JPH10109366A - 張力帯押込装置 - Google Patents

張力帯押込装置

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JPH10109366A
JPH10109366A JP26729396A JP26729396A JPH10109366A JP H10109366 A JPH10109366 A JP H10109366A JP 26729396 A JP26729396 A JP 26729396A JP 26729396 A JP26729396 A JP 26729396A JP H10109366 A JPH10109366 A JP H10109366A
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belt
pressing
pushing
tension
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Kunio Sawamura
邦雄 澤村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各ブロック7の左右の嵌合部7a,7aに各
々の張力帯1をそれぞれ押し込むことで、左右1対の張
力帯1,1に多数のブロック7,7,…がベルト長さ方
向に等間隔に係止固定されてなる高負荷伝動用Vベルト
を製造する際に、ベルト長さ方向における品質の均一化
が図れ、かつ工数を少なくできるようにする。 【解決手段】 各ブロック7を、ベルト長さ方向に所定
ピッチ間隔をおいて配置されかつ各ブロック7の一方の
嵌合部7a上に張力帯1が載置された状態に保持する治
具17と、押込ローラ20により張力帯1を嵌合部7a
に押し込む方向に押圧する押込手段19と、押込ローラ
20が張力帯1を押圧しつつ該張力帯1上を転動するよ
うに治具17を回転させる回転手段16とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車や農
業用汎用機械に搭載されたベルト式無段変速機等のベル
ト伝動機に用いられる高負荷伝動用Vベルトの製造時に
各ブロックの嵌合部に張力帯を押し込む張力帯押込装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ベルト式無段変速機に用いられ
る高負荷伝動用Vベルトは、図3に例示するように、左
右1対のエンドレス状の張力帯1,1に、多数のブロッ
ク7,7,…がベルト長さ方向に等間隔に係止固定され
てなっており、各張力帯1の上下両面には、各々、ベル
ト幅方向に延びるように設けられた多数の上面溝1a,
1a,…及び下面溝1b,1b,…がベルト長さ方向に
所定ピッチ間隔をおいて上下に対応するように配置され
ている。一方、各ブロック7の両側部には、各々、ベル
ト長さ方向に貫通しかつベルト幅方向に延びるスリット
状の嵌合部7a,7aが設けられており、各嵌合部7a
はブロック7の側方に開放されている。そして、上記嵌
合部7aの上縁に下方に向かって突出するように設けら
れた下向き突条9aが上記張力帯1の上面溝1aに、ま
た嵌合部7aの下縁に上方に向かって隆起するように設
けられた上向き突条9bが張力帯1の下面溝1bにそれ
ぞれ係合しており、これらのことで、各ブロック7は両
張力帯1,1に係止固定されている。
【0003】つまり、各ブロック7の両嵌合部7a,7
aに各々の張力帯1を押し込むことで、ブロック7,
7,…を所定ピッチ間隔をおいて張力帯1,1に組み付
けることができるようになっている。その際に、従来で
は、ポリウレタンハンマー等を用いて各ブロック7の嵌
合部7aに張力帯1を押し込むようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のようにハンマー等を用いて張力帯1を押し込む方法
では、張力帯1の押し込まれている状態が各ブロック7
の嵌合部7a毎に異なるために、高負荷伝動用Vベルト
としての品質がベルト長さ方向において安定し難いとい
う問題がある。
【0005】また、ハンマーを用いる押込作業は、当然
に手作業となることから、工数が多くかかるという問題
もある。
【0006】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その主な目的は、左右1対の張力帯に多数のブ
ロックがベルト長さ方向に等間隔に係止固定されてなる
高負荷伝動用Vベルトの製造時に各ブロックの嵌合部に
張力帯を押し込む際に、その押込作業を効率よく機械化
