JPH10101244A - 搬送装置及び郵便物区分装置 - Google Patents

搬送装置及び郵便物区分装置

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JPH10101244A
JPH10101244A JP25953296A JP25953296A JPH10101244A JP H10101244 A JPH10101244 A JP H10101244A JP 25953296 A JP25953296 A JP 25953296A JP 25953296 A JP25953296 A JP 25953296A JP H10101244 A JPH10101244 A JP H10101244A
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JP
Japan
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transport
mail
belt
horizontal direction
transporting
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Application number
JP25953296A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Hino
俊彦 日野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルトによる郵便物の搬送を確実に行うとと
もに区分ミスがない装置を提供すること。 【解決手段】 大型郵便物区分機1は、搬送部5によっ
て搬送された大型郵便物Pを区分口7…、9…のいずれ
かに区分、集積する。この搬送部5にはローラ17a、
17bに掛け渡されたタイミングベルト13が配置さ
れ、このタイミングベルト13上に郵便物を載置して搬
送する。このタイミングベルト13には隆起した2つの
プロファイル15が配置されており、このプロファイル
15で郵便物の後端を維持した搬送を行う。この搬送部
5はローラ17bを軸として区分口7…、9…側へと回
動する。この回動によって、搬送される大型郵便物Pは
夫々区分口に区分、集積される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、紙葉類、とりわ
け郵便物の宛名等の情報を読取り、この読取結果に応じ
て郵便物を区分する搬送装置及び郵便物区分装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の郵便物区分装置は、大別して郵便
物の供給部、取出部、搬送部、読取部及び区分部からな
っている。このような装置で、多数の郵便物はまず立位
状態で郵便物区分機の供給部に載置、供給される。供給
部に供給された郵便物は真空チャンバーを有する取出部
にて吸い付けられて1通ずつの取出しがなされる。ここ
で取出された郵便物は、ベルトなどにより構成される搬
送部によって挟持、搬送される。搬送部には読取部が配
置されており、搬送される郵便物に記載された宛名を光
学的に読取る。区分部は、複数の区画に分割された区分
口を有しており、これら区分口は宛名毎に対応して設け
られている。区分部には更にゲートが備えられており、
読取部での読取結果に基づいてゲートを制御し、ベルト
搬送される郵便物を該当する区分口に区分、集積する。
【0003】このような従来の郵便物区分装置では、ベ
ルト搬送の挟持によってのみ郵便物を維持しているた
め、一度郵便物の搬送間隔等がずれた場合には正確な搬
送及び区分ができないという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の郵
便物区分装置では、ベルト搬送の挟持によってのみ郵便
物を維持しているため、一度郵便物の搬送間隔等がずれ
た場合には正確な搬送及び区分ができないという問題が
あった。そこでこの発明は、上記問題点を除去し、正確
な搬送及び区分を達成できる搬送装置及び郵便物区分装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1の発明では、紙葉類の面を載置した状態でこの
紙葉類を水平方向へ搬送する搬送ベルトと、この搬送ベ
ルト上に配設された隆起部とからなり、この隆起部によ
って上記紙葉類の搬送方向後端を保持して搬送を補助す
ることを特徴とする搬送装置である。
【0006】上記課題を解決するために、第2の発明で
は、紙葉類の面を載置した状態でこの紙葉類を水平方向
へ搬送する搬送ベルトと、この搬送ベルト上に配設され
