JPH10105838A - 赤外線遮断式警報器 - Google Patents

赤外線遮断式警報器

Info

Publication number
JPH10105838A
JPH10105838A JP26079796A JP26079796A JPH10105838A JP H10105838 A JPH10105838 A JP H10105838A JP 26079796 A JP26079796 A JP 26079796A JP 26079796 A JP26079796 A JP 26079796A JP H10105838 A JPH10105838 A JP H10105838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
infrared
light
output
alarm
setting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26079796A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Ikegawa
敏男 池川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hochiki Corp filed Critical Hochiki Corp
Priority to JP26079796A priority Critical patent/JPH10105838A/ja
Publication of JPH10105838A publication Critical patent/JPH10105838A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単独でも正確且つ短時間で光軸調整ができ、
更に投光器としても受光器としても使用できる赤外線遮
断式警報器を提供する。 【解決手段】 一つのケース30内に遠赤外線を出力す
る発光ダイオード34と遠赤外線を検出するフォトトラ
ンジスタ35とを実装した基板33を設けると共に、発
光ダイオード34とフォトトランジスタ35のうちのい
ずれか一方がフレネルレンズ31の焦点上に来るように
移動させる移動部材32を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外線を利用して
盗難の監視等を行う赤外線遮断式警報器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、盗難監視用の赤外線遮断式警報器
は、別体の投光器と受光器とから構成されており、投光
器には近赤外線を出力する発光ダイオード等の赤外線出
力素子が設けられており、受光器には近赤外線を検出す
るフォトトランジスタ等の赤外線検出素子が設けられて
いる。投光器及び受光器は、警戒区域に向い合うように
して離間配置され、投光器から出力される近赤外線が遮
断されたときに受光器側から警報信号を出力するように
なっている。
【0003】投光器と受光器の設置にあっては、互いに
光軸が一致するように位置調整が行われる。この場合、
図6の斜視図に示すように、投光器1と受光器2の夫々
は、本体3と、この本体3に着脱自在なカバー4と、本
体3をポール6に固定する図示せぬ固定部材とから構成
されており、本体3には検出部5が水平方向及び仰角方
向に可動自在に取り付けられている。当然ながら投光器
1には発光ダイオード等の半導体素子が設けれており、
受光器2にはフォトトランジスタ等の半導体素子が設け
られている。
【0004】投光器1と受光器2の光軸調整は、まず、
図7(a)に示すように、投光器1を目算で受光器2側
に向けた後、図7(b)に示すように、受光器2のモニ
タ端子にレベル計10を接続して、その指針を確認しな
がら光軸調整を行う。この調整で8割程度しか調整でき
なければ投光器1の光軸がずれていると判断できるの
で、投光器1と受光器2の双方に調整員が付き、図7
(c)に示すように、受光器2側の調整員がレベル計1
0を見ながら指針の振れが最大になるところを身振りや
トランシーバにより投光器1側の調整員に指示を与え、
投光器1側の光軸調整を行う。なお、当然ながら調整員
が一人しかいなければ、投光器1と受光器2との間を往
来して光軸調整を行うことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の赤外線遮断式警報器にあっては、次のような問題点
があった。投光器1と受光器2の光軸調整の際には、モ
ニター機能は受光器側にしかないため、相手と身振りや
