JP2000060810A - 頸動脈波検出装置 - Google Patents

頸動脈波検出装置

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JP2000060810A
JP2000060810A JP10233843A JP23384398A JP2000060810A JP 2000060810 A JP2000060810 A JP 2000060810A JP 10233843 A JP10233843 A JP 10233843A JP 23384398 A JP23384398 A JP 23384398A JP 2000060810 A JP2000060810 A JP 2000060810A
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敏彦 小椋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 頸動脈波を安定して検出することができる頸
動脈波検出装置を提供する。 【解決手段】 頸動脈波検出装置10が生体の頸に装着
されると、ハウジング29に固定された固定センサ56
が把持装置12の縮径方向への弾性復帰力により生体の
頸を押圧し、さらにその固定センサ56の両側に位置す
る2つの可動センサ58は固定センサ56の押圧方向に
付勢されていることから、その2つの可動センサ58も
生体の頸を押圧するので、押圧状態が安定する。また、
頸動脈波検出装置10の装着位置は、演算制御回路11
4において、固定センサ56により検出される脈波の振
動成分AC1と、可動センサ58により検出される脈波
の振動成分ACa、ACbとが比較されるので、固定セ
ンサ56により検出される脈波の振動成分AC1が可動
センサ58により検出される脈波の振動成分ACa、A
Cbよりも大きくなる位置に頸動脈波検出装置10の装
着位置が決定できる。すなわち、固定センサ56を正確
に頸動脈の上部に位置させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、頸動脈から発生す
る脈波を検出する頸動脈波検出装置に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】診断を目的とする頸動脈波形の検出や、
脈波伝播速度の基準点とする頸動脈波の検出などのため
に、手で保持し或いは所定のバネ式ホルダで保持した圧
力検出素子を頸動脈に対して所定の押圧力で押圧するこ
とにより、その頸動脈から発生する脈波を検出する頸動
脈波検出装置が種々提案されている。 【0003】 【発明が解決すべき課題】ところで、生体の頸は複雑な
凹凸形状であり、且つその凹凸形状は変化し易い。そし
て、頸動脈はその頸部の表皮下に存在することから、上
記手で保持し或いは所定のバネ式ホルダで保持した圧力
検出素子を頸動脈に対して所定の押圧力で押圧する形式
の頸動脈波検出装置では、上記圧力検出素子の押圧位置
を頸動脈の上部に正確に決定することが困難であるばか
りでなく、正確に位置決めされた場合でも比較的長時間
にわたって安定して正確な押圧状態を維持することが困
難であった。 【0004】これに対し、本出願人が先に出願した特願
平8−306172号記載の頸動脈波検出装置は、図7
の頸動脈波を検出する脈波検出プローブ130に示され
るように、並列させられた複数個の押圧方向移動部材1
32の間に、押圧方向に直交する横方向の移動可能に設
けられた横方向移動部材134が介挿され、横方向移動
部材134の一対の側面136が押圧方向移動部材13
2の側面138に摺接させられているので、頸動脈波検
出装置が頸部に装着されて脈波検出プローブ130が頸
部表面に押圧されると、複数の押圧方向移動部材132
は、その押圧面140における圧力が等しくなるように
その押圧方向の移動位置が決定される。これにより、頸
動脈は、それと交差する方向に配列された複数の押圧方
向移動部材132の押圧面により押圧されることになる
ので、頸部の表面の凹凸形状が複雑であって変化し易い
ものであるにもかかわらず、頸動脈に対する押圧方向移
動部材132の押圧条件が好適に安定する。 【0005】しかしながら、上記公報記載の頸動脈波検
出装置は、頸動脈の脈動による押圧面の圧力の変化によ
っても、押圧方向移動部材がその押圧方向に移動してし
