JPH10107725A - 通信システム及び通信装置 - Google Patents

通信システム及び通信装置

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JPH10107725A
JPH10107725A JP8261586A JP26158696A JPH10107725A JP H10107725 A JPH10107725 A JP H10107725A JP 8261586 A JP8261586 A JP 8261586A JP 26158696 A JP26158696 A JP 26158696A JP H10107725 A JPH10107725 A JP H10107725A
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JP
Japan
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time
transmission
data
reception
communication device
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Application number
JP8261586A
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English (en)
Inventor
Masami Abe
政美 阿部
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 第2の通信装置での送受タイミングの関係を
所定のものとし得る通信システム及び通信装置を構築す
る。 【解決手段】 第1の通信装置と複数の第2の通信装置
とがTDMA方式に従って通信を行なう通信システムに
関する。第1の通信装置は、アナログ段階での受信系及
び送信系での合計処理遅延時間を計測する手段と、計測
用データを送信系に出力してから、それに応答する第2
の通信装置からのデータが受信系から入力されるまでの
ループ時間を計測する手段と、ループ時間と合計処理遅
延時間との差分時間を第2の通信装置に送信する手段と
を備える。第2の通信装置は、第1の通信装置からの計
測用送信データの受信タイミングに同期して、計測用デ
ータを送出する手段と、与えられた差分時間に基づい
て、アナログ段階での受信系及び送信系での合計処理遅
延時間を得て、通常の通信時の送受タイミングの調整用
時間として格納する手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TDMA(時分割
多元接続)方式に従う通信システム、及び、そのような
通信システムを構成する基地局や移動局等の通信装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】工場内や家庭内を対象とした移動体通信
システムや公衆電話用の移動体通信システムとして、T
DMA方式に従う通信システムがある。このようなTD
MA方式に従う通信システムの多くは、基地局から移動
局へ(以下、下り方向と呼ぶ)の送信データのタイミン
グと、その移動局から基地局へ(以下、上り方向と呼
ぶ)のバースト状の送信データ(以下、送信バーストと
呼ぶ)の送信タイミング(送信バースト位置)とが所定
時間だけ異なるように規定されており、移動局から基地
局への送信データの送信タイミングは、基地局から移動
局へ送信されたデータの受信タイミングを基準に決定さ
れるようになされている。
【0003】例えば、このようなTDMA方式に従う移
動体通信システムでは、基地局及び移動局間で、図2に
示すようなフォーマットに従う送信データを授受するよ
うになされている。図2は、3チャネル多重の場合を示
しており、図2(a)は下り方向の送信データのフォー
マットを示し、図2(b)は上り方向の送信データのフ
ォーマットを示している。
【0004】図2(a)において、あるシンクパターン
から次のシンクパターンの直前までの部分をスロットと
呼び、シンクパターンから次の同じシンクパターンまで
の部分をブロックと呼ぶことにする。ある移動局には、
各ブロック毎に固有位置の1スロットが割り当てられ
る。1スロットには、ユーザ情報の他に、制御情報(基
地局から移動局への指示等)が含まれる。図2(a)で
は、1スロットに2種の制御情報A、Bが含まれている
場合を示している。
【0005】図2(b)には、図2(a)に示す下り方
向の送信データのフォーマット上でスロット1が割り当
てられた移動局から基地局への送信データのフォーマッ
