JPH0999388A - 建築構造用コラムの仕口部材に使用するブラケット及びその製作方法並びに複数の仕口部材を備えた建築構造用コラム及び同コラムの製作方法並びに建築構造用コラムの仕口部材と梁部材との接続方法及び建築構造用主梁部材への梁部材の接続方法 - Google Patents
建築構造用コラムの仕口部材に使用するブラケット及びその製作方法並びに複数の仕口部材を備えた建築構造用コラム及び同コラムの製作方法並びに建築構造用コラムの仕口部材と梁部材との接続方法及び建築構造用主梁部材への梁部材の接続方法Info
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- JPH0999388A JPH0999388A JP8072270A JP7227096A JPH0999388A JP H0999388 A JPH0999388 A JP H0999388A JP 8072270 A JP8072270 A JP 8072270A JP 7227096 A JP7227096 A JP 7227096A JP H0999388 A JPH0999388 A JP H0999388A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品数が少なく溶接部分の歪みの少ない寸法
精度の高い建築構造用コラムの仕口部材に使用するブラ
ケットとその製作方法の提供ならびに仕口部材とコラム
との間の接続強度を溶接部の強度にのみ依存しない建築
構造用コラムと同コラムの製作方法ならびに溶接強度に
のみ依存しない強度的な不安をなくした建築構造用主梁
部材への梁部材の接続方法の提供。 【解決手段】 別途製作する上部フランジユニット5の
傾斜形状7に合わせてH型鋼1のウェブ部分3をレーザ
ー切断により切断して形成した下部フランジユニット9
と、該下部フランジユニットのウェブ部分の状に合わせ
て前記別途製作された上部フランジユニット5とを溶接
接合してなることを特徴とする建築構造用コラムの仕口
部材に使用するブラケット。
精度の高い建築構造用コラムの仕口部材に使用するブラ
ケットとその製作方法の提供ならびに仕口部材とコラム
との間の接続強度を溶接部の強度にのみ依存しない建築
構造用コラムと同コラムの製作方法ならびに溶接強度に
のみ依存しない強度的な不安をなくした建築構造用主梁
部材への梁部材の接続方法の提供。 【解決手段】 別途製作する上部フランジユニット5の
傾斜形状7に合わせてH型鋼1のウェブ部分3をレーザ
ー切断により切断して形成した下部フランジユニット9
と、該下部フランジユニットのウェブ部分の状に合わせ
て前記別途製作された上部フランジユニット5とを溶接
接合してなることを特徴とする建築構造用コラムの仕口
部材に使用するブラケット。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建築構造用コラムの
仕口部材に使用するブラケット及びその製作方法並びに
複数の仕口部材を備えた建築構造用コラム及び同コラム
の製作方法並びに建築構造用コラムの仕口部材と梁部材
との接続方法及び建築構造用主梁部材への梁部材の接続
方法に関する。
仕口部材に使用するブラケット及びその製作方法並びに
複数の仕口部材を備えた建築構造用コラム及び同コラム
の製作方法並びに建築構造用コラムの仕口部材と梁部材
との接続方法及び建築構造用主梁部材への梁部材の接続
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】建築構造用コラムの仕口部材に使用する
ブラケットとその製作方法は図19に示すように、従来
のブラケットは、上フランジとウェブ及び下フランジの
3種類の部品に必要な加工をそれぞれ施し、その後これ
らの部品を溶接してブラケット100が製作されてい
る。
ブラケットとその製作方法は図19に示すように、従来
のブラケットは、上フランジとウェブ及び下フランジの
3種類の部品に必要な加工をそれぞれ施し、その後これ
らの部品を溶接してブラケット100が製作されてい
る。
【0003】また、図20に示すように、4個のブラケ
ット100を直接コラム101に十文字形状に溶接して
ダイヤフラムとよばれるブラケットを製作する方法、ま
たは図21(a)に示すように、4個のブラケット10
0を十文字形状に溶接接合して1個の接合部ブロック1
03を製作し、この接合部ブロック103の中心の穴1
05にコラム101を挿入し、この接合部ブロック10
3をコラム101に溶接してダイヤフラムとよばれるブ
ラケットを製作する方法、または図21(b)に示すよ
うに、十文字形状の上フランジ103及び下フランジ1
09の中央にコラム105が入る穴を設け、この穴付き
の上フランジと下フランジにウェブ111を溶接して接
合部ブロック103を製作することも行われている。
ット100を直接コラム101に十文字形状に溶接して
ダイヤフラムとよばれるブラケットを製作する方法、ま
たは図21(a)に示すように、4個のブラケット10
0を十文字形状に溶接接合して1個の接合部ブロック1
03を製作し、この接合部ブロック103の中心の穴1
05にコラム101を挿入し、この接合部ブロック10
3をコラム101に溶接してダイヤフラムとよばれるブ
ラケットを製作する方法、または図21(b)に示すよ
うに、十文字形状の上フランジ103及び下フランジ1
09の中央にコラム105が入る穴を設け、この穴付き
の上フランジと下フランジにウェブ111を溶接して接
合部ブロック103を製作することも行われている。
【0004】また、仕口部材を備えた建築構造用コラム
は図22に示すように、断面形状が箱型のコラム101
にH型鋼を使用した仕口部材111の上下のフランジと
ウェブを直接的に箱型のコラムに溶接する方法や、図2
3に示すように、ブラケット100のウェブ111を直
接コラムに溶接し、上下のフランジ107、109はコ
ラム101に溶接した接合板113に溶接して製作する
方法が行われている。
は図22に示すように、断面形状が箱型のコラム101
にH型鋼を使用した仕口部材111の上下のフランジと
ウェブを直接的に箱型のコラムに溶接する方法や、図2
3に示すように、ブラケット100のウェブ111を直
接コラムに溶接し、上下のフランジ107、109はコ
ラム101に溶接した接合板113に溶接して製作する
方法が行われている。
【0005】また、建築構造用コラムの仕口部材と梁部
材との接続方法は、前記図22に示すように、箱型のコ
ラム101に直接溶接されたH型鋼で製作された仕口部
材111の上下のフランジとウェブとをスプライスプレ
ート117を使用して接合している。
材との接続方法は、前記図22に示すように、箱型のコ
ラム101に直接溶接されたH型鋼で製作された仕口部
材111の上下のフランジとウェブとをスプライスプレ
ート117を使用して接合している。
【0006】また、建築構造用主梁部材への梁部材の接
続方法は、図24及び図25に示すように、主梁部材1
19に仕口部材121を溶接して設け、この仕口部材1
21と梁部材115とをスプライスプレート117を使
用して接合している。
続方法は、図24及び図25に示すように、主梁部材1
19に仕口部材121を溶接して設け、この仕口部材1
21と梁部材115とをスプライスプレート117を使
用して接合している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記建築構造用コラム
の仕口部材に使用するブラケットは、部品数が多いので
溶接部分が多くなり溶接による歪みの発生も多くなるの
で寸法精度の高いブラケットの製作が難しいという問題
がある。
の仕口部材に使用するブラケットは、部品数が多いので
溶接部分が多くなり溶接による歪みの発生も多くなるの
で寸法精度の高いブラケットの製作が難しいという問題
がある。
【0008】また、仕口部材を備えた建築構造用コラム
は、仕口部材を直接的にコラムに溶接しているので、仕
口部材とコラムとの間の接続強度は溶接部の強度にのみ
依存することになる。また、溶接不良などが全く無いと
いう保証はなく強度面での不安が在る。
は、仕口部材を直接的にコラムに溶接しているので、仕
口部材とコラムとの間の接続強度は溶接部の強度にのみ
依存することになる。また、溶接不良などが全く無いと
いう保証はなく強度面での不安が在る。
【0009】また、建築構造用コラムの仕口部材と梁部
材との接続方法は、コラムに溶接されたH型鋼で製作さ
れた仕口部材の上下のフランジとウェブとをスプライス
プレートを使用して接合しているので、接合部分の強度
はスプライスプレートと接合ボルトの強度に依存してお
り接合強度に不安がある。
材との接続方法は、コラムに溶接されたH型鋼で製作さ
れた仕口部材の上下のフランジとウェブとをスプライス
プレートを使用して接合しているので、接合部分の強度
はスプライスプレートと接合ボルトの強度に依存してお
り接合強度に不安がある。
【0010】また、建築構造用主梁部材への梁部材の接
続方法は、主梁部材に仕口部材を溶接して設け、この仕
口部材と梁部材とをスプライスプレートを使用して接合
している。この接続方法では部品点数が多くなり、また
溶接強度に依存する部分が多く接合強度に不安がある。
続方法は、主梁部材に仕口部材を溶接して設け、この仕
口部材と梁部材とをスプライスプレートを使用して接合
している。この接続方法では部品点数が多くなり、また
溶接強度に依存する部分が多く接合強度に不安がある。
【0011】本発明は上述の如き問題に鑑みてなされた
ものであり、本発明の課題は部品数が少なく、溶接部分
の溶接歪みの発生を少なくした寸法精度の高い建築構造
用コラムの仕口部材に使用するブラケットとその製作方
法を提供することである。
ものであり、本発明の課題は部品数が少なく、溶接部分
の溶接歪みの発生を少なくした寸法精度の高い建築構造
用コラムの仕口部材に使用するブラケットとその製作方
法を提供することである。
【0012】また、仕口部材とコラムとの間の接続強度
を溶接部の強度にのみ依存しない、新規な複数の仕口部
材を備えた建築構造用コラムと同コラムの製作方法を提
供することである。
を溶接部の強度にのみ依存しない、新規な複数の仕口部
材を備えた建築構造用コラムと同コラムの製作方法を提
供することである。
【0013】さらに、接合部分の強度をスプライスプレ
ートと接合ボルトの強度にのみ依存しない新規な建築構
造用コラムの仕口部材と梁部材との接続方法を提供する
ことである。
ートと接合ボルトの強度にのみ依存しない新規な建築構
造用コラムの仕口部材と梁部材との接続方法を提供する
ことである。
【0014】また、部品点数を削減して溶接強度に依存
する部分を少なくし、強度的な不安をなくした建築構造
用主梁部材への梁部材の接続方法を提供することであ
る。
する部分を少なくし、強度的な不安をなくした建築構造
用主梁部材への梁部材の接続方法を提供することであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の建築構
造用コラムの仕口部材に使用するブラケットは、別途製
作する上部フランジユニットの形状に合わせてH型鋼の
ウェブ部分をレーザー切断により切断して形成した下部
フランジユニットと、該下部フランジユニットのウェブ
部分の前記切断形状に合わせて前記別途製作された上部
フランジユニットとを溶接接合してなることを要旨とす
るものである。従って、部品点数が少なく溶接歪みの発
生も少なくなりブラケットの寸法精度を向上させること
ができる。
造用コラムの仕口部材に使用するブラケットは、別途製
作する上部フランジユニットの形状に合わせてH型鋼の
ウェブ部分をレーザー切断により切断して形成した下部
フランジユニットと、該下部フランジユニットのウェブ
部分の前記切断形状に合わせて前記別途製作された上部
フランジユニットとを溶接接合してなることを要旨とす
るものである。従って、部品点数が少なく溶接歪みの発
生も少なくなりブラケットの寸法精度を向上させること
ができる。
【0016】請求項2に記載の建築構造用コラムの仕口
部材に使用するブラケットは、請求項1に記載の建築構
造用コラムの仕口部材に使用するブラケットにおいて、
前記下部フランジユニットのウェブ部分の形状部に上部
フランジユニットとの位置合わせ用の係合凸部を設け、
該係合凸部に前記上部フランジユニットに設けた嵌合穴
を嵌合して設けたことを要旨とするものである。従っ
て、上部フランジユニットと下部フランジユニットとの
位置合わせが容易にできる。
部材に使用するブラケットは、請求項1に記載の建築構
造用コラムの仕口部材に使用するブラケットにおいて、
前記下部フランジユニットのウェブ部分の形状部に上部
フランジユニットとの位置合わせ用の係合凸部を設け、
該係合凸部に前記上部フランジユニットに設けた嵌合穴
を嵌合して設けたことを要旨とするものである。従っ
て、上部フランジユニットと下部フランジユニットとの
位置合わせが容易にできる。
【0017】請求項3に記載の建築構造用コラムの仕口
部材に使用するブラケットの製作方法は、H型鋼のウェ
