JPH10108845A - 生体信号検出用挟持具 - Google Patents
生体信号検出用挟持具Info
- Publication number
- JPH10108845A JPH10108845A JP26295196A JP26295196A JPH10108845A JP H10108845 A JPH10108845 A JP H10108845A JP 26295196 A JP26295196 A JP 26295196A JP 26295196 A JP26295196 A JP 26295196A JP H10108845 A JPH10108845 A JP H10108845A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main bodies
- spring member
- contact
- shaft
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】挟持具により測定部位を均一な圧力で挟持し、
生体信号を正確に検出できるようにする。 【解決手段】耳7を挟持する1対の本体1,2を浮遊可
能な軸部11で連結し、本体1,2を接触面1a,2a
が当接する方向に付勢するばね部材4の作用点4a,4
bを本体1,2の先端側に配置する。
生体信号を正確に検出できるようにする。 【解決手段】耳7を挟持する1対の本体1,2を浮遊可
能な軸部11で連結し、本体1,2を接触面1a,2a
が当接する方向に付勢するばね部材4の作用点4a,4
bを本体1,2の先端側に配置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体の指、鼻、耳
などを挟持して脈波などの生体信号を検出する生体信号
検出用挟持具に関する。
などを挟持して脈波などの生体信号を検出する生体信号
検出用挟持具に関する。
【0002】
【従来の技術】図4にこの種の挟持具の一例の従来の構
造を示す。図4において、1対の本体1,2はその中間
部において回転軸3を介して回動可能に連結されてお
り、本体1,2は回転軸3に対してほぼ対称的に形成さ
れている。本体1,2の先端は内側に突出しており、そ
の突出端にはそれぞれ接触面1a,2aが対向して設け
られている。また本体1,2の回転軸3に対して先端と
反対側の後端には、それぞれ駆動部1b,2bが一体に
設けられている。
造を示す。図4において、1対の本体1,2はその中間
部において回転軸3を介して回動可能に連結されてお
り、本体1,2は回転軸3に対してほぼ対称的に形成さ
れている。本体1,2の先端は内側に突出しており、そ
の突出端にはそれぞれ接触面1a,2aが対向して設け
られている。また本体1,2の回転軸3に対して先端と
反対側の後端には、それぞれ駆動部1b,2bが一体に
設けられている。
【0003】本体1,2の外周には回転軸3を中心とし
てほぼU字状のばね部材4が配置されており、ばね部材
4の両端はそれぞれ本体1,2の先端と回転軸3の中間
に係止され、この位置がばね部材4の作用点となってい
る。また本体1,2の先端にはそれぞれ発光部材として
のLED5と受光部材としてのPD6が埋設されてお
り、透明樹脂で被覆され接触面1a,1bと同一面とな
っている。
てほぼU字状のばね部材4が配置されており、ばね部材
4の両端はそれぞれ本体1,2の先端と回転軸3の中間
に係止され、この位置がばね部材4の作用点となってい
る。また本体1,2の先端にはそれぞれ発光部材として
のLED5と受光部材としてのPD6が埋設されてお
り、透明樹脂で被覆され接触面1a,1bと同一面とな
っている。
【0004】上記のように構成された挟持具を用いて生
体信号を検出するときは、まず駆動部1b,2bを指で
内側に押し、本体1,2の接触面1a,2aを離す。次
に接触面1a,2aの間に生体の測定部位、例えば耳7
を挿入し、指を離してばね部材4の付勢力により耳7を
弾性的に挟持する。そしてLED5に通電し耳7を透過
する光をPD6で受光して脈波などの生体信号を検出す
る。なおLED5及びPD6に連結されたリード線は図
示を省略してある。
体信号を検出するときは、まず駆動部1b,2bを指で
内側に押し、本体1,2の接触面1a,2aを離す。次
に接触面1a,2aの間に生体の測定部位、例えば耳7
を挿入し、指を離してばね部材4の付勢力により耳7を
弾性的に挟持する。そしてLED5に通電し耳7を透過
する光をPD6で受光して脈波などの生体信号を検出す
る。なおLED5及びPD6に連結されたリード線は図
示を省略してある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うに構成された従来の挟持具によると、特に生体の測定
部位に厚みがある場合、図4に示すように本体1,2の
接触面1a,2aが測定部位に対して点接触または線接
触となり、均一な圧力で挟持することができない。この
結果挟持具の装着が不安点になり検出された生体信号の
データが不正確になるという問題があった。
うに構成された従来の挟持具によると、特に生体の測定
部位に厚みがある場合、図4に示すように本体1,2の
接触面1a,2aが測定部位に対して点接触または線接
触となり、均一な圧力で挟持することができない。この
結果挟持具の装着が不安点になり検出された生体信号の
データが不正確になるという問題があった。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので、生体の測定部位を均一な圧力で挟持することが
でき、生体信号を正確に検出することのできる生体信号
検出用挟持具を提供することを目的とする。
もので、生体の測定部位を均一な圧力で挟持することが
でき、生体信号を正確に検出することのできる生体信号
検出用挟持具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、生体の測定部位を挟持して生体信号を検
出する生体信号検出用挟持具において、それぞれ先端に
前記生体の測定部位に当接する接触面が対向して形成さ
れ、中間部に相互に浮遊可能に嵌合する軸部が形成され
た1対の本体と、前記軸部を中心として前記1対の本体
の外周に配置され、前記接触面を当接する方向に付勢す