トランシーバによって意思の疎通を図りながら行ってい
るが、これらでは充分に意思疎通ができない。このた
め、光軸調整に時間がかかると共に正確な調整が困難で
あり、しかも熟練を必要とした。無論、単独で行う場合
には投光器1側と受光器2側を往来しなければならない
ので、時間はその倍以上がかかり、特に投光器1と受光
器2との間の距離が100〜200mになる場合には単
独では不可能に近かった。
【0006】また、投光器1と受光器2とがそれぞれ専
用のものであるため、設置に際して間違わないように注
意を払わなければならなかった。また、警戒区域の変更
によっては投光器1と受光器2の設置位置を逆にしなけ
ればならないような事態が生じる場合があり、このよう
な場合には双方を取り外して設置仕直す必要があった。
【0007】そこで本発明は、単独でも正確且つ短時間
で光軸調整ができ、更に投光器としても受光器としても
使用できる赤外線遮断式警報器を提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】以下、本発明の考え方に
ついて説明する。従来投光器と受光器とがそれぞれ別体
になっていたものを、一体として投光器と受光器の双方
の機能を持たせるようにした。これにより、投光器とし
ても受光器としても使用できるので、設置時に選別した
り、警戒区域の変更による配置換えを行う必要が無くな
る。また、光軸調整の際には、2台の赤外線遮断式警報
器を交互に受光機能と投光機能を変えれば良いので、光
軸調整を正確かつ短時間で行うことが可能になる。
【0009】即ち、一方の赤外線遮断式警報器を投光器
とし、他方を受光器として、他方の側でレベル計を使用
して光軸調整を行う。そして、他方の側での光軸調整が
終了した後、一方の赤外線遮断式警報器を受光器とし、
他方を投光器として、一方の側でレベル計を使用して光
軸調整を行う。この操作をほんの数回繰り返すだけで双
方の光軸が略完全に一致する。これにより双方の側に調
整員が付いても各人が調整するので、正確かつ短時間で
終わらせることができる。また、従来は、投光器と受光
器とがセット売りされているので、いずれか一方でも破
損した場合には一式交換になるが、本願発明では投光器
にも受光器にもなるので、破損した方のみを交換すれば
良く、正常な方を廃棄する必要がない。これにより、コ
ストの削減及び資源の節約を図ることができる。
【0010】ところで、図8に示すように、従来、投光
器と受光器を複数台設置する場合、ポール6Aに設置さ
れた投光器1から隣のポール6Bに設置された受光器2
へ向けて出力した筈の近赤外線が、ビームの広がり(点
線で示す)によって遠く離れたポール6Dの受光器1に
て検出されることがある。このようになると、ポール6
Cの投光器1とポール6Dの受光器2との間を遮断して
もポール6Dの受光器2はポール6Cの投光器1からの
近赤外線を検出しているので、警報信号を出力すること
がない。即ち失報することになる。
【0011】そこで、各赤外線遮断式警報器毎に近赤外
線出力の包絡線の周波数を変えるようにすれば、そのよ
うな失報を防止することができる。この場合、1ペアに
なる2台の赤外線遮断式警報器の使用周波数をf1とす
れば、この周波数f1以外の周波数の近赤外線を検出す
ることはない。即ち失報することがなくなる。近赤外線
出力の包絡線の周波数の設定は、赤外線遮断式警報器に
て手動で行えるようにしても良いし、外部からの制御に
よって行えるようにして良い。
【0012】上記考えによる請求項1記載の発明による
赤外線遮断式警報器は、赤外線をビーム状にして出力す
る投光器と、この投光器からの赤外線を受光する受光器
とから構成され、前記受光器に入光する赤外線が人体に
よって遮断された場合に警報を出力する赤外線遮断式警
報器において、前記投光器と前記受光器のいずれか一方
に切替える切替手段を備えると共に、前記投光器と前記
受光器とが同一筺体内に設けられ、かつ前記受光器はそ
の検出面を前記投光器の赤外線出力方向に向けて配置さ
れたものである。
【0013】請求項2記載の発明による赤外線遮断式警
報器は、赤外線を出力する赤外線出力素子と、検出面が
前記赤外線出力素子の赤外線出力方向と同方向に配置さ
れ、赤外線を検出する赤外線検出素子と、前記赤外線出
力素子から出力される赤外線をビーム状に絞るレンズ
と、前記赤外線出力素子及び赤外線検出素子を前記レン
ズの光軸方向に対して直角方向に移動又は回転させて、
前記赤外線出力素子と赤外線検出素子のいずれか一方を
前記レンズの焦点上に配置させる移動手段とを備えるも
のである。
