JPH10105505A - 表示駆動制御回路及び画像表示装置並びにそれを備えた電子機器 - Google Patents

表示駆動制御回路及び画像表示装置並びにそれを備えた電子機器

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JPH10105505A
JPH10105505A JP8275577A JP27557796A JPH10105505A JP H10105505 A JPH10105505 A JP H10105505A JP 8275577 A JP8275577 A JP 8275577A JP 27557796 A JP27557796 A JP 27557796A JP H10105505 A JPH10105505 A JP H10105505A
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孝 胡桃澤
Shingo Isozaki
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 非同期的なMPUアクセス要求と、同期的な
表示部側のアクセス要求とに的確に応答できる表示駆動
制御回路を提供すること。 【解決手段】 RAM100は表示部にて表示される表
示データがリード・ライトされ、MPU制御回路120
にはMPUからのコマンドに従ってRAMのアクセスを
要求する第1のアクセス要求信号を出力し、LCD制御
回路130は表示部での表示動作に従ってRAMのアク
セスを要求する第2のアクセス要求信号を出力し、メモ
リ制御回路180は第1,第2のアクセス要求信号をそ
の入力順に優先させ、これに応じたアクセス動作を開始
制御させる第1,第2の動作開始信号をページアドレス
制御回路140に出力する。第1,第2のアクセス要求
信号間の最短時間をTとしたとき、第1,第2のアクセ
ス要求信号に応じた各々のアクセス動作はT/2以内に
終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロプロセッ
シングユニット(MPU)との間で表示データが入出力
され、液晶表示部等の表示部に表示データを表示駆動制
御する表示駆動制御回路並びにそれを用いた画像表示装
置及び電子機器に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】例えば液
晶表示装置を例に挙げれば、MLS(マルチ・ライン・
セレクション)あるいはAA(アクティブ・アドレッシ
ング)駆動法では、複数ライン又は全ラインに同時に表
示データを供給するために、1フレームの表示データを
フレームメモリに書き込んで、各ラインへの印加電圧を
演算処理により決定する必要がある。
【0003】ところで、この種の液晶表示装置を組み込
んで、パーソナルコンピュータ、プロジェクタなどの電
子機器を構成する場合に、この電子機器内に設けられた
MPU側にて、液晶表示駆動制御回路との間のデータの
入出力のための特殊な回路が必要とされ、この液晶表示
駆動制御回路を組み込んで電子機器を製造する際に、ユ
ーザ側に回路構成上の負担がかかっていた。
【0004】ここで、本発明者は、液晶表示駆動制御回
路内のフレームメモリに直接アクセスできるようにし
て、ユーザ側回路の負担を解消することを試みた。
【0005】この場合、図15に示すようにフレームメ
モリ200が1ポートの場合に、公知のようにスイッチ
202を時分割にて切換えて、フレームメモリのポート
204を、MPU側のポート206と、液晶表示部側の
ポート208とに接続することが考えられる。
【0006】しかし、この時分割駆動の場合には、図1
6に示す問題が生ずる。図16は、スイッチクロックに
基づいて時分割駆動を行う例を示している。図16に示
すように、スイッチクロックがHIGHとなった途中に
MPUアクセスがあった場合には、スイッチクロックが
HIGHとなっている残り時間内に、MPUアクセスに
対応できない場合が生ずる。この場合には、次にスイッ
チクロックがHIGHとなる時間まで待って、MPUア
クセスを実施しなければならない。
【0007】そこで、本発明は、表示駆動制御回路内の
フレームメモリにMPUが直接アクセスできるようにし
て、ユーザ側回路の負担を解消しながらも、非同期的な
MPUアクセス要求と、同期的な表示部側のアクセス要
求とに的確に応答できる表示駆動制御回路及び画像表示
装置並びにそれを備えた電子機器を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、マイ
クロプロセッサユニットとの間で表示データが入出力さ
れ、前記表示データを表示部に表示駆動制御する表示駆
動制御回路において、前記表示部にて表示される前記表
示データがリード・ライトされるメモリと、前記マイク
ロプロセッサユニットからのコマンドに従って前記メモ
リのアクセスを要求する第1のアクセス要求信号を出力
するMPU制御回路と、前記表示部での表示動作に従っ
て前記メモリのアクセスを要求する第2のアクセス要求
信号を出力するDIS制御回路と、前記第1,第2のア
クセス要求信号が入力され、前記第1,第2のアクセス
要求信号をその入力順に優先させて、その優先順位に従
って前記第1,第2のアクセス要求信号に応じたアクセ
ス動作を前記メモリにて開始制御させる第1,第2の動
作開始信号を出力するメモリ制御回路と、を有し、前記
第1のアクセス要求信号間の最短時間をTとしたとき、
前記第1,第2のアクセス要求信号に応じた各々のアク
セス動作は、T/2以内に終了されることを特徴とす
る。
【0009】請求項1の発明によれば、第1,第2のア
クセス要求が競合した場合、その入力順に従って優先処
理を実施している。このとき、第1のアクセス要求信号
