JPH10102296A - ピストンのマスキング用治具 - Google Patents

ピストンのマスキング用治具

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JPH10102296A
JPH10102296A JP25983396A JP25983396A JPH10102296A JP H10102296 A JPH10102296 A JP H10102296A JP 25983396 A JP25983396 A JP 25983396A JP 25983396 A JP25983396 A JP 25983396A JP H10102296 A JPH10102296 A JP H10102296A
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JP
Japan
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piston
jig
masking
pressed
peripheral surface
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JP25983396A
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Ryuichi Tange
竜一 丹下
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Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リング溝を含むピストンの周面にのみ陽極酸
化処理を施して酸化被膜を形成すること。 【解決手段】 ピストンクラウンAに被着される上部治
具10と、酸化処理が施されるべきピストンの周面Cよ
りも下の部分に被着される下部治具20とからなるピス
トンのマスキング用治具を採用し、上部治具10には、
この上部治具10に覆われて酸化処理されないピストン
クラウンAに接して一端が接して電気接点を確保し、他
端が上部治具10の外部に露出して陽極の外部端子と繋
がる通電部12を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レシプロエンジン
に用いられるピストンの一部に陽極酸化処理被膜を形成
する際に用いられるピストンのマスキング用治具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用エンジン等に広く用いられてい
るレシプロエンジンのピストンには、近年アルミニウム
製のものが採用されている。このアルミニウム製のピス
トンは鉄製のものに比べて耐摩耗性に劣るため、そのピ
ストンの頭頂面にあたるピストンクラウンとピストンリ
ングが嵌着されるリング溝を含むピストンの周面とに、
耐摩耗性の向上を目的として酸化被膜を形成することが
既に実施されている。
【0003】この酸化被膜を形成する手段としては、一
般に陽極酸化処理が採用されている。陽極酸化処理と
は、金属を適当な酸の溶液に浸漬して陽極処理を施し、
多孔質の酸化被膜を生成させるものである。この陽極酸
化処理により生成された酸化被膜は硬くて耐摩耗性に富
み緻密で密着性に優れ、アルミニウム製ピストンの耐摩
耗性を向上させるに非常に有効である。
【0004】そこで、従来の陽極酸化処理技術として
は、図7に示すように、ピストンクラウンAと、ピスト
ンリングが嵌着されるリング溝Bを含むピストンの周面
Cとを除く酸化処理を施さない部分にマスキング用治具
1を被着してマスキングを施し、シリンダとの摩擦を生
じないピストンクラウンAに陽極の外部端子を接触させ
たうえで、陰極の外部端子が入れられた酸の溶液にマス
キング用治具ごとピストンPを浸漬することで、溶液中
に露出させた部分、すなわちピストンクラウンAとピス
トンの周面Cとにのみ酸化被膜を形成することが既に実
践されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近になっ
て、ピストンクラウンとリング溝を含むピストンの周面
とに酸化被膜を形成したピストンを使用したエンジンよ
りも、リング溝を含むピストンの周面にのみ酸化被膜を
形成したピストンを使用したエンジンの方が排気ガス中
のNox(窒素酸化物)の割合が小さいということが明
らかになってきた。このようなことを背景にして、本願
出願人においても、リング溝を含むピストンの周面にの
み陽極酸化処理を施して酸化被膜を形成する技術を開発
する必要が生じてきた。
【0006】しかしながら、従来の陽極酸化処理技術に
おいては、実際にはシリンダとは摺接しないピストンク
ラウンAの部分に電気接点を確保していたが、ピストン
クラウンAにもマスキングしなければならず、そのため
シリンダと摺接するピストンの周面に電気接点を確保す
れば、その部分に形成される酸化被膜にムラが生じる恐
れがある等の問題があった。
【0007】本願発明は上記のような事情に鑑みてなさ