トを示している。他の移動局についても、タイミングは
異なるが、同一のフォーマットに従っている。
【0006】移動局からの1回の送信で送信される送信
データ(上記スロットに対応する)も、シンクパターン
から始まり、ユーザ情報と2種類の制御情報A、Bとを
含むものである。ここで、同一移動局(同一チャネル)
に係る下り回線及び上り回線のシンクパターン(例えば
シンクパターン1)間の時間差xTは、全ての移動局に
ついて同一に定められており、3移動局が基地局と通信
している場合でも、各移動局からの送信タイミングがず
れており、各移動局からのバースト波は干渉しないで、
基地局に到達するようになされている。
【0007】なお、このようなTDMA方式において
は、下り回線と上り回線とで異なる搬送波周波数を便用
するようになされている。
【0008】以上のように、上り方向及び下り方向の送
信データ間の時間差が定まっているため、移動局が、送
信バーストを適切なタイミングで送信するように移動局
を構成することは重要であり、送信バースト位置を適切
にするように、移動局の各種構成要素を設計していた。
【0009】ここで、移動局において、アンテナ端で受
信した電波を受信データとしてデジタル信号処理部に取
り込むまでの処理(検波、受信フィルタリング、A/D
変換など)による処理遅延時間dRX(MS)(但し、
MSは移動局を意味する;以下同じ)と、デジタル信号
処理部で作成した送信データ(送信ビット系列)をアン
テナ端から電波として放射させるまでの処理(送信フィ
ルタリング、変調、D/A変換、電力増幅など)による
処理遅延時間dTX(MS)とが存在する。
【0010】仮に、デジタル信号処理部が、受信データ
が入力された時点から、図2に示した所定時間xTだけ
ずれたタイミングで送信データを出力した場合には、ア
ンテナ端からの送信信号は、これら処理遅延時間の和d
ALL(MS)=dRX(MS)+dTX(MS)だ
け、図2に示す所定のタイミングずれ時間xTから遅れ
てアンテナ端から送信されることになる。そのため、移
動局のデジタル信号処理部は、受信系及び送信系の処理
遅延時間の和dALL(MS)だけ早めに送信データの
出力処理を開始し、アンテナ端での受信タイミングとア
ンテナ端での送信タイミングとの差時間がxTになるよ
うに必要がある。アンテナ端での送受タイミングが正規
のタイミングずれxTである必要があるのは、基地局と
の関係が問題であるからである。
【0011】送受タイミングの調整用の時間dALL
(MS)は、移動局の構成や、基板パターンの配置や、
使用するRFデバイス、フィルタなどにより、移動局毎
に多少異なる。しかし、移動局装置のハードウェァが決
まれば、ある程度は決まるので、従来においては、設
計、試作段階において、複数の移動局装置について、こ
の時間dALL(MS)を測定し、その平均値を求め
て、この平均値時間を各移動局に固定的に適用してい
た。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、同一の送受タイミングの調整用の時間dAL
L(MS)を、全ての移動局装置に適用していたため、
送受タイミングの合せが不十分な移動局装置も生じてい
た。すなわち、移動局装置も、当然に製品ばらつきがあ
り、固定の送受タイミング合せ用の時間dALL(M
S)を適用した場合に、送受タイミングの本来のずれか
らの許容マージンが小さくなる移動局装置も生じてい
た。
【0013】また、RFデバイスやフィルタ等の特性
は、一般に経年変化するものである。そのため、固定の
送受タイミング合せ用の時間dALL(MS)を適用し
た場合に、送受タイミングの本来のずれからの許容マー
ジンが小さくなる移動局装置も生じる恐れがある。
【0014】そこで、送受タイミングのずれを、装置ば
らつきによらず、また、装置要素の経年変化に拘らず、
本来のずれに調整し得る、TDMA方式に従っている通
信システムや通信装置が求められている。
【0015】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明は、複数のスロットでなる1ブロック期間の
各スロットに対して、複数の第2の通信装置のいずれか
を割り当てて、第1の通信装置と複数の第2の通信装置
とが時分割多元接続方式に従って通信を行なう通信シス
テムにおいて、(A) 第1の通信装置が、(A-1) アンテナ
で捕捉した受信信号をデジタル信号の受信データに変換
する受信系での処理遅延時間と、送信データをアンテナ
から放射できる送信信号に変換してアンテナに与える送
信系での処理遅延時間との合計処理遅延時間を計測する
第1の通信装置内処理遅延時間計測手段と、(A-2) 計測