することで、ベルト長さ方向における品質の均一化が図
れ、かつ工数を少なくできるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、各ブロックをベルト長さ方向に所定
ピッチ間隔をおいて配置しておき、押圧ローラで張力帯
を嵌合部に押し込まれる方向に押圧しつつ該押圧ローラ
を張力帯上で転動させることにより、各ブロックの嵌合
部に張力帯をベルト長さ方向に順に押し込むようにし
た。
【0008】具体的には、請求項1の発明では、各々、
ベルト長さ方向に延びてベルト幅方向に並んで配置され
た左右1対のエンドレスの張力帯と、各々、左右両側部
にベルト長さ方向に貫通しかつベルト幅方向に延びて側
方に開放したスリット状の嵌合部を有し該左右の嵌合部
に上記左右の張力帯が押し込まれて該両張力帯にベルト
長さ方向に等間隔に係止される複数のブロックとからな
る高負荷伝動用Vベルトを製造する際に用いられるもの
であって、上記各ブロックの嵌合部に上記張力帯を押し
込むための張力帯押込装置が前提である。
【0009】そして、上記各ブロックを、該各ブロック
がベルト長さ方向に所定ピッチ間隔をおいて配置されか
つ各ブロックの一方の嵌合部上に張力帯が載置された状
態に保持する治具と、押込ローラを有していて、該押込
ローラにより上記張力帯を上記一方の嵌合部に押し込む
方向に押圧する押込手段と、上記押込ローラが張力帯を
押圧しつつ該張力帯上を転動するように上記治具を回転
させる回転手段とを備えるようにする。
【0010】上記の構成において、ブロックは、治具に
より、ベルト長さ方向に所定ピッチ間隔をおいて配置さ
れかつ各ブロックの一方の嵌合部上に張力帯が載置され
る状態に保持される。そして、上記張力帯は、押込手段
の押込ローラにより、上記一方の嵌合部に押し込まれる
方向に押圧される。この状態で、上記治具は、上記押込
ローラが張力帯を押圧しつつ該張力帯上を転動するよう
に回転手段により回転せしめられる。これらにより、張
力帯は、治具の回転に伴って各ブロックの嵌合部に順に
押し込まれていくようになる。よって、上記張力帯は、
比較的小さい力によってベルト長さ方向に略均一に各ブ
ロックの嵌合部に押し込まれる。
【0011】請求項2の発明では、上記請求項1の発明
において、押込ローラは、治具の回転軸心と略直交する
方向に延びる軸心回りに回転可能に設けられていて、高
負荷伝動用Vベルトの側面形状に応じた断面テーパ状を
なしているものとする。
【0012】上記の構成において、押込ローラは、治具
の回転軸心と略直交する方向に延びる軸心回りに回転す
ることで、張力帯を押圧しつつ該張力帯上を転動する。
このとき、上記押込ローラが高負荷伝動用Vベルトの側
面形状に倣う断面テーパ状であるので、上記張力帯の側
面は略均一に押圧される。また、上記押込ローラは、各
ブロックの側面に当接する位置まで張力帯を押圧できる
ので、張力帯は各ブロックの嵌合部に十分に押し込まれ
るようになる。
【0013】請求項3の発明では、上記請求項1又は2
の発明において、押込手段は、押圧力の異なる2種類の
押込ローラを有し、押圧力の低い低圧押込ローラで張力
帯を押圧した後、押圧力の高い高圧押込ローラで張力帯
を押圧するように構成されているものとする。
【0014】上記の構成において、各ブロックの嵌合部
に押し込まれる張力帯は、その押込作業開始時には、各
ブロックの嵌合部に挿入されていても十分には挿入され
ていないので、押込ローラの押圧力が高過ぎるとブロッ
ク上で傾いたりブロック上から脱落したりする虞れがあ
る。このとき、上記等力帯は、低圧押込ローラの低い押
圧力で押圧されるので、上記のような不具合の発生は回
避される。しかしながら、そのような低い押圧力では、
張力帯が各嵌合部に十分に押し込まれることは望めな
い。そこで、上記低圧押込ローラの低い押圧力に見合っ
た分だけ各嵌合部に押し込まれた後には、高圧押込ロー
ラの高い押圧力で押圧されるので、上記張力帯は、各嵌
合部の適正な位置まで十分に押し込まれるようになる。
【0015】請求項4の発明では、上記請求項1〜3の
発明において、治具を、各ブロックを収容可能な環状溝
を有するものとする。そして、上記環状溝の壁面に、上
記各ブロックにそれぞれ係合して該各ブロックをベルト
長さ方向に所定ピッチ間隔をおいて配置した状態に保持
する複数の係合部が設けられているものとする。
【0016】上記の構成において、治具の環状溝に収容
された各ブロックは、該環状溝の壁面に設けられた各々
の係合部に係合することで、ベルト長さ方向に所定ピッ
