と、該可動部材SRを駆動する直流モータDMと、該直
流モータDMに正転または逆転の指示を与えるスイッチ
部材SWと、該スイッチ部材SWの操作により前記直流
モータDMを制御すると共に前記固定部材RFと前記可
動部材SRとの間の挟み込みを検知し挟み込み検知時に
は前記直流モータを逆転させる制御手段MCとを備えた
挟み込み検知装置において、前記直流モータDMを流れ
る電流に比例した電圧を前記制御手段MCに入力した状
態で前記制御手段のマイクロコンピュータへの入力取込
みタイミングを決定する入力タイミング決定手段ITを
有し、該入力タイミング決定手段により決定されたタイ
ミングで前記電圧を前記マイクロコンピュータに入力し
て前記電圧に基づき挟み込み検知を行うことにした。
【0009】上記の構成により、直流モータを流れる電
流に比例した電圧は制御手段に入力されるが、マイクロ
コンピュータへの入力は入力タイミング決定手段により
最適なタイミングでサンプリングが可能となる。このた
め、直流モータを用いてモータ電流を基に挟み込みの検
知を行った場合でも、最適な電流を基に正確な挟み込み
検知がなされるものとなる。
【0010】好ましくは、入力タイミング決定手段の構
成を、電圧に対しフィルタをかけるフィルタ回路と、フ
ィルタ回路を通過後の出力を微分する第1微分回路と、
第1微分回路の出力を微分する第2微分回路と、第2微
分回路の出力と第1微分回路の出力とで差動増幅を行う
差動増幅回路とから成るようにするとよく、直流モータ
を流れる電流に比例した電圧はフィルタ回路で波形が平
滑化され、この平滑化された電圧を基に、第1微分回路
の出力と第2微分回路の出力の差分をとり差動増幅回路
を通すことで、マイクロコンピュータに入力される電圧
はリップルがのらない点でのサンプリングが可能とな
り、この信号を基にA/D入力を行えば、リップルによ
る誤差がなくなり、挟み込み制御において正確な挟み込
みの検知が行えるものとなる。
【0011】また、入力タイミング決定手段により決定
した周期の間隔により、前記直流モータのモータロック
を検知すれば、入力タイミング決定手段の出力の周期に
より容易にモータロックが検知される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、実施形態を図面を参照して
説明する。
【0013】図2は本実施形態における挟み込み検知装
置のシステム構成図である。
【0014】この挟み込み検知の制御を行う制御装置1
には、バッテリー12のプラス端子がIG1に、また、
マイナス端子がGNDに接続されている。また、バッテ
リー12のプラス端子はイグニッションスイッチ(IG
sw)13を介してIG2に接続されており、IGsw
13をオンすることで制御装置1に電源が供給されるよ
うになっている。IG1に入力された電圧は整流子14
を介し電源回路4に入力され、電源回路4により安定化
された電圧がCPU2に入力される。また、IGsw1
3がオンになった場合、IG2に入力されたバッテリー
12からの電圧は電源回路4に入力されると共に入力イ
ンターフェース(入力I/F)5を介してCPU2に入
力されている。
【0015】サンルーフ(可動部材)SRは、ルーフ
(固定部材)RFを上下及びスライド方向に可動するも
のであり、直流モータであるサンルーフモータ(以下、
モータと称す)11によりチルトアップ/ダウン及びス
ライド動作がなされるように制御装置1により制御され
る。尚、モータ11によりサンルーフSRをチルトアッ
プ/ダウン及びスライド動作させて可動させる構造は公
知であるので、ここでは構造説明を省略する。
【0016】このサンルーフSRのモータ11は制御装
置1のMT+とMT−に接続され、MT+の端子はリレ
ー9の切替え端子に接続され、MT−はリレー10の切
替え端子に接続される。このリレー9はCPU2により
リレー9のコイル9cに電流を流すことにより、接点が
9bから9aに切り換わり、リレー10はCPU2によ
りリレー10のコイル10cに電流を流すことにより接
点が10aから10bに切り換わる。リレー9,10に
電流を流さないときには図2の状態を保っており、リレ
ー9,10をCPU2で制御することによりモータ11
に電流が流れ、その結果、回転しサンルーフSRが駆動
