JPH10107565A - トランジスタ回路 - Google Patents
トランジスタ回路Info
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- JPH10107565A JPH10107565A JP8259636A JP25963696A JPH10107565A JP H10107565 A JPH10107565 A JP H10107565A JP 8259636 A JP8259636 A JP 8259636A JP 25963696 A JP25963696 A JP 25963696A JP H10107565 A JPH10107565 A JP H10107565A
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Abstract
に渡ってリニア(直線)にする。 【解決手段】 入力信号に応じたリニアな出力電流を得
るトランジスタ回路であって、入力信号に応じた電流を
コレクタに流す入力トランジスタ(30)と、ベース及
びエミッタが共通接続された第1及び第2トランジスタ
(20)(21)を備え、前記入力トランジスタ(3
0)のコレクタ電流が供給される電流ミラー回路(1
9)と、一端が前記第1及び第2トランジスタ(20)
(21)の共通ベースに接続され他端が基準電位点に接
続された抵抗(22)とを備え、前記電流ミラー回路
(19)から出力電流を得るようにする。
Description
AGC回路などの利用され、入力信号に応じたリニアな
出力電流を得るトランジスタ回路に関するもので、特に
入力信号に応じた出力電流の特性が広い範囲に渡ってリ
ニア(直線)であるトランジスタ回路に関する。
より強さが違い、またフェージングで電波の強さが変動
することがあるので、RF増幅器やIF周波増幅器にA
GC(自動利得調整)電圧を加え電波の強さが変わって
も画像のコントラストが一定になるようにしている。
号のレベルを利用する。この検波信号の大きさに基づい
てAGC電流を作成する。検波信号の変化に対するAG
C電圧の変化は、できるだけ広い範囲でリニアにする必
要がある。AGC電流の作成回路としては、例えば図2
の回路が考えられる。図2の入力端子(1)には検波さ
れ直流電圧に変換された映像信号が印加される。基準電
源(2)の基準電圧は、入力出力特性の中心値を設定す
る。基準電源(2)の基準電圧と検波電圧が比較される
と、その電圧差に応じた電流がトランジスタ(3)のコ
レクタである点Aに流れる。
は電流ミラー関係に接続されているので、点Aに流れる
電流と等しい電流が出力端子(7)に発生する。従っ
て、図2の回路によれば、直流電圧に変換された映像信
号に応じてAGC電流の作成を行うことができる。
回路では入力信号に応じた出力電流の特性を広い範囲に
渡ってリニアにすることができない、という問題があっ
た。即ち、今、入力端子(1)の直流電圧のレベルが高
く、トランジスタ(8)がオン、トランジスタ(3)が
オフであったとする。この状態から、入力端子(1)の
直流電圧のレベルが下がり、トランジスタ(8)がオフ
傾向、トランジスタ(3)がオン傾向になったとする。
すると、トランジスタ(3)のコレクタ電流は、トラン
ジスタ(4)から流れる。トランジスタ(4)は、ベー
ス・エミッタ間電圧の立ち上がりに応じて電流を供給す
るので、ベース・エミッタ間電圧が0.7V(ベース・
エミッタ間電圧の立ち上がり)になるまで十分な電流を
供給できず、ベース・エミッタ間電圧の立ち上がりカー
ブに応じて電流を供給する。
ブは、リニアでない。このため、この期間は、AGCの
入力出力特性には利用できずその分リニア領域が狭くな
るという問題があった。
みなされたもので、入力信号に応じたリニアな出力電流
を得るトランジスタ回路であって、入力信号に応じた電
流をコレクタに流す入力トランジスタと、ベース及びエ
ミッタが共通接続された第1及び第2トランジスタを備
え、前記入力トランジスタのコレクタ電流が供給される
電流ミラー回路と、一端が前記第1及び第2トランジス
タの共通ベースに接続され他端が基準電位点に接続され
た抵抗とを備え、前記電流ミラー回路から出力電流を得
るようにしたことを特徴とする。
路を利用したTV受像機を示すもので、(10)はアン
テナ、(11)はRF増幅器、(12)は混合回路、
(13)はSAWフィルタ、(14)はVIF増幅器、
(15)は映像検波回路、(16)はコンデンサ(1
7)を利用して直流のAGC電圧を発生するAGC回
路、(18)は入力信号に応じた出力電流を発生する差
動増幅器、(19)はベース及びエミッタが共通接続さ
れたトランジスタ(20)(21)を備え、前記差動増
幅器(18)の出力電流が供給される電流ミラー回路、
(22)は一端が前記トランジスタ(20)(21)の
共通ベースに接続され他端が電源電圧(+VCC)に接続
された抵抗、(23)は電流ミラー回路、(24)がI
Cのピンである。
あり、電源電圧(+VCC2)はIC外部の電源である。
そして、電流ミラー回路(23)を構成するトランジス
タ(26)のコレクタがピン(24)に接続される構成
なので、電源電圧(+VCC2)の設定しだいで、任意の
直流電圧が得られる。次に動作について説明する。アン
テナ(10)に受信された信号は、RF増幅器(11)
で増幅され、混合回路(12)でIF信号に周波数変換
される。周波数変換されたIF信号は、SAWフィルタ
(13)で不要成分が除去され、VIF増幅器(14)
で更に増幅される。増幅されたIF信号は、映像検波回
路(15)で映像信号が検波され、出力端子(27)に
導出される。
コンデンサ(17)を利用して直流のAGC電圧を発生
するAGC回路(16)に印加される。前記AGC電圧
は、VIF増幅器(14)に印加されVIF増幅器(1
4)の利得を調整する。更に、前記AGC電圧は、差動
増幅器(18)他を介してRF増幅器(11)に印加さ
れRF増幅器(11)の利得を調整する。
ても画像のコントラストが一定になるようにしている。
前記AGC電圧は、差動増幅器(18)のトランジスタ
(28)のベースに印加され基準電源(29)の基準電
圧とレベル比較され、その電圧差に応じた電流がトラン
ジスタ(30)のコレクタである点Aに流れる。
1)は電流ミラー関係に接続されているので、点Aに流
れる電流と等しい電流が電流ミラー回路(23)に流れ
