JPH10101623A - 環状オリゴカーボネートの混合物、その製造及び利用 - Google Patents
環状オリゴカーボネートの混合物、その製造及び利用Info
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- JPH10101623A JPH10101623A JP9254076A JP25407697A JPH10101623A JP H10101623 A JPH10101623 A JP H10101623A JP 9254076 A JP9254076 A JP 9254076A JP 25407697 A JP25407697 A JP 25407697A JP H10101623 A JPH10101623 A JP H10101623A
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C69/00—Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
- C07C69/96—Esters of carbonic or haloformic acids
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G64/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbonic ester link in the main chain of the macromolecule
- C08G64/04—Aromatic polycarbonates
- C08G64/06—Aromatic polycarbonates not containing aliphatic unsaturation
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
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- C08G64/20—General preparatory processes
- C08G64/26—General preparatory processes using halocarbonates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G64/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbonic ester link in the main chain of the macromolecule
- C08G64/20—General preparatory processes
- C08G64/30—General preparatory processes using carbonates
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガラス転移温度が上昇した線状ポリカーボネ
ートのための材料を提供すること。 【解決手段】 本発明は式 【化1】 [式中、R1及びR2は互いに独立して水素、ハロゲン、
C1−C8アルキル、C5−C6シクロアルキル、C6−C
10アリール及びC7−C12アラルキルを示し;mは4〜
7の整数であり;R3及びR4は各Xに関してそれぞれ及
び互いに独立して水素又はC1−C6アルキルを示し;X
は炭素を示し;但しR3及びR4は少なくとも1つのX原
子上で同時にアルキルを示し、「p」は平均して1〜4
の数である]のビスクロロホルメートの混合物、ビスク
ロロホルメートの混合物を用いるその製造、ならびに直
鎖状ポリカーボネートの製造のための、及び他の直鎖状
ポリカーボネートの改質のためのその利用に関する。
ートのための材料を提供すること。 【解決手段】 本発明は式 【化1】 [式中、R1及びR2は互いに独立して水素、ハロゲン、
C1−C8アルキル、C5−C6シクロアルキル、C6−C
10アリール及びC7−C12アラルキルを示し;mは4〜
7の整数であり;R3及びR4は各Xに関してそれぞれ及
び互いに独立して水素又はC1−C6アルキルを示し;X
は炭素を示し;但しR3及びR4は少なくとも1つのX原
子上で同時にアルキルを示し、「p」は平均して1〜4
の数である]のビスクロロホルメートの混合物、ビスク
ロロホルメートの混合物を用いるその製造、ならびに直
鎖状ポリカーボネートの製造のための、及び他の直鎖状
ポリカーボネートの改質のためのその利用に関する。
Description
【0001】EP 0 359 953(Le A 2
6 344)に従い、式(I)
6 344)に従い、式(I)
【0002】
【化9】
【0003】[式中、R1及びR2は互いに独立して水
素、ハロゲン、好ましくは塩素もしくは臭素、C1−C8
アルキル、C5−C6シクロアルキル、C6−C10アリー
ル、好ましくはフェニル、及びC7−C12アラルキル、
好ましくはフェニル−C1−C4アルキル、特にベンジル
を示し、mは4〜7、好ましくは4又は5の整数であ
り、R3及びR4は各Xに関してそれぞれ及び互いに独立
して水素又はC1−C6アルキルを示し、Xは炭素を示
し、但しR3及びR4は少なくとも1つのX原子上で同時
にアルキルを示す]のジフェノールは既知である。
素、ハロゲン、好ましくは塩素もしくは臭素、C1−C8
アルキル、C5−C6シクロアルキル、C6−C10アリー
ル、好ましくはフェニル、及びC7−C12アラルキル、
好ましくはフェニル−C1−C4アルキル、特にベンジル
を示し、mは4〜7、好ましくは4又は5の整数であ
り、R3及びR4は各Xに関してそれぞれ及び互いに独立
して水素又はC1−C6アルキルを示し、Xは炭素を示
し、但しR3及びR4は少なくとも1つのX原子上で同時
にアルキルを示す]のジフェノールは既知である。
【0004】R3及びR4は1〜2つのX原子上で、特に
1つのX原子上のみで同時にアルキルを示すのが好まし
い。
1つのX原子上のみで同時にアルキルを示すのが好まし
い。
【0005】好ましいアルキル基はメチルである;ジ−
フェニル−置換C原子(C−1)に対してα−位にある
X原子はジアルキル−置換されていないのが好ましい;
しかしC−1に対してβ−位におけるアルキル置換は好
ましい。X原子はβ−位においてジアルキル−置換さ
れ、X原子はβ’−位においてモノアルキル−置換され
ているのが最も好ましい。
フェニル−置換C原子(C−1)に対してα−位にある
X原子はジアルキル−置換されていないのが好ましい;
しかしC−1に対してβ−位におけるアルキル置換は好
ましい。X原子はβ−位においてジアルキル−置換さ
れ、X原子はβ’−位においてモノアルキル−置換され
ているのが最も好ましい。
【0006】これらの既知のジフェノールは、その環状
脂肪族基中に5及び6個の環C原子を含有する(式
(I)においてm=4又は5)ジヒドロキシジフェニル
シクロアルカン、例えば式
脂肪族基中に5及び6個の環C原子を含有する(式
(I)においてm=4又は5)ジヒドロキシジフェニル
シクロアルカン、例えば式
【0007】
【化10】
