JPH02118415A - 位置検出器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は各種の計測器や産業機械において、回転角度の
検出に用いられるロータリーエンコーダ等の位置換″出
器に関するものである。

従来の技術 以下、従来の位置検出器の一例について図面を参照して
説明する。第２図は従来の位置検出器の断面図である。

同図において、１は回転部材であシ、検出対象に結合さ
れ、その回転を伝える。３は符号板であり、光を透過遮
断する様にスリットが設けられている。４は軸受、５は
本体、６は光源、７は受光部である。８は接着剤であり
回転部材１と符号板３を結合する。

以上の様に構成された位置検出器についてその動作を説
明する。光源６の光は符号板３のスリットを通のして受
光部７に達する。符号板３の動きによりその光はスリッ
トにさえぎられて断続する。

この光の断続や光量の変化を受光部７で検出し、信号と
して出力する。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の様な構成では、位置検出器の設置さ
れている環境温度が、位置検出器の製作された温度と著
しく離れだ場合、回転部材１と符号板３の使用材料によ
っては、熱膨張率の差により応力を生ずる。従来−船釣
には高精度な位置検出器には、回転部材には金属を、符
号板にはガラス板にスリットを加工して使用しているだ
め、上記応力により、ガラス製の符号板の破損が生ずる
という問題点を有していた。

課題を解決するための手段 上記問題点を解決する為に本発明の位置検出器は、回転
部材に径方向に薄肉部を設け、そこに符号板を固定する
という特徴を備えたものである。

作　　用 本発明によれば、回転部材に設けられた薄肉部は径方向
に変形し、たわみやすいため、回転部材と符号板の熱変
形量に差が生じた場合、薄肉部が変形することによυそ
の熱変形量の差を吸収し、符号板に生ずる応力を減する
ことができる。

実施例 以下本発明の一実施例の位置検出器について以下図面を
参照しながら説明する。第１図は本発明の実施例におけ
る位置検出器の断面図である。同図において、２は回転
部材１に径方向に設けられた薄肉部である。符号板３は
ここで回転部材１に接着剤８で結合される。他の溝成は
第２図で説明した従来例と同じである。

以上の様に本実施例によれば、環境温度が製作温度と著
しく離れ、回転部材と符号板のそれぞれの熱変形量の差
が大きくなった場合、回転部材に径方向に設けた薄肉部
が径方向に変形し、前記の熱変形量の差を吸収できるた
め、符号板に生じる応力を減少でき、符号板の破損を防
止することができる。

なお、本発明の実施例を透過光検出型の光電式ロークリ
エンコーダを用いて説明したが、反射型でも、磁気式等
の餞の形式の位置検出器でもよい。

また、回転部材と符号板の結合には接着剤を用いたが、
他の方式でもよく、互いに固定されればよい。

また、符号板はガラヌ製１回転部材は金属としたが、他
の材料、例えばセラミックやプラスチック等でもよく、
互いの熱変形量に差が生じ、その差が許容できる全以上
となる環境での使用において効果を有することは同様で
ある。

また、符号板と回転部材の固定は、符号板の内側端面で
行っているが、他の場所でもよく、要は回転部材に設け
た薄肉部で固定されればよい。

発明の効果 本発明によれば、回転部材に径方向に設けた薄肉部で符
号板を結合することにより、回転部材と符号板の熱変形
の差による応力を減じ、符号板の破損を防止することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における位置検出器の断面図、
第２図は従来の位置検出器の断面図である。 １・・・・・・回転部材、２・・・・・・薄肉部、３・
・・・・・符号板、４・・・・・・軸受、５・・・・・
・本体、６・・・・・・光源、７・・・・・・受光部、
８・・・・・・接着剤。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 符号板の回転による信号変化を検出しこれを出力する位
   置検出器において、径方向に対し薄肉部を有する回転部
   材と、前記薄肉部において前記回転部材に固定される符
   号板とを有したことを特徴とする位置検出器。