JPH0999262A - 接着剤塗布装置 - Google Patents

接着剤塗布装置

Info

Publication number
JPH0999262A
JPH0999262A JP25792795A JP25792795A JPH0999262A JP H0999262 A JPH0999262 A JP H0999262A JP 25792795 A JP25792795 A JP 25792795A JP 25792795 A JP25792795 A JP 25792795A JP H0999262 A JPH0999262 A JP H0999262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
weight
fork
support shaft
strip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25792795A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3002412B2 (ja
Inventor
Kiyoshi Haba
喜代志 幅
Masao Takami
昌夫 高見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP7257927A priority Critical patent/JP3002412B2/ja
Publication of JPH0999262A publication Critical patent/JPH0999262A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3002412B2 publication Critical patent/JP3002412B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】帯体を接着剤塗布ローラに押付けて接着剤を塗
布する装置において、ウエート集合体による押付け幅を
自在に調整でき、幅の異なる種々な帯体への塗布作業を
簡易にかつ能率良く行なう。 【構成】外周に接着剤Jを付着させた接着剤塗布ローラ
3、この接着剤塗布ローラ3上方の支軸19に中心孔2
0を挿通して吊下げられる複数のウエート円板21から
なるウエート集合体4を有する押圧具5、前記ウエート
集合体4の外端から挿入することによってこの挿入長さ
Lに相当する数の外側のウエート円板21Aを吊下げの
高さよりも高所で係止するフォーク6を有する移動フォ
ーク具7、前記押圧具5と移動フォーク具7とを昇降可
能に支持する昇降具9、及び前記ウエート集合体4の高
さを揃えてフォーク6の横移動調整を可能とする高さ揃
え具10を具える。前記押圧具は、フォーク6に係止さ
れることなく前記支軸19に吊下げられる内側のウエー
ト円板21Bにより、帯体Kを接着剤塗布ローラ3の接
着剤付着面3Sに押圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長尺な帯体、特に
生タイヤ成形時にゴム押出し機などから押し出された帯
状のトレッドゴムの下面に接着剤を塗布するのに適した
接着剤塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、空気入りタイヤの成形に際して
は、ドラム上でカーカス、ブレーカ、サイドウオールゴ
ム、トレッドゴム等のタイヤ部材を順次貼合わせた生タ
イヤを形成することが行われるが、このとき、トレッド
ゴムとその内側のタイヤ部材との間の粘着を確実化する
ために、予めゴム押出し機などから押出されて成形され
るトレッドゴムの下面に、ゴム糊などの接着剤を塗布し
ている。
【0003】他方、この接着剤を塗布する装置は、例え
ば図10に略示すように、接着剤aを充填した容器体に
支持されることによって外周面に前記接着剤aを付着さ
せた接着剤塗布ローラbと、この接着剤塗布ローラb上
をトレッドゴムcが通過する際、トレッドゴムcを前記
接着剤塗布ローラbに押付ける円筒状のウエートdとを
具えている。
【0004】又前記ウエートdは、前記押付け圧力を一
定に保つために、ウエート円板d1を厚さ方向に複数枚
束ねた集合体として形成されるが、ウエートdの幅がト
レッドゴムの幅より小のときには、トレッドゴム両端部
での押付け力が不足して接着剤の塗布が不十分となり、
逆にトレッドゴムの幅より大のときには、トレッドゴム
からはみ出す外側のウエート円板d1が接着剤塗布ロー
