JPH10108214A - 信号分離装置 - Google Patents

信号分離装置

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Publication number
JPH10108214A
JPH10108214A JP25821296A JP25821296A JPH10108214A JP H10108214 A JPH10108214 A JP H10108214A JP 25821296 A JP25821296 A JP 25821296A JP 25821296 A JP25821296 A JP 25821296A JP H10108214 A JPH10108214 A JP H10108214A
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JP
Japan
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vertical
signal
horizontal
time
color signal
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Application number
JP25821296A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Kurisaki
一浩 栗崎
Toshihiro Kai
俊博 賀井
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動画像に対して輝度信号のドット妨害を除去
する信号分離装置を得る。 【解決手段】 時間−垂直−水平方向色信号抽出フィル
タ14、水平方向色信号抽出フィルタ15、垂直方向色
信号抽出フィルタ16及び時間方向色信号抽出フィルタ
17の出力は補償遅延回路20b、20c、20d、2
0eを介してそれぞれスイッチ回路21aに入力され
る。スイッチ回路21aは垂直非相関検出回路18a、
水平非相関検出回路18b、時間非相関検出回路18c
及び動き検出回路18dより得られる検出内容に基づ
き、4つのフィルタ14〜17の出力のうちのいずれか
を選択して減算用色信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はNTSC方式等のテ
レビジョン信号を輝度信号等に分離する信号分離装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の輝度信号色信号分離フィル
タの一例を示すブロック図である。図9において、1は
NTSC方式等の複合映像信号を入力する入力端子であ
る。端子1に入力された複合映像信号はA/D変換器1
1に与えられる。A/D変換器11の出力信号aは補償
遅延回路20a、2次元適応型色信号抽出フィルタ1
9、時間方向色信号抽出フィルタ17及び時間非相関検
出回路18cに与えられるとともに、ライン遅延器13
aに与えられる。
【0003】ライン遅延器13aは入力信号aを1ライ
ン遅延させて得られる出力信号bを、2次元適応型色信
号抽出フィルタ19に与えるとともにライン遅延器13
bに与える。ライン遅延器13bは入力信号bを1ライ
ン遅延させて得られる出力信号cをフィールド遅延器1
2aに与える。
【0004】フレーム遅延器10aは入力信号cを52
3ライン遅延させて得られる出力信号dをフレーム遅延
器10bに与えるとともに、時間方向色信号抽出フィル
タ17に与える。フレーム遅延器10bは入力信号dに
対し1フレーム(525ライン)遅延された出力信号e
を時間非相関検出回路18cに与える。
【0005】2次元適応型色信号抽出フィルタ19、時
間方向色信号抽出フィルタ17、時間非相関検出回路1
8cの出力は、それぞれ補償遅延回路20b、20d、
20eに与えられる。補償遅延回路20b、20dそれ
ぞれの出力はスイッチ回路21に与えられ、スイッチ回
路21は補償遅延回路20e出力により制御され、その
出力を減算器22に与えるとともに色信号として出力端
子23より出力する。補償遅延回路20aの出力は、減
算器22に与えられ、スイッチ回路21の出力分の減算
処理がなされた後、輝度信号として出力端子24より出
力される。
【0006】入力端子1より入力された複合映像信号
は、ライン遅延器13a,13b、フレーム遅延器10
a及びフィールド遅延器12aにより遅延され、2次元
適応型色信号抽出フィルタ19、時間方向色信号抽出フ
ィルタ17に与えられる。2次元適応型色信号抽出フィ
ルタ19は与えられた連続する3ライン分の信号a,
b,cから、水平方向、垂直方向あるいは水平・垂直方
向に色信号を抽出し、そのフィールド内相関にしたがっ
て適応的に色信号を切り替えるものである。
【0007】時間方向色信号抽出フィルタ17は1フレ
ームごとに離れた信号を用いて、くし型フィルタを構成
することにより、時間方向に色信号を抽出するものであ
る。
【0008】時間非相関検出回路18cは1フレーム差
分信号と2フレーム差分信号とを演算し、これらを合成
することで映像信号の動きを示す動き信号として、時間
方向の非相関を検出する。
【0009】スイッチ回路21は、補償遅延回路20e
を介した時間非相関検出回路18cの出力に基づき、該
出力が時間方向に非相関であることが検出されたと指示
する場合、補償遅延回路20bを介して得られる2次元
適応型色信号抽出フィルタ19の出力を選択し、上記出
力が時間方向に非相関でないと検出されたと指示する場
合、補償遅延回路20dを介して得られる時間方向色信
号抽出フィルタ17の出力を選択する。輝度信号は、入
力複合映像信号を補償遅延回路20aにより補償遅延し
た信号から、スイッチ回路21の出力である出力色信号
を減算することで求められる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】時間方向の非相関を検
出し、時間方向色信号抽出フィルタと2次元適応型色信
号抽出フィルタを切り換える方式の従来の輝度信号色信
号分離フィルタでは、クロスカラーが多いという問題が
あった。
【0011】図9で示した構成の従来の輝度信号色信号
分離フィルタは時間方向に非相関がない、つまり静止画
像である場合、時間方向色信号抽出フィルタ17を用い
てドット妨害、クロスカラーのない分離処理を実現す
る。一方、時間方向に非相関である、つまり動画像であ
る場合、クシ型フィルタ等の2次元適応型色信号抽出フ
ィルタ19を用いてフィールド内分離を行うことにな
る。したがって、静止画像の場合は時間方向色信号抽出
フィルタ17を用いるのでドット妨害、クロスカラーの
ない良好な信号分離ができる一方、動画像のときはくク
シ形フィルタなどを用いるので、色信号のクロスカラー
及び輝度信号のドット妨害が多く発生することがあると
いう問題点があった。
【0012】本発明は上記問題を解決するためになされ
たもので、少なくとも動画像に対して輝度信号のドット
妨害を除去する信号分離装置を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
記載の信号分離装置は、NTSC複合映像信号の時間垂
直平面上の第2、第4象現を帯域制限し、時間垂直軸の
色信号に相当する部分を抽出する時間垂直BPF(バン
ドパスフィルタ)と、前記時間垂直BPFの出力に対し
水平方向に帯域制限し、水平軸の色信号に相当する部分
を抽出する水平BPFとを備え、前記時間垂直BPFと
前記水平BPFとの縦続接続により前記NTSC複合映
像信号に対して時間垂直水平方向に帯域制限し、時間垂
直水平軸の色信号に相当する部分を抽出する時間垂直水
平BPFを構成し、前記NTSC複合映像信号に対し垂
直方向に帯域制限し、垂直軸の色信号に相当する部分を
抽出する垂直BPFと、前記NTSC複合映像信号に対
し水平方向に帯域制限し、水平軸の色信号に相当する部
分を抽出する水平BPFと、前記NTSC複合映像信号
に基づき、色信号の水平方向の非相関を検出する水平非
相関検出手段と、前記NTSC複合映像信号に基づき、
色信号の垂直方向の非相関を検出する垂直非相関検出手
段と、前記NTSC複合映像信号に基づき、色信号の時
間方向の非相関を検出する時間非相関検出手段と、前記
水平非相関検出手段、前記垂直非相関検出手段及び前記
時間非相関検出手段の検出内容に基づき、水平方向、垂
直方向及び時間方向にすべて相関がある場合、前記時間
垂直水平BPFの出力を選択して減算用色信号とし、水
平方向及び時間方向に非相関で垂直方向に相関がある場
合、前記垂直BPFの出力を選択して前記減算用色信号
とし、垂直方向及び時間方向に非相関で水平方向に相関
がある場合、前記水平BPFの出力を選択して前記減算
用色信号とする減算用色信号選択手段と、前記NTSC
複合映像信号から前記減算用色信号を減算して輝度信号
を出力する減算手段とをさらに備え、前記時間垂直水平
BPFの出力を色信号として出力可能であるように構成
される。
【0014】また、請求項2記載の信号分離装置のよう
に、前記NTSC複合映像信号に対し時間方向に帯域制
限し、時間軸の色信号に相当する部分を抽出する時間B
PFと、前記NTSC複合映像信号に基づき、該映像信
号の動きを検出する動き検出手段とをさらに備え、前記
減算用色信号選択手段は、前記動き検出手段の検出内容
をさらに加味して、前記動き検出信号が動きを検出しな
い場合、前記時間BPFの出力を選択して前記減算用色
信号とするようにしてもよい。
【0015】この発明に係る請求項3記載の信号分離装
置は、NTSC複合映像信号の時間垂直平面上の第2、
第4象現を帯域制限し、時間垂直軸の色信号に相当する
部分を抽出する時間垂直BPFと、前記時間垂直BPF
の出力に対し水平方向に帯域制限し、水平軸の色信号に
相当する部分を抽出する水平BPFとを備え、前記時間
垂直BPFと前記水平BPFとの縦続接続により前記N
TSC複合映像信号に対して時間垂直水平方向に帯域制
限し、時間垂直水平軸の色信号に相当する部分を抽出す
る時間垂直水平BPFを構成し、前記NTSC複合映像
信号に対し垂直方向に帯域制限し、垂直軸の色信号に相
当する部分を抽出する垂直BPFと、前記NTSC複合
映像信号に対し水平方向に帯域制限し、水平軸の色信号
に相当する部分を抽出する水平BPFと、前記NTSC
複合映像信号に基づき、色信号の水平方向の非相関を検
出する水平非相関検出手段と、前記NTSC複合映像信
号に基づき、色信号の垂直方向の非相関を検出する垂直
非相関検出手段と、前記NTSC複合映像信号に基づ
き、色信号の時間方向の非相関を検出する時間非相関検
出手段と、前記水平非相関検出手段、前記垂直非相関検
出手段及び前記時間非相関検出手段の検出内容に基づ
き、前記時間垂直水平BPFの出力、前記垂直BPFの
出力及び前記水平BPFの出力を混合して減算用色信号
を出力する混合手段とをさらに備え、前記混合手段は、
水平方向、垂直方向及び時間方向にすべて同等な相関が
ある場合、前記減算用色信号に前記時間垂直水平BPF
の出力成分が多く含まれるようにし、前記垂直方向の相
関が前記水平方向及び時間方向の相関より強い場合、前
記減算用色信号に前記垂直BPFの出力成分が多く含ま
れるようにし、前記水平方向の相関が前記垂直方向及び
時間方向の相関より強い場合、前記減算用色信号に前記
水平BPFの出力成分が多く含まれるようにし、前記N
TSC複合映像信号から前記減算用色信号を減算して輝
度信号を出力する減算手段をさらに備え、前記時間垂直
水平BPFの出力を色信号として出力可能であるように
構成される。
【0016】また、請求項4記載の信号分離装置のよう
に、前記NTSC複合映像信号に対し時間方向に帯域制
限し、時間軸の色信号に相当する部分を抽出する時間B
PFと、前記NTSC複合映像信号に基づき、該映像信
号の動きを検出する動き検出手段とをさらに備え、前記
減算用色信号選択手段は、前記動き検出手段の検出内容
をさらに加味して、前記動き検出信号が動きを検出しな
い場合、前記減算用色信号に前記時間BPFの出力成分
が多く含まれるようにしてもよい。
【0017】また、請求項5記載の信号分離装置のよう
に、外部より得られる選択信号に基づき、前記時間垂直
水平BPFの出力信号及び前記減算用色信号のうち一の
信号を、色信号として出力する色信号選択手段をさらに
備えてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
<実施の形態1>図1はこの発明の実施の形態1である
輝度信号及び色信号分離装置(フィルタ)の構成を示す
ブロック図である。
【0019】同図において、1はNTSC方式の複合映
像信号(以下、単に「映像信号」と略す場合あり)を入
力する入力端子である。端子1に入力された信号はA/
D変換器11に与えられる。A/D変換器11の出力信
号bは補償遅延回路20aと時間−垂直−水平方向色信
号抽出フィルタ14に与えられるとともに、フィールド
遅延器12aに与えられる。
【0020】フィールド遅延器12aは入力信号bに対
し262ライン遅延させた信号dを時間−垂直−水平方
向色信号抽出フィルタ14に与えるとともに、ライン遅
延器13cに出力する。
【0021】ライン遅延器13cは入力信号dに対し1
ライン遅延された信号eを時間−垂直−水平方向色信号
抽出フィルタ14に与えるとともに、フィールド遅延器
12bに与える。
【0022】フィールド遅延器12bは入力信号eに対
し262ライン遅延された信号fを時間−垂直−水平方
向色信号抽出フィルタ14、垂直方向色信号抽出フィル
タ16、垂直非相関検出回路18a及び水平非相関検出
回路18bに与えるとともに、ライン遅延器13dに与
える。
【0023】ライン遅延器13dは入力信号fに対し1
ライン遅延させた信号gを時間−垂直−水平方向色信号
抽出フィルタ14、水平方向色信号抽出フィルタ15、
垂直方向色信号抽出フィルタ16、時間方向色信号抽出
フィルタ17、垂直非相関検出回路18a、水平非相関
検出回路18b、時間非相関検出回路18c及び動き検
出回路18dに与えるとともに、ライン遅延器13eに
与える。
【0024】ライン遅延器13eは入力信号gに対し1
ライン遅延させた信号hを時間−垂直−水平方向色信号
抽出フィルタ14、垂直方向色信号抽出フィルタ16、
垂直非相関検出回路18a及び水平非相関検出回路18
bに与えるとももに、フィールド遅延器12cに与え
る。
【0025】フィールド遅延器12cは入力信号hに対
し261ライン遅延された信号iを時間−垂直−水平方
向色信号抽出フィルタ14に与えるとともに、ライン遅
延器13fに与える。
【0026】ライン遅延器13fは入力信号iに対し1
ライン遅延させた信号jを時間−垂直−水平方向色信号
抽出フィルタ14に与えるとともに、フィールド遅延器
12dに与える。
【0027】フィールド遅延器12dは入力信号jに対
し261ライン遅延された信号lを時間−垂直−水平方
向色信号抽出フィルタ14、時間方向色信号抽出フィル
タ17、時間非相関検出回路18c及び動き検出回路1
8dに与える。
【0028】時間−垂直−水平方向色信号抽出フィルタ
(時間−垂直−水平BPF(バンドパスフィルタ))1
4は信号b,d,e,f,g,h,i,j、lを受け、
時間垂直水平軸の色信号に相当する部分を抽出して補償
遅延回路20bに出力する。
【0029】水平方向色信号抽出フィルタ(水平方向B
PF)15は信号gを受け、水平方向に帯域制限し、水
平軸(±3.58MHZ近傍帯域)の色信号に相当する
部分を抽出して補償遅延回路20cに出力する。
【0030】垂直方向色信号抽出フィルタ(垂直方向B
PF)16は信号f,g,hを受け、垂直方向に帯域制
限し、垂直軸(±525/4cpH(Cycle per Hight)
近傍帯域)の色信号に相当する部分を抽出して補償遅延
回路20dに出力する。
【0031】時間方向色信号抽出フィルタ(時間方向B
PF)17は信号b,g,lを受け、時間方向に帯域制
限し、時間軸(±15HZ近傍帯域)の色信号に相当す
る部分を抽出して補償遅延回路20eに出力する。
【0032】垂直非相関検出回路18aは信号f,g,
hを受け、色信号の垂直方向の非相関を検出して補償遅
延回路20fに出力する。
【0033】水平非相関検出回路18bは信号f,g,
hを受け、色信号の水平方向の非相関を検出して補償遅
延回路20gに出力する。
【0034】時間非相関検出回路18cは信号b,g,
lを受け、色信号の時間方向の非相関を検出して補償遅
延回路20hに出力する。
【0035】動き検出回路18dは信号b,g,lを受
け、映像信号の動きを検出して補償遅延回路20iに出
力する。
【0036】補償遅延回路20b、20c、20d、2
0eの出力はスイッチ回路21aに入力され、スイッチ
回路21aは補償遅延回路20f、20g、20h及び
20iの出力信号に従って、4入力(20b、20c、
20d、20eの出力)のうちのいずれかを選択して減
算用色信号を出力する。
【0037】以下、その選択内容を述べる。
【0038】動き検出回路18dが映像信号の動きを検
出しなかった場合は、スイッチ回路21aは時間方向色
信号抽出フィルタ17の(補償遅延回路20eを介し
た)出力を減算用色信号として選択する。
【0039】動き検出回路18dが映像信号の動きを検
出し、垂直非相関検出回路18aが垂直方向の非相関を
検出し、水平非相関検出回路18bが水平方向の相関を
検出し、時間非相関検出回路18cが時間方向の非相関
を検出したとき、スイッチ回路21aは水平方向色信号
抽出フィルタ15の(補償遅延回路20cを介した)出
力を減算用色信号として選択する。
【0040】動き検出回路18dが映像信号の動きを検
出し、垂直非相関検出回路18aが垂直方向の相関を検
出し、水平非相関検出回路18bが水平方向の非相関を
検出し、時間非相関検出回路18cが時間方向の非相関
を検出したとき、スイッチ回路21aは垂直方向色信号
抽出フィルタ16の(補償遅延回路20dを介した)出
力を減算用色信号として選択する。
【0041】動き検出回路18dが映像信号の動きを検
出し、垂直非相関検出回路18aが垂直方向の相関を検
出し、水平非相関検出回路18bが水平方向の相関を検
出し、時間非相関検出回路18cが時間方向の相関を検
出したとき、スイッチ回路21aは時間−垂直−水平方
向色信号抽出フィルタ14の(補償遅延回路20bを介
した)出力を減算用色信号として選択する。
【0042】スイッチ回路21aの出力である減算用色
信号は、減算器22において補償遅延回路20a出力か
ら減算され、その演算結果は、輝度信号として出力され
る。また、時間−垂直−水平方向色信号抽出フィルタ1
4を遅延させた補償遅延回路20b出力は出力端子23
を介して色信号として出力される。
【0043】図2は図1における時間−垂直−水平方向
色信号抽出フィルタ14の内部構成を示す概略ブロック
図である。図2に示すように、時間−垂直−水平方向色
信号抽出フィルタ14は、加算器25a〜25c、乗算
器26a〜26cによりなる時間−垂直方向色信号抽出
フィルタ(時間−垂直BPF)27と既知の構成の水平
方向色信号抽出フィルタ(水平BPF)28との縦続接
続により構成される。
【0044】図2に示すように、図1の各入力信号b,
d,f,h,j,lは多入力加算器25aに与えられ、
入力信号e,iは加算器25bに与えられる。入力信号
gは乗算器26bで0.2倍され、加算器25a出力は
乗算器26aで−0.1倍され、加算器25b出力は乗
算器26cで0.1倍される。そして、各乗算器26
a,26b,26c出力は加算器25cに入力され、加
算器25c出力は、時間−垂直方向色信号抽出フィルタ
27の出力として、水平方向色信号抽出フィルタ28に
与えられる。
【0045】水平方向色信号抽出フィルタ28は時間−
垂直方向色信号抽出フィルタ27の出力信号に対し、水
平方向に帯域制限し、水平軸の色信号に相当する部分を
抽出して出力する。この水平方向色信号抽出フィルタ2
8出力は、時間−垂直−水平方向色信号抽出フィルタ1
4の出力となる。
【0046】図3は図1における時間−垂直−水平方向
色信号抽出フィルタ14における時間−垂直周波数特性
を示す。
【0047】以下、実施の形態1の輝度信号及び色信号
分離装置の動作を説明する。端子1より入力された入力
信号は、A/D変換器11により、ディジタル値に変換
された後、フィールド遅延回路12a〜12d、ライン
遅延回路13c〜13fにより遅延され、A/D変換器
11の出力信号ならびに上記した各遅延回路の出力信号
は時間−垂直−水平方向色信号抽出フィルタ14に与え
られる。また、ライン遅延回路13dの出力信号は水平
方向色信号抽出フィルタ15に与えられ、フィールド遅
延回路12b、ライン遅延回路13d、ライン遅延回路
13eの出力信号f,g,hは垂直非相関検出回路18
aに与えられる。
【0048】図2で示した時間−垂直方向色信号抽出フ
ィルタ27のフィルタ特性を図4に示す。色信号の3次
元周波数特性は図4のように、時間−垂直周波数平面に
おける第2、第4象限に分布する。時間−垂直−水平方
向色信号抽出フィルタ14では、時間−垂直方向色信号
抽出フィルタ27に水平方向色信号抽出フィルタ28を
縦続接続することで、図3に示すように、時間−垂直周
波数平面における第2、第4象限に通過域をとるような
フィルタ特性を持つことから、クロスカラーを非常に少
なくすることができる。
【0049】このように、実施の形態1の輝度信号及び
色信号分離装置では、時間−垂直−水平方向色信号抽出
フィルタ14の出力が色信号として出力されるため、ク
ロスカラーの少ない色信号を出力することができる。
【0050】但し、輝度信号に対しては色信号の帯域が
狭いため輝度信号に残るドット妨害は多くなるため、映
像信号の動きが検出され、垂直方向、水平方向及び時間
方向のうち、いずれかの方向に色信号の相関がある場
合、減算用色信号として時間−垂直−水平方向色信号抽
出フィルタ14の出力を選択するのは望ましくない。し
たがって、スイッチ回路21aは以下の対応をとってド
ット妨害を抑圧している。
【0051】映像信号の動きが検出され、水平方向に相
関があり、時間方向及び垂直方向に非相関である場合、
垂直非相関検出回路18a、水平非相関検出回路18
b、時間非相関検出回路18c及び動き検出回路18d
の出力を受けるスイッチ回路21aは、時間−垂直−水
平方向色信号抽出フィルタ14出力を遅延した補償遅延
回路20bの出力を選択せず、水平方向色信号抽出フィ
ルタ15の出力を遅延した補償遅延回路20cの出力を
減算用色信号として選択する。この場合、映像信号の垂
直方向の色の変化に対して、輝度信号のドット妨害の発
生を抑圧することができる。
【0052】また、映像信号の動きが検出され、垂直方
向に相関があり、時間方向及び水平方向に非相関である
場合、スイッチ回路21aは、時間−垂直−水平方向色
信号抽出フィルタ14の出力を遅延した補償遅延回路2
0b出力を選択せず、垂直方向色信号抽出フィルタ16
の出力を遅延した補償遅延回路20d出力を減算用色信
号として選択する。この場合、映像信号の水平方向の色
の変化に対して、輝度信号のドット妨害の発生を抑圧す
ることができる。
【0053】一方、映像信号の動きが検出されない場合
は、スイッチ回路21aは、時間−垂直−水平方向色信
号抽出フィルタ14出力を遅延した補償遅延回路20b
出力を選択せず、時間方向色信号抽出フィルタ17の出
力を遅延した補償遅延回路20e出力に切り換える。こ
の場合、静止画状態の映像信号に対して理想的なY/C
分離を実現することができる。
【0054】<実施の形態2>図5はこの発明の実施の
形態2である輝度信号及び色信号分離装置の構成を示す
ブロック図である。
【0055】同図において、1はNTSC方式の複合映
像信号(以下、単に「映像信号」と略す場合あり)を入
力する入力端子である。端子1に入力された信号はA/
D変換器11に与えられる。A/D変換器11の出力信
号bは補償遅延回路20aと時間−垂直−水平方向色信
号抽出フィルタ14に与えられるとともに、フィールド
遅延器12aに与えられる。
【0056】以下、実施の形態1同様、フィールド遅延
器12a、ライン遅延器13c、フィールド遅延器12
b、ライン遅延器13d、ライン遅延器13e、フィー
ルド遅延器12c、ライン遅延器13f、フィールド遅
延器12dの順に信号遅延処理がなされる。
【0057】時間−垂直−水平方向色信号抽出フィルタ
14は信号b,d,e,f,g,h,i,j、lを受
け、時間垂直水平軸の色信号に相当する部分を抽出して
補償遅延回路20bに出力する。
【0058】水平方向色信号抽出フィルタ15は信号g
を受け、水平方向に帯域制限し、水平軸(±3.58M
HZ近傍帯域)の色信号に相当する部分を抽出して補償
遅延回路20cに出力する。
【0059】垂直方向色信号抽出フィルタ16は信号
f,g,hを受け、垂直方向に帯域制限し、垂直軸(±
525/4cpH近傍帯域)の色信号に相当する部分を
抽出して補償遅延回路20dに出力する。
【0060】時間方向色信号抽出フィルタ17は信号
b,g,lを受け、時間方向に帯域制限し、時間軸(±
15HZ近傍帯域)の色信号に相当する部分を抽出して
補償遅延回路20eに出力する。
【0061】垂直非相関検出回路18aは信号f,g,
hを受け、色信号の垂直方向の非相関を検出して補償遅
延回路20fに出力する。
【0062】水平非相関検出回路18bは信号f,g,
hを受け、色信号の水平方向の非相関を検出して補償遅
延回路20gに出力する。
【0063】時間非相関検出回路18cは信号b,g,
lを受け、色信号の時間方向の非相関を検出して補償遅
延回路20hに出力する。
【0064】動き検出回路18dは信号b,g,lを受
け、映像信号の動きを検出して補償遅延回路20iに出
力する。
【0065】補償遅延回路20b、20c、20d、2
0eの出力は混合回路21bに入力され、混合回路21
bでは補償遅延回路20f、20g、20h及び20i
の出力信号に従って、4入力(20b、20c、20
d、20eの出力)の混合内容を決定して、これらの信
号を混合して減算用色信号を出力する。
【0066】このとき、混合回路21bは、映像信号の
動きが検出され、水平方向、垂直方向及び時間方向にす
べて同等な相関がある場合、減算用色信号に時間−垂直
−水平方向色信号抽出フィルタ14の出力成分が多く含
まれるようする。
【0067】以下、実施の形態2の輝度信号及び色信号
分離装置の動作を説明する。端子1より入力された入力
信号は、A/D変換器11により、ディジタル値に変換
された後、フィールド遅延回路12a〜12d、ライン
遅延回路13c〜13fにより遅延され、A/D変換器
11の出力信号ならびに上記した各遅延回路の出力信号
は時間−垂直−水平方向色信号抽出フィルタ14に与え
られる。また、ライン遅延回路13dの出力信号は水平
方向色信号抽出フィルタ15に与えられ、フィールド遅
延回路12b、ライン遅延回路13d、ライン遅延回路
13eの出力信号f,g,hは垂直非相関検出回路18
aに与えられる。
【0068】時間−垂直−水平方向色信号抽出フィルタ
14では、図2に関連して前述したように、図4のフィ
ルタ特性を持つ時間−垂直方向色信号抽出フィルタ27
に水平方向色信号抽出フィルタ28を縦続接続すること
で、図3に示すように、時間−垂直周波数平面における
第2、第4象限に通過域をとるようなフィルタ特性を持
つことから、クロスカラーを非常に少なくすることがで
きる。
【0069】このように、実施の形態2の輝度信号及び
色信号分離装置では、時間−垂直−水平方向色信号抽出
フィルタ14の出力が色信号として出力されるため、ク
ロスカラーの少ない色信号を出力することができる。
【0070】但し、輝度信号に対しては色信号の帯域が
狭いため輝度信号に残るドット妨害は多くなるため、映
像信号の動きが検出され、垂直方向、水平方向及び時間
方向のうち、いずれかの方向に色信号の相関がある場
合、減算用色信号として時間−垂直−水平方向色信号抽
出フィルタ14の出力を選択するのは望ましくない。し
たがって、スイッチ回路21aは以下の対応をとってド
ット妨害を抑圧している。
【0071】動きが検出され、水平方向の相関が時間方
向及び垂直方向の相関より強い場合、垂直非相関検出回
路18a、水平非相関検出回路18b、時間非相関検出
回路18c及び動き検出回路18dの出力を受ける混合
回路21bは、水平方向色信号抽出フィルタ15の出力
を遅延した補償遅延回路20cの出力成分が多く含まれ
るように混合して減算用色信号を出力する。この場合、
映像信号の垂直方向の色の変化に対して、輝度信号のド
ット妨害の発生を抑圧することができる。
【0072】また、動きが検出され、垂直方向の相関が
時間方向及び水平方向の相関より強い場合、垂直方向色
信号抽出フィルタ16の出力を遅延した補償遅延回路2
0d出力成分が多く含まれるように混合して減算用色信
号を出力する。この場合、映像信号の水平方向の色の変
化に対して、輝度信号のドット妨害の発生を抑圧するこ
とができる。
【0073】一方、動きが検出されない場合は、スイッ
チ回路21aは、時間方向色信号抽出フィルタ17の出
力を遅延した補償遅延回路20e出力成分が多く含まれ
るように混合して減算用色信号を出力する。この場合、
静止画状態の映像信号に対して理想的なY/C分離を実
現することができる。
【0074】また、実施の形態2の混合回路21bは、
4つのフィルタ14〜17の出力を混合して減算用色信
号を出力するため、NTSC複合映像信号に状態変化に
応答して減算用色信号を比較的スムーズに変化させるこ
とができる。
【0075】<実施の形態3>図6はこの発明の実施の
形態3である輝度信号及び色信号分離装置の構成を示す
ブロック図である。
【0076】同図において、1はNTSC方式の複合映
像信号(以下、単に「映像信号」と略す場合あり)を入
力する入力端子である。端子1に入力された信号はA/
D変換器11に与えられる。A/D変換器11の出力信
号bは補償遅延回路20aと時間−垂直−水平方向色信
号抽出フィルタ14に与えられるとともに、フィールド
遅延器12aに与えられる。
【0077】以下、実施の形態1同様、フィールド遅延
器12a、ライン遅延器13c、フィールド遅延器12
b、ライン遅延器13d、ライン遅延器13e、フィー
ルド遅延器12c、ライン遅延器13f、フィールド遅
延器12dの順に信号遅延処理がなされる。
【0078】時間−垂直−水平方向色信号抽出フィルタ
14は信号b,d,e,f,g,h,i,j、lを受
け、時間垂直水平軸の色信号に相当する部分を抽出して
補償遅延回路20bに出力する。
【0079】水平方向色信号抽出フィルタ15は信号g
を受け、水平方向に帯域制限し、水平軸(±3.58M
HZ近傍帯域)の色信号に相当する部分を抽出して補償
遅延回路20cに出力する。
【0080】垂直方向色信号抽出フィルタ16は信号
f,g,hを受け、垂直方向に帯域制限し、垂直軸(±
525/4cpH近傍帯域)の色信号に相当する部分を
抽出して補償遅延回路20dに出力する。
【0081】垂直非相関検出回路18aは信号f,g,
hを受け、色信号の垂直方向の非相関を検出して補償遅
延回路20fに出力する。
【0082】水平非相関検出回路18bは信号f,g,
hを受け、色信号の水平方向の非相関を検出して補償遅
延回路20gに出力する。
【0083】時間非相関検出回路18cは信号b,g,
lを受け、色信号の時間方向の非相関を検出して補償遅
延回路20hに出力する。
【0084】補償遅延回路20b、20c、20dの出
力はスイッチ回路21a′に入力され、スイッチ回路2
1a′では補償遅延回路20f、20g及び20hの出
力信号に従って、3入力(20b、20c、20dの出
力)のうちいずれかを選択して出力する。
【0085】以下、実施の形態3の輝度信号及び色信号
分離装置の動作を説明する。端子1より入力された入力
信号は、A/D変換器11により、ディジタル値に変換
された後、フィールド遅延回路12a〜12d、ライン
遅延回路13c〜13fにより遅延され、A/D変換器
11の出力信号ならびに上記した各遅延回路の出力信号
は時間−垂直−水平方向色信号抽出フィルタ14に与え
られる。また、ライン遅延回路13dの出力信号は水平
方向色信号抽出フィルタ15に与えられ、フィールド遅
延回路12b、ライン遅延回路13d、ライン遅延回路
13eの出力信号f,g,hは垂直非相関検出回路18
aに与えられる。
【0086】時間−垂直−水平方向色信号抽出フィルタ
14では、図2に関連して前述したように、図4のフィ
ルタ特性を持つ時間−垂直方向色信号抽出フィルタ27
に水平方向色信号抽出フィルタ28を縦続接続すること
で、図3に示すように、時間−垂直周波数平面における
第2、第4象限に通過域をとるようなフィルタ特性を持
つことから、クロスカラーを非常に少なくすることがで
きる。
【0087】このように、実施の形態3の輝度信号及び
色信号分離装置では、時間−垂直−水平方向色信号抽出
フィルタ14の出力が色信号として出力されるため、ク
ロスカラーの少ない色信号を出力することができる。
【0088】但し、輝度信号に対しては色信号の帯域が
狭いため輝度信号に残るドット妨害は多くなるため、映
像信号の動きが検出され、垂直方向、水平方向及び時間
方向のうち、いずれかの方向に色信号の相関がある場
合、減算用色信号として時間−垂直−水平方向色信号抽
出フィルタ14の出力を選択するのは望ましくない。し
たがって、スイッチ回路21aは以下の対応をとってド
ット妨害を抑圧している。
【0089】水平方向に相関があり、時間方向及び垂直
方向に非相関である場合、垂直非相関検出回路18a、
水平非相関検出回路18b、時間非相関検出回路18c
及び動き検出回路18dの出力を受けるスイッチ回路2
1aは、時間−垂直−水平方向色信号抽出フィルタ14
出力を遅延した補償遅延回路20bの出力を選択せず、
水平方向色信号抽出フィルタ15の出力を遅延した補償
遅延回路20cの出力を減算用色信号として選択する。
この場合、映像信号の垂直方向の色の変化に対して、輝
度信号のドット妨害の発生を抑圧することができる。
【0090】また、垂直方向に相関があり、時間方向及
び水平方向に非相関である場合、スイッチ回路21a
は、時間−垂直−水平方向色信号抽出フィルタ14の出
力を遅延した補償遅延回路20b出力を選択せず、垂直
方向色信号抽出フィルタ16の出力を遅延した補償遅延
回路20d出力を減算用色信号として選択する。この場
合、映像信号の水平方向の色の変化に対して、輝度信号
のドット妨害の発生を抑圧することができる。
【0091】<実施の形態4>図7はこの発明の実施の
形態4である輝度信号及び色信号分離装置の構成を示す
