JP2005523536A - シングルポートメモリ装置へのアクセスを実行する方法、メモリアクセス装置、集積回路装置、および集積回路装置を使用する方法 - Google Patents

シングルポートメモリ装置へのアクセスを実行する方法、メモリアクセス装置、集積回路装置、および集積回路装置を使用する方法 Download PDF

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Abstract

ハンドシェイキングプロトコルを用いる必要性なしにシングルポートRAM(13)にアクセスするためのアービタ(15)が提案される。これにより、シングルポートRAM(13)への同時読み取りアクセスおよび書き込みアクセスが可能になる。全ての書き込みアクセスは、同時読み取りアクセスがあるかどうかアービタ(15)が検知できるように遅延される。読み取りアクセスがあると、その読み取りアクセスは書き込みアクセスが完了するまで遅延される。

Description

本発明は、シングルポートメモリ装置へのアクセスを実行する方法に関する。さらに、本発明は、メモリアクセス装置、集積回路装置、および集積回路装置を使用する方法に関する。
一般的にランダムアクセスメモリ装置(RAM)は、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)またはダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)として入手可能である。主な違いは、後者は動作方法においてリフレッシュサイクルを必要とすることである。
高い処理速度を要求するほとんどのアプリケーションにとって、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)は高い処理性能および高いパッケージ密度や集積密度を達成するためには適当な選択肢である。DRAMセルは通常、他の周知のメモリセルと比べてサイズが小さく、故に高いパッケージ密度を可能にする。原理的にウェハまたはチップのユニットエリアにパックできるDRAMセルの量は、他のメモリセルで達成できる量を上回る。デュアルポートDRAMおよびシングルポートDRAMが入手可能である。
しかし、一般的にDRAMセルの処理速度は他のメモリセルより遅い。このような不利益は、DRAMへのアクセス時間を削減するためにデュアルポートDRAMを用いて、これによりDRAMベースの装置の処理性能を向上させることによってある程度解消できる。通常同期することがない、異なる種類のプロセスは独立してDRAM装置にアクセスすることができるため、デュアルポートDRAMの処理速度は著しく向上する。同じクロックサイクルにおけるデュアルポートDRAMの異なるポート上の異なるプロセスが、デュアルポートDRAM装置の同じアドレスにアクセスする場合のみには注意が必要である。このような目的のために、つまり同じクロックサイクルにおいてどちらのポートにも同じアドレスへのアクセスリクエストが同時にされている場合のために、通常制御回路が実装され、デュアルポートDRAMへのアクセスを制御する。そのような手段は、例えばデュアルポートDRAMに用いられる調停回路ついて米国特許第6,078,527号明細書に、またデュアルポートDRAMに用いられるアドレス衝突検知器について米国特許第5,781,480号明細書に記載されている。参照した先行技術文献の記載は、アクセスリクエストが衝突したときにどのポートに優先権があるかを決定するために、制御回路によってマッチ信号が発生されることを意味している。しかし、このような決定は2つのポートを持つDRAM、つまりデュアルポートDRAMの特別なデマンドに従ってケースバイケースで行われることである。マッチ信号は特別なアクセスリクエストを考慮することなしに生成される。優先権の決定は、アクセスリクエストの種類とは独立して成される。
しかし、デュアルポートDRAMには、特にRAMの特定のアプリケーション、例えば特定用途向け集積回路(ASIC)について、深刻な不利益がいくつかある。エリアおよび電力消費に関連し、シングルポートRAM(DRAMでもSRAMでもよい)は、ASICのいくつかのアプリケーションでは特に有用であり、チップ上に実装する必要がある。シングルポートRAMの電力消費は、低電流のため、デュアルポートRAMの10倍も低い。さらに、デュアルポートRAMではシングルポートRAMと比べて最大2倍のRAMセルが必要であり、よってチップ上のエリア消費の著しい増加やコストの増加を引き起こし、回路設計上の要求を高くする。
シングルポートRAMの唯一の不利益は、非同期プロセスの同時アクセスを通常認めないことである。デュアルポートRAM内の非同期プロセスの衝突は通常、同じクロックサイクル内で同じアドレスに対しアクセスのリクエストがある場合にのみ起こるのに対し、シングルポートRAMへの非同期プロセスの同時アクセスは全般に渡って制御する必要がある。よって、シングルポートRAMでは、信号の復号および非同期プロセスがシングルポートRAMにアクセスする際の衝突検知のために追加回路が必要となる。特に、シングルポートRAMを使用できるようにするため、および書き込みアクセスおよび読み取りアクセスは互いに非同期である2つの異なるプロセスによって制御されるため、データを失わずにRAMアクセスが正しく行われるように、アービタが注意を払う必要がある。このため、シングルポートRAMに必要な追加回路は、上に述べたような理由により、デュアルポートRAMに必要なものとは実質的に異なる。
