JPH1010457A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1010457A
JPH1010457A JP8178581A JP17858196A JPH1010457A JP H1010457 A JPH1010457 A JP H1010457A JP 8178581 A JP8178581 A JP 8178581A JP 17858196 A JP17858196 A JP 17858196A JP H1010457 A JPH1010457 A JP H1010457A
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JP
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image
image forming
paper
forming apparatus
sheet
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JP8178581A
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Inventor
Takahiro Noguchi
高宏 野口
Haruo Ishizuka
石塚  晴男
Naoyuki Tonomura
尚之 外村
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スキャナモータの回転速度を用紙間隙により
低下させる。 【構成】 装置本体21には用紙間隙を検出する手段を
設け、この手段が検出した情報に応じてスキャナモータ
の回転速度を低下させるように、スキャナモータを制御
部により制御する。この際には、ステップS1で画像形成
枚数が所定にあるか否かを判断し、所定の枚数にあると
きはステップS2に進み、所定の枚数にないときはステッ
プS5へ進む。ステップS2でスキャナモータを始動し、ス
テップS3で用紙間隙を検出し、ステップS4でスキャナモ
ータの回転速度を低下させるように制御する。ステップ
S5で画像形成を終了し、ステップS6でスキャナモータ6
3の作動を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿や通信回線か
らの画像を電子写真方式を用いて記録紙に形成する例え
ば複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の画像形成装置では、電子
写真感光体や静電記録誘電体等の被帯電体である像担持
体の表面は、帯電処理手段により一様に帯電され、この
像坦持体の表面には、原稿画像又は入力画像の信号に対
応した画像露光が照射され静電潜像が形成される。静電
潜像は現像手段によりトナー像として顕像化され、トナ
ー像は転写手段により記録紙に直接式又は間接式に転写
され、転写されたトナー像は定着手段により記録紙に定
着される。
【0003】例えば図5に示すように、画像情報を担持
し半導体レーザー光源1から出射されたレーザー光は、
スキャナモータ2の回転駆動力で回転するポリゴンミラ
ー3により偏向走査され、倒れ補正機能を有する光学系
4により折返しミラー5を介して感光ドラム6上に結像
される。このとき、偏向されたレーザー光の一部はフォ
トディテクタ7により検出され、ポリゴンミラー3の回
転による主走査方向の走査開始位置が決定される。
【0004】一方、記録紙Pは案内部材9上に案内さ
れ、図示しないモータ、ギア、ベルト等によって同期運
転される感光ドラム6、現像器8、定着器10等の副走
査系の要素により搬送される。このとき、ポリゴンミラ
ー3の回転によるlライン分の主走査が終了する間に、
感光ドラム6の回転による1ライン分の副走査が行われ
る。そして、感光ドラム6上に結像された静電潜像は、
現像器8によりトナー像に顕像化され、その後に搬送ガ
イド9上を搬送される記録紙P上に転写され、転写され
た画像は定着器10により定着される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来例では、スキャナモータ2は駆動中に昇温するた
め、冷却力が不足しているとスキャナモータ2が悪影響
を受ける場合がある。例えば、スキャナモータ2が不均
一な速度で回転したり停止したりして、画質を劣化させ
