JPH10102542A - 建設機械のカウンタウエイト着脱装置 - Google Patents

建設機械のカウンタウエイト着脱装置

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JPH10102542A
JPH10102542A JP26103196A JP26103196A JPH10102542A JP H10102542 A JPH10102542 A JP H10102542A JP 26103196 A JP26103196 A JP 26103196A JP 26103196 A JP26103196 A JP 26103196A JP H10102542 A JPH10102542 A JP H10102542A
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Japan
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counterweight
rope
boom
wire rope
construction machine
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JP26103196A
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Harumi Fukunaga
治美 福永
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Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カウンタウエイトの着脱時に、ワイヤロープ
の取り付けを安全に行う。 【解決手段】 ワイヤロープ28をアッパロープ28a
とロワーロープ28bとの2本に分割し、通常時はアッ
パロープ28aの下端をブームフート13aの近傍に係
止する。カウンタウエイト23着脱時は、アッパロープ
28aの下端をブームフート13aから離反させ、カウ
ンタウエイト23に接続したロワーロープ28bの上端
をアッパロープ28aの下端に接続して、アームシリン
ダ取付ラグ26とカウンタウエイト23の取付ラグ27
とを1本のワイヤロープ28にて連結する。ブーム13
を起伏してカウンタウエイト23を上下に昇降させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建設機械のカウンタ
ウエイト着脱装置に関するものであり、特に、他のクレ
ーン等の補助機を使用しないカウンタウエイト着脱装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】油圧シ
ョベルや油圧クレーン等の建設機械には、作業用アタッ
チメントとバランスをとるためのカウンタウエイトが装
着されている。大型の建設機械ではこのカウンタウエイ
トの重量が特に大きくなるため、輸送時には機体からカ
ウンタウエイトを取り外して分割輸送する必要があり、
カウンタウエイトを着脱する際に他のクレーン等の補助
機を使用しなければならなかった。
【0003】この不具合を解消するために、カウンタウ
エイト着脱装置を備えた建設機械が知られており、本願
出願人も実公平5−3568号公報記載のカウンタウエ
イト着脱装置を提案している。該公報記載のカウンタウ
エイト着脱装置は、従来型と比べて簡単な構成であり、
且つカウンタウエイトの取付位置がフックと係合凹部に
設けた傾斜面とにより自動的に決まるので取付操作が容
易である。しかし、1本のワイヤロープの端部をブーム
の上部にあるアームシリンダ取付ラグに接続するため、
ワイヤロープ接続時に作業者がブームの上面を登ってい
く必要があり、高所での作業が危険であった。
【0004】そこで、カウンタウエイトの着脱時にワイ
ヤロープの取り付けを安全に行うために解決すべき技術
的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、機体の前部にシリン
ダにより起伏可能なブームを装着し、該ブームに作業用
アタッチメントを取り付け、機体の後部にマストを立設
してその先端にシーブを枢着し、且つマストの中間部に
フックを回動可能に枢着するとともに、カウンタウエイ
トの一側面に開口部より内部が大きい係合凹部を設け、
且つカウンタウエイトと前記ブームとをシーブを介して
ワイヤロープにより着脱可能に連結した建設機械のカウ
ンタウエイト着脱装置に於いて、前記ワイヤロープはア
ッパロープとロワーロープとの2本に分割されており、
アッパロープの上端を常時ブームのアームシリンダ取付
ラグに接続するとともに、通常時にはアッパロープの下
端をブームフート近傍に係止し、カウンタウエイト着脱
時には、アッパロープの下端をブームフートから離反さ
せるとともに、該アッパロープの下端にロワーロープの
上端を連結し、且つロワーロープの下端をカウンタウエ
イトに接続するように形成した建設機械のカウンタウエ
イト着脱装置を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って詳述する。図1は建設機械の一例として油圧シ
ョベル10を示したものであり、下部走行体11に上部
旋回体12が旋回可能に載置されている。上部旋回体1
2の前部にブーム13を装着し、該ブーム13にアーム
14、バケット15からなる作業用アタッチメントを取
り付ける。該ブーム13はブームシリンダ16の伸縮に
よって起伏し、アームシリンダ17及びバケットシリン
ダ18の伸縮により夫々アーム14、バケット15が回
動する。
【0007】一方、上部旋回体12の後部にマスト19
を立設してその先端にシーブ20を枢着し、マスト19
の中間部には左右位置に夫々フック21を回動可能に枢
着する。このフック21はシリンダ22の作動により後
方へ突出し、後述するように、カウンタウエイト23を
取付板24に装着する際にカウンタウエイト23の一側
面に設けられた係合凹部25に係合して位置決めを容易
にするものである。
【0008】また、カウンタウエイト23を着脱すると
きは、前記ブーム13の上面に固設されたアームシリン
ダ取付ラグ26と、カウンタウエイト23の上面に固設
された取付ラグ27とをワイヤロープ28にて接続し、
ブーム13を起伏してカウンタウエイト23を昇降させ
る。該ワイヤロープ28はアッパロープ28aとロワー
ロープ28bとの2本に分割されており、通常時はアッ
