JPH10107101A - Icテスタ用プローブカード - Google Patents

Icテスタ用プローブカード

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JPH10107101A
JPH10107101A JP27890896A JP27890896A JPH10107101A JP H10107101 A JPH10107101 A JP H10107101A JP 27890896 A JP27890896 A JP 27890896A JP 27890896 A JP27890896 A JP 27890896A JP H10107101 A JPH10107101 A JP H10107101A
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JP
Japan
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probe card
semiconductor substrate
probe
test circuit
wiring
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JP27890896A
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Yukichi Ono
祐吉 小野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プローブ配置の自由度が大きいICテスタ用
プローブカードを提供する。 【解決手段】 プローブカードのカード本体を半導体基
板30で構成する。基板30には、プローブとしての突
起電極32を複数設ける。被試験ウェハのLSIチップ
領域22において配線層22W等に突起電極32を接触
させた状態で内部回路の特性測定を行なうことができ
る。突起電極32に接続されるテスト回路34を基板3
0にICとして形成すると、テスト回路34までの配線
長を短縮することができ、高精度の測定が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、IC(集積回
路)テスタ用のプローブカードに関し、特にカード本体
を構成する半導体基板にプローブとしての突起電極を設
けたことによりプローブ配置の自由度を向上させたもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、ICテスタとしては、テストヘッ
ドのテストボードに図8に示すようなプローブカード1
0を装着してウェハ状態のLSI(大規模集積回路)を
試験するものが知られている。
【0003】図9は、被試験ウェハ20を示すもので、
ウェハ表面には複数のLSIチップ領域22が形成され
ている。図8において、22Sは、1つのLSIチップ
領域22の輪郭を表わす。プローブカード10の一方の
主表面には、細長い針状の多数のプローブ10aがLS
Iチップ領域22の4辺に対応してリング状に配置され
ている。
【0004】テストヘッドには、ピンエレクトロニクス
と呼ばれるテスト回路が設けられている。テストヘッド
のテストボードにプローブカード10を装着すると、各
プローブ10aは、テストボード上の対応する配線を介
してテストヘッドのテスト回路に接続される。
【0005】ウェハ状態のLSIを試験する際には、図
9に示すように被試験ウェハ20内の所望のLSIチッ
プ領域22の上方にプローブカード10を各プローブ1
0aがウェハ面に対向するように配置する。そして、プ
ローブカード10を矢印A方向に降下させて各プローブ
10aを領域22内の対応するボンディングパッド22
aに図10に示すように接触させ、このような接触状態
において各種の測定を行なう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のプロー
ブカードによると、各プローブ10aが細長い針状であ
るため、プローブ配置は、列状又はリング状に制限され
る。また、プローブ間隔は、100μm程度に制限され
る。
【0007】その上、各ボンディングパッド22aから
テスト回路までの配線長は、テストボード、プローブカ
ード10等のサイズで決まる所定の長さより小さくでき
ず、高精度の測定(例えば交流タイミング、電圧等の測
定)に限界が生ずる。
【0008】この発明の目的は、プローブ配置の自由度
が大きいICテスタ用プローブカードを提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るICテス
タ用プローブカードは、カード本体を半導体基板で構成
すると共に該半導体基板の一方の主表面にプローブとし
ての突起電極を複数設けたことを特徴とするものであ
る。
【0010】この発明の構成によれば、プローブが半導