まうため、頸動脈の脈圧が正確に検出できない場合や、
検出された頸動脈波の立ち上がりがなまって実際の頸動
脈波の立ち上がりよりも遅れてしまう場合があるという
問題があった。 【0006】本発明は、以上の事情を背景として為され
たものであり、その目的とするところは、頸動脈波を安
定して検出することができる頸動脈波検出装置を提供す
ることにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の要旨とするところは、生体の頸動脈に押圧さ
れて該頸動脈から脈波を検出する頸動脈波検出装置であ
って、(a) 開口部が長穴状に開口する収容穴を備えたハ
ウジングと、(b) 該ハウジングの収容穴に固定された状
態で、前記生体の頸動脈を押圧する固定センサと、(c)
前記頸動脈の径よりも大きい間隔で該固定センサの両側
に位置するように前記ハウジングの収容穴に収容される
とともに、該固定センサの押圧方向に付勢されることに
より、該固定センサの押圧方向に移動可能とされた少な
くとも2つの可動センサと、(d)前記生体の頸を把持す
るために全体として一平面内で湾曲させられるとともに
弾性復帰力により縮径方向に付勢され、前記ハウジング
の収容穴の長穴状の開口部が前記頸動脈を横断する方向
となるように、そのハウジングが一端部に装着された把
持装置と、(e) 前記固定センサにより検出される脈波の
振動成分と、前記少なくとも2つの可動センサにより検
出される脈波の振動成分とを比較する比較装置とを、含
むことにある。 【0008】 【発明の効果】このようにすれば、頸動脈波検出装置が
生体の頸に装着されると、ハウジングに固定された固定
センサが把持装置の縮径方向への弾性復帰力により生体
の頸を押圧し、さらにその固定センサの両側に位置する
少なくとも2つの可動センサは固定センサの押圧方向に
付勢されていることから、その少なくとも2つの可動セ
ンサも生体の頸を押圧するので、押圧状態が安定する。
また、頸動脈波検出装置の装着位置は、比較装置におい
て、固定センサにより検出される脈波の振動成分と、可
動センサにより検出される脈波の振動成分とが比較され
るので、固定センサにより検出される脈波の振動成分が
可動センサにより検出される脈波の振動成分よりも大き
くなる位置に頸動脈波検出装置の装着位置が決定でき
る。すなわち、固定センサを正確に頸動脈の上部に位置
させることができる。 【0009】 【発明の他の態様】ここで、好適には、前記頸動脈波検
出装置は、前記ハウジングが前記把持装置の一端部に対
して、前記一平面内において前記把持装置の内側に位置
し且つ該一平面に垂直な揺動中心軸まわりの揺動が可能
に、そのハウジングとその把持装置の一端部とを連結す
る揺動連結装置と、そのハウジングと揺動連結装置との
間の摺動抵抗により、一定力以下でのハウジングの前記
把持装置に対する揺動を阻止する揺動阻止装置とを、さ
らに含むものである。このようにすれば、揺動連結装置
により、ハウジングと把持装置の一端部とが揺動可能に
連結されているので、頸部の表面の凹凸形状が複雑であ
っても、ハウジングを揺動させることにより、ハウジン
グに収容された固定センサを頸部の表面の形状に適合し
た位置に決定することができ、ハウジングの位置が決定
されて頸動脈波が検出されている状態では、揺動阻止装
置により、ハウジングの把持装置に対する一定力以下で
の揺動が阻止される。すなわち、頸動脈の脈圧程度での
ハウジングの把持装置に対する揺動が阻止されるので、
検出される頸動脈波の立ち上がりがなまることを防止で
きる。 【0010】また、好適には、前記把持装置は、前記ハ
ウジングを支持する支持部材と、その支持部材に連結さ
れて前記生体の頸の外周面のうち前記ハウジングに収容
された固定センサによる押圧部位と反対側の部位に接触
させられる接触部材とを有し、その把持装置の支持部材
と接触部材とは、それらの基端部が前記一平面に直交す
る一軸まわりに相互に回動可能に連結され、且つその一
軸まわりにその支持部材と接触部材とが相互に接近する
方向へ回動するように付勢するスプリングが設けられた
ものである。このようにすれば、生体の頸径の変化範囲
が広くても把持装置が適切に生体の頸を挟持できる利点
がある。 【0011】また、好適には、前記把持装置には、前記
支持部材および接触部材の基端部に、その支持部材およ