用のデータを送信系に出力してから、それに応答する第
2の通信装置からの計測用のデータが受信系から入力さ
れるまでのループ時間を計測するループ時間計測手段
と、(A-3) ループ時間から、当該第1の通信装置内での
合計処理遅延時間を減算した差分時間を求めて第2の通
信装置に送信する差分時間報告手段とを備えると共に、
(B) 各第2の通信装置が、(B-1) 第1の通信装置からの
計測用の送信データの受信タイミングに同期して、計測
用のデータの送出を実行する計測用データ授受手段と、
(B-2) 第1の通信装置からの差分時間に基づいて、アン
テナで捕捉した受信信号をデジタル信号の受信データに
変換する受信系での処理遅延時間と、送信データをアン
テナから放射できる送信信号に変換してアンテナに与え
る送信系での処理遅延時間との合計処理遅延時間を得
て、通常の通信時の送受タイミングの調整用時間として
格納する調整用時間格納手段とを備えることを特徴とす
る。
【0016】第2の本発明は上記第1の通信装置が該当
し、第3の本発明は上記第2の通信装置が該当する。
【0017】第1〜第3の本発明により、第2の通信装
置での送受タイミングを、製品ばらつきや経年変化に影
響を受けずに、所定のものとし得る通信システム及び通
信装置を構築することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
(A)第1の実施形態 以下、本発明による通信システム及び通信装置を、移動
体通信システムに適用した第1の実施形態を図面を参照
しながら詳述する。
【0019】ここで、図3が、この実施形態の基地局
(第1の通信装置)の構成を示すブロック図であり、図
4が、この実施形態の移動局(第2の通信装置)の構成
を示すブロック図である。
【0020】まず、基地局の構成及び通常の送受信動作
について、簡単に説明する。なお、この実施形態の場
合、基地局は、送信及び受信の搬送波周波数がそれぞれ
異なる2系統の処理系統を有しており、以下の説明にお
いて、これら系統を区別する際には、符号末尾に「−
1」又は「−2」を付して区別する。
【0021】図3において、制御部9は、図示しない移
動局とのスロット割当てや使用する周波数等の決定のた
めのユーザ情報の通信に先立つネゴシエーションを行な
ったり、ユーザ情報の通信のために送信データ作成部1
及び受信データ解析部8を制御したりするものである。
なお、制御部9は、後述する測定モードでの制御も中心
的に担うものである。また、ネゴシエーションは、既存
のいかなる方法によるものであっても良く、その詳細説
明は省略する。
【0022】送信データ作成部1(1−1、1−2)
は、各チャネルの送信データから、図2(a)に示すデ
ータフォーマットに従う移動局への送信データ(なお、
空スロットがある場合もある)を作成する。なお、後述
する測定モードにおける送信データとしては、予め定め
られたものを適用する。
【0023】送信データ作成部1から出力された送信デ
ータは、デジタル/アナログ(D/A)変換部2(2−
1、2−2)によって、クロック生成部10からのクロ
ック信号に従ってアナログベースバンド信号に変換され
た後、RF送信部3(3−1、3−2)によって変調、
フィルタリング、電力増幅され、その変調波信号がデュ
プレクサ(DUP)4を介して送受共用アンテナ5に与
えられて空間に放射される。
【0024】送信データ作成部1から出力された送信デ
ータに係る送信信号がアンテナ5から放射されるまでに
は、以上のような処理回路(2〜5)を介するので、送
信データ作成部1から送信データが出力されてから、そ
の送信データに係る送信信号がアンテナ5から放射され
るまでには、時間dTX(PBS)だけの処理遅延が生
じている。なお、(PBS)は基地局に関する時間であ
ることを表しており、以下、同様な表記を用いている。
【0025】一方、送受共用アンテナ5が捕捉した受信
信号は、デュプレクサ4を介してRF受信部6(6−
1、6−2)に与えられ、RF受信部6によって、増
幅、フィルタリング、復調がなされてアナログベースバ
ンド信号に変換された後、さらに、アナログ/デジタル
(A/D)変換部7(7−1、7−2)によって、クロ
ック生成部10からのクロック信号に従ってサンプリン
グされてデジタル信号(受信データ)に変換されて受信
データ解析部8(8−1、8−2)に入力される。
【0026】以上のように、アンテナ5が捕捉した受信
信号に係る受信データが、受信データ解析部8に入力さ
れるまでには、以上のような処理回路(5、4、6、
7)を介するので、アンテナ5が受信信号を捕捉してか
らその受信信号に係る受信データが受信データ解析部8
に入力されるまでには、時間dRX(PBS)だけの処
