JPH10108465A - 電力使用系の保護回路 - Google Patents

電力使用系の保護回路

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JPH10108465A
JPH10108465A JP28003496A JP28003496A JPH10108465A JP H10108465 A JPH10108465 A JP H10108465A JP 28003496 A JP28003496 A JP 28003496A JP 28003496 A JP28003496 A JP 28003496A JP H10108465 A JPH10108465 A JP H10108465A
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H7/00Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力使用系や変圧器の安全性を向上させるこ
とができる電力使用系の保護回路を提供する。 【解決手段】 1次側ラインより変圧器10に入力され
た電力を複数の2次側ライン24A〜24Eに分配して
電力使用系2に供給する電力使用系の保護回路におい
て、前記1次側ラインに介設された1次側電力遮断器1
8と、前記2次側ラインのそれぞれに介設された複数の
2次側電力遮断器34A〜34Eと、この各2次側電力
遮断器と関連して動作するように対応して設けられた複
数の補助スイッチ部36A〜36Eと、前記各スイッチ
部の内、いずれか1つがオフしたことに応答して前記1
次側電力遮断器をオフする保護リレー部38とを備える
ように構成する。これにより、2次側電力遮断器に連動
していずれか1つの補助スイッチ部がオフすると、1次
側電力遮断器が遮断され、変圧器への電力供給を断つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力使用系の保護
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電力供給源からの供給電力を変
圧器で変換して多数の電力使用系に分配するようにした
電気回路系においては、高い安全対策が求められる。こ
の安全対策を施す従来の保護回路は、負荷電流、すなわ
ち2次側電流による変圧器の温度をサーモスタットや温
度ヒューズ等よりなる温度センサにより監視し、過昇温
した時に温度センサが作動することにより変圧器の1次
側に設けた電力遮断器を断路制御する。これにより、変
圧器への電力供給を遮断して、電力使用系及び変圧器の
安全を確保するようになっている。これを図5に示す回
路構成を参照して具体的に説明する。ここでは電力使用
系として半導体ウエハを熱処理する縦型半導体製造装置
を例にとって説明する。図中、2は縦型半導体製造装置
であり、石英製の処理容器4内には図示しないウエハボ
ートに支持された多数枚の半導体ウエハが挿脱自在に収
容されている。この処理容器4の外側にはこれを囲むよ
うに加熱ヒータ6が配置されて加熱炉8を構成してい
る。ここでは、上記加熱ヒータ6は、複数、例えば5つ
に分割されてゾーンヒータ6A〜6Eを構成しており、
各ゾーンヒータ6A〜6Eに個別に電力を供給して個別
に温度コントロールができるようになっている。
【0003】この加熱ヒータ6に電力を供給する電力供
給系は、変圧器10を有しており、この1次側コイル1
2に、電源14から1次側ライン16を介して例えば3
相交流が入力されており、この1次側ライン16に所定
の電力以上になるとオフ動作する1次側電力遮断器18
を介設している。また、変圧器10の2次側に上記ゾー
ンヒータ6A〜6Eの数に対応した数の2次側コイル2
0A〜20Eが設けられる。各コイルは、各2次側ライ
ン24A〜24Eに接続されて、例えばSCR素子より
なる電力制御部22を介して対応するゾーンヒータに接
続されており、個別に電力を制御しつつ供給するように
なっている。そして、変圧器10内には温度センサとし
て例えばサーモスタット26が設けられており、これが
所定の温度以上になった時に何らかの故障が生じたもの
として開閉制御部28は上記1次側電力遮断器8をオフ
して変圧器10への電力供給を遮断するようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな保護回路では、変圧器10の温度が過昇温になるよ
