JPH10109132A - ばね製造機 - Google Patents

ばね製造機

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Publication number
JPH10109132A
JPH10109132A JP28148296A JP28148296A JPH10109132A JP H10109132 A JPH10109132 A JP H10109132A JP 28148296 A JP28148296 A JP 28148296A JP 28148296 A JP28148296 A JP 28148296A JP H10109132 A JPH10109132 A JP H10109132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
center
slide
front wall
stroke
rotation
Prior art date
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Pending
Application number
JP28148296A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhide Tsuritani
勝秀 釣谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Kikai Kogyo KK
Original Assignee
Shinko Kikai Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Kikai Kogyo KK filed Critical Shinko Kikai Kogyo KK
Priority to JP28148296A priority Critical patent/JPH10109132A/ja
Publication of JPH10109132A publication Critical patent/JPH10109132A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ツール取付スライドのストローク(進退運動
距離)をゼロから最大長さまで自由に且つ簡単に変更出
来るようにする。 【解決手段】 ピン36の軸心を回転体18の回転中心
と一致させることによって、ツ−ル取付スライド11の
ストロークをゼロとすることが出来、他方、ピン36の
軸心と回転体18の回転中心との間に所定の距離をあけ
るようにすると、その距離に応じたストロークでツ−ル
取付スライド11は進退運動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ばね製造機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のばね製造機として以下の
如きものは知られている。即ち、垂直な前壁を有する機
枠と、この機枠の前壁中央部に形成された線材加工空間
と、この線材加工空間に向かって線材を挟圧しつつ送り
出す、前壁に回転自在に設けられた少なくとも一対の線
送りローラーと、前記線材加工空間に向かって前壁に進
退自在に設けられ且つ所定のツールが取り付けられたツ
ール取付スライドと、このツール取付スライドを作動す
るスライド作動装置とを有するばね製造機において、前
記スライド作動装置が、ツール取付スライドに軸心を前
後方向に向けた連結ピンによって連結された連結棒と、
この連結棒の他端に一端が軸心を前後方向に向けた連結
ピンによって連結された長さの中間で前壁に軸心を前後
方向に向けた枢軸によって揺動自在に設けられた揺動ア
ームと、この揺動アームの他端に設けられたカムフォロ
ワーと、このカムフォロワーが当接する回転カムと、カ
ムフォロワーが回転カムに当接する方向に付勢するばね
とを有するものは知られている。
【0003】
【従来技術の欠点】前記従来のばね製造機には以下の如
き欠点があった。即ち、カムによってツール取付スライ
ドを進退作動させるものであったため、ツール取付スラ
イドのストローク(進退運動距離)を変更するには、カ
ムを取り替えなければならず、その結果、ツール取付ス
ライドのストローク(進退運動距離)の変更が面倒であ
るという欠点があった。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】本発明は前記欠点を
解消するために以下の如き手段を採用した。請求項1の
発明は、垂直な前壁を有する機枠と、この機枠の前壁中
央部に形成された線材加工空間と、この線材加工空間に
向かって線材を挟圧しつつ送り出す、前壁に回転自在に
設けられた少なくとも一対の線送りローラーと、前記線
材加工空間に向かって前壁に進退自在に設けられ且つ所
定のツールが取り付けられたツール取付スライドと、こ
のツール取付スライドを作動するスライド作動装置とを
有するばね製造機において、前記スライド作動装置が、