た隆起部とからなる搬送手段と、この搬送手段を水平方
向から垂直方向へと変位せしめる変位手段と、この変位
手段によって垂直方向へと変位された上記搬送手段から
上記紙葉類を受けて集積する集積手段とからなり、上記
搬送手段の上記隆起部によって上記紙葉類の搬送方向後
端を保持して搬送及び集積を補助することを特徴とする
搬送装置である。
【0007】上記課題を解決するために、第3の発明で
は、紙葉類の面を載置した状態でこの紙葉類を水平方向
へ搬送する所定幅の搬送ベルトと、この搬送ベルト上に
配設され、搬送方向に対して略垂直であって且つ上記搬
送ベルトの幅と略同一の幅を有する隆起部とからなる搬
送手段と、この搬送手段を水平方向から垂直方向へと変
位せしめる変位手段と、この変位手段による変位によっ
て上記搬送手段から落下する紙葉類を受けて集積する集
積手段と、この集積手段に上記紙葉類が集積された後に
上記搬送手段を垂直方向から水平方向へと復帰せしめる
復帰手段とからなり、上記搬送手段は、上記隆起部によ
って上記紙葉類の搬送方向後端を保持して搬送及び集積
を補助することを特徴とする搬送装置である。
【0008】上記課題を解決するために、第4の発明で
は、上記隆起部は上記搬送ベルトに一定間隔で複数個配
置されていることを特徴とする第3の発明に係わる搬送
装置である。
【0009】上記課題を解決するために、第5の発明で
は、紙葉類の面を載置した状態でこの紙葉類を水平方向
へ搬送する所定幅の搬送ベルトと、この搬送ベルト上に
配設され、搬送方向に対して略垂直な方向に設けられた
隆起部とからなる搬送手段と、この搬送手段に沿って設
けられ、この搬送手段における上記紙葉類の位置を検知
する検知手段と、この検知手段での検知結果に基づき、
上記搬送手段を上記水平方向に対して垂直方向へ変位せ
しめる変位手段と、この変位手段による変位によって上
記搬送手段から落下する紙葉類を受けて集積する集積手
段と、この集積手段に上記紙葉類が集積された後に上記
搬送手段を垂直方向から水平方向へと復帰させる復帰手
段とからなり、上記隆起部によって上記紙葉類の搬送方
向後端を保持して搬送及び集積を補助することを特徴と
する搬送装置である。
【0010】上記課題を解決するために、第6の発明で
は、上記隆起部は上記搬送ベルトに一定間隔で複数個配
置されていることを特徴とする第5の発明に係わる搬送
装置である。
【0011】上記課題を解決するために、第7の発明で
は、宛名が記載された郵便物を供給する供給手段と、こ
の供給手段で供給された上記郵便物から上記宛名を読取
る読取手段と、この読取手段で上記宛名が読取られた上
記郵便物の面を載置した状態でこの郵便物を水平方向へ
搬送する搬送ベルトと、この搬送ベルト上に配設された
隆起部とからなる搬送手段と、この搬送手段を水平方向
から垂直方向へと変位せしめる変位手段と、上記搬送手
段の垂直下方向に設けられ、上記変位手段によって垂直
方向へと変位された上記搬送手段から上記郵便物を受け
て集積する集積手段とからなり、上記搬送手段の上記隆
起部によって上記郵便物の搬送方向後端を保持して搬送
及び集積を補助することを特徴とする郵便物区分装置で
ある。
【0012】上記課題を解決するために、第8の発明で
は、宛名が記載された郵便物を供給する供給手段と、こ
の供給手段で供給された上記郵便物から上記宛名を読取
る読取手段と、この読取手段で上記宛名が読取られた郵
便物の面を載置した状態でこの郵便物を水平方向へ搬送
する所定幅の搬送ベルトと、この搬送ベルト上に配設さ
れ、搬送方向に対して略垂直であって且つ上記搬送ベル
トの幅と略同一の幅を有する隆起部とからなる搬送手段
と、この搬送手段を水平方向から垂直方向へと変位せし
める変位手段と、上記搬送手段の垂直下方向に設けら
れ、上記変位手段による変位によって垂直方向へと変位
された上記搬送手段から落下する郵便物を受けて集積す
る集積手段と、この集積手段に上記郵便物が集積された
後に上記搬送手段を垂直方向から水平方向へと復帰せし
める復帰手段とからなり、上記搬送手段は、上記隆起部
によって上記郵便物の搬送方向後端を保持して搬送及び
集積を補助することを特徴とする郵便物区分装置であ
る。
【0013】上記課題を解決するために、第9の発明で
は、上記隆起部は上記搬送ベルトに一定間隔で複数個配
置されていることを特徴とする第8の発明に係わる郵便
物区分装置である。
【0014】上記課題を解決するために、第10の発明
では、宛名が記載された郵便物を供給する供給手段と、
この供給手段で供給された上記郵便物から上記宛名を読
取る読取手段と、この読取手段で上記宛名が読取られた
郵便物の面を載置した状態でこの郵便物を水平方向へ搬
送する所定幅の搬送ベルトと、この搬送ベルト上に配設
