JPH101032A - 門型洗車機 - Google Patents

門型洗車機

Info

Publication number
JPH101032A
JPH101032A JP15667496A JP15667496A JPH101032A JP H101032 A JPH101032 A JP H101032A JP 15667496 A JP15667496 A JP 15667496A JP 15667496 A JP15667496 A JP 15667496A JP H101032 A JPH101032 A JP H101032A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
vehicle body
body surface
protrusion
projection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15667496A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3349634B2 (ja
Inventor
Eiji Araki
栄治 荒木
Yoshihiko Kutsukake
吉彦 沓掛
Kazutoshi Seki
和利 関
Kazuaki Shinozaki
一明 篠崎
Mitsuru Danbara
満 檀原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MK Seiko Co Ltd
Original Assignee
MK Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MK Seiko Co Ltd filed Critical MK Seiko Co Ltd
Priority to JP15667496A priority Critical patent/JP3349634B2/ja
Publication of JPH101032A publication Critical patent/JPH101032A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3349634B2 publication Critical patent/JP3349634B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体面に対し略一定の押付圧または距離でブ
ラシを作用させてブラッシング洗浄を行う門型洗車機。
突起物に対し破損させない程度の軽いブラッシングを施
すものとし、安全で洗い残しの少ない洗車機を得る。 【構成】 ブラッシングに先行して車体面の突起物を検
出し記憶しておき、記憶した突起物の位置でブラシの車
体面に対する押付圧を軽減したり、ブラシの車体面に対
する距離を離したりして、突起物に軽いブラッシングを
施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車を跨ぐように
自動車と相対走行して洗車する門型洗車機に関し、特に
回転ブラシを備えて車体面に対し略一定の押付圧または
距離で作用させブラッシング洗浄を行うものに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の洗車装置として、例えば特開平
4−331650号公報に記載の装置が知られている。
すなわち、突起物を検出してその位置を記憶しておき、
ブラシがその突起物位置に至るとブラシを突起物に接触
しないよう回避動作させる門型洗車機が公知である。
【0003】こうした従来の洗車機では、突起物に対し
ては、その破損防止のためブラシを一切接触させないと
いうのが基本的な思想であり、このため突起物とその周
辺部分は完全に洗い残されることとなり、後で手作業等
で補洗浄する手間が発生していた。また、実際の突起物
を見てみると、アンテナやサイドポールのようにブラシ
を作用させると高い確率で破損されてしまうものがある
一方で、例えばドアミラーやスポイラーといったものの