たり画像形成を不可能にしたりする。このため、スキャ
ナモータを常に冷却しておく必要があり、例えば大型フ
ァンなどの冷却手段がコストアップ要因となる。また、
スキャナモータを一定速度で回転させるため回転時間が
長くなり耐久性が不足する場合がある。
【0006】本発明の目的は、上述した問題点を解消
し、スキャナモータの耐久性を向上させ良質な画像を形
成し得る画像形成装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る画像形成装置は、一様に帯電させた像担
持体上に、画像露光を走査ミラーにより走査して静電潜
像を形成し、用紙に転写する画像形成装置において、前
記用紙間隙を検出する用紙間隙検出手段を設け、該用紙
間隙検出手段が前記用紙間隙を検出したときに、所定の
タイミングで前記走査ミラーを回転駆動するモータの回
転速度を低下させるようにしたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図4に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。図1は実施例の外観斜視
図、図2は側面透視図であり、本実施例に係る画像形成
装置はプリンタ、複写機、ファクシミリ等の複数の機能
を兼備した複合機とされている。装置本体21の箱体2
1aの上部には、原稿Sから画像を読み取る読取部22
が設けられ、箱体21aの内部には読取部22が読み込
んだ情報から画像を形成する画像形成部23が設けられ
ている。また、箱体21aには操作部24aと表示部2
4bを有する操作パネル24が設けられていると共に、
上面カバー25、後面カバー26、前面カバー27等が
設けられている。
【0009】読取部22には複数枚の原稿Sを積載する
原稿積載トレイ31と、読み取った原稿Sを受ける原稿
受トレイ32と、これらの原稿積載トレイ31から原稿
受トレイ32に原稿を搬送する原稿搬送部33とが設け
られている。原稿積載トレイ31には、原稿Sの幅方向
を揃えるための規制板31aが幅方向に摺動自在に設け
られていると共に、長尺な原稿Sを垂れ下がらないよう
に保持する延長トレイ31bが引出収納自在に設けられ
ている。
【0010】原稿搬送部33では、原稿SをUターン状
に案内する内側案内部材34と外側案内部材35が設け
られると共に、原稿Sを搬送するためのそれぞれ図示し
ない押圧ばねにより圧接された分離パッド36と搬送ロ
ーラ37、搬送コロ38と搬送ローラ39、供給コロ4
0と供給ローラ41、そして排出コロ42と排出ローラ
43が順次に配置されている。供給ローラ41と排出ロ
ーラ43の間には、原稿Sから画像を読み取るための密
着型のイメージセンサ44が設けられている。
【0011】イメージセンサ44では、アレイ状のLE
D光源から光ビームが原稿Sに照射され、その反射光が
セルフォックスレンズ(登録商標)により結像され、画
像が読み取られるようになっている。イメージセンサ4
4の上方には原稿Sをイメージセンサ44に対して押さ
える押さえ片45が配置されている。この押さえ片45
は押圧部46により変形され、復元力により原稿Sをイ
メージセンサ44に押さえるようになっている。そし
て、このように形成された読取部22はカバー47によ
り保護されている。
【0012】一方、画像形成部23では、箱体21aの
中央の仕切部51の上部に走査部52が設けられ、仕切
部51の下部に記録部53が設けられている。仕切部5
1は図示しないファンによって空気が循環されるダクト
とされ、記録部25に発生した熱により走査部52が影
響されることが防止されると共に、用紙Pから発散した
水蒸気が結露して用紙P上に滴下することが防止されて
いる。
【0013】箱体21aの下部には記録用紙Pを供給す
る用紙供給部54が設けられ、箱体21aの上面は画像
が記録された用紙Pを受ける用紙受部55とされてい
る。用紙供給部54と記録部53の間はレジスト搬送部
56とされ、記録部53と用紙受部55の間には用紙搬
送部57、58が設けられている。用紙供給部54と用
紙搬送部57の間には、全体を制御する制御部59が設
けられ、レジスト搬送部56の右方には、葉書や名刺等
を供給するマルチペーパー供給部60が設けられてい
る。
【0014】走査部52では、制御部59からの画像信
号に基づいて変調されたレーザー光を出射するレーザー