うな事故が発生すれば、それなりにサーモスタット26
が動作して全体の安全性を維持することが可能である。
しかしながら、例えば5つの2次側コイル20A〜20
Eの内、1つのコイルに過電流が生じたような場合であ
っても、変圧器温度がサーモスタット26の作動温度に
達しないような場合も生じ、この場合には変圧器10の
電力供給が続行されるので電力使用系の故障部分の損傷
が拡大したり、或いは対応する2次側コイルが焼損した
りするという問題が発生してしまう。本発明は、以上の
ような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案さ
れたものである。本発明の目的は、電力使用系や変圧器
の安全性を向上させることができる電力使用系の保護回
路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、1次側ラインより変圧器に入力された
電力を複数の2次側ラインに分配して電力使用系に供給
する電力使用系の保護回路において、前記1次側ライン
に介設された1次側電力遮断器と、前記2次側ラインの
それぞれに介設された複数の2次側電力遮断器と、この
各2次側電力遮断器と関連して動作するように対応して
設けられた複数の補助スイッチ部と、前記各スイッチ部
の内、いずれか1つがオフしたことに応答して前記1次
側電力遮断器をオフする保護リレー部とを備えるように
構成する。これにより、何らかの理由により1つの2次
側電力遮断器が過電流のためにオフ作動すると、これに
連動して対応する補助スイッチがオフ動作する。する
と、この補助スイッチ部のオフ動作により、保護リレー
部は上記1次側電力遮断器をオフし、変圧器への電力供
給が遮断されることになる。これにより、電力使用系の
安全性を向上させることができ、また、変圧器コイルの
焼損も防ぐことが可能となる。
【0006】上記各補助スイッチ部は、保護リレー部を
駆動するリレー駆動ラインに単に直列に接続しておけば
よく、いずれか1つの補助スイッチ部がオフ動作する
と、上述のように1次側電力遮断器をオフすることにな
る。また、このようなリレー駆動ラインに、変圧器の温
度を検出する変圧器用サーモスタットを更に直列に接続
することにより、変圧器の温度も併せて監視することが
でき、安全性を更に向上させることができる。このよう
な電力使用系としては、例えば縦型半導体製造装置の加
熱炉のゾーンヒータを用いることができる。更には、上
記リレー駆動ラインに、電力使用系、例えば半導体製造
装置の各種の状態を検出するセンサのリレー接点に直列
に接続することにより、この内の1つでもリレー接点が
オフ作動することで上記したように1次側電力遮断器が
オフされるので、その安全性を更に向上させることが可
能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る電力使用系
の保護回路の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
図1は本発明の電力使用系の保護回路を示す回路構成
図、図2は変圧器を示す外観図である。尚、図5に示し
た構成部分と同一部分については同一符号を付して説明
する。ここでは、前述と同様に電力使用系として縦型半
導体製造装置を例にとった場合について説明する。この
電力使用系としての縦型半導体製造装置2は、石英製の
処理容器4を有しており、この中には、図示しないウエ
ハボートに支持された半導体ウエハが挿脱自在に収容さ
れる。この処理容器4の下部には、処理ガス供給系やガ
ス排気系を接続する例えばステンレススチール製のマニ
ホールド30が設けられ、更に、下端部には、上記ウエ
ハボートを支えつつ気密に開閉されるキャップ部32が
着脱可能に設けられる。
【0008】この処理容器4の外側には、これを囲むよ
うに大電力を消費する加熱ヒータ6が載置されて加熱炉
8を構成しており、内部のウエハを加熱し得るようにな
っている。ここでは、上記加熱ヒータ6は、上下に複
数、例えば5つのゾーンに分割されてゾーンヒータ6A
〜6Eを構成しており、後述するように各ゾーンヒータ
6A〜6Eに個別に電力を供給して個別に温度コントロ
ールができるようになっている。この加熱ヒータ6に電
力を供給する電力供給系は、3相入力の変圧器10を有