理遅延が生じている。
【0027】受信データ解析部8は、制御部9の制御下
で、入力された受信データを解析し、各チャネルについ
てユーザ情報と制御情報とを分離抽出して出力する。各
移動局からの受信データは、上述した図2(b)に示す
データフォーマットに従ったものである。なお、後述す
る測定モードにおける受信データとしては、予め定めら
れたものになっている。
【0028】図3においては、送信データ作成部1及び
受信データ解析部8を分けて示しているが、これら送信
データ作成部1及び受信データ解析部8を1個のDSP
(デジタルシグナルプロセッサ)で構成することが実際
的である。
【0029】また、送信データ作成部1及び受信データ
解析部8はそれぞれ、タイマを内蔵しており、その時刻
情報によって、送受信タイミングや、データフォーマッ
ト上での情報種類等の認識を実行できるようになされて
いる。送信データ作成部1及び受信データ解析部8が内
蔵しているタイマの時刻により、後述する測定モードで
の所定時間の計測が可能となっている。
【0030】なお、2系統の構成は、後述する測定モー
ドでは、異なるデータを送受して異なる時間を計測する
ようになされている。
【0031】次に、この実施形態の移動局の構成及び通
常の送受信動作について、図4を参照しながら簡単に説
明する。
【0032】図4において、制御部19は、ユーザ情報
の通信に先立つ基地局とのネゴシエーションを行なった
り、送信データ作成部11及び受信データ解析部18を
制御したりするものである。また、後述する測定モード
においては、制御部19は、送信データ作成部11及び
受信データ解析部18を測定モードでの制御内容で制御
したり、測定モードの開始、終了を制御したりする。
【0033】送信データ作成部11は、入力された送信
データから、図2(b)に示すデータフォーマットに従
う基地局への送信データを作成する。
【0034】このようなバースト状の送信データは、デ
ジタル/アナログ(D/A)変換部12によって、クロ
ック生成部20からのクロック信号に従ってアナログベ
ースバンド信号に変換された後、RF送信部13によっ
て変調、フィルタリング、電力増幅され、その変調波信
号がデュプレクサ(DUP)14を介して送受共用アン
テナ15に与えられて空間に放射される。
【0035】送信データ作成部11から出力された送信
データに係る送信信号がアンテナ15から放射されるま
でには、以上のような処理回路(12〜15)を介する
ので、送信データ作成部11から送信データが出力され
てから、その送信データに係る送信信号がアンテナ15
から放射されるまでには、時間dTX(MS)だけの処
理遅延が生じている。
【0036】一方、送受共用アンテナ15が捕捉した受
信信号は、デュプレクサ14を介してRF受信部16に
与えられ、RF受信部16によって、増幅、フィルタリ
ング、復調がなされてアナログベースバンド信号に変換
された後、さらに、アナログ/デジタル(A/D)変換
部17によって、クロック生成部20からのクロック信
号に従ってサンプリングされてデジタル信号(受信デー
タ)に変換されて受信データ解析部18に入力される。
【0037】以上のように、アンテナ15が捕捉した受
信信号に係る受信データが、受信データ解析部18に入
力されるまでには、以上のような処理回路(15、1
4、16、17)を介するので、アンテナ15が受信信
号を捕捉してからその受信信号に係る受信データが受信
データ解析部18に入力されるまでには、時間dRX
(MS)だけの処理遅延が生じている。
【0038】受信データ解析部18は、制御部19の制
御下で、入力された図2(a)に示す受信データを解析
し、自チャネルについてユーザ情報と制御情報とを分離
抽出して出力する。
【0039】なお、図4においては、送信データ作成部
11及び受信データ解析部18を分けて示しているが、
これら送信データ作成部11及び受信データ解析部18
を1個のDSP(デジタルシグナルプロセッサ)で構成
することが実際的である。
【0040】また、図4におけるクロック生成部10
は、クロック信号だけでなく、その整数倍の周期を有す
る他のタイミング信号も生成するものであり、これらタ
イミング信号は、送信データ作成部11や受信データ解
析部18にも与えられるようになされている。ここで、
移動局は、基地局の動作タイミングを基準にして動作す
るように、受信データ解析部18が抽出したシンクパタ
ーン等の位相基準がタイミング制御部21に与えられ、
このタイミング制御部21がクロック生成部50のクロ
ック信号の位相を制御するようになされている。
【0041】この第1の実施形態においては、基地局及
び移動局の協働動作によって、移動局における送信系の