び接触部材の外側且つ前記一平面内において突設された
一対の把手が備えられている。このようにすれば、片手
で一対の把手を握って、その一対の把手を相互に接近す
る方向に移動させることにより、把持装置の支持部材と
接触部材とを前記一軸まわりに相互に離隔する方向へ回
動させることができるので、片手で前記頸動脈波検出装
置を生体の頸に装着することができる。 【0012】また、好適には、前記把持装置には、前記
支持部材と前記接触部材との相互の回動を手動操作に基
づいて選択的に禁止する回動禁止装置を備えたものであ
る。このようにすれば、把持装置により前記生体の頸が
把持された状態で、回動禁止装置により、支持部材と接
触部材との相互の回動を禁止できることから、頸動脈の
脈動によって支持部材と接触部材とが相互に離隔する方
向に回動させられることがなくなるので、正確に頸動脈
波が検出できる利点がある。 【0013】 【発明の好適な実施の形態】以下、本発明の一実施例を
図面に基づいて詳細に説明する。図1は、生体の頸動脈
に押圧されてその頸動脈から脈波を検出する頸動脈波検
出装置10の外観構成を説明する図である。 【0014】図1において、頸動脈波検出装置10は、
生体の首を把持するために全体として一平面内で湾曲さ
せられるとともに弾性復帰力により縮径方向に付勢され
た把持装置12と、その一端部に装着された頸動脈波セ
ンサ14と、その頸動脈波センサ14が把持装置12の
一端部に対して、上記一平面内において把持装置12の
内側に位置し且つ上記一平面に垂直な揺動中心軸Cまわ
りの揺動が可能に、それら把持装置12および頸動脈波
センサ14を揺動可能に相互に連結する揺動連結装置1
6とを備えている。 【0015】上記把持装置12は、合成樹脂製の比較的
剛性が高く湾曲した形状を備えて頸動脈波センサ14を
支持する支持部材20と、合成樹脂から湾曲して形成さ
れることにより弾性変形可能な接触部材22と、一端部
が接触部材22の基端部に固設され、他端部が支持部2
0の基端部と回動可能に連結されることにより、支持部
材20と接触部材22とを回動可能に連結する比較的剛
性の高い連結部材24とを備えている。 【0016】前記支持部材20は、頸動脈波センサ14
を支持するためのものであって、図1のA−A線断面図
である図2に示されるように、上記一平面に平行な面に
より分割された表側部材26と裏側部材28とが互いに
組み合わせられ、且つ固定されることにより構成されて
いる。なお、頸動脈波センサ14のハウジング29も、
上記一平面に平行な面により分割された表側部材30と
裏側部材31とが互いに組み合わせられ、且つ図1に示
されるように、2つのねじ32により、その表側部材3
0と裏側部材31が固定されて構成されている。 【0017】図1に示されるように、支持部材20の先
端部には、その幅方向に所定の間隔を隔て且つ円弧状の
案内穴33をそれぞれ備えた一対の支持ブラケット34
が内周側に突き出すように設けられており、頸動脈波セ
ンサ14のハウジング29の側面にそれぞれ突設された
一対の係合突起35が、その案内穴33に収容されてそ
の内壁面に係合されるようになっているので、頸動脈波
センサ14の支持部材20からの脱落が防止されるよう
になっている。また、上記案内穴33は揺動中心軸Cを
中心とする円弧に沿って形成されるので、その案内穴3
3によって上記係合突起35が案内されることにより、
頸動脈波センサ14は支持部材20の一端部に対して揺
動中心軸Cまわりに揺動可能に連結されている。従っ
て、上記案内穴33が形成された支持ブラケット34お
よび係合突起35が、前記揺動連結装置16を構成して
いる。 【0018】また、上記連結部材24および支持部材2
0の基端部には、前記一平面内において、把持装置12
の外側方向へ一対の把手36が固設され、片手でその一
対の把手36を握ることができるようにされている。す
なわち、片手でその一対の把手36を握ることにより、
把持装置12を拡径させることができる。 【0019】さらに、前記連結部材24には、回動禁止
装置38が備えられて、手動操作に基づいて選択的に支
持部材20と接触部材22との相互の回動を禁止する。
すなわち、回動禁止装置38は、前記支持部材20に対
して接近離隔方向に、前記連結部材24に設けられた案
内溝40と、その案内溝40と係合する図示しない係合
突起を備え且つ支持部材20の基端面42と同一の形状