ラbと接触するなど接着剤の付着による汚損を招く。従
って、このウエートdの幅は、トレッドゴムの幅に合わ
せて調整することが必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来は、ウエートdの
幅の調整は、予め多種類の幅の集合体を準備し、この中
からトレッドゴムの幅に適合するものを適宜選び出して
装置に取付けていた。
【0006】しかしながらこのものでは、多種類の集合
体を準備する必要があり不経済であるばかりか、集合体
の取付、取外しが頻繁となるなど作業性、生産性を損ね
るものであった。
【0007】そこで本発明のうち請求項1に記載の発明
は、横移動可能に支持したフォークをウエート集合体の
外端から挿入して、外側のウエート円板を内側のウエー
ト円板より高所で係止させることを基本として、ウエー
ト集合体における接着剤塗布ローラへの押付け幅を自在
に調整でき、塗布作業を容易にかつ能率良く行ないうる
接着剤塗布装置の提供を目的としたものであります。
【0008】又請求項2に記載の発明は、フォークによ
るウエート円板への係止を簡易に行なう接着剤塗布装置
の提供を目的としたものであります。
【0009】又請求項3に記載の発明は、押圧具、昇降
具、及び移動フォーク具の動作を阻害することなく、ウ
エート集合体の高さ揃えを容易に行なうことができ、構
造を簡易化しうる接着剤塗布装置の提供を目的としたも
のであります。
【0010】又請求項4記載の発明は、ウエート集合体
の押付け幅を、センター基準で調整できる接着剤塗布装
置の提供を目的としたものであります。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、長尺な
帯体の一面に接着剤を塗布する接着剤塗布装置であっ
て、外周に前記接着剤を付着させた付着面を有しかつこ
の付着面が長さ方向に搬送される前記帯体と直角にかつ
その下面を受ける接着剤塗布ローラ、昇降具に支持され
かつ前記接着剤塗布ローラの上方で昇降する支軸と、こ
の支軸に比して大径の中心孔を有する互いに同径な複数
のウエート円板が前記支軸に中心孔を挿通されて重ねて
支軸に吊下げられて保持されるウエート集合体とを具え
る押圧具、及び前記昇降具に支持される支持軸とともに
昇降しかつ前記支軸と平行な横移動により、高さ揃え具
によって高さ揃えされたウエート集合体の外端から挿入
するとともにこの挿入長さに相当する数の外側のウエー
ト円板を吊下げの高さよりも高所で係止するフォークを
有する移動フォーク具を具え、前記フォークに係止され
ることなく前記支軸に吊下げられる内側のウエート円板
により前記帯体の上面を押圧することを特徴としたもの
であります。
【0012】又請求項2記載の発明は、請求項1記載の
発明の構成のうち、フォークを、高さ揃えされたウエー
ト集合体の中心孔と支軸との間の間隙に、しかも支軸よ
り高所の位置で挿入することを特徴としています。
【0013】又請求項3記載の発明は、請求項1記載の
発明の構成のうち、高さ揃え具を、帯体の搬送方向の前
方又は後方に引き込み自在に形成することを特徴として
います。
【0014】又請求項4記載の発明は、請求項1記載の
発明の構成のうち、フォークを、ウエート集合体の両端
に配することを特徴としています。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の形態を、
図示例と共に説明する。図1〜4に示すように、接着剤
塗布装置(以下装置1という)は、外周に接着剤Jを付
着した接着剤塗布ローラ3と、帯体Kを前記接着剤塗布
ローラ3に押付けるためのウエート集合体4を有する押
圧具5と、このウエート集合体4の外端から挿入するフ
ォーク6の横移動によって前記ウエート集合体4の押付
け幅Wを調整する移動フォーク具7と、前記押圧具5及
び移動フォーク具7を昇降可能に支持する昇降具9と、
前記ウエート集合体4の高さを揃えてフォーク6の横移
動調整を可能とする高さ揃え具10とを具える。
【0016】なお、前記装置1は、本例では、生タイヤ
成形用のトレッドゴムの下面に、接着剤Jを塗布するた
めに採用される、いわゆるトレッドライン・リッキング
装置であって、ゴム押出機から押出された帯体K(トレ
ッドゴム)を長さ方向に搬送するコンベア11のライン
上に配置される。
【0017】前記接着剤塗布ローラ3は、前記コンベア
11、11間に配される上開口の容器状支持体12に枢
支される。又この接着剤塗布ローラ3が回転することに
よって、そのローラ外周には、前記支持体12内に充填
される接着剤Jが付着する付着面3Sが順次形成され