しており、この3相の1次側コイル12の各タップ12
A、12B、12Cには、1次側ライン16を介して3
相交流電源14が接続されて、電力が導入されている。
尚、電源供給系は、3相に限定されず、2相交流でもよ
いのは勿論である。
【0009】そして、この1次側ライン16には、保護
回路の一部を構成する1次側電力遮断器18が途中に設
けられている。この遮断器18は電磁開閉器よりなり、
所定の電力以上の電力供給が生じた時に自動的にオフ動
作して電力供給を遮断するようになっている。また、変
圧器10の2次側には、上記ゾーンヒータ6A〜6Eの
数に対応した数の2次側コイル20A〜20Eが設けら
れており、各コイル20A〜20Eのタップ35A〜3
5Eと前記加熱ヒータ6の対応する各ゾーンヒータ6A
〜6Eとの間は、途中に例えばSRC素子よりなる電力
制御部22を介設した2次側ライン24A〜24Eによ
り接続され、電力を加熱ヒータ6側へゾーンヒータ毎に
個別的に制御可能に供給し得るようになっている。
【0010】そして、上記各2次側ライン24A〜24
Eに、保護回路を形成する本発明の特徴とする電磁開閉
器よりなる2次側電力遮断器34A〜34Eが介設され
ており、これらには対応するゾーンヒータの定格容量に
略対応した電力量が設定されており、この電力量以上の
電力が供給されると、自動的にオフ方向にトリップ動作
するようになっている。ここでは、ヒータの能力にもよ
るが、例えば1次側の入力電圧が200〜400Vの3
相になっているのに対して、各2次側コイル20A〜2
0Eは、電圧が100〜209V(ボルト)、電流が1
50〜170A(アンペア)程度に設定されている。そ
して、2次側電力遮断器34A〜34Eに個々に並設さ
せて、各遮断器と関連して、すなわち連動してオン・オ
フ動作するように補助スイッチ部36A〜36Eを設け
ている。この補助スイッチ部は、対応する2次側電力遮
断器がオフ動作する時に、これに連動してオフ動作する
ものである。
【0011】各、補助スイッチ部36A〜36Eは、保
護リレー部38を介設したリレー駆動ライン40により
直列に接続されており、このリレー駆動ライン40には
駆動電圧Vとして例えば24Vの交流電圧が印加されて
いる。上記保護リレー部38は、前記1次側電力遮断器
18の開動作を制御するものであり、従って、上記各補
助スイッチ部36A〜36Eの内、少なくとも1つがオ
フ側にトリップ動作した時に、上記保護リレー部38
は、上記1次側電力遮断器18をオフさせるように動作
する。図2にも示すように上記各2次電力遮断器34A
〜34E及び補助スイッチ部36A〜36Eは、変圧器
10の本体側へネジ42で浮かした状態で取り付け固定
した取付パネル44に設けられている。変圧器2次側コ
イルの配線端末24A〜24E及びゾーンヒータへの電
力供給ラインの配線端末35A〜35Eは、各2次側電
力遮断器34A〜34Eの端子台に直接ネジ止めされ
る。これにより、ラインの不要な引き回しをしなくて済
むようになっている。
【0012】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。通常の正常の動作時には、1次
側電力遮断器18、各2次側電力遮断器34A〜34E
及び補助スイッチ部36A〜36Eは全て閉(オン)状
態になっており、変圧器10により分配された電力は、
各2次側コイル20A〜20Eから電力制御部22を介
して加熱ヒータ6の対応する各ゾーンヒータ6A〜6E
に導入され、ウエハを加熱することになる。ここで、各
2次側ライン24A〜24Eには、それぞれ2次側電力
遮断器34A〜34Eを設けて、供給電力が定格以下と
なるように負荷電流を監視している。ここで、加熱ヒー
タ6のゾーンヒータの一部、例えばゾーンヒータ6Bが
短絡等の故障が生じて対応する2次側ライン24Bに定
格以上の過電流が流れるため、これを検知した2次側電
力遮断部34Bは、オフ方向にトリップ動作し、ゾーン
ヒータ6Bへの電力供給を遮断することになる。この状
態では3相交流電源14から変圧器10へまだ電力が供
給されているので、他のゾーンヒータへは電力が投入さ
れ続けている。そして、上記2次側電力遮断器34Bの
オフ方向へのトリップ動作により、これに並設した補助
スイッチ部36Bが連動してオフ方向へトリップ動作す
る。この補助スイッチ部36Bのトリップ動作により、