ブ部分を別途製作する上部フランジの形状に合わせてレ
ーザー切断して、ウェブとフランジからなる下部フラン
ジユニットを一体的に製作し、該下部フランジユニット
のウェブ部分の形状に合わせて別途製作された上部フラ
ンジユニットを溶接接合することを要旨とするものであ
る。従って、部品点数が少なく溶接接合部も削減される
ので、寸法精度の高いブラケットを効率よく生産するこ
とができる。
部材に使用するブラケットの製作方法は、H型鋼のウェ
ブ部分を別途製作する上部フランジの形状に合わせてレ
ーザー切断して、ウェブとフランジからなる下部フラン
ジユニットを一体的に製作し、該下部フランジユニット
のウェブ部分の形状に合わせて別途製作された上部フラ
ンジユニットを溶接接合することを要旨とするものであ
る。従って、部品点数が少なく溶接接合部も削減される
ので、寸法精度の高いブラケットを効率よく生産するこ
とができる。
【0018】請求項4に記載の建築構造用コラムの仕口
部材に使用するブラケットの製作方法は、請求項3に記
載の建築構造用コラムの仕口部材に使用するブラケット
の製作方法において、前記下部フランジユニットのウェ
ブ部分の形状に上部フランジユニットとの位置合わせ用
の係合凸部を設け、前記上部フランジユニットに該係合
凸部に嵌合する嵌合穴を設けたことを要旨とするもので
ある。従って、上部フランジユニットと下部フランジユ
ニットとの位置合わせが容易にできるので、生産効率が
向上する。
部材に使用するブラケットの製作方法は、請求項3に記
載の建築構造用コラムの仕口部材に使用するブラケット
の製作方法において、前記下部フランジユニットのウェ
ブ部分の形状に上部フランジユニットとの位置合わせ用
の係合凸部を設け、前記上部フランジユニットに該係合
凸部に嵌合する嵌合穴を設けたことを要旨とするもので
ある。従って、上部フランジユニットと下部フランジユ
ニットとの位置合わせが容易にできるので、生産効率が
向上する。
【0019】請求項5に記載の建築構造用コラムの仕口
部材に使用するブラケットは、別途製作する上部フラン
ジの形状に合わせてH型鋼のウェブ部分をてレーザー切
断により切断して形成した下部フランジユニットと、該
下部フランジユニットのウェブ部分の形状に合わせて前
記別途製作された上部フランジユニットとを溶接接合し
てなるブラケットユニットと、該ブラケットユニット4
個のコラム取付け側の上下のフランジを十文字状に集合
接合し、該集合接合した中央部に建築構造用コラムが嵌
合する適宜な嵌合穴部を形成してなることを要旨とする
ものである。従って、部品点数及び溶接接合部が少ない
のでブラケットの寸法精度を向上させることができる。
部材に使用するブラケットは、別途製作する上部フラン
ジの形状に合わせてH型鋼のウェブ部分をてレーザー切
断により切断して形成した下部フランジユニットと、該
下部フランジユニットのウェブ部分の形状に合わせて前
記別途製作された上部フランジユニットとを溶接接合し
てなるブラケットユニットと、該ブラケットユニット4
個のコラム取付け側の上下のフランジを十文字状に集合
接合し、該集合接合した中央部に建築構造用コラムが嵌
合する適宜な嵌合穴部を形成してなることを要旨とする
ものである。従って、部品点数及び溶接接合部が少ない
のでブラケットの寸法精度を向上させることができる。
【0020】請求項6に記載の建築構造用コラムの仕口
部材に使用するブラケットの製作方法は、別途製作する
上部フランジの形状に合わせてH型鋼のウェブ部分をレ
ーザー切断により切断して形成した下部フランジユニッ
トと、該下部フランジユニットのウェブ部分の形状に合
わせて前記別途製作された上部フランジユニットとを溶
接接合してブラケットユニットを製作し、該ブラケット
ユニットのコラム取付け側の上下のフランジのコーナー
を角度45度にレーザー切断すると共に、コラム取付け
側から他端部に向かって上下のフランジを適宜な角度で
レーザー切断し、該ブラケット4個のコラム取付け側の
上下のフランジを十文字状に集合して溶接接合し、該集
合接合した中央部に建築構造用コラムが嵌合する適宜な
嵌合穴部を形成することを要旨とするものである。従っ
て、部品点数及び溶接接合部が少ないので寸法精度の高
いブラケットを効率よく生産することができる。
部材に使用するブラケットの製作方法は、別途製作する
上部フランジの形状に合わせてH型鋼のウェブ部分をレ
ーザー切断により切断して形成した下部フランジユニッ
トと、該下部フランジユニットのウェブ部分の形状に合
わせて前記別途製作された上部フランジユニットとを溶
接接合してブラケットユニットを製作し、該ブラケット
ユニットのコラム取付け側の上下のフランジのコーナー
を角度45度にレーザー切断すると共に、コラム取付け
側から他端部に向かって上下のフランジを適宜な角度で
レーザー切断し、該ブラケット4個のコラム取付け側の
上下のフランジを十文字状に集合して溶接接合し、該集
合接合した中央部に建築構造用コラムが嵌合する適宜な
嵌合穴部を形成することを要旨とするものである。従っ
て、部品点数及び溶接接合部が少ないので寸法精度の高
いブラケットを効率よく生産することができる。
【0021】請求項7に記載の建築構造用コラムの仕口
部材に使用するブラケットは、十文字状の上部フランジ
と下部フランジとの間に上下フランジの中央部を残して
ウェブ部材を溶接してブラケットユニットを製作し、該
ブラケットユニットの上下フランジの中央部に建築構造
用コラムが嵌合する嵌合穴をレーザー切断で形成したこ
とを要旨とするものである。従って、溶接接合部が少な
いのでブラケットの寸法精度を向上させることができ
る。
部材に使用するブラケットは、十文字状の上部フランジ
と下部フランジとの間に上下フランジの中央部を残して
ウェブ部材を溶接してブラケットユニットを製作し、該
ブラケットユニットの上下フランジの中央部に建築構造
用コラムが嵌合する嵌合穴をレーザー切断で形成したこ
とを要旨とするものである。従って、溶接接合部が少な
いのでブラケットの寸法精度を向上させることができ
る。
【0022】請求項8に記載の建築構造用コラムの仕口
部材に使用するブラケットの製作方法は、十文字状の上
部フランジと下部フランジとの間に上下フランジの中央
部を残してウェブ部材を溶接し、該上下フランジの中央
部に建築構造用コラムが嵌合する嵌合穴をレーザー切断
で形成することを要旨とするものである。従って、通り
精度の良いコラム嵌合穴を作ることができる。
部材に使用するブラケットの製作方法は、十文字状の上
部フランジと下部フランジとの間に上下フランジの中央
部を残してウェブ部材を溶接し、該上下フランジの中央
部に建築構造用コラムが嵌合する嵌合穴をレーザー切断
で形成することを要旨とするものである。従って、通り
精度の良いコラム嵌合穴を作ることができる。
【0023】請求項9に記載の仕口部材を備えた建築構
造用コラムは、コラムの柱軸にほぼ直交する仕口を備え
た建築構造用コラムにおいて、両端部に仕口を備えた第
一仕口部材を前記コラムの両側壁に設けた仕口部材挿入
孔を貫通させて設け、一端に接合形状部を備え他端に仕
口を備えた第二仕口部材のそれぞれの接合形状部側を前
記第一仕口部材が貫通するコラム側面の両側壁に設けた
仕口部材挿入孔を貫通させて設けると共に、前記第一の
仕口部材に設けた第二仕口部材の接合形状部挿入孔に貫
通させて設け、該第二仕口部材の接合形状部を当接係合
させて相互に溶接接合して設けたことを要旨とするもの
である。従って、コラムと仕口部材との間の接合部の強
度は溶接部の強度にのみ依存していないので強度面での
不安がない。
造用コラムは、コラムの柱軸にほぼ直交する仕口を備え
た建築構造用コラムにおいて、両端部に仕口を備えた第
一仕口部材を前記コラムの両側壁に設けた仕口部材挿入
孔を貫通させて設け、一端に接合形状部を備え他端に仕
口を備えた第二仕口部材のそれぞれの接合形状部側を前
記第一仕口部材が貫通するコラム側面の両側壁に設けた
仕口部材挿入孔を貫通させて設けると共に、前記第一の
仕口部材に設けた第二仕口部材の接合形状部挿入孔に貫
通させて設け、該第二仕口部材の接合形状部を当接係合
させて相互に溶接接合して設けたことを要旨とするもの
である。従って、コラムと仕口部材との間の接合部の強
度は溶接部の強度にのみ依存していないので強度面での
不安がない。
【0024】請求項10に記載の仕口部材を備えた建築
構造用コラムは、請求項9に記載の仕口部材を備えた建
築構造用コラムにおいて、前記第一及び第二の仕口部材
はH型鋼からなり、前記第二の仕口部材の接合形状部を
該第二の仕口部材のウェブに設けたことを特徴とする請
求項9に記載の仕口部材を備えたことを要旨とするもの
である。従って部品点数が減少し製造原価を低減させる
ことがができる。
構造用コラムは、請求項9に記載の仕口部材を備えた建
築構造用コラムにおいて、前記第一及び第二の仕口部材
はH型鋼からなり、前記第二の仕口部材の接合形状部を
該第二の仕口部材のウェブに設けたことを特徴とする請
求項9に記載の仕口部材を備えたことを要旨とするもの
である。従って部品点数が減少し製造原価を低減させる
ことがができる。
【0025】請求項11に記載の複数の仕口部材を備え
た建築構造用コラムの製作方法は、複数の仕口を備えた
建築構造用コラムの製作方法にして、両端部に仕口を設
けると共にほぼ中央に第二仕口部材の接合形状部が挿入
可能な接合形状部挿入孔を設けた第一仕口部材と、一端
に接合形状部を備え他端に仕口を備えた第二仕口部材と
が挿入可能な仕口部材挿入孔をレーザー加工によりコラ
ムの側壁に直交させて設け、該仕口部材挿入孔に前記第
一仕口部材を貫通させて設けると共に、該第一仕口部材
の両側面から該第一仕口部材に直交させて前記第二仕口
部材を前記仕口部材挿入孔から挿入し、該第二仕口部材
の接合形状部側を前記第一仕口部材の接合形状部挿入孔
を貫通させて設け、該接合形状部を当接係合させて相互
に接合することを要旨とするものである。従って、仕口
部材とコラムとの接続は溶接のみではなく仕口部材をコ
ラムで支持させることができる。また、この方法によれ
ば部品点数を削減をすることができる。
た建築構造用コラムの製作方法は、複数の仕口を備えた
建築構造用コラムの製作方法にして、両端部に仕口を設
けると共にほぼ中央に第二仕口部材の接合形状部が挿入
可能な接合形状部挿入孔を設けた第一仕口部材と、一端
に接合形状部を備え他端に仕口を備えた第二仕口部材と
が挿入可能な仕口部材挿入孔をレーザー加工によりコラ
ムの側壁に直交させて設け、該仕口部材挿入孔に前記第
一仕口部材を貫通させて設けると共に、該第一仕口部材
の両側面から該第一仕口部材に直交させて前記第二仕口
部材を前記仕口部材挿入孔から挿入し、該第二仕口部材
の接合形状部側を前記第一仕口部材の接合形状部挿入孔
を貫通させて設け、該接合形状部を当接係合させて相互
に接合することを要旨とするものである。従って、仕口
部材とコラムとの接続は溶接のみではなく仕口部材をコ
ラムで支持させることができる。また、この方法によれ
ば部品点数を削減をすることができる。
【0026】請求項12に記載の複数の仕口部材を備え
た建築構造用コラムは、複数の仕口を備えた建築構造用
コラムにおいて、該コラムの柱軸にほぼ直交して貫通す
る第一仕口部材の輪郭に相似形の第一仕口部材挿入孔を
設け、該第一仕口部材挿入孔に両端部に仕口を備えた第
一仕口部材を貫通させて設け、前記第一仕口部材挿入孔
にほぼ直交する方向に第二仕口部材と接合板とを挿入可
能な第二仕口部材挿入孔を前記コラムの柱軸にほぼ直角
に貫通させて設け、前記第一仕口部材の両側の第二仕口
部材挿入孔から第二仕口部材の当接部をそれぞれ挿入
し、該当接部を前記コラムを貫通する第一仕口部材の両
側に当接させて設けると共に前記第一仕口部材に接合板
挿入孔を設け、該接合板挿入孔を貫通させて設けた前記
接合板で前記第二仕口部材を締結したことを要旨とする
ものである。従って、コラムと仕口部材との間の接合部
の強度は溶接部の強度にのみ依存していないので強度面
での不安がない。
た建築構造用コラムは、複数の仕口を備えた建築構造用
コラムにおいて、該コラムの柱軸にほぼ直交して貫通す
る第一仕口部材の輪郭に相似形の第一仕口部材挿入孔を
設け、該第一仕口部材挿入孔に両端部に仕口を備えた第
一仕口部材を貫通させて設け、前記第一仕口部材挿入孔
にほぼ直交する方向に第二仕口部材と接合板とを挿入可
能な第二仕口部材挿入孔を前記コラムの柱軸にほぼ直角
に貫通させて設け、前記第一仕口部材の両側の第二仕口
部材挿入孔から第二仕口部材の当接部をそれぞれ挿入
し、該当接部を前記コラムを貫通する第一仕口部材の両
側に当接させて設けると共に前記第一仕口部材に接合板
挿入孔を設け、該接合板挿入孔を貫通させて設けた前記
接合板で前記第二仕口部材を締結したことを要旨とする
ものである。従って、コラムと仕口部材との間の接合部
の強度は溶接部の強度にのみ依存していないので強度面
での不安がない。
【0027】請求項13に記載の複数の仕口部材を備え
た建築構造用コラムは、複数の仕口を備えた建築構造用
コラムにおいて、第一仕口部材の輪郭に相似形の第一仕
口部材挿入孔を前記コラムの柱軸にほぼ直角に貫通させ