される。リレー9,10の端子9bと10aは接続され
ており、A/D入力タイミング回路(入力タイミング回
路)3に入力されている。
【0017】この入力タイミング回路3は、後述するが
フィルタ回路(非反転増幅回路+アクティブフィル
タ)、第1微分回路、第2微分回路、差動増幅回路から
構成されており、フィルタ回路の出力であるbがCPU
2のアナログ入力A/Dに入力され、差動増幅回路の出
力であるeがCPU2の外部割り込み入力INに入力さ
れている。
【0018】スイッチ入力は2組存在し、ルーフ位置検
出スイッチ7とサンルーフ操作スイッチ8で構成され
る。ルーフ位置検出スイッチ7は2つのリミットスイッ
チS11,S12から成り立っており、モータ11と一
体となった図示しない減速機構に取り付けられ、入力イ
ンターフェース(入力I/F)6を介してCPU2に入
力される。また、サンルーフ操作スイッチ8は2つのス
イッチから成り立ち、サンルーフSRのオープン/クロ
ーズ、アップ/ダウンを操作するスイッチであり、同じ
く入力I/F6を介してCPU2に入力される。
【0019】次に、図3に示すA/D入力タイミング回
路を説明する。リレー9,10からの信号はaで一端が
設置されたモータ電流検出用の抵抗R1に接続される。
モータ11を流れる電流は、抵抗R1により電流に比例
した電圧に置き換えられる。 (フィルタ回路)抵抗R1は上記に示す如く電流に比例
した電圧を発生するものであり、抵抗R1の他端からは
抵抗R2,R3が直列に接続され、増幅器AP1の非反
転入力端子に接続される。この抵抗R2とR3の間には
コンデンサC1が設けられている。増幅器AP1の反転
入力端子には一端が接地された抵抗R4が接続され、そ
の他端には抵抗R5が増幅器AP1の出力に接続され、
非反転増幅回路を形成している。
【0020】増幅器AP1の出力には抵抗R6,R7が
直列に接続され、増幅器AP2の非反転入力端子に接続
される。この端子には一端が接地されたコンデンサC3
が設けられる。また、抵抗R6とR7の間にはコンデン
サC2が接続され増幅器AP2の反転入力端子およびそ
の出力に接続され、アクティブフィルタを形成する。 (第1微分回路)増幅器AP2の出力は、抵抗R12、
コンデンサC5を直列にして増幅器AP3の反転入力端
子に接続される。一方、非反転入力端子にはVcc(5
V)の電圧を直列で設けられた抵抗R8,R9,R10
のうち抵抗R8による分圧した電圧がかかるようになっ
ている。このように抵抗R8で分圧された電圧を増幅器
AP3は基準電圧としている。この増幅器AP3の反転
入力端子とその出力には抵抗R14とコンデンサC7が
並列に接続される。
【0021】(第2微分回路)増幅器AP3の出力は、
抵抗R11、コンデンサC4を直列にして増幅器AP4
の反転入力端子に接続される。非反転入力端子にはVc
c(5V)の電圧を直列で設けられた抵抗R8,R9,
R10のうち抵抗R8とR9による分圧した電圧がかか
るようになっている。このように抵抗R8,R9で分圧
された電圧を増幅器AP4は基準電圧としている。この
増幅器AP4の反転入力端子とその出力には抵抗R13
とコンデンサC6が並列に接続される。
【0022】(差動増幅回路)第1微分回路の出力c
は、抵抗R16を介して増幅器AP5の反転入力端子に
接続されると共に、第2微分回路の出力dは、抵抗R1
5を介して増幅器AP5の非反転入力端子に接続され
る。この非反転入力端子には一端が接地された抵抗R1
7が接続される。また、増幅器AP5の反転入力端子と
その出力の間には抵抗R18が接続される。
【0023】上記の入力タイミング回路の動作は、図4
に示す出力波形のタイミングチャートを参照して説明す
る。最初、モータ11に流れる電流は、抵抗R1により
電流に比例した電圧信号に換えられる。しかし、この信
号には、直流モータ特有のリップルがノイズと共にのっ
ている。このリップルは、直流モータ11に発生するも
ので、整流子の複数あるセグメントがブラシを通過する
際に、接続されるコイルの数が回転に伴い変化するため
に並列につながるコイルの数が変化し、これによって抵
抗が変化してコイルに流れる電流が変化することで発生
する。
【0024】このリップルがのった信号をフィルタ回路