保護リレー部38への給電は遮断され、この結果、保護
リレー部38は、1次側電力遮断器18に流れる電力が
定格以下の場合でもこれを強制的にオフ動作させて変圧
器10への電力供給を遮断することになる。
【0013】このように、2次側ライン24A〜24E
に設けられた2次側電力遮断器34A〜34Eのいずれ
か1つでも過電流トリップすると、1次側電力遮断器1
8がオフされることになるので、2重に保護されること
になる。これにより、変圧器10への電力供給は、1次
側で遮断されるので変圧器のコイルに過電流が流れるこ
とがなく、これを焼損から略確実に保護することができ
る。また、過電流が流れないことから電力使用系、すな
わちヒータ側の損傷もそれ以上拡大することはなく、従
って、安全性を大幅に向上させることができる。また、
図2は変圧器を示す外観図であり、図2(A)は側面図
を、図2(B)は平面図をそれぞれ示す。2次側電力遮
断器34A〜34Eや補助スイッチ部36A〜36Eを
設けるにあたり、取付パネル44を用いてこれらを変圧
器10の本体側へ一体的に固定するようにしたので、こ
れらを電気的に接続するための配線ラインを冗長に引き
回すことがなくなり、配線部分における断線や短絡に対
しても安全性を向上させることが可能となる。
【0014】尚、上記実施例では、リレー駆動ライン4
0に補助スイッチ36A〜36Eのみを直列に接続する
構造としたが、これに限定されず、例えば図3に示すよ
うに変圧器10内の温度を検出するために従来用いられ
ていたような変圧器用サーモスタット26を用い、これ
を上記リレー駆動ライン40に直列に接続するようにし
てもよい。これによれば、上記したように2次側ライン
24A〜24Eの供給電力と共に変圧器10内の温度も
監視することができ、安全性をより向上させることがで
きる。また更に、図4に示すように縦型半導体製造装置
2の他の状態も監視の対象とするようにしてもよい。
【0015】すなわち、半導体製造装置2には、安定的
且つ安全に運転するために装置の状態を検出するための
多数のセンサが設けられている。その一例として次のよ
うなセンサが設けられている。加熱炉8を覆う例えばス
テンレススチール製のアウタシェル46には監視温度が
例えば100℃に設定されたサーモスタットよりなるシ
ェル温度センサ48が設けられ、加熱ヒータ6の近傍に
はヒータ温度をモニタするために例えば熱電対よりなる
ヒータ温度センサ50が設けられる。図示例ではヒータ
温度センサ50は1つしか記載していないが、実際に
は、ゾーンヒータ毎に設けられている。また、上記アウ
タシェル46の内側には、外部に伝わる熱を冷却する冷
却水を流すヒータ冷却管52が設けられるが、この冷却
水の流量を監視するためにヒータ冷却水流量センサ54
が設けられ、マニホールド30にはこれを冷却する冷却
水の流量を監視するためにマニホールド冷却水流量セン
サ56が設けられ、更に、キャップ部32にはこれを冷
却する冷却水の流量を監視するためにキャップ部冷却水
流量センサ58が設けられている。
【0016】また、電力制御部22を囲む制御ボックス
60には、監視温度が例えば80℃に設定されたサーモ
スタットよりなるSCR温度センサ62が設けられてい
る。そして、上記した各センサ48、50、54、5
6、58、62は対応するリレー接点48A、50A、
54A、56A、58A、62Aを有しており、これら
の各リレー接点を、前記リレー駆動ライン40に前述し
た補助スイッチ部36A〜36E(図1参照)と共に直
列接続する。尚、図中、64は流量インタフェースであ
り、各流量センサ54、56、58の検出結果を、対応
するリレー接点54A、56A、58Aの動作に変換す
るものである。
【0017】このように構成することにより、補助スイ
ッチ部36A〜36Eのみならず、他の部分の状態に1
つでも異常が生じた時には直ちに1次側電力遮断器18
をオフ動作させて変圧器10への電力供給を遮断するこ
とができるので、安全性を一層向上させることが可能と
なる。尚、上記各実施例におけるサーモスタットに代え
て、温度ヒューズを用いるようにしてもよい。また、こ
こでは電力使用系として縦型半導体製造装置を例にとっ
て説明したが、この形式に限定されず、比較的大きな消
費電力を必要とする他の型式の半導体製造装置にも適用
でき、更には、この種の装置のみならず、他の分野の電