の当接面を有する当接部材44と、一端部が前記連結部
材24に回動可能に固設された長手状の第1板状部材4
6と、上記第1板状部材46の他端部に一端部が回動可
能に連結され、他端部が当接部材44に対して略垂直に
固設された長手状の第2板状部材48とを備え、上記第
1板状部材46と第2板状部材48との連結部を径方向
内側に移動させると、上記当接部材44が上記案内溝4
0に沿って支持部材20に接近する方向に移動し、その
当接部材44の当接面が支持部材20の基端面42に当
接させられて、その当接部材44の当接面と支持部材2
0の基端面42との間の摩擦により、支持部材20と接
触部材22との間の相互の回動が禁止される。 【0020】ここで、本実施例の接触部材22は、その
幅寸法は程一定であるが、径方向の厚み寸法が基端部か
ら先端部へ向かうほど小さく形成されているので、同じ
厚み寸法のものに比較して、頸の径が変化したとき、た
とえばその頭の径が拡大して長手方向においてその曲率
が同様の円弧とされたとき、その内周面のうちの略全域
が頸の表面に接触してその接触面積が充分に得られると
ともに、それに対する面圧が比較的均等に分布される。 【0021】図3は、前記頸動脈波検出装置10の構成
を詳しく説明するために、前記支持部材20の表側部材
26および頸動脈波センサ14のハウジング29の表側
部材30を取り外した状態で、前記頸動脈波検出装置1
0の一部を切り欠いて示す図である。 【0022】前記頸動脈波センサ14において、ハウジ
ング29の裏側部材31および図3には図示しない表側
部材30は、偏平な略楕円形であり、裏側部材31の円
柱突起50に設けられたねじ孔52に、前記ねじ32が
表側部材30を介して螺合することにより、表側部材3
0と裏側部材31とが互いに組み合わせられ、長穴状に
開口する収容穴54を備えたハウジング29が形成され
る。 【0023】その収容穴54には、固定センサ56と、
2つの可動センサ58a、58b(以下、特に区別しな
いときは単に可動センサ58とする。)が並列に収容さ
れている。上記固定センサ56は、図2にも示されてい
るように、ハウジング29に固定軸として機能するピン
60により固定され、2つの可動センサ58は、その固
定センサ56の両側に位置している。可動センサ58
は、上記固定センサ56側とは反対側の側面62から突
設された一対の突条64が、ハウジング29に設けられ
た略径方向の案内溝66と係合することにより、その案
内溝66に沿って移動可能にハウジング29に保持され
ている。 【0024】前記揺動中心軸Cは、装着時において頸動
脈の中心に略位置するように、上記固定センサ56の中
心線上であってその押圧面68の中心近傍に略位置させ
られている。固定センサ56には、頸動脈に向かって押
圧される上記押圧面68と、その押圧面68からの圧力
を検出する圧力検出素子70と、その押圧面68から離
れるほど相互の距離が小さくなる一対の側面72とを備
えており、押圧面68側の端部がハウジング29から露
出した状態で上記収容穴54に収容されている。また、
可動センサ58にも、上記固定センサ56と同様に押圧
面68および圧力検出素子70が備えられており、前記
案内溝66と係合する突条64が設けられている側の側
面62とは反対側の側面74は、押圧面68から離れる
ほど反対側の側面62との距離が小さくなるように構成
されている。 【0025】上記固定センサ56と可動センサ58との
間には、上記収容穴54の内側へ向かうほど相互の間隔
が大きくなる一対の側面76が形成された介挿部材78
が介挿され、その介挿部材78の側面76が可動センサ
58の固定センサ56側の側面74と摺接させられてい
る。上記介挿部材78の底部には、円柱状の穴80が設
けられ、その穴80にスプリング82の一端が挿入さ
れ、スプリング82の他端は、ハウジング29の収容穴
54とは反対側の壁に備えられた円柱突起84と嵌合し
ているので、前記可動センサ58は、押圧方向に付勢さ
れている。 【0026】リード線86は、一端が固定センサ56ま
たは可動センサ58に備えられた前記圧力検出素子70
に接続され、他端がフレキシブルケーブル88の一端に
接続されている。そして、フレキシブルケーブル88の
他端は、支持部材20の内部において、コード90に収
容されたリード線92に接続されているので、前記圧力