チ間隔をおいて配置された状態に保持される。よって、
張力帯が押込ローラの押圧力を受けて各ブロックの嵌合
部に押し込まれるときに、それら各ブロックは上記押圧
力に抗して適正に保持されるので、各ブロックは張力帯
に適正に係止固定されるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面
に基づいて説明する。図3は、本発明の実施形態に係る
高負荷伝動用Vベルトを示し、このVベルトは、図示は
省略するが、各々、固定シーブ及び可動シーブからなる
駆動側及び従動側の2つの変速プーリ間に巻き掛けられ
てなるベルト式無段変速機を構成する際に用いられるも
のであり、ベルト幅方向に並ぶように配置された左右1
対のエンドレスの張力帯1,1に、多数のブロック7,
7,…がベルト長さ方向に等間隔に係止固定されてなっ
ている。
【0018】上記各張力帯1は、各々、ゴム状弾性材か
らなる上ゴム層2及び下ゴム層3と、これら両ゴム層
2,3間に略ベルト長さ方向に延びかつベルト幅方向に
所定ピッチ間隔をおくようにスパイラル状に配置された
心線4とからなっている。そして、上記上ゴム層2の上
面には上帆布層5が、また下ゴム層3の下面には下帆布
層6がそれぞれ一体に設けられている。さらに、上記各
張力帯1の上面には、各々、ベルト幅方向に延びるよう
に設けられた断面凹字状をなす多数の上面溝1aが、ま
た下面には、各々、同じくベルト幅方向に延びるように
設けられた断面円弧状をなす多数の下面溝1bがそれぞ
れベルト長さ方向に所定ピッチ間隔をおいてかつ上下に
対応するように配置されている。
【0019】一方、上記各ブロック7は略台形状をなし
ていて、その両側面は、変速プーリの溝面に摺接する摺
接部8,8とされている。また、各ブロック7の左右両
側部には、各々、ベルト長さ方向に貫通しかつベルト幅
方向に延びるスリット状の嵌合部7aが、側方に向かっ
て開放した状態に設けられている。この嵌合部7aの上
縁部には、下方に向かって突出する断面凸字状をなして
いて上記張力帯1の上面溝1aに係合する下向き突条9
aが設けられている。一方、嵌合部7aの下縁部には、
上方に向かって隆起する断面円弧状をなしていて上記張
力帯1の下面溝1bに係合する上向き突条9bが設けら
れている。
【0020】次に、上記高負荷伝動用Vベルトの製造工
程について説明する。この製造工程は、図4に示すよう
に、張力帯1,1,…の作製に用いる未加硫のゴムシー
ト、心線及び帆布を準備するための前処理工程Aと、そ
れらを用いて張力帯1,1,…を作製する張力帯作製工
程Bと、ブロック7,7,…を作製するブロック作製工
程Cと、このブロック作製工程Cで得られた各ブロック
7の一方の嵌合部7aに、上記張力帯作製工程Bで得ら
れた張力帯1の押込端を挿入するブロック片側挿入工程
Dと、このブロック片側挿入工程Dで得られたワークに
ついてその張力帯1を各嵌合部7aの所定の位置まで押
し込むとともに各ブロック7の他方の嵌合部7aに別の
張力帯1を所定の位置まで押し込む張力帯押込工程Eと
からなっている。
【0021】そして、本実施形態では、上記ブロック片
側挿入工程D後の張力帯押込工程Eにおいて、図1及び
図2に示す張力帯押込装置が用いられる。この押込装置
は、床面上に設置された支持台11と、この支持台11
により支持された基台12と、この基台12上に水平方
向(図2の左右方向)にスライド移動可能に設けられた
スライド台14aを有していて、このスライド台14a
をスライド移動させるスライド機構部14と、上記スラ
イド台14a上に鉛直軸回りに回転可能に設けられた回
転テーブル16aを有していて、この回転テーブル16
aを回転させる回転手段としての回転機構部16とを備
えており、上記回転テーブル16a上に、上記ブロック
7,7,…をベルト長さ方向に所定ピッチ間隔をおいて
配置されかつ該各ブロック7の一方の嵌合部7a上に張
力帯1が載置された状態に保持する治具17が回転一体
に載置されるようになっている。
【0022】また、張力帯押込装置は、上記基台12上
で昇降可能に設けられた昇降台19aを有していて、こ
の昇降台19aを昇降移動させる押込手段としての昇降
機構部19を備えている。そして、上記昇降台19aに
は、押込ローラ20,21が昇降移動一体に設けられて
おり、上記昇降機構部19は、これら押込ローラ20,
21により上記張力帯1を各ブロック7の一方の嵌合部
7aに押し込まれる方向に押圧するようになされてい
て、その押込ローラ20,21が張力帯1を押圧しつつ
該張力帯1上を転動するように上記回転機構部16が治
具17を回転させるようになっている。