米国特許第6,259,634号明細書では、シングルポート1−TDRAM(トランジスタが1つのDRAM)が、改良設計された読み取りセンスアンプと共に動いて、単一のクロックサイクル内で読み取りアクセスおよび書き込みアクセスのどちらをも行う。従って、デュアルポートDRAMをエミュレートする、擬似的デュアルポート1−TDRAMが構成される。このため、やはり2つのライン、つまり読み取りグローバルビットラインおよび書き込みグローバルビットライン、が読み取りアクセスと書き込みアクセスの両方を単一のクロックサイクル中で効果的に行うために、読み取りセンスアンプに結合される。このようなソリューションは依然として、通常高いクロックレートで動作するクロックサイクルに依存しており、よって依然としてエネルギー消費が比較的高い。さらに、このようなソリューションは、アクセスの種類とは関係なくDRAMへの同時アクセスを保証するために、事実上依然として2つのラインを持つデュアルポートDRAMの原理に依存している。
米国特許第6,144,604号明細書では、やはり単一のクロックサイクルで動作するシングルポートRAM装置が記載されている。ここでは、入力アクセスと出力アクセスの衝突に備えて「先入れ先出し」(FIFO)バッファが用いられている。衝突が起きると、入力ワードと出力ワードの一方がメモリ装置およびFIFOバッファの各ポートの間で受け渡される。やはりアクセスの種類が読み取りか、書き込みかに関わらず、FIFOバッファではアクセスリクエストは遅延される。従って、読み取りプロセスと書き込みプロセスは、同じ共通のクロックレートで実行される。
米国特許第5,706,482号明細書では、シングルポートRAMへの書き込みリクエストと読み取りリクエストの同時履行を調停するためのアービタ部分が提供されている。アービタ部分は、書き込みリクエストと読み取りリクエストが衝突した場合に備えて、書き込みリクエストのための書き込みバッファと、読み取りリクエストのための読み取りバッファとを提供している。このような概念はデータの中間バファリングに依存しており、シングルポートRAMへのダイレクトアクセスを許可するのではなく、書き込みバッファへの/読み取りバッファへからの継続的なデータのフローを保証することを目的としている。調停は、書き込みリクエストおよび読み取りリクエストの同時履行を考慮してケースバイケースで行われてものの、依然としてリクエストの種類には関係がない。米国特許第6,144,604号明細書で述べられた概念と似て、米国特許第5,706,482号明細書の概念は「先入れ先出し」ルールに依存し、アクセスリクエストの優先順位をケースバイケースでタイミングデマンドのみに関して決定している。優先順位の決定は、リクエストが書き込みリクエストであるか、読み取りリクエストであるかには関係なく成される。
このように、参照した先行技術文献のすべてにおいて、大きな不利益が存在する。これらの文献は、「リクエストと認可の原則」にしたがって動き、よっていわゆる「ハンドシェイキングプロトコル」を必要とするアービタを記載している。この原理はさらに、単一で速い外部クロックレートを用いている。このようなクロックレートはリクエストをサンプリングするため、およびアービタがRAMに対してアクセスを行うことを1つのプロセスに許可したとき認可応答を発生することのために用いられる。しかし、ハンドシェイキングプロトコルの使用は、速さを処理するには不完全であり、よって数MHzの範囲でより速いクロックを必要とする。例えば、2倍速いクロックでは、一般的に言って電力消費も2倍になる。このようなアービタの原理は、特に電力消費が重要事項であるASICでは適当でない。
本発明はこれにより提供されるものであり、その目的は、シングルポートメモリ装置へのアクセスが効果的な方法で制御され、同時アクセスの衝突およびデータの損失が防げるような、シングルポートメモリ装置へのアクセスを実行するための方法と、このような方法を実行するための装置と、このような装置の使用方法を特定することにある。
方法については、シングルポートメモリ装置へのアクセスを実行するための方法によって目的は解決される。本発明は、アクセスを制御するためのメモリアクセス装置を提供する過程と、高い優先順位を持つ第1のアクセス信号を第1のクロックレートで処理する過程と、低い優先順位を持つ第2のアクセス信号を第2のクロックレートで処理する過程と、を備え、ここで第1のクロックレートは第2のクロックレートより大きく、さらに高い優先順位を持つ第1のアクセス信号にメモリ装置へのダイレクトアクセスを与える過程と、高い優先順位を持つ第1のアクセス信号を適切に遅延して、メモリ装置のデマンドに従ったアクセスタイミングを発生する過程と、と備える。
高い優先順位を持つ第1のアクセス信号のメモリ装置へのダイレクトアクセスは、高い優先順位を持つアクセス信号がメモリアクセス装置に処理されることなくメモリ装置にアクセスするときに達成される。メモリアクセス装置内で処理されるこれら高い優先順位を持つ第1のアクセス信号に関する本発明の概念として、メモリ装置へのダイレクトアクセスが提供される、つまり、これら高い優先順位を持つ第1のアクセス信号はメモリアクセス装置を通してパイプランされ、メモリ装置にダイレクトに送られる。特に、高い優先順位を持つ第1のアクセス信号がメモリ装置へダイレクトアクセスを行うために、「ハンドシェイキングプロトコル」やリクエスト/認可の概念は全く必要がない。