る。なお、前記接着剤塗布ローラ3は、その軸芯が帯体
Kの搬送方向と直角にかつ外周上縁が搬送高さと同高さ
に配され、従って、前記接着剤Jの付着面3Sは、帯体
Kの下面を、搬送方向に沿って一直線状に受取り、送出
し可能に支承する。
【0018】なお装置1の前記押圧具5、移動フォーク
具7、昇降具9及び高さ揃え具10は、前記コンベア1
1を跨る、例えば門型のフレーム2に取付けられる。
【0019】前記昇降具9は、本例では、前記フレーム
2両側の側板2Aに夫々枢着される一対の傾動腕13
と、この傾動腕駆動用の例えばシリンダ等である直線駆
動器15とを具える。
【0020】前記傾動腕13は、後端の枢着点P1から
搬送の下流方向(前方)に向かってのびるアーム状をな
し、その前端には略上方に立上がる、本例では押圧具5
取付用の取付板16が固着する。なお昇降具9は、前記
各取付板16の例えば上端間を、補強体17が一体連結
するによって、その剛性が高められる。又傾動腕13
は、その枢着点P1から隔たる力点位置P2に、前記直
線駆動器15のロッド端が連結し、このロッドの本例で
は前後方向への進退動によって、図2に示すように、前
記傾動腕13を垂直面内において下降位置Y1と上昇位
置Y2との間で上下に傾動させる。
【0021】前記押圧具5は、接着剤塗布ローラ3の上
方に位置してかつ前記傾動腕13の前端間に架け渡され
る支軸19と、この支軸19に保持されるウエート集合
体4とを具える。なお本例では、前記下降位置Y1と上
昇位置Y2とにおける前記傾動腕13の傾斜は、枢着点
P1を通る水平線L0に対して実質的に対称であり、こ
れによって、各位置Y1、Y2における前記支軸19の
位置を、接着剤塗布ローラ3の軸芯を通る垂直面N上に
配している。
【0022】又ウエート集合体4は、前記支軸19に比
して大径な中心孔20を有する互いに同径な複数のウエ
ート円板21からなり、各ウエート円板21は、厚さ方
向に互いに重ね合わせてかつ各中心孔20を前記支軸1
9に挿通させて吊下げられる。又ウエート集合体4は、
図3、4に示すように、支軸19に例えば嵌着する両端
の係合片22によって軸芯方向への移動、位置ずれが防
止される。なおウエート円板21は、5cm程度の厚さ
を有し、又前記中心孔20の直径D1は、前記支軸19
の直径D2の2.0〜2.5倍程度であることが好まし
い。又ウエート円板21は、図5に示すように、前記下
降位置Y1の支軸19に吊下げられた際、接着剤塗布ロ
ーラ3と接触でき、ウエート円板21の重量を確実に接
着剤塗布ローラ3に作用させることが好ましい。これに
よって、薄厚のものから種々の厚さのものまで、帯体K
を接着剤塗布ローラ3に、自在に押付けできる。しかし
ながら、吊下げられたウエート円板21と接着剤塗布ロ
ーラ3との間に、帯体Kにおいて想定される最小厚さよ
り小の範囲で隙間を設けても良い。
【0023】前記移動フォーク具7は、前記フォーク6
を有しかつ前記ウエート集合体4の両端側に配される移
動ブラケット25と、この移動ブラケット25を横移動
させる駆動部26とを具える。
【0024】駆動部26は、前記取付板16、16間に
架け渡されかつ前記支軸19と互いに平行にのびる駆動
ネジ軸27及びガイド軸28を有し、該駆動ネジ軸27
は、前記支持板16に回転可能に軸支されるとともに、
その中央のコネクタの一方側には左ねじ部27Aが、又
他方側には右ねじ部27Bが夫々形成される。又駆動ネ
ジ軸27は、その一端部に連結されるモータMによって
正逆転自在に駆動されるとともに、その回転数量、回転
角等は、他端部に設けるいわゆるロータリエンコーダ等
の回転検出器29によって検出されかつ制御される。な
お駆動ネジ軸27とモータMとは、ベルト、鎖車、歯車
等を用いた適宜の伝達、減速手段を介して接続すること
ができる。
【0025】前記移動ブラケット25は、前記ガイド軸
28が貫通することによって、このガイド軸28に沿っ
て横方向に案内される一方、前記駆動ネジ軸27の左ね
じ部27A、右ねじ部27Bに夫々螺合することによっ
て、前記駆動ネジ軸27の正回転、逆回転に応じて、互
いに近づく方向である内向き及び離れる方向である外向
きに横移動する。
【0026】又移動ブラケット25の、前記ウエート集
合体4の外端側にのびるブラケット部25Aには、図
1、3、4に示すように、ウエート集合体4の外端から
内向きに挿入するフォーク6が突設される。このフォー
ク6は、ウエート集合体4の中心孔20内かつこの中心
孔20の上縁と支軸19との間の間隙G1に挿入され、
これによってフォーク6の挿入長さLに相当する数の外
側のウエート円板21Aの群を、吊下げの高さよりも高
所で係止する。なお前記フォーク6は、本例では、断面
縦長矩形の角軸状をなし、その内端を、上縁側が鋭角と
なる下向き斜面で形成することによって、挿入長さ全体
に亘って係止を確実に行なう。
【0027】又フォーク6は、本例では、前記ウエート
集合体4が、高さ揃え具10によって支持され各ウエー
ト円板21の中心孔20が一直線状に並んだとき、横移
動でる。又この横移動によって、前記押付け幅Wの調整
が行われる。なお押付け幅Wは、前記フォーク6に係止
されることなく前記支軸19に吊下げられる内側のウエ
ート円板21Bの群の幅と一致する。
【0028】又高さ揃え具10は、本例では、前記下降
位置Y1と上昇位置Y2との間の高さ位置Y3におい
て、前記ウエート集合体4の下面を受ける受け皿体31
と、この受け皿体31を搬送方向の前方又は後方に引き
込み移動する駆動部32とを具える。
【0029】前記受け皿体31は、本例では、曲点Rか
ら上傾斜で前後にのびるV字の受け面31Aを有し、前
記曲点Rが前記垂直面N上となる前方位置Q1におい
て、前記受け皿体31は、このV字状の受け面31A上
で各ウエート円板21を受けることができ、しかも各ウ
エート円板21を互いに同高さでかつ同芯に整一でき
る。
【0030】前記駆動部32は、前記フレーム2の上板
2B上に取付きかつ前後に進退動する、例えばシリンダ
等である水平な直線駆動器33と、この直線駆動器33
と平行にのびるガイド35、35とを具える。又該直線
駆動器33のロッド端は、前記受け面31A後端から立
上がる受け皿体31の立片32Bに固着し、かつこの立
片32Bから後方にのびる支持軸36が、前記ガイド3
5に係合する。従って、前記駆動部32の進退動によっ
て、受け皿体31は、前記前方位置Q1から、前記ウエ
ート集合体4より後方に控える後方位置Q2までの間、
水平に支持されながら後方に引き込み移動する。
【0031】なお、前記受け皿体31の受け面31Aの
水平面に対する角度θは、図4に示すように、本例では
10度±5度程度であって、このように前記角度θを小
角度で形成する時には、例えば上昇位置Y2で吊下げら
れるウエート集合体4を押し上げながら、受け皿体31
を前方位置Q1まで移動させることも可能となる。すな
わち前記高さ位置Y3での停止を排除し、ウエート集合
体4の高さ控えを、前記上昇位置Y2にて直接行うごと
く構成することもでき、この時、前記押付け幅Wの調整
工程数を減少できる。何れにしても、前記受け皿体31
の高さは、ウエート集合体4の高さ控えの際に、前記支
軸19と中心孔20の下縁との間に間隙G2が生じるよ
うに設定することが必要である。
【0032】又本装置1には、コンベア11によって搬
送される帯体Kの前端及び後端を検出する、ことによっ
て、昇降具9の昇降動を行なう光電管等の非接触型の検
知器39が配設される。
【0033】然して、図3に示すように、押圧具5は、
ウエート集合体4を、フォーク6によって係止される外
側のウエート円板21A、21Aの群と、その内側に位
置する吊下げのウエート円板21Aの群とに区分でき、
この吊下げのウエート円板21Aの群が、帯体Kを、そ
の全幅に亘り接着剤塗布ローラ3に押付けることによっ
て、帯体K下面に接着Jを塗布できる。なお押付けの
際、帯体Kとともに転動する吊下げのウエート円板21
Aの群が、転動時に前後に振れるのを防止するために、
ウエート円板の振れ防止用の例えば前板、後板(図示し
ない)を設けても良い。
【0034】又、搬送されかつ押付けされる帯体Kから
の押進力によって、前記接着剤塗布ローラ3は、帯体K
下面を転動するように回転し、順次付着面3Sが帯体K
下面に連続的に接触することによって、均一な塗布が行
われる。又帯体K後端が前記接着剤塗布ローラ3を通過
して塗布作業が終了した際には、前記押進力の喪失によ
って接着剤塗布ローラ3は、停止し、従って、吊下げの
ウエート円板21Aの群への接着剤Jの汚損は防止され
る。
【0035】又前記塗布作業の終了に先駆けて、装置1
の検知器39は、前記帯体K後端を検出し、タイマー等
の遅延手段を介して、前記塗布作業の終了の後、昇降具
9を作動させる。昇降具9は、図6に示すように、下降
位置Y1の押圧具5を上昇位置Y2まで移動させる。さ
らに駆動部32の作動により、受け皿体31が後方位置
Q2から前方位置Q1まで前進した後、昇降具9は、押
圧具5を、図7に示すように、高さ位置Y3まで下降さ
せ、前記受け皿体31上にウエート集合体4を載置させ