【0023】具体的には、上記スライド機構部14は、
上記基台12上に設けられた両側1対のガイドレール2
2,22を有し、一方、上記スライド台14aの下面両
側には、上記各々のガイドレール22上を跨いだ状態で
該レール22の延びる方向に移動可能に案内支持された
ガイドブロック23が配置されており、これらにより、
スライド台14aは、図2に実線で示す押込作業位置
と、同図に仮想線で示すワーク着脱位置との間でスライ
ド移動できるようになっている。
【0024】また、スライド機構部14は、スライド台
14aの下面に移動一体に垂設された垂下部24と、ス
ライド台14aの移動方向に延びるように設けられてい
て支持台11に回転可能に支持され、かつ上記垂下部2
4を螺合状態で貫通するねじ軸25と、このねじ軸25
の一端に回転一体に設けられた従動プーリ26と、出力
軸が上記ねじ軸25と平行な方向に延びるように配置さ
れたスライド用モータ27と、このスライド用モータ2
7の出力軸に回転一体に設けられた駆動プーリ28と、
上記従動及び駆動プーリ26,28間に走行可能に巻き
掛けられたVベルト29とを有する。そして、スライド
用モータ27の正逆回転によりスライド台14aが押込
作業位置と、ワーク着脱位置との間でスライド移動する
ようになっている。尚、図2に示すように、上記基台1
2上の押込作業位置側の端部には、該押込作業位置を通
過してスライド移動しようとするスライド台14aに当
接してその移動を阻止するストッパ30が設けられてい
る。
【0025】上記回転機構部16は、スライド台14a
と回転テーブル16aとの間に介装されたスラストベア
リング31及びラジアルベアリング32を有し、これら
ベアリング31,32により上記回転テーブル16aを
回転可能に支持している。すなわち、上記スライド台1
4aの中央には上下方向に貫通する開口部が設けられて
おり、この開口部の周りにスラストベアリング31が配
置されている。一方、回転テーブル16aの下面中央に
はボス部が設けられており、このボス部と上記開口部と
の間にラジアルベアリング32が配置されている。
【0026】また、回転機構部16は、スライド台14
aの開口部の下方に該スライド台14aにスライド移動
一体に設けられた回転用モータ33を有し、このモータ
33により回転テーブル16aを回転させるようになっ
ている。さらに、回転テーブル16aの中央及びその周
囲4箇所にはそれぞれ係止ピン34,34,…が突設さ
れており、これら係止ピン34,34,…に回転方向に
係止される状態で上記治具17はテーブル16a上に回
転一体に保持されるようになっている。
【0027】上記治具17は、上記各ブロック7を収容
可能な環状溝17aを有し、この環状溝17aの壁面に
は、図5及び図6に示すように、各ブロック7にそれぞ
れ係合して該各ブロック7をベルト長さ方向に所定ピッ
チ間隔をおいて配置された状態に保持する係合部として
の係合溝17b,17b,…が設けられている。具体的
には、治具17は、回転テーブル16a上に脱着可能に
載置されていて、上面の外周縁に外周突条35a及び内
周突条35bが円環状に設けられてなる下盤35と、円
盤の周縁の上下に円筒状の周壁が設けられた形状をなし
ていて、上記下盤35上の外周突条35aよりも内周側
において該下盤35に対し脱着可能に配置された内輪3
6と、略円筒状をなしていて、上記下盤35上の外周突
条35aよりも外周側において該下盤35に対し脱着可
能に配置された外輪37とからなっている。そして、下
盤35の外周突条35aと、内輪36の外周面と、外輪
37の内周面とによって上記環状溝17aは形成されて
おり、上記係合溝17b,17b,…は上記内輪36の
外周に設けられている。
【0028】また、上記下盤35及び内輪36には、上
記回転テーブル16a上の係止ピン34,34,…が挿
通可能な各々の係合孔35c,36cが形成されてい
る。また、下盤35の外周突条35aの上端面は、外周
側が内周側よりも低くなる断面テーパ状に設けられてい
て、その傾斜角度は高負荷伝動用Vベルトの側面の傾斜
角度と同じになっている。さらに、上記内輪36の上下
両面側は互いに同じ形状をなしていて、下盤35に対し
上下両面を配転させて装着できるようになっている。ま
た、内輪36の周壁部の上下両端面の内周部分は、半径
方向内方に向かって上下寸法が小さくなる断面テーパ状
に形成されていて、環状溝17aにブロック7,7,…
を保持した状態で押込ローラ20,21が接触しないよ
うになっている。尚、上記の治具17は、得ようとする
高負荷伝動用Vベルトのサイズに応じてそれぞれ予め用
