JPH10103841A - 冷蔵倉庫 - Google Patents
冷蔵倉庫Info
- Publication number
- JPH10103841A JPH10103841A JP27867996A JP27867996A JPH10103841A JP H10103841 A JPH10103841 A JP H10103841A JP 27867996 A JP27867996 A JP 27867996A JP 27867996 A JP27867996 A JP 27867996A JP H10103841 A JPH10103841 A JP H10103841A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- warehouse
- blower
- refrigerated
- temperature difference
- duct
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Ventilation (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】倉庫内における上部と下部の温度差を小ならし
め、倉庫内の温度を均一に保つことができる冷蔵倉庫を
提供する。 【解決手段】冷却装置を備える冷蔵倉庫１において、吸
気口５ａが冷蔵倉庫内の下部に開口する送風装置５の吐
出口５ｂに、先端が同倉庫内の上部にて開口する送風ダ
クト６の基端を接続し、倉庫内の上部と下部の温度を検
知して、これら倉庫内上部と下部との温度差が所定の値
を超えると前記送風装置５を駆動せしめ、送風装置の駆
動により前記温度差が所定の範囲内に戻ると前記送風装
置５の駆動を停止せしめる制御装置１４を備える構造。
め、倉庫内の温度を均一に保つことができる冷蔵倉庫を
提供する。 【解決手段】冷却装置を備える冷蔵倉庫１において、吸
気口５ａが冷蔵倉庫内の下部に開口する送風装置５の吐
出口５ｂに、先端が同倉庫内の上部にて開口する送風ダ
クト６の基端を接続し、倉庫内の上部と下部の温度を検
知して、これら倉庫内上部と下部との温度差が所定の値
を超えると前記送風装置５を駆動せしめ、送風装置の駆
動により前記温度差が所定の範囲内に戻ると前記送風装
置５の駆動を停止せしめる制御装置１４を備える構造。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は冷却装置を備える冷
蔵倉庫に関し、より詳しくは倉庫内における上部と下部
の温度差を小ならしめるようにした冷蔵倉庫に関する。
蔵倉庫に関し、より詳しくは倉庫内における上部と下部
の温度差を小ならしめるようにした冷蔵倉庫に関する。
【０００２】
【従来の技術とその問題点】冷却装置を備える冷蔵倉庫
では、倉庫内の天井部に冷却運転制御用のサーモスタッ
トを備えているのが一般的である。倉庫内の冷気は床部
付近（下部）に溜り易く、しかも天井部付近（上部）は
日射等により温度が上り易いので、倉庫内上部は同下部
に比べて温度が高くなり、例えばラック式自動冷蔵倉庫
等の高層式の冷蔵倉庫では、倉庫内の上部と下部にかな
りの温度差が生じることがある。
では、倉庫内の天井部に冷却運転制御用のサーモスタッ
トを備えているのが一般的である。倉庫内の冷気は床部
付近（下部）に溜り易く、しかも天井部付近（上部）は
日射等により温度が上り易いので、倉庫内上部は同下部
に比べて温度が高くなり、例えばラック式自動冷蔵倉庫
等の高層式の冷蔵倉庫では、倉庫内の上部と下部にかな
りの温度差が生じることがある。
【０００３】前述のように冷却運転制御用のサーモスタ
ットを天井部に設けるのは、倉庫内上部における被冷蔵
品の冷却不良を防止するためであるが、天井部に設けら
れたサーモスタットによって上部の温度を適正に保つよ
うに倉庫内を冷却すると下部が冷え過ぎになるという問
題がある。
ットを天井部に設けるのは、倉庫内上部における被冷蔵
品の冷却不良を防止するためであるが、天井部に設けら
れたサーモスタットによって上部の温度を適正に保つよ
うに倉庫内を冷却すると下部が冷え過ぎになるという問
題がある。
【０００４】
【発明の目的】本発明の目的とするところは倉庫内にお
ける上部と下部の温度差を小ならしめ、倉庫内の温度を
均一に保つことができる冷蔵倉庫を提供することにあ
る。
ける上部と下部の温度差を小ならしめ、倉庫内の温度を
均一に保つことができる冷蔵倉庫を提供することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明に係る冷蔵倉庫は冷却装置を備える冷蔵
倉庫において、吸気口が冷蔵倉庫内の下部に開口する送
風装置の吐出口に、先端が同倉庫内の上部にて開口する
送風ダクトの基端を接続し、倉庫内の上部と下部の温度
を検知して、これら倉庫内上部と下部との温度差が所定
の値を超えると前記送風装置を駆動せしめ、送風装置の
駆動により前記温度差が所定の範囲内に戻ると前記送風
装置の駆動を停止せしめる制御装置を備える構造のもの
としてある。
ために、本発明に係る冷蔵倉庫は冷却装置を備える冷蔵
倉庫において、吸気口が冷蔵倉庫内の下部に開口する送
風装置の吐出口に、先端が同倉庫内の上部にて開口する
送風ダクトの基端を接続し、倉庫内の上部と下部の温度
を検知して、これら倉庫内上部と下部との温度差が所定
の値を超えると前記送風装置を駆動せしめ、送風装置の
駆動により前記温度差が所定の範囲内に戻ると前記送風
装置の駆動を停止せしめる制御装置を備える構造のもの
としてある。
【０００６】
【実施例】以下、本発明に係る冷蔵倉庫の実施例を添付
図面に示す具体例に基づいて説明する。断熱壁に囲まれ
た冷蔵倉庫１内は被冷蔵品を載せる複数段の棚２、２を
設けてあって、倉庫内の適所には倉庫の幅亘りに吹き抜
け３、３が形成されている。この冷蔵倉庫１は図示省略
の冷却装置を備えるものとしてあって、吹き抜け３、３
には前記棚２、２へ被冷蔵品を搬送するためのスタッカ
クレーンを設けることができるようになっている。
図面に示す具体例に基づいて説明する。断熱壁に囲まれ
た冷蔵倉庫１内は被冷蔵品を載せる複数段の棚２、２を
設けてあって、倉庫内の適所には倉庫の幅亘りに吹き抜
け３、３が形成されている。この冷蔵倉庫１は図示省略
の冷却装置を備えるものとしてあって、吹き抜け３、３
には前記棚２、２へ被冷蔵品を搬送するためのスタッカ
クレーンを設けることができるようになっている。
【０００７】しかして、本発明の冷蔵倉庫においては床
４の適所（図１では床の左右端寄り）に送風装置５、５
を設けてあって、この送風装置５は吸気口５ａから倉庫
内下部（床部付近）の空気を吸入するようになってお
り、同送風装置の吐出口５ｂには送風ダクト６の基端が
接続されている。
４の適所（図１では床の左右端寄り）に送風装置５、５
を設けてあって、この送風装置５は吸気口５ａから倉庫
内下部（床部付近）の空気を吸入するようになってお
り、同送風装置の吐出口５ｂには送風ダクト６の基端が
接続されている。
【０００８】送風ダクト６は、送風装置５から上方へ延
びる垂直ダクト部７と、冷蔵倉庫の天井８に沿って延び
る水平ダクト部９と、この水平ダクト部９から天井８に
沿って直角方向に延びる枝ダクト部１０で構成されてお
り、送風装置５からの空気は送風ダクト６の垂直ダクト
部７、水平ダクト部９、枝ダクト部１０を経て枝ダクト
部１０の下面にあけた孔から吐出されるようになってい
る。
びる垂直ダクト部７と、冷蔵倉庫の天井８に沿って延び
る水平ダクト部９と、この水平ダクト部９から天井８に
沿って直角方向に延びる枝ダクト部１０で構成されてお
り、送風装置５からの空気は送風ダクト６の垂直ダクト
部７、水平ダクト部９、枝ダクト部１０を経て枝ダクト
部１０の下面にあけた孔から吐出されるようになってい
る。
【０００９】倉庫１内の天井８と床４の適所にはそれぞ
れ上部温度センサ１１、１１と下部温度センサ１２、１
２を設けてあって、これらのセンサは信号線１３ａ、１
３ｂを介して送風装置５内の制御装置１４、１４に接続
されている。前記制御装置１４は倉庫１内の上部と下部
の温度差が所定の値を超えている間だけ送風装置５を駆
動せしめるものとしてある。
れ上部温度センサ１１、１１と下部温度センサ１２、１
２を設けてあって、これらのセンサは信号線１３ａ、１
３ｂを介して送風装置５内の制御装置１４、１４に接続
されている。前記制御装置１４は倉庫１内の上部と下部
の温度差が所定の値を超えている間だけ送風装置５を駆
動せしめるものとしてある。
【００１０】次に、本発明に係る冷蔵倉庫の作用を説明
する。冷蔵倉庫１内の上部と下部の温度差が所定の値を
超えると、上下の温度センサ１１、１２からの信号に基
づいて制御装置１４が送風装置５を駆動せしめ、同送風
装置の吸気口５ａから倉庫内下部の空気が吸入される。
する。冷蔵倉庫１内の上部と下部の温度差が所定の値を
超えると、上下の温度センサ１１、１２からの信号に基
づいて制御装置１４が送風装置５を駆動せしめ、同送風
装置の吸気口５ａから倉庫内下部の空気が吸入される。
【００１１】送風装置に吸入された空気は送風ダクト６
の垂直ダクト部７、水平ダクト部９、枝ダクト部１０を
経て枝ダクト部１０の下面にあけた孔から倉庫内上部に
吐出される。
の垂直ダクト部７、水平ダクト部９、枝ダクト部１０を
経て枝ダクト部１０の下面にあけた孔から倉庫内上部に
吐出される。
【００１２】上述のように送風装置５の吸気口５ａから
吸入された倉庫内下部の低温の空気は送風ダクト６によ
り倉庫内上部に送られて同倉庫内上部を冷却し、倉庫内
の上部と下部の温度差を解消せしめる。倉庫内上部と下
部の温度差が所定の範囲内に戻ると、制御装置１４は送
風装置５の駆動を停止する。
吸入された倉庫内下部の低温の空気は送風ダクト６によ
り倉庫内上部に送られて同倉庫内上部を冷却し、倉庫内
の上部と下部の温度差を解消せしめる。倉庫内上部と下
部の温度差が所定の範囲内に戻ると、制御装置１４は送
風装置５の駆動を停止する。
【００１３】なお、上述した実施例においては、送風ダ
クトが垂直ダクト部、水平ダクト部および枝ダクト部を
備える構成のものとなっているが、送風ダクトを単に垂
直に設けて上端を倉庫内の天井付近に開口させる場合も
ある。
クトが垂直ダクト部、水平ダクト部および枝ダクト部を
備える構成のものとなっているが、送風ダクトを単に垂
直に設けて上端を倉庫内の天井付近に開口させる場合も
ある。
【００１４】
【発明の効果】本発明に係る冷蔵倉庫は上述した構成の
ものとしてあるので、次の効果を奏し得る。冷蔵倉庫内
の下部に溜った冷気は送風装置から吸入されて送風ダク
トによって倉庫内の上部に送られるので、倉庫内におけ
る上部と下部の温度差を小とすることができる。
ものとしてあるので、次の効果を奏し得る。冷蔵倉庫内
の下部に溜った冷気は送風装置から吸入されて送風ダク
トによって倉庫内の上部に送られるので、倉庫内におけ
る上部と下部の温度差を小とすることができる。
【００１５】したがって、倉庫内の上部が冷却不良にな
るようなおそれは殆どなく、被冷蔵品を良好な状態で冷
蔵することができ、しかも倉庫内下部の冷え過ぎを防止
することもできる。
るようなおそれは殆どなく、被冷蔵品を良好な状態で冷
蔵することができ、しかも倉庫内下部の冷え過ぎを防止
することもできる。
【００１６】また、倉庫内の下部に溜った冷気は倉庫内
上部の冷却に利用されるので、冷蔵倉庫の冷却装置にお
ける冷却運転コストを抑えることができるという利点も
ある。
上部の冷却に利用されるので、冷蔵倉庫の冷却装置にお
ける冷却運転コストを抑えることができるという利点も
ある。
【図１】本発明に係る冷蔵倉庫の実施例を示す縦断正面
図。
図。
【図２】図１のII-II 線縦断面図。
１ 冷蔵倉庫 ２ 棚 ３ 吹き抜け ４ 冷蔵倉庫の床 ５ 送風装置 ５ａ 吸気口 ５ｂ 吐出口 ６ 送風ダクト ７ 垂直ダクト部 ８ 冷蔵倉庫の天井 ９ 水平ダクト部 １０ 枝ダクト部 １１、１２ 温度センサ １３ａ、１３ｂ 信号線 １４ 制御装置
Claims (1)
- 【請求項１】冷却装置を備える冷蔵倉庫において、吸気
口が冷蔵倉庫内の下部に開口する送風装置の吐出口に、
先端が同倉庫内の上部にて開口する送風ダクトの基端を
接続し、倉庫内の上部と下部の温度を検知して、これら
倉庫内上部と下部との温度差が所定の値を超えると前記
送風装置を駆動せしめ、送風装置の駆動により前記温度
差が所定の範囲内に戻ると前記送風装置の駆動を停止せ
しめる制御装置を備えてなる冷蔵倉庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27867996A JPH10103841A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 冷蔵倉庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27867996A JPH10103841A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 冷蔵倉庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10103841A true JPH10103841A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=17600667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27867996A Pending JPH10103841A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 冷蔵倉庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10103841A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015098987A (ja) * | 2013-11-20 | 2015-05-28 | 富士電機株式会社 | 冷蔵システム |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP27867996A patent/JPH10103841A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015098987A (ja) * | 2013-11-20 | 2015-05-28 | 富士電機株式会社 | 冷蔵システム |
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