提案された方法ではリクエスト/認可が必要ないため、高い優先順位を持つ第1のアクセス信号は、第2のクロックレートより大きい第1のクロックレートで処理されるが、その後はより遅いレートでメモリ装置に提供される。特に、高い優先順位のアクセス信号は、メモリ装置のデマンドに従ってアクセスタイミングを発生するために適当に遅延される。さらに、低い優先順位を持つ第2のアクセス信号の処理は通常、第1のクロックレートより遅い第2のクロックレートで行われる。これらの手段により、消費電力の削減が行われ、さらに、リクエスト/認可や「ハンドシェイキングプロトコル」が必要ないため、メモリ装置へのアクセスを制御するための手間が少なくてよい。これにより、処理効率が向上するという効果がある。
さらに、通常第1のアクセス信号に高い優先順位が与えられる。特に、このように高い優先順位は、複雑な処理デマンドの信号に与えられ、低い優先順位はより複雑でない処理デマンドのアクセス信号に与えられる。
特に好ましい構成では、高い優先順位を持つ第1のアクセス信号は例えば書き込みイネーブル信号のような書き込み信号である。さらに好ましい構成では、低い優先順位の第2のアクセス信号は特に、例えば読み取りイネーブル信号などの読み取り信号である。
本発明の分野における先行技術から周知の方法は通常、ケースバイケースのアクセス信号の優先順位に関する決定に依存しており、特に先入れ先出し概念に依存している。しかし、提案されている発明の主な概念は、高い優先順位を第1のアクセス信号に通常与え、例えば上に書き込み信号、特に書き込みイネーブル信号と記載した、高い優先順位を持つ第1のアクセス信号にメモリ装置へのダイレクトアクセスを与える。従って、どんな場合でも、所定の高い優先順位を持つ第1のアクセス信号は、他のアクセス信号のアクセスリクエストに関わらず、メモリ装置へのダイレクトアクセスを与えられる。提案された方法によれば、低い優先順位の第2のアクセス信号は、高い優先順位を持つ第1のアクセス信号の第1のクロックレートより遅い第2のクロックレートで処理され、低い優先順位を持つ第2のアクセス信号のアクセスリクエストは、高い優先順位を持つ第1のアクセス信号が待ち状態および/または処理中のときはいつでも遅延されるかあるいはバッファされる。高い優先順位を持つ第1のアクセス信号のアクセスリクエストは、高い優先順位を持つ第1のアクセス信号が低い優先順位を持つ第2のアクセス信号のクロックレートより高いクロックレートで処理されるときに、メモリアクセス装置によって検知される、すなわち低い優先順位を持つ第2のアクセス信号の2つの連続したアクセスリクエストの間には、高い優先順位を持つ第1のアクセス信号のアクセスリクエストが少なくとも1つ存在する。
シングルポートメモリ装置へのアクセスのために、高い優先順位を持つ第1のアクセス信号は、メモリ装置のデマンドに従ってアクセスタイミングを発生するために適切に遅延される。従って、提案された方法によれば、一般的にシングルポートメモリ装置へのアクセスは、速い第1のクロックレートより遅い、第2のクロックレートで行われる。
これにより、メモリアクセス装置、メモリ装置、集積回路装置、そしてシングルポートメモリ装置およびメモリアクセス装置を有するその他のモジュールの電力消費の著しい削減が達成できる。このような効果は、特定用途向け集積回路(ASIC)、特にディスプレイ処理やディスプレイドライバに関するアプリケーションにおいて、特に重要である。
さらに、特に好ましい構成では、第1の速いクロックレートはメモリアクセス装置には関わりない外部クロックレートであり、および第2の遅いクロックレートはメモリアクセス装置の内部クロックレートであることが示される。内部クロックレートはメモリアクセス装置が実装されているチップによって供給されてもよい。外部クロックレートはメモリアクセス装置が実装されているものとは異なる他のチップによって供給されてもよい。さらに、第1および第2のクロックレートはどちらも外部クロックレートであってよく、またはどちらも内部クロックレートであってよい。クロックは、各クロックレートを発生するのに適している発振器、プロセッサ、または回路またはチップなどでよい。
提案された方法のさらに発展した構成が、従属の方法請求項に概説されている。
高い第1のクロックレートで処理された、高い優先順位を持つ第1のアクセス信号にメモリ装置へのダイレクトアクセスが与えられると、低い優先順位を持つ第2のアクセス信号が遅い第2のクロックレートで効果的に処理される。特に、低い優先順位のアクセス信号のメモリ装置へのアクセスは通常与えられる。しかし、高い優先順位を持つ第1のアクセス信号のアクセスが準備状態であるとき、および/または処理中である時にはアクセスは与えられない。この特徴により、高い優先順位を持つ第1のアクセス信号のメモリ装置へのダイレクトアクセスが保証される。
効果的なことに、低い優先順位を持つ第2のアクセス信号にメモリ装置へのアクセスが与えられない場合には、第2のアクセス信号はバックアップされる。バックアップにおいては、低い優先順位を持つ第2のアクセス信号はバッファされ、遅延され、適当な手段によって記憶される。
