JPH10103684A - 給湯装置 - Google Patents

給湯装置

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JPH10103684A
JPH10103684A JP25622396A JP25622396A JPH10103684A JP H10103684 A JPH10103684 A JP H10103684A JP 25622396 A JP25622396 A JP 25622396A JP 25622396 A JP25622396 A JP 25622396A JP H10103684 A JPH10103684 A JP H10103684A
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  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホームオートメーションシステムに適用可
能な給湯システムを簡単に構築でき、配線工事の手間を
大幅に低減可能な給湯装置を提供する。 【解決手段】 コントローラ3からHA端末制御信号1
0a、10bを受信し、HA端末モニタ信号14a、1
4bをコントローラ3へ送信する第2送受信部5bとH
A端子5cを備え、HA端子5cを介して第2送受信部
5bで受信するHA端末制御信号10a、10bの指令
内容を温水端末装置2a、2bで受信可能な温水端末制
御信号12a、12bとして、第1送受信部4cから温
水端末装置2a、2bへ送信し、温水端末装置2a、2
bが発信し第1送受信部4cが受信する温水端末装置2
a、2bの作動状態をモニタ可能な温水端末モニタ信号
13a、13bを、HA端末モニタ信号14a、14b
として第2送受信部5bがHA端子5cを介してコント
ローラ3へ送信する双方向中継機能を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温水を熱源として
熱供給動作を行う温水端末装置に給湯可能な給湯器部
と、少なくとも、前記給湯器部の動作を制御可能な給湯
器部制御信号を前記温水端末装置から受信し、且つ、前
記給湯器部の作動状態を前記温水端末装置がモニタ可能
な給湯器部モニタ信号を前記温水端末装置に送信する第
1送受信部とを備える給湯装置に関し、更に詳しくは、
ホームオートメーションシステムの端末装置として容易
に利用可能な給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の給湯装置を使用した給湯
システムでは、前記給湯システムを構成する各温水端末
装置が個々に独立して作動可能なように構成されてお
り、例えば、個室に備えられた温水暖房装置の場合、前
記給湯装置から各別に温水配管で温水を循環供給され
て、内蔵の熱交換機と送風ファンで温水を熱源とする熱
供給動作が可能な構成を具備し、温水暖房装置に取り付
けられてある作動スイッチを操作して暖房運転の開始ま
たは停止、更に、温度調節や風量調節等ができるように
なっている。また、前記温水端末装置が前記給湯装置の
給湯運転の開始または停止を操作しその運転状態をモニ
タできるように、前記給湯装置と前記温水端末装置間
で、その制御信号及びモニタ信号を通信可能な通信手段
が各装置に設けてある。例えば、前記給湯装置の給湯機
能がオフしていて、給湯運転を開始する必要がある場合
は、前記温水暖房装置から前記給湯装置の運転を開始す
べく操作できるのである。
【0003】また、この種の温水端末装置であって、家
庭内の各種機器類を相互に有機的に連携し、各種機器類
の運転の一元管理、遠隔操作、自動制御等が可能なホー
ムオートメーションシステムの端末装置として使用でき
るものとして、各温水端末装置にホームオートメーショ
ンシステムのコントローラと通信可能なように、日本電
機工業規格JEM1427で規定しているHA端子を設
けて、前記コントローラからの運転の開始または停止の
制御信号を受信し、前記コントローラへ運転状態(運転
または停止)をモニタ可能なモニタ信号を送信できるも
のがあった。そして、図4に示すように、前記温水端末
装置と前記コントローラ間を専用の通信線で接続するこ
とで、前記温水端末装置の運転の開始または停止がその
設置されている場所外から遠隔操作できるように構成さ
れていた。つまり、家庭内の特定箇所に設置された前記
コントローラから、更には、家庭外から電話回線を介し
て前記コントローラへ指令を送り、前記温水端末装置の
運転を遠隔操作できるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のこの種の給湯装置を使用した給湯システムにおいて、
前記給湯システムを構成する温水端末装置を、ホームオ
ートメーションシステムの端末装置として使用する場
合、前記温水端末装置と前記コントローラ間を専用の通