検出素子70により検出された脈波信号は、リード線7
4、フレキシブルケーブル88およびリード線92をを
介して、後述の測定回路110に供給される。 【0027】また、ハウジング29の裏側部材31の前
記支持部材20と接触する側の外縁には、2つの車軸9
4が設けられ、その車軸94に車輪96が嵌め入れられ
ることにより、頸動脈波センサ14と支持部材20との
間に隙間が形成されて、頸動脈波センサ14と支持部材
20との押圧方向の摩擦抵抗が小さくされている。 【0028】上記支持部材20の基端部と前記連結部材
24の一端部とは、その連結部材24の一端部に設けら
れた穴部96内に裏側部材28の基端部に設けられた円
柱状突起98が嵌め入れられることにより、その円柱状
突起98のまわりに回動可能に相互に連結されている。 【0029】また、穴部96と円柱状突起98との間の
空間に設けられる巻きばね100により、上記支持部材
20および連結部材24は相互に接近する方向、それら
が閉じる方向、或いは支持部材20および接触部材22
の相互の湾曲形状が形成する円の縮径方向に付勢されて
いる。 【0030】また、上記接触部材22の基端部は、2つ
のねじ102によって、連結部材24に固設され、前記
一対の把手36も、ねじ104により支持部材20およ
び連結部材24にそれぞれ固設されている。 【0031】前記頸動脈波センサ14のハウジング29
には、図4の頸動脈波センサ14の外観を示す平面図に
も示されるように、ハウジング29の側面、すなわち、
前記支持ブラケット34と対向する面に、少なくとも一
つ(本実施例では一つ)の揺動阻止装置105が設けら
れている。この揺動阻止装置105は、検出される頸動
脈波の立ち上がりがなまること、すなわち、脈波の立ち
上がりが鈍くなることを防止するため、頸動脈波センサ
14の支持ブラケット34に対する摺動抵抗を増加させ
て、一定力以下での頸動脈波センサ14の支持部材20
に対する揺動を阻止するものであり、長手状の板ばね1
06と、その板ばね106の先端部に設けられた半球状
の突起108とを備えている。上記板ばね106は、前
記頸動脈波センサ14が支持部材20に支持されていな
い状態では、板ばね106の先端部からハウジング29
の側面までの距離が、前記頸動脈波センサ14が支持部
材20に支持された時の、ハウジング29の側面と支持
ブラケット34の内壁面との距離よりも大きくなるよう
に構成されている。そのため、頸動脈波センサ14が支
持部材20に支持されると、上記突起108が支持ブラ
ケット34の内壁面を押圧して、頸動脈波センサ14の
支持ブラケット34に対する摺動抵抗を増加させて、一
定力以下での頸動脈波センサ14の支持部材20に対す
る揺動を阻止する。なお、この揺動阻止装置105によ
る摺動抵抗は、把持装置12の縮径力、すなわち、頸動
脈波センサ14の押圧力にほとんど影響されないことか
ら、患者の頸の径に係わらず一定の摺動抵抗とすること
ができる。 【0032】図5は、上記測定回路110の電気的構成
の要部を説明するブロック線図である。図において、固
定センサ56から出力された脈波信号SM1、および2
つの可動センサ58から出力された脈波信号SMa、S
Mbは、A/D変換器112を介して、演算制御回路1
14へ供給される。演算制御回路114は、CPU11
6、ROM118、RAM120、出力インターフェー
ス122などを備える所謂マイクロコンピュータであっ
て、CPU116は、RAM120の記憶機能を利用し
つつROM118に予め記憶されたプログラムに従って
脈波信号SM1の振動成分AC1、および脈波信号SM
a、SMbの振動成分ACa、ACbの大きさを比較
し、表示器124のその結果を表示させるための発光信
号SEを出力する。これにより、上記演算制御回路11
4は、比較装置として機能している。 【0033】表示器124には、固定センサ56および
可動センサ58の数に対応する3つの発光素子126が
備えられており、上記演算制御回路114から出力され
る発光信号SEに従って、表示器124の発光素子12
6の一つが発光する。すなわち、演算制御回路114に
おいて、脈波信号SM1の振動成分AC1が最も大きい
と判断された場合は、中央の発光素子126が発光させ
られ、脈波信号SMaの振動成分ACaが最も大きいと
判断された場合は、左端の発光素子126が発光させら
れ、脈波信号SMbの振動成分ACbが最も大きいと判