を通すことにより、平滑化されbの波形になりノイズが
除去される。次に、フィルタ回路を通過した信号を第1
微分回路に通すと、信号は微分されcの波形になる。更
に、cの波形に対して第2微分回路を通すと微分されて
dの波形になる。そこで、第1微分回路の出力cと第2
微分回路の出力dの差分をとり差動増幅回路を通すこと
で、eに示す入力タイミングパルスが得られる。この入
力タイミングパルスは、リップルがのった電流波形に対
して誤差成分が含まれないところで切り換わり、誤差成
分ののらない安定した波形を得ることができる。つま
り、入力タイミングパルスは整流子の動きに同期してい
るものとなり、直流モータ11を用いてもリップルによ
る誤差成分がA/D入力時に影響しないものとなる。こ
のようにして得られる入力タイミングパルスを基に、C
PU2ではこの入力タイミングパルスの切り換わるタイ
ミング(立ち下がりエッジ)で、A/DがCPU2に取
り込まれるようにCPU2内部メモリの初期設定を行う
ことにより読み込みが可能となる。
【0025】次に、挟み込み検知の処理について図5に
示すメインルーチンのフローチャートを参照して説明す
る。CPU2にバッテリー12からの電源が供給される
と、プログラムが実行開始する。最初にステップ101
で初期化が行われ、内部及び外部のメモリのクリヤや予
め設定が必要なメモリに初期値が設定される。ステップ
102ではスイッチ入力が行われ、ルーフ位置スイッチ
(以下、位置スイッチと称す)S11,S12及びサン
ルーフ操作スイッチ(以下、操作スイッチと称す)の状
態が入力される。ステップ103ではモータ駆動出力が
行われ、オープンフラグがセットされていればリレー9
をオンし、また、クローズフラグがセットされていれば
リレー10をオンすることによりモータ11に電流を流
し、モータ11の正転/逆転を制御する。次に、ステッ
プ104で後述する挟み込み判定を行い、ステップ10
5でルーフ制御を行ってステップ102に戻る処理を繰
り返す。
【0026】この装置で、モータ電流は入力タイミング
回路3を介してCPU2のA/Dに入っているが、この
入力を取り込むタイミングは図3に示すeの信号により
決まる。つまり、この信号の立ち下がりエッジを検出し
た場合に、A/Dの入力が行われ、立ち下がりエッジが
CPU2のINに入力されると、図6に示す外部割り込
みの処理が実行される。
【0027】図6の外部割り込みの処理を次に示す。ス
テップ201でeの立ち下がりエッジを検出したときA
/Dが入力されて、ステップ202でその入力された値
がメモリに記憶される。ステップ203では位置データ
のカウントを行う。このカウントによりサンルーフSR
がどこの位置にいるかが分かるものであり、次のステッ
プ204でタイマー1をスタートさせる。このタイマー
1はeの立ち下がりエッジからの時間をカウントするタ
イマーであり、挟み込み検知またはモータロックの検出
に用いるものである。
【0028】(挟み込み判定)図7の挟み込み判定は、
ステップ301でスライドクローズ作動(以下、スライ
ドクローズと称す)フラグがセットされているか否かが
判定される。このフラグがセットされていればステップ
302に進み、セットされていない場合にはステップ3
06に進む。ステップ302ではマスク区間(モータオ
ン後50ms)以内であるかが判定され、マスク区間で
あればステップ305に進むが、マスク区間でない場合
にはステップ303に進む。ステップ303では今回電
流の変化(メモリに記憶された以前の電流値の差)が所
定電流値SH1(例えば、3A)以上であるかが判定さ
れ、電流変化がSH1より大きいならば、ステップ30
4で挟み込みと判定しフラグのセットを行う。一方、電
流変化がSH1より小さいときには、ステップ305で
挟み込みが行われていないとして、挟み込みフラグをク
リヤし、この処理を終了する。
【0029】ステップ306ではチルトダウン作動(以
下、チルトダウンと称す)フラグがセットされているか
否かにより判定がなされる。このフラグがセットされて
いない場合には挟み込み判定の処理を終了するが、チル
トダウン作動フラグがセットされている場合にはステッ
プ307に進む。ステップ307では前述のマスク区間
以内であるかが判定され、マスク区間であればステップ