パロープ28aの下端をブームフート13a近傍にクラ
ンパ29にて係止しておく。
【0009】而して、カウンタウエイト23を装着する
場合は、前記クランパ29を弛緩してアッパロープ28
aの下端をブームフート13aから離反させ、該アッパ
ロープ28aの下端にロワーロープ28bの上端をピン
等で連結する。そして、ロワーロープ28bを前記シー
ブ20へ巻装しながら、ロワーロープ28bの下端をカ
ウンタウエイト23の取付ラグ27に接続する。
【0010】このとき、ブーム13を起立させればアー
ムシリンダ取付ラグ26とカウンタウエイト23との距
離が短くなり、ロワーロープ28bの下端をカウンタウ
エイト23の取付ラグ27に接続し易くなる。また、先
にロワーロープ28bの下端をカウンタウエイト23の
取付ラグ27に接続した後に、ロワーロープ28bの上
端をアッパロープ28aの下端に連結してもよい。
【0011】斯くして、図2に示すように、ブーム13
とカウンタウエイト23とがワイヤロープ28にて連結
される。この状態でブーム13を前方へ倒回すれば、図
3に示すように、ワイヤロープ28によりカウンタウエ
イト23が引き上げられ、前記係合凹部25がフック2
1の高さに達するまでカウンタウエイト23を上昇させ
る。そして、シリンダ22を作動してフック21を後方
へ突出させる。
【0012】ここで、前記係合凹部25はカウンタウエ
イト23の開口部30から内部上方に向かって拡大する
傾斜面31を有しており、この傾斜面31が前記フック
21と係合するように形成されている。従って、図3に
示した状態から、ブーム13を起立してカウンタウエイ
ト23を少し下降させると、図4に示すように、前記係
合凹部25に設けた傾斜面31がフック21と係合し、
カウンタウエイト23は傾斜面31に沿って取付板24
側に引き寄せられるように下降する。
【0013】カウンタウエイト23が所定の位置まで下
降したら、固定ボルト32によりカウンタウエイト23
を取付板24へ固定する。そして、ブーム13を更に起
立してワイヤロープ28を弛緩させ、アッパロープ28
aの下端からロワーロープ28bの上端を離脱するとと
もに、カウンタウエイト23の取付ラグ27からロワー
ロープ28bの下端を離脱してロワーロープ28bを取
り外し、アッパロープ28aの下端を再び前記ブームフ
ート13aのクランパ29に係止すれば、当該油圧ショ
ベル10が作業姿勢になる。
【0014】これに対して、カウンタウエイト23を離
脱する場合は、先ず前述した装着動作と同様に、クラン
パ29を弛緩してアッパロープ28aの下端をブームフ
ート13aから離反させ、アッパロープ28aの下端と
カウンタウエイト23の取付ラグ27とをロワーロープ
28bにて接続する。
【0015】次に、固定ボルト32を取り外し、ブーム
13を倒回してカウンタウエイト23を少し持ち上げれ
ば、前述とは逆に、カウンタウエイト23が傾斜面31
に沿って取付板24から引き離される。続いて、シリン
ダ22を作動してフック21をマスト19の側方に収納
し、ブーム13を起立してカウンタウエイト23を着地
するまで下降させる。
【0016】そして、ブーム13を更に起立してワイヤ
ロープ28を弛緩させ、ロワーロープ28bを取り外し
た後に、アッパロープ28aの下端を再び前記ブームフ
ート13aのクランパ29に係止する。
【0017】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではカウン
タウエイトとブームとを連結するワイヤロープを2本に
分割し、カウンタウエイト着脱時にはブームフートの近
傍をはじめとする低い位置にて、アッパロープの下端と
ロワーロープの上端を連結できるようにした。従って、
ワイヤロープ接続時に高所での作業がなくなり、安全性
が向上する。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施の形態を示すものである。
【図1】カウンタウエイト非装着時の油圧ショベルの側
面図。
【図2】カウンタウエイト着脱時にカウンタウエイトが
着地した状態図。
【図3】カウンタウエイト着脱時にカウンタウエイトを
吊り上げ途中の状態図。
【図4】カウンタウエイトが機体に装着された状態の拡
大図。
【符号の説明】
10 油圧ショベル 12 上部旋回体 13 ブーム 16 ブームシリンダ 19 マスト 20 シーブ 21 フック 23 カウンタウエイト 25 係合凹部 26 アームシリンダ取付ラグ 27 取付ラグ 28 ワイヤロープ 28a アッパロープ 28b ロワーロープ 29 クランパ 30 開口部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体の前部にシリンダにより起伏可能な
    ブームを装着し、該ブームに作業用アタッチメントを取
    り付け、機体の後部にマストを立設してその先端にシー
    ブを枢着し、且つマストの中間部にフックを回動可能に
    枢着するとともに、カウンタウエイトの一側面に開口部
    より内部が大きい係合凹部を設け、且つカウンタウエイ
    トと前記ブームとをシーブを介してワイヤロープにより
    着脱可能に連結した建設機械のカウンタウエイト着脱装
    置に於いて、前記ワイヤロープはアッパロープとロワー
    ロープとの2本に分割されており、アッパロープの上端
    を常時ブームのアームシリンダ取付ラグに接続するとと
    もに、通常時にはアッパロープの下端をブームフート近
    傍に係止し、カウンタウエイト着脱時には、アッパロー
    プの下端をブームフートから離反させるとともに、該ア
    ッパロープの下端にロワーロープの上端を連結し、且つ
    ロワーロープの下端をカウンタウエイトに接続するよう
    に形成したことを特徴とする建設機械のカウンタウエイ
    ト着脱装置。
JP8261031A 1996-10-01 1996-10-01 建設機械のカウンタウエイト着脱装置 Expired - Lifetime JP2981429B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005106138A1 (en) * 2004-04-29 2005-11-10 Shuanglai Yang An excavator
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