効果的なことに、低い優先順位を持つ第2のアクセス信号のメモリ装置へのアクセスが与えられない場合には、高い優先順位を持つ第1のアクセス信号によってメモリ装置へのダイレクトアクセスが成される。特に、このような場合、高い優先順位を持つ第1のアクセス信号によるメモリ装置へのアクセスが完了すると、低い優先順位を持つ第2のアクセス信号によってアクセスが成される。効果的なことに、高い優先順位を持つ第1のアクセス信号によるアクセスの完了は、完了を示すアクセス信号または各信号の立ち下がり端によって示される。同じ立ち下がり端が、低い優先順位を持つ第2のアクセス信号のアクセスを導入するのに適当である。このような特徴により、特に簡単な処理が可能になる。
メモリ装置のデマンドに従ったアクセスタイミングを発生するため、選択用に示される多くの遅延期間から選択し、高い優先順位を持つ第1のアクセス信号を適切に遅延することが好ましい。特に、この目的のためには、抵抗−キャパシタ素子またはバッファのチェインが適当である。
提案された方法の好適な構成では、高い優先順位を持つ第1のアクセス信号の第1の外部クロックレートおよび低い優先順位を持つ第2のアクセス信号の第2の内部クロックレートは、高い優先順位を持つ第1のアクセス信号の2つの連続するアクセスの間のタイムギャップが、低い優先順位を持つ第2のアクセス信号のアクセスをその間に完了できるのに十分な幅を持つようにされている。この方法により、高い優先順位を持つ第1のアクセス信号のアクセスが完了した後で、低い優先順位を持つ第2のアクセス信号の少なくとも1つのアクセスを導入することが可能になる。これにより、低い優先順位を持つ第2のアクセス信号が望まないほど大きく遅延されることが回避される。
装置に関しては、目的は、シングルポートメモリ装置への制御されたアクセスを実行するためのメモリアクセス装置によって達成される。本発明によれば、メモリアクセス装置は、高い優先順位を持つ第1のアクセス信号を第1のクロックレートで処理するための第1のパスと、低い優先順位を持つ第2のアクセス信号を第2のクロックレートで処理するための第2のパスアセンブリを備え、第1のクロックレートは第2のクロックレートより大きく、さらに高い優先順位を持つ第1のアクセス信号に、メモリ装置へのダイレクトアクセスを与える制御アセンブリと、メモリ装置のデマンドに従ってアクセスタイミングを発生する高い優先順位を持つ第1のアクセス信号を適当に遅延するための遅延アセンブリと、を備える。
第1のまたは第2のパスは、互いに機能的に接合され、特にアセンブリを形成する多くのエレメントとして構成される。提案された装置のさらに発展した構成が従属の装置請求項に概説されている。
特に、第1および/または第2のパスは多くの制御エレメント、特に論理ゲートおよび/またはフリップフロップ、を有し、これらは互い同士、および入力インタフェースや出力インタフェースに、機能的に接続されている。
最も効果的なことに、少なくとも第2のパスは、バックアップ機能を実行する記憶エレメントを有している。適当なエレメント、例えばフリップフロップをバックアップ機能のために用いることができる。
提案されているメモリアクセス装置は特に、遅延アセンブリおよび/またはアクセスアドレスを受け取る少なくとも一つの入力を効果的に有する制御アセンブリと、アクセス信号および/またはRAM選択信号を送信する出力インタフェースとを備える。効果的なことに、このような制御アセンブリは、高い優先順位を持つ第1のアクセス信号のアクセスが準備中および/または処理中である場合低い優先順位を持つ第2のアクセス信号を第2のパスへ伝え、高い優先順位を持つ第1のアクセス信号のメモリ装置へのダイレクトアクセスを保証する。このため、上述の通り、少なくとも第2のパスは低い優先順位を持つ第2のアクセス信号のバックアップ機能のための記憶エレメントを有している。
好ましくは、第1のクロックレート外部クロックレートであり、第2のクロックレートは内部クロックレートである。
特に、提案されたメモリアクセス装置は、単一の外部クロックレート入力のみを有してもよい。最も効果的には、書き込みイネーブル信号が単一の外部クロックレート入力で供給され、読み取りイネーブル信号が内部クロックレートで供給される。さらに、どちらのクロックレートも外部クロックレートでよく、またどちらのクロックレートも内部クロックレートでよい。
さらに、装置に関し、目的は集積回路装置によって達成される。本発明によれば、集積回路は、シングルポートメモリ装置と、第1のクロックレートを供給する手段と、第2のクロックレートを供給するための単一のクロックレート入力と、シングルポートメモリ装置にアクセスするための上述のメモリアクセス装置とを備える。
第1のクロックレートは第2のクロックレートより大きいことに注意が必要である。特に、第1のクロックレートを供給する手段は、内部タイミングコントローラを有する。さらに、単一のクロックレート入力は、外部クロックレートを供給する。
好適な構成では、提案された集積回路装置は、個別にアドレス指定可能な多くのシングルポートメモリ装置をさらに有する。さらに、提案された集積回路装置は、多くのメモリアクセス装置を備え、各シングルポートメモリ装置はこの多くのメモリアクセス装置の一つに関連づけられる。特に、多くのメモリアクセス装置のメモリアクセス装置は、すべて同一である。