れたものであり、リング溝を含むピストンの周面にのみ
陽極酸化処理を施して酸化被膜を形成することが可能な
ピストンのマスキング用治具を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として、ピストンのマスキング用治具に次のよ
うな構成を採用する。すなわち、ピストンのマスキング
用治具を、ピストンの頭頂面に被着される上部治具と、
酸化処理が施されるべきピストンの周面よりも下方の部
分に被着される下部治具とからなるものとし、これら上
部治具、下部治具のいずれか一方には、一端が該一方の
治具に覆われる非酸化処理部分に接する電気接点とさ
れ、他端が一方の治具の外面部に露出して陽極の外部端
子に繋がる接続部とされた通電端子を設ける。
【0009】このピストンのマスキング用治具において
は、ピストンに上部治具および下部治具をそれぞれ被着
させることにより、酸化処理が施されるべきピストンの
周面のみが露出しその他の部分は覆い隠された状態とな
って、ピストンの周面にのみ酸化処理を施すことが可能
となる。また、上部治具、下部治具のいずれか一方に通
電端子を設け、この一方の治具に覆われる非酸化処理部
分に接する電気接点とすることで、溶液中に露出するピ
ストンの周面に電気接点を確保しなくて済み、ピストン
の周面に均一な酸化被膜を形成することが可能となる。
【0010】なお、通電端子の他端には、外部端子の先
端が嵌合される凹部を設けてもよい。これにより、通電
端子の他端と外部端子の先端とを繋ぐ際に相互の接続が
確実になされる。
【0011】さらに、上部治具には、ピストンの頭頂面
の周縁に全周にわたって圧接されるべく弾性材料からな
る被圧接部材を配するものとし、この被圧接部材の形状
を、少なくともピストンの頭頂面の周縁に沿う部分を略
球面状の凹所として形成してもよい。これにより、上部
治具を被着させたときに被圧接部材がピストンの頭頂面
の周縁に全周にわたって圧接されてピストンの頭頂面が
上部治具に完全に覆い隠される。また、被圧接部材のう
ち少なくともピストンの頭頂面の周縁に沿う部分を略球
面状に形成することで、被圧接部材がピストンに対して
多少ずれた状態で被着されても被圧接部材とピストンの
頭頂面の周縁とを均一な状態で圧接させることが可能と
なる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係るピストンのマスキン
グ用治具の実施の形態を図1ないし図3に示して説明す
る。図1に示すピストンのマスキング用治具は、ピスト
ンクラウン(ピストンの頭頂面)Cに被着される上部治
具10と、酸化処理が施されるべきピストンの周面Cよ
りも下の部分に被着される下部治具20とにより一対を
なして構成されている。
【0013】上部治具10は、ピストンクラウンAを覆
い隠してあまりある大きさを有する円形の硬質プラスチ
ック製の治具基体11を有している。
【0014】この治具基体11の中央には、上部治具1
0に覆われて酸化処理されないピストンクラウンAに通
電を行うための通電端子12が設けられている。この通
電端子12は、治具基体11の外側面から内側面に向け
て貫通された金属製のボルト状部材12aを有してい
る。このボルト状部材12aのうち、治具基体11の内
側面に突出した先端は、ピストンPの非酸化処理部分に
接する電気接点とされており、うず巻き状に屈曲加工さ
れてピストンクラウンAに接触する同じく金属製のバネ
12bがナット12cにより固定されている。また、治
具基体11の外面部に残るボルト状部材12aの基端
は、上部治具10の外面部に露出し、ピストンPに通電
する陽極の外部端子に繋がる接続部とされており、陽極
の外部端子の先端が嵌め合わされる凹部12dが設けら
れている。
【0015】治具基体11の内側面には、ピストンクラ
ウンAの周縁に全周にわたって圧接される軟質ゴム製の
被圧接部材13が備えられている。この被圧接部材13
は、治具基体11と同様にピストンクラウンAを覆い隠
してあまりある大きさを有する略球面状の円盤であり、
凹面を外方に向けて円形の治具基体11と同心に配置さ
れ、その中心を前述したバネ12bとともにボルト状部
材12aの先端にナット12cにより固定されている。
【0016】下部治具20は、酸化処理を施すべきピス
トンリングが嵌着されるリング溝Bを含むピストンPの
周面Cより下の部分に被着されるもので、筒状壁部21
と、この筒状壁部21の基端を閉塞する底壁部22とが
軟質ゴムにより一体成形されたものである。
【0017】筒状壁部21の外面には、開口部21aに
近接させて、開口部21aの拡径用把持部を構成するフ
ランジ21bが形成されるとともに、同じく開口部21
aに近接させて形成された周溝内には、ゴム製のOリン
グ(補強リング)21cが嵌着されている。
【0018】次に、上記のように構成されたピストンの
マスキング用治具をピストンPに装着する手順およびマ
スキング用治具が装着されたピストンPに対して陽極酸
化処理を施す手順を説明する。
【0019】まず、マスキング用治具をピストンPに装