間の最短時間をTとしたとき、いずれの要求に応じた処
理もT/2以内に終了するので、1番目の第1のアクセ
ス要求の後に最短でT時間経過後に2番目の第1のアク
セス要求があっても、その2番目の第1のアクセス要求
に対する処理を即座に実施できる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1において、前
記メモリ制御回路は、前記第1の動作開始信号の出力後
T/2以内に発生される第1の動作終了信号に基づい
て、T/2以内に前記第1、第2のアクセス要求信号が
その順で入力された時に、前記第2の動作開始信号を、
前記第1の動作終了信号を待って出力することを特徴と
する。
【0011】請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、前記メモリ制御回路は、前記第2の動作開始信号の
出力後T/2以内に発生される第2の動作終了信号に基
づいて、T/2以内に前記第2、第1のアクセス要求信
号がその順で入力された時に、前記第1の動作開始信号
を、前記第2の動作終了信号を待って出力することを特
徴とする。
【0012】請求項2及び3の発明によれば、T/2以
内に前記第1、第2のアクセス要求信号が競合した時
に、待機させた側のアクセス要求に応じたアクセス動作
を、優先処理の動作終了信号を待って直ちに開始させる
ことができる。
【0013】請求項4の発明は、請求項1乃至3のいず
れかにおいて、前記メモリ制御回路は、前記第1の動作
開始信号の出力後T/2以内に発生される第1の動作終
了信号に基づいて、T/2以内に前記第1、第2のアク
セス要求信号が同時に入力された時に、前記第1の動作
開始信号を優先して出力し、前記第2の動作開始信号
を、前記第1の動作終了信号を待って出力することを特
徴とする。
【0014】MPU側のコマンドを優先することで、M
PUの処理の高速化を確保でき、しかも表示部側のため
のアクセスの遅れは最大でT/2であるので、表示上の
問題はない。
【0015】請求項5及び請求項6の発明は、請求項1
乃至4のいずれかに記載の表示駆動制御回路を用いた画
像表示装置及び電子機器を定義している。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を液晶表示装置に適
用した実施の形態について、図面を参照して具体的に説
明する。
【0017】(装置全体の制御系の説明)図1は、液晶
表示パネル及びその表示駆動制御回路を含む電子機器を
示している。図1において、液晶表示パネル10は例え
ば320×240の画素を備え、320本の信号線と2
40本の走査線との交差によって形成される画素位置に
は、例えばスッチング素子と液晶とが直列に接続されて
画素が形成される。なお、液晶表示パネル10は、画素
位置の各液晶層に例えばTFTにて代表される3端子型
スイッチング素子、あるいはMIMにてして代表される
2端子型スイッチング素子を接続したアクティブマトリ
ックス型液晶表示パネルとしてもよい。あるいは、単純
マトリックス型液晶表示パネルであってもよい。
【0018】この液晶表示パネル10を駆動するための
表示駆動制御回路は、大別して信号線ドライバ20、走
査線ドライバ30、電源回路40及び発振用外付け回路
50を有する。
【0019】前記信号線ドライバ(カラムドライバ)2
0は、320本の信号線にデータ信号を供給するもので
あり、本実施例では、第1の信号線ドライブIC22
と、第2の信号線ドライブIC24とを有する。第1の
信号線ドライブIC22は、1〜160本目の信号線に
データ信号を供給し、第2の信号線ドライブIC24
は、161〜320本目の信号線にデータ信号を供給す
る。なお、本実施例では、最大で4つの信号線ドライブ
ICがカスケード接続可能であり、最大で160×4=
640本の信号線を駆動できる。
【0020】この第1,第2の信号線ドライブIC2
2,24は共に同一の構成を有する。カスケード接続可
能な最大4つの信号線ドライブICを第1段〜第4段に
て使い分けるために、各ICにLR0,LR1の2つの
外部端子が設けられ、その外部端子に印加される電位の
組合せを異ならせている。第1段目の第1の信号線ドラ
イブIC22は、LR0端子=LR1端子=Lに設定さ
れ、第2段目の第2の信号線ドライブIC24は、LR
0端子=L、LR1端子=Hに設定されている。図1で
は示していないが、第3段目の信号線ドライブICは、
LR0端子=H、LR1端子=Lに設定され、第4段目
の信号線ドライブICは、LR0端子=HR1端子=H
に設定される。
【0021】走査線ドライバ(ページドライバ)30
は、240本の走査線に走査信号を供給するものであ
り、本実施例では、第1の走査線ドライブIC32と、
第2の走査線ドライブIC34とを有する。第1の走査
線ドライブIC32は、1〜120本目の走査線に走査
信号を供給し、第2の走査線ドライブIC34は、12
1〜240本目の走査線に走査信号を供給する。
【0022】信号線ドライバ20及び走査線ドライバ3
0には、電源回路40より電力が供給され、マイクロプ
ロセッサ(MPU)60より各種コマンド信号及びデー
タ信号が供給される。
【0023】(信号線ドライブICの説明)次ぎに、共
に同一の構成を有する第1,第2の信号線ドライブIC
22,24の詳細について、図2を参照して説明する。
【0024】図2は信号線ドライブICに共通な構成を
示している。この信号線ドライブICは、表示データR
AM100と、この表示データRAM100に対して例
えば1バイト単位にて表示データのリード・ライト動作
を制御するMPU制御回路120と、表示データRAM
100より例えば4ライン分の表示データを読み出し制
御して、4ライン同時選択のMLS駆動を可能とするL
CD制御回路130とを有する。IC内部のバスライン