て設けると共に、前記第一仕口部材挿入孔にほぼ直交す
る方向の第二仕口部材挿入孔を前記コラムの柱軸にほぼ
直角に貫通させて設け、両端部に仕口を備えた第一仕口
部材を前記第一仕口部材挿入孔に貫通させて設け、前記
第一仕口部材の両側の第二仕口部材挿入孔からそれぞれ
第二仕口部材の締結部を挿入すると共に該締結部を前記
第一仕口部材に設けた締結部挿入孔を貫通させて設け、
前記前記第一仕口部材を貫通したそれぞれの締結部を締
結し、前記コラムに複数の仕口を設けたことを要旨とす
るものである。従って、コラムと仕口部材との間の接合
部の強度は溶接部の強度にのみ依存していないので強度
面での不安がない。
た建築構造用コラムは、複数の仕口を備えた建築構造用
コラムにおいて、第一仕口部材の輪郭に相似形の第一仕
口部材挿入孔を前記コラムの柱軸にほぼ直角に貫通させ
て設けると共に、前記第一仕口部材挿入孔にほぼ直交す
る方向の第二仕口部材挿入孔を前記コラムの柱軸にほぼ
直角に貫通させて設け、両端部に仕口を備えた第一仕口
部材を前記第一仕口部材挿入孔に貫通させて設け、前記
第一仕口部材の両側の第二仕口部材挿入孔からそれぞれ
第二仕口部材の締結部を挿入すると共に該締結部を前記
第一仕口部材に設けた締結部挿入孔を貫通させて設け、
前記前記第一仕口部材を貫通したそれぞれの締結部を締
結し、前記コラムに複数の仕口を設けたことを要旨とす
るものである。従って、コラムと仕口部材との間の接合
部の強度は溶接部の強度にのみ依存していないので強度
面での不安がない。
【0028】請求項14に記載の複数の仕口部材を備え
た建築構造用コラムは、請求項12または請求項13に
おいて、前記第一及び第二仕口部材がH型鋼であること
を要旨とするものである。従って、コラムと仕口部材と
の間の接合部の強度は溶接部の強度にのみ依存していな
いので強度面での不安がない。また、製造コストの低減
を図ることができる。
た建築構造用コラムは、請求項12または請求項13に
おいて、前記第一及び第二仕口部材がH型鋼であること
を要旨とするものである。従って、コラムと仕口部材と
の間の接合部の強度は溶接部の強度にのみ依存していな
いので強度面での不安がない。また、製造コストの低減
を図ることができる。
【0029】請求項15に記載の複数の仕口部材を備え
た建築構造用コラムの製作方法は、複数の仕口を備えた
建築構造用コラムの製作方法にして、第一仕口部材の輪
郭に相似形の第一仕口部材挿入孔を前記コラムの柱軸に
ほぼ直角に貫通させて設け、該第一仕口部材挿入孔に両
端部に仕口を備えた第一仕口部材を貫通させて設けると
共に、前記第一仕口部材挿入孔にほぼ直交する方向に第
二仕口部材と接合板とが挿入可能な第二仕口部材挿入孔
を前記コラムの柱軸にほぼ直角に貫通させて設け、前記
第一仕口部材の両側の第二仕口部材挿入孔から第二仕口
部材の当接部側をそれぞれ挿入し、該当接部を前記コラ
ムを貫通する第一仕口部材の両側に当接させて設け、前
記第一仕口部材を貫通させて設けた前記接合板で前記第
二仕口部材を締結し前記コラムに複数の仕口を設けたこ
とを要旨とするものである。従って、コラムと仕口部材
との間の接合部の強度は溶接部の強度にのみ依存してい
ないので強度面での不安がない。
た建築構造用コラムの製作方法は、複数の仕口を備えた
建築構造用コラムの製作方法にして、第一仕口部材の輪
郭に相似形の第一仕口部材挿入孔を前記コラムの柱軸に
ほぼ直角に貫通させて設け、該第一仕口部材挿入孔に両
端部に仕口を備えた第一仕口部材を貫通させて設けると
共に、前記第一仕口部材挿入孔にほぼ直交する方向に第
二仕口部材と接合板とが挿入可能な第二仕口部材挿入孔
を前記コラムの柱軸にほぼ直角に貫通させて設け、前記
第一仕口部材の両側の第二仕口部材挿入孔から第二仕口
部材の当接部側をそれぞれ挿入し、該当接部を前記コラ
ムを貫通する第一仕口部材の両側に当接させて設け、前
記第一仕口部材を貫通させて設けた前記接合板で前記第
二仕口部材を締結し前記コラムに複数の仕口を設けたこ
とを要旨とするものである。従って、コラムと仕口部材
との間の接合部の強度は溶接部の強度にのみ依存してい
ないので強度面での不安がない。
【0030】請求項16に記載の複数の仕口部材を備え
た建築構造用コラムの製作方法は、複数の仕口を備えた
建築構造用コラムの製作方法にして、第一仕口部材の輪
郭に相似形の第一仕口部材挿入孔を前記コラムの柱軸に
ほぼ直角に貫通させて設け、該第一仕口部材挿入孔に両
端部に仕口を備えた第一仕口部材を貫通させて設けると
共に、前記第一仕口部材挿入孔にほぼ直交する方向の第
二仕口部材挿入孔を前記コラムの柱軸にほぼ直角に貫通
させて設け、前記第一仕口部材の両側の第二仕口部材挿
入孔から第二仕口部材の締結部側をそれぞれ挿入すると
共に該締結部を前記第一仕口部材に設けた締結部挿入孔
を貫通させて設け、前記前記第一仕口部材を貫通したそ
れぞれの締結部を締結し、前記コラムに複数の仕口を製
作設することを要旨とするものである。従って、従っ
て、コラムと仕口部材との間の接合部の強度は溶接部の
強度にのみ依存していないので強度面での不安がない。
た建築構造用コラムの製作方法は、複数の仕口を備えた
建築構造用コラムの製作方法にして、第一仕口部材の輪
郭に相似形の第一仕口部材挿入孔を前記コラムの柱軸に
ほぼ直角に貫通させて設け、該第一仕口部材挿入孔に両
端部に仕口を備えた第一仕口部材を貫通させて設けると
共に、前記第一仕口部材挿入孔にほぼ直交する方向の第
二仕口部材挿入孔を前記コラムの柱軸にほぼ直角に貫通
させて設け、前記第一仕口部材の両側の第二仕口部材挿
入孔から第二仕口部材の締結部側をそれぞれ挿入すると
共に該締結部を前記第一仕口部材に設けた締結部挿入孔
を貫通させて設け、前記前記第一仕口部材を貫通したそ
れぞれの締結部を締結し、前記コラムに複数の仕口を製
作設することを要旨とするものである。従って、従っ
て、コラムと仕口部材との間の接合部の強度は溶接部の
強度にのみ依存していないので強度面での不安がない。
【0031】請求項17に記載の複数の仕口部材を備え
た建築構造用コラムの製作方法は、請求項15または請
求項16に記載の複数の仕口部材を備えた建築構造用コ
ラムの製作方法において、前記第一及び第二仕口部材が
H型鋼であることを要旨とするものである。従って、製
造原価の低減をはかることがができる。
た建築構造用コラムの製作方法は、請求項15または請
求項16に記載の複数の仕口部材を備えた建築構造用コ
ラムの製作方法において、前記第一及び第二仕口部材が
H型鋼であることを要旨とするものである。従って、製
造原価の低減をはかることがができる。
【0032】請求項18に記載の複数の仕口部材を備え
た建築構造用コラムの製作方法は、複数の仕口を備えた
建築構造用コラムの製作方法にして、第一仕口部材と第
二仕口部材とに設けた嵌込み継手により、第一仕口部材
と第二仕口部材とを十文字状に嵌合し、前記第一仕口部
材の横断面と相似形の挿入孔と前記第二仕口部材の横断
面の左半分の断面形状に相似の挿入孔とを直交させて設
けた左半分割コラムを前記第一仕口部材に嵌合させて設
けると共に、前記左半分割コラムと左右対称の右半分割
コラムを前記第一仕口部材に嵌合させて設け、該左右半
分割コラムを一体的に溶接すると共に前記第一仕口部材
と第二仕口部材とに溶接接合して前記コラムに複数の仕
口を製作することを要旨とするものである。従って、コ
ラムと仕口部材との間の接合部の強度は溶接部の強度に
のみ依存していないので強度面での不安がない上に部品
点数を少なくできるので製造コストの低減を図ることが
できる。
た建築構造用コラムの製作方法は、複数の仕口を備えた
建築構造用コラムの製作方法にして、第一仕口部材と第
二仕口部材とに設けた嵌込み継手により、第一仕口部材
と第二仕口部材とを十文字状に嵌合し、前記第一仕口部
材の横断面と相似形の挿入孔と前記第二仕口部材の横断
面の左半分の断面形状に相似の挿入孔とを直交させて設
けた左半分割コラムを前記第一仕口部材に嵌合させて設
けると共に、前記左半分割コラムと左右対称の右半分割
コラムを前記第一仕口部材に嵌合させて設け、該左右半
分割コラムを一体的に溶接すると共に前記第一仕口部材
と第二仕口部材とに溶接接合して前記コラムに複数の仕
口を製作することを要旨とするものである。従って、コ
ラムと仕口部材との間の接合部の強度は溶接部の強度に
のみ依存していないので強度面での不安がない上に部品
点数を少なくできるので製造コストの低減を図ることが
できる。
【0033】請求項19に記載の複数の仕口部材を備え
た建築構造用コラムの製作方法は、請求項18に記載の
複数の仕口部材を備えた建築構造用コラムの製作方法に
おいて、前記第一及び第二仕口部材がH型鋼からなり、
前記第一仕口部材の嵌込み継手は該第一仕口部材の下部
フランジから上部フランジ直下まで入れた切り欠き溝で
あり、前記第二仕口部材に設けた嵌込み継手は該第二仕
口部材の上下のフランジ部を前記第一仕口部材のフラン
ジの幅に合わせて切り欠いた溝であることを要旨とする
ものである。従って、コラムと仕口部材との間の接合部
の強度は溶接部の強度にのみ依存していないので強度面
での不安がない上に部品点数を少なくできるので製造コ
ストの低減を図ることができる。
た建築構造用コラムの製作方法は、請求項18に記載の
複数の仕口部材を備えた建築構造用コラムの製作方法に
おいて、前記第一及び第二仕口部材がH型鋼からなり、
前記第一仕口部材の嵌込み継手は該第一仕口部材の下部
フランジから上部フランジ直下まで入れた切り欠き溝で
あり、前記第二仕口部材に設けた嵌込み継手は該第二仕
口部材の上下のフランジ部を前記第一仕口部材のフラン
ジの幅に合わせて切り欠いた溝であることを要旨とする
ものである。従って、コラムと仕口部材との間の接合部
の強度は溶接部の強度にのみ依存していないので強度面
での不安がない上に部品点数を少なくできるので製造コ
ストの低減を図ることができる。
【0034】請求項20に記載の複数の仕口部材を備え
た建築構造用コラムは、複数の仕口を備えた建築構造用
コラムにして、第一仕口部材と第二仕口部材とに設けた
嵌込み継手により、第一仕口部材と第二仕口部材とを十
文字状に嵌合し、前記第一仕口部材の横断面と相似形の
挿入孔と前記第二仕口部材の横断面の左半分の断面形状
に相似の挿入孔とを直交させて設けた左半分割コラムを
前記第一仕口部材に嵌合させて設けると共に、前記左半
分割コラムと左右対称の右半分割コラムを前記第一仕口
部材に嵌合させて設け、該左右半分割コラムを一体的に
溶接すると共に前記第一仕口部材と第二仕口部材とに溶
接接合したことを要旨とするものである。従って、コラ
ムと仕口部材との間の接合部の強度は溶接部の強度にの
み依存していないので強度面での不安がない上に部品点
数を少なくできるので製造コストの低減を図ることがで
きる。
た建築構造用コラムは、複数の仕口を備えた建築構造用
コラムにして、第一仕口部材と第二仕口部材とに設けた
嵌込み継手により、第一仕口部材と第二仕口部材とを十
文字状に嵌合し、前記第一仕口部材の横断面と相似形の
挿入孔と前記第二仕口部材の横断面の左半分の断面形状
に相似の挿入孔とを直交させて設けた左半分割コラムを
前記第一仕口部材に嵌合させて設けると共に、前記左半
分割コラムと左右対称の右半分割コラムを前記第一仕口
部材に嵌合させて設け、該左右半分割コラムを一体的に
溶接すると共に前記第一仕口部材と第二仕口部材とに溶
接接合したことを要旨とするものである。従って、コラ
ムと仕口部材との間の接合部の強度は溶接部の強度にの
み依存していないので強度面での不安がない上に部品点
数を少なくできるので製造コストの低減を図ることがで
きる。
【0035】請求項21に記載の複数の仕口部材を備え
た建築構造用コラムは、請求項20に記載の複数の仕口
部材を備えた建築構造用コラムにおいて、前記第一及び
第二仕口部材がH型鋼からなり、前記第一仕口部材の嵌
込み継手は該第一仕口部材の下部フランジから上部フラ
ンジ直下まで入れた切り欠き溝であり、前記第二仕口部
材に設けた嵌込み継手は該第二仕口部材の上下のフラン
ジ部を前記第一仕口部材のフランジの幅に合わせて切り
欠いた溝であることを要旨とするものである。従って、
コラムと仕口部材との間の接合部の強度は溶接部の強度
にのみ依存していないので強度面での不安がない上に部
品点数を少なくできるので製造コストの低減を図ること
ができる。
た建築構造用コラムは、請求項20に記載の複数の仕口
部材を備えた建築構造用コラムにおいて、前記第一及び
第二仕口部材がH型鋼からなり、前記第一仕口部材の嵌
込み継手は該第一仕口部材の下部フランジから上部フラ
ンジ直下まで入れた切り欠き溝であり、前記第二仕口部
材に設けた嵌込み継手は該第二仕口部材の上下のフラン
ジ部を前記第一仕口部材のフランジの幅に合わせて切り
欠いた溝であることを要旨とするものである。従って、
コラムと仕口部材との間の接合部の強度は溶接部の強度
にのみ依存していないので強度面での不安がない上に部
品点数を少なくできるので製造コストの低減を図ること
ができる。
【0036】請求項22に記載の建築構造用コラムの仕
口部材と梁部材との接続方法は、建築構造用コラムの仕
口部材と梁部材との接続方法にして、前記仕口部材の接
合端部の上部フランジにフランジとウェブ部分とからな
る係合凸部を設けると共に、該仕口部材の下部フランジ
にこの下部フランジとウェブ部分とを切り欠いた下部フ
ランジ係合凹部を設け、前記梁部材の接合端部の上部フ
ランジに前記仕口部材の上部フランジ係合凸部に嵌合す
る上部フランジ係合凹部を設けると共に、前記仕口部材
の下部フランジの係合凹部に嵌合する下部フランジ係合
凸部を設け、前記仕口部材の上下の係合部と前記梁部材
の上下の係合部とを嵌合して溶接接合することを要旨と
するものである。従って、仕口部材と梁部材との接続は
溶接のみではなく仕口部材をコラムで支持させることが
できる。また、この方法によれば部品点数を削減をする
ことができる。
口部材と梁部材との接続方法は、建築構造用コラムの仕
口部材と梁部材との接続方法にして、前記仕口部材の接
合端部の上部フランジにフランジとウェブ部分とからな
る係合凸部を設けると共に、該仕口部材の下部フランジ
にこの下部フランジとウェブ部分とを切り欠いた下部フ
ランジ係合凹部を設け、前記梁部材の接合端部の上部フ
ランジに前記仕口部材の上部フランジ係合凸部に嵌合す
る上部フランジ係合凹部を設けると共に、前記仕口部材
の下部フランジの係合凹部に嵌合する下部フランジ係合
凸部を設け、前記仕口部材の上下の係合部と前記梁部材
の上下の係合部とを嵌合して溶接接合することを要旨と
するものである。従って、仕口部材と梁部材との接続は
溶接のみではなく仕口部材をコラムで支持させることが
できる。また、この方法によれば部品点数を削減をする
ことができる。
【0037】請求項23に記載の建築構造用主梁部材へ
の梁部材の接続方法は、建築構造用主梁部材への梁部材
の接続方法にして、一対の梁部材の接合端部のそれぞれ
に該梁部材のウェブの一部を突出して形成してなる対称
形の接合形状部を設け、前記主梁部材のウェブに前記一
対の梁部材の接合形状部を挿入する接合形状部挿入孔を
設け、該主梁部材の接合形状部挿入孔に前記一対の梁部
材の接合形状部を貫通させて設け、前記一対の梁部材の
接合形状部を当接係合させて設け、該接合形状部及び主
梁部材と梁部材とのフランジ部を相互に溶接接合するこ
とを要旨とするものである。従って、主梁部材に仕口部
材を設けずに梁部材を接続することができる。また、こ
の方法によれば部品点数の削減をすることができる。
の梁部材の接続方法は、建築構造用主梁部材への梁部材
の接続方法にして、一対の梁部材の接合端部のそれぞれ
に該梁部材のウェブの一部を突出して形成してなる対称
形の接合形状部を設け、前記主梁部材のウェブに前記一
対の梁部材の接合形状部を挿入する接合形状部挿入孔を
設け、該主梁部材の接合形状部挿入孔に前記一対の梁部
材の接合形状部を貫通させて設け、前記一対の梁部材の
接合形状部を当接係合させて設け、該接合形状部及び主
梁部材と梁部材とのフランジ部を相互に溶接接合するこ
とを要旨とするものである。従って、主梁部材に仕口部
材を設けずに梁部材を接続することができる。また、こ
の方法によれば部品点数の削減をすることができる。
【0038】請求項24に記載の建築構造用主梁部材へ
の梁部材の接続方法は、建築構造用主梁部材への梁部材
の接続方法にして、主梁部材と梁部材とに設けた嵌込み
継手により、主梁部材と梁部材とを十文字状に嵌合し、
該嵌合部を相互に溶接接合したことを要旨とするもので
ある。従って、主梁部材に仕口部材を設けずに梁部材を
接続することができる。また、この方法によれば部品点
数の削減をすることができる。
の梁部材の接続方法は、建築構造用主梁部材への梁部材
の接続方法にして、主梁部材と梁部材とに設けた嵌込み
継手により、主梁部材と梁部材とを十文字状に嵌合し、
該嵌合部を相互に溶接接合したことを要旨とするもので
ある。従って、主梁部材に仕口部材を設けずに梁部材を
接続することができる。また、この方法によれば部品点
数の削減をすることができる。
【0039】請求項25に記載の建築構造用主梁部材へ
の梁部材の接続方法は、請求項24に記載の建築構造用
主梁部材への梁部材の接続方法において、前記主梁部材
と梁部材がH型鋼からなり、主梁部材の嵌込み継手は該
主梁部材の上部フランジに前記梁部材のフランジが嵌合
するフランジ嵌合部を設けると共にウェブ部分に前記梁
部材のウェブが嵌合するウェブ嵌合部を設け、前記梁部
材の嵌込み継手は該主梁部材の嵌込み継手と嵌合する対
称形に設けてなることを要旨とするものである。従っ
て、主梁部材に仕口部材を設けずに梁部材を接続するこ
とができる。また、嵌合部を溶接する場合には梁部材の
位置決めが正確かつ容易であるので溶接作業の手間を短
縮することができると共に部品点数の削減ができる利点
もある。
の梁部材の接続方法は、請求項24に記載の建築構造用
主梁部材への梁部材の接続方法において、前記主梁部材
と梁部材がH型鋼からなり、主梁部材の嵌込み継手は該
主梁部材の上部フランジに前記梁部材のフランジが嵌合
するフランジ嵌合部を設けると共にウェブ部分に前記梁
部材のウェブが嵌合するウェブ嵌合部を設け、前記梁部
材の嵌込み継手は該主梁部材の嵌込み継手と嵌合する対
称形に設けてなることを要旨とするものである。従っ
て、主梁部材に仕口部材を設けずに梁部材を接続するこ
とができる。また、嵌合部を溶接する場合には梁部材の
位置決めが正確かつ容易であるので溶接作業の手間を短
縮することができると共に部品点数の削減ができる利点
もある。
【0040】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て図面により説明する。図1は建築構造用コラムの仕口
部材に使用するブラケットの製作工程を示したものであ
る。図1(a)に示す様に、仕口部材に使用するブラケ
ットとして適宜な長さのH型鋼1のウェブ部分3を、別
途製作する上部フランジ5の形状7に合わせてレーザー
切断により切断して下部フランジユニット9を製作す
る。次に図1(b)、(c)に示す様に、別途製作した
上部フランジ5を下部フランジユニット9に組合わせて
下部フランジユニット9のウェブ部分3と上部フランジ
5とを溶接すれば仕口部材に使用するブラケット11の
本体が完成する。
て図面により説明する。図1は建築構造用コラムの仕口
部材に使用するブラケットの製作工程を示したものであ
る。図1(a)に示す様に、仕口部材に使用するブラケ
ットとして適宜な長さのH型鋼1のウェブ部分3を、別
途製作する上部フランジ5の形状7に合わせてレーザー
切断により切断して下部フランジユニット9を製作す
る。次に図1(b)、(c)に示す様に、別途製作した
上部フランジ5を下部フランジユニット9に組合わせて
下部フランジユニット9のウェブ部分3と上部フランジ
5とを溶接すれば仕口部材に使用するブラケット11の
本体が完成する。
【0041】また、前記下部フランジユニットのウェブ
部分の形状部に上部フランジユニットとの位置合わせ用
の係合凸部10を設け、前記上部フランジ5にこの係合
凸部に嵌合する嵌合穴12をを設けると位置合わせがよ
り正確に行える。なお、この後にブラケット11の本体
に梁部材を接続するためのボルト穴及び溶接に必要な開
先加工を行う。
部分の形状部に上部フランジユニットとの位置合わせ用
の係合凸部10を設け、前記上部フランジ5にこの係合
凸部に嵌合する嵌合穴12をを設けると位置合わせがよ
り正確に行える。なお、この後にブラケット11の本体
に梁部材を接続するためのボルト穴及び溶接に必要な開
先加工を行う。
【0042】上述のようなにでブラケット11は、例え
ばJIS規格製品のH型鋼1をレーザー切断して、下部
フランジユニット9を製作し、これに別途製作する上部
フランジ5を溶接するのみでブラケット11の本体が完
成するので、部品点数も2点で寸法精度のよい仕口部材
に使用するブラケットを製作することができる。
ばJIS規格製品のH型鋼1をレーザー切断して、下部
フランジユニット9を製作し、これに別途製作する上部
フランジ5を溶接するのみでブラケット11の本体が完
成するので、部品点数も2点で寸法精度のよい仕口部材
に使用するブラケットを製作することができる。
【0043】図2〜図10には、複数の仕口部材を備え
た建築構造用コラムとその製作方法を示してある。
た建築構造用コラムとその製作方法を示してある。
【0044】先ず図2および図3を参照するに、コラム
の柱軸にほぼ直交する複数の仕口を備えた建築構造用コ
ラム13の第1の実施の形態が示してある。このコラム
13は中空の箱形のコラムを示してあるが中空の円筒コ
ラムを用いることも可能である。さて、このコラム13
にはコラム13を貫通する両端部に仕口(図示省略)を
備えたH型鋼からなる第一仕口部材15がコラムを貫通
させて設けてある。そして、このコラム内部中央に位置
する第一仕口部材15の両側に、この第一仕口部材15
に直交する様にH型鋼からなる二つの第二仕口部材17
(A、B)が溶接接合してある。
の柱軸にほぼ直交する複数の仕口を備えた建築構造用コ
ラム13の第1の実施の形態が示してある。このコラム
13は中空の箱形のコラムを示してあるが中空の円筒コ
ラムを用いることも可能である。さて、このコラム13
にはコラム13を貫通する両端部に仕口(図示省略)を
備えたH型鋼からなる第一仕口部材15がコラムを貫通
させて設けてある。そして、このコラム内部中央に位置
する第一仕口部材15の両側に、この第一仕口部材15
に直交する様にH型鋼からなる二つの第二仕口部材17
(A、B)が溶接接合してある。
【0045】前記第二仕口部材17(A、B)には、図
15及び図16に示す様な接合形状部19A、19Bを
備え、他端に仕口(図示省略)を備ている。前記第二仕
口部材17Aの接合形状部19Aは、H型鋼のウェブ部
分21の一部をL字状に切欠いて突出させたものであ
る。また、第二仕口部材17Bの接合形状部19Bは、
H型鋼のウェブ部分21の一部を逆L字状に切欠いて突
出させ、第二仕口部材17Aの接合形状部19Aと第二
仕口部材17Bの接合形状部19Bとは対称形を成す様
に設けてあり、相互に係合可能に設けてある。
15及び図16に示す様な接合形状部19A、19Bを
備え、他端に仕口(図示省略)を備ている。前記第二仕
口部材17Aの接合形状部19Aは、H型鋼のウェブ部
分21の一部をL字状に切欠いて突出させたものであ
る。また、第二仕口部材17Bの接合形状部19Bは、
H型鋼のウェブ部分21の一部を逆L字状に切欠いて突
出させ、第二仕口部材17Aの接合形状部19Aと第二
仕口部材17Bの接合形状部19Bとは対称形を成す様
に設けてあり、相互に係合可能に設けてある。
【0046】また、前記第一仕口部材15のコラム貫通
部分の中央のウェブ21には、前記第二仕口部材17A
の接合形状部19Aと第二仕口部材17Bの接合形状部
19Bとが挿入可能な接合形状部挿入孔23を設けてあ
る。
部分の中央のウェブ21には、前記第二仕口部材17A
の接合形状部19Aと第二仕口部材17Bの接合形状部
19Bとが挿入可能な接合形状部挿入孔23を設けてあ
る。
【0047】上記第一仕口部材15の接合形状部挿入孔
23に、第二仕口部材17Aの接合形状部19Aと第二
仕口部材17Bの接合形状部19Bとを挿入して両方の
接合形状部を当接係合させた状態が図16に示してあ
る。
23に、第二仕口部材17Aの接合形状部19Aと第二
仕口部材17Bの接合形状部19Bとを挿入して両方の
接合形状部を当接係合させた状態が図16に示してあ
る。
【0048】この様に第一仕口部材15と第二仕口部材
17A及び第二仕口部材17Bとをコラム13の貫通部
分で接合すると共に、第一仕口部材15と第二仕口部材
17A及び第二仕口部材17Bとのフランジを相互に溶
接接合すると共にコラムにも溶接接合してある。図2は
前記コラム13に設けた仕口部材挿入孔25を示したも
のである。この仕口部材挿入孔25の加工にはレーザー
加工またはプラズマアーク加工を用いれば精度の高い仕
口部材挿入孔25を高速に加工することが可能である。
17A及び第二仕口部材17Bとをコラム13の貫通部
分で接合すると共に、第一仕口部材15と第二仕口部材
17A及び第二仕口部材17Bとのフランジを相互に溶
接接合すると共にコラムにも溶接接合してある。図2は
前記コラム13に設けた仕口部材挿入孔25を示したも
のである。この仕口部材挿入孔25の加工にはレーザー
加工またはプラズマアーク加工を用いれば精度の高い仕
口部材挿入孔25を高速に加工することが可能である。
【0049】上記構成の仕口部材を備えた建築構造用コ
ラムは、コラムと仕口部材との間の接合部の強度は溶接
部の強度にのみ依存していないので強度面での不安がな
い。前述の図2及び図3で説明した仕口部材を備えた建
築構造用コラムとその製作方法において、第一仕口部材
15に対する第二仕口部材17Aと第二仕口部材17B
の接続方法は、前記図15および図16に示した建築構
造用主梁部材への梁部材の接続方法の第1の実施の形態
にも適用できる方法でもある。すなわち、第一仕口部材
15が主梁部材に相当し、第二仕口部材17Aと第二仕
口部材17Bが梁部材に相当する。この接続方法によれ
ば主梁部材仕口部材を設けずに梁部材を接続することが
できる。また、この方法によれば部品点数の削減をする
ことができる利点がある。
ラムは、コラムと仕口部材との間の接合部の強度は溶接
部の強度にのみ依存していないので強度面での不安がな
い。前述の図2及び図3で説明した仕口部材を備えた建
築構造用コラムとその製作方法において、第一仕口部材
15に対する第二仕口部材17Aと第二仕口部材17B
の接続方法は、前記図15および図16に示した建築構
造用主梁部材への梁部材の接続方法の第1の実施の形態
にも適用できる方法でもある。すなわち、第一仕口部材
15が主梁部材に相当し、第二仕口部材17Aと第二仕
口部材17Bが梁部材に相当する。この接続方法によれ
ば主梁部材仕口部材を設けずに梁部材を接続することが
できる。また、この方法によれば部品点数の削減をする
ことができる利点がある。
【0050】また、図4および図5には複数の仕口部材
を備えた建築構造用コラムの製作方法と同方法で製作さ
れた複数の仕口部材を備えた建築構造用コラムの第2の
実施形態を示してある。なお、図4は実施の形態を斜視
図で示したものであり、図5はコラムの横断面を示した
ものである。またこの第2の実施の形態において、前記
図3に示した第1の実施の形態における部品と同一の部
品には同一の符号を付してある。
を備えた建築構造用コラムの製作方法と同方法で製作さ
れた複数の仕口部材を備えた建築構造用コラムの第2の
実施形態を示してある。なお、図4は実施の形態を斜視
図で示したものであり、図5はコラムの横断面を示した
ものである。またこの第2の実施の形態において、前記
図3に示した第1の実施の形態における部品と同一の部
品には同一の符号を付してある。
【0051】さて図4および図5を参照するに、コラム
13には両端部に仕口(図示省略)を備えたH型鋼から
なる第一仕口部材15をコラム13に設けた第一仕口部
材挿入孔16に貫通させて設けてある。この第一仕口部
材挿入孔16の形状は第一仕口部材15と相似形に形成
してあり、第一仕口部材15を挿入し、かつ支承するた
めに適宜なクリアランスを設けてある。さらにコラム1
3には前記第一仕口部材挿入孔16にほぼ直交する方向
にH型鋼からなる第二仕口部材17(A、B)と接合板
22とを挿入可能な第二仕口部材挿入孔18(A、B)
を設け、コラム13を貫通する第一仕口部材15のウェ
ブ21には前記第二仕口部材17(A、B)のウェブ2
1の両側に配置した接合板22が挿通可能な接合板挿入
孔20を設けてある。なお第二仕口部材挿入孔18
(A、B)の形状はウェブ部分以外は第二仕口部材の輪
郭に相似形に形成してあり、第二仕口部材15を挿入
し、かつ支承するために適宜なクリアランスを設けてあ
る。
13には両端部に仕口(図示省略)を備えたH型鋼から
なる第一仕口部材15をコラム13に設けた第一仕口部
材挿入孔16に貫通させて設けてある。この第一仕口部
材挿入孔16の形状は第一仕口部材15と相似形に形成
してあり、第一仕口部材15を挿入し、かつ支承するた
めに適宜なクリアランスを設けてある。さらにコラム1
3には前記第一仕口部材挿入孔16にほぼ直交する方向
にH型鋼からなる第二仕口部材17(A、B)と接合板
22とを挿入可能な第二仕口部材挿入孔18(A、B)
を設け、コラム13を貫通する第一仕口部材15のウェ
ブ21には前記第二仕口部材17(A、B)のウェブ2
1の両側に配置した接合板22が挿通可能な接合板挿入
孔20を設けてある。なお第二仕口部材挿入孔18
(A、B)の形状はウェブ部分以外は第二仕口部材の輪
郭に相似形に形成してあり、第二仕口部材15を挿入
し、かつ支承するために適宜なクリアランスを設けてあ
る。
【0052】さて前記コラム13に設けた第一仕口部材
15の両側の第二仕口部材挿入孔18(A、B)から、
H型鋼からなる第二仕口部材17(A、B)をそれぞれ
挿入し、第二仕口部材17(A、B)のフランジ部14
が第一仕口部材15のフランジ部14に当接させる。な
お、第二仕口部材17A、17Bをコラム13に挿入す
る側の先端部には、上下のフランジ部14を若干切り欠
いてウェブ21が第一仕口部材15の上下フランジ部1
4の間に係合する様に係止部26(A、B)を形成して
ある。
15の両側の第二仕口部材挿入孔18(A、B)から、
H型鋼からなる第二仕口部材17(A、B)をそれぞれ
挿入し、第二仕口部材17(A、B)のフランジ部14
が第一仕口部材15のフランジ部14に当接させる。な
お、第二仕口部材17A、17Bをコラム13に挿入す
る側の先端部には、上下のフランジ部14を若干切り欠
いてウェブ21が第一仕口部材15の上下フランジ部1
4の間に係合する様に係止部26(A、B)を形成して
ある。
【0053】また、第一仕口部材15の両側のコラム1
3に設けた第二仕口部材挿入孔18(A、B)と、第一
仕口部材15のウェブ21に設けた接合板挿入孔20に
は、第二仕口部材17(A、B)のウェブ21両側に配
置された接合板22が挿入され、この接合板22と第二
仕口部材17(A、B)のウェブ21とをボルトとナッ
ト等の締結部材24によって締結する。なお、ボルトと
ナット等の締結手段に代えてコラム13の外部において
コラム13と第一仕口部材15および第二仕口部材17
(A、B)とを溶接接合してもよい。
3に設けた第二仕口部材挿入孔18(A、B)と、第一
仕口部材15のウェブ21に設けた接合板挿入孔20に
は、第二仕口部材17(A、B)のウェブ21両側に配
置された接合板22が挿入され、この接合板22と第二
仕口部材17(A、B)のウェブ21とをボルトとナッ
ト等の締結部材24によって締結する。なお、ボルトと
ナット等の締結手段に代えてコラム13の外部において
コラム13と第一仕口部材15および第二仕口部材17
(A、B)とを溶接接合してもよい。
【0054】上記の如く構成した複数の仕口部材を備え
た建築構造用コラムは、ボルトとナットによる締結手段
の場合、コラムに仕口部材が嵌合しているので十分な強
度を得ることができる。また溶接接合の場合には、コラ
ム外部のみ溶接接合を行うだけで十分な強度を得ること
ができるのでコラム内部の溶接を省略することが可能で
ある。すなわち、ボルトとナットによる締結手段または
溶接接合いずれを用いても溶接部の強度のみに依存して
いないので強度面での不安がない。
た建築構造用コラムは、ボルトとナットによる締結手段
の場合、コラムに仕口部材が嵌合しているので十分な強
度を得ることができる。また溶接接合の場合には、コラ
ム外部のみ溶接接合を行うだけで十分な強度を得ること
ができるのでコラム内部の溶接を省略することが可能で
ある。すなわち、ボルトとナットによる締結手段または
溶接接合いずれを用いても溶接部の強度のみに依存して
いないので強度面での不安がない。
【0055】次に、図6は複数の仕口部材を備えた建築
構造用コラムの製作方法と同方法で製作された複数の仕
口部材を備えた建築構造用コラムの第3の実施の形態を
示してある。この実施の形態は前記第2の実施の形態に
おいて使用した接合板22を省略して第二仕口部材17
(A、B)を第一仕口部材15に接合する様にしたもの
である。なお、前記第2の実施の形態における部品と同
一の部品には同一の符号を付してある。
構造用コラムの製作方法と同方法で製作された複数の仕
口部材を備えた建築構造用コラムの第3の実施の形態を
示してある。この実施の形態は前記第2の実施の形態に
おいて使用した接合板22を省略して第二仕口部材17
(A、B)を第一仕口部材15に接合する様にしたもの
である。なお、前記第2の実施の形態における部品と同
一の部品には同一の符号を付してある。
【0056】さて図6を参照するに、コラム13には両
端部に仕口(図示省略)を備えたH型鋼からなる第一仕
口部材15をコラム13に設けた第一仕口部材挿入孔1
6に貫通させて設けてある。この第一仕口部材挿入孔1
6の形状は第一仕口部材15と相似形に形成してあり、
第一仕口部材15を挿入可能にかつ支承するために適宜
なクリアランスを設けてある。さらにコラム13には前
記第一仕口部材挿入孔16にほぼ直交する方向にH型鋼
からなる第二仕口部材17(A、B)を挿入可能な第二
仕口部材挿入孔18(A、B)を設けてある。
端部に仕口(図示省略)を備えたH型鋼からなる第一仕
口部材15をコラム13に設けた第一仕口部材挿入孔1
6に貫通させて設けてある。この第一仕口部材挿入孔1
6の形状は第一仕口部材15と相似形に形成してあり、
第一仕口部材15を挿入可能にかつ支承するために適宜
なクリアランスを設けてある。さらにコラム13には前
記第一仕口部材挿入孔16にほぼ直交する方向にH型鋼
からなる第二仕口部材17(A、B)を挿入可能な第二
仕口部材挿入孔18(A、B)を設けてある。
【0057】前記第二仕口部材挿入孔18Aの軸心と第
二仕口部材挿入孔18Bの軸心は、コラム13の中心か
ら第二仕口部材のウェブ部分の厚みの1/2だけ互いに
ずらして設けてある。なお、第二仕口部材挿入孔18
(A、B)の形状はウェブ部分以外は第二仕口部材の輪
郭に相似形に形成してあり、第二仕口部材15を挿入可
能にかつ支承するために適宜なクリアランスを設けてあ
る。さらに、コラム13を貫通する第一仕口部材15の
ウェブ21には前記第二仕口部材17(A、B)のウェ
ブ21が挿入可能なウェブ挿入孔8を設けてある。な
お、第二仕口部材17(A、B)をコラム13に挿入す
る側の先端部には、上下のフランジ部14を切り欠いて
ウェブ21が第一仕口部材15の上下フランジ部14の
間に係合する様に突出した締結部28(A、B)が形成
してある。
二仕口部材挿入孔18Bの軸心は、コラム13の中心か
ら第二仕口部材のウェブ部分の厚みの1/2だけ互いに
ずらして設けてある。なお、第二仕口部材挿入孔18
(A、B)の形状はウェブ部分以外は第二仕口部材の輪
郭に相似形に形成してあり、第二仕口部材15を挿入可
能にかつ支承するために適宜なクリアランスを設けてあ
る。さらに、コラム13を貫通する第一仕口部材15の
ウェブ21には前記第二仕口部材17(A、B)のウェ
ブ21が挿入可能なウェブ挿入孔8を設けてある。な
お、第二仕口部材17(A、B)をコラム13に挿入す
る側の先端部には、上下のフランジ部14を切り欠いて
ウェブ21が第一仕口部材15の上下フランジ部14の
間に係合する様に突出した締結部28(A、B)が形成
してある。
【0058】さて、前記コラム13に設けた第一仕口部
材15の両側の第二仕口部材挿入孔18(A、B)から
H型鋼からなる第二仕口部材17(A、B)をそれぞれ
挿入し、第二仕口部材17(A、B)のフランジ部14
と第一仕口部材15のフランジ部14とお当接させ、第
一仕口部材15とコラム13とを貫通した締結部28A
と第二仕口部材17Bと、締結部28Bと第二仕口部材
17Aとをボルトとナット等の締結部材24によって締
結する。なお、ボルトとナットの締結手段に代えてコラ
ム13の外部においてコラム13と第一仕口部材15お
よび第二仕口部材17A締結部28Bおよび締結部28
Aと第二仕口部材17Bとを溶接接合してもよい。
材15の両側の第二仕口部材挿入孔18(A、B)から
H型鋼からなる第二仕口部材17(A、B)をそれぞれ
挿入し、第二仕口部材17(A、B)のフランジ部14
と第一仕口部材15のフランジ部14とお当接させ、第
一仕口部材15とコラム13とを貫通した締結部28A
と第二仕口部材17Bと、締結部28Bと第二仕口部材
17Aとをボルトとナット等の締結部材24によって締
結する。なお、ボルトとナットの締結手段に代えてコラ
ム13の外部においてコラム13と第一仕口部材15お
よび第二仕口部材17A締結部28Bおよび締結部28
Aと第二仕口部材17Bとを溶接接合してもよい。
【0059】上記の如く構成した複数の仕口部材を備え
た建築構造用コラムは、ボルトとナットによる締結手段
の場合、コラムに仕口部材が嵌合しているので十分な強
度を得ることができる。また溶接接合の場合には、コラ
ム外部のみ溶接接合を行うだけで十分な強度を得ること
ができるのでコラム内部の溶接を省略することが可能で
ある。すなわち、ボルトとナットによる締結手段または
溶接接合いずれを用いても溶接部の強度のみに依存して
いないので強度面での不安がない。
た建築構造用コラムは、ボルトとナットによる締結手段
の場合、コラムに仕口部材が嵌合しているので十分な強
度を得ることができる。また溶接接合の場合には、コラ
ム外部のみ溶接接合を行うだけで十分な強度を得ること
ができるのでコラム内部の溶接を省略することが可能で
ある。すなわち、ボルトとナットによる締結手段または
溶接接合いずれを用いても溶接部の強度のみに依存して
いないので強度面での不安がない。
【0060】図7〜図10を参照するに、複数の仕口部
材を備えた建築構造用コラムの製作方法と同方法で製作
された複数の仕口部材を備えた建築構造用コラムの第4
の実施の形態を示してある。図7は製作の工程を示した
図であり、図8は完成品の斜視図である。なお、図9は
製作の工程を理解しやすくする為の組立て工程の中間的
状態を示した図であり、図10は分割コラムの説明図で
ある。
材を備えた建築構造用コラムの製作方法と同方法で製作
された複数の仕口部材を備えた建築構造用コラムの第4
の実施の形態を示してある。図7は製作の工程を示した
図であり、図8は完成品の斜視図である。なお、図9は
製作の工程を理解しやすくする為の組立て工程の中間的
状態を示した図であり、図10は分割コラムの説明図で
ある。
【0061】さて図7を参照するに、H型鋼からなる第
一仕口部材30と第二仕口部材32とにそれぞれ嵌込み
継手34(A、B)と嵌込み継手36とを設け、第一仕
口部材30と第二仕口部材32とを十文字状に嵌合す
る。この十文字状に嵌合した状態を図9に示してある。
一仕口部材30と第二仕口部材32とにそれぞれ嵌込み
継手34(A、B)と嵌込み継手36とを設け、第一仕
口部材30と第二仕口部材32とを十文字状に嵌合す
る。この十文字状に嵌合した状態を図9に示してある。
【0062】前記嵌込み継手34(A、B)は、第一仕
口部材30の上下のフランジ部38(A、B)を第二仕
口部材32の上下のフランジ部40(A、B)の幅に嵌
合クリアランスをプラスした幅で切り欠いて形成してな
るものである。また嵌込み継手36は、第二仕口部材3
2の下部フランジ部40Bから上部フランジ部40A直
下までを、第一仕口部材30のウェブ部44の厚みに嵌
合クリアランスをプラスした幅で切り欠いて形成してな
るものである。
口部材30の上下のフランジ部38(A、B)を第二仕
口部材32の上下のフランジ部40(A、B)の幅に嵌
合クリアランスをプラスした幅で切り欠いて形成してな
るものである。また嵌込み継手36は、第二仕口部材3
2の下部フランジ部40Bから上部フランジ部40A直
下までを、第一仕口部材30のウェブ部44の厚みに嵌
合クリアランスをプラスした幅で切り欠いて形成してな
るものである。
【0063】上述の如く第一仕口部材30と第二仕口部
材32とが十文字状に嵌合された状態において、第二仕
口部材32の両端部から、この第二仕口部材32の横断
面と相似形の挿入孔46Aと前記第一仕口部材30の横
断面の左半分の断面形状に相似の挿入溝48Aとを直交
せせて設けた横断面がコの字形の分割コラム50Aと、
第二仕口部材32の横断面と相似形の挿入孔46Bと前
記第一仕口部材30の横断面の右半分の断面形状に相似
の挿入溝48Bとを直交せせて設けた横断面がコの字形
の分割コラム50Bとを、すなわち左右対称形の分割コ
ラム50Aと50Bとを、コの字形の開放側が対向する
様に嵌合させて設け、この分割コラム50Aと50Bを
第一仕口部材30と第二仕口部材32が交差する位置ま
で移動させて溶接接合すると共に、前記第一仕口部材3
0と第二仕口部材32とに溶接接合し、前記図8の如き
複数の仕口部材を備えた建築構造用コラム52を製作す
る。
材32とが十文字状に嵌合された状態において、第二仕
口部材32の両端部から、この第二仕口部材32の横断
面と相似形の挿入孔46Aと前記第一仕口部材30の横
断面の左半分の断面形状に相似の挿入溝48Aとを直交
せせて設けた横断面がコの字形の分割コラム50Aと、
第二仕口部材32の横断面と相似形の挿入孔46Bと前
記第一仕口部材30の横断面の右半分の断面形状に相似
の挿入溝48Bとを直交せせて設けた横断面がコの字形
の分割コラム50Bとを、すなわち左右対称形の分割コ
ラム50Aと50Bとを、コの字形の開放側が対向する
様に嵌合させて設け、この分割コラム50Aと50Bを
第一仕口部材30と第二仕口部材32が交差する位置ま
で移動させて溶接接合すると共に、前記第一仕口部材3
0と第二仕口部材32とに溶接接合し、前記図8の如き
複数の仕口部材を備えた建築構造用コラム52を製作す
る。
【0064】上記の如く構成した複数の仕口部材を備え
た建築構造用コラムは、コラムに仕口部材が嵌合してい
るのでコラムと仕口部材との間の接合部の強度は溶接部
の強度にのみ依存していないので強度面での不安がな
い。また部品点数を少なくできるので製造コストの低減
を図ることができる。
た建築構造用コラムは、コラムに仕口部材が嵌合してい
るのでコラムと仕口部材との間の接合部の強度は溶接部
の強度にのみ依存していないので強度面での不安がな
い。また部品点数を少なくできるので製造コストの低減
を図ることができる。
【0065】さて図11を参照するに、図1で説明した
製作工程で製作したブラケット11の上下のフランジに
さらにレーザー切断加工を行って、ダイヤフラムタイプ
のブラケットを製作する方法を示してある。前記ブラケ
ット11のコラム取付け側27の上下のフランジの端部
のコーナーを45度の角度にレーザー切断すると共に、
仕口側29の方向に向かって先細りの形状になる様う
に、図示の切断線CLに沿ってレーザー切断して、ダイ
ヤフラムタイプのブラケットの1ユニットを製作する。
この切断後のブラケットの4ユニットを前記コラム13
の4側面に十文字状に溶接接合することにより、ダイヤ
フラムタイプのブラケットを製作することができる。
製作工程で製作したブラケット11の上下のフランジに
さらにレーザー切断加工を行って、ダイヤフラムタイプ
のブラケットを製作する方法を示してある。前記ブラケ
ット11のコラム取付け側27の上下のフランジの端部
のコーナーを45度の角度にレーザー切断すると共に、
仕口側29の方向に向かって先細りの形状になる様う
に、図示の切断線CLに沿ってレーザー切断して、ダイ
ヤフラムタイプのブラケットの1ユニットを製作する。
この切断後のブラケットの4ユニットを前記コラム13
の4側面に十文字状に溶接接合することにより、ダイヤ
フラムタイプのブラケットを製作することができる。
【0066】上述の様な方法でダイヤフラムタイプのブ
ラケットを製作することにより、従来の製作方法に比較
して部品点数を少なくすることができると共に、溶接接
合部が少なくなるのでブラケットの寸法精度を向上させ
ることができる。
ラケットを製作することにより、従来の製作方法に比較
して部品点数を少なくすることができると共に、溶接接
合部が少なくなるのでブラケットの寸法精度を向上させ
ることができる。
【0067】図12は上述の十文字状のダイヤフラムタ
イプのブラケットの別の製作方法を工程順に示してあ
る。図12(a)は、ダイヤフラムタイプのブラケット
41の部品を分解して示したものである。このブラケッ
ト41は、十文字状の上部フランジ31と、下部フラン
ジ33及び4枚のウェブ35とから構成されており、上
部フランジ31と下部フランジ33との間に4枚のウェ
ブ35を溶接接合して、図12(b)に示す中間製品3
7を製作する。その後図12(c)の様に、上部フラン
ジ31と下部フランジ33の中央部に前記コラム13を
嵌合する嵌合穴39をレーザー切断により設けてダイヤ
フラムタイプのブラケット41を完成させる。このブラ
ケット41はコラム13に溶接接合により取付けて使用
される。
イプのブラケットの別の製作方法を工程順に示してあ
る。図12(a)は、ダイヤフラムタイプのブラケット
41の部品を分解して示したものである。このブラケッ
ト41は、十文字状の上部フランジ31と、下部フラン
ジ33及び4枚のウェブ35とから構成されており、上
部フランジ31と下部フランジ33との間に4枚のウェ
ブ35を溶接接合して、図12(b)に示す中間製品3
7を製作する。その後図12(c)の様に、上部フラン
ジ31と下部フランジ33の中央部に前記コラム13を
嵌合する嵌合穴39をレーザー切断により設けてダイヤ
フラムタイプのブラケット41を完成させる。このブラ
ケット41はコラム13に溶接接合により取付けて使用
される。
【0068】上記ダイヤフラムタイプのブラケット41
は、従来のものに比較して溶接接合部が少ないのでブラ
ケットの寸法精度を向上させることができる。また、上
述の方法で製作することにより上下の嵌合穴39の通り
精度を向上させることができる。
は、従来のものに比較して溶接接合部が少ないのでブラ
ケットの寸法精度を向上させることができる。また、上
述の方法で製作することにより上下の嵌合穴39の通り
精度を向上させることができる。
【0069】さて、図13及び図14を参照するに、こ
こには建築構造用コラムの仕口部材43と梁部材45と
の接続方法を示してある。H形鋼からなる仕口部材43
と梁部材45とには相互に係合可能な係合部47A,4
7Bが設けてある。この係合部は仕口部材43と梁部材
45とのそれぞれの端部の上部フランジに、相互に係合
する凸形と凹形の係合部47Aをレーザー切断で形成す
る共に、下部フランジには上部フランジに設けた係合部
と同一の凹形と凸形との係合部47Bをレーザー切断で
形成し、かつ前記仕口部材43と梁部材45とのウェブ
部分49に相互に係合するコの字形状の切り欠きを設
け、仕口部材43と梁部材45とが相互に係合するフラ
ンジとウェブ部分49とからなるT字形状の係合部47
A,47Bを形成している。
こには建築構造用コラムの仕口部材43と梁部材45と
の接続方法を示してある。H形鋼からなる仕口部材43
と梁部材45とには相互に係合可能な係合部47A,4
7Bが設けてある。この係合部は仕口部材43と梁部材
45とのそれぞれの端部の上部フランジに、相互に係合
する凸形と凹形の係合部47Aをレーザー切断で形成す
る共に、下部フランジには上部フランジに設けた係合部
と同一の凹形と凸形との係合部47Bをレーザー切断で
形成し、かつ前記仕口部材43と梁部材45とのウェブ
部分49に相互に係合するコの字形状の切り欠きを設
け、仕口部材43と梁部材45とが相互に係合するフラ
ンジとウェブ部分49とからなるT字形状の係合部47
A,47Bを形成している。
【0070】上述の仕口部材43と梁部材45との接続
方法によれば、仕口部材と梁部材との接続は溶接のみで
はなく仕口部材をコラムで支持させることができる。ま
た、この方法によれば部品点数を削減をすることができ
る利点がある。
方法によれば、仕口部材と梁部材との接続は溶接のみで
はなく仕口部材をコラムで支持させることができる。ま
た、この方法によれば部品点数を削減をすることができ
る利点がある。
【0071】図17および図18は、前記図15および
図16に示した建築構造用主梁部材への梁部材の接続方
法の第2の実施の形態を示したものである。図17は主
梁部材に梁部材を接続する工程を示した図であり図18
は完成品の斜視図である。
図16に示した建築構造用主梁部材への梁部材の接続方
法の第2の実施の形態を示したものである。図17は主
梁部材に梁部材を接続する工程を示した図であり図18
は完成品の斜視図である。
【0072】さて図17を参照するに、H型鋼からなる
主梁部材54と梁部材56には、十文字状に交差して相
互に嵌合する嵌込み継手58(A、B)が設けてある。
主梁部材54の嵌込み継手58Aは、主梁部材54の上
部のフランジ60Aを前記梁部材56の上部のフランジ
62Aの幅に嵌合クリアランスをプラスした幅で切り欠
いてフランジ嵌合部64Aを設けると共に、該嵌込み継
手58Aのほぼ中央部のウェブ66を、前記梁部材56
のウェブ66の幅に嵌合クリアランスをプラスした幅
で、ほぼ半分ほど切り欠いてウェブ嵌合部68Aを形成
してなるものである。
主梁部材54と梁部材56には、十文字状に交差して相
互に嵌合する嵌込み継手58(A、B)が設けてある。
主梁部材54の嵌込み継手58Aは、主梁部材54の上
部のフランジ60Aを前記梁部材56の上部のフランジ
62Aの幅に嵌合クリアランスをプラスした幅で切り欠
いてフランジ嵌合部64Aを設けると共に、該嵌込み継
手58Aのほぼ中央部のウェブ66を、前記梁部材56
のウェブ66の幅に嵌合クリアランスをプラスした幅
で、ほぼ半分ほど切り欠いてウェブ嵌合部68Aを形成
してなるものである。
【0073】梁部材56の嵌込み継手58Bは、前記嵌
込み継手58Aにほぼ直交する方向に設けられており、
梁部材56の下部のフランジ62Bを前記主梁部材54
の上部のフランジ60Aの幅に嵌合クリアランスをプラ
スした幅で切り欠いてフランジ嵌合部64Bを設けると
共に、該嵌込み継手58Bのほぼ中央部のウェブ66
を、前記主梁部材54のウェブ66の幅に嵌合クリアラ
ンスをプラスした幅で、ほぼ半分ほど切り欠いてウェブ
嵌合部68Bを形成してなるものである。すなわち、嵌
込み継手58Bは嵌込み継手58Aと対称形を成してい
るものである。
込み継手58Aにほぼ直交する方向に設けられており、
梁部材56の下部のフランジ62Bを前記主梁部材54
の上部のフランジ60Aの幅に嵌合クリアランスをプラ
スした幅で切り欠いてフランジ嵌合部64Bを設けると
共に、該嵌込み継手58Bのほぼ中央部のウェブ66
を、前記主梁部材54のウェブ66の幅に嵌合クリアラ
ンスをプラスした幅で、ほぼ半分ほど切り欠いてウェブ
嵌合部68Bを形成してなるものである。すなわち、嵌
込み継手58Bは嵌込み継手58Aと対称形を成してい
るものである。
【0074】上記の主梁部材と梁部材の嵌込み継手58
Aと嵌込み継手58Bとを嵌合し、嵌合部を溶接接合し
て前記図18に示す様な複数の仕口部材を備えた建築構
造用コラムが完成する。上記の製作方法によれば、主梁
部材に仕口部材を設けずに梁部材を接続することができ
る。また、嵌合部を溶接する場合には梁部材の位置決め
が正確かつ容易であるので溶接作業の手間を短縮するこ
とができると共に、部品点数の削減ができる利点もあ
る。
Aと嵌込み継手58Bとを嵌合し、嵌合部を溶接接合し
て前記図18に示す様な複数の仕口部材を備えた建築構
造用コラムが完成する。上記の製作方法によれば、主梁
部材に仕口部材を設けずに梁部材を接続することができ
る。また、嵌合部を溶接する場合には梁部材の位置決め
が正確かつ容易であるので溶接作業の手間を短縮するこ
とができると共に、部品点数の削減ができる利点もあ
る。
【0075】
【発明の効果】請求項1〜請求項2の発明によれば、部
品点数が削減されるので溶接歪みが低減しブラケット寸
法精度が向上する。
品点数が削減されるので溶接歪みが低減しブラケット寸
法精度が向上する。
【0076】請求項3〜請求項4の発明によれば、部品
点数が削減されるので溶接歪みが低減し製作コストの低
減が図れると共に精度の高いブラケットを製作できる。
点数が削減されるので溶接歪みが低減し製作コストの低
減が図れると共に精度の高いブラケットを製作できる。
【0077】請求項5の発明によれば、部品点数が削減
されるので溶接歪みが低減しブラケット寸法精度が向上
する。
されるので溶接歪みが低減しブラケット寸法精度が向上
する。
【0078】請求項6の発明によれば、部品点数が削減
されるので溶接歪みが低減し、製作コストの低減が図れ
ると共に寸法精度の高いブラケットを製作できる。
されるので溶接歪みが低減し、製作コストの低減が図れ
ると共に寸法精度の高いブラケットを製作できる。
【0079】請求項7の発明によれば、部品点数が削減
されるので溶接歪みが低減しブラケット寸法精度が向上
する。
されるので溶接歪みが低減しブラケット寸法精度が向上
する。
【0080】請求項8の発明によれば、部品点数が削減
されるので溶接歪みが低減し、製作コストの低減が図れ
ると共に寸法精度の高いブラケットを製作できる。
されるので溶接歪みが低減し、製作コストの低減が図れ
ると共に寸法精度の高いブラケットを製作できる。
【0081】請求項9及び請求項10の発明によれば、
接合部の強度は溶接部の強度にのみ依存していないので
強度面での不安がない。
接合部の強度は溶接部の強度にのみ依存していないので
強度面での不安がない。
【0082】請求項11の発明によれば、仕口部材とコ
ラムとの接続は溶接のみではなく仕口部材をコラムで支
持させることができるので強度面での不安が減少する。
ラムとの接続は溶接のみではなく仕口部材をコラムで支
持させることができるので強度面での不安が減少する。
【0083】請求項12〜請求項17の発明によれば、
コラムと仕口部材との間の接合部の強度は溶接部の強度
にのみ依存していないので強度面での不安がない。ま
た、製造コストの低減を図ることができる。
コラムと仕口部材との間の接合部の強度は溶接部の強度
にのみ依存していないので強度面での不安がない。ま
た、製造コストの低減を図ることができる。
【0084】請求項18〜請求項21の発明によれば、
コラムと仕口部材との間の接合部の強度は溶接部の強度
にのみ依存していないので強度面での不安がない上に部
品点数を少なくできるので製造コストの低減を図ること
ができる。
コラムと仕口部材との間の接合部の強度は溶接部の強度
にのみ依存していないので強度面での不安がない上に部
品点数を少なくできるので製造コストの低減を図ること
ができる。
【0085】請求項22の発明によれば、仕口部材と梁
部材との接続は溶接のみではなく仕口部材をコラムで支
持させることができるので強度面での不安が減少する。
また、この方法によれば部品点数を削減をすることがで
きる。
部材との接続は溶接のみではなく仕口部材をコラムで支
持させることができるので強度面での不安が減少する。
また、この方法によれば部品点数を削減をすることがで
きる。
【0086】請求項23の発明によれば、主梁部材に仕
口部材を設けずに梁部材を接続することができる。ま
た、この方法によれば部品点数の削減をすることができ
る。
口部材を設けずに梁部材を接続することができる。ま
た、この方法によれば部品点数の削減をすることができ
る。
【0087】請求項24または請求項25の発明によれ
ば、主梁部材に仕口部材を設けずに梁部材を接続するこ
とができる。また、嵌合部を溶接する場合には梁部材の
位置決めが正確かつ容易であるので溶接作業の手間を短
縮することができると共に部品点数の削減ができる利点
もある。
ば、主梁部材に仕口部材を設けずに梁部材を接続するこ
とができる。また、嵌合部を溶接する場合には梁部材の
位置決めが正確かつ容易であるので溶接作業の手間を短
縮することができると共に部品点数の削減ができる利点
もある。
【図1】本発明に係わる建築構造用コラムの仕口部材に
使用するブラケットの製作工程を示した図。
使用するブラケットの製作工程を示した図。
【図2】複数の仕口部材を備えた建築構造用コラムの第
1の実施の形態を示した図。
1の実施の形態を示した図。
【図3】複数の仕口部材を備えた建築構造用コラムの第
1の実施の形態を示した図。
1の実施の形態を示した図。
【図4】複数の仕口部材を備えた建築構造用コラムの第
2の実施の形態を示した図。
2の実施の形態を示した図。
【図5】複数の仕口部材を備えた建築構造用コラムの第
2の実施の形態を示した図。
2の実施の形態を示した図。
【図6】複数の仕口部材を備えた建築構造用コラムの第
3の実施の形態を示した図。
3の実施の形態を示した図。
【図7】複数の仕口部材を備えた建築構造用コラムの第
4の実施の形態の製作の工程を示した図。
4の実施の形態の製作の工程を示した図。
【図8】複数の仕口部材を備えた建築構造用コラムの第
4の実施の形態を示した図。
4の実施の形態を示した図。
【図9】第4の実施の形態の製作工程の中間的状態を示
した図。
した図。
【図10】第4の実施の形態に使用する分割コラムの説
明図。
明図。
【図11】本発明に係わるダイヤフラムタイプのブラケ
ットを製作する方法を示した図。
ットを製作する方法を示した図。
【図12】ダイヤフラムタイプのブラケットの別の製作
方法を示した図。
方法を示した図。
【図13】建築構造用コラムの仕口部材と梁部材との接
続方法を示した図。
続方法を示した図。
【図14】建築構造用コラムの仕口部材と梁部材との接
続方法を示した図。
続方法を示した図。
【図15】建築構造用主梁部材への梁部材の接続方法の
第1の実施の形態を示した図。
第1の実施の形態を示した図。
【図16】建築構造用主梁部材への梁部材の接続方法の
第1の実施の形態を示した図。
第1の実施の形態を示した図。
【図17】建築構造用主梁部材への梁部材の接続方法の
第2の実施の形態を示した図。
第2の実施の形態を示した図。
【図18】建築構造用主梁部材への梁部材の接続方法の
第2の実施の形態を示した図。
第2の実施の形態を示した図。
【図19】従来の建築構造用コラムの仕口部材に使用す
るブラケットのの製作工程を示した図。
るブラケットのの製作工程を示した図。
【図20】従来の建築構造用コラムの仕口部材に使用す
るダイヤフラムタイプのブラケットを製作方法を示した
図。
るダイヤフラムタイプのブラケットを製作方法を示した
図。
【図21】従来の建築構造用コラムの仕口部材に使用す
るダイヤフラムタイプのブラケットの別の製作方法を示
した図。
るダイヤフラムタイプのブラケットの別の製作方法を示
した図。
【図22】従来の仕口部材を備えた建築構造用コラム及
び仕口部材と梁部材との接続方法を示した図。
び仕口部材と梁部材との接続方法を示した図。
【図23】従来の仕口部材を備えた建築構造用コラムを
示した図。
示した図。
【図24】従来の建築構造用主梁部材への梁部材の接続
方法を示した図。
方法を示した図。
【図25】従来の建築構造用主梁部材への梁部材の接続
方法を示した図。
方法を示した図。
1 H型鋼 3 ウェブ部分 5 上部フランジ 7 上部フランジの傾斜形状 9 下部フランジユニット 11 ブラケット 13 コラム 14 フランジ部 15 第一仕口部材 16 第一仕口部材挿入孔 17(A、B) 第二仕口部材 18(A、B) 第二仕口部材挿入孔 19(A、B) 接合形状部 20 接合板挿入孔 21 ウェブ 22 接合板 23 接合形状部挿入孔 25 仕口部材挿入孔 26(A、B) 係止部 28(A、B) 締結部 30 第一仕口部材 31 十文字状の上部フランジ 32 第二仕口部材 33 十文字状の下部フランジ 34(A、B) 嵌込み継手 35 ウェブ 36 嵌込み継手 39 嵌合穴 41 ダイヤフラムタイプのブラケット 43 仕口部材 45 梁部材 47(A、B) 係合部 50(A、B) 分割コラム 54 主梁部材 56 梁部材 58(A、B) 嵌込み継手 64(A、B) フランジ嵌合部 68(A、B) ウェブ嵌合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (54)【発明の名称】 建築構造用コラムの仕口部材に使用するブラケット及びその製作方法並びに複数の仕口部材を備 えた建築構造用コラム及び同コラムの製作方法並びに建築構造用コラムの仕口部材と梁部材との 接続方法及び建築構造用主梁部材への梁部材の接続方法
Claims (25)
- 【請求項1】 別途製作する上部フランジユニットの形
状に合わせてH型鋼のウェブ部分をレーザー切断により
切断して形成した下部フランジユニットと、該下部フラ
ンジユニットのウェブ部分の前記切断形状に合わせて前
記別途製作された上部フランジユニットとを溶接接合し
てなることを特徴とする建築構造用コラムの仕口部材に
使用するブラケット。 - 【請求項2】 前記下部フランジユニットのウェブ部分
の形状部に上部フランジユニットとの位置合わせ用の係
合凸部を設け、該係合凸部に前記上部フランジユニット
に設けた嵌合穴を嵌合して設けたことを特徴とする請求
項1に記載の建築構造用コラムの仕口部材に使用するブ
ラケット。 - 【請求項3】 H型鋼のウェブ部分を別途製作する上部
フランジの形状に合わせてレーザー切断して、ウェブと
フランジからなる下部フランジユニットを一体的に製作
し、該下部フランジユニットのウェブ部分の形状に合わ
せて別途製作された上部フランジユニットを溶接接合す
ることを特徴とする建築構造用コラムの仕口部材に使用
するブラケットの製作方法。 - 【請求項4】 前記下部フランジユニットのウェブ部分
の形状に上部フランジユニットとの位置合わせ用の係合
凸部を設け、前記上部フランジユニットに該係合凸部に
嵌合する嵌合穴を設けたことを特徴とする請求項3に記
載の建築構造用コラムの仕口部材に使用するブラケット
の製作方法。 - 【請求項5】 別途製作する上部フランジの形状に合わ
せてH型鋼のウェブ部分をレーザー切断により切断して
形成した下部フランジユニットと、該下部フランジユニ
ットのウェブ部分の形状に合わせて前記別途製作された
上部フランジユニットとを溶接接合してなるブラケット
ユニットと、該ブラケットユニット4個のコラム取付け
側の上下のフランジを十文字状に集合接合し、該集合接
合した中央部に建築構造用コラムが嵌合する適宜な嵌合
穴部を形成してなることを特徴とする建築構造用コラム
の仕口部材に使用するブラケット。 - 【請求項6】 別途製作する上部フランジの形状に合わ
せてH型鋼のウェブ部分をレーザー切断により切断して
形成した下部フランジユニットと、該下部フランジユニ
ットのウェブ部分の形状に合わせて前記別途製作された
上部フランジユニットとを溶接接合してブラケットユニ
ットを製作し、該ブラケットユニットのコラム取付け側
の上下のフランジのコーナーを角度45度にレーザー切
断すると共に、コラム取付け側から他端部に向かって上
下のフランジを適宜な角度でレーザー切断し、該ブラケ
ット4個のコラム取付け側の上下のフランジを十文字状
に集合して溶接接合し、該集合接合した中央部に建築構
造用コラムが嵌合する適宜な嵌合穴部を形成することを
特徴とする建築構造用コラムの仕口部材に使用するブラ
ケットの製作方法。 - 【請求項7】 十文字状の上部フランジと下部フランジ
との間に上下フランジの中央部を残してウェブ部材を溶
接してブラケットユニットを製作し、該ブラケットユニ
ットの上下フランジの中央部に建築構造用コラムが嵌合
する嵌合穴をレーザー切断で形成したことを特徴とする
建築構造用コラムの仕口部材に使用するブラケット。 - 【請求項8】 十文字状の上部フランジと下部フランジ
との間に上下フランジの中央部を残してウェブ部材を溶
接し、該上下フランジの中央部に建築構造用コラムが嵌
合する嵌合穴をレーザー切断で形成することを特徴とす
る建築構造用コラムの仕口部材に使用するブラケットの
製作方法。 - 【請求項9】 複数の仕口を備えた建築構造用コラムに
おいて、両端部に仕口を備えた第一仕口部材を前記コラ
ムの両側壁に設けた仕口部材挿入孔を貫通させて設け、
一端に接合形状部を備え他端に仕口を備えた第二仕口部
材のそれぞれの接合形状部側を前記第一仕口部材が貫通
するコラム側面の両側壁に設けた仕口部材挿入孔を貫通
させて設けると共に、前記第一の仕口部材に設けた第二
仕口部材の接合形状部挿入孔に貫通させて設け、該第二
仕口部材の接合形状部を当接係合させて相互に溶接接合
して設けたことを特徴とする複数の仕口部材を備えた建
築構造用コラム。 - 【請求項10】 前記第一及び第二の仕口部材はH型鋼
からなり、前記第二の仕口部材の接合形状部を該第二の
仕口部材のウェブに設けたことを特徴とする請求項9に
記載の複数の仕口部材を備えた建築構造用コラム。 - 【請求項11】 複数の仕口を備えた建築構造用コラム
の製作方法にして、両端部に仕口を設けると共にほぼ中
央に第二仕口部材の接合形状部が挿入可能な接合形状部
挿入孔を設けた第一仕口部材と、一端に接合形状部を備
え他端に仕口を備えた第二仕口部材とが挿入可能な仕口
部材挿入孔をコラムの側壁に直交させてレーザー加工に
より設け、該仕口部材挿入孔に前記第一仕口部材を貫通
させて設けると共に、該第一仕口部材の両側面から該第
一仕口部材に直交させて前記第二仕口部材を前記仕口部
材挿入孔から挿入し、該第二仕口部材の接合形状部側を
前記第一仕口部材の接合形状部挿入孔を貫通させて設
け、該接合形状部を当接係合させて相互に接合すること
を特徴とする複数の仕口部材を備えた建築構造用コラム
の製作方法。 - 【請求項12】 複数の仕口を備えた建築構造用コラム
において、該コラムの柱軸にほぼ直交して貫通する第一
仕口部材の輪郭に相似形の第一仕口部材挿入孔を設け、
該第一仕口部材挿入孔に両端部に仕口を備えた第一仕口
部材を貫通させて設け、前記第一仕口部材挿入孔にほぼ
直交する方向に第二仕口部材と接合板とを挿入可能な第
二仕口部材挿入孔を前記コラムの柱軸にほぼ直角に貫通
させて設け、前記第一仕口部材の両側の第二仕口部材挿
入孔から第二仕口部材の当接部をそれぞれ挿入し、該当
接部を前記コラムを貫通する第一仕口部材の両側に当接
させて設けると共に前記第一仕口部材に接合板挿入孔を
設け、該接合板挿入孔を貫通させて設けた前記接合板で
前記第二仕口部材を締結したことを特徴とする複数の仕
口部材を備えた建築構造用コラム。 - 【請求項13】 複数の仕口を備えた建築構造用コラム
において、第一仕口部材の輪郭に相似形の第一仕口部材
挿入孔を前記コラムの柱軸にほぼ直角に貫通させて設け
ると共に、前記第一仕口部材挿入孔にほぼ直交する方向
の第二仕口部材挿入孔を前記コラムの柱軸にほぼ直角に
貫通させて設け、両端部に仕口を備えた第一仕口部材を
前記第一仕口部材挿入孔に貫通させて設け、前記第一仕
口部材の両側の第二仕口部材挿入孔からそれぞれ第二仕
口部材の締結部を挿入すると共に該締結部を前記第一仕
口部材に設けた締結部挿入孔を貫通させて設け、前記前
記第一仕口部材を貫通したそれぞれの締結部を締結し、
前記コラムに複数の仕口を設けたことを特徴とする複数
の仕口部材を備えた建築構造用コラム。 - 【請求項14】 前記第一及び第二仕口部材がH型鋼で
あり、前記当接部が前記H型鋼のフランジであることを
特徴とする新請求項12及び新請求項13に記載の複数
の仕口部材を備えた建築構造用コラム。 - 【請求項15】 複数の仕口を備えた建築構造用コラム
の製作方法にして、第一仕口部材の輪郭に相似形の第一
仕口部材挿入孔を前記コラムの柱軸にほぼ直角に貫通さ
せて設け、該第一仕口部材挿入孔に両端部に仕口を備え
た第一仕口部材を貫通させて設けると共に、前記第一仕
口部材挿入孔にほぼ直交する方向に第二仕口部材と接合
板とが挿入可能な第二仕口部材挿入孔を前記コラムの柱
軸にほぼ直角に貫通させて設け、前記第一仕口部材の両
側の第二仕口部材挿入孔から第二仕口部材の当接部側を
それぞれ挿入し、該当接部を前記コラムを貫通する第一
仕口部材の両側に当接させて設け、前記第一仕口部材を
貫通させて設けた前記接合板で前記第二仕口部材を締結
し前記コラムに複数の仕口を設けたことを特徴とする複
数の仕口部材を備えた建築構造用コラムの製作方法。 - 【請求項16】 複数の仕口を備えた建築構造用コラム
の製作方法にして、第一仕口部材の輪郭に相似形の第一
仕口部材挿入孔を前記コラムの柱軸にほぼ直角に貫通さ
せて設け、該第一仕口部材挿入孔に両端部に仕口を備え
た第一仕口部材を貫通させて設けると共に、前記第一仕
口部材挿入孔にほぼ直交する方向の第二仕口部材挿入孔
を前記コラムの柱軸にほぼ直角に貫通させて設け、前記
第一仕口部材の両側の第二仕口部材挿入孔から第二仕口
部材の締結部側をそれぞれ挿入すると共に該締結部を前
記第一仕口部材に設けた締結部挿入孔を貫通させて設
け、前記前記第一仕口部材を貫通したそれぞれの締結部
を締結し、前記コラムに複数の仕口を製作設することを
特徴とする複数の仕口部材を備えた建築構造用コラムの
製作方法。 - 【請求項17】 前記第一及び第二仕口部材がH型鋼で
あることを特徴とする新請求項15または新請求項16
に記載の複数の仕口部材を備えた建築構造用コラムの製
作方法。 - 【請求項18】 複数の仕口を備えた建築構造用コラム
の製作方法にして、第一仕口部材と第二仕口部材とに設
けた嵌込み継手により、第一仕口部材と第二仕口部材と
を十文字状に嵌合し、前記第一仕口部材の横断面と相似
形の挿入孔と前記第二仕口部材の横断面の左半分の断面
形状に相似の挿入孔とを直交させて設けた左半分割コラ
ムを前記第一仕口部材に嵌合させて設けると共に、前記
左半分割コラムと左右対称の右半分割コラムを前記第一
仕口部材に嵌合させて設け、該左右半分割コラムを一体
的に溶接すると共に前記第一仕口部材と第二仕口部材と
に溶接接合して前記コラムに複数の仕口を製作すること
を特徴とする複数の仕口部材を備えた建築構造用コラム
の製作方法。 - 【請求項19】 前記第一及び第二仕口部材がH型鋼か
らなり、前記第一仕口部材の嵌込み継手は該第一仕口部
材の下部フランジから上部フランジ直下まで入れた切り
欠き溝であり、前記第二仕口部材に設けた嵌込み継手は
該第二仕口部材の上下のフランジ部を前記第一仕口部材
のフランジの幅に合わせて切り欠いた溝であることを特
徴とする請求項18に記載の複数の仕口部材を備えた建
築構造用コラムの製作方法。 - 【請求項20】 複数の仕口を備えた建築構造用コラム
にして、第一仕口部材と第二仕口部材とに設けた嵌込み
継手により、第一仕口部材と第二仕口部材とを十文字状
に嵌合し、前記第一仕口部材の横断面と相似形の挿入孔
と前記第二仕口部材の横断面の左半分の断面形状に相似
の挿入孔とを直交させて設けた左半分割コラムを前記第
一仕口部材に嵌合させて設けると共に、前記左半分割コ
ラムと左右対称の右半分割コラムを前記第一仕口部材に
嵌合させて設け、該左右半分割コラムを一体的に溶接す
ると共に前記第一仕口部材と第二仕口部材とに溶接接合
したことを特徴とする複数の仕口部材を備えた建築構造
用コラム。 - 【請求項21】 前記第一及び第二仕口部材がH型鋼か
らなり、前記第一仕口部材の嵌込み継手は該第一仕口部
材の下部フランジから上部フランジ直下まで入れた切り
欠き溝であり、前記第二仕口部材に設けた嵌込み継手は
該第二仕口部材の上下のフランジ部を前記第一仕口部材
のフランジの幅に合わせて切り欠いた溝であることを特
徴とする請求項20に記載の複数の仕口部材を備えた建
築構造用コラム。 - 【請求項22】 建築構造用コラムの仕口部材と梁部材
との接続方法にして、前記仕口部材の接合端部の上部フ
ランジにフランジとウェブ部分とからなる係合凸部を設
けると共に、該仕口部材の下部フランジにこの下部フラ
ンジとウェブ部分とを切り欠いた下部フランジ係合凹部
を設け、前記梁部材の接合端部の上部フランジに前記仕
口部材の上部フランジ係合凸部に嵌合する上部フランジ
係合凹部を設けると共に、前記仕口部材の下部フランジ
の係合凹部に嵌合する下部フランジ係合凸部を設け、前
記仕口部材の上下の係合部と前記梁部材の上下の係合部
とを嵌合して溶接接合することを特徴とする建築構造用
コラムの仕口部材と梁部材との接続方法。 - 【請求項23】 建築構造用主梁部材への梁部材の接続
方法にして、一対の梁部材の接合端部のそれぞれに該梁
部材のウェブの一部を突出して形成してなる対称形の接
合形状部を設け、前記主梁部材のウェブに前記一対の梁
部材の接合形状部を挿入する接合形状部挿入孔を設け、
該主梁部材の接合形状部挿入孔に前記一対の梁部材の接
合形状部を貫通させて設け、前記一対の梁部材の接合形
状部を当接係合させて設け、該接合形状部及び主梁部材
と梁部材とのフランジ部を相互に溶接接合することを特
徴とする建築構造用主梁部材への梁部材の接続方法。 - 【請求項24】 建築構造用主梁部材への梁部材の接続
方法にして、主梁部材と梁部材とに設けた嵌込み継手に
より、主梁部材と梁部材とを十文字状に嵌合し、該嵌合
部を相互に溶接接合したことを特徴とする建築構造用主
梁部材への梁部材の接続方法。 - 【請求項25】 前記主梁部材と梁部材がH型鋼からな
り、主梁部材の嵌込み継手は該主梁部材の上部フランジ
に前記梁部材のフランジが嵌合するフランジ嵌合部を設
けると共にウェブ部分に前記梁部材のウェブが嵌合する
ウェブ嵌合部を設けてなり、前記梁部材の嵌込み継手は
前記主梁部材の嵌込み継手と嵌合する対称形のフランジ
嵌合部を設けると共に該梁部材のウェブ部分に前記主梁
部材のウェブが嵌合するウェブ嵌合部を設けてなること
を特徴とする請求項24に記載の建築構造用主梁部材へ
の梁部材の接続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8072270A JPH0999388A (ja) | 1995-08-02 | 1996-03-27 | 建築構造用コラムの仕口部材に使用するブラケット及びその製作方法並びに複数の仕口部材を備えた建築構造用コラム及び同コラムの製作方法並びに建築構造用コラムの仕口部材と梁部材との接続方法及び建築構造用主梁部材への梁部材の接続方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19749095 | 1995-08-02 | ||
JP7-197490 | 1995-08-02 | ||
JP8072270A JPH0999388A (ja) | 1995-08-02 | 1996-03-27 | 建築構造用コラムの仕口部材に使用するブラケット及びその製作方法並びに複数の仕口部材を備えた建築構造用コラム及び同コラムの製作方法並びに建築構造用コラムの仕口部材と梁部材との接続方法及び建築構造用主梁部材への梁部材の接続方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0999388A true JPH0999388A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=26413408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8072270A Pending JPH0999388A (ja) | 1995-08-02 | 1996-03-27 | 建築構造用コラムの仕口部材に使用するブラケット及びその製作方法並びに複数の仕口部材を備えた建築構造用コラム及び同コラムの製作方法並びに建築構造用コラムの仕口部材と梁部材との接続方法及び建築構造用主梁部材への梁部材の接続方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0999388A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008280753A (ja) * | 2007-05-10 | 2008-11-20 | Nippon Steel Corp | 鋼床版および鋼床版の製造方法 |
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KR100910163B1 (ko) * | 2007-10-04 | 2009-07-30 | 노영민 | 커튼월 고정용 브래킷 |
JP2010089155A (ja) * | 2008-10-10 | 2010-04-22 | Toyota Industries Corp | 溶接構造 |
JP5325578B2 (ja) * | 2006-10-16 | 2013-10-23 | 株式会社小松製作所 | パイプの補強構造およびこれを備えた建設機械のキャブ構造 |
CN106891121A (zh) * | 2017-02-16 | 2017-06-27 | 苏州市苏网建设工程有限公司 | 一种h型钢自动组立机及其使用方法 |
JP2020066965A (ja) * | 2018-10-26 | 2020-04-30 | 日本製鉄株式会社 | 梁の平面構造 |
-
1996
- 1996-03-27 JP JP8072270A patent/JPH0999388A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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