【0014】請求項3記載の発明による赤外線遮断式警
報器は、請求項2記載の発明による赤外線遮断式警報器
の構成の他に、赤外線出力の周波数を設定する第1の設
定手段と、この第1の設定手段の設定値に応じた周波数
の駆動信号を前記赤外線出力素子に印加する駆動信号印
加手段と、検出する赤外線出力の周波数を設定する第2
の設定手段と、前記赤外線検出素子にて検出された赤外
線の周波数が前記第2の設定手段の設定値と一致した場
合に警戒設定し、この警戒設定中に前記第2の設定手段
の設定値の周波数の有する赤外線出力を検出しなくなっ
たときに警報信号を出力する警報出力手段とを更に備え
るものである。
【0015】請求項4記載の発明による赤外線遮断式警
報器は、請求項3記載の発明による赤外線遮断式警報器
の構成の他に、前記赤外線出力素子と前記駆動信号印加
手段との間に介挿される第1のスイッチ手段と、前記赤
外線検出素子と前記警報出力手段との間に介挿される第
2のスイッチ手段と、前記移動手段を駆動する駆動手段
と、外部からの遠隔操作信号を受信すると共に、受信し
た遠隔操作信号の内容に基づいて前記第1のスイッチ手
段、第2のスイッチ手段、第1の設定手段、第2の設定
手段及び駆動手段の夫々を制御する受信手段とを更に備
えるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面例と共に説明する。 (I)実施の形態1 A.赤外線遮断式警報器の構成 図1は本発明に係る赤外線警報の実施の形態1の外観を
示す斜視図である。この図において、ケース30の前面
にはフレネルレンズ31が取り付けられており、また背
面には移動部材32がケース30の長手方向(矢印A及
びB方向)に対して移動自在に取り付けられている。移
動部材32は手動で動かすようになっている。移動部材
32のケース30の内側には、図2に示すように近赤外
線を出力する発光ダイオード34と近赤外線を検出する
フォトトランジスタ35とが実装された基板33が取り
付けられている。
【0017】この場合、発光ダイオード34とフォトト
ランジスタ35がフレネルレンズ31の焦点上に来るよ
うにケース30の奥行方向の寸法が決められている。ま
た、移動部材32を矢印A又はB方向に移動させること
により、フレネルレンズ31の焦点上に発光ダイオード
34又はフォトトランジスタ35を持ってくることがで
きる。図2ではフォトトランジスタ35をフレネルレン
ズ31の焦点上に持ってきた場合を示している。なお、
本実施の形態においては、移動方向を矢印A及びBの垂
直方向で図示したが、光軸方向に対して直角に水平方向
でも斜め方向でも、更には回転方向でも良い。
【0018】B.赤外線遮断式警報器の回路構成 図3は赤外線遮断式警報器の回路構成を示すブロック図
である。この図において、40は交流を直流に変換する
整流回路、41は整流回路40の整流出力を安定化する
定電圧回路、42は発光ダイオード34を有する発光回
路、43は発振回路、44は発振回路43の発振周波数
を設定する設定器である。この場合、発振回路43の出
力により発光回路42から出力される近赤外線の振幅が
変化する。45aはスイッチであり、発光回路42と発
振回路43との間に介挿されている。このスイッチ45
aは後述するスイッチ45bと連動するようになってお
り、3通りの設定ができるようになっている。即ち、
スイッチ45aオン、スイッチ45bオフ、スイッチ
45aオフ、スイッチ45bオン、スイッチ45aオ
ン、スイッチ45bオンの3通りの状態が設定できる。
【0019】48はフォトトランジスタ35を有する受
光回路、49は増幅回路であり、受光回路48の出力を
所定のレベルまで増幅する。受光回路48と増幅回路4
9との間には上述したスイッチ50が介挿されている。
51は振幅が変化した近赤外線出力の包絡線の周波数を
判別する判別回路であり、増幅回路49にて増幅された
受光回路48からの検出信号の周波数が設定器52の設
定値に応じた周波数と一致する場合でその周波数の信号
を検出しなくなると遮断信号を出力する。53は警報回
路であり、判別回路51から遮断信号を入力すると出力
端子54を介して警報信号を出力する。
【0020】C.赤外線遮断式警報器の動作 (a)受光器として使用する場合 この実施の形態の赤外線遮断式警報器を受光器として使
用する場合は、図3に示すようにスイッチ45aがオ
フ、スイッチ45bがオンになるように設定する。この
設定状態で受光回路48にて近赤外線が検出されると検
出信号が出力され、増幅回路49にて増幅された後、判
別回路51に入力される。判別回路51は、検出信号の