着する手順としては、専用の拡径装置(図示せず)によ
り開口部21aが拡径された下部治具20に、酸化処理
を施すピストンPの底部を挿入した後、開口部21aを
縮径させてピストンPに下部治具20を被着させる。な
お、リング溝Bを含むピストンの周面Cを被覆する理由
としては、オイルリングにはピストンリングに比べて軟
質な素材が採用されるため、リング溝Bに酸化被膜を形
成するとオイルリングの方が摩耗してしまうからであ
る。
【0020】下部治具20が被着されたピストンPを2
個1組とし、これら2個のピストンPに被着された下部
治具20の底面どうしを突き合わせたうえで、相反する
方向に向くピストンクラウンA上にそれぞれ上部治具1
0を配置する。このとき、被圧接部材13の凹面によっ
てピストンクラウンAを覆い隠すようにする。
【0021】図2に示すように、両側のピストンクラウ
ンA上にそれぞれ上部治具10を配置した状態で、これ
ら上部治具10間に専用の輪ゴム30を掛け渡してその
弾性により双方の上部治具10をピストンクラウンAに
圧接させた状態とする。
【0022】次に、マスキング用治具が装着されたピス
トンPに対して陽極酸化処理を施す手順としては、図3
に示すように、上記のようにしてマスキング用治具が装
着された2個1組ピストンPを酸化処理槽Sに浸漬する
ための専用の枠Fに取り付ける。枠Fには対をなす陽極
の外部端子が多数配設されており、この外部端子の先端
を通電端子12の接続部に設けられた凹部12dに嵌合
させる。
【0023】そして、ピストンPが取り付けられた枠F
を酸化処理槽Sに浸漬したうえで、枠Fに配設された陽
極の外部端子と、枠Fとは別に酸の溶液中に入れられた
陰極の外部端子とに電源装置Tにより通電する。所定時
間かけて通電を行えばリング溝Bを含むピストンの周面
Cにのみ酸化被膜が形成されるので、酸化処理槽Sから
枠Fを引き上げてピストンPを取り外し、さらにピスト
ンPからマスキング用治具を取り外して洗浄する。
【0024】上記のように構成されたピストンのマスキ
ング用治具を使用すれば、ピストンリングが嵌着される
リング溝Bを含むピストンの周面Cにのみ酸化処理を施
すことが可能となるばかりでなく、上部治具10に覆わ
れて酸化処理されない部分に電気接点を確保すること
で、従来のように酸の溶液中に露出する部分に電気接点
をとらなくて済み、ピストンの周面Cに均一な酸化被膜
を形成することができる。
【0025】また、上部治具10を被着させたときに、
軟質ゴム製の被圧接部材13がピストンクラウンAの周
縁に全周にわたって圧接されてピストンクラウンAが上
部治具10に完全に覆い隠されるので、ピストンクラウ
ンAへの溶液の侵入を阻止して酸化を防止することがで
きる。
【0026】さらに、被圧接部材13をピストンクラウ
ンAを覆い隠してあまりある大きさを有する略球面状の
円盤とし、その凹面にピストンクラウンAを対応させる
ことで、被圧接部材13がピストンPに対して多少ずれ
た状態で被着されても被圧接部材13とピストンクラウ
ンAの周縁とが均一な状態で圧接されるので、上部治具
10装着の際の作業性の向上が図れる。
【0027】なお、被圧接部材13や下部治具20、上
部治具10と下部治具20との間に掛け渡される輪ゴム
30等に採用される素材は、軟質ゴムに限らず十分な弾
性と酸の溶液の浸食に耐えうる性質を備えるものであれ
ばよい。
【0028】本発明に係るピストンのマスキング用治具
の他の実施の形態を図4ないし図6に示して説明する。
但し、既に説明した構成要素には同一の符号を付してそ
の説明を省略する。
【0029】まず、図4に示す上部治具110は、ピス
トンクラウンAを覆い隠してあまりある大きさを有する
円形の硬質プラスチック製の治具基体111を有してい
る。この治具基体111には、通電端子12が設けられ
ている他に、内側面に環状の凹溝111aが形成されて
おり、この凹溝111aに軟質ゴム製の被圧接部材11
4が嵌め込まれている。この被圧接部材114は、内径
がピストン径よりも小さく外径がピストン径より大きい
環状であり、さらに厚みをもって凹溝111aから下方
に突き出した状態となっている。さらに、被圧接部材1
14の下方に向く端面114aは、環状をなす全体が略
球面状に形成されており、この端面114aをピストン
クラウンAの周縁に沿わせることで、ピストンPに対し
て多少ずれた状態で被着されても被圧接部材114とピ
ストンクラウンAの周縁とを均一な状態で圧接させるこ
とが可能である。
【0030】図5に示す上部治具210は、図4に示し
た上部治具110の被圧接部材114に替えて、治具基
体211の内側面に、半径方向の断面が略円形の軟質ゴ
ム製のOリング214を配したものである。この上部治
具210によっても、上部治具110と同様の効果が得
られる。
【0031】図6に示す下部治具320は、この下部治
具320に覆われて酸化処理されないピストンPのスカ
ート部分に電気接点を確保する通電端子323を備えて
いる。この通電端子323は、下部治具本体321の外
側底面から内面に向けて貫通して配置された金属製の軸