処理遅延時間dTX(MS)及び受信系の処理遅延時間
dRX(MS)の和時間dALL(MS)を測定できる
ようになされている。以下、この第1の実施形態におけ
る時間dALL(MS)の測定動作の原理的な考え方を
説明する。
【0042】この第1の実施形態の場合、測定モードに
おいて、移動局は、受信データ解析部18が受信したデ
ータを制御部19の制御下でそのまま送信データ作成部
11に与える(折返す)ようになされており、この転送
時での処理遅延は存在しないとして、原理的な考え方を
説明する。
【0043】基地局の送信データ作成部1から出力され
た送信データが移動局で受信され、移動局で折返され、
基地局の受信データ解析部8に届くまでの時間dLOO
Pは、(1) 基地局の送信系での処理遅延時間dTX(P
BS)、(2) 移動局の受信系での処理遅延時間dRX
(MS)、(3) 移動局の送信系での処理遅延時間dTX
(MS)、(4) 基地局の受信系での処理遅延時間dRX
(PBS)の和の時間である。この時間dLOOPは、
基地局において、送信データ作成部1から送信データを
出力した時点から、それが受信データ解析部8に返送さ
れるまでの時間を計測することで得ることができる。
【0044】測定したい時間dALL(MS)はdRX
(MS)+dTX(MS)である。基地局における送信
系での処理遅延時間dTX(PBS)と受信系dRX
(PBS)とが解れば、上述した時間dLOOP(=d
TX(PBS)+dRX(MS)+dTX(MS)+d
RX(PBS))から、基地局でのこれら処理遅延時間
dTX(PBS)及びdRX(PBS)を減算すること
により、測定したい時間dALL(MS)を得ることが
できる。
【0045】この第1の実施形態の場合、基地局が2系
統でなっていることを利用して、基地局での送信系及び
受信系での処理遅延時間dTX(PBS)及びdRX
(PBS)の和時間dALL(PBS)=dTX(PB
S)+dRX(PBS)を、上述した時間dLOOPと
ほぼ同時に得るようにしている。
【0046】このような原理に従って、測定したい時間
dALL(MS)が得られると、この時間dALL(M
S)を移動局に引渡し、移動局では、通常の動作モード
において、送受タイミングの本来のずれxTを達成すべ
く、その本来のずれxTで定まるタイミングより時間d
ALL(MS)だけ早いタイミングから、送信データ作
成部11より送信データを出力させるようにする。
【0047】以下、このような測定原理に従っている第
1の実施形態での移動局と基地局との処理シーケンスに
ついて、図1を参照しながら説明する。
【0048】移動局は、基地局のコントロールチャネル
で待ち受け状態にある(S1)。このような状態での
み、測定が許容されている。移動局は、基地局に測定モ
ードヘ入るためのリクエスト信号を送信する(S2)。
例えば、待ち受け状態において、所定周期でリクエスト
信号を発生したり、1日の所定時刻にリクエスト信号を
発生したり、収容されている基地局が変化した直後に発
生したり、利用者からキー入力等で指示されたときに発
生したりする。
【0049】基地局は、他の移動局との関係等を考慮し
て測定モードに移行できるか否かを確認し、移行できる
ことが確認できたときに、自己を測定モードに移行させ
ると共に(S3)、移動局にアクノリッジ信号を送信す
る(S4)。これにより、移動局も測定モードに入る
(S5)。
【0050】基地局は、移動局にアクノリッジ信号を送
信してから、移動局が測定モードに移行する処理に要す
る時間を待った後、一方の送信データ作成部1−1から
移動局へ転送する測定用の送信データを出力させる(S
6)。この際には、基地局の制御部9は、図3に示すよ
うに、送信データ作成部1−1に送信データの出力開始
を指示すると共に、同一系統の受信データ解析部8−1
に受信を指示し、送信データ作成部1−1は、送信開始
タイミングを同一系統の受信データ解析部8−1に通知
する。
【0051】また、基地局は、移動局に向けた送信デー
タの送出に並行して、上述した時間dALL(PBS)
の測定を実行する(S7)。この際には、基地局の制御
部9は、図3に示すように、他方の送信データ作成部1
−2に送信データの出力開始を指示すると共に、同一系
統の受信データ解析部8−2に受信を指示し、送信デー
タ作成部1−2は、送信開始タイミングを同一系統の受
信データ解析部8−2に通知する。このとき、他方の送
信データ作成部1−2から出力された送信データに係る
送信信号がアンテナ5から放射されると共に、このアン
テナ5自体で捕捉され、適宜処理されて受信データ解析
部8−2に入力され、この受信データ解析部8−2にお