込む。今、前記AGC電圧のレベルが高く、トランジス
タ(28)がオン、トランジスタ(30)がオフであっ
たとする。この状態から、前記AGC電圧のレベルが下
がり、トランジスタ(28)がオフ傾向、トランジスタ
(30)がオン傾向になったとする。そして、トランジ
スタ(20)とトランジスタ(21)のベース・エミッ
タ間電圧が0.7V未満であったとする。
電流は、抵抗(22)からほとんど供給されトランジス
タ(20)とトランジスタ(21)はオフ状態となって
おり、電流ミラー回路(19)の出力側には電流が流れ
ない。そして、点Aの電圧が更に低下し、トランジスタ
(20)とトランジスタ(21)のベース・エミッタ間
電圧が0.7Vに達すると、トランジスタ(20)とト
ランジスタ(21)は急激にオンする。このオン状態
は、トランジスタのベース・エミッタ間電圧の立ち上が
りカーブがすでにリニアに近い領域となっており、電流
ミラー回路(19)の入出力特性は、リニアな特性であ
る。
低下したときに流す電流をトランジスタ(20)及びト
ランジスタ(21)からではなく、抵抗(22)からほ
とんど供給しているので、トランジスタのベース・エミ
ッタ間電圧の非リニア領域を使うことがなくなる。その
結果、電流ミラー回路(19)に電流が流れ始める時に
は既にトランジスタ(20)及びトランジスタ(21)
が立ち上がっており、その入出力特性は、リニアな特性
となる。
ラー回路(23)で反転されピン(24)に発生し、利
得制御信号としてRF増幅器(11)に印加される。
トランジスタのコレクタ電圧が僅かに低下したときに流
す電流を第1及び第2トランジスタからではなく、抵抗
からほとんど供給しているので、第1及び第2トランジ
スタのベース・エミッタ間電圧の非リニア領域を使うこ
とがなくなる。そして、電流ミラー回路に電流が流れ始
める時には既に第1及び第2トランジスタのベース・エ
ミッタ間電圧が立ち上がっており、その入出力特性は、
リニアな特性となる。このため、本発明をTV受像機の
AGC回路に適用すれば、検波信号の変化に対するAG
C電圧の変化を広い範囲でリニアに変化させられる。
機を示す回路図である。
成回路である。
Claims (3)
- 【請求項1】 入力信号に応じたリニアな出力電流を得
るトランジスタ回路であって、 入力信号に応じた電流をコレクタに流す入力トランジス
タと、 ベース及びエミッタが共通接続された第1及び第2トラ
ンジスタを備え、前記入力トランジスタのコレクタ電流
が供給される電流ミラー回路と、 一端が前記第1及び第2トランジスタの共通ベースに接
続され他端が基準電位点に接続された抵抗とを備え、前
記電流ミラー回路から出力電流を得るようにしたことを
特徴とするトランジスタ回路。 - 【請求項2】 入力信号に応じたリニアな出力電流を得
るトランジスタ回路であって、 入力信号に応じた出力電流を発生する差動増幅器と、 ベース及びエミッタが共通接続された第1及び第2トラ
ンジスタを備え、前記差動増幅器の出力電流が供給され
る電流ミラー回路と、 一端が前記第1及び第2トランジスタの共通ベースに接
続され他端が基準電位点に接続された抵抗とを備え、前
記電流ミラー回路から出力電流を得るようにしたことを
特徴とするトランジスタ回路。 - 【請求項3】 入力信号に応じたリニアな出力電流を得
るトランジスタ回路であって、 エミッタ間に負荷を有し、入力信号に応じた出力電流を
発生する差動増幅器と、 ベース及びエミッタが共通接続された第1及び第2トラ
ンジスタを備え、前記差動増幅器の出力電流が供給され
る電流ミラー回路と、 一端が前記第1及び第2トランジスタの共通ベースに接
続され他端が基準電位点に接続された抵抗とを備え、前
記電流ミラー回路から出力電流を得るようにしたことを
特徴とするトランジスタ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8259636A JPH10107565A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | トランジスタ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8259636A JPH10107565A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | トランジスタ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10107565A true JPH10107565A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=17336821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8259636A Pending JPH10107565A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | トランジスタ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10107565A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100412928C (zh) * | 2003-02-28 | 2008-08-20 | 精工爱普生株式会社 | 电流生成电路、电光学装置及电子机器 |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP8259636A patent/JPH10107565A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100412928C (zh) * | 2003-02-28 | 2008-08-20 | 精工爱普生株式会社 | 电流生成电路、电光学装置及电子机器 |
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
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RD01 | Notification of change of attorney |
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