部材323aを有しており、さらに下部治具本体321
の内面に突出した軸部材323の先端には、ピストンP
に接触するバネ等の通電体323bが連結されている。
なお、この下部治具320と組み合わされる上部治具1
0’には通電端子をもたないものを使用する。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れたピストンのマスキング用治具によれば、ピストンの
頭頂面に上部治具を、酸化処理が施されるべきピストン
の周面よりも下方の部分に下部治具をそれぞれ被着させ
ることにより、ピストンの周面のみが露出しその他の部
分は覆い隠された状態となって、ピストンの周面にのみ
酸化処理を施すことが可能となる。また、上部治具、下
部治具のいずれか一方に通電端子を設け、この一方の治
具に覆われる非酸化処理部分に接する電気接点とするこ
とで、溶液中に露出するピストンの周面に電気接点をと
らなくて済み、ピストンの周面に均一な酸化被膜を形成
することができる。
【0033】請求項2に記載されたピストンのマスキン
グ用治具によれば、通電端子の接続部に設けられた凹部
に外部端子の先端を嵌合させることにより、通電端子と
外部端子とを繋ぐ際に相互の接続が確実になされるの
で、酸の溶液中に浸漬した際にピストンが枠から外れる
といった事故を防ぐことができる。
【0034】請求項3に記載されたピストンのマスキン
グ用治具によれば、上部治具を被着させたときに、弾性
材料からなる被圧接部材がピストンの頭頂面の周縁に全
周にわたって圧接されてピストンの頭頂面が上部治具に
完全に覆い隠されるので、酸の溶液によるピストンの頭
頂面の酸化を防止することができる。また、被圧接部材
のうち少なくともピストンの頭頂面の周縁に沿う部分を
略球面状の凹所として形成することで、被圧接部材がピ
ストンに対して多少ずれた状態で被着されても被圧接部
材とピストンの頭頂面の周縁とが均一な状態で圧接され
るので、上部治具装着の際の作業性が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るピストンのマスキング用治具の
実施の形態を示す側方断面図である。
【図2】 図1に示したマスキング用治具をピストンに
装着した状態を示す説明図である。
【図3】 図1に示したマスキング用治具が装着された
ピストンに対して陽極酸化処理を施す状態を示す説明図
である。
【図4】 本発明に係るピストンのマスキング用治具の
他の実施の形態を示す側方断面図である。
【図5】 同じく、本発明に係るピストンのマスキング
用治具の他の実施の形態を示す側方断面図である。
【図6】 同じく、本発明に係るピストンのマスキング
用治具の実施の形態を示す側方断面図である。
【図7】 従来のピストンのマスキング用治具をピスト
ンに装着した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10 上部治具 11 治具基体 12 通電部 12d 凹部 13 被圧接部材 20 下部治具 P ピストン A ピストンクラウン(ピストンの頭頂部) B リング溝 C ピストンの周面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンの頭頂面近傍の周面に陽極酸化
    処理を施して酸化被膜を形成するために非酸化処理部分
    に被着されるマスキング用治具であって、 ピストンの頭頂面に被着される上部治具と、酸化処理が
    施されるべきピストンの周面よりも下方の部分に被着さ
    れる下部治具とからなり、 これら上部治具、下部治具のいずれか一方には、一端が
    該一方の治具に覆われる前記非酸化処理部分に接する電
    気接点とされ、他端が一方の治具の外面部に露出して陽
    極の外部端子に繋がる接続部とされた通電端子が設けら
    れていることを特徴とするピストンのマスキング用治
    具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたピストンのマスキ
    ング用治具において、 前記通電端子の接続部には、前記外部端子の先端が嵌合
    される凹部が設けられていることを特徴とするピストン
    のマスキング用治具。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載されたピストン
    のマスキング用治具において、 前記上部治具に、ピストンの頭頂面の周縁に全周にわた
    って圧接されるべく弾性材料からなる被圧接部材が備え
    られており、 該被圧接部材のうち少なくともピストンの頭頂面の周縁
    に沿う部分が略球面状の凹所として形成されていること
    を特徴とするピストンのマスキング用治具。
JP25983396A 1996-09-30 1996-09-30 ピストンのマスキング用治具 Withdrawn JPH10102296A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20031202