いて、時間dALL(PBS)が計測されて制御部9に
報告される。
【0052】なお、この時間dALL(PBS)の計測
のために、必要ならば、RF送信部3−2及び又はRF
受信部6−2内のフィルタ等の通過搬送波周波数を可変
させる。
【0053】測定モードにおいて、基地局から測定用の
送信データが与えられた移動局は、そのデータを受信デ
ータ解析部18から送信データ作成部11に遅延なく与
えて、基地局にそのデータを折返す(S8、S9)。
【0054】基地局の受信データ解析部8−1は、送信
データ作成部1−1から移動局へ転送する測定用の送信
データの送信開始タイミングから、その折返しデータが
到達するまでの時間dLOOPを計測し、制御部9に報
告する(S9)。
【0055】そして、制御部9は、報告された時間dL
OOPから、報告された時間dALL(PBS)を減算
することにより、移動局において、送信データの出力を
早める時間dALL(MS)を算出し(S10)、その
時間dALL(MS)を移動局に通知する(S11)。
【0056】受信データ解析部18を介して、この時間
dALL(MS)の報告を受けた移動局の制御部19
は、この時間dALL(MS)を、送信データ作成部1
1内の記憶部に格納させることにより、通常の通信にお
ける送信データの送出開始を早める時刻を、新たに格納
された時間dALL(MS)で行なわれるようにする
(S12)。
【0057】その後、移動局は、測定モード終了信号を
基地局に送信した後(S13)、測定モードを終了さ
せ、待ち受け状態に復帰させる(S14)。また、基地
局は、移動局からの測定モードの終了信号の受信によ
り、測定モードを終了させる(S15)。
【0058】以上のように、第1の実施形態によれば、
移動局のアンテナ端での受信信号と、アンテナ端からの
送信信号との位相差時間を所定の時間xTにさせるため
に、送信データ作成部11からの送信データの開始を早
める調整時間dALL(MS)として、固定時間ではな
く、適宜計測したものを用いるようにしたので、以下の
効果を奏することができる。
【0059】移動局装置に製品ばらつきがあって、送信
系及び受信系の処理遅延時間の和dALL(MS)が製
品毎に異なっても、どの移動局装置においても、移動局
のアンテナ端での受信信号と、アンテナ端からの送信信
号との位相差時間を所定の時間xTにさせることができ
る。
【0060】また、移動局装置の経年変化によって、送
信系及び受信系の処理遅延時間の和dALL(MS)が
変化しても、その変化に拘らず、移動局のアンテナ端で
の受信信号と、アンテナ端からの送信信号との位相差時
間を所定の時間xTにさせることができる。
【0061】ここで、基地局における送信系及び受信系
の処理遅延時間の和dALL(PBS)に、製品ばらつ
きがあったり、経年変化したりしても、移動局のアンテ
ナ端での受信信号と、アンテナ端からの送信信号との位
相差時間を所定の時間xTにさせることに影響を与える
ことはない。これは、時間dLOOPから時間dALL
(PBS)を減算して、時間dALL(MS)を求めて
いるため、その減算で基地局での製品ばらつきや経年変
化の影響が除去されるためである。
【0062】さらに、移動局及び基地局の無線通信を利
用した協働によって、時間dALL(MS)を求めてい
るため、この時間dALL(MS)を求めるために、保
守者の手をわずらせることがない。
【0063】(B)第2の実施形態 次に、本発明の第2の実施形態を、第1の実施形態との
相違点を中心にして簡単に説明する。なお、基地局及び
移動局の概略構成がそれぞれ、上述した図3及び図4に
示すものであるとして説明を行なう。
【0064】第1の実施形態は、測定モードにおいて、
移動局での受信データ解析部18が受信したデータを遅
延なく送信データ作成部11に与えることを前提とした
ものである。この第2の実施形態は、測定モードにおい
ても、移動局での受信データ解析部18での受信タイミ
ングと、その送信データ作成部11からの出力タイミン
グの差が、通常の通話モードでの時間差を適用したもの
である。すなわち、送受タイミングの正規の差xTか
ら、移動局での処理遅延時間の総和dALL(MS)を
調整した時間差xT−dALL(MS)を適用したもの
である。
【0065】ここで、測定モードの開始以前における移
動局での処理遅延時間の総和をdALL’(MS)で表
し、測定後の処理遅延時間の総和をdALL(MS)で
表すこととする。
【0066】この場合、基地局の送信データ作成部1か
ら出力された送信データが移動局で受信され、移動局で
折返され、基地局の受信データ解析部8に届くまでの時
間dLOOPは、下記の(1) 式で表され、第1の実施形