111には、バス接続用端子として、/CS、A0、/
RD、/WR、C86及び/RESが、MPUインター
フェース110を介して接続されている。また、このバ
スライン100には、バス接続用端子としてさらに、D
7〜D0が入出力回路112を介して接続されている。
MPUインターフェース110及び入出力回路112を
介して入出力される制御データ、表示データは、バスラ
イン111を介してバスホールダ114にて保持可能で
ある。制御データは、コマンドデコーダ116にてデコ
ードされ、ステータス設定回路118及びMPU制御回
路120へのコマンドとして用いられる。
【0025】MPU制御回路120は、カラムアドレス
制御回路122及びRAM用I/Oバッファ124を制
御して、表示データを1バイト単位でRAM100に対
してリード・ライトする。
【0026】また、LCD制御回路130は、外部端子
FR、CL、CA及びM/Sと接続され、かつ、内部発
振回路150と接続されている。このLCD制御回路1
30は、ラッチ回路132、デコード回路134を駆動
制御して、4ライン分の表示データをRAM100より
読み出し、液晶表示駆動回路136を介して、前述の液
晶表示パネル10の信号線に、MLS駆動用のデータ信
号を供給する。なお、ページアドレス制御回路140
は、ページアドレスデコーダを有し、MPU制御回路1
20及びLCD制御回路130の一方からのページアド
レスに基づいて、RAM100の1本のワードラインを
アクティブにする。
【0027】上述の各端子の説明は下記の通りである。
【0028】D7〜D0…8ビットの双方向性データバ
スで、8ビット又は16ビットの標準的なMPUのデー
タバスに接続される。
【0029】A0…MPUのアドレスバスの最下位ビッ
トに接続され、「0」の時にはD7〜D0が制御データ
であることを示し、「1」の時にはD7〜D0が表示デ
ータであることを示す。
【0030】/RES…リセット信号RESの反転信号
が入力され、「L」の時に初期設定される。
【0031】/CS…チップセレクト信号CSの反転信
号が入力される。但し、本実施例では、MPUは複数の
信号線ドライブIC22,24を一つのICとして認識
しているので、チップセレクト反転信号/CSは複数の
信号線ドライブICに共通して入力される。従って、/
CSがアクティブのときに、全ての信号線ドライブIC
では、D7〜D0を介してデータの入出力が可能とな
る。ただし、後述するように、このチップセレクト信号
に頼らずに、一つの信号線ドライブICのみとの間で確
実なデータ入出力を確保する構成が用いられている。一
方、/CSがノンアクティブのときに、全ての信号線ド
ライブICにてD7〜D0がハイ・インピーダンス状態
とされる。
【0032】/RD、/WR、C86…80系MPU接
続時と68系MPU接続時とで使い分けされる端子であ
り、リード、ライトタイミングなどを決定する。
【0033】M/S…カスケード接続された複数の信号
線ドライブICのマスター/スイレブ動作を選択する端
子である。信号線ドライブICが1段目に使用される場
合がマスター動作であり、このときM/S端子=Hとな
る。信号線ドライブICが2段目以降に使用される場合
がスレイブ動作であり、このときM/S端子=Lとな
る。信号線ドライブICは、マスター動作の時に液晶表
示に必要な信号を出力し、スレイブ動作の時に液晶表示
に必要な信号を入力することで、液晶表示系の同期がと
られる。
【0034】CL…表示クロック入出力端子であり、マ
スター動作の時にクロックが出力され、スレイブ動作の
時にそのクロックが入力される。
【0035】FR…液晶交流化信号の入出力端子であ
り、マスター動作の時に液晶交流化信号が出力され、ス
レイブ動作の時にその液晶交流化信号が入力される。
【0036】CA…フレーム走査スタート信号の入出力
端子であり、マスター動作の時にフレーム走査スタート
信号が出力され、スレイブ動作の時にそのフレーム走査
スタート信号が入力される。
【0037】OSC1〜3…信号線ドライブICが第1
段目に使用されるマスター動作の場合に、内部発振回路
150を動作させるための端子である。この場合、図1
に示すように抵抗RとキャパシタCとから成る発振用外
付け回路50が接続され、f=1/(2.2×C×R)
(Hz)のクロックが発振可能となり、内部発振回路1
50より出力される。このクロックは、LCD制御回路
130内部でLCD表示するためのクロックCLとな
る。信号線ドライブICが第2段目以降に使用されるス
レイブ動作の場合には、内部発振回路150は動作せ
ず、CL信号がCL端子より入力される。
【0038】(RAM及びその周辺回路の説明)本実施
例は、4ライン同時選択のMLS駆動を実施するため
に、図3(A)に示す液晶表示パネル10の320×2
40画素の表示アドレス空間に対して、一つの信号線ド
ライブ1C内のRAM100のメモリアドレス空間が図
3(B)に示す通りに異なっている。図3(B)のメモ
リアドレス空間は、ページ方向のメモリセルの数が、2
40(本)÷8(ビット)=30個であるのに対して、
カラム方向のメモリセルの数は、320(本)×8(ビ
ット)÷2(ICの数)=1280個となっている。な
お、図3(B)のメモリアドレス空間において、ページ
アドレスを[0,1,2…29]とする。図3(B)の
カラム方向では、本実施例が1バイト単位でデータのリ
ード・ライトを行うため、カラムアドレスの数は、12
80÷8=160である。本実施例では、第1段目の信
号線ドライブIC22内のRAM100のカラムアドレ
スを[0,1,2,…159]とする。第2段目の信号
線ドライブIC24内のRAM100のカラムアドレス
を[160,161,…319]とする。なお、最大4
個の信号線ドライブICをカスケード接続した場合に