意されている。
【0029】上記昇降機構部19は、基台12の四隅に
立設された4本のコラム38,38,…を有し、これら
コラム38,38,…により上記昇降台19aは昇降移
動可能に案内支持されている。また、昇降機構部19
は、上記コラム38.38,…の上端部同士を連結して
いる天板39上に設置された昇降用モータ40と、天板
39を上下方向に貫通する状態に配置されていて、上端
部が上記昇降用モータ40に駆動連結されている一方、
下端部が上記昇降台19aに移動一体に連結されたメイ
ンロッド41とを有する。そして、昇降用モータ40の
正逆回転に応じて昇降台19aを昇降移動させるように
なっている。
【0030】上記昇降台19aの上面には、鉛直部及び
水平部がL字状をなすように設けられた支持部42が配
置されており、各々、上記支持部42の水平部と昇降台
19aとを上下方向に貫通する2本のサブロッド43,
43がそれら水平部及び昇降台19aにより上下移動可
能に案内支持されている。そして、これらサブロッド4
3,43の下端に連結された凹字状のホルダ44により
上記各押込ローラ20,21は回転可能に保持されてい
る。上記水平部を貫通する各サブロッド43の部分には
下端開口縁に外向きフランジを有するスリーブ45が移
動一体に外嵌合されており、このスリーブ45は、該サ
ブロッド43の上下移動に応じて水平部に対し上下方向
に摺動するようになっている。また、このスリーブ45
の外向きフランジと昇降台19aとの間のサブロッド4
3の部分にはコイルばね46が嵌装されており、そのコ
イルばね46の上端は上記水平部に、また下端は昇降台
19aにそれぞれ連結されている。つまり、各押込ロー
ラ20,21は、各々の両コイルばね46,46を介し
て昇降台19aと昇降移動一体に連結されており、押込
ローラ20,21に押圧負荷が加わっていないときに
は、両コイルばね46,46は押込ローラ20,21側
の自重により圧縮され、一方、昇降台19aが下降して
押込ローラ20,21に押圧負荷が加わったときには、
その負荷に応じて両コイルばね46,46は伸張するよ
うになっている。
【0031】さらに、上記押込ローラ20、21は、張
力帯1に対する押圧力の低い低圧押込ローラ20と、押
圧力の高い高圧押込ローラ21とに区別されており、張
力帯1の押込作業は、低圧押込ローラ20により行われ
る予備の押込みと、高圧押込ローラ21により行われる
最終の押込みとの2段階で行われる。具体的には、低圧
押込ローラ20側には伸張し易い(ばね定数の低い)コ
イルばね46,46が使用されている一方、高圧押込ロ
ーラ21側には伸張し難い(ばね定数の高い)コイルば
ね46,46が使用されており、これらにより、各押込
ローラ20,21が張力帯1に当接した状態で昇降台1
9aが同じ量だけ下降したときに、低圧押込ローラ20
は低い押圧力(例えば2〜10kgf)で張力帯1を押
圧する一方、高圧押込ローラ21は高い押圧力(例えば
50〜100kgf)で張力帯1を押圧するようになっ
ている。また、両押込ローラ20,21間では、低圧押
込ローラ20は高圧押込ローラ21よりも相対的に低く
位置するようになされており、このことで、昇降台19
aの下降時に低圧押込ローラ20が先に張力帯1に接触
して予備の押込みを行っている間は、その押込みにより
高圧押込ローラ21側の張力帯1の部分が跳ね上がるの
を該高圧押込ローラ21で規制し、予備の押込の終了後
に、高圧押込ローラ21が張力帯1に当接して最終の押
込みを行うようになっている。
【0032】また、上記ホルダ44は、治具17の回転
軸心と直交する方向に延びる水平軸44aを有し、この
水平軸44aにより上記押込ローラ20,21を軸支し
ている。その際に、上記水平軸44aは、スライド台1
4aが押込作業位置に位置付けられた状態で、その内周
側の端部が治具17の中心に近接している一方、外周側
の端部が治具17の外周縁に達しており、上記押込ロー
ラ20,21は、治具17の半径方向外方に向かって小
径となる断面テーパ状をなすテーパローラとされてい
る。尚、押込ローラ20,21のテーパ角度は、高負荷
伝動用Vベルト1の両側面のテーパ角度と同じにされて
いる。
【0033】次に、上記スライド台14a、回転テーブ
ル16a及び昇降台19aの各作動を制御するために設
けられたセンサ類について説明する。上記基台12の押
込作業位置側及びワーク着脱位置側の各端部(図2の左
右端部)には、スライド台14aのスライド移動時に該
スライド台14aが押込作業位置に達したこと及びワー
ク着脱位置に達したことをそれぞれ検出するスライド用