発振器61と、レーザー発振器61からのレーザー光を
偏向走査する回転ミラー62と、回転ミラー62を駆動
するスキャナモータ63と、回転ミラー62からのレー
ザー光を記録部53に向けて折り返す折返しミラー64
とが設けられている。
【0015】記録部53では、折返しミラー64からの
レーザー光が入射する位置に感光ドラム65が配置され
ている。感光体ドラム65の周囲には、感光ドラム65
の表面を一様に帯電させる一次帯電器66と、感光ドラ
ム65にトナーを供給する現像ローラ67と、感光ドラ
ム65上をクリーニングするクリーニングブレード68
とが設けられている。これらの感光ドラム65、一次帯
電器66、現像ローラ67及びクリーニングブレード6
8は記録カートリッジ69に内設され、記録カートリッ
ジ69は上面カバー25を外して装置本体21に着脱さ
れるようになっている。記録カートリッジ69には感光
ドラム65の露光を防止するシャッタ70が設けられ、
このシャッタ70は記録カートリッジ69が装置本体2
1に着脱される際に自動的に開閉するようになってい
る。上面カバー25にはインタロック機構が設けられ、
上面カバー25が開かれているときや、記録カートリッ
ジ69が装着されていないときに、本体21が作動しな
いようにされている。そして、感光ドラム65に形成さ
れたトナー像を用紙Pに転写するための転写帯電器71
が感光ドラム65の下方に設けられ、転写されたトナー
像を用紙Pに熱定着する定着器72が用紙搬送部57、
58の間に設けられている。
【0016】用紙供給部54において、複数枚の用紙P
が収容される前方搭載方式の用紙カセット81には、用
紙Pを揃えその斜行や詰まりを防止する規制板82と、
用紙Pの有無を検出するセンサ83と、用紙Pを積載す
る中板84とが設けられ、中板84はばね85により上
方へ付勢されている。中板84の上方には相互に圧接さ
れた分離パッド86と搬送ローラ87が設けられ、用紙
Pは分離パッド86による摩擦片分離方式により1枚ず
つ分離され、搬送ローラ87により用紙カセット81か
ら搬出されるようになっている。
【0017】用紙カセット81には、例えばA3、A
4、A5、B4、B5、B6、レター及びリーガル等の
例えば7種のサイズの用紙Pが約250枚収容され、画
像は収容された用紙Pの下面に記録されるようになって
いる。また、用紙カセット81には、同様な構成を有す
る図示しない第2の用紙カセットが着脱自在に付設さ
れ、用紙Pの収容能力が600枚ほどに増大されるよう
になっている。
【0018】レジスト搬送部56では、用紙供給部54
から搬送された用紙Pの先端を検出するレジストセンサ
88が設けられている。このレジストセンサ88は用紙
Pを所定時間後に検出したときに、分離パッド86と搬
送ローラ87による用紙Pの搬送を続行させるようにな
っている。一方、レジストセンサ88は用紙Pを所定時
間内に検出しない場合に用紙Pの詰まりと判断し、分離
パッド86と搬送ローラ87による用紙Pの搬送を停止
すると共に、その状況を操作パネル24の表示部24b
に表示するようになっている。
【0019】また、レジスト搬送部56にはレジストロ
ーラ対89が設けられ、用紙Pはレジストローラ対89
の間の圧接ニップ90に案内されるようになっている。
レジストローラ対89は、用紙Pが搬送されないうちは
不作動状態にあり、用紙Pの先端を圧接ニップ90に受
け止めるようになっている。これにより、レジスト搬送
部56では用紙Pに或る程度のループ状の撓みが与えら
れ、この撓みの反力によって用紙Pの先端が圧接ニップ
90のニップ線に倣って平行化され、用紙Pの斜行が防
止されるようになっている。
【0020】レジストローラ対89と記録部53の間に
は、用紙PをUターン状に案内する内側案内部91と外
側案内部92が設けられていると共に、マルチペーパー
を含む用紙Pを内側案内部材91と共に案内する案内部
材93が設けられている。案内部材91、93の後流に
は、用紙Pを搬送する搬送ローラ対94と、用紙Pの先
端を検出するトップセンサ95とが順次に配置されてい
る。このトップセンサ95からの信号によって、感光ド
ラム65に形成されたトナー像の先端と用紙Pの先端と
が一致するように、用紙Pの搬送タイミングと画像の出
力タイミングが制御され、その後に用紙Pは感光ドラム
65と転写帯電器71の間に搬送されるようになってい