態と同様に、基地局側において測定できるものである。
【0067】 dLOOP=dTX(PBS)+dRX(MS)+dTX(MS) +dRX(PBS)+xT−dALL’(MS) =dALL(PBS)+dALL(MS) +xT−dALL’(MS) …(1) なお、dTX(PBS)、dRX(MS)、dTX(M
S)及びdRX(PBS)はそれぞれ、第1の実施形態
と同様に、基地局の送信系での処理遅延時間、移動局の
受信系での処理遅延時間、移動局の送信系での処理遅延
時間、基地局の受信系での処理遅延時間である。
【0068】基地局側においては、第1の実施形態と同
様に、時間dALL(PBS)を測定することができ
る。従って、基地局において、(2) 式に示す時間dLO
OP−dALL(PBS)を演算することができる。
【0069】 dLOOP−dALL(PBS) =dALL(MS)+xT−dALL’(MS) …(2) このようにして得られた時間dALL(MS)+xT−
dALL’(MS)を移動局に送信すると、移動局では
正規の時間xT及び測定モードの直前の処理遅延時間の
総和dALL’(MS)が既知であるので、これを利用
することにより、今回測定した処理遅延時間の総和dA
LL(MS)を得ることができる。
【0070】このような測定原理に従う第2の実施形態
の処理シーケンスは、第1の実施形態に係る図1の一部
の手順を以下のように変更することで実現できる。
【0071】すなわち、手順S8の移動局での送信デー
タの折返し処理において、受信データ解析部18での受
信タイミングから、時間xT−dALL’(MS)だけ
ずれて、送信データ作成部11が測定用データを折返す
ようにすれば良い。また、手順S10においては、(2)
式の演算を実行し、(2) 式の演算結果dALL(MS)
+xT−dALL’(MS)を手順S11で移動局に送
信するようにすれば良い。さらに、手順S12において
は、内蔵メモリへの格納動作の前に、基地局から与えら
れた時間dALL(MS)+xT−dALL’(MS)
から、正規の時間xTを減算すると共に、測定モードの
直前の処理遅延時間の総和dALL’(MS)を加算し
て、今回測定した処理遅延時間の総和dALL(MS)
を求めることを実行すれば良い。
【0072】この第2の実施形態によれば、上述した第
1の実施形態と同様な効果を奏することができると共
に、以下の効果をも奏することができる。すなわち、測
定モードにおいても、移動局の送受信タイミングを通常
モードと同様にでき、その分、制御処理を簡単にするこ
とができる。
【0073】(C)他の実施形態 上記実施形態においては、基地局が2系統の構成を備え
たものを示したが、1系統、又は、3系統以上備えたも
のであっても良い。1系統の構成の場合には、時間dL
OOPと、dALL(PBS)との測定を時分割で行な
うようにすれば良い。また、2系統以上の構成の場合、
そのうちの1系統を、時間dALL(PBS)の測定専
用の系統とするようにしても良い。さらに、送信系を1
系統、受信系を2系統として、時間dLOOP及びdA
LL(PBS)を計測するようにしても良い。
【0074】また、上記実施形態の説明で示した処理シ
ーケンスは一例であり、上述した原理的な処理を実現で
きるものであればその処理シーケンスの具体的な内容は
問わないものである。
【0075】さらに、上記実施形態においては、測定モ
ードにおいて、移動局が受信したデータと、移動局が送
信するデータとが同じ(折返すことにより同じ)である
ものを示したが、異なる測定用データであっても良い。
【0076】さらにまた、上記実施形態の説明では、送
信データ作成部及び受信データ解析部をDSPで実現で
きることを言及したが、送信データ作成部及び受信デー
タ解析部の全てあるいは一部機能を、ハードウェア(ゲ
ートアレイや、DSP付属のアクセラレータ等)で実現
するようにしても良い。
【0077】また、上記実施形態においては、上り回線
及び下り回線が同時通信のシステムを示したが、上り回
線及び下り回線が交互通信(いわゆるTDD)のシステ
ムに本発明を適用することができる。
【0078】さらに、上記実施形態においては、1対N
通信のN側要素が移動局であるものを示したが、固定局
であっても良い。
【0079】
【発明の効果】以上のように、本発明のTDMA方式に
従う通信システム及び通信装置によれば、第1及び第2
の通信装置間の協働により、第2の通信装置での送受タ
イミングの調整用時間を得てタイミング調整を実行でき
るので、製品ばらつきや経年変化に影響を受けずに、第
2の通信装置での送受タイミングの関係を所定のものと
し得る通信システム及び通信装置を構築することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の処理シーケンスを示す説明図