るほぼC字状のばね部材とを備え、該ばね部材の先端の
作用点を前記軸部が浮遊しないときの前記接触面が前記
生体の測定部位に接触する接触点より先端側に配置した
ことを特徴とする。
に、本発明は、生体の測定部位を挟持して生体信号を検
出する生体信号検出用挟持具において、それぞれ先端に
前記生体の測定部位に当接する接触面が対向して形成さ
れ、中間部に相互に浮遊可能に嵌合する軸部が形成され
た1対の本体と、前記軸部を中心として前記1対の本体
の外周に配置され、前記接触面を当接する方向に付勢す
るほぼC字状のばね部材とを備え、該ばね部材の先端の
作用点を前記軸部が浮遊しないときの前記接触面が前記
生体の測定部位に接触する接触点より先端側に配置した
ことを特徴とする。
【0008】上記の構成によると、ばね部材の作用点が
本体の先端側にあるため、挟持具で生体の測定部位を挟
持したときに、1対の本体を接続する軸部が浮き上り、
接触面が測定部位に接触する接触面積が多くなり、均一
な圧力で挟持することができる。
本体の先端側にあるため、挟持具で生体の測定部位を挟
持したときに、1対の本体を接続する軸部が浮き上り、
接触面が測定部位に接触する接触面積が多くなり、均一
な圧力で挟持することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の生体信号検出用挟
持具の一実施の形態を図面を参照して説明する。
持具の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0010】図1乃至図3に本発明の生体信号検出用挟
持具の一実施の形態の構成を示す。これらの図において
図4に示す従来例の部分と対応する部分には同一の符号
を付してあり、その説明は適宜省略する。本実施の形態
の特徴は本体1,2の中間部を浮遊可能な軸部11で連
結し、本体1,2の外周に配置されたほぼU字状のばね
部材4の先端の作用点4a,4bをそれぞれ本体1,2
の先端近傍に配置した点にある。
持具の一実施の形態の構成を示す。これらの図において
図4に示す従来例の部分と対応する部分には同一の符号
を付してあり、その説明は適宜省略する。本実施の形態
の特徴は本体1,2の中間部を浮遊可能な軸部11で連
結し、本体1,2の外周に配置されたほぼU字状のばね
部材4の先端の作用点4a,4bをそれぞれ本体1,2
の先端近傍に配置した点にある。
【0011】軸部11は図2及び図3に示すように、一
方の本体2の中間部の幅方向の両側に板状の突出部12
を内側に突出して設け、他方の本体1の中間部に円筒状
の回転軸13を幅方向に一体に設けて構成されている。
そして回転軸13を突出部12の間に嵌合することによ
り、回転軸13の幅方向の移動は係止され、回転軸13
の突出部12間の回転及び軸方向に対して直角の方向の
移動が可能となっている。また突出部12間には回転軸
13が摺動自在に係合する半円筒状の凹面14が形成さ
れている。
方の本体2の中間部の幅方向の両側に板状の突出部12
を内側に突出して設け、他方の本体1の中間部に円筒状
の回転軸13を幅方向に一体に設けて構成されている。
そして回転軸13を突出部12の間に嵌合することによ
り、回転軸13の幅方向の移動は係止され、回転軸13
の突出部12間の回転及び軸方向に対して直角の方向の
移動が可能となっている。また突出部12間には回転軸
13が摺動自在に係合する半円筒状の凹面14が形成さ
れている。
【0012】本体1,2の先端にそれぞれ埋設されたL
ED5及びLD6にはリード線15,16が接続されて
おり、リード線15,16はそれぞれ本体1,2の内側
の面に形成された凹溝17,18に沿って引き回され、
本体1の先端に設けられたリード線引き出し部19から
外部に引き出される。
ED5及びLD6にはリード線15,16が接続されて
おり、リード線15,16はそれぞれ本体1,2の内側
の面に形成された凹溝17,18に沿って引き回され、
本体1の先端に設けられたリード線引き出し部19から
外部に引き出される。
【0013】本実施の形態によると、挟持具により耳7
などのばね部材4の作用点4a、4bは回転軸3が浮き
上がっていないときの接触面1a、2aと耳7との部分
接触部よりも先端側にあるため、回転軸13が突出部1
2間で浮き上がり、図1に示すように接触面1a,1b
の耳7に対する接触面積が大きくなる。この結果均一な
圧力で耳7を挟持することができ、脈波などの生体信号
のデータをより正確に得ることができる。
などのばね部材4の作用点4a、4bは回転軸3が浮き
上がっていないときの接触面1a、2aと耳7との部分
接触部よりも先端側にあるため、回転軸13が突出部1
2間で浮き上がり、図1に示すように接触面1a,1b
の耳7に対する接触面積が大きくなる。この結果均一な
圧力で耳7を挟持することができ、脈波などの生体信号
のデータをより正確に得ることができる。
【0014】上記実施の形態では本体1,2の先端にそ
れぞれLED5とLD6を埋設した場合について説明し
たが、一方の本体の先端に皿状電極を取り付けてもよ
い。またリード線15,16の代りに所定の配線が形成
されたフレキシブル基板を用いてもよい。
れぞれLED5とLD6を埋設した場合について説明し
たが、一方の本体の先端に皿状電極を取り付けてもよ
い。またリード線15,16の代りに所定の配線が形成
されたフレキシブル基板を用いてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の生体信号
検出用挟持具によれば、生体の測定部位を挟持する1対
の本体を浮遊可能な軸部で連結し、本体の接触面を測定
部位に押圧付勢するばね部材の作用点を本体の先端側に
配置したので、均一な圧力で測定部位を挟持することが
でき、生体信号を正確に検出することができる。
検出用挟持具によれば、生体の測定部位を挟持する1対
の本体を浮遊可能な軸部で連結し、本体の接触面を測定
部位に押圧付勢するばね部材の作用点を本体の先端側に
配置したので、均一な圧力で測定部位を挟持することが
でき、生体信号を正確に検出することができる。
【図1】本発明の生体信号検出用挟持具の一実施の形態
の構成を示す側面図。
の構成を示す側面図。
【図2】図1の外観斜視図。
【図3】図1の軸部の構成を示す分解斜視図。
【図4】従来の生体信号検出用挟持具の一例の構成を示
す側面図。