ブロック図である。
【0092】同図において、1はNTSC方式の複合映
像信号(以下、単に「映像信号」と略す場合あり)を入
力する入力端子である。端子1に入力された信号はA/
D変換器11に与えられる。A/D変換器11の出力信
号bは補償遅延回路20aと時間−垂直−水平方向色信
号抽出フィルタ14に与えられるとともに、フィールド
遅延器12aに与えられる。
【0093】以下、実施の形態1同様、フィールド遅延
器12a、ライン遅延器13c、フィールド遅延器12
b、ライン遅延器13d、ライン遅延器13e、フィー
ルド遅延器12c、ライン遅延器13f、フィールド遅
延器12dの順に信号遅延処理がなされる。
【0094】時間−垂直−水平方向色信号抽出フィルタ
14は信号b,d,e,f,g,h,i,j、lを受
け、時間垂直水平軸の色信号に相当する部分を抽出して
補償遅延回路20bに出力する。
【0095】水平方向色信号抽出フィルタ15は信号g
を受け、水平方向に帯域制限し、水平軸(±3.58M
HZ近傍帯域)の色信号に相当する部分を抽出して補償
遅延回路20cに出力する。
【0096】垂直方向色信号抽出フィルタ16は信号
f,g,hを受け、垂直方向に帯域制限し、垂直軸(±
525/4cpH近傍帯域)の色信号に相当する部分を
抽出して補償遅延回路20dに出力する。
【0097】垂直非相関検出回路18aは信号f,g,
hを受け、色信号の垂直方向の非相関を検出して補償遅
延回路20fに出力する。
【0098】水平非相関検出回路18bは信号f,g,
hを受け、色信号の水平方向の非相関を検出して補償遅
延回路20gに出力する。
【0099】時間非相関検出回路18cは信号b,g,
lを受け、色信号の時間方向の非相関を検出して補償遅
延回路20hに出力する。
【0100】補償遅延回路20b、20c、20dの出
力は混合回路21bに入力され、混合回路21bでは補
償遅延回路20f、20g及び20hの出力信号に従っ
て、3入力(20b、20c、20dの出力)の混合内
容を決定して、これらの信号を混合した信号を出力す
る。
【0101】このとき、混合回路21bは、水平方向、
垂直方向及び時間方向にすべて同等な相関がある場合、
減算用色信号に時間−垂直−水平方向色信号抽出フィル
タ14の出力成分が多く含まれるようにする。
【0102】時間−垂直−水平方向色信号抽出フィルタ
14では、図2に関連して前述したように、図4のフィ
ルタ特性を持つ時間−垂直方向色信号抽出フィルタ27
に水平方向色信号抽出フィルタ28を縦続接続すること
で、図3に示すように、時間−垂直周波数平面における
第2、第4象限に通過域をとるようなフィルタ特性を持
つことから、クロスカラーを非常に少なくすることがで
きる。
【0103】このように、実施の形態4の輝度信号及び
色信号分離装置では、時間−垂直−水平方向色信号抽出
フィルタ14の出力が色信号として出力されるため、ク
ロスカラーの少ない色信号を出力することができる。
【0104】但し、輝度信号に対しては色信号の帯域が
狭いため輝度信号に残るドット妨害は多くなるため、映
像信号の動きが検出され、垂直方向、水平方向及び時間
方向のうち、いずれかの方向に色信号の相関がある場
合、減算用色信号として時間−垂直−水平方向色信号抽
出フィルタ14の出力を選択するのは望ましくない。し
たがって、スイッチ回路21aは以下の対応をとってド
ット妨害を抑圧している。
【0105】水平方向の相関が時間方向及び垂直方向の
相関より強い場合、垂直非相関検出回路18a、水平非
相関検出回路18b、時間非相関検出回路18c及び動
き検出回路18dの出力を受ける混合回路21bは、水
平方向色信号抽出フィルタ15の出力を遅延した補償遅
延回路20cの出力成分が多く含まれるように混合して
減算用色信号を出力する。この場合、映像信号の垂直方
向の色の変化に対して、輝度信号のドット妨害の発生を
抑圧することができる。
【0106】また、垂直方向の相関が時間方向及び水平
方向の相関より強い場合、垂直方向色信号抽出フィルタ
16の出力を遅延した補償遅延回路20d出力成分が多
く含まれるように混合して減算用色信号を出力する。こ
の場合、映像信号の水平方向の色の変化に対して、輝度
信号のドット妨害の発生を抑圧することができる。
【0107】また、実施の形態4の混合回路21bは、
3つのフィルタ14〜16の出力を混合して減算用色信
号を出力するため、NTSC複合映像信号に状態変化に
応答して減算用色信号を比較的スムーズに変化させるこ
とができる。
【0108】<実施の形態5>図8はこの発明の実施の
形態5である輝度信号及び色信号分離装置の構成を示す
ブロック図である。
【0109】同図において、1はNTSC方式の複合映
像信号(以下、単に「映像信号」と略す場合あり)を入
力する入力端子である。端子1に入力された信号はA/
D変換器11に与えられる。A/D変換器11の出力信
号bは補償遅延回路20aと時間−垂直−水平方向色信
号抽出フィルタ14に与えられるとともに、フィールド
遅延器12aに与えられる。
【0110】以下、実施の形態1同様、フィールド遅延
器12a、ライン遅延器13c、フィールド遅延器12
b、ライン遅延器13d、ライン遅延器13e、フィー
ルド遅延器12c、ライン遅延器13f、フィールド遅
延器12dの順に信号遅延処理がなされる。
【0111】時間−垂直−水平方向色信号抽出フィルタ
14は信号b,d,e,f,g,h,i,j、lを受
け、時間垂直水平軸の色信号に相当する部分を抽出して
補償遅延回路20bに出力する。
【0112】水平方向色信号抽出フィルタ15は信号g
を受け、水平方向に帯域制限し、水平軸(±3.58M
HZ近傍帯域)の色信号に相当する部分を抽出して補償
遅延回路20cに出力する。
【0113】垂直方向色信号抽出フィルタ16は信号
f,g,hを受け、垂直方向に帯域制限し、垂直軸(±
525/4cpH近傍帯域)の色信号に相当する部分を
抽出して補償遅延回路20dに出力する。
【0114】時間方向色信号抽出フィルタ17は信号
b,g,lを受け、時間方向に帯域制限し、時間軸(±
15HZ近傍帯域)の色信号に相当する部分を抽出して
補償遅延回路20eに出力する。
【0115】垂直非相関検出回路18aは信号f,g,
hを受け、色信号の垂直方向の非相関を検出して補償遅
延回路20fに出力する。
【0116】水平非相関検出回路18bは信号f,g,
hを受け、色信号の水平方向の非相関を検出して補償遅
延回路20gに出力する。
【0117】時間非相関検出回路18cは信号b,g,
lを受け、色信号の時間方向の非相関を検出して補償遅
延回路20hに出力する。
【0118】動き検出回路18dは信号b,g,lを受
け、映像信号の動きを検出して補償遅延回路20iに出
力する。
【0119】補償遅延回路20b、20c、20d、2
0eの出力は第1の第1のスイッチ回路21に入力さ
れ、第1のスイッチ回路21は、実施の形態1のスイッ
チ回路21aと同様に、補償遅延回路20f、20g、
20h及び20iの出力信号に従って、4入力(20
b、20c、20d、20eの出力)のうちのいずれか
を選択して減算用色信号として出力する。
【0120】第1のスイッチ回路21の出力である減算
用色信号は、減算器22において補償遅延回路20a出
力から減算され、その演算結果は、輝度信号として出力
される。また、時間−垂直−水平方向色信号抽出フィル
タ14を遅延させた補償遅延回路20bの出力と第1の
スイッチ回路21の出力である減算用色信号とが第2の
スイッチ回路25に与えられる。
【0121】第2のスイッチ回路25は外部の選択信号
入力端子2より得られる選択信号に基づき、補償遅延回
路20bの出力と第1のスイッチ回路21の出力とのう
ち一方の出力を色信号として出力する。
【0122】このような構成の実施の形態5の輝度信号
及び色信号分離装置では、選択信号入力端子2に与える
選択信号により、時間−垂直−水平方向色信号抽出フィ
ルタ14の出力を色信号として出力した場合、クロスカ
ラーの少ない色信号を出力することができ、第1のスイ
ッチ回路21から出力される減算用色信号を色信号とし
て出力した場合、広帯域な色信号を出力することができ
る。 但し、輝度信号に対しては色信号の帯域が狭いた
め輝度信号に残るドット妨害は多くなるため、映像信号
の動きが検出され、垂直方向、水平方向及び時間方向の
うち、いずれかの方向に色信号の相関がある場合、減算
用色信号として時間−垂直−水平方向色信号抽出フィル
タ14の出力を選択するのは望ましくない。したがっ
て、スイッチ回路21は実施の形態1のスイッチ回路2
1aと全く同様な対応をとってドット妨害を抑圧してい
る。
【0123】このように、実施の形態5の輝度信号及び
色信号分離装置の第2のスイッチ回路25は、選択信号
入力端子2より得られる選択信号に基づき、クロスカラ
ーを低減した補償遅延回路20bの出力と、色信号を広
帯域にする第1のスイッチ回路21の出力とのうち、一
方の出力を選択的に色信号として出力することができ
る。例えば、色信号の情報が多く輝度信号の情報が少な
い画像のとき、広帯域なフィルタの出力である第1のス
イッチ回路21の出力の選択を指示する選択信号を選択
信号入力端子2に与える。
【0124】なお、実施の形態5の輝度信号及び色信号
分離装置として、実施の形態1の構成に第2のスイッチ
回路25を追加した構成を示したが、同様に実施の形態
2〜4の構成に第2のスイッチ回路25に相当する回路
を追加して、スイッチ回路21a(混合回路21b)か
ら出力される減算用色信号と時間−垂直−水平方向色信
号抽出フィルタ14の出力とのうち一の信号を選択的に
色信号として出力するようにしてもよい。
【0125】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の信
号分離装置の減算用色信号選択手段は、水平非相関検出
手段、垂直非相関検出手段及び時間非相関検出手段の検
出内容に基づき、水平方向、垂直方向及び時間方向にす
べて相関がある場合、時間垂直水平BPFの出力を選択
して減算用色信号とし、水平方向及び時間方向に非相関
で垂直方向に相関がある場合、垂直BPFの出力を選択
して減算用色信号とし、垂直方向及び時間方向に非相関
で水平方向に相関がある場合、水平BPFの出力を選択
して減算用色信号としている。
【0126】したがって、NTSC複合映像信号に動き
がある場合でも、時間垂直水平BPFの出力、垂直BP
Fの出力及び水平BPFの出力のうち、最適な出力が減
算用色信号として選択されるため、NTSC複合映像信
号からこの減算用色信号を減算することにより、動画に
おいてもドット妨害を抑圧できS/Nの良好な輝度信号
を得ることができる。
【0127】加えて、時間垂直水平BPFの出力を色信
号として出力することにより、クロスカラーの少ない色
信号を得ることができる。
【0128】また、請求項2記載の信号分離装置の減算
用色信号選択手段は、動き検出手段の検出内容をさらに
加味して、動き検出信号が動きを検出しない場合、時間
BPFの出力を選択して減算用色信号とするため、静止
画に対してもS/Nの良好な輝度信号を得ることができ
る。
【0129】請求項3記載の信号分離装置の混合手段
は、水平方向、垂直方向及び時間方向にすべて同等な相
関がある場合、減算用色信号に時間垂直水平BPFの出
力成分が多く含まれるようにし、垂直方向の相関が水平
方向及び時間方向の相関より強い場合、減算用色信号に
垂直BPFの出力成分が多く含まれるようにし、水平方
向の相関が垂直方向及び時間方向の相関より強い場合、
減算用色信号に水平BPFの出力成分が多く含まれるよ
うにしている。
【0130】したがって、NTSC複合映像信号に動き
がある場合でも、時間垂直水平BPFの出力、垂直BP
Fの出力及び水平BPFの出力のうち、最適な出力成分
が多く含まれた減算用色信号が出力されるため、NTS
C複合映像信号からこの減算用色信号を減算することに
より、動画においてもドット妨害を抑圧できS/Nの良
好な輝度信号を得ることができる。
【0131】さらに、減算用色信号は垂直BPFの出力
及び水平BPFの出力を混合して得られる信号であるた
め、NTSC複合映像信号に状態変化に応答して減算用
色信号を比較的スムーズに変化させることができる。
【0132】加えて、時間垂直水平BPFの出力を色信
号として出力することにより、クロスカラーの少ない色
信号を得ることができる。
【0133】また、請求項4記載の信号分離装置の減算
用色信号選択手段は、動き検出手段の検出内容をさらに
加味して、動き検出信号が動きを検出しない場合、減算
用色信号に時間BPFの出力成分が多く含まれるように
するため、静止画に対してもS/Nの良好な輝度信号を
得ることができる。
【0134】また、請求項5記載の信号分離装置の色信
号選択手段は、外部より得られる選択信号に基づき、時
間垂直水平BPFの出力信号及び減算用色信号のうち一
の信号を、色信号として出力することができるため、ク
ロスカラーの少ない色信号(減算用色信号)あるいは広
帯域な色信号(時間垂直水平BPFの出力信号)を選択
的に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の輝度信号及び色信
号分離装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の時間−垂直−水平方向色信号抽出フィ
ルタの内部構成を示す概略ブロック図である。
【図3】 図1の時間−垂直−水平方向色信号抽出フィ
ルタにおける時間−垂直周波数特性を示すグラフであ
る。
【図4】 NTSC信号における色信号の3次元周波数
特性を示すグラフである。
【図5】 この発明の実施の形態2の輝度信号及び色信
号分離装置の構成を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態3の輝度信号及び色信