ように、ブラシを作用させても容易に破損しない構造の
ものが認められる。
【0004】
【発明が解決すべき課題】この発明は、上記のような問
題に対処し、突起物に対し破損させない程度の軽いブラ
ッシングを施して洗浄できるものとした、安全で洗い残
しの少ない新規な洗車機が得られないか、という点を課
題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】こうした課題を解決する
ため、この発明は、自動車を跨ぐように走行し車体面に
対し略一定の押付圧でブラシを作用させてブラッシング
洗浄を行う門型洗車機において、車体面に対する前記ブ
ラシの押付圧を可変する手段と、前記ブラッシングに先
行して車体面の突起物を検出する手段と、該検出手段で
検出した突起物の位置を記憶する手段と、該記憶手段で
与える突起物位置で前記ブラシの車体面に対する押付圧
を軽減するよう制御する手段とを備えたことを特徴とし
ている。
【0006】また、自動車を跨ぐように走行し車体面に
対し略一定の距離でブラシを作用させてブラッシング洗
浄を行う門型洗車機において、車体面に対する前記ブラ
シの距離を可変する手段と、前記ブラッシングに先行し
て車体面の突起物を検出する手段と、該検出手段で検出
した突起物の位置を記憶する手段と、該記憶手段で与え
る突起物位置で前記ブラシの車体面に対する距離を離す
よう制御する手段とを備えるようにしても良い。
【0007】なお、自動車を跨ぐように走行し車体面に
対し略一定の押付圧でブラシを作用させてブラッシング
洗浄を行う門型洗車機において、回避すべき突起物を指
定入力する手段と、車体面に対する前記ブラシの押付圧
を可変する手段と、前記ブラッシングに先行して車体面
の突起物を検出する手段と、該検出手段で検出した突起
物の位置を記憶する手段と、前記入力手段で指定入力さ
れた突起物に対し前記ブラシを回避動作させると共に、
指定入力される以外の突起物に対しては、前記記憶手段
で与える突起物位置で前記ブラシの車体面に対する押付
圧を軽減するよう制御する手段とを備えるようにするこ
とが望ましい。
【0008】また、自動車を跨ぐように走行し車体面に
対し略一定の距離でブラシを作用させてブラッシング洗
浄を行う門型洗車機において、回避すべき突起物を指定
入力する手段と、車体面に対する前記ブラシの距離を可
変する手段と、前記ブラッシングに先行して車体面の突
起物を検出する手段と、該検出手段で検出した突起物の
位置を記憶する手段と、前記入力手段で指定入力された
突起物に対し前記ブラシを回避動作させると共に、指定
入力される以外の突起物に対しては、前記記憶手段で与
える突起物位置で前記ブラシの車体面に対する距離を離
すよう制御する手段とを備えるようにしても良い。
【0009】
【作用効果】これにより、車体面の突起物の位置で押付
圧を軽減または距離を離すよう制御して、突起物を他の
車体面に比べて軽いタッチでブラッシングすることがで
き、突起物の破損を防止しつつ突起物部分の洗い残しを
解消できるものである。
【0010】また、ブラシを作用させると破損が予想さ
れる突起物に対しては、指定入力しておくことにより確
実に回避動作でき、その他の突起物にだけ軽いブラッシ
ングを施すようにして、洗い残しの解消をはかりながら
より安全性の高い洗車機を得ることができる。
【0011】ここで、ブラシの押付圧とは、ブラシが揺
動アーム等を介して支持され、ブラシのウェイトやスプ
リングの付勢によりブラシを車体に押し付けるよう作用
する時の押し付ける強さを指し、車体面に対するブラシ
の距離とは、ブラシが揺動アーム等を介することなく車
体面に対して直接位置制御されるときの、車体面とブラ
シの基準位置(例えば回転中心)との間の距離を指す。
【0012】
【実施例】以下、その実施例について図面を基に説明す
る。図1は実施例の基本構成を示す正面図、図2は同じ
く側面図で、洗車機本体1は左右一対のレール2,2上
を往復走行し、レール2,2間に停車される自動車を跨
ぐように移動する。3,4,4は洗車機本体1に設けら
れるブラシで、3は水平に配置され鉛直方向に昇降動作
して車体上面を洗浄する上面ブラシ、4,4は本体1の
走行方向と直交する方向に開閉動作することで車体の側
面および前後面を洗浄する左右一対の側面ブラシであ
る。
【0013】5は洗車機本体1のブラシ3,4,4より
も前方に位置して設けられ自動車の側方からのシルエッ
トを読み取る第1の車形検出装置、6はやはり本体1の
ブラシ3,4,4よりも前方に位置して左右それぞれに
カメラ6C,6Cを設け自動車の上方からのシルエット
を読み取る第2の車形検出装置である。7は洗車機本体
1が単位距離走行する毎にパルス出力するエンコーダ、
8,8は本体1を走行させるモータである。
【0014】図3は上面ブラシ3の構成を説明するもの
で、上面ブラシ3は、上下に昇降可能なキャリア3Cに
軸支されたアーム3Aの先端にその両端を支持され、ア
ーム3Aに固定されたモータ3M1により回転駆動され
る。キャリア3Cは、上下に張設されたループ3Lと連
結され、このループ3Lを送り操作するモータ3M2の
正逆駆動により昇降される。3E1はキャリア3Cの昇
降位置を検出するためのエンコーダ、3E2はキャリア
3Cにおいてアーム3Aの傾きを検出するためのエンコ
ーダである。ここで、キャリア3Cを第1の車形検出装
置5で検出した車形に応じて昇降させ、アーム3Aの傾
きが所定範囲内に収まるように制御され、上面ブラシ3
の車体面への押付圧が略一定となるよう調節される。な
お、アーム3Aの鉛直線に対する傾きaが小さければ車
体面への押付圧は小さくなり、逆に大きければ押付圧は
大きくなる。
【0015】図4は側面ブラシ4,4の構成を説明する
もので、側面ブラシ4,4は、本体1上方に横架された
レール4Rに沿って走行するキャリア4C,4Cより吊
下され、キャリア4C,4Cに固定されたモータ4M
1,4M1により回転駆動される。キャリア4C,4C
は、側面ブラシ4,4それぞれの移動範囲に応じて張設
されたループ4L,4Lと連結され、ループ4L,4L
を送り操作するモータ4M2,4M2の正逆駆動により
開閉操作される。4Eはキャリア4C,4Cの開閉位置
を検出するためのエンコーダであり、キャリア4C,4
Cは第2の車形検出装置6で検出した車形に応じて開閉
させ、側面ブラシ4,4が車体面から所定範囲の距離に
あるよう制御され、側面ブラシ4,4と車体面との距離
が略一定に保たれる。
【0016】図5は第1の車形検出装置5を説明するも
ので、突起物の検出が可能な程度に短いピッチ(本例で
は20mm以下)で発光素子を上下に多数配列させた発
光ユニット5Eと、発光ユニット5Eからの光信号を反
射する凹面ミラー5Mとを、自動車を両側から挾むよう
に対向させ、本体1の上方には凹面ミラー5Mからの反
射光を集中受光する受光ユニット5Rを設けている。そ
して、これら各部をコントロールする車形読取部5Yで
は、洗車機本体1の走行に伴いロータリエンコーダ7か
らパルス出力される毎に、発光ユニット5Eの発光素子
を上下に順番に発光させ、光信号が車体により遮光され
た最も上方位置の発光素子の位置を検知し、これを車体
上面高さとして記憶し自動車の側方からのシルエットを
形成していくのである。
【0017】図6は第2の車形検出装置6を説明するも
ので、本体1上方に2台のCCDカメラ6C,6Cを設
け、それぞれ車体の右側面と左側面とを分担して検出す
る。そして、車形読取部6Yでは、本体1の走行に伴い
ロータリエンコーダ7からパルス出力される毎に、各カ
メラより撮像データを取り込み、このデータに基づき上
方から見た車体の外形境界線OLを認識する。図7は認
識画像の一例(左側面ドアミラー部)を示し、センター
ラインCLと認識した境界線OLが交差する点を検出点
Sとし、この検出点Sが左右等間隔に設定された座標線
Z1〜Zn上のどこにあるかで、検出点たる車体側面の
位置を検知し、これを記憶して自動車の上方からの左右
シルエットを形成していくのである。
【0018】図8は上記実施例の制御系を示すブロック
図で、10はマイクロコンピュータを含む制御部、11
は制御部10からの信号によりブラシ3,4,4を駆動
する駆動部、12は洗車開始入力や回避すべき突起物の
指定入力を行う操作パネルである。制御部10は、操作
パネル12における洗車開始入力があると駆動部11を
介して洗車動作を実行する。洗車中は通常、第1および
第2の車形検出装置で与える車形データに応じて、エン
コーダ7の信号に基づく本体走行位置、エンコーダ3E
1,3E2に基づく上面ブラシの位置、およびエンコー
ダ4E,4Eに基づく側面ブラシ4,4の位置を適合さ
せるよう、本体1の前進/後退、キャリア3Cの昇降、
およびキャリア4C,4Cの開閉といった操作を行うこ
とにより、上面ブラシ3の車体面への押付圧と側面ブラ
シ4,4の車体面に対する距離とを略一定に保ってブラ
ッシングするよう制御する。
【0019】洗車中において、制御部10では、第1お
よび第2の車形検出装置で与える車形データに基づいて
車体面における突起物を検出をする。突起物の検出は、
車形として与えられる車体の輪郭が局部的に起伏を示し
た部分を突起物と認識し、その突起物が車体のどの位置
にあるかで突起物の種別を推定するようにしてなされ
る。具体的な検出手法は、特開平4−331650号公
報に例示されているので省略する。なお、突起物と認識
されたもの全てについてその種別が判定できるわけでは
ない。この実施例では、ドアミラー,タクシー表示灯,
ルーフキャリア,ルーフスポイラー,リアスポイラー,
ワゴン車に装備されるリアミラーおよびカスタムミラ
ー,リアタイヤをその突出形状と車体上の位置によって
識別し、それ以外のアンテナ等の突起物は突起物が有る
ことを認識するだけで種別判定不能として処理される。
そして、種別判定不能と判定された突起物については、
後述する回避入力キー15で回避指定されたものと同様
に、その突起物にブラシを当てないように回避動作させ
るよう制御する。
【0020】操作パネル12には、複数の洗車コースA
〜Cの中から希望のコースを選択するコース選択キー1
3、選択した洗車コースを開始させる開始入力キー14
の他に、車体に設けられる突起物a〜eのうちブラシを
当てたくないものを指定入力する回避入力キー15が設
けられている。なお、この回避入力キー15では、ドア
ミラー,タクシー表示灯,ルーフキャリア,ルーフスポ
イラーといったように突起物毎にキーを設けて個別に指
定するようにしても良いし、ボンネット,ルーフ,トラ
ンク,リアといったように突起物のある車体位置を指定
するようにしても良い。
【0021】以下、実施例の動作について図9および図
10を基に説明する。本動作例で洗車する自動車Vに
は、ドアミラーD,ルーフスポイラーS,リアタイヤT
の他、ルーフ部にアンテナAが設けられている。そし
て、使用者が操作パネル12で「ルーフ」の回避入力キ
ーを押してアンテナAのみを回避動作する設定で洗車し
た場合を示している。なお、「ルーフ」の回避入力キー
が押されると、「ルーフに在る突起物は回避せよ」とい
う命令として受け付けられる。
【0022】図9において、上面ブラシ3は、突起物の
ないボンネットからルーフ前端部にかけてはアーム3A
が所定角度a0となるよう制御され、ブラシ3を車体面に
略一定の押付圧で作用させる。上面ブラシ3がルーフに
達してアンテナAに接近すると、ブラシ3がアンテナA
に接触する直前でブラシ3を回避させる。このとき、本
体1の走行が減速されて回避途中のブラシ3がアンテナ
Aに接触しないよう配慮され、ブラシ3はアンテナAに
接触することのない最低限の高さまで回避される。この
後、アンテナAを回避すると上面ブラシ3は再びルーフ
へ降ろされてブラッシングを再開する。
【0023】上面ブラシ3がリアスポイラーSに至る
と、通常の位置よりキャリア3Cが少許上昇されアーム
3Aが通常の角度a0より小さい所定角度a1となるよう制
御され、ブラシ3の押付圧が軽減される。上面ブラシ3
がリアスポイラーSの先端に達すると本体1の走行は減
速,停止され、更に後退してブラシ3をスポイラーSの
下面に回り込ませ、車体後面のブラッシングに移行す
る。このスポイラーS先端に達した後は、車体面が下り
傾斜となり前記所定角度a0,a1の制御が困難となるの
で、制御部10では同制御を解除し以後はアーム3Aが
垂下した状態とみなしてブラシ3と車体面との距離が一
定(ブラシの毛先がスポイラーSに軽く当たる距離)と
なるよう制御される。この後、上面ブラシ3はリアタイ
ヤTに至るが、同様にブラシの毛先がタイヤTに軽く当
たる程度の距離に保持され、ブラッシングが終了する。
【0024】以上のように、上面ブラシ3は、略一定の
押付圧で車体面に作用し回避指定のない突起物の部分で
は押付圧が軽減される。また、回避指定のある突起物に
対してはブラシ3が接触しないようその突起物を回避す
る。なお、車体面が本体1の走行方向に対して下り傾斜
となる場合には、実施例の構造上、押付圧の制御が困難
となるので、アーム3Aが垂下した状態とみなしてブラ
シ3と車体面の距離が略一定となるように制御される。
【0025】図10において、車体前面と側面ブラシ
4,4の回転中心の距離が所定距離d0となる位置まで本
体1を走行させ一旦停止させて、ここで側面ブラシ4,
4は閉じた状態から外側へ開くことにより車体前面をブ
ラッシングする。側面ブラシ4,4が車体前面コーナ部
に達するに従い本体1の走行が再開され、前記所定距離
d0を保ちながらブラシ4,4は車体側面へ回り込む。車
体側面において、ブラシ4,4がドアミラーDに近付く
と車体面に対する前記距離d0を少許大きな所定距離d1
してブラシと車体との摩擦を軽減する。ドアミラーDを
過ぎれば前記所定距離d0の制御に戻り、車体後端に至っ
てリアタイヤTに達すると所定距離d1の制御に切り換
え、ブラシ4,4が完全に閉じるとブラッシングが終了
される。
【0026】以上のように、側面ブラシ4,4は略一定
の距離を保って車体面に作用し車体面を均一にブラッシ
ングできると共に、ドアミラー,リアタイヤといった突
起物部分ではブラシ4,4を少許離して軽いブラッシン
グに切り換えて突起物の破損やブラシの引っ掛かりを防
止している。
【0027】この実施例は以上のように構成されるが、
もちろん本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、種々の門型洗車機に適用できる。上面ブラシを例に
とっても、アームの揺動のみにより昇降される上面ブラ
シを備えるものでは、アームの揺動負荷を加減すること
により押付圧を増減させ本発明を実施することができ、
また上面ブラシを直接昇降させるタイプのものでは、上
面ブラシと車体面との距離を調節することにより本発明
を達成できる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、車体面の突起物の位置で押付圧を軽減または
距離を離すよう制御して、突起物を他の車体面に比べて
軽いタッチでブラッシングすることができ、突起物の破
損を防止しつつ突起物部分の洗い残しを解消でき、従来
必要であった手作業による補洗浄の手間を大幅に削減で
きる。
【0029】また、ブラシを作用させると破損が予想さ
れる突起物に対しては、指定入力しておくことにより確
実に回避動作させるでき、その他の突起物にだけ軽いブ
ラッシングを施すようにして、多様な突起物を実情に応
じて安全にしかも洗い残しを最小限に留めて洗車するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の正面説明図である。
【図2】本発明一実施例の側面説明図である。
【図3】実施例の上面ブラシの構成を示す説明図であ
る。
【図4】実施例の側面ブラシの構成を示す説明図であ
る。
【図5】実施例の第1の車形検出装置の構成を示す説明
図である。
【図6】実施例の第2の車形検出装置の構成を示す説明
図である。
【図7】実施例の第2の車形検出装置による認識画像の
一例を示す説明図である。
【図8】実施例の要部制御系を示すブロック図である。
【図9】実施例の動作を示す説明図である。
【図10】実施例の動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1 洗車機本体 3 上面ブラシ 4,4 側面ブラシ 5 第1の車形検出装置 6 第2の車形検出装置 7 本体の走行位置を検出するエンコーダ 10 制御部 11 駆動部 12 操作パネル 15 回避入力キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠崎 一明 長野県更埴市大字雨宮1825番地 エムケー 精工株式会社内 (72)発明者 檀原 満 長野県更埴市大字雨宮1825番地 エムケー 精工株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車を跨ぐように走行し車体面に対し
