JPH101043A - プロペラ推進艇の消音ダクト - Google Patents
プロペラ推進艇の消音ダクトInfo
- Publication number
- JPH101043A JPH101043A JP15456096A JP15456096A JPH101043A JP H101043 A JPH101043 A JP H101043A JP 15456096 A JP15456096 A JP 15456096A JP 15456096 A JP15456096 A JP 15456096A JP H101043 A JPH101043 A JP H101043A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- propeller
- outer frame
- boat
- propulsion boat
- propeller propulsion
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- Pending
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- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】プロペラ推進艇の空中プロペラの周囲に防音材
を内装した外部フレームを取り付けることにより、特に
プロペラ先端から放射状に放出される騒音を和らげるこ
とのできるプロペラ推進艇の消音ダクトを提供しようと
するものである。 【解決手段】プロペラ推進艇の空中プロペラの周囲に防
音材を内装した外部フレームを取り付けることにより、
特にプロペラ先端から放射状に放出される騒音を和らげ
ることのできるプロペラ推進艇の消音ダクトを提供しよ
うとするものである。
を内装した外部フレームを取り付けることにより、特に
プロペラ先端から放射状に放出される騒音を和らげるこ
とのできるプロペラ推進艇の消音ダクトを提供しようと
するものである。 【解決手段】プロペラ推進艇の空中プロペラの周囲に防
音材を内装した外部フレームを取り付けることにより、
特にプロペラ先端から放射状に放出される騒音を和らげ
ることのできるプロペラ推進艇の消音ダクトを提供しよ
うとするものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、船艇長手方向後
部の水上に取り付けられたプロペラをエンジンで回転さ
せることにより推進力を得るように構成されたプロペラ
推進艇に関し、特に、プロペラから発せられる騒音を大
幅に低減することができるように構成したプロペラ推進
艇の消音ダクトに関するものである。
部の水上に取り付けられたプロペラをエンジンで回転さ
せることにより推進力を得るように構成されたプロペラ
推進艇に関し、特に、プロペラから発せられる騒音を大
幅に低減することができるように構成したプロペラ推進
艇の消音ダクトに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のプロペラ推進艇は、図１に示すよ
うなエンジンによって駆動される空中プロペラを回転さ
せることにより推進させるように構成されている。
うなエンジンによって駆動される空中プロペラを回転さ
せることにより推進させるように構成されている。
【０００３】すなわち、船体２１の中央部に運転者用の
シート２２を設け、さらに、船体２１後部にエンジン２
３を搭載することにより該エンジン２３により推進用の
空中プロペラ２４を駆動させ、また、操舵翼２５により
進行方向を調整するように構成されていた。
シート２２を設け、さらに、船体２１後部にエンジン２
３を搭載することにより該エンジン２３により推進用の
空中プロペラ２４を駆動させ、また、操舵翼２５により
進行方向を調整するように構成されていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例のプロペラ推進艇においては、スクリュ船に比べプロ
ペラから発せられる騒音が大きく、この騒音がプロペラ
推進艇の大きな欠点となっている。
例のプロペラ推進艇においては、スクリュ船に比べプロ
ペラから発せられる騒音が大きく、この騒音がプロペラ
推進艇の大きな欠点となっている。
【０００５】この発明のプロペラ推進艇の消音ダクトは
従来例の上記欠点を解消しようとするもので、プロペラ
推進艇の空中プロペラの周囲に防音材を内装した外部フ
レームを取り付けることにより、特にプロペラ先端から
放射状に放出される騒音を和らげることのできるプロペ
ラ推進艇の消音ダクトを提供しようとするものである。
従来例の上記欠点を解消しようとするもので、プロペラ
推進艇の空中プロペラの周囲に防音材を内装した外部フ
レームを取り付けることにより、特にプロペラ先端から
放射状に放出される騒音を和らげることのできるプロペ
ラ推進艇の消音ダクトを提供しようとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明のプロ
ペラ推進艇の消音ダクトは、プロペラ推進艇に空中プロ
ペラのブレード先端を取り囲むように外部フレームを設
け、この外部フレーム内に防音材を内装したことを特徴
とするものである。
ペラ推進艇の消音ダクトは、プロペラ推進艇に空中プロ
ペラのブレード先端を取り囲むように外部フレームを設
け、この外部フレーム内に防音材を内装したことを特徴
とするものである。
【０００７】またこの発明のプロペラ推進艇の消音ダク
トは、プロペラ推進艇に空中プロペラのブレード先端を
取り囲むように円弧状断面の外部フレームを設け、この
外部フレーム内に基板両面に発泡材料をサンドイッチ構
造に積層した防音材を内装するとともに、外部フレーム
の内周面と防音材との間に中空間隙を設けたことをも特
徴としている。
トは、プロペラ推進艇に空中プロペラのブレード先端を
取り囲むように円弧状断面の外部フレームを設け、この
外部フレーム内に基板両面に発泡材料をサンドイッチ構
造に積層した防音材を内装するとともに、外部フレーム
の内周面と防音材との間に中空間隙を設けたことをも特
徴としている。
【０００８】この発明のプロペラ推進艇の消音ダクト
は、上記において外部フレームが、ＦＲＰ製であること
も特徴としている。
は、上記において外部フレームが、ＦＲＰ製であること
も特徴としている。
【０００９】この発明のプロペラ推進艇の消音ダクト
は、上記において防音材を構成する発泡材料が、ポリオ
レフィン系のプラスチック発泡体からなることも特徴と
している。
は、上記において防音材を構成する発泡材料が、ポリオ
レフィン系のプラスチック発泡体からなることも特徴と
している。
【００１０】さらにこの発明のプロペラ推進艇の消音ダ
クトは、上記において防音材が、内周面に無数の小孔を
形成してなることも特徴としている。
クトは、上記において防音材が、内周面に無数の小孔を
形成してなることも特徴としている。
【００１１】この発明のプロペラ推進艇の消音ダクト
は、プロペラ推進艇の空中プロペラの周囲に防音材を内
装した外部フレームを取り付けるようにしたので、特に
プロペラ先端から放射状に放出される騒音を和らげるこ
とのできるプロペラ推進艇の消音ダクトを提供すること
ができるようになった。
は、プロペラ推進艇の空中プロペラの周囲に防音材を内
装した外部フレームを取り付けるようにしたので、特に
プロペラ先端から放射状に放出される騒音を和らげるこ
とのできるプロペラ推進艇の消音ダクトを提供すること
ができるようになった。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、この発明の
プロペラ推進艇の消音ダクトの実施の形態について説明
する。
プロペラ推進艇の消音ダクトの実施の形態について説明
する。
【００１３】図１において、１はプロペラ推進艇の後部
に設けた円弧状断面の外部フレームで、エンジンで駆動
される空中プロペラのブレード２先端を取り囲むよう
に、アーチ状に取り付けられている。そしてこの外部フ
レーム１はＦＲＰ等のプラスチック製であることが望ま
しく、かつ外部フレーム１内には下記防音材３が内装さ
れている。
に設けた円弧状断面の外部フレームで、エンジンで駆動
される空中プロペラのブレード２先端を取り囲むよう
に、アーチ状に取り付けられている。そしてこの外部フ
レーム１はＦＲＰ等のプラスチック製であることが望ま
しく、かつ外部フレーム１内には下記防音材３が内装さ
れている。
【００１４】すなわち上記防音材３としては、基板４と
発泡材料５とのサンドイッチ構造であり、ＦＲＰ等のプ
ラスチック製、ベニヤ板等の木製、アルミニウム等の金
属製基板４の両面に発泡材料５を積層したものであるこ
とが望ましく、この発泡材料５が吸音性および防振性を
発揮する。
発泡材料５とのサンドイッチ構造であり、ＦＲＰ等のプ
ラスチック製、ベニヤ板等の木製、アルミニウム等の金
属製基板４の両面に発泡材料５を積層したものであるこ
とが望ましく、この発泡材料５が吸音性および防振性を
発揮する。
【００１５】上記において防音材３を構成する発泡材料
５としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等からなる
ポリオレフィン系のプラスチック発泡体が望ましい。こ
のポリオレフィン系のプラスチック発泡体は、吸音性お
よび防振性はもちろん、耐候性、耐衝撃性に富み、防音
材３の素材として好適に使用される。
５としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等からなる
ポリオレフィン系のプラスチック発泡体が望ましい。こ
のポリオレフィン系のプラスチック発泡体は、吸音性お
よび防振性はもちろん、耐候性、耐衝撃性に富み、防音
材３の素材として好適に使用される。
【００１６】上記防音材３は、外部フレーム１の側壁内
に収納され、接着剤やビス止め等によって外部フレーム
１内に収納固定される。その際、外部フレーム１は上述
のように円弧状断面を備えており、したがって外部フレ
ーム１の内周面と防音材３外周との間には中空間隙６が
形成され、この中空間隙６は防音作用をより高めるよう
機能する。
に収納され、接着剤やビス止め等によって外部フレーム
１内に収納固定される。その際、外部フレーム１は上述
のように円弧状断面を備えており、したがって外部フレ
ーム１の内周面と防音材３外周との間には中空間隙６が
形成され、この中空間隙６は防音作用をより高めるよう
機能する。
【００１７】さらにプロペラ推進艇の消音ダクトにおい
ては、防音材３がその内周面に無数の小孔７を形成され
ている。この無数の小孔７は、空中プロペラのブレード
２によって発生する音波を分散させ、その消音作用をよ
り向上させる効果がある。そのためには小孔７の深さ
を、例えば小孔７の半径以上のものとすることが必要で
ある。
ては、防音材３がその内周面に無数の小孔７を形成され
ている。この無数の小孔７は、空中プロペラのブレード
２によって発生する音波を分散させ、その消音作用をよ
り向上させる効果がある。そのためには小孔７の深さ
を、例えば小孔７の半径以上のものとすることが必要で
ある。
【００１８】もちろん上記小孔７は、サンドイッチ構造
の防音材３全体を貫通するよう形成することもできる。
の防音材３全体を貫通するよう形成することもできる。
【００１９】
【発明の効果】この発明のプロペラ推進艇の消音ダクト
は、プロペラ推進艇の空中プロペラの周囲に防音材を内
装した外部フレームを取り付けるようにしたものであ
る。したがって特にプロペラ先端から放射状に放出され
る騒音を和らげることができ、しかも製造が簡単で安価
であるプロペラ推進艇の消音ダクトを提供することがで
きるようになった。
は、プロペラ推進艇の空中プロペラの周囲に防音材を内
装した外部フレームを取り付けるようにしたものであ
る。したがって特にプロペラ先端から放射状に放出され
る騒音を和らげることができ、しかも製造が簡単で安価
であるプロペラ推進艇の消音ダクトを提供することがで
きるようになった。
【図１】この発明のプロペラ推進艇の消音ダクトを適用
できるプロペラ推進艇の１例を示す側面図である。
できるプロペラ推進艇の１例を示す側面図である。
【図２】要部拡大斜視図である。
１ 外部フレーム ２ ブレード ３ 防音材 ４ 基板 ５ 発泡材料 ６ 中空間隙 ７ 小孔
Claims (5)
- 【請求項１】 プロペラ推進艇に空中プロペラのブレー
ド先端を取り囲むように外部フレームを設け、この外部
フレーム内に防音材を内装したことを特徴とするプロペ
ラ推進艇の消音ダクト。 - 【請求項２】 プロペラ推進艇に空中プロペラのブレー
ド先端を取り囲むように円弧状断面の外部フレームを設
け、この外部フレーム内に基板両面に発泡材料をサンド
イッチ構造に積層した防音材を内装するとともに、外部
フレームの内周面と防音材との間に中空間隙を設けたこ
とを特徴とするプロペラ推進艇の消音ダクト。 - 【請求項３】 外部フレームが、ＦＲＰ製である請求項
１または２に記載のプロペラ推進艇の消音ダクト。 - 【請求項４】 防音材を構成する発泡材料が、ポリオレ
フィン系のプラスチック発泡体からなる請求項１ないし
３のいずれかに記載のプロペラ推進艇の消音ダクト。 - 【請求項５】 防音材が、内周面に無数の小孔を形成し
てなる請求項１ないし４のいずれかに記載のプロペラ推
進艇の消音ダクト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15456096A JPH101043A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | プロペラ推進艇の消音ダクト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15456096A JPH101043A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | プロペラ推進艇の消音ダクト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH101043A true JPH101043A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15586922
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15456096A Pending JPH101043A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | プロペラ推進艇の消音ダクト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH101043A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013191397A1 (ko) * | 2012-06-18 | 2013-12-27 | 목포해양대학교 산학협력단 | 공명통을 이용한 선박 프로펠러용 방음 덕트 |
| KR101422159B1 (ko) * | 2012-10-11 | 2014-07-22 | 삼성중공업 주식회사 | 선박용 스러스터 |
| CN108099890A (zh) * | 2017-12-19 | 2018-06-01 | 上海飞浪气垫船有限公司 | 一种气垫船的复合隔音结构及其安装工艺 |
-
1996
- 1996-06-14 JP JP15456096A patent/JPH101043A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013191397A1 (ko) * | 2012-06-18 | 2013-12-27 | 목포해양대학교 산학협력단 | 공명통을 이용한 선박 프로펠러용 방음 덕트 |
| US9327812B2 (en) | 2012-06-18 | 2016-05-03 | Mokpo National Maritime University Industry-University Cooperation Foundation | Silencer duct for ship's propeller using resonant barrels |
| KR101422159B1 (ko) * | 2012-10-11 | 2014-07-22 | 삼성중공업 주식회사 | 선박용 스러스터 |
| CN108099890A (zh) * | 2017-12-19 | 2018-06-01 | 上海飞浪气垫船有限公司 | 一种气垫船的复合隔音结构及其安装工艺 |
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