は、カラムアドレス値の最大は[639]となる。
【0039】図4は、RAM100及びその周辺回路の
回路図であり、30本のワードラインWL1〜WL30
と、1280列のビット線対BL,/BLにはそれぞれ
メモリセル102が接続されている。
【0040】図2に示すRAM用I/Oバッファ124
に接続された16本のバスラインは、図4に示すよう
に、それぞれのカラムスイッチ104を介して1280
列のビット線対BL,/BLに接続されている。
【0041】図2に示すカラムアドレス制御回路122
は、図4に示す通り、一つのトランスファーゲート10
6に接続された8つのカラムスイッチ104を同時にオ
ン・オフするための160個のカラムアドレスデコーダ
122Aを有する。この各々のカラムアドレスデコーダ
122Aは、MPU系制御回路120からの10ビット
のカラムアドレスと、2つの外部端子LR0,LR1の
2ビットの論理とをデコードして、8つのカラムスイッ
チ104を同時にオン・オフする。各々のカラムアドレ
スデコーダ122Aは、マスクROMとして、各信号ド
ライブICで共通となっているが、2つの外部端子LR
0,LR1の設定電位が信号ドライブIC毎に変更され
ている。これにより、1〜160番目のカラムアドレス
を第1段目の信号ドライブIC22にてデコードでき、
161〜320番目のカラムアドレスを第2段目の信号
ドライブIC24にてデコードできる。そして、ずれか
一つのカラムデコーダ122Aから「L」が出力される
と、インバータ108の出力「H」と、カラムコントロ
ール信号(CALCTL)の信号「H」とにより、一つ
のトランスファーゲート106がオンされ、それに接続
された8つのカラムスイッチ104が同時にオンする。
【0042】図2に示すラッチ回路132は、図4に示
す通り、ラッチ信号SELRとその反転信号/SELR
によってオン・オフされるスイッチ132Aと、その出
力をラッチするラッチ用ゲート回路132Bとを有す
る。この構成により、ページアドレス制御回路140に
より例えば第1行目のワードラインWL1がアクティブ
とされた場合には、ラッチ信号SELRがアクティブと
されることで、図3(A)の表示空間上での第1〜第4
ラインに接続された画素データが同時にラッチされる。
同様に、ラッチ反転信号/SELRがアクティブの時
に、図3(A)の表示空間上での第5〜第8ラインに接
続された画素データが同時にラッチされる。アクティブ
されるワードラインをページアドレス制御回路140に
て切り換えることで、全ワードラインに接続されたメモ
リセル102のデータが、4ラインずつ順次ラッチされ
ることになる。
【0043】図2に示すデコーダ回路134は、4ライ
ン同時選択のMLS駆動用の信号にデコードするもの
で、図4に示すよPR(デコード回路をプリチャージす
るための信号)、FR(液晶交流化信号)及びF1,F
2(MLSのパターンを区別するためのフィールド信
号)に基づいてラッチ出力をデコードする。
【0044】図2に示す液晶駆動回路136は、図4に
示すように、デコーダ回路134の出力と、各種電圧と
から、信号線に印加される信号電圧を決定する。
【0045】(入出力回路112の入出力端をハイイン
ピーダンスとする構成について)図4に示すモニタ回路
200は、160個のインバータ108の出力がそれぞ
れベースに印加される160個のN型トランジスタ20
2と、1本の共通接続線204とを有する。いずれか一
つのカラムアドレスデコーダ122Aより「L」が出力
されると、それに接続された一つのインバータ108の
出力「H」により一つのN型トランジスタ202がオン
され、共通接続線204の電位は「L」(接地電位)と
なる。
【0046】モニタ回路200はさらに、160個のN
型トランジスタ202が接続された共通接続線204の
最終段に、一つのモニタ用インバータ206を有する。
このため、モニタ回路200の出力として「H」が得ら
れた時、2つの信号ドライバ22,24のいずれかに
て、データのリード又はライトを実施しているかがモニ
タできる。
【0047】モニタ回路200はさらに、共通接続線2
04の電位を「H」にプリチャージするためのプリチャ
ージ回路210を有する。このプリチャージ回路210
は、2つのP型トランジスタ214,216から成るト
ランスファゲート212を有する。そして、データのリ
ード又はライトの前に、カラムコントロール信号(CA
LCTL)の「L」により、P型トランジスタ214が
オンされ、共通接続線204がプリチャージされる。こ
のとき、モニタ用インバータ214により「L」が出力
されるので、P型トランジスタ216もオンする。従っ
て、カラムコントロール信号(CALCTL)が「H」
となっても、いずれか一つのカラムデコーダ136Aよ
り「L」が出力されない限り、P型トランジスタ216
によって共通接続線204の電位が「H」に維持され
る。このようにして、いずれか一つのカラムデコーダ1
36Aより「L」が出力されない限り、モニタ回路20
0の出力は「L」となり、誤検出を防止できる。
【0048】(RAM100の時分割駆動について)本
実施例では、MPU及びLCD側からのRAM100の
アクセス要求に対して、RAM100を時分割駆動する
ために、図2に示すように、アービトレーション回路1
60とRAM制御回路170とを含むメモリ制御回路1
80を設けている。アービトレーション回路160に
は、MPU制御回路120からのMPUアクセス要求信
号(第1のアクセス要求信号)と、LCD制御回路13
0からのLCDアクセス要求信号(第2のアクセス要求
信号)と、RAM制御回路170からのMPUアクセス
終了信号(第1の動作終了信号)及びLCDアクセス終
了信号(第2の動作終了信号)とが入力される。アービ
トレーション回路160は、上記の入力信号に基づい