信線で各別に接続していたため、別途配線工事を施す必
要があり、壁や床等の構造物に変形加工を施す必要があ
った。特に、前記温水端末装置と前記コントローラ間が
長距離にわたる場合や、前記温水端末装置が複数存在
し、各別に前記配線工事を施す必要がある場合は、施工
がより煩雑になり、施工に長時間を要し、施工コストが
高騰するという問題があった。本発明は上述のような従
来技術の有する問題点を解消するためになされたもので
あり、ホームオートメーションシステムに適用可能な給
湯システムを簡単に構築でき、配線工事の手間を大幅に
低減可能な給湯装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕この目的を達成するための本発明に係る給湯装
置の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の欄の請求項1
に記載した通り、温水を熱源として熱供給動作を行う温
水端末装置に給湯可能な給湯器部と、少なくとも、前記
給湯器部の動作を制御可能な給湯器部制御信号を前記温
水端末装置から受信し、且つ、前記給湯器部の作動状態
を前記温水端末装置がモニタ可能な給湯器部モニタ信号
を前記温水端末装置に送信する第1送受信部とを備えて
なり、ホームオートメーションシステムのコントローラ
が発信する前記温水端末装置の運転・停止を制御するH
A端末制御信号を受信でき、前記温水端末装置の作動状
態を前記コントローラが受信可能なHA端末モニタ信号
として前記コントローラへ送信できる第2送受信部を備
え、前記第2送受信部は、前記HA端末制御信号と前記
HA端末モニタ信号を伝送可能なHA通信線を接続でき
るHA端子を備え、前記HA端子を介して前記第2送受
信部で受信する前記コントローラからの前記温水端末装
置に対する運転または停止を指令するHA端末制御信号
の指令内容を前記温水端末装置で受信可能な温水端末制
御信号として、前記第1送受信部から前記温水端末装置
へ送信し、且つ、前記温水端末装置が発信し前記第1送
受信部が受信する前記温水端末装置の作動状態をモニタ
可能な温水端末モニタ信号を、HA端末モニタ信号とし
て前記第2送受信部が前記HA端子を介して前記コント
ローラへ送信する双方向中継機能を有する点にある。
【0006】同第二の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項2に記載した通り、上述の第一の特徴構成に加
えて、前記コントローラから前記温水端末装置の運転開
始を指令するHA端末制御信号を受信した時、前記給湯
器部が運転停止状態にある場合、前記給湯器部の運転を
開始させる第1給湯運転制御部を備えている点にある。
【0007】同第三の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項3に記載した通り、上述の第一または第二の特
徴構成に加えて、前記給湯器部の運転を遠隔制御可能な
リモコン部を前記給湯器部を含む給湯器本体とは別体で
備え、前記リモコン部に前記第2送受信部が設けられて
いる点にある。
【0008】以下に作用を説明する。第一の特徴構成に
よれば、本発明に係る給湯装置と連携して給湯システム
を構成する1台または2台以上の温水端末装置をホーム
オートメーションシステムの端末装置として使用して、
前記給湯システムをホームオートメーションシステムに
適用する場合において、ホームオートメーションシステ
ムのコントローラから前記各温水端末装置に専用通信線
を各別に配線する代わりに、前記専用通信線を前記給湯
装置に設けられたHA端子に夫々配線することで、従来
と同様に、前記コントローラからの前記温水端末装置の
運転・停止を制御するHA端末制御信号を前記給湯装置
が受信し、前記HA端末制御信号の指令内容を前記温水
端末装置で受信可能な温水端末制御信号として、前記温
水端末装置へ送信することで、前記コントローラから前
記温水端末装置の運転・停止を制御でき、且つ、前記温
水端末装置が発信する前記温水端末装置の作動状態をモ
ニタ可能な温水端末モニタ信号を前記給湯装置が受信
し、その情報をHA端末モニタ信号として前記コントロ
ーラへ送信することで、前記コントローラから前記温水
端末装置の運転状態をモニタできるのである。また、前
記コントローラと前記給湯装置間の配線工事は、前記温
水端末装置の台数にかかわらず一か所だけの配線工事で
済むため、前記各温水端末装置に専用通信線を各別に配
線するのに比べ、施工時間及び施工コストの大幅な低減
が可能となるのである。更に、前記コントローラは、前
記専用通信線の配線を変更するだけであるため、既存の
ものがそのまま使用できるのである。
【0009】第二の特徴構成によれば、前記コントロー
ラからの制御指令に基づいて、前記温水端末装置の運転
を開始する場合において、前記給湯装置の運転が停止状
態であっても、自動的に運転が開始するため、前記コン
トローラから前記給湯装置の運転の開始を指令する制御
信号を別途送信すべく前記コントローラをわざわざ人手
で操作する手間が省けるのである。尚、前記コントロー
ラから前記給湯装置の運転の開始を指令する制御信号を
自動的に送信するためには、前記給湯装置と前記温水端
末装置の運転状態とを同時にモニタする必要があり、前
記温水端末装置固有の制御手段を前記コントローラが具
備しなければならないことに注意を要する。また、前記
温水端末装置から前記給湯装置の運転の開始を自動的に
制御する必要がないため、前記温水端末装置の通信及び
制御回路の簡単化が図れ、製造コストの削減が図れるの
である。
【0010】第三の特徴構成によれば、前記コントロー
ラと前記給湯装置間の専用通信線の配線工事は前記リモ
コン部と前記コントローラで行えばよく、通常、前記リ
モコン部と前記コントローラは家庭内において近接した
場所に設置する場合が多いため、前記配線工事の手間が
大幅に低減されるのである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明に係る給湯装置1
の一実施形態と、前記給湯装置1と連携して給湯システ
ムを構成する2台の温水端末装置2a、2bと、ホーム
オートメーションシステム(以下、HAシステムと記
す)のコントローラ3の各装置間の通信配線の接続を模
式的に示すブロック図である。前記温水端末装置2a、
2bは前記給湯装置1から各別に温水配管(図示せず)
で温水を循環供給されて、内蔵の熱交換機と送風ファン
で温水を熱源とする熱供給動作を行う温水暖房端末機で
ある。HAシステムの本給湯システム以外の部分は図示
されていないが、例えば、防犯装置等のその他のHA端
末は、前記コントローラ3からホームバスを介して集中
制御可能なように構成されている。更に、家庭外から電
話回線を介して前記コントローラ3へ指令を送り、前記
コントローラ3から、前記温水端末装置2a、2bの運
転を遠隔操作できるように、前記コントローラ3は電話
信号受信機能が備えられている。
【0012】図1に示すように、前記給湯装置1は、前
記温水端末装置2a、2bに循環給湯可能な給湯器本体
4と、前記給湯器本体4の運転を遠隔制御可能なリモコ
ン部5が相互に別体で構成されており、更に、相互に通
信可能に2芯リモコン通信線6で接続されている。尚、
通常、前記給湯器本体4は屋外に設置され、前記リモコ
ン部5は前記コントローラ3と共に台所の壁部に設置さ
れている。
【0013】図2に示すように、前記給湯器本体4は高
温の温水を循環給湯可能な給湯器部4aと、前記給湯器
部4aの運転を制御する給湯運転制御部4bと、前記温
水端末装置2a、2b及び前記リモコン部5との通信を
行う第1送受信部4cとを備えている。
【0014】図3に示すように、前記リモコン部5は前
記給湯器部4aの運転の開始または停止、温度調節やタ
イマー設定等を行う操作部5aと、前記コントローラ3
及び前記給湯器本体4との通信を行う第2送受信部5b
とを備えている。更に、前記第2送受信部5bは前記リ
モコン部5の筐体部に日本電機工業規格JEM1427
で規定しているHA端子5cを3口設けている。
【0015】図1に示すように、前記給湯器本体4と前
記温水端末装置2a、2b間には夫々、双方向通信可能
な温水端末通信線7a、7bが配線され、前記リモコン
部5と前記コントローラ3間には、前記の日本電機工業
規格JEM1427で規定している接続線である4芯の
HA通信線8a、8b、8cが配線されている。尚、前
記リモコン部5側の接続端末は3口の前記HA端子5c
である。
【0016】尚、前記第1送受信部4c及び前記第2送
受信部5bの各通信線とのインターフェース部(図示せ
ず)は、各受信部と各通信線の相互間を絶縁分離し、イ
ンピダンス整合を容易にするためにホトカプラで構成さ
れている。
【0017】図1に示す構成で、前記コントローラ3か
ら前記温水端末装置2a、2bの運転を操作または運転
状態をモニタする場合、必要な信号の流れは、前記給湯
装置1の具備する双方向中継機能によって全て前記給湯
装置1を経由することになり、以下に、その信号の流
れ、即ち、双方向中継機能について説明する。
【0018】先ず、前記コントローラ3から前記温水端
末装置2aの運転の開始または停止を制御する場合、前
記の日本電機工業規格JEM1427で規定しているH
A端末機器の運転状態(動作状態または停止状態)を反
転させる2値の制御信号であるHA端末制御信号10a
を、前記コントローラ3から前記HA通信線8aを介し
て前記リモコン部5の前記第2送受信部5bに送信す
る。前記第2送受信部5bで受信した前記HA端末制御
信号10aは、何れの温水端末装置の制御信号かを識別
可能なように2値符号化され、リモコン制御信号11a
のシリアル信号列の中に挿入され、その他の制御信号と
多重化されて、適当な伝送速度で、前記2芯リモコン通
信線6を介して、前記給湯器本体4の前記第1送受信部
4cへ送信される。前記第1送受信部4cは受信した前
記リモコン制御信号11aの多重化された信号列を分解
して、前記HA端末制御信号10aに相当する情報を抽
出する。抽出された前記HA端末制御信号10aの運転
指令(温水端末装置の運転開始または停止)は前記給湯
運転制御部4bに転送され、前記運転指令が運転開始指
令であって、前記給湯器部4aの給湯運転が停止状態の
場合は、前記給湯運転制御部4bの給湯運転開始手段4
dが前記給湯器部4aの給湯運転を開始する。前記給湯
器部4aの給湯運転が開始された後、または開始されて
いる場合、前記第1送受信部4cは、抽出した前記HA
端末制御信号10aを前記温水端末装置2aが受信可能
な信号フォーマットに変換した温水端末制御信号12a
を、前記温水端末通信線7aを介して前記温水端末装置
2aに送信する。前記温水端末装置2aは前記温水端末
制御信号12aを受信して、前記コントローラ3からの
運転指令(開始または停止)を判断し、その運転指令に
応じた運転動作を行う。
【0019】前記温水端末装置2aから前記コントロー
ラ3へ前記温水端末装置2aの運転状態について応答す
る場合、先ず、前記温水端末制御信号12aと同信号フ
ォーマットの温水端末モニタ信号13aを前記温水端末
通信線7aを介して前記温水端末装置2aから前記給湯
器本体4の前記第1送受信部4cへ送信される。前記第
1送受信部4cで受信された前記温水端末モニタ信号1
3aは、何れの温水端末装置のモニタ信号かを識別可能
なように2値符号化され、リモコン応答信号11bのシ
リアル信号列の中に挿入され、その他のモニタ信号と多
重化されて、適当な伝送速度で、前記2芯リモコン通信
線6を介して、前記リモコン部5の前記第2送受信部5
bに送信する。前記温水端末モニタ信号13aの示す前
記温水端末装置2aの運転状態(動作状態または停止状
態)の2値信号は、他方の前記温水端末装置2bから送
信される温水端末モニタ信号13bの示す前記温水端末
装置2bの運転状態の2値信号とともに、前記給湯運転
制御部4bへ転送される。前記第2送受信部5bは受信
した前記リモコンモニタ信号11bの多重化された信号
列を分解して、前記温水端末モニタ信号13aの前記温
水端末装置2aの運転状態情報(動作状態または停止状
態)を抽出する。前記温水端末装置2aの運転状態情報
は、前記の日本電機工業規格JEM1427で規定して
いるHA端末機器の運転状態(動作状態または停止状
態)を示す2値のモニタ信号であるHA端末モニタ信号
14aを、前記第2送受信部5bから前記HA通信線8
aを介して前記コントローラ3に送信する。
【0020】また、前記第1送受信部4cで受信した前
記リモコン制御信号11aから抽出された前記HA端末
制御信号10aの運転指令(温水端末装置の運転開始ま
たは停止)が運転停止指令であった場合は、少なくとも
前記温水端末装置2aの運転が停止するが、前記給湯運
転制御部4bへ転送された、前記温水端末モニタ信号1
3a、13bの示す前記温水端末装置2a、2bの運転
状態の2値信号が両方とも運転停止状態であること示し
ていれば、前記給湯運転制御部4bの給湯運転停止手段
4eが前記給湯器部4aの給湯運転を停止する。
【0021】尚、他方の前記温水端末装置2bについて
も、前記温水端末装置2aの場合と全く同様であるの
で、説明は割愛する。但し、前記リモコン部5と前記コ
ントローラ3間の通信は前記HA通信線8bを使用す
る。
【0022】また、前記HA通信線8cは前記コントロ
ーラ3から直接、前記給湯装置1の運転を制御またはモ
ニタする場合に使用する。
【0023】(別実施形態)以下に他の実施形態を説明
する。
【0024】(1)前記リモコン部5と前記コントロー
ラ3間の通信に係る前記HA端子5c、前記HA通信線
8a、8b、8c、前記HA端末制御信号10a、前記
HA端末モニタ信号14aは、日本電機工業規格JEM
1427で規定している以外の規格または信号フォーマ
ットでも構わない。前記リモコン部5と前記コントロー
ラ3間の通信用の接続は前記HA通信線8a、8b、8
cで直接接続されても、ホームバスを介して、途中にイ
ンターフェスデバイスが介在しても構わない。また、前
記前記リモコン部5と前記給湯器本体4間の通信用の接
続は、必ずしも2芯リモコン通信線6でなくても良く、
通信用の信号方式もシリアル信号でなく、パラレル信号
であっても構わない。
【0025】(2)前記コントローラからの制御によっ
て前記温水端末装置2aまたは2bの運転を停止させた
結果、前記給湯運転停止手段4eが前記給湯器部4aの
給湯運転を停止する場合において、前記第1送受信部4
cが受信する前記リモコン制御信号11aから抽出され
る前記温水端末装置2aまたは2bの運転停止信号を、
運転停止する方の前記温水端末モニタ信号13aまたは
13bの代わりに使用しても、前記温水端末装置の運転
が全て停止すると判断して、前記給湯運転停止手段4e
が前記給湯器部4aの給湯運転を停止するように構成し
ても構わない。
【0026】(3)前記温水端末装置の台数及び種類は
本実施形態に限定されるものではなく、台数は1台でも
3台以上でもよく、種類も、床暖房装置や乾燥機でも良
い。
【0027】(4)前記HAシステムの本給湯システム
以外の部分は無くても構わないし、また、上記したもの
にも限定されるものではない。また、前記コントローラ
3は電話信号受信機能を必ずしも備えてなくても構わな
い。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コントローラと各温水端末装置間を個別に通信線を配線
する必要がなくなるため、ホームオートメーションシス
テムに適用可能な給湯システムを簡単に構築でき、配線
工事の手間を大幅に低減可能な給湯装置を提供すること
が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給湯装置をホームオートメーショ
ンシステムに適用した場合のシステム構成図
【図2】給湯器本体のブロック構成図
【図3】リモコン部のブロック構成図
【図4】従来技術による給湯装置をホームオートメーシ
ョンシステムに適用した場合のシステム構成図
【符号の説明】
1 給湯装置 2a、2b 温水端末装置 3 コントローラ 4 給湯器本体 4a 給湯器部 4b 給湯運転制御部 4c 第1送受信部 4d 給湯運転開始手段 4e 給湯運転停止手段 5 リモコン部 5a 操作部 5b 第2送受信部 5c HA端子 6 2芯リモコン通信線 7a、7b 温水端末通信線 8a、8b、8c HA通信線 10a HA端末制御信号 11a リモコン制御信号 11b リモコン応答信号 12a 温水端末制御信号 13a、13b 温水端末モニタ信号 14a HA端末モニタ信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温水を熱源として熱供給動作を行う温水
    端末装置に給湯可能な給湯器部と、少なくとも、前記給
    湯器部の動作を制御可能な給湯器部制御信号を前記温水
    端末装置から受信し、且つ、前記給湯器部の作動状態を
    前記温水端末装置がモニタ可能な給湯器部モニタ信号を
    前記温水端末装置に送信する第1送受信部とを備える給
    湯装置において、 ホームオートメーションシステムのコントローラが発信
    する前記温水端末装置の運転・停止を制御するHA端末
    制御信号を受信でき、前記温水端末装置の作動状態を前
    記コントローラが受信可能なHA端末モニタ信号として
    前記コントローラへ送信できる第2送受信部を備え、前
    記第2送受信部は、前記HA端末制御信号と前記HA端
    末モニタ信号を伝送可能なHA通信線を接続できるHA
    端子を備え、 前記HA端子を介して前記第2送受信部で受信する前記
    コントローラからの前記温水端末装置に対する運転また
    は停止を指令するHA端末制御信号の指令内容を前記温
    水端末装置で受信可能な温水端末制御信号として、前記
    第1送受信部から前記温水端末装置へ送信し、且つ、前
    記温水端末装置が発信し前記第1送受信部が受信する前
    記温水端末装置の作動状態をモニタ可能な温水端末モニ
    タ信号を、HA端末モニタ信号として前記第2送受信部
    が前記HA端子を介して前記コントローラへ送信する双
    方向中継機能を有する給湯装置。
  2. 【請求項2】 前記コントローラから前記温水端末装置
    の運転開始を指令するHA端末制御信号を受信した時、
    前記給湯器部が運転停止状態にある場合、前記給湯器部
    の運転を開始させる給湯運転開始手段を備えている請求
    項1記載の給湯装置。
  3. 【請求項3】 前記給湯器部の運転を遠隔制御可能なリ
    モコン部を前記給湯器部を含む給湯器本体とは別体で備
    え、前記リモコン部に前記第2送受信部が設けられてい
    る請求項1または2記載の給湯装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005291507A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Noritz Corp 熱源機通信システム
KR100751640B1 (ko) 2006-10-02 2007-08-22 신기빈 냉온수 배관시스템의 수도전

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