【0008】のジフェノールも含み、ここで1,1−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチ
ルシクロヘキサン(式II)が工業的に特に好ましい。
ス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチ
ルシクロヘキサン(式II)が工業的に特に好ましい。
【0009】EP 0 359 953は式(I)のジ
フェノールのモノ−及びビス−クロロホルメートも挙げ
ている(このヨーロッパ特許の10頁、12〜14行;
US−PS 4 982 014、9欄、6〜9行も参
照されたい)。
フェノールのモノ−及びビス−クロロホルメートも挙げ
ている(このヨーロッパ特許の10頁、12〜14行;
US−PS 4 982 014、9欄、6〜9行も参
照されたい)。
【0010】これらのビスクロロホルメートの製造の詳
細は挙げられておらず、クロロホルメートを含有する予
備−ホスゲン化物との混合物も挙げられていない。
細は挙げられておらず、クロロホルメートを含有する予
備−ホスゲン化物との混合物も挙げられていない。
【0011】今回、式(I)のジフェノールのビス−ク
ロロホルメートの特別な製造法を用いることにより、そ
れらをクロロホルメートを含有する予備−ホスゲン化物
との混合物として得られることが示された。この製造
は、Macromolecules 1991,24,
3035−3044頁に記載されている製造法と類似の
方法で行うことができる。
ロロホルメートの特別な製造法を用いることにより、そ
れらをクロロホルメートを含有する予備−ホスゲン化物
との混合物として得られることが示された。この製造
は、Macromolecules 1991,24,
3035−3044頁に記載されている製造法と類似の
方法で行うことができる。
【0012】かくして本発明は、ビスクロロホルメート
を含有する式(I)のジフェノールの予備−ホスゲン化
物との式(I)のジフェノールのビスクロロホルメート
の混合物、すなわち式(V)
を含有する式(I)のジフェノールの予備−ホスゲン化
物との式(I)のジフェノールのビスクロロホルメート
の混合物、すなわち式(V)
【0013】
【化11】
【0014】[式中、R1〜R4、「m」及び「X」は式
(I)の場合に示された意味を有し、「p」は平均して
1〜4の数である]のビスクロロホルメートの混合物に
関する。
(I)の場合に示された意味を有し、「p」は平均して
1〜4の数である]のビスクロロホルメートの混合物に
関する。
【0015】本発明はまた、式(I)のジフェノールを
含む有機溶媒、好ましくはメチレンクロリドと水の2相
混合物中に−5℃〜+40℃の温度においてホスゲンを
通過させ、同時にpHが1〜8、好ましくは2〜5であ
るようにアルカリ金属又はアルカリ土類金属水酸化物の
溶液又は懸濁液を加えることを特徴とする式(V)のビ
スクロロホルメートの混合物の製造法に関する。
含む有機溶媒、好ましくはメチレンクロリドと水の2相
混合物中に−5℃〜+40℃の温度においてホスゲンを
通過させ、同時にpHが1〜8、好ましくは2〜5であ
るようにアルカリ金属又はアルカリ土類金属水酸化物の
溶液又は懸濁液を加えることを特徴とする式(V)のビ
スクロロホルメートの混合物の製造法に関する。
【0016】本発明の式(V)のビスクロロホルメート
の混合物は、環状芳香族オリゴカーボネートの混合物の
製造に特に適している。
の混合物は、環状芳香族オリゴカーボネートの混合物の
製造に特に適している。
【0017】かくして本発明は、環状芳香族オリゴカー
ボネートの混合物の製造のための式(V)の混合物に利
用にも関する。
ボネートの混合物の製造のための式(V)の混合物に利
用にも関する。
【0018】環状オリゴカーボネートの混合物を生成す
るための式(V)の混合物の反応は、有機溶媒、好まし
くはメチレンクロリド中の(V)の溶液及び有機アミ
ン、好ましくはトリエチルアミンを有機溶媒、好ましく
はメチレンクロリド及び水の2−相混合物に、0℃〜4
0℃、好ましくは30℃〜40℃の温度で同時に滴下す
ることにより行われる。アルカリ金属又はアルカリ土類
金属水酸化物の溶液又は懸濁液を同時に加え、pHを7
〜13、好ましくは9〜11とする。
るための式(V)の混合物の反応は、有機溶媒、好まし
くはメチレンクロリド中の(V)の溶液及び有機アミ
ン、好ましくはトリエチルアミンを有機溶媒、好ましく
はメチレンクロリド及び水の2−相混合物に、0℃〜4
0℃、好ましくは30℃〜40℃の温度で同時に滴下す
ることにより行われる。アルカリ金属又はアルカリ土類
金属水酸化物の溶液又は懸濁液を同時に加え、pHを7
〜13、好ましくは9〜11とする。
【0019】製造はIndian Journal o
f Technology 31(1993),234
−246頁に記載されている製造法と類似の方法で行う
ことができる。
f Technology 31(1993),234
−246頁に記載されている製造法と類似の方法で行う
ことができる。
【0020】環状オリゴカーボネートの混合物は種々の
重縮合度「q」を示し、それは平均して2〜20であ
る。
重縮合度「q」を示し、それは平均して2〜20であ
る。
【0021】かくして本発明はまた、有機溶媒、好まし
くはメチレンクロリド中の(V)の溶液及び有機アミ
ン、好ましくはトリエチルアミンを有機溶媒、好ましく
はメチレンクロリド及び水の2−相混合物に、0℃〜4
0℃、好ましくは30℃〜40℃の温度で同時に滴下す
ることを特徴とする式(VI)
くはメチレンクロリド中の(V)の溶液及び有機アミ
ン、好ましくはトリエチルアミンを有機溶媒、好ましく
はメチレンクロリド及び水の2−相混合物に、0℃〜4
0℃、好ましくは30℃〜40℃の温度で同時に滴下す
ることを特徴とする式(VI)
【0022】
【化12】
【0023】[式中、R1〜R4、「m」及び「X」は式
(I)の場合に示した意味を有し、「q」は平均して2
〜20の数を示す]の環状オリゴカーボネートの混合物
の製造法に関する。アルカリ金属又はアルカリ土類金属
水酸化物の溶液又は懸濁液を同時に加え、pHを7〜1
3、好ましくは9〜11とする。
(I)の場合に示した意味を有し、「q」は平均して2
〜20の数を示す]の環状オリゴカーボネートの混合物
の製造法に関する。アルカリ金属又はアルカリ土類金属
水酸化物の溶液又は懸濁液を同時に加え、pHを7〜1
3、好ましくは9〜11とする。
【0024】本発明はさらに、本発明の方法により得ら
れる得る式(VI)の環状オリゴカーボネートの混合物
に関する。
れる得る式(VI)の環状オリゴカーボネートの混合物
に関する。
【0025】末端基の決定は、環状構造が存在すること
の証明となり;これはTiCl4で着色した後に測光法
によりフェノール性OH末端基を決定し、燃焼/化学発
光により窒素−含有末端基を決定することにより行われ
る。
の証明となり;これはTiCl4で着色した後に測光法
によりフェノール性OH末端基を決定し、燃焼/化学発
光により窒素−含有末端基を決定することにより行われ
る。
【0026】本発明に従って得られる得るオリゴカーボ
ネート混合物は、オリゴカーボネート混合物の1モル当
たりに0.3モルの最大末端基含有率、好ましくは0.