す側面図。
1,2 本体 1a,2a 接触面 4 ばね部材 4a,4b 作用点 7 耳(測定部位) 11 軸部
Claims (1)
- 【請求項1】 生体の測定部位を挟持して生体信号を検
出する生体信号検出用挟持具において、 それぞれ先端に前記生体の測定部位に当接する接触面が
対向して形成され、中間部に相互に浮遊可能に嵌合する
軸部が形成された1対の本体と、 前記軸部を中心として前記1対の本体の外周に配置さ
れ、前記接触面を当接する方向に付勢するほぼC字状の
ばね部材とを備え、 該ばね部材の先端の作用点を前記軸部が浮遊しないとき
の前記接触面が前記生体の測定部位に接触する接触点よ
り先端側に配置したことを特徴とする生体信号検出用挟
持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26295196A JPH10108845A (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 生体信号検出用挟持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26295196A JPH10108845A (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 生体信号検出用挟持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10108845A true JPH10108845A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17382824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26295196A Pending JPH10108845A (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 生体信号検出用挟持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10108845A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006038627A1 (ja) * | 2004-10-06 | 2006-04-13 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | 生体情報検出装置 |
JP2011519634A (ja) * | 2008-05-02 | 2011-07-14 | ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ カリフォルニア | 外耳に配置される非侵襲型の生理学的センサ |
JP2013063205A (ja) * | 2011-09-20 | 2013-04-11 | Rohm Co Ltd | 脈波センサ |
-
1996
- 1996-10-03 JP JP26295196A patent/JPH10108845A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006038627A1 (ja) * | 2004-10-06 | 2006-04-13 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | 生体情報検出装置 |
KR100875777B1 (ko) * | 2004-10-06 | 2008-12-26 | 니폰덴신뎅와 가부시키가이샤 | 생체정보 검출장치 |
US8382676B2 (en) | 2004-10-06 | 2013-02-26 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Biologic information detecting apparatus |
US8382675B2 (en) | 2004-10-06 | 2013-02-26 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Biologic information detecting apparatus |
US8652054B2 (en) | 2004-10-06 | 2014-02-18 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Biologic information detecting apparatus |
US8652053B2 (en) | 2004-10-06 | 2014-02-18 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Biologic information detecting apparatus |
US8652052B2 (en) | 2004-10-06 | 2014-02-18 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Biologic information detecting apparatus |
US8657752B2 (en) | 2004-10-06 | 2014-02-25 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Biologic information detecting apparatus |
JP2011519634A (ja) * | 2008-05-02 | 2011-07-14 | ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ カリフォルニア | 外耳に配置される非侵襲型の生理学的センサ |
JP2013063205A (ja) * | 2011-09-20 | 2013-04-11 | Rohm Co Ltd | 脈波センサ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040420 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |