JPH10107874A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

Info

Publication number
JPH10107874A
JPH10107874A JP25904296A JP25904296A JPH10107874A JP H10107874 A JPH10107874 A JP H10107874A JP 25904296 A JP25904296 A JP 25904296A JP 25904296 A JP25904296 A JP 25904296A JP H10107874 A JPH10107874 A JP H10107874A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control circuit
key
vibration
response
completed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25904296A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3144318B2 (ja
Inventor
Ken Kuwabara
建 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP25904296A priority Critical patent/JP3144318B2/ja
Publication of JPH10107874A publication Critical patent/JPH10107874A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3144318B2 publication Critical patent/JP3144318B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 鳴音が好まれない状況で使用する場合であっ
ても、周囲に迷惑をかけることなく、応答保留などの所
定の動作が完了したことを使用者に報知することができ
る携帯電話機を提供する。 【解決手段】 使用者が、着信した後、終了キーを押下
して応答保留機能の設定をすると、振動手段13のドラ
イブ回路15に駆動信号が与えられ、バイブレータ8が
駆動し、携帯電話機1が振動するように構成した。これ
により、使用者は、応答保留機能の動作が完了したこと
を、振動によって認識することができるようになり、鳴
音が好まれない状況で使用する場合であっても、周囲に
迷惑をかけることがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作手段を操作す
ることにより所定の動作が行われるように構成した携帯
電話機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、携帯電話機が広
く普及しており、この携帯電話機の機能の1つとして応
答保留がある。この応答保留機能は、使用者が着信時に
終了キーを押下することにより、発信者に対して、例え
ば「ただいま電話に出ることができません」というアナ
ウンスを流す動作を行うものである。この場合、使用者
は、応答保留機能が設定されたことを、終了キーを押下
した後にスピーカによる電子音が鳴ることによって、認
識することができるようになっている。
【0003】ところが、一般的に、上述した応答保留機
能は、例えば会議室、美術館、ホテルのロビーなど、鳴
音が好まれない状況で使用されることが多い。したがっ
て、そのような状況において、応答保留機能を使用する
と、応答保留機能が設定されたときに電子音が鳴るため
に、周囲に多大な迷惑をかけていた。
【0004】また、上記のような不具合は、応答保留機
能を設定する場合に限られるものではなく、例えば発信
するときに、相手先を指定するためにキーを押下する場
合にも生じていた。これは、携帯電話機が、使用者がキ
ーを押下したことを認識できるように、キーが押下され
る毎に、電子音が鳴るように構成されているからであ
る。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、鳴音が好まれない状況で使用する
場合であっても、周囲に迷惑をかけることがなく、使い
勝手の向上を図ることができる携帯電話機を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、所定の動作を行わせるための操作手段の操作に基づ
く該所定の動作が完了すると、制御手段により、該所定
の動作が完了したことが検出され、駆動信号が振動手段
に与えられて振動手段が振動するようになる。これによ
り、使用者は、操作手段が操作されて所定の動作が完了
したことを、従来のような鳴音でなく、振動によって認
識できるようになるので、鳴音が好まれない状況で使用
する場合であっても、周囲に迷惑をかけることがなくな
り、使い勝手の向上を図ることができる。
【0007】請求項2の発明によれば、所定の動作を行
わせるための操作手段の操作に基づく該所定の動作が完
了すると、制御手段により、該所定の動作が完了したこ
とが検出され、切換手段が第1の状態のときには駆動信
号が振動手段に与えられて振動手段が振動するようにな
り、切換手段が第2の状態のときには駆動信号が鳴音手
段に与えられて鳴音手段が鳴音するようになる。これに
より、使用者は、操作手段が操作されて所定の動作が完
了したことを、周囲の状況に応じて、鳴音、振動によっ
て選択的に認識できるようになるので、使い勝手の向上
を図ることができる。
【0008】請求項3の発明によれば、所定の動作たる
応答保留動作が完了したことを、振動によって認識でき
るようになるので、応答保留機能を使用するときにおい
て、使い勝手の向上を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につい
て図1ないし図4を参照して説明する。まず、図2は、
携帯電話機1の全体構成を示している。携帯電話機1の
表面側には開始キー2a、リダイヤルキー2b、終了キ
ー2c、「0」〜「9」の数字キー2d、*(アスタリ
スク)キー2e、#(シャープ)キー2f、電源キー2
g、呼出キー2hおよびファンクションキー2iからな
る操作手段としての各種キー2、数字や文字などを表示
するディスプレイ3、マイク(送話器)4およびレシー
バ(受話器)5などが設けられている。
【0010】また、携帯電話機1の裏面側にはスピーカ
6が設けられ、上部には伸縮自在なアンテナ7が設けら
れている。さらに、携帯電話機1には、該携帯電話機1
を振動させるためのシャフトに偏心重錘を有するコアレ
スモータからなるバイブレータ8が内蔵されており、こ
のバイブレータ8が振動することによって、携帯電話機
1が振動するようになっている。
【0011】図1は、上記携帯電話機1の電気的なブロ
ック構成を概略的に示している。制御手段としての制御
回路9は、マイクロコンピュータを主体して構成されて
おり、これには、送受信部10、キー入力部11、表示
部12、振動手段としての振動部13、鳴音手段として
の鳴音部14が接続されている。
【0012】送受信部10は、上記アンテナ7に接続さ
れ、該アンテナ7を介して電波信号を送受信するように
なっており、着信する電波信号を受信すると、着信検出
信号を制御回路9に与えるようになっている。また、送
受信部10は、制御回路9から応答保留INFO送信要
求信号が与えられると、アンテナ7を介して基地局に応
答保留INFO信号を送信するようになっている。この
とき、基地局は、応答保留INFO信号を受信すると、
発信者に対して、例えば「ただいま電話に出ることがで
きません」というアナウンスを流すようになっている。
【0013】キー入力部11は、上記したいずれかのキ
ー2が押下されることに応じて、キー押下検出信号を制
御回路9に与えるようになっている。このとき、制御回
路9は、与えられたキー押下検出信号を、そのときの状
態に応じて識別するようになっている。具体的には、制
御回路9は、着信したときに、着信に応答するためのキ
ー(例えば開始キー2a、数字キー2dなどの応答可能
なキー(以下、応答キーと称する))が押下されて与え
られたキー押下検出信号を、応答検出信号として認識
し、応答保留するためのキー(終了キー2c)が押下さ
れて与えられたキー押下検出信号を、応答保留検出信号
として認識するようになっている。
【0014】表示部12は、制御回路9から着信表示信
号や応答保留表示信号などの各種表示信号が与えられ、
それら各種表示信号が与えられるのに応じて、文字など
による各種メッセージを、上記したディスプレイ3に表
示させるようになっている。具体的には、表示部12
は、着信表示信号が与えられたときには、着信したこと
を報知する着信メッセージを表示させ、応答保留表示信
号が与えられたときには、応答保留機能が設定されたこ
とを報知する応答保留メッセージを表示させるようにな
っている。
【0015】振動部13は、ドライブ回路15と、上記
バイブレータ8とを備えて構成されている。振動部13
は、制御回路9からドライブ回路15に駆動信号が与え
られている間、ドライブ回路15がオン状態となり、バ
イブレータ8を駆動させるようになっている。
【0016】鳴音部14は、ドライブ回路16と、上記
スピーカ6とを備えて構成されている。鳴音部14は、
制御回路9からドライブ回路16に駆動信号が与えられ
ている間、ドライブ回路16がオン状態となり、スピー
カ6から鳴動させるようになっている。
【0017】次に、上記構成の作用について、図3およ
び図4に示すフローチャートも参照して説明する。尚、
携帯電話機1は、待機状態、すなわち、着信可能な状態
にあり、その状態から着信したときの場合について説明
する。
【0018】いま、携帯電話機1が待機状態にあると
き、着信すると、送受信部10から制御回路9に着信検
出信号が与えられ、制御回路9は、ステップS1におい
て、「YES」と判断し、ステップS2に移行する。制
御回路9は、ステップS2において、着信表示信号を表
示部12に与えると共に、着信を報知するために、駆動
信号を鳴音部14に間欠的に与える。このとき、表示部
12は、着信表示信号が与えられるのに応じて、着信メ
ッセージをディスプレイ3に表示する。また、鳴音部1
4は、駆動信号が間欠的に与えられるのに応じて、ドラ
イブ回路16が間欠的にオン状態となり、着信音として
の電子音をスピーカ6から鳴らせる。これにより、使用
者は、着信したことを認識することができる。
【0019】さて、ここで、使用者は、着信に対して、
応答するか、もしくは応答保留するかを選択することが
できる。以降においては、使用者が応答した場合、応答
保留した場合のそれぞれの場合について説明する。
【0020】まず、使用者が、着信に対して、応答した
場合について説明する。使用者は、応答する場合には、
例えば開始キー2a(上記した応答キーのうちの1つの
キー)を押下する。すると、キー入力部11から制御回
路9にキー押下検出信号が与えられ、制御回路9は、開
始キー2aが押下されたことを使用者に報知するため
に、駆動信号を鳴音部14に与える。そして、鳴音部1
4は、駆動信号が与えられたのを受けて、キー押下確認
音としての電子音を鳴らせる。これにより、使用者は、
開始キー2aが押下されたことを認識することができ
る。
【0021】また、このとき、制御回路9は、与えられ
たキー押下検出信号を応答検出信号として認識し、ステ
ップS3において、「YES」と判断し、ステップS4
に移行する。制御回路9は、ステップS4において、着
信を報知するための駆動信号を鳴音部14に与えるのを
停止することにより、着信音の鳴音を停止し、ステップ
S5において、通話のサブルーチンを実行する。これに
より、使用者は通話することができるようになる。尚、
制御回路9は、通話が完了したことを検出すると、ステ
ップS1に戻り、待機状態となる。
【0022】これに対して、使用者が、着信に対して、
応答保留した場合について説明する。使用者は、応答保
留する場合には、終了キー2cを押下する。すると、キ
ー入力部11から制御回路9にキー押下検出信号が与え
られ、制御回路9は、終了キー2cが押下されたことを
報知するために、駆動信号を鳴音部14に与える。そし
て、鳴音部14は、駆動信号が与えられたのを受けて、
キー押下確認音としての電子音を鳴らせる。
【0023】また、このとき、制御回路9は、与えられ
たキー押下検出信号を応答保留検出信号として認識し、
ステップS3において、「NO」と判断し、ステップS
6において、「YES」と判断し、ステップS7に移行
する。制御回路9は、ステップS7において、着信を報
知するための駆動信号を鳴音部14に与えるのを停止す
ることにより、着信音の鳴音を停止し、ステップS8に
移行する。
【0024】次いで、制御回路9は、ステップS8にお
いて、応答保留INFO送信要求信号を送受信部10に
与え、ステップS9に移行する。このとき、送受信部1
0は、応答保留INFO送信要求信号が与えられるのを
受けて、応答保留INFO信号をアンテナ7を介して基
地局に送信し、基地局は、応答保留INFO信号を受信
すると、発信者に対して、「ただいま電話に出ることが
できません」というアナウンスを流す。
【0025】ステップS9に移行した制御回路9は、応
答保留表示信号を表示部12に与え、表示部12は、応
答保留表示メッセージをディスプレイ3に表示する。そ
して、制御回路9は、ステップS10において、振動部
14を制御するサブルーチンを実行する。
【0026】さて、ここで、振動部14を制御するサブ
ルーチンについて、図4に示すフローチャートを参照し
て説明する。制御回路9は、ステップT1において、ド
ライブ回路15をオフ状態とすると共に、タイマならび
にカウンタを初期化(リセット)する。具体的には、タ
イマ=0、カウンタ=0とする。そして、制御回路9
は、ステップT2において、いずれかのキー2が押下さ
れたか否かを判断する。この場合、まず、いずれのキー
2も押下されない、すなわち、制御回路9が、ステップ
T2において、「NO」と判断し、ステップT3に移行
した場合について説明する。
【0027】制御回路9は、ステップT3において、タ
イムアウト、すなわち、タイマ=0であるか否かを判断
する。この場合、ステップT1を実行したことにより、
タイマ=0であるので、「YES」と判断し、ステップ
T4に移行する。制御回路9は、ステップT4におい
て、ドライブ回路15がオフ状態であるか否かを判断す
る。この場合、ステップT1を実行したことにより、ド
ライブ回路15がオフ状態であるので、「YES」と判
断し、ステップT5に移行する。そして、制御回路9
は、ステップT5において、駆動信号をドライブ回路1
5に与え、ドライブ回路15をオン状態とする。
【0028】次いで、制御回路9は、ステップT6にお
いて、タイマを所定の秒数(この場合、例えば0.5
秒)に設定し、ステップT2に戻る。すなわち、制御回
路9は、ステップT5、T6を実行したことにより、ド
ライブ回路15を0.5秒間オン状態とし、バイブレー
タ8を駆動することにより、携帯電話機1を0.5秒間
振動させる。
【0029】そして、ステップT2に戻った制御回路9
は、再度、いずれかのキー2が押下されたか否かを判断
する。このとき、制御回路9は、使用者が、携帯電話機
1の振動を感知し、いずれかのキー2を押下した時点
で、ステップT2において、「YES」と判断し、ステ
ップT7に移行する。これにより、制御回路9は、ステ
ップT7において、ドライブ回路15をオフ状態とし、
振動部14を制御するサブルーチン(ステップS10)
から抜けるようになっている。
【0030】これに対して、いずれのキー2も押下され
ないとき、制御回路9は、ステップT2において、「N
O」と判断し、ステップT3において、タイムアウト、
すなわち、タイマ=0であるか否かを判断する。このと
き、制御回路9は、ステップT6を実行したことによ