力使用系にも適用することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電力使用
系の保護回路によれば、次のように優れた作用効果を発
揮することができる。各2次側ラインを監視する2次側
電力遮断器に連動する複数の補助スイッチが1つでもオ
フ動作することにより1次側電力遮断器を強制的に遮断
して変圧器への電力供給を断つことができるので、電力
供給系の安全性を向上することができ、しかも、変圧器
の巻線が焼損することを防止することができる。また、
上記2次側ラインの監視に加え、変圧器の温度を監視す
る変圧器用サーモスタットを加えることにより、更に、
安全性を向上させることができる。更に、電力使用系の
他の部分の状態を検出するためのセンサも監視の対象に
加えることにより、安全性を一層向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電力使用系の保護回路を示す回路構成
図である。
【図2】変圧器を示す外観図である。
【図3】変圧器用サーモスタットを加えた時の保護回路
を示す回路構成図である。
【図4】電力使用系の他の状態のセンサを加えた時の保
護回路を示す回路構成図である。
【図5】電力使用系の従来の保護回路を示す回路構成図
である。
【符号の説明】
2 縦型半導体製造装置(電力使用系) 4 処理容器 6 加熱ヒータ 6A〜6E ゾーンヒータ 10 変圧器 12 1次側コイル 16 1次側ライン 18 1次側電力遮断器 20A〜20E 2次側コイル 24A〜24E 2次側ライン 34A〜34E 2次側電力遮断器 36A〜36E 補助スイッチ部 38 保護リレー部 40 リレー駆動ライン 48,50,54,56,58,62 センサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次側ラインより変圧器に入力された電
    力を複数の2次側ラインに分配して電力使用系に供給す
    る電力使用系の保護回路において、前記1次側ラインに
    介設された1次側電力遮断器と、前記2次側ラインのそ
    れぞれに介設された複数の2次側電力遮断器と、この各
    2次側電力遮断器と関連して動作するように対応して設
    けられた複数の補助スイッチ部と、前記各スイッチ部の
    内、いずれか1つがオフしたことに応答して前記1次側
    電力遮断器をオフする保護リレー部とを備えたことを特
    徴とする電力使用系の保護回路。
  2. 【請求項2】 前記複数の補助スイッチ部と前記保護リ
    レー部は、リレー駆動ラインに直列に接続されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の電力使用系の保護回路。
  3. 【請求項3】 前記リレー駆動ラインには、前記変圧器
    が所定の温度以上になった時に動作する変圧器用サーモ
    スタットが介設されていることを特徴とする請求項2記
    載の電力使用系の保護回路。
  4. 【請求項4】 前記2次側ラインは、複数に分割された
    縦型半導体製造装置の加熱炉の各ゾーンヒータに接続さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至3記載の電力使
    用系の保護回路。
  5. 【請求項5】 前記リレー駆動ラインには、前記電力使
    用系の各種の状態を検出するセンサのリレー接点が直列
    に接続されていることを特徴とする請求項2乃至4記載
    の電力使用系の保護回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102545653A (zh) * 2011-12-28 2012-07-04 佛山市联动科技实业有限公司 半导体器件测试系统的分段式双重保护型电源
JP2013175562A (ja) * 2012-02-24 2013-09-05 Toshiba It & Control Systems Corp レーザ電源装置及びその制御方法
JP2016171690A (ja) * 2015-03-13 2016-09-23 Fdk株式会社 交流入力回路

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