310に進むが、マスク区間でない場合にはステップ3
08に進む。ステップ308では電流の変化(メモリに
記憶された電流値の差)が所定電流値SH2(例えば、
3A)より大きいかが判定され、電流変化がSH2より
大きいならば、ステップ309で挟み込みと判定し挟み
込み検知フラグのセットを行う。一方、電流変化がSH
2より小さいときには、ステップ310で挟み込みが行
われていないとして挟み込みフラグをクリヤしてこの処
理を終了する。
【0030】つまり、ここでは挟み込みにより電流が急
激に増加することに着目して、電流の変化量が所定電流
よりも大きい場合挟み込み検知フラグのセットを行う。
【0031】(ルーフ制御)図8にルーフ制御を示す
が、この処理では、スライド動作時、チルト時等の各フ
ラグの状態により場合分けが行われ、モータフラグ、モ
ータ作動状態フラグの状態によりリレー9,10に通電
されてモータの正転/逆転が制御される。ステップ40
1では全閉停止かどうかが判定され、全閉停止の場合に
は全閉位置停止からの作動に進むが、全閉停止でない
場合にはステップ402に進む。この全閉停止か否かは
2つの位置検出スイッチ7の状態(図18参照)により
検出される。ステップ402ではスライドオープン作動
フラグがセットされているかどうかが判定され、スライ
ドオープン作動フラグがセットされている場合にはスラ
イドオープ時の処理に進むが、セットされていない場
合にはステップ403に進む。ステップ403ではスラ
イドクローズフラグがセットされているかどうかが判定
され、スライドクローズフラグがセットされている場合
にはスライドクローズ作動時の処理に進むが、セット
されていない場合にはステップ404に進む。ステップ
404ではチルトアップフラグがセットされているかど
うかが判定され、チルトアップフラグがセットされてい
る場合にはチルトアップ作動時の処理に進むが、セッ
トされていない場合にはステップ405に進む。ステッ
プ405ではチルトダウンフラグがセットされているか
どうかが判定され、チルトダウンフラグがセットされて
いる場合にはチルトダウン作動時の処理に進むが、セ
ットされていない場合にはステップ406に進む、ステ
ップ406ではスライド反転フラグがセットされている
かどうかが判定され、スライド反転フラグがセットされ
ていればスライド反転作動時の処理に進むが、セット
されていない場合にはステップ407に進む。ステップ
407ではチルト反転フラグがセットされているかどう
かが判定され、チルト判定フラグがセットされていれば
チルト反転作動時の処理に進むが、セットされていな
い場合にはステップ408に進む。ステップ408では
スライド区間停止かどうかが判定され、スライド区間停
止の場合にはスライド区間停止からの作動の処理に進
むが、そうでない場合にはステップ409に進む。ステ
ップ409ではチルト区間停止かどうかが判定され、チ
ルト区間停止の場合にはチルト区間停止からの作動の処
理に進むが、そうでない場合にはルーフ制御の処理を
終了する。
【0032】全閉位置停止からの作動の処理 ステップ501で操作スイッチ8の状態がオフからオン
(接点を接地状態にする)に変化したかが判定される。
状態が変化した場合にはステップ502に進むが、操作
スイッチ8の状態変化がない場合にはステップ504に
進む。ステップ502ではスライドオープンフラグがセ
ットされているかが判定され、スライドオープン作動フ
ラグがセットされている場合にはステップ507,50
8でモータオープンフラグとスライドオープンフラグの
セットを行いルーフ制御を終了する。一方、スライドオ
ープンフラグによるスライドオープン操作がなされてい
ない場合にはステップ503を行う。ステップ503で
はチルトアップフラグによるチルトアップ操作がなされ
ている場合には、ステップ506,507でモータクロ
ーズ、チルトアップフラグのセットを行う。チルトアッ
プがなされていない場合には、ステップ504,505
でモータ停止、全閉停止(停止は該当フラグをクリヤ)
とする。
【0033】スライドオープン作動時の処理 ステップ601で操作スイッチ8の状態がオフからオン
に変化したかが判定される。状態が変化した場合にはス
テップ602に進むが、操作スイッチ8の状態変化がな