て、ページアドレス制御回路140及びRAM制御回路
170に対して、MPUアクセス開始信号(第1の動作
開始信号)及びLCDアクセス開始信号(第2動作開始
信号)を時分割で出力する。
【0049】ページアドレス制御回路140は、MPU
制御回路120からのページアドレスと、LCD制御回
路130からのページアドレスとが競合した場合、アー
ビトレーション回路160からのいずれか一方の開始信
号に基づいて、対応する一方のページアドレスを選択す
る。
【0050】RAM制御回路170は、アービトレーシ
ョン回路160より開始信号を入力すると、ページアド
レス制御回路140にて選択されたページアドレスに基
づいて選択されるワード線をアクティブにさせる開始タ
イミングを決定する。
【0051】RAM制御回路170の他の機能として、
上述したMPUアクセス終了信号及びLCDアクセス終
了信号を発生させる機能がある。MPUアクセス終了信
号は、MPUアクセス開始信号の出力後所定時間経過後
に発生する。同様に、LCDアクセス終了信号は、LC
Dアクセス開始信号の出力後所定時間経過後に発生す
る。
【0052】RAM制御回路170は、入力されるMP
Uアクセス開始信号及びLCDアクセス開始信号を所定
時間遅延させることで、MPUアクセス終了信号及びL
CDアクセス終了信号を発生させている。これに限ら
ず、他の方法で上記終了信号を発生させても良い。な
お、上述の所定時間については後述する。
【0053】図1のアービトレーション回路160の一
例を図5に示す。以下、図5のアービトレーション回路
とその動作について、下記の通り場合分けして説明す
る。
【0054】(MPUアクセス要求のみ入力された場
合)MPUアクセス要求のみあった場合について、図5
を参照して説明する。
【0055】まず、図5に示すリセット信号(RESE
T)が「L」になることで、図5に示す全てのフリッフ
フロップFF1〜FF4がリセットされる。上記の場合
には、MPUアクセス要求信号(MPUREC)が
「H」となり、LCDアクセス要求信号(LCDRE
C)、MPUアクセス終了信号(MPUEND)及びL
CDアクセス終了信号(LCDEND)は全て「L」で
ある。
【0056】MPUアクセス要求信号(MPUREC)
が「H」となることで、第2のフリツプフロップFF2
の出力Qが「H」になる。このとき、LCDアクセス要
求信号(LCDREC)が「L」であるから、第1、第
3、第4のフリップフロップFF1,FF3,FF4の
Q出力はそれぞれ「L」となっている。ここで、第10
のアンドゲートAND10の一方の入力として、MPU
アクセス要求信号(MPUREC)の論理「H」が、第
2アンドゲートAND2、第3の遅延線DL3及び第6
の遅延線DL6を介して入力される。第10のアンドゲ
ートAND10の他方の入力として、第3のフリップフ
ロップFF3のQ出力「L」の反転信号「H」が入力さ
れるため、第10のアンドゲートAND10の出力が
「H」となる。
【0057】このため、第11のアントゲートAND1
1の一方の入力端には、第2のオアゲートOR2の出力
「H」が入力される。第11のアントゲートAND11
の他方の入力端には、第8のアンドゲートAND8の出
力が反転して入力される。ここで、上述した通り、第3
のフリップフロップFF3のQ出力は「L」であるの
で、これを入力する第8のアンドゲートAND8の出力
も「L」である。従って、第11のアンドゲートAND
11の出力は「H」となり、第3のオアゲートOR3を
介して、MPUアクセス開始信号(MPUSTART)
がアクティブとなる。
【0058】上記のようにして、MPUアクセス要求信
号のための第1のスルー経路が成立してMPUアクセス
開始信号(MPUSTART)がアクティブとなること
で、MPU60からのコマンドに従ってRAM100が
アクセスされる。この結果、1バイト単位でのデータの
リード又はライトが実行される。この後、RAM制御回
路170によりMPUアクセス終了信号(MPUEN
D)が「H」とされる。
【0059】(LCDアクセス要求のみ入力された場
合)次ぎに、LCDアクセス要求信号(LCDREC)
の「H」が、第4,第5の遅延線DL4,5を介して、
第7のアンドゲートAND7の一方の入力端に入力す
る。第7のアンドゲートAND7の他方の入力は、第4
のフリップフロップFF7のQ出力が反転して入力され
る。ここで、第4のフリップフロップFF4の入力端子
Dには、第2のフリップフロップFF2の「L」が入力
されるので、第4のフリップフロップFF4のQ出力は
「L」のままである。従って、第7のアンドゲートAN
D7から「H」が出力され、第1のオアゲートOR1を
介して、LCDアクセス開始信号(LCDSTART)
がアクティブとなる。
【0060】上記のようにして、LCDアクセス要求信
号のための第2のスルー経路が成立してLCDアクセス
開始信号(LCDSTART)がアクティブとなること
で、RAM100より液晶表示パネル10の4走査ライ
ン分のデータの読み出しが実行される。この後、RAM
制御回路170によりLCDアクセス終了信号(LCD
END)が「H」とされる。
【0061】(MPUアクセス要求、LCDアクセス要
求の順で入力された場合)次ぎに、MPUアクセス要求
信号(MPUREC)とLCDアクセス要求信号(LC
DREC)とが連続して入力した場合について、図5及
び図6を参照して説明する。
【0062】図6は、まずMPUアクセス要求信号(M
PUREC)が入力され、続いてLCDアクセス要求信
号(LCDREC)が入力された場合の図5の回路の動
作を示している。
【0063】このときには、まず、MPUアクセス要求
信号(MPUREC)のための第1のスルー経路が成立
し、上述した通り、MPUアクセス開始信号(MPUS