    略一定の押付圧でブラシを作用させてブラッシング洗浄
    を行う門型洗車機において、 車体面に対する前記ブラシの押付圧を可変する手段と、
    前記ブラッシングに先行して車体面の突起物を検出する
    手段と、該検出手段で検出した突起物の位置を記憶する
    手段と、該記憶手段で与える突起物位置で前記ブラシの
    車体面に対する押付圧を軽減するよう制御する手段とを
    備えたことを特徴とする門型洗車機。
  2. 【請求項2】 自動車を跨ぐように走行し車体面に対し
    略一定の距離でブラシを作用させてブラッシング洗浄を
    行う門型洗車機において、 車体面に対する前記ブラシの距離を可変する手段と、前
    記ブラッシングに先行して車体面の突起物を検出する手
    段と、該検出手段で検出した突起物の位置を記憶する手
    段と、該記憶手段で与える突起物位置で前記ブラシの車
    体面に対する距離を離すよう制御する手段とを備えたこ
    とを特徴とする門型洗車機。
  3. 【請求項3】 自動車を跨ぐように走行し車体面に対し
    略一定の押付圧でブラシを作用させてブラッシング洗浄
    を行う門型洗車機において、 回避すべき突起物を指定入力する手段と、車体面に対す
    る前記ブラシの押付圧を可変する手段と、前記ブラッシ
    ングに先行して車体面の突起物を検出する手段と、該検
    出手段で検出した突起物の位置を記憶する手段と、前記
    入力手段で指定入力された突起物に対し前記ブラシを回
    避動作させると共に、指定入力される以外の突起物に対
    しては、前記記憶手段で与える突起物位置で前記ブラシ
    の車体面に対する押付圧を軽減するよう制御する手段と
    を備えたことを特徴とする門型洗車機。
  4. 【請求項4】 自動車を跨ぐように走行し車体面に対し
    略一定の距離でブラシを作用させてブラッシング洗浄を
    行う門型洗車機において、 回避すべき突起物を指定入力する手段と、車体面に対す
    る前記ブラシの距離を可変する手段と、前記ブラッシン
    グに先行して車体面の突起物を検出する手段と、該検出
    手段で検出した突起物の位置を記憶する手段と、前記入
    力手段で指定入力された突起物に対し前記ブラシを回避
    動作させると共に、指定入力される以外の突起物に対し
    ては、前記記憶手段で与える突起物位置で前記ブラシの
    車体面に対する距離を離すよう制御する手段とを備えた
    ことを特徴とする門型洗車機。
  5. 【請求項5】 請求項3または4いずれかに記載の門型
    洗車機において、前記突起物検出手段で検出した突起物
    の種別を判定する手段を備え、前記制御手段では該種別
    判定手段で判定された種別に応じて前記ブラシを回避動
    作させたりブラシの押付圧や距離の調整をするように制
    御し、種別判定手段で突起物の種別が判定できなかった
    場合は、その判定不可の突起物に対してはブラシを回避
    動作させるよう制御することを特徴とする門型洗車機。
JP15667496A 1996-06-18 1996-06-18 門型洗車機 Expired - Lifetime JP3349634B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15667496A JP3349634B2 (ja) 1996-06-18 1996-06-18 門型洗車機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15667496A JP3349634B2 (ja) 1996-06-18 1996-06-18 門型洗車機