前壁に軸心を前後方向に向けた回転軸によって回転自在
に設けられた回転体と、前壁に軸心を前後方向に向けた
枢軸によって揺動自在に設けられた揺動レバーと、この
揺動レバーに軸心を前後方向に向けた連結ピンによって
一端が枢着されると共に他端がツール取付スライドに軸
心を前後方向に向けた連結ピンによって連結された連結
棒と、揺動レバーと回転体とを繋ぐ摺動片とを有してお
り、前記摺動片が、揺動レバー又は回転体のいずれか一
方に、それらの揺動中心又は回転中心を含む放射方向に
位置変更自在に設けられ、同他方にはそれらの揺動中心
又は回転中心を含む放射方向に摺動移動自在となされて
いるものである。
【0005】
【発明の作用】請求項1の発明は以下の如き作用をなす
ものである。摺動片の位置変更によってツール取付スラ
イドのストローク(進退運動距離)をゼロから最大長さ
まで自由に且つ簡単に変更出来、また、スライド作動装
置が早戻り機構を構成しているので、線材加工空間に向
かう行き行程に比較して戻り行程を早くして、ばね製造
機の作動効率を高めることが出来る。
【0006】以下に本発明の実施の形態を図面を参照し
つつ説明する。なお、この説明において、前とは図1紙
面表側を、後とは同裏側をいい、左とは図1左側を、右
とは同図右側をいう。ばね製造機1は、垂直な前壁3を
有する機枠2と、この機枠2の前壁3の中央部に形成さ
れた線材加工空間5と、この線材加工空間5に向かって
送り出される線材を案内する、前壁3に固定された線ガ
イド6と、この線ガイド6の、線材加工空間5と逆側に
おいて前壁3に回転自在に設けられた、線材を挟圧しつ
つ送り出す少なくとも一対の線送りローラー7と、前記
線材加工空間5を挾んで線ガイド6に対向すると共に前
壁3に線材加工空間5に向かって進退摺動自在に設けら
れた曲げダイス用スライド(図示略)と、前記前壁3に
線材加工空間5に向かって進退摺動自在に設けられた所
要本(図面では1本しか示されていない。)のツ−ル取
付スライド11とを有している。
【0007】前記図示のツ−ル取付スライド11は、機
枠2の前壁3に固定されたガイド部材10に案内されて
線材加工空間5に向かって進退摺動自在となされてい
る。前記ツ−ル取付スライド11にカッター等のツール
12が取り付けられている。
【0008】前記ツ−ル取付スライド11は、スライド
作動装置16によって進退運動させられるようになされ
ている。前記スライド作動装置16は、前壁3に回転自
在に設けられた軸心を前後方向に向けた回転軸17と、
この回転軸17の、前壁3から前方に突出した前端に設
けられた回転体18と、前壁3に軸心を前後方向に向け
た枢軸20によって長さの途中において揺動自在に設け
られた「く」の字状の揺動レバー21と、この揺動レバ
ー21の、揺動中心を境として上部に軸心を前後方向に
向けた連結ピン22によって一端が枢着されると共に他
端がツール取付スライド11に軸心を前後方向に向けた
連結ピン23によって連結された連結棒24と、揺動レ
バー21の下部と回転体18とを繋ぐ摺動片26とを有
している。
【0009】前記摺動片26は、軸心を回転体18と平
行とすると共に軸心が回転体18の回転中心(回転軸1
7の軸心)と直交するようにして回転体18に回転自在
に設けられたねじ軸28にねじ嵌められていて、このね
じ軸28の回転によって回転体18に設けられた案内壁
27に沿って摺動するようになされている。前記ねじ軸
28と平行となるようにして回転体18に別のねじ軸2
9が回転自在に回転自在に設けられ、このねじ軸29に
くさび部材31がねじ嵌められ、このくさび部材31
は、摺動片26に密接すると共に傾斜面32がそれと平
行な傾斜面34を有する、回転体18に設けられた案内
壁33に対向している。このような構成によって、摺動
片26は回転体18にその回転中心を含む放射方向に位
置変更自在となされている。そして、ねじ軸28を回転
させて摺動片26の位置を決定した後、ねじ軸29を回
転させてくさび部材31の傾斜面32を案内壁33の傾
斜面34に強く当接させることによって、即ち、くさび
部材31のくさび作用によって、案内壁27と案内壁3
3との間で摺動片26を固定することが出来る。
【0010】前記摺動片26の、ねじ軸28の軸線と直
交する軸心を前後方向に向けたピン36が、揺動レバー
21に形成された長孔37(図1参照)に沿って摺動自
在に嵌められている。前記長孔37の長手方向に伸びる
中心線は、揺動レバー21の揺動中心を通るようになさ
れている。
【0011】前記のごとき構成によって、ピン36の軸
心を回転体18の回転中心と一致させることによって、
ツ−ル取付スライド11のストロークをゼロとすること
が出来、他方、ピン36の軸心と回転体18の回転中心
との間に所定の距離をあけるようにすると、その距離に
応じたストロークでツ−ル取付スライド11は進退運動
する。そして、回転体18を図2において時計方向に回
転させれば、回転体18の回転は一定でも、ツ−ル取付
スライド11の行き行程(線材加工空間5に向かう行
程)に比較して、戻り行程(線材加工空間5から離れる
行程)は、短時間で行なわれる。