TART)がアクティブとなる。
【0064】この時には、LCDアクセス要求信号(L
CDREC)のための第2のスルー経路は成立しない。
この理由は下記の通りである。すなわち、MPUアクセ
ス要求信号(MPUREC)が「H」となることで、第
2のフリップフロップFF2のQ出力が「H」となる。
しかもLCDアクセス要求信号(LCDREC)が
「H」となることで、第4のフリップフロップFF4の
Q出力も「H」となる。従って、第4のフリップフロッ
プFF4のQ出力の反転信号「L」を入力する第7のア
ンドゲートAND7は、その出力が「L」となり、第2
のスルー経路は成立しない。
【0065】このとき、MPUアクセス終了信号(MP
UEND)が「L」であるので、これを入力する第6の
アンドゲートAND6の出力は「L」である。従って、
第1のオアゲートOR1の出力は「L」のままであり、
この経路においてもLCDアクセス開始信号(LCDS
TART)は「L」である。
【0066】上述の説明から明らかなように、LCDア
クセス開始信号(LCDSTART)が「H」となるに
は、MPUアクセス終了信号(MPUEND)が「H」
となった時であり、上述の動作から、RAM100がM
PU側とLCD側とで時分割で駆動される。
【0067】(LCDアクセス要求、MPUアクセス要
求の順で入力された場合)次ぎに、LCDアクセス要求
信号(LCDREC)がまず入力され、続いてMPUア
クセス要求信号(MPUREC)とが入力した場合につ
いて説明する。
【0068】図7は、まずLCDUアクセス要求信号
(LCDREC)が入力され、続いてMPUアクセス要
求信号(MPUREC)が入力された場合の図5の回路
の動作を示している。
【0069】このときには、LCDアクセス要求信号
(LCDREC)の第2のスルー経路が成立し、上述し
た通り、LCDアクセス開始信号(LCDSTART)
がアクティブとなる。
【0070】このとき、MPUアクセス要求信号(MP
UREC)の第1のスルー経路は成立せず、その理由は
下記の通りである。すなわち、LCDアクセス要求信号
(LCDREC)及びMPUアクセス要求信号(MPU
REC)が順次「H」となることで、第1,第3のフリ
ップフロップFF1,3のQ出力が「H」となる。第3
のフリップフロップFF3のQ出力「H」の反転信号
「L」を入力する第10のアンドゲートAND10の出
力は「L」となるからである。
【0071】ここで、LCDアクセス終了信号(LCD
END)が「H」となると、第1のインバータIND
1,第1のアンドゲートAND1及び第4のインバータ
IND4を経由した信号「H」が、第5のアンドゲート
AND5の一方の入力端に入力される。第5のアンドケ
ートAND5の他方の入力端には、第3のフリップフロ
ップFF3のQ出力「H」が入力されるため、第5のア
ンドゲートAND5の出力が「H」となる。この第5の
アンドゲートAND5の出力「H」は、第9のアンドゲ
ートAND9の一方の入力端に入力される。第9のアン
ドゲートAND9の他方の入力端には、第3のフリップ
フロップFF3のQ出力「H」が入力されるため、第9
のアンドゲートAND9の出力が「H」となる。従っ
て、第2のオアゲートOR2より「H」が出力される。
一方、第4のフリップフロップFF4の出力は「L」で
あるから、第11のアンドゲートAND11より「H」
が出力され、第3のオアゲートOR3を介して、MPU
アクセス開始信号(MPUSTART)がアクティブと
なる。
【0072】(MPUアクセス要求及びLCDアクセス
要求が同時入力の場合)次ぎに、MPUアクセス要求及
びLCDアクセス要求が同時入力の場合について説明す
る。この場合には、MPUアクセス要求信号(MPUR
EC)及びLCDアクセス要求信号(LCDREC)が
「H」となることで、第1〜第4のフリップフッロプF
F1〜FF4のQ出力が「H」となる。
【0073】従って、第1,第2のスルー経路は成立し
ない。このときには、第8のアンドゲートAND8の出
力が「H」となり、第12のアンドゲートAND12及
び第3のオアゲートOR3を経由して、MPUアクセス
開始信号(MPUSTART)がアクティブとなる。
【0074】その後、MPUアクセス終了信号(MPU
END)が「H」となるのを待って、これを入力する第
6のアンドゲートAND6の出力が「H」なる。従っ
て、第1のオアゲートOR1の出力が「H」となり、L
CDアクセス開始信号(LCDSTART)がアクティ
ブとなる。
【0075】(アクセス要求の処理について)図8及び
図9は、それぞれMPUアクセス要求信号及びLCDア
クセス要求信号が前後して入力された場合の、RAM1
00に対する時分割アクセスタイムを示している。図8
において、1番目のMPUアクセス要求の立ち上がりと
2番目のMPUアクセス要求の立ち上がりまでの時間
は、非同期のMPUアクセス要求間の最短時間をT1と
して示している。この時間T1はMPU60にて定めら
れる時間である。従って、この時間T1よりも短い時間
内に2つのMPUアクセス要求信号が連続することはな
い。
【0076】図8及び図9いずれの場合も、T1/2以
内にMPUアクセス要求信号及びLCDアクセス要求信
号が入力されたときに、最初のアクセス開始指令からT
1/2以下の時間でいずれか先着のアクセス要求信号に
基づきRAM100をアクセスし、その後のT1/2以
下の時間で他方のアクセス要求信号に基づきRAM10
0をアクセスしている。
【0077】ここで、本実施例では、時間T1は500
nSであり、2MHzのアクセス周波数である。これに
対して、図2のラッチ回路132でのラッチ周波数は例
えば14.4のKHzであり、LCDアクセス要求間の
時間T2は69.4μSである。このように、LCDア
クセス要求信号間の時間T2は、非同期のMPUアクセ