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000194101A Division JP2001039274A (ja) 2000-01-01 2000-06-28 門型洗車機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH101032A true JPH101032A (ja) 1998-01-06
JP3349634B2 JP3349634B2 (ja) 2002-11-25

Family

ID=15632840

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15667496A Expired - Lifetime JP3349634B2 (ja) 1996-06-18 1996-06-18 門型洗車機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3349634B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000050278A1 (de) * 1999-02-24 2000-08-31 Washtec Holding Gmbh Fahrzeugbehandlungsanlage und betriebsverfahren
WO2003082642A1 (de) 2002-03-30 2003-10-09 Washtec Holding Gmbh Vorrichtung zur detektion der position eines fahrzeugs bei einer fahrzeugbehandlungsanlage
US6661516B1 (en) * 1998-05-26 2003-12-09 Washtec Holding Gmbh Vehicle treatment installation and operating method
JP2008013134A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Mk Seiko Co Ltd 洗車機における洗浄方法
CN102267435A (zh) * 2011-05-19 2011-12-07 周桂鹏 全自动洗车机
EP2428415A1 (de) * 2010-09-10 2012-03-14 Alfred Kärcher GmbH & Co. KG Verfahren und Vorrichtung zum Waschen eines Fahrzeugs
CN103738308A (zh) * 2013-11-29 2014-04-23 余姚市宏骏铜业有限公司 自动识别车型的智能洗车系统及智能洗车方法
CN107392330A (zh) * 2017-08-18 2017-11-24 鄂尔多斯市普渡科技有限公司 一种共享无人驾驶车还车时车况验证系统及方法
JP2020185916A (ja) * 2019-05-15 2020-11-19 エムケー精工株式会社 洗車機
CN113682270A (zh) * 2021-09-26 2021-11-23 深圳市雅宝智能装备系统有限公司 一种洗车机及洗车机横刷控制方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6661516B1 (en) * 1998-05-26 2003-12-09 Washtec Holding Gmbh Vehicle treatment installation and operating method
US6709530B1 (en) 1999-02-24 2004-03-23 Washtec Holding Gmbh Vehicle treatment system and operating method
WO2000050278A1 (de) * 1999-02-24 2000-08-31 Washtec Holding Gmbh Fahrzeugbehandlungsanlage und betriebsverfahren
WO2003082642A1 (de) 2002-03-30 2003-10-09 Washtec Holding Gmbh Vorrichtung zur detektion der position eines fahrzeugs bei einer fahrzeugbehandlungsanlage
DE10214424B4 (de) * 2002-03-30 2005-12-29 Wash Tec Holding Gmbh Vorrichtung zur Detektion der Position eines Fahrzeugs bei einer Fahrzeugbehandlungsanlage
JP2008013134A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Mk Seiko Co Ltd 洗車機における洗浄方法
EP2428415A1 (de) * 2010-09-10 2012-03-14 Alfred Kärcher GmbH & Co. KG Verfahren und Vorrichtung zum Waschen eines Fahrzeugs
CN102267435A (zh) * 2011-05-19 2011-12-07 周桂鹏 全自动洗车机
CN103738308A (zh) * 2013-11-29 2014-04-23 余姚市宏骏铜业有限公司 自动识别车型的智能洗车系统及智能洗车方法
CN107392330A (zh) * 2017-08-18 2017-11-24 鄂尔多斯市普渡科技有限公司 一种共享无人驾驶车还车时车况验证系统及方法
CN107392330B (zh) * 2017-08-18 2023-05-19 鄂尔多斯市普渡科技有限公司 一种共享无人驾驶车还车时车况验证系统及方法
JP2020185916A (ja) * 2019-05-15 2020-11-19 エムケー精工株式会社 洗車機
CN113682270A (zh) * 2021-09-26 2021-11-23 深圳市雅宝智能装备系统有限公司 一种洗车机及洗车机横刷控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3349634B2 (ja) 2002-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3349634B2 (ja) 門型洗車機
JP2001039274A (ja) 門型洗車機
JP4047464B2 (ja) 洗車機
JP3584081B2 (ja) 洗車装置
JP4047483B2 (ja) 洗車機
JP4136225B2 (ja) 洗車機
JP4021550B2 (ja) 洗車機における車体のブラッシング方法および装置
JPH1016727A (ja) 門型洗車機における車体上面乾燥装置
JP4424736B2 (ja) 洗車方法及び洗車機
JP2620204B2 (ja) 洗車機における上面処理装置の制御装置
JP3662387B2 (ja) 洗車機
JPH0531004Y2 (ja)
JP2754229B2 (ja) 洗車機
JP2002308069A (ja) 洗車機
JP3641527B2 (ja) 洗車機における車体上面のブラッシング方法および装置
JP2552531B2 (ja) 洗車機
JP3662368B2 (ja) 車形検出装置および同装置を備えた洗車機
JP2773566B2 (ja) 洗車機
JP3063457B2 (ja) 洗車機
JP2000025583A (ja) 洗車機における処理装置の制御装置
JPH0242533Y2 (ja)
JPH0680060A (ja) 車両の乾燥装置
JP2676273B2 (ja) 洗車機
JPH057098Y2 (ja)
JP2000211483A (ja) タイヤ洗浄手段を有する門型洗車機

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080913

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080913

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090913

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100913

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100913

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110913

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120913

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130913

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term