る。
【0021】用紙搬送部57では、案内部材96が設け
られていると共に搬送ベルト97、98がV字形に設け
られている。用紙搬送部57では、用紙Pの長さが感光
ドラム65と定着器72の間隔よりも小さい場合でも、
トナー像が乱されることなく用紙Pが定着器72に搬送
されるようになっている。
【0022】マルチペーパー供給部60では、マルチペ
ーパーの幅を揃える規制板101を有するトレイ102
が設けられていると共に、トレイ102よりも大きいマ
ルチペーパーを支持する延長トレイ103がトレイ10
2に収納引出自在に設けられ、前面カバー27が外され
てマルチペーパーがトレイ102、103上に補給され
るようになっている。トレイ102の奥部には、図示し
ないばねにより上方へ付勢され、図示しないカムにより
駆動される中板104が設けられていると共に、相互に
圧接され摩擦片分離方式によりマルチペーパーを1枚ず
つ分離搬送する分離パッド105と搬送ローラ106が
設けられている。
【0023】また、搬送ローラ106の近傍には、分離
パッド105と搬送ローラ106により搬送されたマル
チペーパーの有無を検出するセンサ107が設けられて
いる。センサ107は、マルチペーパーを所定時間以内
に検出したときは、分離パッド105と搬送ローラ10
6の作動を続行し、マルチペーパーを前述した搬送ロー
ラ対94に受け渡すようになっている。一方、センサ1
07がマルチペーパーを所定時間以内に検出しなかった
場合には、分離パッド105と搬送ローラ106の作動
を停止すると共に、マルチペーパーの詰まりを操作パネ
ル24の表示部24bに表示するようになっている。な
お、マルチペーパー供給部60にはレジスト部が設けら
れず、トレイ102、103には約100枚の葉書や名
刺等が積載できるようになっている。
【0024】ここで、装置本体21には用紙Pと連続す
る用紙Pの間隙を検出する図示しない用紙間隙検出手
段、用紙Pの枚数を計測する図示しない枚数計測手段、
画像を形成する時間を計測する図示しない時間計測手
段、装置本体21の内部の雰囲気温度を検出する図示し
ない温度検出手段等が、単独又は組合わせて設けられて
いる。用紙間隙検出手段が設けられた場合には、用紙P
の先端又は後端が検出され、先端が検出された際には後
端が予測されるようになっている。
【0025】そして、図3のブロック図に示すように、
制御部59には操作部24a、表示部24b、読取部2
2、画像形成部23、通信制御部111、CPU外部イ
ンタフェイス112及びHDD113が接続されてい
る。制御部59は装置全体を制御するCPU、CPUの
制御プログラム等を格納するROM、各種データ処理の
ワークエリアや画像情報の一時的記憶部として使用され
るRAM、画像の変倍や解像度変換等を行う画像処理部
等により構成されている。また、CPUには公知のカレ
ンダ機能、時計機能等が備えられ、RAMのうちのワン
タッチキー宛先情報やソフトウェアスイッチ情報等の重
要なシステム設定情報を格納する領域は、停電等の不慮
の事故が発生した場合にバツテリによりバックアップさ
れるようになっている。
【0026】操作パネル24aはテンキー114、ファ
ンクションキー115、ワンタッチキー116、スター
トストップキー117等のキースイッチから構成されて
いる。表示部24bは各種メッセージの表示を行うLC
D118、送信モード等の表示を行う各種LED11
9、通信状態や障害発生を遠方の操作者に知らせるタリ
ーランプ120等から構成されている。
【0027】読取部22は読取モータ等の駆動部、画像
を読み取るイメージセンサ44、読み取った画像のシェ
ーディングや2値化を行う画像処理部、原稿検知等を行
う各種センサ等から構成されている。画像形成部23は
スキャナモータ63等の駆動部、走査部52や電子写真
プロセスの制御等を行う記録ユニット、記録する画像の
スムージング等を行う画像処理部、用紙P等の検知を行
う各種センサ83、88、95、107等から構成され
ている。
【0028】通信制御部111には発呼、着呼、画像デ
ータの符号化等を行うMODEM、NCU等から成る接
続部が備えられ、この接続部には通信網111aとハン
ドセット111bが接続されている。CPU外部インタ
フェイス112は制御部59から直接データの送受信を
行うインタフェイスであり、例えばRS232C、SC