い場合にはステップ604に進む。ステップ602では
モータ11を停止しステップ603でスライド区間停止
とする。また、ステップ604では入力タイミング回路
の出力の立ち下がりからの時間経過を示すタイマー1が
所定時間T1(例えば、100ms)をこえたかが判定
される。所定時間T1をこえた場合にはステップ602
に進んでモータ11を停止させるが、所定時間T1をこ
えていない場合にはステップ605,606でモータオ
ープンおよびスライドオープンフラグをセットしてルー
フ制御を終了する。
【0034】スライドクローズ作動時の処理 ステップ701で2つのリミットスイッチである位置検
出スイッチ7の状態が図18に示す全閉位置状態の出力
であるかが判定され、全閉位置である場合にはステップ
702,703でモータ停止とし全閉位置停止とする
が、全閉位置でない場合には、ステップ704で操作ス
イッチ8の状態が変化したかが判定される。ここで、操
作スイッチ8の状態がオフからオンに変化した場合には
ステップ705に進み、ステップ705でモータを停止
し、ステップ706でスライド区間停止とする。一方、
操作スイッチ8の状態が変化しない場合にはステップ7
08でタイマー1が前述の所定時間T1をこえたが判定
され、所定時間T1をこえた場合にはステップ712に
進むが、所定時間T1をこえていない場合にはステップ
709へ進む。ステップ709では挟み込み検知フラグ
がセットされているかが判定され、挟み込み検知フラグ
がセットされている場合には、ステップ712に進む
が、挟み込み検知フラグがセットされていない場合に
は、ステップ710,711でモータクローズフラグを
セットすると共に、スライドクローズフラグのセットを
行う。
【0035】ステップ712では反転量カウンタのリセ
ットを行う。この反転量カウンタは挟み込みが発生した
場合に、所定区間(例えば、200mm)反転させるカ
ウンタである。その後、ステップ713,714でモー
タオープンおよびスライド反転作動のフラグをセットし
ルーフ制御を終了する。
【0036】チルトアップ作動時の処理 この処理は基本的にスライドオープン作動時の処理と
同じであり、のステップ603のスライド区間停止が
ステップ803のチルト区間停止となり、ステップ60
6のスライドオープンフラグのセットがチルトアップフ
ラグの作動に置きかわったものである。
【0037】チルトダウン作動時の処理 この処理もまた基本的にスライドクローズ作動時の処理
と同じであり、のモータフラグとモータ作動状態を
示すフラグを、挟み込み時と挟み込みが発生していない
ときとで逆にし、更に、スライド動作に代わってチルト
動作としたものである。
【0038】スライド反転作動時の処理 ステップ1001では反転量カウンタの状態により反転
量が所定値L1(例えば、200mm)をこえたかどう
かが判定される。この反転量カウンタは反転制御が行わ
れているときにインクリメントされるものであり、この
反転量カウンタが所定値L1をこえた場合にはステップ
1002でモータを停止させ、ステップ1003でスラ
イド区間停止とする。一方、所定値L1をこえていない
場合にはステップ1004でタイマー1が所定時間T1
を経過しているかが判定される。ここでタイマー1が所
定時間T1(例えば、100ms)を経過していない場
合にはステップ1005でモータオープンフラグをセッ
トし、ステップ1006でスライド反転作動フラグをセ
ットしてルーフ制御の処理を終了するが、タイマー1が
所定時間T1を経過した場合には、ステップ1002に
進みモータ11を停止させる。
【0039】つまり、ステップ1004の判定は、スラ
イド動作時に、入力タイミング回路の出力が入らない状
態であり、この状態ではモータ11がロックしているも
のとみなし、モータ11の作動を停止させるものであ
る。
【0040】チルト反転作動時の処理 ステップ1101ではタイマー1の時間が所定時間経過
しているかが判定される。タイマー1の経過時間が所定
時間T1たっていない場合には、そのままモータクロー
ズ、チルト反転作動を続けるが、所定時間T1を経過し
た場合にはステップ1102でモータ11を停止し、ス
テップ1103でチルト区間停止とする。この処理では
操作スイッチに係わらず、一定の反転量でロック検知ま