周波数が設定器52の設定値に応じた周波数と一致する
か否かを判定し、一致すると判断するとその検出信号を
監視する。そして、この監視中に検出信号が来なくなる
と判断すると遮断信号を出力する。判別回路回路51か
ら遮断信号が出力されると警報回路53から警報信号が
出力される。
【0021】(b)投光器として使用する場合 一方、この実施の形態の赤外線遮断式警報器を投光器と
して使用する場合は、スイッチ45aがオン、スイッチ
45bがオフになるように設定する。この設定状態にな
ると発振回路43から設定器44の設定値に応じた周波
数の信号が出力され、これにより発光回路42から設定
器44の設定値に応じた周波数の信号によって振幅の変
化した近赤外線が出力される。
【0022】このように、この実施の形態1では、一つ
のケース30内に近赤外線を出力する発光ダイオード3
4と近赤外線を検出するフォトトランジスタ35とを設
け、いずれか一方をフレネルレンズ31の焦点上に来る
ように構成し、更に発光ダイオード34を複数の周波数
のうちの任意の周波数で駆動するための回路及びフォト
トランジスタ35の出力を処理する回路を設けた。
【0023】したがって、投光器としても受光器として
も使用することができるので、光軸調整が非常にし易く
なる。また、ペアになる一組の赤外線遮断式警報器のい
ずれか一方が破損してもその破損した方のみを交換すれ
ば良く、正常な方を廃棄しなくても良いので、コストの
削減及び資源の節約ができる。また、近赤外線出力の包
絡線の周波数を様々な値に設定できると共に、設定した
周波数の包絡線を有する赤外線出力のみを受信できるの
で、この赤外線遮断式警報器を複数台設置しても、ペア
になる一組の赤外線遮断式警報器の使用周波数を他の組
の使用周波数と違えるように設定すれば失報を防ぐする
ことができる。
【0024】なお、この実施の形態1において、受光器
として使用する場合は、電源を得るための配線と警報信
号を出力するための配線の計4本の配線を必要とする
が、投光器として使用する場合は電源を得るための配線
のみで良いため、図5に示すように、受光器として使用
中に配線トラブルが発生して2本使用不能になっても投
光器として再使用することができる。
【0025】(II)実施の形態2 図4は本発明に係る赤外線警報の実施の形態2の回路構
成を示すブロック図である。なお、この図において、前
述した図3と共通する部分には同一の符号を付してその
説明を省略する。この実施の形態2の赤外線遮断式警報
器は、投光器と受光器の選択を外部より遠隔操作できる
ようにしたものである。受信回路56はその制御を行う
ものであり、外部からの遠隔操作信号を入力すると、そ
の内容に応じてモータ55、設定器57、60及びスイ
ッチ58a、58bの夫々を制御する。
【0026】即ち、遠隔操作信号の内容が投光器を選択
するものであれば、モータ55を駆動してフレネルレン
ズ31の焦点上に発光ダイオード43を移動させる。そ
して、スイッチ58aをオンし、スイッチ58bはオフ
する。更に周波数選択情報に基づいて設定器57の設定
値を決定する。他方、遠隔操作信号の内容が受光器を選
択するものであれば、モータ55を駆動してフレネルレ
ンズ31の焦点上にフォトトランジスタ35を移動させ
る。そして、スイッチ58aをオフし、スイッチ58b
はオンする。更に周波数選択信号に基づいて設定器60
の設定値を決定する。上記モータ55は移動部材32を
自動的に動作させるものである。
【0027】この実施の形態2の赤外線遮断式警報器に
おいては、投光器と受光器の選択を外部より遠隔操作で
きることから、投光器と受光器のうちの使用していない
方の動作チェックも同様にして行うことができる。例え
ば、投光器として使用している場合はスイッチ58bを
オンする。そして、この状態でスイッチ58aをオフし
て疑似的に遮断した状態を作る。これにより、警報信号
が得られれば受光器側が正常であることが解る。この場
合、周波数の設定をいろいろ変えて試験することで、よ
り完全なチェックができる。他方、受光器として使用し
ている場合は、スイッチ58aをオン/オフする。オン
した後にオフして警報信号が得られれば、投光器側が正
常であることが解る。この場合も周波数の設定をいろい
ろ変えて試験することで、より完全なチェックができ
る。
【0028】なお、上記実施の形態1、2では、周波数
切換機能を設けたが、ビームの広がりによる失報が生じ
ないような場合、即ち、投光器側と受光器側との間の距
離が短い場合には必ずしも周波数切換機能を設けなくて
も良い。
【0029】
【発明の効果】請求項1、2の発明の赤外線遮断式警報