ス要求信号間の最短時間をT1よりも十分に長い。従っ
て、図8及び図9の通りアクセス処理時間を定義してお
けば、2つのアクセス要求を効率よく処理できる。
【0078】(電子機器の説明)上述の実施例の液晶表
示装置を用いて構成される電子機器は、図10に示す表
示情報出力源1000、表示情報処理回路1002、表
示駆動回路1004、液晶パネルなどの表示パネル10
06、クロック発生回路1008及び電源回路1010
を含んで構成される。表示情報出力源1000は、RO
M、RAMなどのメモリ、テレビ信号を同調して出力す
る同調回路などを含んで構成され、クロック発生回路1
008からのクロックに基づいて、ビデオ信号などの表
示情報を出力する。表示情報処理回路1002は、クロ
ック発生回路1008からのクロックに基づいて表示情
報を処理して出力する。この表示情報処理回路1002
は、例えば増幅・極性反転回路、相展開回路、ローテー
ション回路、ガンマ補正回路あるいはクランプ回路等を
含むことができる。表示駆動回路1004は、走査側駆
動回路及びデータ側駆動回路を含んで構成され、液晶パ
ネル1006を表示駆動する。表示駆動回路1004中
のデータ側駆動回路が、上述の信号線ドライブIC2
2,24を含んでいる。電源回路1010は、上述の各
回路に電力を供給する。
【0079】このような構成の電子機器として、図11
に示す液晶プロジェクタ、図12に示すマルチメディア
対応のパーソナルコンピュータ(PC)及びエンジニア
リング・ワークステーション(EWS)、図13に示す
ページャ、あるいは携帯電話、ワードプロセッサ、テレ
ビ、ビューファインダ型又はモニタ直視型のビデオテー
プレコーダ、電子手帳、電子卓上計算機、カーナビゲー
ション装置、POS端末、タッチパネルを備えた装置な
どを挙げることができる。
【0080】図11に示す液晶プロジェクタは、透過型
液晶パネルをライトバルブとして用いた投写型プロジェ
クタであり、例えば3板プリズム方式の光学系を用いて
いる。 図11において、プロジェクタ1100では、
白色光源のランプユニット1102から射出された投写
光がライトガイド1104の内部で、複数のミラー11
06および2枚のダイクロイックミラー1108によっ
てR、G、Bの3原色に分けられ、それぞれの色の画像
を表示する3枚の液晶パネル1110R、1110Gお
よび1110Bに導かれる。そして、それぞれの液晶パ
ネル1110R、1110Gおよび1110Bによって
変調された光は、ダイクロイックプリズム1112に3
方向から入射される。ダイクロイックプリズム1112
では、レッドRおよびブルーBの光が90°曲げられ、
グリーンGの光が直進するので各色の画像が合成され、
投写レンズ1114を通してスクリーンなどにカラー画
像が投写される。
【0081】図12に示すパーソナルコンピュータ12
00は、キーボード1202を備えた本体部1204
と、液晶表示画面1206とを有する。
【0082】図13に示すページャ1300は、金属製
フレーム1302内に、液晶表示基板1304、バック
ライト1306aを備えたライトガイド1306、回路
基板1308、第1,第2のシールド板1310,13
12、2つの弾性導電体1314,1316、及びフィ
ルムキャリアテープ1318を有する。2つの弾性導電
体1314,1316及びフィルムキャリアテープ13
18は、液晶表示基板1304と回路基板1308とを
接続するものである。
【0083】ここで、液晶表示基板1304は、2枚の
透明基板1304a,1304bの間に液晶を封入した
もので、これにより少なくともドットマトリクス型の液
晶表示パネルが構成される。一方の透明基板に、図10
に示す駆動回路1004、あるいはこれに加えて表示情
報処理回路1002を形成することができる。液晶表示
基板1304に搭載されない回路は、液晶表示基板の外
付け回路とされ、図13の場合には回路基板1308に
搭載できる。
【0084】図13はページャの構成を示すものである
から、液晶表示基板1304以外に回路基板1308が
必要となるが、電子機器用の一部品として液晶表示装置
が使用される場合であって、透明基板に表示駆動回路な
どが搭載される場合には、その液晶表示装置の最小単位
は液晶表示基板1304である。あるいは、液晶表示基
板1304を筺体としての金属フレーム1302に固定
したものを、電子機器用の一部品である液晶表示装置と
して使用することもできる。さらに、バックライト式の
場合には、金属製フレーム1302内に、液晶表示基板
1304と、バックライト1306aを備えたライトガ
イド1306とを組み込んで、液晶表示装置を構成する
ことができる。これらに代えて、図14に示すように、
液晶表示基板1304を構成する2枚の透明基板130
4a,1304bの一方に、金属の導電膜が形成された
ポリイミドテープ1322に、信号線ドライブICなど
のICチップ1324を実装したTCP(Tape C
arrier Package)1320を接続して、
電子機器用の一部品である液晶表示装置として使用する
こともできる。
【0085】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が
可能である。例えば、本発明は上述の各種の液晶パネル
の駆動に適用されるものに限らず、エレクトロルミネッ
センス、プラズマディスプレー装置にも適用可能であ
る。
【0086】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した液晶表示装置を含む電子機器
のブロック図である。
【図2】図1に示す信号線ドライバの構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】(A)は図1の液晶表示パネルの表示空間アド