【0012】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。 (1)摺動片26を揺動レバー21に設け、その摺動片
26を回転体18にその回転中心を含む放射方向に摺動
移動自在としてもよい。 (2)ツール12は、成形ツール等であってもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏するものである。請求項1の発明によれ
ば、摺動片の位置変更によってツール取付スライドのス
トローク(進退運動距離)をゼロから最大長さまで自由
に且つ簡単に変更出来、また、スライド作動装置が早戻
り機構を構成しているので、線材加工空間に向かう行き
行程に比較して戻り行程を早くして、ばね製造機の作動
効率を高めることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す要部正面図である。
【図2】図1の要部の一部破砕の拡大図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【符号の説明】
1 ばね製造機 2 機枠 3 前壁 5 線材加工空間 7 線送りロ−ラ− 11 ツ−ル取付スライド 12 ツール 16 スライド作動装置 18 回転体 20 枢軸 21 揺動レバー 22 連結ピン 23 連結ピン 24 連結棒 26 摺動片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直な前壁を有する機枠と、この機枠の
    前壁中央部に形成された線材加工空間と、この線材加工
    空間に向かって線材を挟圧しつつ送り出す、前壁に回転
    自在に設けられた少なくとも一対の線送りローラーと、
    前記線材加工空間に向かって前壁に進退自在に設けられ
    且つ所定のツールが取り付けられたツール取付スライド
    と、このツール取付スライドを作動するスライド作動装
    置とを有するばね製造機において、前記スライド作動装
    置が、前壁に軸心を前後方向に向けた回転軸によって回
    転自在に設けられた回転体と、前壁に軸心を前後方向に
    向けた枢軸によって揺動自在に設けられた揺動レバー
    と、この揺動レバーに軸心を前後方向に向けた連結ピン
    によって一端が枢着されると共に他端がツール取付スラ
    イドに軸心を前後方向に向けた連結ピンによって連結さ
    れた連結棒と、揺動レバーと回転体とを繋ぐ摺動片とを
    有しており、前記摺動片が、揺動レバー又は回転体のい
    ずれか一方に、それらの揺動中心又は回転中心を含む放
    射方向に位置変更自在に設けられ、同他方にはそれらの
    揺動中心又は回転中心を含む放射方向に摺動移動自在と
    なされているばね製造機。
  2. 【請求項2】 前記スライド作動装置がカッター取付ス
    ライドのためのスライド作動装置である請求項1記載の
    ばね製造機。
JP28148296A 1996-10-01 1996-10-01 ばね製造機 Pending JPH10109132A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28148296A JPH10109132A (ja) 1996-10-01 1996-10-01 ばね製造機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28148296A JPH10109132A (ja) 1996-10-01 1996-10-01 ばね製造機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10109132A true JPH10109132A (ja) 1998-04-28

Family

ID=17639807

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28148296A Pending JPH10109132A (ja) 1996-10-01 1996-10-01 ばね製造機

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JP (1) JPH10109132A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009039778A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Shinko Kikai Kogyo Kk ばね製造機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009039778A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Shinko Kikai Kogyo Kk ばね製造機

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