本発明によれば、提案された集積回路装置は、効果的にはディスプレイ装置アクセスするため、またはディスプレイドライバと共に使用するための、特定用途向け集積回路装置として使用される。電力消費はこのような使用法の主な効果である。
要約すれば、シングルポートメモリ装置へのアクセスを実行する方法およびシングルポートメモリ装置への制御されたアクセスを実行するメモリアクセス装置が提案される。提案された方法および装置は、リクエスト/認可または「ハンドシェイキングプロトコル」を必要とすることなくシングルポートRAMへアクセスすることを可能にする。提案された発明概念は、デュアルポートRAMのように同時に読み取りおよび書き込みを行うことを可能にする。高い優先順位を持つ第1のアクセス信号、特に書き込み信号は、メモリ装置のデマンドに従ったアクセスタイミングを発生するために遅延される。さらに、このような遅延は、低い優先順位を持つ第2のアクセス信号の同時アクセスリクエストが待ち状態であるかどうかを検知する時間を与える。提案された発明概念の好適な構成によれば、アクセスは、高い優先順位を持つ第1のアクセス信号のアクセスが準備中および/または処理中である場合を除いて、常に低い優先順位を持つ第2のアクセス信号に与えられる。このような場合、高い優先順位を持つ第1のアクセス信号のアクセスの圧縮が完了するまで、低い優先順位を持つ第2のアクセス信号はバックアップされる。
本発明の好適な実施形態が、添付の図面を参照した詳細な記述の中で記載される。これらは、本発明の概念を好適な実施形態の詳細な記載に関連して、および従来技術と比較して、明らかにするための例を示すことを意図している。本発明の好適な実施形と考えられるものが示され記載されているが、本発明の主旨から逸脱することなく、形式上あるいは細部において様々な修正および変更が行えることはもちろん理解されよう。よって、本発明は、本明細書に示されたり記載されたりする具体的な形や細部に限定されてはならず、また本明細書に開示され、請求項に記載されている本発明全体を下回る範囲に限定されてはならない。さらに、本発明を開示する明細書、図面、および請求項中に記載された特徴は、一つずつであっても、組み合わせても、本発明にとって不可欠なものである。
図1の集積回路装置10の好適な実施形態は、特定用途向け集積回路(ASIC)11内でディスプレイ装置12の制御をサポートするために用いられる。特に、集積回路装置10は、多くのシングルポートメモリ装置13を有する。この実施形態では、22のシングルポートSRAM13が備えられ、メモリバンクを構成している。SRAMのメモリバンクは、読み取り機能14を実行してデータをディスプレイ装置12から読み取るために用いられる。多くのシングルポートSRAM13のそれぞれは、以下でアービタと称される、22のメモリアクセス装置15の一つに関連している。一般的に、SRAM13のそれぞれに対するアクセス16aは低い優先順位の読み取り信号16に与えられ、アービタ15の1つによってパイプライン処理されSRAM13の一つに送られる。読み取りアクセスのリクエストは、ライン16aによって示される。読み取りプロセスおよび書き込みプロセスは同期されることなく、同期しない異なるクロックレートを用いる。よってアクセス制御はアービタ15のアービタバンクによって実行される。
このような読み取りアクセス16aは、書き込み信号17のアクセス17aが準備中である、および/または処理中である場合を除き、1以上のアービタ15によりパイプライン処理され、1以上のSRAM13によって実行される。書き込みアクセスはライン17aによって示される。SRAM13の1つへのダイレクトアクセスは常に高い優先順位を持つように割り当てられており、よって各アービタ15によって、SRAM13の1つへのダイレクトアクセスとしてパイプライン処理されるため、読み取り信号16の同時読み取りアクセス16aが書き込み信号17の書き込みアクセス17aと衝突した場合、読み取り信号16の読み取りアクセス16aは遅延されバックアップされる。読み取り信号16は、高い優先順位の書き込み信号17と比べて低い優先順位を持つため、アービタ15によって各SRAM13にパイプライン処理されるにせよ、その代わりまたはそれに追加して、ライン17bによって示されるようにアービタ15のパイプライン処理が成されないにせよ、高い優先順位の書き込み信号17には常にダイレクトアクセスが与えられる。書き込み信号17の、書き込みアクセス17a、17bの高い優先順位は、ライン17aおよび17b上の矢印がアービタ参照符号15またはSRAM参照符号13のどちらかに直接コンタクトすることによって示される。読み取り信号16の読み取りアクセス16aの低い優先順位は、図の中で、読み取りアクセス参照符号16aとアービタ符号15の間のギャップによって示される。
外部タイミングコントローラ18、特にカスタマサイドからのタイミングコントローラは、メモリバンクのRAM13にピクセル単位の書き込みを行うために用いられる。この特定の実施形態中でRAMに書き込むために用いられるクロックレートは、必要なアプリケーションのために約5MHzにセットされる。よって、概ね200ns毎に、書き込み信号17でRAM書き込みアクセス17a、17bが実行される。最大書き込み周波数は温度、電圧、および実行プロセスの特定の仕様に依存する。このプロセスは、RAM装置13へのアクセスを遅延するのに適当な、例えばRC素子などの遅延素子に依存して、遅い、名目的な速さ(slow、nominal of fast)に調整することができる。特に、唯一の外部クロックレート入力インタフェース19がASIC10に備えられる。
