JPH10103814A - 室内機の配管構造 - Google Patents

室内機の配管構造

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JPH10103814A
JPH10103814A JP8252790A JP25279096A JPH10103814A JP H10103814 A JPH10103814 A JP H10103814A JP 8252790 A JP8252790 A JP 8252790A JP 25279096 A JP25279096 A JP 25279096A JP H10103814 A JPH10103814 A JP H10103814A
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inlet
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Yoshiaki Okubo
吉晃 大久保
Masaaki Kitazawa
昌昭 北澤
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Daikin Industries Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷媒配管11を通して外部から室内機1内に
冷媒を導入し、その冷媒を室内機1内の特定の位置に搭
載された分流器10によって複数系統に分流する場合
に、室内機1に対する冷媒配管11の導入部分11aの
向きにかかわらず、分流器10通過後の冷媒の流量比を
一定にすることができる室内機の配管構造を提供する。 【解決手段】 冷媒配管11は、室内機1に対する導入
部分11aと分流器10の入口10aとの間に、据え付
け時に曲げられる現地曲げ部分11bを有するととも
に、現地曲げ部分11bと分流器10の入口10aとの
間に、分流器10に対する配置が固定された固定曲げ部
分14を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は室内機の配管構造
に関する。より詳しくは、空気調和機の室内機内で分流
器に接続された冷媒配管の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機では、室内機内に2系統の冷
媒管路を持つ熱交換器を設けることがある。例えば、室
内機を小型化するために、室内機の前面と天面に沿って
フィンが2つに折り曲げられた形状を持つ熱交換器を搭
載し、その熱交換器の折り曲げによって生じた2つの部
分に並行に冷媒を流すような場合である。そのような場
合、図2(a)に示すように、外部から冷媒配管(図中に
実線で示す)111を通して室内機101内に冷媒を導
入し、その冷媒を二股の分流器110によって2系統に
分流し、分流された冷媒をそれぞれ冷媒配管112,1
13を通して上記熱交換器の各冷媒管路の入口A,Bに
供給している。なお、図2(a)は分流器110の近傍を
斜め上方から見たところ、図2(b)は分流器110の近
傍を真上から見たところをそれぞれ示している。導入側
の冷媒配管111は、分流器110の入口110aに接
続され、分流器110の下方111bで据付場所の間取
り等に応じて現地で水平方向に曲げられ、室内機の右側
面、左側面または室内機の背後の壁穴を通して室内機1
01外に引き出される。一方、分流器110の出口11
0b,110cに接続された配管112,113は上方
へ立ち上げられている。従来は、冷媒配管11の現地曲
げ部分111bを通るときの冷媒に対する遠心力によっ
て分流後の冷媒の流量が影響を受けるのを防止するため
に、現地曲げ部分111bと分流器110の入口110
aとの間の直線状部分111cの高低差Lをなるべく長
く(150mm程度に)設定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、熱交換器の
各冷媒管路を通る冷媒の流量比は、熱交換効率が最大に
なるように、上記各冷媒管路の外側を通る室内空気の流
量比に応じて一定の比率に設定すべきである。
【0004】しかしながら、本発明者が冷媒配管111
の水平部分(以下「導入部分」という。)111aの方
位角を水平面内で0°、45°、90°(分流器110
の出口110b,110cを結ぶ方向に垂直な向きを0
°と規定している。)と変化させて実験したところ、分
流器110通過後の冷媒流量が影響を受けることが分か
った。その結果、据え付け時の室内機101に対する冷
媒配管111の導入部分111aの向きに依存して、熱