体基板上に突起電極として形成されるので、プローブを
LSIチップ領域内の被測定部等に対応して自由に配置
可能となる。また、プローブ間隔も従来より小さくする
ことができる。
【0011】この発明の構成にあっては、突起電極に接
続されるテスト回路を半導体基板に集積回路として形成
してもよい。このようにすると、テスト回路までの配線
長が短縮され、高精度の測定が可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施形態に
係るICテスタ用プローブカードを示すものであり、こ
のプローブカードのカード本体は、シリコン等の半導体
基板30からなっている。
【0013】半導体基板30の一方の主表面には、図1
〜3に示すようにプローブとしての突起電極32が複数
設けられる。各突起電極32は、半田バンプ等により構
成されるもので、一例として図3に示すように被試験ウ
ェハ20のLSIチップ領域22内の被測定部の配線層
22Wに対応して形成される。各突起電極32は、必要
に応じてLSIチップ領域22内のボンディングパッド
(図9の22aに相当)に対応して形成してもよい。
【0014】半導体基板30の一方の主表面には、図
1,2に示すようにテスト回路34が集積回路として形
成される。各突起電極32は、対応する配線層32aを
介してテスト回路34に接続される。図2に示すように
半導体基板30の一方の主表面から他方の主表面に貫通
するように貫通配線40が複数設けられ、各貫通配線4
0は、対応する配線層40aを介してテスト回路34に
接続される。テスト回路34は、貫通配線40、ケーブ
ル等を介して図1のICテスタ38の本体回路に接続さ
れる。テスト回路34としては、被試験LSIに最適化
したもの又は必要最小限のものにすることができる。
【0015】各貫通配線40は、一例として図4(A)
〜(C)のように形成される。すなわち、半導体基板3
0の一部に配線孔30aを形成した後、配線孔30a内
に配線用金属40Aを充填する。そして、半導体基板3
0を配線用金属40Aが露呈するまで裏側から研摩する
ことにより配線用金属の残存部からなる貫通配線40を
得る。
【0016】半導体基板30の他方の主表面には、支持
棒36が装着される。半導体基板30は、支持棒36で
支持された状態で図1,3に示すように所望のLSIチ
ップ領域22内の被測定部に配置することができる。
【0017】ウェハ状態のLSIを試験する際には、図
1,3に示すように所望のLSIチップ領域22内の被
測定部の複数の配線層22Wにそれぞれ半導体基板30
の複数の突起電極32を接触させ、このような接触状態
において各種の測定を行なう。
【0018】図5は、この発明の他の実施形態に係るI
Cテスタ用プローブカードを示すものであり、このプロ
ーブカードのカード本体は、シリコン等の半導体基板5
0からなっている。
【0019】半導体基板50の一方の主表面には前述し
たと同様にしてプローブとしての突起電極52が複数形
成されると共に半導体基板50の他方の主表面には前述
したと同様にしてテスト回路54が形成される。各突起
電極52は、前述したと同様の貫通配線56を介してテ
スト回路54に接続される。
【0020】半導体基板50の他方の主表面には、端子
電極層58が複数形成され、各端子電極層58は、対応
する配線層58aを介してテスト回路54に接続され
る。テスト回路54は、配線層58、ケーブル等を介し
てICテスタの本体回路に接続される。
【0021】図5のプローブカードは、突起電極形成面
とは反対側の面にテスト回路を設けた点で図1のプロー
ブカードと異なるが、適当な支持具を装着して図1のも
のと同様に使用することができる。
【0022】図6は、この発明の更に他の実施形態に係
るICテスタ用プローブカードを示すものであり、この
プローブカードのカード本体は、シリコン等の半導体基
板60からなっている。
【0023】半導体基板60の一方の主表面には、プロ
ーブとしての突起電極62が複数形成されると共にテス
ト回路64が集積回路として形成され、各突起電極62
は、テスト回路64に接続される。テスト回路64から
は端子電極層66が複数導出され、各端子電極層66毎
に貫通配線68、半田層70等を介して支持基板72の
対応する配線層74に接続される。各配線層74は、ケ
ーブル等を介してICテスタの本体回路に接続される。
【0024】支持基板72は、一例としてプリント配線
基板からなるもので、配線層74を形成した面とは反対
側の面には支持棒76が装着される。なお、プローブカ
ードとしては、半導体基板60に代えて図5の半導体基
板50を支持基板72に取付けてもよい。
【0025】図6のプローブカードは、図1のプローブ
カードとは支持手段が異なるが、図1のものと同様に使
用することができる。
【0026】図7は、この発明の更に他の実施形態に係
るICテスタ用プローブカードを示すものであり、この