器によれば、一つの筺体内に投光器とと受光器とを設け
ると共に、これらのうちのいずれか一方を選択できるよ
うにしたので、設置時に投光器と受光器とを選別した
り、警戒区域の変更による配置換えを行う必要が無くな
る。また、光軸調整の際には2台の赤外線遮断式警報器
を交互に受光機能と投光機能を変えれば良いので、光軸
調整を正確かつ短時間で行うことが可能になる。また、
ペアになる一組の赤外線遮断式警報器のいずれか一方が
破損しても、破損した方のみを交換すれば良く、正常な
方を廃棄する必要がないので、コストの削減及び資源の
節約ができる。
【0030】請求項3の発明の赤外線遮断式警報器によ
れば、赤外線出力の周波数を様々な値に設定できるよう
にすると共に、設定した周波数を有する赤外線出力のみ
を受信できるようにしたので、この赤外線遮断式警報器
を複数台設置しても、ペアになる一組の赤外線遮断式警
報器の使用周波数を他の組の使用周波数と違えるように
設定すれば失報を防止するができる。
【0031】請求項4の発明の赤外線遮断式警報器によ
れば、赤外線出力の周波数の設定及び検出する赤外線出
力の周波数の設定の制御、赤外線出力素子と駆動信号印
加手段との間に介挿されるスイッチのオン/オフ及び赤
外線検出素子と警報出力手段との間に介挿されるスイッ
チのオン/オフの制御、赤外線出力素子と赤外線検出素
子の位置を変える移動手段を駆動する駆動手段の制御を
可能とすると共に、外部からの遠隔操作信号の内容に基
づいて前記各制御を行うことができるようにしたので、
赤外線遮断式警報器を投光器とするか受光器とするかを
遠隔制御できると共に遠隔制御により投光機能と受光機
能とをチェックすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る赤外線遮断式警報器の実施の形態
1の外観を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1の赤外線遮断式警報器の投光素子
及び受光素子とフレネルレンズとの位置関係を示す側面
図である。
【図3】実施の形態1の赤外線遮断式警報器の回路構成
を示すブロック図である。
【図4】本発明に係る赤外線遮断式警報器の実施の形態
2の回路構成を示すブロック図である。
【図5】実施の形態1の赤外線遮断式警報器を使用状態
の概略を示す配線図である。
【図6】従来の投光器及び受光器の構成を示す斜視図で
ある。
【図7】従来の投光器及び受光器の光軸調整方法を示す
図である。
【図8】従来の投光器及び受光器の問題点を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
30 ケース 31 フレネルレンズ 32 移動部材 33 基板 34 発光ダイオード 35 フォトトランジスタ 42 発光回路 43 発振回路 44、52、57、60 設定器 45a、45b、58a、58b スイッチ 48 受光回路 49 増幅回路 51 判別回路 53 警報回路 55 モータ 56 受信回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線をビーム状にして出力する投光器
    と、この投光器からの赤外線を受光する受光器とから構
    成され、前記受光器に入光する赤外線が人体によって遮
    断された場合に警報を出力する赤外線遮断式警報器にお
    いて、 前記投光器と前記受光器のいずれか一方に切替える切替
    手段を備えると共に、前記投光器と前記受光器とが同一
    筺体内に設けられ、かつ前記受光器はその検出面を前記
    投光器の赤外線出力方向に向けて配置されたことを特徴
    とする赤外線遮断式警報器。
  2. 【請求項2】 赤外線を出力する赤外線出力素子と、 検出面が前記赤外線出力素子の赤外線出力方向と同方向
    に配置され、赤外線を検出する赤外線検出素子と、 前記赤外線出力素子から出力される赤外線をビーム状に
    絞るレンズと、 前記赤外線出力素子及び赤外線検出素子を前記レンズの
    光軸方向に対して直角方向に移動又は回転させて、前記
    赤外線出力素子と赤外線検出素子のいずれか一方を前記
    レンズの焦点上に配置させる移動手段と、を備えたこと
    を特徴とする赤外線遮断式警報器。
  3. 【請求項3】 赤外線出力の周波数を設定する第1の設
    定手段と、 この第1の設定手段の設定値に応じた周波数の駆動信号
    を前記赤外線出力素子に印加する駆動信号印加手段と、 検出する赤外線出力の周波数を設定する第2の設定手段