号分離装置の構成を示すブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態4の輝度信号及び色信
号分離装置の構成を示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態5の輝度信号及び色信
号分離装置の構成を示すブロック図である。
【図9】 従来の輝度信号及び色信号分離装置の構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
14 時間−垂直−水平方向色信号抽出フィルタ、15
水平方向色信号抽出フィルタ、16 垂直方向色信号
抽出フィルタ、17 時間方向色信号抽出フィルタ、1
8a 垂直非相関検出回路、18b 水平非相関検出回
路、18c 時間非相関検出回路、18d 動き検出回
路、21a,スイッチ回路、21b 混合回路、21
第1のスイッチ回路、25 第2のスイッチ回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 NTSC複合映像信号の時間垂直平面上
    の第2、第4象現を帯域制限し、時間垂直軸の色信号に
    相当する部分を抽出する時間垂直BPF(バンドパスフ
    ィルタ)と、 前記時間垂直BPFの出力に対し水平方向に帯域制限
    し、水平軸の色信号に相当する部分を抽出する水平BP
    Fとを備え、前記時間垂直BPFと前記水平BPFとの
    縦続接続により前記NTSC複合映像信号に対して時間
    垂直水平方向に帯域制限し、時間垂直水平軸の色信号に
    相当する部分を抽出する時間垂直水平BPFを構成し、 前記NTSC複合映像信号に対し垂直方向に帯域制限
    し、垂直軸の色信号に相当する部分を抽出する垂直BP
    Fと、 前記NTSC複合映像信号に対し水平方向に帯域制限
    し、水平軸の色信号に相当する部分を抽出する水平BP
    Fと、 前記NTSC複合映像信号に基づき、色信号の水平方向
    の非相関を検出する水平非相関検出手段と、 前記NTSC複合映像信号に基づき、色信号の垂直方向
    の非相関を検出する垂直非相関検出手段と、 前記NTSC複合映像信号に基づき、色信号の時間方向
    の非相関を検出する時間非相関検出手段と、 前記水平非相関検出手段、前記垂直非相関検出手段及び
    前記時間非相関検出手段の検出内容に基づき、水平方
    向、垂直方向及び時間方向にすべて相関がある場合、前
    記時間垂直水平BPFの出力を選択して減算用色信号と
    し、水平方向及び時間方向に非相関で垂直方向に相関が
    ある場合、前記垂直BPFの出力を選択して前記減算用
    色信号とし、垂直方向及び時間方向に非相関で水平方向
    に相関がある場合、前記水平BPFの出力を選択して前
    記減算用色信号とする減算用色信号選択手段と、 前記NTSC複合映像信号から前記減算用色信号を減算
    して輝度信号を出力する減算手段とをさらに備え、 前記時間垂直水平BPFの出力を色信号として出力可能
    である、信号分離装置。
  2. 【請求項2】 前記NTSC複合映像信号に対し時間方
    向に帯域制限し、時間軸の色信号に相当する部分を抽出
    する時間BPFと、 前記NTSC複合映像信号に基づき、該映像信号の動き
    を検出する動き検出手段とをさらに備え、 前記減算用色信号選択手段は、前記動き検出手段の検出
    内容をさらに加味して、前記動き検出信号が動きを検出
    しない場合、前記時間BPFの出力を選択して前記減算
    用色信号とする、請求項1記載の信号分離装置。
  3. 【請求項3】 NTSC複合映像信号の時間垂直平面上
    の第2、第4象現を帯域制限し、時間垂直軸の色信号に
    相当する部分を抽出する時間垂直BPFと、 前記時間垂直BPFの出力に対し水平方向に帯域制限
    し、水平軸の色信号に相当する部分を抽出する水平BP
    Fとを備え、前記時間垂直BPFと前記水平BPFとの
    縦続接続により前記NTSC複合映像信号に対して時間
    垂直水平方向に帯域制限し、時間垂直水平軸の色信号に
    相当する部分を抽出する時間垂直水平BPFを構成し、 前記NTSC複合映像信号に対し垂直方向に帯域制限
    し、垂直軸の色信号に相当する部分を抽出する垂直BP
    Fと、 前記NTSC複合映像信号に対し水平方向に帯域制限
    し、水平軸の色信号に相当する部分を抽出する水平BP
    Fと、 前記NTSC複合映像信号に基づき、色信号の水平方向
    の非相関を検出する水平非相関検出手段と、 前記NTSC複合映像信号に基づき、色信号の垂直方向
    の非相関を検出する垂直非相関検出手段と、 前記NTSC複合映像信号に基づき、色信号の時間方向
    の非相関を検出する時間非相関検出手段と、 前記水平非相関検出手段、前記垂直非相関検出手段及び
    前記時間非相関検出手段の検出内容に基づき、前記時間
    垂直水平BPFの出力、前記垂直BPFの出力及び前記
    水平BPFの出力を混合して減算用色信号を出力する混
    合手段とをさらに備え、前記混合手段は、水平方向、垂
    直方向及び時間方向にすべて同等な相関がある場合、前
    記減算用色信号に前記時間垂直水平BPFの出力成分が
    多く含まれるようにし、前記垂直方向の相関が前記水平
    方向及び時間方向の相関より強い場合、前記減算用色信
    号に前記垂直BPFの出力成分が多く含まれるように
    し、前記水平方向の相関が前記垂直方向及び時間方向の
    相関より強い場合、前記減算用色信号に前記水平BPF
    の出力成分が多く含まれるようにし、 前記NTSC複合映像信号から前記減算用色信号を減算
    して輝度信号を出力する減算手段をさらに備え、 前記時間垂直水平BPFの出力を色信号として出力可能
    である、信号分離装置。
  4. 【請求項4】 前記NTSC複合映像信号に対し時間方
    向に帯域制限し、時間軸の色信号に相当する部分を抽出
    する時間BPFと、 前記NTSC複合映像信号に基づき、該映像信号の動き
    を検出する動き検出手段とをさらに備え、 前記減算用色信号選択手段は、前記動き検出手段の検出
    内容をさらに加味して、前記動き検出信号が動きを検出
    しない場合、前記減算用色信号に前記時間BPFの出力
    成分が多く含まれるようにする、請求項3記載の信号分
    離装置。
  5. 【請求項5】 外部より得られる選択信号に基づき、前
    記時間垂直水平BPFの出力信号及び前記減算用色信号
    のうち一の信号を、色信号として出力する色信号選択手
    段をさらに備える、請求項1ないし請求項4のうちいず
    れか1項に記載の信号分離装置。
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