され、搬送方向に対して略垂直な方向に設けられた隆起
部とからなる搬送手段と、この搬送手段に沿って設けら
れ、この搬送手段における上記郵便物の位置を検知する
検知手段と、この検知手段での検知結果に基づき、上記
搬送手段を上記水平方向に対して垂直方向へ変位せしめ
る変位手段と、上記搬送手段の垂直下方向に設けられ、
上記変位手段による変位によって上記搬送手段から落下
する郵便物を受けて集積する集積手段と、この集積手段
に上記郵便物が集積された後に上記搬送手段を垂直方向
から水平方向へと復帰せしめる復帰手段とからなり、上
記搬送手段は、上記隆起部によって上記郵便物の搬送方
向後端を保持して搬送及び集積に供することを特徴とす
る郵便物区分装置である。
【0015】上記課題を解決するために、第11の発明
では、上記隆起部は上記搬送ベルトに一定間隔で複数個
配置されていることを特徴とする第10の発明に係わる
郵便物区分装置である。
【0016】これら第1乃至第11の発明では、搬送ベ
ルト上に搬送対象である紙葉類あるいは郵便物の面を載
置して搬送に供するが、この搬送ベルトには隆起部が設
けられており、この隆起部にて搬送対象の搬送方向後端
を保持した搬送がなされるので、搬送対象の搬送擦れが
緩和され、良好な搬送が行える。また、この搬送ベルト
の垂直下方向に集積手段を設け、上記隆起部によって集
積動作をも補助するので、良好な集積が行える。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる一実施例を
図面を参照して詳細に説明する。図2は、本発明の、郵
便物区分装置としての大型郵便物区分機の全体図であ
る。大型郵便物区分機1には、複数の大型郵便物が立位
状態で供給部3に投入される。この供給部3には複数の
バックアッププレートが備えられており、立位状態の郵
便物が崩れるのを防止している。
【0018】この供給部3から供給された大型郵便物は
読取部4によって大型郵便物に記載された宛名が認識さ
れる。この宛名の認識方法としては、大型郵便物に光を
照射、この光の反射光を受光した後に、宛名領域、行、
文字の順番に検出し、この後に検出された文字と文字辞
書と比較して認識する。
【0019】読取部4で宛名が認識された大型郵便物
は、搬送部5による搬送に供される。搬送部5は、タイ
ミングベルト等からなり(詳細は後述する)、大型郵便
物の面をこのタイミングベルト上に載置した状態で搬送
する。
【0020】大型郵便物区分機1本体には第1及び第2
の区分部群が配置されており、これら区分部群は上下2
段に分かれて形成されている。下段の第1の区分部群に
は宛名毎に分割された区分口7…が配置されており、上
段の第2の区分部群には区分口9…が配置されている。
上述した搬送部5は、図示されるように第1の区分部群
の上面に沿って搬送された後に、第2の区分部群に沿っ
た搬送がなされる。
【0021】この第1の区分部群(区分口7…)、第2
の区分部群(区分口9…)に沿って搬送された後、いず
れの区分口にも区分できなかった大型郵便物は図示しな
いリジェクト区分部にて区分される。
【0022】また、供給部3と平行して手動供給部11
が備えられている。手動供給部11は、リジェクト区分
部に区分された大型郵便物を再度供給したり、宛名が認
識できない大型郵便物の宛名を入力して供給するもので
ある。この手動供給部11には当該入力作業のために表
示部及び入力部が配設されており、この入力部から宛名
をコード入力して大型郵便物区分機1内部に取り込み、
区分口7…、9…での区分処理がなされる。
【0023】次に図1及び図4を参照して、搬送部5の
構成について説明する。図1は、本発明の、搬送部の模
式図である。また、図4は、本発明の、搬送部の構成を
示す概略正面図である。
【0024】図1は、搬送部5の一部の模式図である
が、タイミングベルト13上には大型郵便物が載置され
る。このベルト表面は搬送時に大型郵便物が滑らないよ
うに摩擦係数が高い材質が採用されている。
【0025】タイミングベルト13上にはベルト13か
ら隆起したプロファイル15が取り付けられている。
尚、このプロファイル15は、図4に示すように1つの
タイミングベルト13に対して同一間隔で2つ取り付け
られている。このプロファイル15は、大型郵便物の搬
送を補助するとともに区分口7…、9…(ここでは区分
口7で説明する)への集積を補助するものである。
【0026】タイミングベルト13は、ローラ17a、
17bに掛け渡されている。これらローラのうち、搬送
方向先端の位置に配置されるローラ17aはアイドルロ
ーラとなっており、搬送方向後端の位置に配置されるロ
ーラ17bはドライブローラとなっている。これらロー
ラ17a、17bの回転によりタイミングベルト13は
矢印方向に移動することとなる。
【0027】ローラ17a、17bの2つの軸と接合し
てアーム19が配置されている。このアーム19はロー
ラ17bの軸を中心に矢印方向に回動可能な構成となっ
ている。この回動によってアーム19のみならず、タイ
ミングベルト13も図面下方向へと回動される。アーム
19とローラ17a、17bの軸とは、アーム19中に
設けられた図示しないベアリング部で接合されており、
軸の回転動作に関係なくアーム19の回動動作が行える
ようになっている。
【0028】また、ドライブローラ17bの軸には、駆
動力伝達部21とベルト駆動用モータ23とが配置され
ている。ベルト駆動用モータ23で与えられた回転力は
伝達ベルトやプーリでなる駆動伝達部21によりドライ
ブローラ17bの軸に伝達されることで、タイミングベ
ルト13が移動して大型郵便物の搬送がなされる。
【0029】またローラ17aには、コンベアモジュー
ル駆動用アクチュエータ33が配置されている。このア
クチュエータ33によりローラ17aは円弧状に移動す
ることでアーム19が回動し、この回動に伴ってタイミ
ングベルト13の回動がなされる。
【0030】次に図3を参照して、搬送部の制御につい
て説明する。図3は、本発明の、搬送部の制御系統のブ
ロック図である。搬送部5で形成される搬送路上にシフ
トセンサ25が複数配設されている。このシフトセンサ
25では搬送される大型郵便物の位置を検出し、この位
置の信号はCPU(中央制御装置)27に入力される。
【0031】CPU27は、ドライブ回路29、31に
対して制御信号を出力する。ドライブ回路29は、ベル
ト駆動用モータ23に対して制御信号を出力するもの
で、CPU27からの制御信号を受けてモータ駆動を行
う。このモータ駆動によって図1で説明したドライブロ
ーラ17bの軸が回転し、これにつれてアイドルローラ
17aの回転、タイミングベルト13の移動がなされ
る。
【0032】ドライブ回路31は、コンベアモジュール
駆動用アクチュエータ33と接続されており、CPU2
7からの制御信号を受けてアクチュエータ33に対して
制御信号を出力するものである。この出力を受けてアク
チュエータ33では、ドライブローラ17bを軸として
アイドルローラ17aを回動せしめる。この回動によっ
て1つのタイミングベルト13全体が回動することとな
る。
【0033】次に図1乃至図6を参照して大型郵便物区
分機1の作用について説明する。図5及び図6は、本発
明の、搬送部の動作を示す図であり、ここでは図4と同
様に第1の区分部群(7…)に配置された場合の動作を
説明している。
【0034】まず、オペレータが複数通の大型郵便物P
を立位状態で供給部3に載置する。供給部3に載置され
た大型郵便物Pは、バックアッププレートによって立位
状態を維持されて読取部4へ順次送られる。
【0035】読取部4へ送られた大型郵便物Pは光学的
に宛名が読取られて、宛名認識がなされる。この宛名認
識の方法としては、例えば辞書中に1つの文字に対して
複数パターンを有し、総合した評価を行う複合類似度法
などによってなされる。
【0036】この読取部4で認識された大型郵便物P
は、搬送部5上に載置されて搬送される。つまり、搬送
部5ではタイミングベルト13上に大型郵便物Pを載置
し、CPU27の制御に基づいてベルト駆動用モータ2
3が駆動する。この駆動力は駆動力伝達部21、ドライ
ブローラ17bに伝達されてタイミングベルト13が移
動することで大型郵便物Pは水平方向に搬送される(図
4参照)。
【0037】この搬送部5での搬送は、隆起して配置さ
れたプロファイル15によって郵便物搬送方向後端を保
持して搬送される。つまり、たとえタイミングベルト1
3の急速移動やタイミングベルト13の劣化によって、
大型郵便物Pがベルト13上を滑り易くなったとして
も、大型郵便物Pの後端はプロファイル15に当接、保
持されるので、搬送タイミングを変えることなく確実に
搬送される。
【0038】搬送部5を搬送される大型郵便物Pの先端
及び後端がシフトセンサ25を通過して所定時間経過
後、CPU27からのドライブ回路31への制御信号に
基づき、ドライブ回路31ではコンベアモジュール駆動
用アクチュエータ33を駆動させる。すなわち、ドライ
ブローラ17bを軸としてアーム19を回動させる。こ
れに伴い、タイミングベルト13自体を回動させる(図
5及び図6参照)。
【0039】回動した状態のままタイミングベルト13
が移動することによりプロファイル15も移動して大型
郵便物Pの後端を押し出すようにして区分口7に集積す
る。この搬送部5の回動状態からの復帰は回動を始めて
から所定時間後に行う。この復帰までの時間としては、
例えば回動時にはドライブローラ17bの位置にあるプ
ロファイル15がアイドルローラ17aの位置に移動し
た時に復帰するように、予め時間が決定されている。
【0040】つまり、プロファイル15は大型郵便物P
の後端を保持するため、プロファイル15がドライブロ
ーラ17bの位置からアイドルローラ17aの位置への
移動時には、タイミングベルト13上の大型郵便物Pは
確実にタイミングベルト13上から取り除かれている。
この時間を元に搬送部5の復帰時間を設定する。また、
供給が予想される郵便物の最小サイズを元に復帰時間を
設定してもよい。
【0041】このように、郵便物をベルト上に載置する
とともに、このベルトに隆起物を取り付け、この隆起物
によって郵便物の後端を保持して搬送するために、多少
の搬送ずれがあっても確実に区分が行える。尚、本発明
は上記説明した形態に限らず、本発明の要旨を変えない
程度に種々変更可能である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
郵便物をベルト上に載置するとともに、このベルトに隆
起物を取り付け、この隆起物によって郵便物の後端を保
持して搬送するために、多少の搬送ずれがあっても確実
に区分処理が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、搬送部の模式図である。
【図2】本発明の、郵便物区分装置としての大型郵便物
区分機の全体図である。
【図3】本発明の、搬送部の制御系統のブロック図であ
る。
【図4】本発明の、搬送部の構成を示す概略正面図であ
る。
【図5】本発明の、搬送部の動作を示す図である。
【図6】本発明の、搬送部の動作を示す図である。
【符号の説明】
1 大型郵便物区分機 5 搬送部 7 区分口 9 区分口 13 タイミングベルト 15 プロファイル 23 ベルト駆動用モータ 33 コンベアモジュール駆動用アクチュエータ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類の面を載置した状態でこの紙葉類
    を水平方向へ搬送する搬送ベルトと、この搬送ベルト上
    に配設された隆起部とからなり、 この隆起部によって前記紙葉類の搬送方向後端を保持し
    て搬送を補助することを特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】 紙葉類の面を載置した状態でこの紙葉類
    を水平方向へ搬送する搬送ベルトと、この搬送ベルト上
    に配設された隆起部とからなる搬送手段と、 この搬送手段を水平方向から垂直方向へと変位せしめる
    変位手段と、 この変位手段によって垂直方向へと変位された前記搬送
    手段から前記紙葉類を受けて集積する集積手段とからな
    り、 前記搬送手段の前記隆起部によって前記紙葉類の搬送方
    向後端を保持して搬送及び集積を補助することを特徴と
    する搬送装置。
  3. 【請求項3】 紙葉類の面を載置した状態でこの紙葉類
    を水平方向へ搬送する所定幅の搬送ベルトと、この搬送
    ベルト上に配設され、搬送方向に対して略垂直であって
    且つ前記搬送ベルトの幅と略同一の幅を有する隆起部と
    からなる搬送手段と、 この搬送手段を水平方向から垂直方向へと変位せしめる
    変位手段と、 この変位手段による変位によって前記搬送手段から落下
    する紙葉類を受けて集積する集積手段と、 この集積手段に前記紙葉類が集積された後に前記搬送手
    段を垂直方向から水平方向へと復帰せしめる復帰手段と
    からなり、 前記搬送手段は、前記隆起部によって前記紙葉類の搬送
    方向後端を保持して搬送及び集積を補助することを特徴
    とする搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記隆起部は前記搬送ベルトに一定間隔
    で複数個配置されていることを特徴とする請求項3に記
    載の搬送装置。
  5. 【請求項5】 紙葉類の面を載置した状態でこの紙葉類
    を水平方向へ搬送する所定幅の搬送ベルトと、この搬送
    ベルト上に配設され、搬送方向に対して略垂直な方向に
    設けられた隆起部とからなる搬送手段と、 この搬送手段に沿って設けられ、この搬送手段における
    前記紙葉類の位置を検知する検知手段と、 この検知手段での検知結果に基づき、前記搬送手段を前
    記水平方向に対して垂直方向へ変位せしめる変位手段
    と、 この変位手段による変位によって前記搬送手段から落下
    する紙葉類を受けて集積する集積手段と、 この集積手段に前記紙葉類が集積された後に前記搬送手
    段を垂直方向から水平方向へと復帰せしめる復帰手段と
    からなり、 前記隆起部によって前記紙葉類の搬送方向後端を保持し
    て搬送及び集積を補助することを特徴とする搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記隆起部は前記搬送ベルトに一定間隔
    で複数個配置されていることを特徴とする請求項5に記
    載の搬送装置。
  7. 【請求項7】 宛名が記載された郵便物を供給する供給
    手段と、 この供給手段で供給された前記郵便物から前記宛名を読
    取る読取手段と、 この読取手段で前記宛名が読取られた前記郵便物の面を
    載置した状態でこの郵便物を水平方向へ搬送する搬送ベ
    ルトと、この搬送ベルト上に配設された隆起部とからな
    る搬送手段と、 この搬送手段を水平方向から垂直方向へと変位せしめる
    変位手段と、 前記搬送手段の垂直下方向に設けられ、前記変位手段に
    よって垂直方向へと変位された前記搬送手段から前記郵
    便物を受けて集積する集積手段とからなり、 前記搬送手段の前記隆起部によって前記郵便物の搬送方
    向後端を保持して搬送及び集積を補助することを特徴と
    する郵便物区分装置。
  8. 【請求項8】 宛名が記載された郵便物を供給する供給
    手段と、 この供給手段で供給された前記郵便物から前記宛名を読
    取る読取手段と、 この読取手段で前記宛名が読取られた郵便物の面を載置
    した状態でこの郵便物を水平方向へ搬送する所定幅の搬
    送ベルトと、この搬送ベルト上に配設され、搬送方向に
    対して略垂直であって且つ前記搬送ベルトの幅と略同一
    の幅を有する隆起部とからなる搬送手段と、 この搬送手段を水平方向から垂直方向へと変位せしめる
    変位手段と、 前記搬送手段の垂直下方向に設けられ、前記変位手段に
    よる変位によって垂直方向へと変位された前記搬送手段
    から落下する郵便物を受けて集積する集積手段と、 この集積手段に前記郵便物が集積された後に前記搬送手
    段を垂直方向から水平方向へと復帰せしめる復帰手段と
    からなり、 前記搬送手段は、前記隆起部によって前記郵便物の搬送
    方向後端を保持して搬送及び集積を補助することを特徴
    とする郵便物区分装置。
  9. 【請求項9】 前記隆起部は前記搬送ベルトに一定間隔
    で複数個配置されていることを特徴とする請求項8に記
    載の郵便物区分装置。
  10. 【請求項10】 宛名が記載された郵便物を供給する供
    給手段と、 この供給手段で供給された前記郵便物から前記宛名を読
    取る読取手段と、 この読取手段で前記宛名が読取られた郵便物の面を載置
    した状態でこの郵便物を水平方向へ搬送する所定幅の搬
    送ベルトと、この搬送ベルト上に配設され、搬送方向に
    対して略垂直な方向に設けられた隆起部とからなる搬送
    手段と、 この搬送手段に沿って設けられ、この搬送手段における
    前記郵便物の位置を検知する検知手段と、 この検知手段での検知結果に基づき、前記搬送手段を前
    記水平方向に対して垂直方向へ変位せしめる変位手段
    と、 前記搬送手段の垂直下方向に設けられ、前記変位手段に
    よる変位によって前記搬送手段から落下する郵便物を受
    けて集積する集積手段と、 この集積手段に前記郵便物が集積された後に前記搬送手
    段を垂直方向から水平方向へと復帰せしめる復帰手段と
    からなり、 前記搬送手段は、前記隆起部によって前記郵便物の搬送
    方向後端を保持して搬送及び集積に供することを特徴と
    する郵便物区分装置。
  11. 【請求項11】 前記隆起部は前記搬送ベルトに一定間
    隔で複数個配置されていることを特徴とする請求項10
    に記載の郵便物区分装置。
JP25953296A 1996-09-30 1996-09-30 搬送装置及び郵便物区分装置 Pending JPH10101244A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2005087636A1 (ja) * 2004-03-11 2008-01-24 セイコーエプソン株式会社 画像形成装置
CN114472196A (zh) * 2022-02-07 2022-05-13 成都理工大学 图书馆书刊传送控制方法以及转运装置

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