プローブカードのカード本体は、シリコン等の半導体基
板80からなっている。
【0027】半導体基板80の一方の主表面には、プロ
ーブとしての突起電極82が複数形成されると共にテス
ト回路84が集積回路として形成され、各突起電極82
は、テスト回路84に接続される。テスト回路84から
は端子電極層86が複数導出され、各端子電極層86
は、半導体基板80の端面に終端している。
【0028】支持基板88の一方の主表面には、半導体
基板80を装着するための凹部が形成されると共にこの
凹部の内部から外部に延長するように配線層90が複数
形成される。テスト回路84から導出された各端子電極
層86は、支持基板88の対応する配線層90に接続さ
れる。各配線層90は、ケーブル等を介してICテスタ
の本体回路に接続される。支持基板88の他方の主表面
には、支持棒92が装着される。
【0029】図7のプローブカードは、図1のプローブ
カードとは支持手段が異なるが、図1のものと同様に使
用することができる。
【0030】この発明の実施形態に係るプローブカード
によれば、プローブを半導体基板上に突起電極として形
成したので、リング状、列状に限らず、任意の形状にプ
ローブを配置することができる。また、プローブ間隔
も、数10μm程度に小さくすることができる。
【0031】その上、テスト回路をカード本体としての
半導体基板に集積回路として形成したので、各プローブ
の接触部からテスト回路までの配線長を最小にすること
ができ、配線の抵抗や静電容量に影響されずに精度の高
い測定を行なうことができる。
【0032】この発明は、上記した実施形態に限定され
るものではなく、種々の改変形態で実施可能なものであ
る。例えば、図6の実施形態にあっては、テスト回路6
4を支持基板72において支持棒76側の面に回路6
4’として形成してもよく、あるいは配線層74側の面
に回路64”として形成してもよい。また、図7の実施
形態にあっては、テスト回路84を支持基板88におい
て支持棒92側の面に回路84’として形成してもよ
い。これらの改変形態でも、従来より配線長を短縮可能
である。
【0033】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、プロ
ーブを半導体基板上に突起電極として形成したので、プ
ローブ配置の自由度が大幅に向上すると共にプローブ間
隔の狭小化が可能となる効果が得られるものである。
【0034】その上、プローブを設けた半導体基板にテ
スト回路を集積回路として形成したので、テスト回路ま
での配線長が大幅に短縮され、高精度の測定が可能にな
る効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態に係るプローブカード
を示す断面図である。
【図2】 図1のプローブカードをウェハ対向面から見
た状態を示す斜視図である。
【図3】 図1のプローブカードをウェハに対向させた
状態を示す斜視図である。
【図4】 図1のプローブカードの貫通配線を形成する
方法を説明するための断面図である。
【図5】 この発明の他の実施形態に係るプローブカー
ドを示す断面図である。
【図6】 この発明の更に他の実施形態に係るプローブ
カードを示す断面図である。
【図7】 この発明の更に他の実施形態に係るプローブ
カードを示す断面図である。
【図8】 従来のプローブカードのプローブ配置を示す
平面図である。
【図9】 従来のプローブカードをウェハに対向させた
状態を示す斜視図である。
【図10】 プローブをボンディングパッドに接触させ
た状態を示す断面図である。
【符号の説明】
30,50,60,80:半導体基板、32,52,6
2,82:突起電極、34,54,64,64’,6
4”,84,84’:テスト回路、36,76,92:
支持棒、72,88:支持基板。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード本体を半導体基板で構成すると共
    に該半導体基板の一方の主表面にプローブとしての突起
    電極を複数設けたことを特徴とするICテスタ用プロー
    ブカード。
  2. 【請求項2】 前記突起電極に接続されるテスト回路を
    前記半導体基板に集積回路として形成したことを特徴と
    する請求項1記載のICテスタ用プローブカード。
JP08278908A 1996-09-30 1996-09-30 Icテスタ用プローブカード Expired - Fee Related JP3132400B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003273178A (ja) * 2002-01-29 2003-09-26 Hewlett Packard Co <Hp> 相互接続構造

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