り、ステップT3において、「NO」と判断し、ステッ
プT8に移行する。
【0031】ステップT8に移行した制御回路9は、タ
イマをデクリメントしたのち、ステップT2に戻る。そ
して、制御回路9は、いずれかのキー2が押下されたか
否かを判断する。このように、制御回路9は、タイマを
デクリメントしている間、いずれかのキー2が押下され
たか否かを監視しており、いずれかのキー2が押下され
た時点で、ステップT7に移行して、振動部14を制御
するサブルーチン(ステップS10)から抜けるように
なっている。
【0032】さて、いずれのキー2も押下されず、タイ
ムアウトを検出した制御回路9は、ステップT3におい
て、「YES」と判断し、ステップT4に移行して、再
度、ドライブ回路15がオフ状態であるか否かを判断す
る。この場合、制御回路9は、ステップT5を実行した
ことにより、ドライブ回路15がオン状態であるので、
「NO」と判断し、ステップT9に移行する。
【0033】ステップT9に移行した制御回路9は、駆
動信号をドライブ回路15に与えるのを停止することに
より、ドライブ回路15をオフ状態とし、バイブレータ
8ひいては携帯電話機1の振動を停止する。そして、制
御回路9は、ステップT10において、カウンタを1イ
ンクリメントし、すなわち、カウンタ=1とする。そし
て、制御回路9は、ステップT11において、カウンタ
が所定の回数(この場合、例えば5回)であるか否かを
判断する。この場合、カウンタ=1であるので、「N
O」と判断し、再度、ステップT6に移行する。
【0034】制御回路9は、ステップT6において、再
度、タイマを所定の秒数(0.5秒)に設定し、ステッ
プT2に戻る。すなわち、制御回路9は、ステップT
9、T6を実行したことにより、ドライブ回路15を
0.5秒間オフ状態とし、携帯電話機1の振動を0.5
秒間停止させる。そして、制御回路9は、ステップT2
において、タイムアウト、すなわち、タイマ=0である
か否かを判断する。このときも、制御回路9は、タイマ
アウトになるまでは、いずれかのキー2が押下されたか
否かを監視している。
【0035】そして、タイムアウトになると、制御回路
9は、ステップT3において、「YES」と判断し、ス
テップT4に移行する。制御回路9は、ステップT4に
おいて、ドライブ回路9がオフ状態であるか否かを判断
する。この場合、ステップT9を実行したことにより、
ドライブ回路9がオフ状態であるので、「YES」と判
断し、ステップT5に移行する。
【0036】このように、制御回路9は、いずれかのキ
ー2が押下されない限りにおいては、携帯電話機1の振
動、振動停止を繰返し行い、5回目の振動が終了した時
点で、ステップT11において、「YES」と判断し、
リターンする。
【0037】さて、上述した振動部14を制御するサブ
ルーチンからリターンした、すなわち、所定の動作たる
応答保留動作(ステップS6〜S10)が完了した制御
回路9は、ステップS11およびS12において、上記
サブルーチンの処理内でいずれかのキー2が押下された
場合には、押下されたキー2がいずれのキー2であるか
を判断する。すなわち、使用者が、応答キーを押下した
場合には、制御回路9は、ステップS11において、
「YES」と判断し、ステップS5に移行して、通話の
サブルーチンを実行する。
【0038】これに対して、使用者が、終了キー2cを
押下した場合には、制御回路9は、ステップS11にお
いて、「NO」と判断し、ステップS12において、
「YES」と判断し、ステップS1に戻り、待機状態と
なる。尚、発信者側で、終了キーが押下され、切断され
た場合においても、制御回路9は、待機状態に戻る。
【0039】このように第1実施例によれば、使用者
は、着信した後、終了キー2cを押下して応答保留機能
の設定をすると、設定が完了した時点で携帯電話機1が
振動するようになるので、携帯電話機1の振動によっ
て、応答保留機能の設定が完了したことを認識すること
ができる。したがって、鳴音が好まれない状況で応答保
留機能を設定する場合であっても、周囲に迷惑をかける
ことがなくなり、使い勝手の向上を図ることができる。
【0040】次に、本発明の第2実施例について、図5
に示すフローチャートを参照して説明する。この第2実
施例においては、第1実施例で説明したフローチャート
のステップS10に代わって、ステップS21〜S23
の処理が実行されるようになっている。すなわち、使用
者は、あらかじめ上記キー2のうちの所定のキーを押下
することにより、切換手段としての制御回路9を、応答
保留機能の設定が完了したときに携帯電話機1が振動す
るバイブレータモードと、電子音が鳴音するスピーカモ
ードとに切換えることができるようになっているもの
で、制御回路9は、ステップS21において、自己がバ
イブレータモードであるかスピーカモードであるかを判
断するようになっている。
【0041】制御回路9は、バイブレータモードである
と判断したときには、ステップS22に移行して、第1
実施例で説明した振動部14を制御するサブルーチンを
実行する。これに対して、スピーカモードであると判断
したときには、ステップS23に移行して、応答保留音
としての電子音を鳴らせるサブルーチンを実行する。具
体的には、制御回路9は、応答保留機能が設定されたこ
とを報知する駆動信号を鳴音部14に間欠的に与え、鳴