交換器の熱交換効率が低下するおそれある。
【0005】そこで、この発明の目的は、室内機に対す
る冷媒配管の導入部分の向きにかかわらず、分流器通過
後の冷媒の流量比を一定にすることができる室内機の配
管構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の室内機の配管構造は、冷媒配管を
通して外部から室内機内に冷媒を導入し、その冷媒を上
記室内機内の特定の位置に搭載された分流器によって複
数系統に分流する室内機の配管構造であって、上記冷媒
配管は、上記室内機に対する導入部分と上記分流器の入
口との間に、据え付け時に曲げられる現地曲げ部分を有
し、さらに、この現地曲げ部分と上記分流器の入口との
間に、上記分流器に対する配置が固定された固定曲げ部
分を有することを特徴とする。
【0007】この請求項1の室内機の配管構造では、冷
媒配管の現地曲げ部分と分流器の入口との間に固定曲げ
部分が存在するので、上記分流器通過後の冷媒の流量比
がこの固定曲げ部分によって支配的に定まり、上記現地
曲げ部分の影響が従来に比して少なくなる。したがっ
て、室内機に対する冷媒配管の導入部分の向きにかかわ
らず、分流器通過後の冷媒の流量比が一定になる。この
結果、上記分流器によって分流された冷媒を熱交換器の
複数の冷媒管路に並行に流すような場合に、上記熱交換
器の各冷媒管路を通る冷媒の流量比を上記各冷媒管路の
外側を通る室内空気の流量比に応じて一定の比率に設定
することができる。したがって、そのような熱交換器の
熱交換効率を高めることが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を詳
細に説明する。
【0009】図1は室内機1の一実施形態の配管構造を
示している。同図(a)は据え付け後の室内機を正面から
見た向きでその配管構造を示し、同図(b)は同図(a)のも
のを右側方から見た状態、同図(c)は同図(a)のものを上
方から見た状態をそれぞれ示している。
【0010】室内機1内には、2系統の冷媒管路を持つ
図示しない熱交換器が搭載され、この熱交換器に対して
特定の位置(図1(a)において右側の位置)に、冷媒を
2系統に分流する分流器10が配置されている。この分
流器10は、鉛直方向に配置された円筒状の外形を持つ
本体10sと、この本体10sの下端面に設けられた冷
媒入口10aと、本体10sの上端面に設けられた2つ
の冷媒出口10b,10cを有している。本体10sの
内部には、冷媒入口10aと冷媒出口10b,10cと
をつなぐ二股の流路が形成されている。図1(c)から分
かるように、冷媒出口10bと10cとを結ぶ向きは、
室内機1の左右方向に対して45°の方位角をなしてい
る。
【0011】分流器10の冷媒出口10b,10cは、
それぞれ冷媒配管12,13によって上記熱交換器の各
冷媒管路の入口A,Bに接続されている。図1(b)によ
って良く分かるように、冷媒配管12,13は、それぞ
れ分流器10の出口10b,10cから立ち上がって前
後方向に湾曲した湾曲部分12a,13aと、この湾曲
部分12a,13aから斜め下前方へ直線上に延びる傾
斜部分12b,13bと、上記湾曲部分12a,13a
とは逆向きに湾曲した湾曲部分12c,13cと、この
湾曲部分12c,13cから上記熱交換器の冷媒経路の
入口A,Bの高さまで直線状に延びる直線部分12d,
13dとを有している。さらに、図1(a)によって良く
分かるように、冷媒配管12,13は、直線部分12
d,13dから左方へ湾曲した湾曲部分12e,13e
と、この湾曲部分12e,13eから上記熱交換器の冷
媒経路の入口A,Bへ水平方向に直線状に延びる接続部
分12f,13fとを有している。
【0012】分流器10の冷媒入口10aには、外部か
ら室内機1内に冷媒を導入するための冷媒配管11が接
続されている。この冷媒配管11は、室内機1の図示し
ない左側面を通して室内機1内に水平方向に導入された
導入部分11aと、分流器10の下方で分流器10の入
口10aへ向けて約90°曲げられた現地曲げ部分11
bと、現地曲げ部分11bから上方へ延びる立ち上がり
部分11cと、固定曲げ部分14(11d,11eおよ
び11fを含む)と、固定曲げ部分14から鉛直上方に
延びる接続部分11gとを有している。固定曲げ部分1
4は、立ち上がり部分11cの向きを方位角45°の向
き(図1(c)中の冷媒出口11bから11cへ向かう向
き)へ若干角度だけ屈曲させる屈曲部分11dと、この
部分11dから直線状に斜め上方へ延びるシフト部分1
1eと、このシフト部分11eの向きを若干角度だけ屈
曲させて鉛直上方へ修正する修正部分fとからなってい
る。ここでは、図1(a)に示すシフト部分11eの両端
の高低差L1は30mm、シフト部分11eの両端の水
平面内でのシフト量は10mmに設定されている。ま
た、接続部分11gの鉛直方向の長さL2は15mmに
設定されている。なお、現地曲げ部分11bと分流器1
0の入口10aとの間の高低差Lは従来と同様に150
mm程度に設定されている。
【0013】実際に冷媒配管11を設置する場合は、予
め固定曲げ部分14が形成された状態で、冷媒配管11
の接続部分11gが分流器10の入口10aに接続され
る。そして、現地曲げ部分11bが据付場所の間取り等
に応じて現地で水平方向に曲げられ、導入部分11aが
室内機の右側面、左側面または室内機の背後の壁穴を通
して室内機1外に引き出される。
【0014】このようにした場合、冷媒配管11の現地
曲げ部分11bと分流器10の入口10aとの間に固定
曲げ部分14が存在するので、分流器10通過後の冷媒
の流量比がこの固定曲げ部分によって支配的に定まり、
現地曲げ部分11bの影響が従来に比して少なくなる。
したがって、室内機1に対する冷媒配管11の導入部分
11aの向きにかかわらず、分流器10通過後の冷媒の
流量比が一定になる。この結果、上記熱交換器の各冷媒
管路を通る冷媒の流量比を上記各冷媒管路の外側を通る
室内空気の流量比に応じて一定の比率に設定することが
できる。したがって、上記熱交換器の熱交換効率を高め
ることができる。
【0015】なお、分流器は冷媒を2系統に分流するも
のとしたが、2系統に限らず3系統以上に分流するもの
であっても良い。
【0016】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の室
内機の配管構造では、冷媒配管の現地曲げ部分と分流器
の入口との間に固定曲げ部分が存在するので、上記分流
器通過後の冷媒の流量比がこの固定曲げ部分によって支
配的に定まり、上記現地曲げ部分の影響が従来に比して
少なくなる。したがって、室内機に対する冷媒配管の導
入部分の向きにかかわらず、分流器通過後の冷媒の流量
比を一定にすることができる。この結果、上記分流器に
よって分流された冷媒を熱交換器の複数の冷媒管路に並
行に流すような場合に、上記熱交換器の各冷媒管路を通
る冷媒の流量比を上記各冷媒管路の外側を通る室内空気
の流量比に応じて一定の比率に設定することができ、そ
のような熱交換器の熱交換効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態の室内機の配管構造を
示す図である。
【図2】 従来の配管構造を示す図である。
【符号の説明】
10 分流器 11,12,13 冷媒配管 11b 現地曲げ部分 14 固定曲げ部分 A,B 熱交換器の冷媒管路の入口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒配管(11)を通して外部から室内
    機(1)内に冷媒を導入し、その冷媒を上記室内機
    (1)内の特定の位置に搭載された分流器(10)によ
    って複数系統に分流する室内機の配管構造であって、 上記冷媒配管(11)は、上記室内機(1)に対する導
    入部分(11a)と上記分流器(10)の入口(10
    a)との間に、据え付け時に曲げられる現地曲げ部分
    (11b)を有し、さらに、この現地曲げ部分(11
    b)と上記分流器(10)の入口(10a)との間に、
    上記分流器(10)に対する配置が固定された固定曲げ
    部分(14)を有することを特徴とする室内機の配管構
    造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008232459A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Sharp Corp 空気調和機
US11326787B2 (en) 2017-09-25 2022-05-10 Mitsubishi Electric Corporation Refrigerant distributor and air-conditioning apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008232459A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Sharp Corp 空気調和機
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