JPH037828Y2 - - Google Patents

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JPH037828Y2
JPH037828Y2 JP1982167430U JP16743082U JPH037828Y2 JP H037828 Y2 JPH037828 Y2 JP H037828Y2 JP 1982167430 U JP1982167430 U JP 1982167430U JP 16743082 U JP16743082 U JP 16743082U JP H037828 Y2 JPH037828 Y2 JP H037828Y2
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JP
Japan
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light
optical fiber
elastic body
receiving element
case
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JP1982167430U
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JPS5971186U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、光学的に接触を検出するタツチセン
サに関する。
(従来の技術) 従来より用いられるタツチセンサは、たとえば
第1図に示すように機械的な検出をなす。すなわ
ち、接触子aの一端部を常閉形の接点b,bに接
触させていて、被検出物cが接触子aに接触する
と、これが軸方向に変位して上記接点b,bが解
放し報知するようになつている。
(考案が解決しようとする課題) このように従来の構造では、一方向にのみしか
検出機能がない。検出対象物としては種々のもの
があるので、場合によつては検出精度が非常に悪
い。たとえば、半径の大きな円筒体の外周面を接
触検出する際は、接触子aが軸方向以外の方向へ
変位するから、別個に治具を設計したり、多方向
に多くのタツチセンサを配置する必要があり、取
扱いが面倒であるとともに検出精度の低下が避け
られないという不都合があつた。
そこで本考案は、上記事情に着目してなされた
ものであり、その目的とするところは、多方向か
らの接触を容易に検出でき、検出精度の向上化を
計れるタツチセンサを提供しようとするものであ
る。
[考案の構成] (課題を解決するための手段と作用) 中間部が被検出物の形状に対応して曲成された
光フアイバと、この光フアイバの一端部をこの一
端部における軸が中心となる放射方向に拡縮する
ように付勢した第1の弾性体と、上記付勢された
上記一端部の入光端面に離間して設けられこの入
射端面に投光する発光素子と、この発光素子およ
び上記第1の弾性体を収容して所定箇所に固設さ
れた第1のケースと、上記光フアイバの軸を横切
りかつ上記光フアイバの両端部を拡縮する方向に
上記光フアイバの他端部を付勢した第2の弾性体
と、上記付勢された上記他端部の出光端面に離間
して設けられこの出光端面からの光を受光する受
光素子と、この受光素子および上記第2の弾性体
を収容して上記第1のケースと所定の間隔をおい
て固設された第2のケースとを備えたもので、光
フアイバの中間部が多方向からの外力を受けて変
位することで、光フアイバの両端部において変位
が生じると、入光角度や出光角度が変化して受光
素子への受光量が変化する。
(実施例) 以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を説
明する。図中1は所定位置に固設され、両端が開
口する円筒体からなる第1のケースで、その中空
部には、一方の端面から発光素子2が挿嵌されて
いる。また、他方の端面からは軸方向に沿つて接
触子であるところの光フアイバ3の一端部を弾性
的に支持した、たとえばシリコンゴムなどからな
る第1の弾性体4が挿嵌されている。上記発光素
子2は光フアイバ3に向けて発光し、互いの光軸
が一致するように装着されている。また、光フア
イバ3の他端部は第2の弾性体5を介して第2の
ケース6に弾性的に支持されるとともにその中間
部は被検出物Sの曲率半径に合せて曲成される。
上記第2のケース6は第1のケース1と同じよう
に両端が開口する円筒体からなり、その一端部に
第2の弾性体5、他端部に受光素子7がそれぞれ
挿嵌され、第1のケース1と所定の間隔をおいて
固設されている。なお、発光素子2および受光素
子7ともリード線8を介して制御回路9に電気的
に接続していて、この制御回路は発光素子2を発
光させるとともに受光素子7に到達する光量の減
少を検知してその検出信号を図示しない報知手段
に送れるようになつている。
次に、上記構成の作用について説明する。被検
出物Sを光フアイバ3の中間曲成部に沿つて回
転、あるいは軸方向に沿つて移動する。被検出物
Sの位置がずれていたり、曲率半径が異なつてい
たり、あるいはまた周面に突起物がある場合は光
フアイバ3に接触する。この光フアイバ3は可撓
性があるから、当然変形するとともにたとえば第
3図に示すように第2のケース6側の端部が弾性
体5の弾性力に抗して傾き位置ずれを生ずる。す
ると、受光素子7に対する光フアイバ3の光軸が
ずれ、その分だけ受光素子7に導かれる光量が減
少する。したがつて、受光素子7は接触を検知す
るところとなり、制御回路9は直ちに適宜の報知
手段を作用させ得る。
また、発光素子2側の光フアイバ3の端部が傾
いて位置ずれを生じた場合も同様に報知手段を作
用できる。すなわち光フアイバ3が傾けば、発光
素子2に対する光軸がずれて導かれる光量が減少
する。受光素子7と光フアイバ3との光軸が一致
していても、受光素子7には減少した光量しか導
かれない。よつて受光素子7は接触を検知すると
ころとなる。このように光フアイバ3の中間部は
多方向からの変位付勢に応じて接触を検知する。
なお、上記実施例においては、光フアイバ3の中
間部を半円状に曲成したが、これに限定されるも
のではなく、要は被検出物Sの一部形状に合せて
曲成すればよい。
また、第1、第2の弾性体4,5はシリコンゴ
ムに限定されるものではなく、たとえば、ばねそ
の他光フアイバが被検出物に接触したとき容易に
変形するものであればよい。
このように本考案の要旨を変えない範囲で種々
変形実施可能である。
[考案の効果] 以上詳述したように、光フアイバに対する多方
向からの接触を確実に、かつ容易に検知でき、検
出精度の向上化を計れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の従来例を示すタツチセンサの
構成図、第2図は本考案の一実施例を示すタツチ
センサの縦断面図、第3図は要部の縦断面図であ
る。 1……第1のケース、2……発光素子、3……
光フアイバ、4……第1の弾性体、5……第2の
弾性体、6……第2のケース、7……受光素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中間部が被検出物の形状に対応して曲成された
    光フアイバと、この光フアイバの一端部をこの一
    端部における軸が中心となる放射方向に拡縮する
    ように付勢した第1の弾性体と、上記付勢された
    上記一端部の入光端面に離間して設けられこの入
    射端面に投光する発光素子と、この発光素子およ
    び上記第1の弾性体を収容して所定箇所に固設さ
    れた第1のケースと、上記光フアイバの軸を横切
    りかつ上記光フアイバの両端部を拡縮する方向に
    上記光フアイバの他端部を付勢した第2の弾性体
    と、上記付勢された上記他端部の出光端面に離間
    して設けられこの出光端面からの光を受光する受
    光素子と、この受光素子および上記第2の弾性体
    を収容して上記第1のケースと所定の間隔をおい
    て固設された第2のケースとを備えたことを特徴
    とするタツチセンサ。
JP16743082U 1982-11-05 1982-11-05 タツチセンサ Granted JPS5971186U (ja)

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JP16743082U JPS5971186U (ja) 1982-11-05 1982-11-05 タツチセンサ

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JPS5971186U JPS5971186U (ja) 1984-05-15
JPH037828Y2 true JPH037828Y2 (ja) 1991-02-26

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JPS5323164U (ja) * 1976-08-05 1978-02-27

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