センサ51が配置されており、このセンサ51の検出信
号に基づいてスライド用モータ29の作動が停止するよ
うになされている。また、上記スライド台14aの上に
は、回転テーブル16aの回転数を検出する回転用セン
サ52が配置されており、回転テーブル16aが所定回
数だけ回転したときに回転用モータ33の作動を停止す
るようになされている。
【0034】さらに、上記メインロッド41の上下に
は、該メインロッド41が上昇端に達したことを検出す
るための上限検出用リング53と、下降端に達したこと
を検出するための下限検出用リング54とがそれぞれ該
ロッド41に対し上下方向に調整移動可能に配置されて
おり、一方、上記天板39の下面に垂設された取付片に
は、上記上限検出用リング53に係合たときにそのこと
を検出する上限センサ55と、上記下限検出用リング5
4に係合したときにそのことを検出する下限センサ56
とが配置されている。そして、それらセンサ55,56
の検出信号に応じて上記昇降用モータ40の作動が停止
するようになされている。
【0035】また、低圧押込ローラ20の各々のサブロ
ッド43の上端部には、該押込ローラ22が張力帯1に
当接したことを検出するためのタッチ検出用リング57
と、低圧押込ローラ32が昇降台19aに対し下降し過
ぎていることを検出するための異常検出用リング58と
が該ロッド43に対し上下方向に調整移動可能に配置さ
れており、一方、昇降台19a上には、上記タッチ検出
用リング57に係合したときにそのことを検出するタッ
チセンサ59と、上記異常検出用リング58に接触した
ときにそのことを検出する異常センサ60とが配置され
ている。
【0036】一方、高圧押込ローラ21の各々のサブロ
ッド43の上端部には、該押込ローラ21が張力帯1を
所定位置まで押し込んだことを検出するための押込完了
検出用リング61と、高圧押込ローラ21が昇降台19
aに対し下降し過ぎていることを検出するための異常検
出用リング62とが該サブロッド43に対し上下方向に
調整移動可能に配置されており、一方、昇降台19a上
には、上記押込完了検出用リング61に係合したときに
そのことを検出する完了センサ63と、上記異常検出用
リング62に接触したときにそのことを検出する異常セ
ンサ64とが配置されている。
【0037】ここで、上記のように構成された張力帯押
込装置の作動について、図6〜図9を参照しながら説明
する。先ず、スライド台14aをワーク着脱位置に停止
させ、ブロック片側挿入工程により各ブロック7の一方
の嵌合部7aに張力帯1の押込端が挿入されてなるワー
クwを、回転テーブル16a上の治具17に装着する。
具体的には、張力帯1が上側となる姿勢でかつ各ブロッ
ク7が各々の係合溝17b内に嵌まり込む状態でワーク
wを治具17の環状溝17aに収容する。
【0038】次に、スライド台14aをスライド移動さ
せて、図6に示すように押込作業位置に停止し、この状
態で、昇降台19aを比較的速い速度で下降させる。す
ると、図7に実線で示すように、低圧押込ローラ20が
張力帯1の側面に当接し、そのことがタッチセンサ59
で検出された後は昇降台19aは所定の下降速度(例え
ば5〜10mm/秒)で下降する。そして、回転テーブ
ル16aの所定速度(例えば3〜12rpm)の回転に
伴って低圧押込ローラ20が張力帯1を押圧しつつ該張
力帯1上を転動することで、張力帯1は各ブロック7の
嵌合部7aに順に押し込まれる。尚、この間に、例えば
張力帯1が傾いたりブロック7,7,…上から脱落した
りして、そのまま押圧しても張力帯1を適正に押し込む
ことができない事態が発生した場合には、異常センサ6
0が低圧押込ローラ20の下降異常を検出したときに、
昇降台19aが上限位置まで上昇して装置の作動は自動
的に停止する。
【0039】上記張力帯1が、図7に仮想線で示す位置
まで押し込まれた時点で、今度は、図8に実線で示すよ
うに、高圧押込ローラ21が張力帯1の側面に当接す
る。そして、回転テーブル16aの回転に伴って高圧押
込ローラ21が張力帯1を押圧しつつ該張力帯1上を転
動することで、張力帯1は各ブロック7の嵌合部7aに
順に押し込まれる。図8に仮想線で示す位置まで高圧押
込ローラ21が下降すると、上記張力帯1の押込作業は
完了する。尚、この間に、異常センサ64が高圧押込ロ
ーラ21の下降異常を検出すると、上記低圧押込ローラ
20の場合と同様に昇降台19aが上限位置まで上昇し
て装置の作動は自動停止する。
【0040】そして、張力帯1の押込作業が完了する
と、そのことを完了センサ63が検出し、図9に示すよ
うに高圧押込ローラ21を上昇移動させるとともに、回
転テーブル16aの回転を停止させ、次いでスライド台
14aをワーク着脱位置にスライド移動させる。
【0041】上記ワーク着脱位置では、各ブロック7の
一方の嵌合部7aに押し込まれた張力帯1が下側になる
ようにワークwを上下に反転させる。具体的には、治具
17の外輪37を取り外し、ワークwを内輪36と共に
上下反転させた後に、再び上記外輪37を嵌め込む。そ
して、別の張力帯1をブロック7,7,…の他方の嵌合
部7a,7a,…上に載置する。このとき、その張力帯
1の一部分(低圧押込ローラ20が最初に当接する部
分)を、対応するブロック7,7,…の各嵌合部7aに
挿入させておく。
【0042】次いで、スライド台14aを押込作業位置
にスライド移動させ、1本目の張力帯1の押込作業の場
合と同様の作業を行う。これらにより、各ブロック7の
両嵌合部7a,7aに両側1対の張力帯1,1が適正に
押し込まれてなる高負荷伝動用Vベルトが得られる。
尚、サイズの異なる高負荷伝動用Vベルトの製造時に
は、そのベルトサイズに応じて治具17を使い分ける必
要はあるが、各押込ローラ20,21は治具17の半径
方向に幅を持っているので、少なくとも半径方向の位置
替えは行う必要はない。
【0043】したがって、本実施形態によれば、両側1
対の張力帯1,1に多数のブロック7,7,…がベルト
長さ方向に所定ピッチ間隔をおいて係止固定されてなる
高負荷伝動用Vベルトの製造時に各ブロック7の嵌合部
7aに張力帯1を押し込む際に、上記各ブロック7を、
ベルト長さ方向に所定ピッチ間隔をおいて配置されかつ
各ブロック7の一方の嵌合部7a上に張力帯1が載置さ
れた状態に保持する治具17と、押込ローラ20,21
により上記張力帯1を上記嵌合部7aに押し込む方向に
押圧する昇降機構部19と、上記押込ローラ20,21
が張力帯1を押圧しつつ該張力帯1上を転動するように
上記治具17を回転させる回転機構部16とを備えた張
力帯押込装置を用いるようにしたので、張力帯1を、比
較的小さい力によってベルト長さ方向に略均一に各ブロ
ック7の嵌合部7aに押し込むことができ、よって、高
負荷伝動用Vベルトの製造時にベルト長さ方向における
品質の均一化を図ることができるとともに、押込作業に
要する工数を少なくすることができる。
【0044】また、上記押込ローラ20,21を、押圧
力の互いに異なる低圧押込ローラ20及び高圧押込ロー
ラ21の2種類とし、低圧押込ローラ20で張力帯1を
予備的に押し込んだ後に、高圧押込ローラ21で張力帯
1を最終的に押し込むようにしたので、張力帯1を適正
に押し込むことができる。
【0045】その際に、上記各押込ローラ20,21
を、高圧負荷伝動用Vベルトの側面形状に応じた断面テ
ーパ状をなしているものとしたので、各々、両側面がテ
ーパ状をなす各ブロック7の嵌合部7aに張力帯1を適
正に押し込むことができる。
【0046】さらに、上記治具17の環状溝15aの壁
面に、上記各ブロック7に係合して該ブロック7,7,
…をベルト長さ方向に所定ピッチ間隔をおいて配置され
た状態に保持する係合溝15b,15b,…を設けるよ
うにしたので、張力帯1の押込時に各ブロック7,7,
…を適正に保持することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、左右1対のエンドレスの張力帯と、各々、左右
両側部にスリット状の嵌合部を有し該左右の嵌合部に上
記左右の張力帯が押し込まれて該両張力帯にベルト長さ
方向に等間隔に係止される複数のブロックとからなる高
負荷伝動用Vベルトを製造する際に用いられ、上記各ブ
ロックの嵌合部に上記張力帯を押し込むための張力帯押
込装置として、上記各ブロックを、ベルト長さ方向に所
定ピッチ間隔をおいて配置されかつ各ブロックの一方の
嵌合部上に張力帯が載置された状態に保持する治具と、
押込ローラにより上記張力帯を上記一方の嵌合部に押し
込む方向に押圧する押込手段と、上記押込ローラが上記
張力帯を押圧しつつ該張力帯上を転動するように上記治
具を回転させる回転手段とを備えるようにしたので、ベ
ルト長さ方向における品質の均一化を図ることができ、
かつ工数を少なくすることができる。
【0048】請求項2の発明によれば、上記押込ローラ
を、高負荷伝動用Vベルトの側面形状に応じた断面テー
パ状をなしているものとしたので、各ブロックの嵌合部
内に張力帯を適正に押し込むことができる。
【0049】請求項3の発明によれば、上記押込手段
は、押圧力の異なる2種類の押込ローラを有するものと