断された場合は、右端の発光素子126が発光させられ
る。これにより、頸動脈波検出装置10を操作する者
は、中央の発光素子126が発光するようにその装着位
置を調整することにより、固定センサ56が頸動脈の上
部に来るように頸動脈波検出装置10を装着することが
できる。 【0034】図6は、上記演算制御回路114の制御作
動の一例であって、その要部を説明するフローチャート
である。図6において、ステップ(以下、ステップを省
略する。)S1では、固定センサ56から出力される脈
波信号SM1、可動センサ58から出力される脈波信号
SMa、SMbが読み込まれる。次いで、S2では、S
1で読み込まれた脈波信号SM1、SMa、SMbのそ
れぞれの振動成分AC1、ACa、ACbが算出され
る。 【0035】続くS3では、上記S2において算出され
た振動成分AC1、ACa、ACbの大きさが比較され
て、最も大きい振動成分が決定され、次いでS4におい
て、上記S3において決定された内容に基づいて、表示
器124の所定の発光素子126を発光させる発光信号
SEが出力される。 【0036】上述のように、本実施例によれば、頸動脈
波検出装置10が生体の頸に装着されると、ハウジング
29に固定された固定センサ56が把持装置12の縮径
方向への弾性復帰力により生体の頸を押圧し、さらにそ
の固定センサ56の両側に位置する2つの可動センサ5
8は固定センサ56の押圧方向に付勢されていることか
ら、その2つの可動センサ58も生体の頸を押圧するの
で、押圧状態が安定する。また、頸動脈波検出装置10
の装着位置は、演算制御回路114において、固定セン
サ56により検出される脈波の振動成分AC1と、可動
センサ58により検出される脈波の振動成分ACa、A
Cbとが比較されるので、固定センサ56により検出さ
れる脈波の振動成分AC1が可動センサ58により検出
される脈波の振動成分ACa、ACbよりも大きくなる
位置に頸動脈波検出装置10の装着位置が決定できる。
すなわち、固定センサ56を正確に頸動脈の上部に位置
させることができる。 【0037】また、本実施例によれば、揺動連結装置1
6により、ハウジング29と把持装置12の一端部とが
揺動可能に連結されているので、頸部の表面の凹凸形状
が複雑であっても、ハウジング29を揺動させることに
より、ハウジング29に収容された固定センサ56を頸
部の表面の形状に適合した位置に決定することができ、
ハウジング29の位置が決定されて頸動脈波が検出され
ている状態では、揺動阻止装置105により、ハウジン
グ29の把持装置12に対する一定力以下での揺動が阻
止される。すなわち、頸動脈の脈圧程度でのハウジング
29の把持装置12に対する揺動が阻止されるので、検
出される頸動脈波の立ち上がりがなまることを防止でき
る。 【0038】また、本実施例によれば、把持装置12に
おいて、支持部材20と接触部材22とは、連結部材2
4により、それらの基端部が前記一平面に直交する一軸
まわりに相互に回動可能に連結され、且つその一軸まわ
りにその支持部材20と接触部材22とが相互に接近す
る方向へ回動するように付勢する巻きばね100が設け
られたものであるので、生体の頸径の変化範囲が広くて
も把持装置12が適切に生体の頸を挟持できる利点があ
る。 【0039】また、本実施例によれば、把持装置12に
は、支持部材20および接触部材22の基端部に、その
支持部材20および接触部材22の外側且つ前記一平面
内において突設された一対の把手36が備えられ、片手
で一対の把手36を握って、その一対の把手36を相互
に接近する方向に移動させることにより、把持装置12
の支持部材20と接触部材22とを前記一軸まわりに相
互に離隔する方向へ回動させることができるので、片手
で前記頸動脈波検出装置10を生体の頸に装着すること
ができる。 【0040】また、本実施例によれば、把持装置12に
より前記生体の頸が把持された状態で、回動禁止装置3
8により、支持部材20と接触部材22との相互の回動
を禁止できることから、頸動脈の脈動によって支持部材
20と接触部材22とが相互に離隔する方向に回動させ
られることがなくなるので、正確に頸動脈波が検出でき
る利点がある。 【0041】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明したが、本発明はその他の態様においても適用され