1モルの最大含有率を有する。
ネート混合物は、オリゴカーボネート混合物の1モル当
たりに0.3モルの最大末端基含有率、好ましくは0.
1モルの最大含有率を有する。
【0027】環状オリゴカーボネート及びその製造は既
知である。(例えばDE−AS 1229 101、U
S−PS 3 386 154、US−PS 4 72
7134、J.Am.Chem.Soc.1990,1
12,2399−2402頁、Macromolecu
les 1991,24,3035−3044頁及びI
ndian Journal of Technolo
gy,Vol.31,1993,234−246頁を参
照されたい)。しかしこれらの参照文献はジフェノール
(I)を包含していない。
知である。(例えばDE−AS 1229 101、U
S−PS 3 386 154、US−PS 4 72
7134、J.Am.Chem.Soc.1990,1
12,2399−2402頁、Macromolecu
les 1991,24,3035−3044頁及びI
ndian Journal of Technolo
gy,Vol.31,1993,234−246頁を参
照されたい)。しかしこれらの参照文献はジフェノール
(I)を包含していない。
【0028】第2に、EP−0 359 953又はU
S−PS 4 982 014に従うと、補助的な量の
環状オリゴカーボネートが、ジフェノール(I)からの
ポリカーボネートの製造の間に一緒に生成され得る。し
かしこのヨーロッパ特許又は米国特許に従って得られる
ポリカーボネート混合物は、ポリカーボネート混合物の
1モル当たりに少なくとも1.5モルの末端基含有率を
有する。
S−PS 4 982 014に従うと、補助的な量の
環状オリゴカーボネートが、ジフェノール(I)からの
ポリカーボネートの製造の間に一緒に生成され得る。し
かしこのヨーロッパ特許又は米国特許に従って得られる
ポリカーボネート混合物は、ポリカーボネート混合物の
1モル当たりに少なくとも1.5モルの末端基含有率を
有する。
【0029】環状オリゴカーボネートはUS−PS 4
616 077に従って既知である。しかしこれらは
他の構造単位も含有している(特にUS−PS 4 6
16077、2欄、52行以下〜3欄、10行を参照さ
れたい)。
616 077に従って既知である。しかしこれらは
他の構造単位も含有している(特にUS−PS 4 6
16077、2欄、52行以下〜3欄、10行を参照さ
れたい)。
【0030】本発明に従って得ることができる式(V
I)の環状オリゴカーボネートの混合物は、既知の方法
(例えばIndian Journal of Tec
hnology 31(1993)234−246頁に
従う方法を参照されたい)における開環重合により、E
P−0 359 953又はUS−PS 4 9820
14の高分子量ポリカーボネートに転化することができ
る。
I)の環状オリゴカーボネートの混合物は、既知の方法
(例えばIndian Journal of Tec
hnology 31(1993)234−246頁に
従う方法を参照されたい)における開環重合により、E
P−0 359 953又はUS−PS 4 9820
14の高分子量ポリカーボネートに転化することができ
る。
【0031】かくして本発明はまた、少なくとも10,
000、好ましくは10,000〜500,000のM
wを有する(Mw=ゲル透過クロマトグラフィーにより
決定される重量平均分子量)高分子量ポリカーボネート
の製造のための式(VI)の環状オリゴカーボネートの
混合物の利用に関する。
000、好ましくは10,000〜500,000のM
wを有する(Mw=ゲル透過クロマトグラフィーにより
決定される重量平均分子量)高分子量ポリカーボネート
の製造のための式(VI)の環状オリゴカーボネートの
混合物の利用に関する。
【0032】本発明はさらに、式(VII)
【0033】
【化13】
【0034】[式中、R1〜R4、「m」及び「X」は式
(V)に関して示した意味を有する]の単位のみを2官
能性構造単位として含有する少なくとも10,000、
好ましくは10,000〜500,000のMwを有す
る高分子量熱可塑性芳香族ポリカーボネートの製造法に
関し、それは式(VI)の環状オリゴカーボネート混合
物を、式(VI)のオリゴカーボネート混合物に対して
0.001重量%〜0.1重量%、好ましくは0.00
5重量%〜0.05重量%の触媒の存在下で200℃〜
400℃、好ましくは220℃〜350℃に15秒〜6
0分間、好ましくは3分〜30分間加熱することを特徴
とする。
(V)に関して示した意味を有する]の単位のみを2官
能性構造単位として含有する少なくとも10,000、
好ましくは10,000〜500,000のMwを有す
る高分子量熱可塑性芳香族ポリカーボネートの製造法に
関し、それは式(VI)の環状オリゴカーボネート混合
物を、式(VI)のオリゴカーボネート混合物に対して
0.001重量%〜0.1重量%、好ましくは0.00
5重量%〜0.05重量%の触媒の存在下で200℃〜
400℃、好ましくは220℃〜350℃に15秒〜6
0分間、好ましくは3分〜30分間加熱することを特徴
とする。
【0035】この型の開環アニオン性重合に適した触媒
は、例えばUS−P 4,650,852及びUS−P
4,605,731に記載されている。好ましい触媒
の例は、テトラフェニル硼酸テトラブチルアンモニウ
ム、テトラフェニル硼酸テトラメチルアンモニウム、テ
トラフェニル硼酸リチウム、テトラフェニル硼酸テトラ
メチルホスホニウム、テトラフェニル硼酸テトラブチル
ホスホニウム及びテトラフェニル硼酸テトラフェニルホ
スホニウムを含む。
は、例えばUS−P 4,650,852及びUS−P
4,605,731に記載されている。好ましい触媒
の例は、テトラフェニル硼酸テトラブチルアンモニウ
ム、テトラフェニル硼酸テトラメチルアンモニウム、テ
トラフェニル硼酸リチウム、テトラフェニル硼酸テトラ
メチルホスホニウム、テトラフェニル硼酸テトラブチル
ホスホニウム及びテトラフェニル硼酸テトラフェニルホ
スホニウムを含む。
【0036】この型の高分子量ポリカーボネート中の末
端基の数及び型は、限定されない二次反応のためにもは
や理解できないことが多い。
端基の数及び型は、限定されない二次反応のためにもは
や理解できないことが多い。
【0037】この方法の1つの利点は、溶融状態で粘性
が高く、通常は溶融状態でもはや加工不可能なこのよう
な高分子量ポリカーボネートから、成形部品を得ること
ができることである。
が高く、通常は溶融状態でもはや加工不可能なこのよう
な高分子量ポリカーボネートから、成形部品を得ること
ができることである。
【0038】本発明の方法により得ることができる式
(VI)の環状オリゴカーボネートの混合物はまた、式
(VIII) HO−Z−OH (VIII) の他のジフェノールの線状芳香族ポリカーボネートの存
在下で開環重合を行うことができ、あるいは式(VI
I)のジフェノールの線状ポリカーボネートに開環を伴
って導入することができ、そうすると構造単位(VI
I)を含有する線状ポリカーボネート及び構造単位(I
X)
(VI)の環状オリゴカーボネートの混合物はまた、式
(VIII) HO−Z−OH (VIII) の他のジフェノールの線状芳香族ポリカーボネートの存
在下で開環重合を行うことができ、あるいは式(VI
I)のジフェノールの線状ポリカーボネートに開環を伴
って導入することができ、そうすると構造単位(VI
I)を含有する線状ポリカーボネート及び構造単位(I
X)
【0039】
【化14】
【0040】を含有する線状ポリカーボネート、ならび
に構造単位(VII)及び(IX)を含有する線状ポリ
カーボネートを含む線状ポリカーボネートの混合物が生
成される。
に構造単位(VII)及び(IX)を含有する線状ポリ
カーボネートを含む線状ポリカーボネートの混合物が生
成される。
【0041】共−反応物として用いられる他のジフェノ
ール(VIII)から得られる線状ポリカーボネートは
8000〜100,000、好ましくは10,000〜
40,000の平均分子量Mw(重量平均、ゲル透過ク
ロマトグフラィーにより決定)及び140℃〜180℃
のガラス転移温度(示差熱分析により決定)を有する。
ール(VIII)から得られる線状ポリカーボネートは
8000〜100,000、好ましくは10,000〜
40,000の平均分子量Mw(重量平均、ゲル透過ク
ロマトグフラィーにより決定)及び140℃〜180℃
のガラス転移温度(示差熱分析により決定)を有する。
【0042】これは、炭素数が6〜30であり、場合に
より−O−、−S−もしくは
より−O−、−S−もしくは
【0043】
【化15】
【0044】単位、及び/又はClもしくはBr置換基
も含有することができる2価芳香族基−Z−に関して当
該技術分野における熟練者に良く知られているある種の
制限を生じ、かくして選択されるべきジフェノール(V
III)に適用され得るある種の制限を生ずる。
も含有することができる2価芳香族基−Z−に関して当
該技術分野における熟練者に良く知られているある種の
制限を生じ、かくして選択されるべきジフェノール(V
III)に適用され得るある種の制限を生ずる。
【0045】反応物として用いられるべき直鎖状ポリカ
ーボネートのための好ましいジフェノールは式(X)
ーボネートのための好ましいジフェノールは式(X)
【0046】
【化16】
【0047】[式中、R5及びR6は同一又は異なり、
H、Cl、Br又はCH3を示し、−M−は単結合、−
O−、−S−、−SO2−、C1−C5アルキリデン基、
C2−C6アルキレン基、ベンジリデン
H、Cl、Br又はCH3を示し、−M−は単結合、−
O−、−S−、−SO2−、C1−C5アルキリデン基、
C2−C6アルキレン基、ベンジリデン
【0048】
【化17】
【0049】基、フェネチリデン
【0050】
【化18】
【0051】基、あるいはイソ−フェネチリデン基
【0052】
【化19】
【0053】を示す]のジフェノールである。
【0054】線状ポリカーボネート反応物の分子量Mw
及びガラス転移温度を適宜調節するために、線状ポリカ
ーボネートを他のジフェノール(VIII)の混合物か
ら合成することもできる。
及びガラス転移温度を適宜調節するために、線状ポリカ
ーボネートを他のジフェノール(VIII)の混合物か
ら合成することもできる。
【0055】環状オリゴカーボネート混合物(VI)及
び、他のジフェノール(VIII)から得られる線状芳
香族ポリカーボネート反応物の重量比は、0.1重量%
対99.9重量%〜80重量%対20重量%であり、1
0対90重量%〜65対35重量%が好ましい。
び、他のジフェノール(VIII)から得られる線状芳
香族ポリカーボネート反応物の重量比は、0.1重量%
対99.9重量%〜80重量%対20重量%であり、1
0対90重量%〜65対35重量%が好ましい。
【0056】反応物のこの重量比は次いでそれぞれの場
合に、毎回、得られる線状ポリカーボネートの混合物及
び得られるコポリカーボネートにおける構造単位(VI
I)対(IX)の対応する比率を生ずる。
合に、毎回、得られる線状ポリカーボネートの混合物及
び得られるコポリカーボネートにおける構造単位(VI
I)対(IX)の対応する比率を生ずる。
【0057】かくして本発明はまた、8000〜10
0,000のMw(ゲル透過クロマトグラフィーにより
決定される重量平均分子量)及び140℃〜180℃、
好ましくは145℃〜152℃のガラス転移温度(示差
熱分析により決定)を有する式(VIII)の他のジフ
ェノールからの線状芳香族ポリカーボネートの改質のた
めの、式(VI)の環状オリゴカーボネートの混合物の
利用に関する。
0,000のMw(ゲル透過クロマトグラフィーにより
決定される重量平均分子量)及び140℃〜180℃、
好ましくは145℃〜152℃のガラス転移温度(示差
熱分析により決定)を有する式(VIII)の他のジフ
ェノールからの線状芳香族ポリカーボネートの改質のた
めの、式(VI)の環状オリゴカーボネートの混合物の
利用に関する。
【0058】得られる線状ポリカーボネートの混合物
は、例えばDE−OS 3 833953(Le A
26 397)から既知である;得られるコポリカーボ
ネートは上記で言及したEP 0 359 953から
及び上記で言及したUS−PS 4 982 014か
ら既知である。
は、例えばDE−OS 3 833953(Le A
26 397)から既知である;得られるコポリカーボ
ネートは上記で言及したEP 0 359 953から
及び上記で言及したUS−PS 4 982 014か
ら既知である。
【0059】特にプロセス条件は、線状ポリカーボネー
トの混合物が主に生成されるか、又はコポリカーボネー
トが主に生成されるかを決定する。
トの混合物が主に生成されるか、又はコポリカーボネー
トが主に生成されるかを決定する。
【0060】かくして本発明は、 A)a)式(IX)
【0061】
【化20】
【0062】[式中、−Z−は炭素数が6〜30であ
り、場合により−O−、−S−もしくは
り、場合により−O−、−S−もしくは
【0063】
【化21】
【0064】単位及び/又はClもしくはBr置換基も
含有することができる2価芳香族基である]の構造単位
を含有し、 b)8000〜100,000、好ましくは10,00
0〜40,000の重量平均分子量Mwを有し、 c)140℃〜180℃、好ましくは145℃〜152
℃のガラス転移温度を有する線状芳香族ポリカーボネー
ト、ならびに B)式(VI)
含有することができる2価芳香族基である]の構造単位
を含有し、 b)8000〜100,000、好ましくは10,00
0〜40,000の重量平均分子量Mwを有し、 c)140℃〜180℃、好ましくは145℃〜152
℃のガラス転移温度を有する線状芳香族ポリカーボネー
ト、ならびに B)式(VI)
【0065】
【化22】
【0066】[式中、R1〜R4、「m」及び「X」は式
(I)に関して示された意味を有し、「q」は平均して
2〜20の数である]の環状オリゴカーボネートの混合
物を200℃〜400℃、好ましくは220℃〜350
℃の温度で、0.1重量%の成分B)対99.9重量%