である。
【図2】データフォーマットの説明図である。
【図3】第1の実施形態の基地局構成を示すブロック図
である。
【図4】第1の実施形態の移動局構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1…基地局の送信データ作成部、8…基地局の受信デー
タ解析部、9…基地局の制御部、11…移動局の送信デ
ータ作成部、18…移動局の受信データ解析部、19…
移動局の制御部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスロットでなる1ブロック期間の
    各スロットに対して、複数の第2の通信装置のいずれか
    を割り当てて、第1の通信装置と複数の第2の通信装置
    とが時分割多元接続方式に従って通信を行なう通信シス
    テムにおいて、 上記第1の通信装置が、 アンテナで捕捉した受信信号をデジタル信号の受信デー
    タに変換する受信系での処理遅延時間と、送信データを
    アンテナから放射できる送信信号に変換してアンテナに
    与える送信系での処理遅延時間との合計処理遅延時間を
    計測する第1の通信装置内処理遅延時間計測手段と、 計測用のデータを上記送信系に出力してから、それに応
    答する上記第2の通信装置からの計測用のデータが受信
    系から入力されるまでのループ時間を計測するループ時
    間計測手段と、 上記ループ時間から、当該第1の通信装置内での合計処
    理遅延時間を減算した差分時間を求めて上記第2の通信
    装置に送信する差分時間報告手段とを備えると共に、 上記各第2の通信装置が、 上記第1の通信装置からの計測用の送信データの受信タ
    イミングに同期して、計測用のデータの送出を実行する
    計測用データ授受手段と、 上記第1の通信装置からの差分時間に基づいて、アンテ
    ナで捕捉した受信信号をデジタル信号の受信データに変
    換する受信系での処理遅延時間と、送信データをアンテ
    ナから放射できる送信信号に変換してアンテナに与える
    送信系での処理遅延時間との合計処理遅延時間を得て、
    通常の通信時の送受タイミングの調整用時間として格納
    する調整用時間格納手段とを備えることを特徴とする通
    信システム。
  2. 【請求項2】 複数のスロットでなる1ブロック期間の
    各スロットに対して、複数の第2の通信装置のいずれか
    を割り当てて、第1の通信装置と複数の第2の通信装置
    とが時分割多元接続方式に従って通信を行なう通信シス
    テムの上記第1の通信装置に該当する通信装置におい
    て、 アンテナで捕捉した受信信号をデジタル信号の受信デー
    タに変換する受信系での処理遅延時間と、送信データを
    アンテナから放射できる送信信号に変換してアンテナに
    与える送信系での処理遅延時間との合計処理遅延時間を
    計測する第1の通信装置内処理遅延時間計測手段と、 計測用のデータを上記送信系に出力してから、それに応
    答する上記第2の通信装置からの計測用のデータが受信
    系から入力されるまでのループ時間を計測するループ時
    間計測手段と、 上記ループ時間から、当該第1の通信装置内での合計処
    理遅延時間を減算した差分時間を求めて上記第2の通信
    装置に送信する差分時間報告手段とを備えることを特徴
    とする通信装置。
  3. 【請求項3】 複数のスロットでなる1ブロック期間の
    各スロットに対して、複数の第2の通信装置のいずれか
    を割り当てて、第1の通信装置と複数の第2の通信装置
    とが時分割多元接続方式に従って通信を行なう通信シス
    テムの上記第2の通信装置に該当する通信装置におい
    て、 上記第1の通信装置からの計測用の送信データの受信タ
    イミングに同期して、計測用のデータの送出を実行する
    計測用データ授受手段と、 上記第1の通信装置からの差分時間に基づいて、アンテ
    ナで捕捉した受信信号をデジタル信号の受信データに変
    換する受信系での処理遅延時間と、送信データをアンテ
    ナから放射できる送信信号に変換してアンテナに与える
    送信系での処理遅延時間との合計処理遅延時間を得て、
    通常の通信時の送受タイミングの調整用時間として格納
    する調整用時間格納手段とを備えることを特徴とする通
    信装置。
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