音部14は、駆動信号が間欠的に与えられるのに応じ
て、電子音を鳴らすようになっている。尚、このとき、
応答保留音は、前述した着信音とは鳴音パターンが異な
るものである。
【0042】このように第2実施例によれば、使用者
は、着信した後、終了キー2cを押下して応答保留機能
の設定をすると、バイブレータモードのときには携帯電
話機1が振動し、スピーカモードのときには応答保留音
が鳴るようになるので、従来のような鳴音だけでなく、
振動によっても応答保留機能の設定が完了したことを認
識することができるようになるので、例えば鳴音が許容
される状況で使用する場合にはスピーカモード、鳴音が
好まれない状況で使用する場合にはバイブレータモード
で使用するなど、使い勝手の向上を図ることができる。
【0043】次に、本発明の第3実施例について、図6
を参照して説明する。この第3実施例においては、第1
実施例で説明した振動部13に加えて、振動部21が制
御回路9に接続されているもので、振動部21は、ドラ
イブ回路22と、圧電振動子からなる複数個のバイブレ
ータ23a〜23iとを備えて構成されている。各バイ
ブレータ23a〜23iは、各キー2a〜2iに対応し
て各キー2a〜2iの裏側に設けられており、バイブレ
ータ23a〜23iが振動することにより、そのバイブ
レータ23a〜23iに対応したキー2a〜2iが振動
するようになっている。
【0044】また、制御回路9からは、使用者が各キー
2a〜2iを押下すると、各キー2a〜2iの所定の動
作たるオン動作に応じて、各バイブレータ23a〜23
iに対応した駆動信号がドライブ回路22に与えられる
ようになっており、駆動信号がドライブ回路22に与え
られている間、その駆動信号に対応したバイブレータ2
3a〜23iが振動するようになっている。
【0045】尚、制御回路9は、送受信部10から着信
検出信号が与えられたときには、振動部13に駆動信号
を与え、キー入力部11からキー押下検出信号が与えら
れたときには、振動部21に駆動信号を与えるようにな
っている。すなわち、使用者は、着信したときには、携
帯電話機1が振動することにより、着信を認識できるよ
うになり、例えば発信するときには、バイブレータ23
a〜23iの振動によって、押下したキー2a〜2iが
振動することにより、キー2a〜2iが押下されたこと
が認識できるようになる。
【0046】このように第3実施例によれば、使用者
は、いずれかのキー2を押下すると、その押下されたキ
ー2が振動するようになるので、キー2が押下されたこ
とを、キー2の振動によって認識することができる。し
たがって、鳴音が好まれない状況において、例えば発信
する場合であっても、周囲に迷惑をかけることがなくな
り、使い勝手の向上を図ることができる。
【0047】本発明は上記実施例にのみ限定されるもの
でなく、次のように変形または拡張することができる。
携帯電話機1としては、PHS(Personal Handyphone
System(簡易型携帯電話機))でも良い。応答保留機能
に限らず、他の機能の動作が完了したことを確認する場
合にも適用しても良い。
【0048】着信したときに、電子音が鳴るのに代わっ
て、携帯電話機1が振動するようにしても良い。キー2
を押下する場合においても、キー2が押下されたことを
報知するためのバイブレータモードとスピーカモードと
を切換可能に設けても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の電気的な構成を示すブロ
ック構成図
【図2】外観斜視図
【図3】フローチャート(その1)
【図4】フローチャート(その2)
【図5】本発明の第2実施例を示す図3相当図
【図6】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【符号の説明】
図面中、1は携帯電話機、2はキー(操作手段)、9は
制御回路(制御手段、切換手段)、13は振動部(振動
手段)、14は鳴音部(鳴音手段)、21は振動部(振
動手段)である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の動作を行わせるための操作手段
    と、 駆動信号が与えられると振動する振動手段と、 前記操作手段が操作されて前記所定の動作が完了したこ
    とを検出すると、前記駆動信号を前記振動手段に与える
    制御手段とを備えたことを特徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】 所定の動作を行わせるための操作手段
    と、 駆動信号が与えられると振動する振動手段と、 駆動信号が与えられると鳴動する鳴動手段と、 第1の状態と第2の状態との間を切換える切換手段と、 前記操作手段が操作されて前記所定の動作が完了したこ
    とを検出すると、前記切換手段が第1の状態のときには
    前記駆動信号を前記振動手段に与え、当該切換手段が第
    2の状態のときには前記駆動信号を前記鳴音手段に与え
    る制御手段とを備えたことを特徴とする携帯電話機。
  3. 【請求項3】 前記操作手段は、応答保留動作を行わせ
    るためのものであることを特徴とする請求項1または2
    記載の携帯電話機。