SI、LAN等の回線を通して外部のコンピュータに接
続され、外部のコンピュータのスキャナプリンタ等とし
て使用される。そして、HDD113は大容量の不揮発
性メモリとして画像情報等の保存に使用される。
【0029】このように構成された画像形成装置では、
原稿積載トレイ31上の原稿Sは、分離パッド36と搬
送ローラ37により1枚ずつ分離され、搬送コロ38と
搬送ローラ39により内側案内34と外側案内35の間
をUターン状に搬送され、供給コロ40と供給ローラ4
1によりイメージセンサ44に搬送される。イメージセ
ンサ44では、原稿Sは押圧部46により変形した押さ
え片45の弾性力によりイメージセンサ44に押圧さ
れ、原稿Sの画像情報が読み取られる。読み取られた原
稿Sは、排出コロ42と排出ローラ43によって原稿受
トレイ32上に排出される。イメージセンサ44により
読み取られた画像情報は制御部59に転送される。同様
に、通信網111aからの画像情報は通信制御部111
を介して制御部59に転送される。
【0030】一方、用紙供給部54では用紙Pが分離パ
ッド86と搬送ローラ87により1枚ずつ分離搬送さ
れ、レジスト搬送部56のレジストローラ対89の圧接
ニップ部90により斜行が補正され、案内部材91、9
2、93に案内されながら搬送ローラ対94により記録
部53に搬送される。また、制御部59によりマルチペ
ーパー供給部60から供給するための信号が発せられた
場合には、カムの回動による中板104の押し下げ解除
により、マルチペーパーは分離パッド105と搬送ロー
ラ106によって1枚ずつ分離搬送され、搬送ローラ対
94に渡される。
【0031】用紙Pの先端位置がトップセンサ95によ
り検知されると、感光ドラム65に形成されたトナー像
の先端と用紙Pの先端が一致するように、画像出力タイ
ミングを合わされた後に、用紙Pは感光ドラム65と転
写帯電器71の間に搬送される。同時に、走査部52で
は画像情報を担ったレーザー光がレーザー発振器61か
ら出射され、スキャナモータ63の作動により回転する
回転ミラー62により偏向走査され、折返しミラー64
により折り返された後に回転ドラム65に入射する。回
転ドラム65の表面は一次帯電器66により一様に帯電
されており、回転ドラム65の表面にはレーザー光によ
り静電潜像が形成される。
【0032】このとき、用紙間隙が用紙間隙検出手段に
より検出され、スキャナモータ63の回転速度が後述す
るように、例えば段階的に減少するか停止するように制
御される。なお、スキャナモータ63の回転速度は、枚
数計測手段が設けられた場合には枚数により制御され、
時間計測手段が設けられた場合には時間により制御さ
れ、温度検出手段が設けられた場合には温度により制御
される。
【0033】このようにして形成された静電潜像は、現
像ローラ67によりトナー像とされ、転写帯電器71に
より用紙Pに転写され、用紙搬送部57により搬送され
ながら、転写された画像が定着器72により定着され
る。そして、画像が形成された用紙Pは用紙搬送部58
により用紙受部55上に排出される。
【0034】上述したように、例えば用紙間隙検出手段
と枚数計測手段が設けられた場合には、スキャナモータ
63の回転速度が画像形成中に、用紙間隙において図4
のフローチャート図に示すように制御され、スキャナモ
ータ63の昇温が抑制されるようになっている。即ち、 (1) ステップS1において、スタートの信号により指定さ
れた画像形成動作が所定の枚数であるか否かを判断す
る。所定の枚数であるときはステップS2に進み、所定の
枚数でない場合にはステップS5へ進む。なお、この判断
は枚数ではなく画像形成時間、又は雰囲気温度とするこ
とができる。
【0035】(2) ステップS2において、スキャナモータ
63が始動する。
【0036】(3) ステップS3において、用紙間隙検出手
段が用紙間隙を検出する。
【0037】(4) ステップS4において、用紙間隙検出手
段の情報によりスキャナモータ63の回転速度を段階的
に減少させるか又は停止する。
【0038】(5) ステップS5において、画像形成動作を
終了する。
【0039】(6) ステップS6において、スキャナモータ
63を停止する。
【0040】このように実施例では、スキャナモータ6
3の回転速度を用紙間隙において段階的に低下させるか
停止させるように制御するので、スキャナモータ63の
昇温を抑制することができる。従って、スキャナモータ
63の耐久性の向上と消費電力の低減を実現でき、良好
な画像を提供することが可能になる。
【0041】また、用紙間隙においてスキャナモータ6
3の回転速度を制御するので、回転ミラー62の回転数
が変化しても画像を乱すことはなく、回転ミラー62の
回転数の変化による露光量の調節も必要とせず、簡素な
構成とすることができる。
【0042】
【発明の効果】上述したように本発明に係る画像形成装
置は、走査ミラーを回転駆動するモータの回転速度を用
紙間隙において低下させるようにしたので、モータの昇
温を抑制することができ、冷却手段を簡便なものとして
も問題ないためコストダウンが可能となる。また、モー
タの回転時間を短くすることでモータの耐久性を向上さ
せ、良質な画像を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の外観斜視図である。
【図2】側面透視図である。
【図3】制御系のブロック図である。
【図4】スキャナモータを制御するフローチャート図で
ある。
【図5】従来例の概略構成図である。
【符号の説明】
21 装置本体 22 読取部 23 画像形成部 24 操作パネル 52 走査部 53 記録部 59 制御部 61 レーザー発振器 62 回転ミラー 63 スキャナモータ 65 感光ドラム

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一様に帯電させた像担持体上に、画像露
    光を走査ミラーにより走査して静電潜像を形成し、用紙
    に転写する画像形成装置において、前記用紙間隙を検出
    する用紙間隙検出手段を設け、該用紙間隙検出手段が前
    記用紙間隙を検出したときに、所定のタイミングで前記
    走査ミラーを回転駆動するモータの回転速度を低下させ
    るようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 画像形成枚数を計測する手段を設け、該
    手段が計測した枚数に応じて前記モータの回転速度を低
    下させるようにした請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像形成時間を計測する手段を設け、該
    手段が計測した時間に応じて前記モータの回転速度を低
    下させるようにした請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 内部の雰囲気温度を検出する手段を設
    け、該手段が検出した温度に応じて前記モータの回転速
    度を低下させるようにした請求項1に記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記モータの回転速度の低下は段階的に
    行うようにした請求項1〜4のうちの何れか1つの請求
    項に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記モータの回転速度の低下は回転の停
    止とした請求項1〜4のうちの何れか1つの請求項に記
    載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記用紙間隙検出手段は前記用紙の後端
    を検出するようにした請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記用紙間隙検出手段は前記用紙の先端
    を検出すると共に、前記用紙の後端を予測するようにし
    た請求項lに記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 レーザー光による電子写真方式を使用し
    た請求項1に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 通信回線から画像を送受信する手段を
    備えた請求項1に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 画像を読み取る手段と、該手段により
    読み取った画像を記録する手段とを備えた請求項1に記
    載の画像形成装置。
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