し、押圧力の低い低圧押込ローラで張力帯を押圧した
後、押圧力の高い高圧押込ローラで張力帯を押圧するよ
うにしたので、張力帯を適正に押し込むことができる。
【0050】請求項4の発明によれば、上記治具を、各
ブロックを収容可能な環状溝を有するものとし、上記環
状溝の壁面に、上記各ブロックに係合して該各ブロック
をベルト長さ方向に所定ピッチ間隔をおいて配置した状
態に保持する複数の係合部を設けるようにしたので、張
力帯押込時に各ブロックを適正に保持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る張力帯押込装置の全体
構成を一部が断面された状態で示す正面図である。
【図2】張力帯押込装置の全体構成を一部が断面された
状態で示す右側面図である。
【図3】高負荷伝動用Vベルトの構成を示す斜視図であ
る。
【図4】高負荷伝動用Vベルトの製造工程を示すブロッ
ク図である。
【図5】張力帯押込作業時にブロックを保持するために
用いられる治具を示す分解斜視図である。
【図6】低圧押込ローラが張力帯を押圧する直前の状態
における要部を示す模式図である。
【図7】低圧押込ローラが張力帯に当接した状態におけ
る要部を示す模式図である。
【図8】高圧押込ローラが張力帯に当接した状態におけ
る要部を示す模式図である。
【図9】張力帯押込作業完了時における要部を示す模式
図である。
【符号の説明】 1 張力帯 7 ブロック 7a 嵌合部 16 回転機構部(回転手段) 17 治具 17a 環状溝 17b 係合溝(係合部) 19 昇降機構部(押込手段) 20 低圧押込ローラ(押込ローラ) 21 高圧押込ローラ(押込ローラ)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々、ベルト長さ方向に延びてベルト幅
    方向に並んで配置される左右1対のエンドレスの張力帯
    と、各々、左右両側部にベルト長さ方向に貫通しかつベ
    ルト幅方向に延びて側方に開放したスリット状の嵌合部
    を有し該左右の嵌合部に上記左右の張力帯が押し込まれ
    て該両張力帯にベルト長さ方向に等間隔に係止される複
    数のブロックとからなる高負荷伝動用Vベルトを製造す
    る際に用いられ、上記各ブロックの嵌合部に上記張力帯
    を押し込むための張力帯押込装置であって、 上記各ブロックを、該各ブロックがベルト長さ方向に所
    定ピッチ間隔をおいて配置されかつ各ブロックの一方の
    嵌合部上に張力帯が載置された状態に保持する治具と、 押込ローラを有し、該押込ローラにより上記張力帯を上
    記一方の嵌合部に押し込む方向に押圧する押込手段と、 上記押込ローラが上記張力帯を押圧しつつ該張力帯上を
    転動するように上記治具を回転させる回転手段とを備え
    ていることを特徴とする張力帯押込装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の張力帯押込装置におい
    て、 押込ローラは、治具の回転軸心と略直交する方向に延び
    る軸心の回りに回転可能に設けられていて、高負荷伝動
    用Vベルトの側面形状に応じた断面テーパ状をなしてい
    ることを特徴とする張力帯押込装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の張力帯押込装置に
    おいて、 押込手段は、押圧力の異なる2種類の押込ローラを有
    し、押圧力の低い低圧押込ローラで張力帯を押圧した
    後、押圧力の高い高圧押込ローラで張力帯を押圧するよ
    うに構成されていることを特徴とする張力帯押込装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3記載の張力帯押込装
    置において、 治具は、各ブロックを収容可能な環状溝を有し、 上記環状溝の壁面に、上記各ブロックにそれぞれ係合し
    て該各ブロックをベルト長さ方向に所定ピッチ間隔をお
    いて配置した状態に保持する複数の係合部が設けられて
    いることを特徴とする張力帯押込装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010201633A (ja) * 2009-02-27 2010-09-16 Mitsuboshi Belting Ltd 動力伝動用ベルトの製造装置及び動力伝動用ベルトの製造方法

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