の成分A)ないし80重量%の成分B)対20重量%の
成分A)の重量比において、場合により触媒の存在下で
10秒〜60分間、好ましくは30秒〜3分間溶融混合
することを特徴とする、構造単位(VII)を含有する
線状ポリカーボネート及び構造単位(IX)を含有する
ポリカーボネートならびに構造単位(VII)及び(I
X)を含有する線状コポリカーボネートを含む線状ポリ
カーボネートの混合物を製造する方法にも関する。
(I)に関して示された意味を有し、「q」は平均して
2〜20の数である]の環状オリゴカーボネートの混合
物を200℃〜400℃、好ましくは220℃〜350
℃の温度で、0.1重量%の成分B)対99.9重量%
の成分A)ないし80重量%の成分B)対20重量%の
成分A)の重量比において、場合により触媒の存在下で
10秒〜60分間、好ましくは30秒〜3分間溶融混合
することを特徴とする、構造単位(VII)を含有する
線状ポリカーボネート及び構造単位(IX)を含有する
ポリカーボネートならびに構造単位(VII)及び(I
X)を含有する線状コポリカーボネートを含む線状ポリ
カーボネートの混合物を製造する方法にも関する。
【0067】得られる線状ポリカーボネートの混合物は
8000〜100,000、好ましくは10,000〜
40,000の重量平均分子量(ゲル透過クロマトグラ
フィーにより決定)を有する。それらはまた、成分A)
+B)の純粋な物理的混合物のガラス転移温度と比較し
て、上昇したガラス転移温度を有する。
8000〜100,000、好ましくは10,000〜
40,000の重量平均分子量(ゲル透過クロマトグラ
フィーにより決定)を有する。それらはまた、成分A)
+B)の純粋な物理的混合物のガラス転移温度と比較し
て、上昇したガラス転移温度を有する。
【0068】本方法の1つの利点は、線状ポリカーボネ
ートの1つの変種(one variant)のみ生成
し、続くガラス転移温度の変動は混合段階により行われ
得ることである。
ートの1つの変種(one variant)のみ生成
し、続くガラス転移温度の変動は混合段階により行われ
得ることである。
【0069】場合により用いられる触媒は、ジブチル錫
オキシド、酢酸コバルト(II)四水和物、酸化アンチ
モン(III)、酢酸マンガン(II)四水和物、チタ
ン(IV)ブトキシド、酢酸亜鉛二水和物、ジブチル錫
ジラウレート、酢酸錫(II)テトラメチルジアセトキ
シスタノキサン、酸化錫(IV)、酢酸鉛(II)三水
和物、ジブチル錫ジアセテート、安息香酸ナトリウム及
びチタン(IV)ビス(アセト酢酸エチル)を含む。
オキシド、酢酸コバルト(II)四水和物、酸化アンチ
モン(III)、酢酸マンガン(II)四水和物、チタ
ン(IV)ブトキシド、酢酸亜鉛二水和物、ジブチル錫
ジラウレート、酢酸錫(II)テトラメチルジアセトキ
シスタノキサン、酸化錫(IV)、酢酸鉛(II)三水
和物、ジブチル錫ジアセテート、安息香酸ナトリウム及
びチタン(IV)ビス(アセト酢酸エチル)を含む。
【0070】式(V)のビスクロロホルメートの混合物
の例は、式(Va)
の例は、式(Va)
【0071】
【化23】
【0072】[式中、「p」は約1〜1.3の値を有す
る]及び式(Vb)
る]及び式(Vb)
【0073】
【化24】
【0074】[式中、「p」は約1〜1.3の値を有す
る]のものを含む。
る]のものを含む。
【0075】式(VI)の環状オリゴカーボネートの混
合物の例は、式(VIa)
合物の例は、式(VIa)
【0076】
【化25】
【0077】[式中、「q」は平均して3〜4である]
のものを含む。
のものを含む。
【0078】式(VIa)の環状オリゴカーボネートの
混合物は、混合物の1モル当たりに0.03モルの末端
基を含有する。
混合物は、混合物の1モル当たりに0.03モルの末端
基を含有する。
【0079】適したジフェノール(VIII)の例は、
4,4’−ジヒドロキシジフェニル、2,2−ビス−
(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2,4−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)−2−メチルブタン、1,
1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサ
ン、α,α−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−
ジ−イソプロピルベンゼン、2,2−ビス−(3−メチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2,2−ビ
ス−(3−クロロ−4−ヒドロキシフェニル)−プロパ
ン、ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)−メタン、2,2−ビス−(3,5−ジメチル−4
−ヒドロキシフェニル)−プロパン、ビス−(3,5−
ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−スルホン、2,
4−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)−2−メチルブタン、1,1−ビス−(3,5−ジ
メチル−4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサン、
α,α−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−
フェニル)−p−ジイソプロピルベンゼン、2,2−ビ
ス−(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)−
プロパン、2,2−ビス−(3,5−ジブロモ−4−ヒ
ドロキシフェニル)−プロパン及び2,2−ビス−(3
−アリル−4−ヒドロキシ−フェニル)−プロパンを含
む。
4,4’−ジヒドロキシジフェニル、2,2−ビス−
(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2,4−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)−2−メチルブタン、1,
1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサ
ン、α,α−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−
ジ−イソプロピルベンゼン、2,2−ビス−(3−メチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2,2−ビ
ス−(3−クロロ−4−ヒドロキシフェニル)−プロパ
ン、ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)−メタン、2,2−ビス−(3,5−ジメチル−4
−ヒドロキシフェニル)−プロパン、ビス−(3,5−
ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−スルホン、2,
4−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)−2−メチルブタン、1,1−ビス−(3,5−ジ
メチル−4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサン、
α,α−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−
フェニル)−p−ジイソプロピルベンゼン、2,2−ビ
ス−(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)−
プロパン、2,2−ビス−(3,5−ジブロモ−4−ヒ
ドロキシフェニル)−プロパン及び2,2−ビス−(3
−アリル−4−ヒドロキシ−フェニル)−プロパンを含
む。
【0080】好ましいジフェノール(VIII)の例
は、2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロ
パン、2,2−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロ
キシフェニル)−プロパン、2,2−ビス−(3,5−
ジクロロ−4−ヒドロキシ−フェニル)−プロパン、
2,2−ビス−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフ
ェニル)−プロパン、1,1−ビス−(4−ヒドロキシ
−フェニル)−シクロヘキサン及び2,2−ビス−(3
−アリル−4−ヒドロキシフェニル)−プロパンを含
む。
は、2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロ
パン、2,2−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロ
キシフェニル)−プロパン、2,2−ビス−(3,5−
ジクロロ−4−ヒドロキシ−フェニル)−プロパン、
2,2−ビス−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフ
ェニル)−プロパン、1,1−ビス−(4−ヒドロキシ
−フェニル)−シクロヘキサン及び2,2−ビス−(3
−アリル−4−ヒドロキシフェニル)−プロパンを含
む。
【0081】本発明の式(VI)の環状オリゴカーボネ
ートの混合物をさらに加工するための本発明の2つの方
法において、ポリカーボネートに通常用いられる添加
剤、例えば離型剤、熱及びUV光に対する安定剤、難燃
剤などを、加工が行われている間に、通常の量で加える
ことができる(さらなる詳細に関し、例えばEP 03
59 953、12頁、20行以下及びDE−OS 3
8 33 953、13頁、54行以下を参照された
い)。
ートの混合物をさらに加工するための本発明の2つの方
法において、ポリカーボネートに通常用いられる添加
剤、例えば離型剤、熱及びUV光に対する安定剤、難燃
剤などを、加工が行われている間に、通常の量で加える
ことができる(さらなる詳細に関し、例えばEP 03
59 953、12頁、20行以下及びDE−OS 3
8 33 953、13頁、54行以下を参照された
い)。
【0082】オリゴカーボネート混合物のさらなる加工
のための本発明の方法は両方とも、いずれの所望の成形
部品の製造にも直接連結させることができる。これは以
下の通りにして行われる:オリゴカーボネート混合物の
開環重合の間に、成形を重合の間に直接行う(反応成
形)。続いて環状オリゴカーボネート及び線状ポリカー
ボネートから得られるポリカーボネート混合物を射出成
形又は押し出しにより通常通りに成形する。
のための本発明の方法は両方とも、いずれの所望の成形
部品の製造にも直接連結させることができる。これは以
下の通りにして行われる:オリゴカーボネート混合物の
開環重合の間に、成形を重合の間に直接行う(反応成
形)。続いて環状オリゴカーボネート及び線状ポリカー
ボネートから得られるポリカーボネート混合物を射出成
形又は押し出しにより通常通りに成形する。
【0083】得られるポリカーボネート成形部品は、既
知の方法で(この場合もEP 0359 953、12
頁、31行以下及びDE−OS 38 33 953、
13頁、67−68行及び14頁、1及び2行を参照さ
れたい)工業的に、例えば自動車の分野で、及び電気分
野で用いるか又は消費することができる。
知の方法で(この場合もEP 0359 953、12
頁、31行以下及びDE−OS 38 33 953、
13頁、67−68行及び14頁、1及び2行を参照さ
れたい)工業的に、例えば自動車の分野で、及び電気分
野で用いるか又は消費することができる。
【0084】
【実施例】実施例1 Macromolecules 1991,24,30
35−3044頁に類似の、式(Va)のビスクロロホ
ルメートの混合物の製造 310g(1モル)のビスフェノール(II)、80m
lのH2O及び1.2リットルのCH2Cl2の混合物中
に300gのホスゲンを、0℃において150分かけて
通過させた。水酸化ナトリウムの25重量%の水溶液を
同時に加え、混合物のpHを2〜5とした。この目的に
約1リットルの水酸化ナトリウム溶液が必要であった。
ホスゲンを通過させた後、pHを8〜9に調節し、溶液
からホスゲンが除去されるまで窒素を通過させた。相分
離の後、有機相を1NのHCl、及び次いで水で洗浄
し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濃縮した。収量は32
7gであった。加水分解可能な塩素の量は、純粋なジフ
ェノール(II)のビスクロロホルメートの場合の1
6.3%という値と比較して13.4%であった。これ
は、1.28という「p」の値を与える。
35−3044頁に類似の、式(Va)のビスクロロホ
ルメートの混合物の製造 310g(1モル)のビスフェノール(II)、80m
lのH2O及び1.2リットルのCH2Cl2の混合物中
に300gのホスゲンを、0℃において150分かけて
通過させた。水酸化ナトリウムの25重量%の水溶液を
同時に加え、混合物のpHを2〜5とした。この目的に
約1リットルの水酸化ナトリウム溶液が必要であった。
ホスゲンを通過させた後、pHを8〜9に調節し、溶液
からホスゲンが除去されるまで窒素を通過させた。相分
離の後、有機相を1NのHCl、及び次いで水で洗浄
し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濃縮した。収量は32
7gであった。加水分解可能な塩素の量は、純粋なジフ
ェノール(II)のビスクロロホルメートの場合の1
6.3%という値と比較して13.4%であった。これ
は、1.28という「p」の値を与える。
【0085】実施例2 Indian Journal of Technol
ogy,31(1993)、234−246頁に類似
の、式(VIa)の環状オリゴカーボネートの混合物の
製造 200mlのCH2Cl2、7mlのH2O、H2O中9.
75モルのNaOHの3ml、及び2.4mlのトリエ
チルアミンを1リットルのフラスコに入れ、CH2Cl2
中の87gの実施例1のビスクロロホルメートの混合物
の溶液、H2O中0.75モルのNaOHの59ml、
及びメチレンクロリド中10重量%のトリエチルアミン
の溶液の25mlを同時に、激しく撹拌しながら28分
かけて量り入れた。ビスクロロホルメート溶液の計量添
加は、蠕動ポンプを用いて液体レベル下で行った。相分
離の後、生成物を1NのHClで洗浄し、次いで水で3
回洗浄し、有機相を濃縮した。材料はほとんど定量的収
量で得られ、その少なくとも85%がサイクレンから成
った(HPLC(高性能液体クロマトグラフィー)によ
る決定)。アセトンからの再−沈澱によりさらなる精製
を行うことができた。
ogy,31(1993)、234−246頁に類似
の、式(VIa)の環状オリゴカーボネートの混合物の
製造 200mlのCH2Cl2、7mlのH2O、H2O中9.
75モルのNaOHの3ml、及び2.4mlのトリエ
チルアミンを1リットルのフラスコに入れ、CH2Cl2
中の87gの実施例1のビスクロロホルメートの混合物
の溶液、H2O中0.75モルのNaOHの59ml、
及びメチレンクロリド中10重量%のトリエチルアミン
の溶液の25mlを同時に、激しく撹拌しながら28分
かけて量り入れた。ビスクロロホルメート溶液の計量添
加は、蠕動ポンプを用いて液体レベル下で行った。相分
離の後、生成物を1NのHClで洗浄し、次いで水で3
回洗浄し、有機相を濃縮した。材料はほとんど定量的収
量で得られ、その少なくとも85%がサイクレンから成
った(HPLC(高性能液体クロマトグラフィー)によ
る決定)。アセトンからの再−沈澱によりさらなる精製
を行うことができた。
【0086】Mn(数平均分子量) 1440、Mw
(重量平均分子量) 2350。両方ともゲル透過クロ
マトグラフィーにより決定された。
(重量平均分子量) 2350。両方ともゲル透過クロ
マトグラフィーにより決定された。
【0087】ガラス転移温度は、示差熱分析により測定
して211℃〜213℃(非晶質混合物)であった。
して211℃〜213℃(非晶質混合物)であった。
【0088】得られたオリゴカーボネート混合物の1モ
ルは0.03モルの末端基を含んでいた。
ルは0.03モルの末端基を含んでいた。
【0089】フェノール性OH末端基をTiCl4で着
色した後に測光法により決定し、窒素−含有末端基を燃
焼/化学発光により決定した。
色した後に測光法により決定し、窒素−含有末端基を燃
焼/化学発光により決定した。
【0090】実施例3 開環重合:10gの実施例2のオリゴカーボネートを窒
素下で、100ppmのテトラフェニル硼酸テトラアン
モニウムと共に340℃で15分間加熱した。
素下で、100ppmのテトラフェニル硼酸テトラアン
モニウムと共に340℃で15分間加熱した。
【0091】1.35の相対的溶液粘度(20℃におい
てメチレンクロリド中の0.5%)及び238℃のガラ
ス転移温度を有するポリカーボネートが得られた。
てメチレンクロリド中の0.5%)及び238℃のガラ
ス転移温度を有するポリカーボネートが得られた。
【0092】実施例4(比較) 2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン
の直鎖状ホモポリカーボネート(相対的溶液粘度 1.
26、CH2Cl2中で20℃及び0.5g/100ml
の濃度において測定;Mw=27,100、Mn=1
3,500、ゲル透過クロマトグラフィーにより測定;
ガラス転移温度 147.3℃)及び実施例2のオリゴ
カーボネート混合物のブレンドを、溶媒としてのメチレ
ンクロリド中で、種々の重量による割合において(0
%、10%、20%...100%)調製した。
の直鎖状ホモポリカーボネート(相対的溶液粘度 1.
26、CH2Cl2中で20℃及び0.5g/100ml
の濃度において測定;Mw=27,100、Mn=1
3,500、ゲル透過クロマトグラフィーにより測定;
ガラス転移温度 147.3℃)及び実施例2のオリゴ
カーボネート混合物のブレンドを、溶媒としてのメチレ
ンクロリド中で、種々の重量による割合において(0
%、10%、20%...100%)調製した。
【0093】溶液ブレンドのフィルムを120℃で乾燥
し、ガラス転移温度を示差熱分析により決定した;それ
を図1において、オリゴカーボネート混合物の重量によ
る割合に対してプロットする。
し、ガラス転移温度を示差熱分析により決定した;それ
を図1において、オリゴカーボネート混合物の重量によ
る割合に対してプロットする。
【0094】実施例5 2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン
の直鎖状ホモポリカーボネート(上記実施例4の場合と
同様の規格)及び実施例2のオリゴカーボネート混合物
のブレンドを、重量による種々の割合で(0%、10
%、20%...100%)、Haake混練機におい
て、200回転/分、300℃及び窒素下で10分間、
150ppmのジブチル錫オキシドの存在下で調製し
た。ガラス転移温度を示差熱分析により測定し、図1に
おいて、オリゴカーボネート混合物の重量による割合に
対してプロットする。
の直鎖状ホモポリカーボネート(上記実施例4の場合と
同様の規格)及び実施例2のオリゴカーボネート混合物
のブレンドを、重量による種々の割合で(0%、10
%、20%...100%)、Haake混練機におい
て、200回転/分、300℃及び窒素下で10分間、
150ppmのジブチル錫オキシドの存在下で調製し
た。ガラス転移温度を示差熱分析により測定し、図1に
おいて、オリゴカーボネート混合物の重量による割合に
対してプロットする。
【0095】図1は、反応(実施例5)により製造され
る混合物が、同じ最初の組成を有する実施例4の物理的
ブレンドより高いガラス転移温度を有したことを示して
いる。
る混合物が、同じ最初の組成を有する実施例4の物理的
ブレンドより高いガラス転移温度を有したことを示して
いる。
【図1】図1は、実施例4及び5のブレンドの場合の、
オリゴカーボネート混合物の割合に対するガラス転移温
度のプロットを示す。
オリゴカーボネート混合物の割合に対するガラス転移温
度のプロットを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユン・チエン ドイツ47800クレーフエルト・ボデルシユ ビングシユトラーセ12 (72)発明者 ハラルト・ピーラルツイク ドイツ47800クレーフエルト・ベテルシユ トラーセ37 (72)発明者 ロバート・カンプ ドイツ40489デユツセルドルフ・アムクロ イツ24
Claims (9)
- 【請求項1】 式(V) 【化1】 [式中、R1及びR2は互いに独立して水素、ハロゲン、
C1−C8アルキル、C5−C6シクロアルキル、C6−C
10アリール及びC7−C12アラルキルを示し、mは4〜
7の整数であり、R3及びR4は各Xに関してそれぞれ及
び互いに独立して水素又はC1−C6アルキルを示し、X
は炭素を示し、但しR3及びR4は少なくとも1つのX原
子上で同時にアルキルを示し、「p」は平均して1〜4
の数である]のビスクロロホルメートの混合物。 - 【請求項2】 式(I) 【化2】 [式中、R1及びR2は互いに独立して水素、ハロゲン、
C1−C8アルキル、C5−C6シクロアルキル、C6−C
10アリール及びC7−C12アラルキルを示し、mは4〜
7の整数であり、R3及びR4は各Xに関してそれぞれ及
び互いに独立して水素又はC1−C6アルキルを示し、X
は炭素を示し、但しR3及びR4は少なくとも1つのX原
子上で同時にアルキルを示す]のジフェノールを含む有
機溶媒と水の2相混合物中に−5℃〜+40℃の温度に
おいてホスゲンを通過させ、同時にpHが1〜8である
ようにアルカリ金属又はアルカリ土類金属水酸化物の溶
液又は懸濁液を加えることを特徴とする請求項1記載の
ビスクロロホルメートの混合物の製造法。 - 【請求項3】 環状芳香族オリゴカーボネートの製造の
ための請求項1記載のビスクロロホルメートの混合物の
利用。 - 【請求項4】 アルカリ金属又はアルカリ土類金属水酸
化物の溶液又は懸濁液を同時に加えてpHを7〜13と
しながら、0℃〜40℃の温度において、有機溶媒中の
式(V)のビスクロロホルメートの混合物の溶液及び有
機アミンを、有機溶媒と水の2相混合物に同時に滴下す
ることを特徴とする式(VI) 【化3】 [式中、R1〜R4、「m」及び「X」は請求項1におい
て式(V)に関して示された意味を有し、「q」は平均
して2〜20の数である]の環状オリゴカーボネートの
混合物の製造法。 - 【請求項5】 請求項4に従って得られる式(VI)の
環状オリゴカーボネートの混合物。 - 【請求項6】 少なくとも10,000のMwを有する
高分子量ポリカーボネートの製造のための請求項5記載
の式(VI)の環状オリゴカーボネートの混合物の利
用。 - 【請求項7】 請求項5記載の式(VI)の環状オリゴ
カーボネート混合物を、式(VI)のオリゴカーボネー
ト混合物に対して0.001重量%〜0.1重量%の触
媒の存在下で200℃〜400℃において15秒〜60
分間加熱することを特徴とする式(VII) 【化4】 [式中、R1〜R4、「m」及び「X」は請求項1におい
て式(V)に関して示した意味を有する]の単位のみを
2官能性構造単位として含有する少なくとも10,00
0のMwを有する高分子量熱可塑性芳香族ポリカーボネ
ートの製造法。 - 【請求項8】 8000〜100,000のMw及び1
40℃〜180℃のガラス転移温度を有する式(VII
I) HO−Z−OH (VIII) [式中、−Z−は炭素数が6〜30であり、場合により
また−O−、−S−もしくは 【化5】 単位及び/又はClもしくはBr置換基を含有すること
ができる2価芳香族基である]の他のジフェノールの線
状芳香族ポリカーボネートの改質のための請求項5記載
の式(VI)の環状オリゴカーボネートの混合物の利
用。 - 【請求項9】 A)a)式(IX) 【化6】 [式中、−Z−は炭素数が6〜30であり、場合により
また−O−、−S−もしくは 【化7】 単位及び/又はClもしくはBr置換基も含有すること
ができる2価芳香族基である]の構造単位を含有し、 b)8000〜100,000の重量平均分子量Mwを
有し、 c)140℃〜180℃のガラス転移温度を有する線状
芳香族ポリカーボネート、ならびに B)式(VI) 【化8】 [式中、R1〜R4、「m」及び「X」は請求項1におい
て式(V)に関して示された意味を有し、「q」は平均
して2〜20の数である]の環状オリゴカーボネートの
混合物を200℃〜400℃の温度で、0.1重量%の
成分B)対99.9重量%の成分A)の間の重量比にお
いて、場合により触媒の存在下で10秒〜60分間溶融
混合することを特徴とする、請求項7記載の構造単位
(VII)を含有する線状ポリカーボネート及び構造単
位(IX)を含有するポリカーボネート、ならびに構造
単位(VII)及び(IX)を含有する線状コポリカー
ボネートから線状ポリカーボネートの混合物を製造する
方法。
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