る。 【0042】たとえば、前述の実施例では、2つの可動
センサ58が、固定センサ56の両側に一つずつ位置す
るように備えられていたが、3つ以上の可動センサ58
が備えられてもよい。 【0043】また、前述の実施例では、ハウジング29
に一つの揺動阻止装置105が備えられていたが、2つ
以上の揺動阻止装置105が備えられることにより、頸
動脈波センサ14が支持部材20に対して揺動する際に
必要とされる力が調整されてもよい。或いは、ハウジン
グ29と一対の支持ブラケット34との接触抵抗によ
り、ハウジング29の支持部材20に対する揺動が阻止
されるものであってもよい。すなわち、ハウジング29
の肉厚、または、一対の支持ブラケット34の肉厚を調
整して、ハウジング29と支持ブラケット34とが接す
るようにすることにより揺動阻止装置が構成されてもよ
い。 【0044】また、前述の実施例の揺動連結装置16
は、一平面内で湾曲させられた把持装置12のその一平
面内においてその把持装置12の内側に位置し且つ上記
一平面に垂直な揺動中心軸Cまわりの揺動が可能に、ハ
ウジング56と把持装置12の一端部とを連結するもの
であったが、揺動中心軸Cは必ずしも把持装置12の内
側に位置するものでなくてもよい。 【0045】また、前述の実施例では、介挿部材78の
側面76と可動センサ58の側面74が摺接させられ、
且つ介挿部材78がスプリング82により付勢されてい
ることから、可動センサ58が押圧方向に付勢されてい
たが、可動センサ58自体が、スプリング82により付
勢されてもよい。たとえば、介挿部材78と可動センサ
58とを一体とした略直方体形状に可動センサが構成さ
れ、その略直方体形状の可動センサがスプリング82に
より付勢されてもよい。 【0046】その他、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において種々変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例である頸動脈波検出装置の構
成を説明する正面図である。 【図2】図1のA−A線断面図である。 【図3】図1の実施例の頸動脈波検出装置から、支持部
材およびハウジングの表側部材を除去し、一部を切り欠
いた図である。 【図4】図1の実施例の頸動脈波センサの平面図であ
る。 【図5】図1の実施例の頸動脈波検出装置の電気的構成
を説明するブロック図である。 【図6】図1の実施例において、頸動脈波検出装置の演
算制御回路の制御作動の要部を説明するフローチャート
である。 【図7】従来の頸動脈波検出装置に備えられる脈波検出
プローブの構成を説明する図である。 【符合の説明】 10:頸動脈波検出装置 12:把持装置 16:揺動連結装置 20:支持部材 22:接触部材 29:ハウジング 36:把手 38:回動禁止装置 56:固定センサ 58:可動センサ 60:ピン(固定軸) 105:揺動阻止装置 114:演算制御回路(比較装置)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 生体の頸動脈に押圧されて該頸動脈から
    脈波を検出する頸動脈波検出装置であって、 開口部が長穴状に開口する収容穴を備えたハウジング
    と、 該ハウジングの収容穴に固定された状態で、前記生体の
    頸動脈を押圧する固定センサと、 前記頸動脈の径よりも大きい間隔で該固定センサの両側
    に位置するように前記ハウジングの収容穴に収容される
    とともに、該固定センサの押圧方向に付勢されることに
    より、該固定センサの押圧方向に移動可能とされた少な
    くとも2つの可動センサと、 前記生体の頸を把持するために全体として一平面内で湾
    曲させられるとともに弾性復帰力により縮径方向に付勢
    され、前記ハウジングの収容穴の長穴状の開口部が前記
    頸動脈を横断する方向となるように、該ハウジングが一
    端部に装着された把持装置と、 前記固定センサにより検出される脈波の振動成分と、前
    記少なくとも2つの可動センサにより検出される脈波の
    振動成分とを比較する比較装置とを、含むことを特徴と
    する頸動脈波検出装置。
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