JP25904296A 1996-09-30 1996-09-30 携帯電話機 Expired - Fee Related JP3144318B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25904296A JP3144318B2 (ja) 1996-09-30 1996-09-30 携帯電話機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25904296A JP3144318B2 (ja) 1996-09-30 1996-09-30 携帯電話機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10107874A true JPH10107874A (ja) 1998-04-24
JP3144318B2 JP3144318B2 (ja) 2001-03-12

Family

ID=17328533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25904296A Expired - Fee Related JP3144318B2 (ja) 1996-09-30 1996-09-30 携帯電話機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3144318B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000027956A (ko) * 1998-10-27 2000-05-15 윤종용 무선단말기의 정숙모드 설정 방법
US6470196B1 (en) 1998-10-09 2002-10-22 Nec Corporation Portable communication apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6470196B1 (en) 1998-10-09 2002-10-22 Nec Corporation Portable communication apparatus
KR20000027956A (ko) * 1998-10-27 2000-05-15 윤종용 무선단말기의 정숙모드 설정 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP3144318B2 (ja) 2001-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3234620B2 (ja) 携帯用無線電話
US6018671A (en) Silent call accept
JPH08331212A (ja) バイブレータ付携帯電話端末
KR100345535B1 (ko) 이동무선 단말기에서 문자메시지 자동전송방법
JP3144318B2 (ja) 携帯電話機
US7519377B2 (en) Calling system from accessory to portable device
KR20060099783A (ko) 수신자 상태 자동 응답 기능이 구비된 이동 단말기 및 이동단말기의 수신자 상태 자동 응답 방법
JP2978942B2 (ja) 移動体通信端末装置
KR20060000326A (ko) 이동 통신 단말기의 수신 모드 원격 제어 방법
JP3050115B2 (ja) 個別選択呼出受信機
JP3751107B2 (ja) 携帯電話機
JP2005167651A (ja) 携帯端末装置および携帯端末制御方法
KR100827084B1 (ko) 매너모드에서 알람모드로 자동으로 전환하는 휴대용 단말기 및 방법
JP2852199B2 (ja) 無線端末機
JP2005020435A (ja) 拡声機能付き移動電話機、拡声方法およびそのプログラム
KR20040060056A (ko) 이동 단말기의 착신 모드 및 착신 모드의 설정 및 해제방법
KR100547884B1 (ko) 회의모드 기능을 제공하는 이동통신 단말기 및 방법
JPH1013507A (ja) 携帯電話機及びそのキー操作確認方法
JPH04137929A (ja) 携帯電話装置
JP3560527B2 (ja) 携帯電話機
JP2000278388A (ja) 音声認識機能を有する携帯可能な通信装置
JPH1155734A (ja) 無線通信端末
KR20010001747A (ko) 무선 전화기의 이어 마이크 진동장치
JPH0998205A (ja) 携帯無線電話機の呼び出し装置
JPH1023539A (ja) 携帯無線電話装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110105

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120105

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130105

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140105

Year of fee payment: 13

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees