JPS59206281A - 船尾部振動の低減装置 - Google Patents
船尾部振動の低減装置Info
- Publication number
- JPS59206281A JPS59206281A JP8027683A JP8027683A JPS59206281A JP S59206281 A JPS59206281 A JP S59206281A JP 8027683 A JP8027683 A JP 8027683A JP 8027683 A JP8027683 A JP 8027683A JP S59206281 A JPS59206281 A JP S59206281A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stern
- screw propeller
- propeller
- stern part
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、船尾部におけるスクリュープロペラの回転に
伴う船体振動を低減するための装置に関する。
伴う船体振動を低減するための装置に関する。
通常の船舶においては、第１図に示すように、スクリュ
ープロペラ１が船体２の船尾部に設けられていて、そめ
スクリュープロペラ１の回転に伴い、各プロペラ翼が次
々と船体外板面に近づいてから遠ざかるという動作を繰
返すことにより、変動水圧の衝撃成分が船尾部２ａに起
振力を加えるようになり、これが船尾部２ａに振動や損
傷を与える原因になっている。
ープロペラ１が船体２の船尾部に設けられていて、そめ
スクリュープロペラ１の回転に伴い、各プロペラ翼が次
々と船体外板面に近づいてから遠ざかるという動作を繰
返すことにより、変動水圧の衝撃成分が船尾部２ａに起
振力を加えるようになり、これが船尾部２ａに振動や損
傷を与える原因になっている。
そして、船尾部２ａの振動は、居住区等を有する上部構
造３へ伝達され、この上部構造３における振動騒音の主
な原因となっている。
造３へ伝達され、この上部構造３における振動騒音の主
な原因となっている。
このような船舶の振動・騒音に対する規制は、乗糺貝の
居住性の面から厳しくなりつつあり、従来、スクリュー
プロペラ直上部４における船尾部外板５の外側に緩衝装
置を設けて、スクリュープロペラ１の回転に伴う変動水
圧を吸収することにより、船尾部２ａに加わる起振力を
低減する手段が開発されている。
居住性の面から厳しくなりつつあり、従来、スクリュー
プロペラ直上部４における船尾部外板５の外側に緩衝装
置を設けて、スクリュープロペラ１の回転に伴う変動水
圧を吸収することにより、船尾部２ａに加わる起振力を
低減する手段が開発されている。
しかしなが帆船尾部外板５の外側に緩衝装置を設ける場
合、船尾部外板５に加工を要することが多く、これが船
尾部２ａの構造強度および船体２の推進性能におよぼす
悪影響のため、緩衝装置の実現を困難なものにしている
という問題点がある。
合、船尾部外板５に加工を要することが多く、これが船
尾部２ａの構造強度および船体２の推進性能におよぼす
悪影響のため、緩衝装置の実現を困難なものにしている
という問題点がある。
本発明は、このような問題点の解消をはかろうとするも
ので、船尾部の構造強度や船本の推進性能の低下を招（
ことなく、スクリュープロペラの回転に伴って生じる船
尾部振動を低減できるようにした、船尾部振動の低減装
置を提供することを目的とする。
ので、船尾部の構造強度や船本の推進性能の低下を招（
ことなく、スクリュープロペラの回転に伴って生じる船
尾部振動を低減できるようにした、船尾部振動の低減装
置を提供することを目的とする。
このため本発明の船尾部振動の低減装置は、船尾部のス
クリュープロペラの直−ににおけるｆ１９本外板の内側
に、多数の重錘をそなえ、これらの重錘がそれぞれ粘９
’ｔｉ ＋１．１＋を介して上記船体外板の内面に装着
されていることを特徴としている。
クリュープロペラの直−ににおけるｆ１９本外板の内側
に、多数の重錘をそなえ、これらの重錘がそれぞれ粘９
’ｔｉ ＋１．１＋を介して上記船体外板の内面に装着
されていることを特徴としている。
以下、図面により本発明の一実施例としての船尾部振動
の低減装置について説明すると、第２図はその平面図、
第３図はそのエネルギ吸収ブロックの側面図、第・・１
図はそのエネルギ吸収ブロックの変形例を示す側面図で
ある。
の低減装置について説明すると、第２図はその平面図、
第３図はそのエネルギ吸収ブロックの側面図、第・・１
図はそのエネルギ吸収ブロックの変形例を示す側面図で
ある。
第２図に示すように、０（（尾部２ａにスクリュープロ
ペラ１をそなえた船１本２（第１し１参照）の船（本タ
ト板５の内面において、スクリュープロペラ直上部４を
中心とする直径Ｄ（第１図に示すスクリュープロペラ１
の直径）の円の範囲内［二、エネルギ１汲収ブロンクロ
が多数個装着されている。
ペラ１をそなえた船１本２（第１し１参照）の船（本タ
ト板５の内面において、スクリュープロペラ直上部４を
中心とする直径Ｄ（第１図に示すスクリュープロペラ１
の直径）の円の範囲内［二、エネルギ１汲収ブロンクロ
が多数個装着されている。
このエネルギ吸収ブロンクロは、第３図に示すように、
重錘としての金属塊°７とダンピングの大きい粘弾−１
！１＋木８（防振コム等）とから構ｒｊ！ｔされ、金属
塊７が粘９ｊｉｔ性木８を介して船体外板５の内面に取
１−１けられている。
重錘としての金属塊°７とダンピングの大きい粘弾−１
！１＋木８（防振コム等）とから構ｒｊ！ｔされ、金属
塊７が粘９ｊｉｔ性木８を介して船体外板５の内面に取
１−１けられている。
な゛お、このエネルギ吸収７０ツク６は、第４図に示す
ように、複数個の金属塊７ａ、７ｂおよび粘弾性体８
ａ。
ように、複数個の金属塊７ａ、７ｂおよび粘弾性体８
ａ。
８ｂ（第４図中ではそれぞれ２個ずつ）を重ね合わせて
構成してもよい。
構成してもよい。
ところで、スクリュープロペラ１（第１図参照）の回転
に伴って生じる変動水圧により船尾部２ａに加わる起振
力の強制振動数には、基本翼振動数ｒｎおよびｎ次翼振
動数ｎ−ｆｎ（ｎ＝ ２ 、３ 、・・・）が含まれて
いる。
に伴って生じる変動水圧により船尾部２ａに加わる起振
力の強制振動数には、基本翼振動数ｒｎおよびｎ次翼振
動数ｎ−ｆｎ（ｎ＝ ２ 、３ 、・・・）が含まれて
いる。
ただし、基本翼振動数ｆＢは、プロペラ回転数をＲＰ
Ｍ 。
Ｍ 。
スクリュープロペラ１の翼数をＮＢとした場合、ＦＢ
＝（ＲＰＭ／６０）ＸＮＢ で表わされる。
＝（ＲＰＭ／６０）ＸＮＢ で表わされる。
このため、船体外板５の内面に取付けられる多数のエネ
ルギ吸収ブロック６は、船尾部２ａに加わる起振力の基
本翼振動数成分のみならず、高次の翼振動数成分まで同
時に吸収低減する機能を有する必要がある。
ルギ吸収ブロック６は、船尾部２ａに加わる起振力の基
本翼振動数成分のみならず、高次の翼振動数成分まで同
時に吸収低減する機能を有する必要がある。
そこで、エネルギ吸収ブロック６の質量をＭ、粘弾性体
８のバネ定数をＫとした場合に、 ｆ＝（１／２π）・〆に／Ｍ で与えられるエネルギ吸収ブロック６の固有振動ｖｉｆ
を、吸収低減したい起振力のｎ次翼振動数成分の振動数
ｎ−ｆ１う（ｎ＝１．２．・・・）に一致させる。
８のバネ定数をＫとした場合に、 ｆ＝（１／２π）・〆に／Ｍ で与えられるエネルギ吸収ブロック６の固有振動ｖｉｆ
を、吸収低減したい起振力のｎ次翼振動数成分の振動数
ｎ−ｆ１う（ｎ＝１．２．・・・）に一致させる。
つまり、多数のエネルギ吸収ブロック６の固有振動数が
、それぞれ船尾部２ａに加わる起振力に含まれるｎ次翼
振動数成分の振動数ｎ−ｆｏ（ｎ＝ １ 、２ 、・・
・）に−・致するように、それぞれのエネルギ吸収ブロ
ック６の質量へ・１および粘弾性体８のバネ定数Ｋを調
整する。
、それぞれ船尾部２ａに加わる起振力に含まれるｎ次翼
振動数成分の振動数ｎ−ｆｏ（ｎ＝ １ 、２ 、・・
・）に−・致するように、それぞれのエネルギ吸収ブロ
ック６の質量へ・１および粘弾性体８のバネ定数Ｋを調
整する。
これにより、スクリュープロペラ１の回転に伴って船尾
部２ａに加わる起振力は、その高次の翼振動数成分まで
同時に吸収されるようになり、このようにしてｊｌｊ４
尾部振動が大幅に低減されるのである。
部２ａに加わる起振力は、その高次の翼振動数成分まで
同時に吸収されるようになり、このようにしてｊｌｊ４
尾部振動が大幅に低減されるのである。
なお、第４図に示すような複数個の金属塊７ａ、？ｂオ
よよび粘弾性１本８ａ、８ｂｉｔ重ね合わせて構成され
るエイ・ルギ吸収フロック６では、１つのエネルギ吸収
プロ・／り（３１こ複数の異なった固有振動数を持たぜ
ることがでニド、それぞれの固有振動数をＱｊ３尾部２
ａｌこ加わる起振力１こ含まれるｎ次翼振動数成分の振
動数■・Ｉｎ（ｎ” １ 。
よよび粘弾性１本８ａ、８ｂｉｔ重ね合わせて構成され
るエイ・ルギ吸収フロック６では、１つのエネルギ吸収
プロ・／り（３１こ複数の異なった固有振動数を持たぜ
ることがでニド、それぞれの固有振動数をＱｊ３尾部２
ａｌこ加わる起振力１こ含まれるｎ次翼振動数成分の振
動数■・Ｉｎ（ｎ” １ 。
２、・・・）に一致させることにより、上述と同様の作
用効果か得られる。
用効果か得られる。
以上詳述したように、本発明の船尾部振動の低減装置に
よれば、船尾部のスクリュープロペラの直」二における
船体外板の内側に、多数の重錘をそなえ、これらの重錘
がそれぞれ粘弾性体を介して上記船体外板の内面に装着
されるという簡素な構成で、船尾部の構造強度および船
体の推進性能を損なうことなく、スクリュープロペラの
回軒に伴う船尾部振動を大幅に低減できる利点がある。
よれば、船尾部のスクリュープロペラの直」二における
船体外板の内側に、多数の重錘をそなえ、これらの重錘
がそれぞれ粘弾性体を介して上記船体外板の内面に装着
されるという簡素な構成で、船尾部の構造強度および船
体の推進性能を損なうことなく、スクリュープロペラの
回軒に伴う船尾部振動を大幅に低減できる利点がある。
第１図はスクリュープロペラをそなえた船体の船尾部を
示す側面図、第２〜４図は本発明の一実施例としての船
尾部振動の低減装置を示すもので、第２図はその平面図
、第３図はそのエネルギ吸収ブロックの側面図、第４図
はそのエネルギ吸収プロ／りの変形例を示すｊｌｔｌ１
面図である。 １・・スクリュープロペラ、２・・船体、２ａ・・船尾
部、３・・」二部構造、４・・スクリュープロペラ直上
部、５・・船体外板、６・・エネルギ吸収プロソり、７
，７ａ、７ｂ・ ・金属部ｖ５．３，８ａ、８ｂ・・季
ａり１ｉＬヤ１三１４：、。 復代理人 弁理士 飯 沼 義 彦 第１図 （ １２ 第２図 第３図 第４図
示す側面図、第２〜４図は本発明の一実施例としての船
尾部振動の低減装置を示すもので、第２図はその平面図
、第３図はそのエネルギ吸収ブロックの側面図、第４図
はそのエネルギ吸収プロ／りの変形例を示すｊｌｔｌ１
面図である。 １・・スクリュープロペラ、２・・船体、２ａ・・船尾
部、３・・」二部構造、４・・スクリュープロペラ直上
部、５・・船体外板、６・・エネルギ吸収プロソり、７
，７ａ、７ｂ・ ・金属部ｖ５．３，８ａ、８ｂ・・季
ａり１ｉＬヤ１三１４：、。 復代理人 弁理士 飯 沼 義 彦 第１図 （ １２ 第２図 第３図 第４図
Claims (1)
- 船尾部のスクリュープロペラの直上における船体外板の
内側に、多数の重錘をそなえ、これらの重錘がそれぞれ
帖弾性本を介して上記船体外板の内面に装着されている
ことを特徴とする、船尾部振動の低減装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8027683A JPS59206281A (ja) | 1983-05-09 | 1983-05-09 | 船尾部振動の低減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8027683A JPS59206281A (ja) | 1983-05-09 | 1983-05-09 | 船尾部振動の低減装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59206281A true JPS59206281A (ja) | 1984-11-22 |
Family
ID=13713747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8027683A Pending JPS59206281A (ja) | 1983-05-09 | 1983-05-09 | 船尾部振動の低減装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59206281A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102351034A (zh) * | 2011-07-21 | 2012-02-15 | 上海交通大学 | 一种基于聚氨酯的船舶避振穴及安装方法 |
| JP2014113927A (ja) * | 2012-12-10 | 2014-06-26 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 船舶の振動低減構造 |
| KR20150011663A (ko) * | 2013-07-23 | 2015-02-02 | 대우조선해양 주식회사 | 선박진동소음 저감을 위한 선미부 구조체 |
-
1983
- 1983-05-09 JP JP8027683A patent/JPS59206281A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102351034A (zh) * | 2011-07-21 | 2012-02-15 | 上海交通大学 | 一种基于聚氨酯的船舶避振穴及安装方法 |
| JP2014113927A (ja) * | 2012-12-10 | 2014-06-26 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 船舶の振動低減構造 |
| KR20150011663A (ko) * | 2013-07-23 | 2015-02-02 | 대우조선해양 주식회사 | 선박진동소음 저감을 위한 선미부 구조체 |
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