さらに、書き込みプロセス17a、17bのクロックレートより遅いクロックレートを用いる内部タイミングコントローラ9は、メモリバンクの全てのSRAM13を読み取ることが可能である。これにより、読み取りプロセスはイネーブルとなり、ディスプレイ12の全体のラインを構築する。この特定の実施形態の読み取りクロックは、625KHzに同調される。
読み取り信号16の読み取りアクセス16aは書き込み信号の書き込みアクセス17a、17bと比べて低い優先順位を持つため、読み取りアクセスのポイント時間は特定の瞬間となることが要求される。読み取りリクエスト16aと同時に、書き込みリクエスト17b、17aが起こると、書き込み信号17は常に高い優先順位を持ち、さらにアービタ15によるパイプラン処理がなされるか(17a)、または成されないか(17b)に関わらず、SRAM13の1つへのダイレクトアクセスを与えられる。
それでも、17aまたは17bの2つの書き込みアクセスの間には、読み取りアクセス16aを完了するのに十分な時間が与えられる。経験則から、読み取りアクセスを完了する時間とRAMアクセス時間との合計値の逆数がプロセスで用いることができる書き込み周波数の上限となる。上に述べた数字は、1実施形態を例示するためだけのものである。原則的に、上述のスキームは、例えば350nm、250nm、180nmなどのより小さな構成サイズを有する、現存する、および未来のCMOS技術の全てに適用可能である。クロックレートは特定のプロセスの必要に従ってできるだけ高く選択される。プロセスがより速くなるとクロックレートはより高くなり、プロセスがより遅くなるとクロックレートより低くなる。原則として、クロックレートの下限はプロセスデマンドによって設定され、上限は電力消費によって設定される。
この特定の実施形態では、ディスプレイドライバASICの最適なフロアプランのために、単一の大きなRAMブロックを持つことができないため、RAMバンクを個々のSRAM装置13に分けることが必要である。よって、SRAM装置13はそれぞれ、1つのアービタ15を必要とする。このアービタは最適には対応するSRAMの近くのチップ上に置かれる。さらに、この特定の実施形態では、アービタ15は互いに異なるものではないが、各SRAM装置15は個別にアドレス指定可能である。
図2において、フロー図は、提案されたシングルポートメモリ装置へのアクセスを実行する方法の好適な実施形態の各過程を示す。メモリアクセス装置の第1のパスを構成するエレメントのアセンブリのパスAが示され、ここで読み取り信号が遅い、好ましくは内部のクロックレートで処理される。読み取り/書き込み衝突がなければ、読みとりの読み取りクロック信号RCL−Aが発生され、マルチプレクサ内で各読み取りアドレスが多重化され、その後、読み取りアクセスがシングルポートメモリ装置に対し実行される。遅いクロックレートはダブルダッシュラインで示される。
しかし、読み取り/書き込み衝突が起こると、書き込みアクセスの書き込み信号が常に高い優先順位を与えられ、読み取り信号の読み取りアクセスは低い優先順位を与えられる。よって、メモリ装置のデマンドに従ってアクセスタイミングを発生するために、書き込みのための書き込みクロック信号wclが適当な遅延と共に発生される。対応する書き込みアドレスが多重化され、書き込みアクセスがメモリ装置に対し実行される。シングルダッシュラインによって示されるように、書き込みは、速い、好ましくは外部のクロックレートを用いた別のパスに沿って処理される。
この間、パスBに沿って処理されるべき読み取りクロック信号RCL−Bが読み取りを行うために発生され、適当なエレメントにバッファされる。特に、読み取りペンディングおよび読み取りエンベロープ信号が発生される。第1のパスアセンブリの個別のパスに沿ってwclの書き込みアクセスが完了されるとすぐ、書き込みアクセスの完了に伴って読み取りアクセスがパスBに沿って導入され、終了される。パスBに沿った信号処理は、ダブルダッシュラインで示される、フロー(flow)で、好ましくは内部の、クロックレートで実行される。
図3には、図1および2に関連して概説した好ましい実施形態の、上述の方法を実行するようにされた、メモリアクセス装置の好ましい実施形態30が簡略化されたレイアウトで示されている。
メモリアクセス装置30は、以下の入力信号を用いる−読み取りアドレスRA、書き込みアドレスWA、遅い、好ましくは内部のクロックRAM−CLKの読み取りイネーブル信号REBL。このクロックは、アービタが配置される、同じチップ上のどのクロックでもよい。さらに、書き込みイネーブル信号WENが与えられる。入力信号の仕様が以下の表1に与えられる。クロックとして、発振器または2つのクロック間のゲートまたは2つのクロック間の位相を検知する位相ロックループ(PLL)を用いることができる。
Figure 2005523536
アービタはパスAおよびパスBの、2つのパスで構成される。
パスAは、読み取りアクセスのはじめに書き込み衝突がない場合に用いられる。パスAの読み取り信号は、遅い、好ましくは内部のクロックレートの、最大1クロックの持続時間を持つ。しかし、書き込みアクセスが起こるとこの持続時間は短くされる。通常、衝突が無い場合、読み取りクロック信号RCL−Aの立ち上がり端が発生される。すでに図2を用いて概説したように、読み取りアドレスRAは、以下の表2に示されるように、内部でRAMの読み取りアドレスAに多重化される。
パスBは読み取りプロセスの始まりで書き込み衝突がある時のみ用いられる。
アービタは、書き込みアクセスにより高い優先順位を与える。読み取りアクセスのはじめに書き込みアクセスが起こると、読み取りアクセスはパスBに記憶される。図2で説明されているように、書き込みアクセスが終了すると、読み取りアクセスが示される。この場合、読み取りクロック信号RCL−Bは遅い、好ましくは内部のクロックレートRAM−CLKで処理される。
読み取り信号用のパスAおよびパスB、および書き込み信号用の別のパスは、図3に示されるように多くの論理ゲートおよびフリップフロップから構成されている。特に、多くのフリップフロップおよびゲートはパスBアセンブリを構成している。このパスBアセンブリでは、書き込みアクセスが起こったときにRAMをローに戻すようにトリガするためのリセット信号として、RDエンベロープ信号が発生される。このようなRAMトリガは通常遅い、好ましくは内部の、クロックレートであるRAM−CLK信号によって与えられる。書き込みアクセスは、遅延素子40の適当な選択による、メモリバンクへの書き込みイネーブル信号WENによって実行される。出力信号のリストとその仕様が以下の表2で与えられる。
Figure 2005523536
特に、読み取り/書き込み表示信号WEB、RAMトリガCLおよびRAMアドレス信号Aがアービタの出力として与えられる。
書き込みアクセスの完了後、RCL−B信号は書き込み終了信号の書き込み終了立ち上がり端とともに、高くなることができる。これは、書き込みアクセスの終了が読み取りアクセスを導入することを意味する。しかし、読み取りアクセスがすでに処理されていると、前の読み取りアクセスのRCL−Bハイレベルから与えられるRCL−n信号によってRDペンディング信号がローにセットされる。
図3のアービタおよび各制御プロセスは、様々な条件でテストされた。特に、供給電圧、温度、、低いレベルおよび高いレベルの入力電圧はアービタの性能を証明するためにテストされた。パラメータの仕様を以下の表3に示す。
Figure 2005523536
アービタは、表3に示されるものとは異なるパラメータで動作してもよい。動作のパラメータは、技術、サプライヤまたはアプリケーションに応じて選択されてもよい。特に、供給電圧値は表3の第1の列の上の行および下の行に示される範囲で変化してもよい。さらに、供給電圧は示された値を超えてもよい。例えば、最大電圧は明らかに5V以上に選択される。
図4において、バッファチェインと比較して面積が少ないため、図3の遅延エレメント40内の書き込みイネーブル信号の遅延に用いるのに効果的な、RCエレメントチェインが示されている。RCエレメントチェインに加えて、またはそれに代えて、書き込みイネーブル信号を遅延することによってRAMアクセス用に適用された、適当な内部信号を発生するためにバッファチェインが用いられてもよい。特に、RCエレメントチェインは多くの抵抗RESと、容量エレメントを含んでおり、その1つの極は接地電圧GNDにセットされている。このようなチェインにより、入力信号の立ち上がり端の勾配は平らになり、よって後に閾値電圧が達成される。適当な閾値電圧は、例えば0.7ボルトであるが、どの値でもよく、好ましくは表3の範囲に示される値である。これにより、書き込みイネーブル信号WENの適当な遅延が達成される。RCエレメントのチェインのはじまりおよび終わりで、立ち上がり端のはっきりとした勾配を発生するためには、インバータINVが用いられる。
要約すると、実行された実施形態では、ハンドシェイキングプロトコルを用いる必要性無しにシングルポートRAM13にアクセスするためのアービタ15が提案されている。これにより、シングルポートRAM13への同時読み取りアクセスおよび書き込みアクセスが可能になる。すべての書き込みアクセスは、同時読みとりがあるかどうかアービタ15が検知できるように遅延される。読み取りがあると、その読み取りは、書き込みが終了するまで遅延される。
集積回路装置の好適な実施形態のアーキテクチャの概略図。 シングルポートメモリ装置へのアクセスを実行する方法の好適な実施形態の簡略化された概略フロー図。 シングルポートメモリ装置への制御されたアクセスを実行するためのメモリアクセス装置の好適な実施形態の基本ブロック図。 高い優先順位の読み取りイネーブル信号を適切に遅延し、メモリ装置のデマンドに従ったアクセスタイミングを発生する遅延アセンブリの好適な実施形態のレイアウトスキーム。

Claims (19)

  1. アクセスを制御するメモリアクセス装置を備える過程と、
    高い優先順位を持つ第1のアクセス信号を、第1のクロックレートで処理する過程と、
    低い優先順位を持つ第2のアクセス信号を前記第1のクロックレートより低い第2のクロックレートで処理する過程と、
    前記高い優先順位を持つ第1のアクセス信号に、前記メモリ装置へのダイレクトアクセスを与える過程と、
    前記高い優先順位を持つ第1のアクセス信号を適切に遅延して、前記メモリ装置のデマンドに従ったアクセスタイミングを発生する過程と、
    を備える、シングルポートメモリ装置へのアクセスを実行する方法。
  2. 前記高い優先順位を持つ第1のアクセス信号の前記メモリ装置へのダイレクトアクセスを保証するために、高い優先順位を持つ第1のアクセス信号のアクセスが準備中であるおよび/または処理中である場合を除いて 前記低い優先順位を持つ第2のアクセス信号の前記メモリ装置へのアクセスが通常与えられる請求項1に記載の方法、。
  3. 前記メモリ装置へのアクセスが前記低い優先順位第2のアクセス信号に与えられない場合、前記第2のアクセス信号はバックアップされる請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記メモリ装置へのアクセスが前記低い優先順位を持つ第2のアクセス信号に与えられない場合、前記メモリ装置へのダイレクトアクセスが前記高い優先順位を持つ第1のアクセス信号によってなされる、および/または前記高い優先順位を持つ第1のアクセス信号による前記メモリ装置へのアクセスが完了した後、前記低い優先順位を持つ第2のアクセス信号によってアクセスが成される請求項1乃至3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記高い優先順位を持つ第1のアクセス信号によって成される前記アクセスの前記完了は、前記低い優先順位を持つ第2のアクセス信号の前記アクセスを導入するのに用いられる請求項4に記載の方法。
  6. 前記高い優先順位を持つ第1のアクセス信号の前記適切な遅延は、前記メモリ装置の前記デマンドに従ってアクセスタイミングを発生するために選択される多くの遅延期間から得られる請求項1乃至5のいずれかに記載の方法。
  7. 高い優先順位を持つ第1のアクセス信号の2つの連続するアクセス間のタイムギャップは、その間に低い優先順位を持つ第2のアクセス信号のアクセスを完了するのに十分なほど幅が広い請求項1乃至6のいずれかに記載の方法。
  8. 前記高い優先順位を持つ第1のアクセス信号は書き込み信号、特に書き込みイネーブル信号であり、および/または、前記低い優先順位を持つ第2のアクセス信号は読み取り信号、特に読み取りイネーブル信号である請求項1乃至7のいずれかに記載の方法。
  9. 前記第1のクロックレートは前記メモリアクセス装置の外部クロックレートであり、および/または、前記第2のクロックレートは前記メモリアクセス装置の内部クロックレートである請求項1乃至8のいずれかに記載の方法。
  10. 高い優先順位を持つ第1のアクセス信号を、第1のクロックレートで処理するための第1のパスと、
    低い優先順位を持つ第2のアクセス信号を前記第1のクロックレートより低い第2のクロックレートで処理するための第2のパスと、
    前記メモリ装置へのダイレクトアクセスを前記高い優先順位を持つ第1のアクセス信号に与える制御アセンブリと、
    前記メモリ装置のデマンドに従ったアクセスタイミングを発生するようにされた前記高い優先順位を持つ第1のアクセス信号を適切に遅延するための遅延アセンブリと、
    を備えるシングルポートメモリ装置への制御されたアクセスを実行するためのメモリアクセス装置。
  11. 前記第1のパスおよび/または前記第2のパスは、互いに機能的に接続される、多くの制御エレメント、特に論理ゲートおよび/またはフリップフロップと、入力インタフェースおよび出力インタフェースとを有している請求項10に記載のメモリアクセス装置。
  12. 少なくとも前記第2のパスは、バックアップ機能を実行する記憶エレメントを有する、請求項10または11に記載のメモリアクセス装置。
  13. 前記制御アセンブリは、アドレス信号および/またはRAM選択信号を送信するための、少なくとも1つの入力インタフェース遅延アセンブリ信号、および/またはアクセスアドレス、および出力インタフェースを有している請求項10乃至12のいずれかに記載のメモリアクセス装置。
  14. 前記遅延アセンブリは、多くの抵抗−キャパシタエレメント、および/またはバッファエレメント、特にこれらのチェインを有する請求項10乃至13のいずれかに記載のメモリアクセス装置。
  15. 単一の外部クロックレート入力を備えることを特徴とする請求項10乃至14のいずれかに記載のメモリアクセス装置。
  16. シングルポートメモリ装置と、
    第1のクロックレートを供給する手段と、
    第2のクロックレートを供給する単一の外部クロックレート入力と、
    前記シングルポートメモリ装置にアクセスするための請求項10乃至15のいずれかに記載されたメモリアクセス装置と、
    を備える集積回路装置。
  17. 前記第1のクロックレートを供給する手段は、内部タイミングコントローラを有する請求項16に記載の集積回路装置。
  18. 多くのシングルポートメモリ装置を備え、前記多くのシングルポートメモリ装置のそれぞれは、個別にアドレス指定可能であり、および/または多くのメモリアクセス装置を備え、前記多くのシングルポートメモリ装置のそれぞれは、前記多くのメモリアクセス装置の1つに関連しており、特に、前記多くのメモリアクセス装置は互いに同一である、請求項16に記載の集積回路装置。
  19. 集積回路装置、特に請求項16または17に記載の集積回路装置を、特にディスプレイドライバに関連して用いられる遅延装置にアクセスするための、特定用途向け集積回路装置として使用する方法。
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