で作動させるものである。
【0041】スライド区間停止からの作動の処理 ステップ1201では操作スイッチ8の状態がオフから
オンに変化したかが判定される。操作スイッチ8の状態
が変化しない場合にはステップ1208に進むが、操作
スイッチ8の状態が切り換わったときにはステップ12
02で、今度はスライドオープンフラグがセットされて
いるかが判定される。スライドオープンフラグがセット
されている場合にはステップ1203でモータオープン
フラグをセットし、ステップ1204でスライドオープ
ンフラグをセットする。一方、スライドオープンフラグ
がセットされていない場合にはステップ1205でスラ
イドクローズフラグがセットされているかの判定が行わ
れる。ステップ1205でスライドクローズフラグがセ
ットされている場合にはステップ1206に進み、ステ
ップ1206,1207でモータクローズフラグおよび
スライドクローズフラグをセットする。スライドクロー
ズフラグがセットされていない場合には、ステップ12
08でモータの駆動を停止し、ステップ1209でスラ
イド区間停止フラグをセットしてこの処理を終了する。
【0042】チルト区間停止からの作動の処理 ステップ1301では操作スイッチ8の状態がオフ(O
FF)からオン(ON)に変化したが判定される。操作
スイッチ8の状態が変化しない場合にはステップ130
8に進むが、切り換わったときにはステップ1302
で、今度はチルトアップフラグがセットされているかが
判定される。チルトアップフラグがセットされている場
合にはステップ1303でモータクローズフラグをセッ
トし、ステップ1304でチルトアップフラグをセット
してこの処理を終了する。一方、チルトアップフラグが
セットされていない場合にはステップ1305でチルト
ダウンフラグがセットされているかの判定が行われる。
チルトダウンフラグがセットされている場合にはステッ
プ1306でモータオープンフラグおよびステップ13
07でチルトダウンフラグをセットする。チルトダウン
フラグがセットされていない場合には、ステップ130
8でモータの駆動を停止し、ステップ1309でスライ
ド区間停止フラグをセットしてこの処理を終了する。
【0043】
【効果】本発明によれば、直流モータを流れる電流に比
例した電圧を制御装置に入力した状態で、マイクロコン
ピュータへの入力取込みタイミングを決定する入力タイ
ミング決定回路により決定されたタイミングで、その電
圧がA/D入力されることから、マイクロコンピュータ
への入力は入力タイミング決定回路により最適なタイミ
ングでサンプリングが可能となる。この場合、直流モー
タを用いてモータ電流を基に挟み込みの検知を行った場
合でも、最適な電流を基に挟み込みの制御が行え、正確
な挟み込み検知を行うことができる。
【0044】入力タイミング決定回路を、電圧に対しフ
ィルタをかけるフィルタ回路と、フィルタ回路を通過後
の出力を微分する第1微分回路と、第1微分回路の出力
を微分する第2微分回路と、第2微分回路の出力と第1
微分回路の出力とで差動増幅を行う差動増幅回路から構
成すれば、直流モータを流れる電流に比例した電圧はフ
ィルタ回路で波形が平滑化され、この平滑化された電圧
を基に、第1微分回路の出力と第2微分回路の出力の差
分をとり差動増幅回路を通すことで、マイクロコンピュ
ータに入力される電圧はリップルの誤差を含まない点で
のサンプリングが可能となり、このリップルが影響しな
い信号を基にモータ電流により比例する電圧のA/D入
力を行えば、リップルによる誤差成分は関係なくなり、
より正確な挟み込みの検知が行えるものとなる。
【0045】更に、入力タイミング決定回路により決定
した周期の間隔により、直流モータのモータロックを検
知すれば、入力タイミング決定回路の出力の周期により
容易にモータロックを検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態における挟み込み検知装
置のブロック図である。
【図2】 本発明の一実施形態における挟み込み検知装
置の構成図である。
【図3】 図2に示す入力タイミング回路の詳細を示す
電気回路図である。
【図4】 図3のa〜e点でのタイミングチャートであ
る。
【図5】 本発明の一実施形態における挟み込み検知装
置のメインルーチンのフローチャートである。
【図6】 本発明の一実施形態における挟み込み検知装
置の外部割り込み処理のフローチャートである。
【図7】 図5に示す挟み込み判定のフローチャートで
ある。
【図8】 図5に示すルーフ制御のフローチャートであ
る。
【図9】 図8の全閉位置停止からの作動の処理を示す
フローチャートである。
【図10】図8のスライドオープン作動時の処理を示す
フローチャートである。
【図11】図8のスライドクローズ作動時の処理を示す
フローチャートである。
【図12】図8のチルトアップ作動時の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図13】図8のチルトダウン作動時の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図14】図8のスライド反転作動時の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図15】図8のチルト反転作動時の処理を示すフロー
チャートである。
【図16】図8のスライド区間停止からの作動の処理を
示すフローチャートである。
【図17】図8のチルト区間停止からの作動の処理を示
すフローチャートである。
【図18】図2に示す位置検出スイッチのスイッチ状態
を示す図である。
【符号の説明】
1 制御装置 2 CPU(マイクロコンピュータ) 3 入力タイミング回路 7 ルーフ位置検出スイッチ(スイッチ部材) 8 サンルーフ操作スイッチ(スイッチ部材) 11 直流モータ(モータ) 12 バッテリー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部材と、該固定部材に対し可動自在
    な可動部材と、該可動部材を駆動する直流モータと、該
    直流モータに正転または逆転の指示を与えるスイッチ部
    材と、該スイッチ部材の操作により前記直流モータを制
    御すると共に前記固定部材と前記可動部材との間の挟み
    込みを検知し挟み込み検知時には前記直流モータを逆転
    させる制御手段とを備えた挟み込み検知装置において、
    前記直流モータを流れる電流に比例した電圧を前記制御
    手段に入力した状態で前記制御手段のマイクロコンピュ
    ータへの入力取込みタイミングを決定する入力タイミン
    グ決定手段を有し、該入力タイミング決定手段により決
    定されたタイミングで前記電圧を前記マイクロコンピュ
    ータに入力して前記電圧に基づき挟み込み検知を行うこ
    とを特徴とする直流モータによる挟み込み検知装置。
  2. 【請求項2】 前記入力タイミング決定手段は、前記電
    圧に対しフィルタをかけるフィルタ回路と、該フィルタ
    回路通過後の出力を微分する第1微分回路と、該第1微
    分回路の出力を微分する第2微分回路と、該第2微分回
    路の出力と前記第1微分回路の出力とで差動増幅を行う
    差動増幅回路とから成ることを特徴とする請求項1に記
    載の直流モータによる挟み込み検知装置。
  3. 【請求項3】 前記入力タイミング決定手段により決定
    した周期の間隔により、前記直流モータのモータロック
    を検知することを特徴とする請求項1に記載の直流モー
    タによる挟み込み検知装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US6534939B2 (en) 2000-03-14 2003-03-18 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Open/close control device for movable lid
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JP2010188997A (ja) * 2010-03-26 2010-09-02 Aisin Seiki Co Ltd 開口覆材の開閉制御装置

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