    と、 前記赤外線検出素子にて検出された赤外線の周波数が前
    記第2の設定手段の設定値と一致した場合に警戒設定
    し、この警戒設定中に前記第2の設定手段の設定値の周
    波数の有する赤外線出力を検出しなくなったときに警報
    信号を出力する警報出力手段と、を更に備えたことを特
    徴とする請求項2記載の赤外線遮断式警報器。
  4. 【請求項4】 前記赤外線出力素子と前記駆動信号印加
    手段との間に介挿される第1のスイッチ手段と、 前記赤外線検出素子と前記警報出力手段との間に介挿さ
    れる第2のスイッチ手段と、 前記移動手段を駆動する駆動手段と、 外部からの遠隔操作信号を受信すると共に、受信した遠
    隔操作信号の内容に基づいて前記第1のスイッチ手段、
    第2のスイッチ手段、第1の設定手段、第2の設定手段
    及び駆動手段の夫々を制御する受信手段と、を更に備え
    たことを特徴とする請求項3記載の赤外線遮断式警報
    器。
JP26079796A 1996-10-01 1996-10-01 赤外線遮断式警報器 Pending JPH10105838A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26079796A JPH10105838A (ja) 1996-10-01 1996-10-01 赤外線遮断式警報器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26079796A JPH10105838A (ja) 1996-10-01 1996-10-01 赤外線遮断式警報器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10105838A true JPH10105838A (ja) 1998-04-24

Family

ID=17352885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26079796A Pending JPH10105838A (ja) 1996-10-01 1996-10-01 赤外線遮断式警報器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10105838A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7271722B2 (en) Security sensor device having optical axis adjustment capability
US6255946B1 (en) System for detecting an object passing through a gate
JP6264934B2 (ja) 光電センサ
KR20130084081A (ko) 침입 감지 장치 및 그 방법
JPH01257227A (ja) 光検知装置
JP5982615B2 (ja) 赤外線防犯センサ
JPH0668366A (ja) ビームセンサの受光レベル表示方式
JPH10105838A (ja) 赤外線遮断式警報器
US20030052781A1 (en) Anti-thief security sensor assembly
JP2004356407A (ja) 多光軸光電式安全装置
US6864964B2 (en) Optical distance measuring device
JPH09149984A (ja) ゲーム機コントロールシステム
JP2000321530A (ja) レーザーポインタおよびプレゼンテーションシステム
JP2007104119A (ja) 多光軸光電センサ、投光器、及び受光器
JP2627514B2 (ja) 多光線式面検知スイッチ
JPH03218422A (ja) センサ
JPH05183515A (ja) 光空間伝送装置
JPH04190497A (ja) 赤外線式防犯警報装置
KR100247284B1 (ko) 액티브형 자동 초점 카메라의 수광 에러 경고 장치
JPH06132802A (ja) 多光軸光電スイッチ
JP2501959B2 (ja) 赤外線測距式カメラ
KR970005337Y1 (ko) 레이저 광 감지용 레이저 발생장치
JPH05343973A (ja) 光電スイッチの光軸調整装置
KR101029712B1 (ko) 반사판의 평형 조절을 위한 레이저 발광 수단을 구비한 광전식 분리형 연기 감지 시스템
JPH01313787A (ja) 光学検出装置