レスを示す概略説明図であり、(B)は図1に示す信号
線ドライブIC内のRAMの画素アドレスを示す概略説
明図である。
【図4】図2に示すRAM及びその周辺回路を示す回路
図である。
【図5】図2に示すアービトレーション回路の回路図で
ある。
【図6】MPUアクセス要求信号、LCDアクセス要求
信号がその順で入力された場合の図5の回路の動作を説
明するためのタイミングチャートである。
【図7】LCDアクセス要求信号、MPUアクセス要求
信号がその順で入力された場合の図5の回路の動作を説
明するためのタイミングチャートである。
【図8】LCDアクセス要求信号、MPUアクセス要求
信号がその順で入力された場合のアクセス処理時間を説
明するための概略説明図である。
【図9】MPUアクセス要求信号、LCDアクセス要求
信号がその順で入力された場合のアクセス処理時間を説
明するための概略説明図である。
【図10】本発明が適用される電子機器のブロック図で
ある。
【図11】本発明が適用されるプロジェクタの概略説明
図である。
【図12】本発明が適用されるパーソナルコンピュータ
の外観図である。
【図13】本発明が適用されるページャの分解斜視図で
ある。
【図14】外付け回路を備えた画像表示装置の一例を示
す概略説明図である。
【図15】1ポートRAMのスイッチによる時分割のポ
ート切り換えを模式的に示す概略説明図である。
【図16】図15に示す時分割のポート切り換えの場合
の問題点を説明するための概略説明図である。
【符号の説明】
10 液晶表示パネル 20 信号線ドライバ 22 第1の信号線ドライブIC 24 第2の信号線ドライブIC 30 走査線ドライバ 32、34 走査線ドライブIC 40 電源回路 50 発振用外付け回路 60 MPU 100 表示データRAM 102 メモリセル 104 カラムスイッチ 106 トランスファーゲート 108 インバータ 110 MPUインターフェース 111 バスライン 112 入出力回路 114 バスホールダ 116 コマンドデコーダ 118 ステータス設定回路 120 MPU制御回路 122 カラムアドレス制御回路 124 I/Oバッファ 130 LCD制御回路 132 ラッチ回路 134 デコード回路 136 液晶駆動回路 140 ページアドレス制御回路 150 内部発振回路 160 アービトレーション回路 170 RAM制御回路 180 メモリ制御回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロプロセッサユニットとの間で表
    示データが入出力され、前記表示データを表示部に表示
    駆動制御する表示駆動制御回路において、 前記表示部にて表示される前記表示データがリード・ラ
    イトされるメモリと、 前記マイクロプロセッサユニットからのコマンドに従っ
    て前記メモリのアクセスを要求する第1のアクセス要求
    信号を出力するMPU制御回路と、 前記表示部での表示動作に従って前記メモリのアクセス
    を要求する第2のアクセス要求信号を出力するDIS制
    御回路と、 前記第1,第2のアクセス要求信号が入力され、前記第
    1,第2のアクセス要求信号をその入力順に優先させ
    て、その優先順位に従って前記第1,第2のアクセス要
    求信号に応じたアクセス動作を前記メモリにて開始制御
    させる第1,第2の動作開始信号を出力するメモリ制御
    回路と、 を有し、前記第1のアクセス要求信号間の最短時間をT
    としたとき、前記第1,第2のアクセス要求信号に応じ
    た各々のアクセス動作は、T/2以内に終了されること
    を特徴とする表示駆動制御回路。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記メモリ制御回路は、前記第1の動作開始信号の出力
    後T/2以内に発生される第1の動作終了信号に基づい
    て、T/2以内に前記第1、第2のアクセス要求信号が
    その順で入力された時に、前記第2の動作開始信号を、
    前記第1の動作終了信号を待って出力することを特徴と
    する表示駆動制御回路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 前記メモリ制御回路は、前記第2の動作開始信号の出力
    後T/2以内に発生される第2の動作終了信号に基づい
    て、T/2以内に前記第2、第1のアクセス要求信号が
    その順で入力された時に、前記第1の動作開始信号を、
    前記第2の動作終了信号を待って出力することを特徴と
    する表示駆動制御回路。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかにおいて、 前記メモリ制御回路は、前記第1の動作開始信号の出力
    後T/2以内に発生される第1の動作終了信号に基づい
    て、T/2以内に前記第1、第2のアクセス要求信号が
    同時に入力された時に、前記第1の動作開始信号を優先
    して出力し、前記第2の動作開始信号を、前記第1の動
    作終了信号を待って出力することを特徴とする表示駆動
    制御回路。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の表示
    駆動制御回路と、 前記表示駆動制御回路によって表示駆動される表示部
    と、 を有することを特徴とする画像表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の画像表示装置を有する
    ことを特徴とする電子機器。
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