ることによって、ウエート集合体4の高さ揃えを行な
う。
【0036】又次に搬送される帯体Kの幅を、装置1に
入力する。これにより、駆動ネジ軸27の回転に伴い、
前記移動ブラケット25、25が横移動し、必要な押付
け幅Wに見合う挿入長さLの位置までフォーク6を挿入
する。なお前記帯体Kの幅入力は、作業者により直接行
なうほか、帯体Kの品番等と対応して自動入力させても
良い。又前記挿入長さLは、回転検出器29により管
理、制御される。
【0037】しかる後、前記駆動部32の作動により、
前方位置Q1から後方位置Q2まで受け皿体31を後退
させるとともに、検知器39が、次に搬送される帯体K
の前端を検出し、図8に示すように、押圧具5を下降位
置Y1まで下降させる。なお、前記受け皿体31による
高さ揃を、前述の如く、上昇位置Y2にて行なうごとく
構成しても良い。
【0038】又接着剤塗布ローラ3は、次に搬送される
帯体Kの噛み込みとともに回転し、接着剤Jの塗布が再
開される。
【0039】又図9に、本装置1の他の実施例を示す。
図のように、フレーム1は、前記コンベア11を跨る門
型の基台40と、この基台40の上面に、案内具41を
介して搬送方向と直角方向に移動可能に取付くテーブル
41とを具える。前記案内具41は、基台40の上面に
配される搬送方向と直角なレール43、43と、このレ
ール43と平行に軸支されたネジ軸45とを具え、又ネ
ジ軸45には駆動用のハンドルを連結する。又テーブル
41には、前記押圧具5、移動フォーク具7、昇降具9
及び高さ揃え具10が、同様に取付くとともに、テーブ
ル41下面には、前記レール43に係合する係合部46
と、前記ネジ軸45に螺合する膨出部47とを設けてい
る。従って、帯体Kの搬送位置に応じて、帯体Kと装置
1の中心を自在に整合させることができ、センター基準
での押付け幅Wの調整をより便宜に行ないうる。
【0040】なお装置1は、片側基準によって押付け幅
Wの調整を行なう場合には、前記駆動ネジ軸27は、一
方方向のネジでよく、又移動ブラケット25も、ウエー
ト集合体4の一方側のみに形成される。又前記昇降具9
として、適宜の昇降手段が採用できるなど、本発明の装
置1は種々の形態に変化しうる。
【0041】
【発明の効果】本発明の方法は、叙上の如き構成を具え
るため、ウエート集合体による押付け幅を自在に調整で
き、幅の異なる種々な帯体への塗布作業を簡易にかつ能
率良く行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の一実施例を示す斜視図である。
【図2】昇降具の動作を示す装置の略側面図である。
【図3】押圧具により帯体を接着剤塗布ローラに押付る
状態を示す略断面図である。
【図4】高さ揃え具の作用を説明する略断面図である。
【図5】下降位置におけるウエート円板の高さ位置を説
明する略図である。
【図6】ウエート集合体における押付け幅の調整動作を
説明する略断面図である。
【図7】ウエート集合体における押付け幅の調整動作を
説明する略断面図である。
【図8】押付け幅が調整されたウエート集合体を示す略
断面図である。
【図9】フレームの他の実施例を示す斜視図である。
【図10】従来技術を説明する略断面図である。
【符号の説明】
3 接着剤塗布ローラ 3S 付着面 4 ウエート集合体 5 押圧具 6 フォーク 7 移動フォーク具 9 昇降具 10 高さ揃え具 19 支軸 20 中心孔 21、21A、21B ウエート円板 J 接着剤 K 帯体 L 挿入長さ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺な帯体の一面に接着剤を塗布する接着
    剤塗布装置であって、 外周に前記接着剤を付着させた付着面を有しかつこの付
    着面が長さ方向に搬送される前記帯体と直角にかつその
    下面を受ける接着剤塗布ローラ、 昇降具に支持されかつ前記接着剤塗布ローラの上方で昇
    降する支軸と、この支軸に比して大径の中心孔を有する
    互いに同径な複数のウエート円板が前記支軸に中心孔を
    挿通されて重ねて支軸に吊下げられて保持されるウエー
    ト集合体とを具える押圧具、及び前記昇降具に支持され
    る支持軸とともに昇降しかつ前記支軸と平行な横移動に
    より、高さ揃え具によって高さ揃えされたウエート集合
    体の外端から挿入するとともにこの挿入長さに相当する
    数の外側のウエート円板を吊下げの高さよりも高所で係
    止するフォークを有する移動フォーク具を具え、前記フ
    ォークに係止されることなく前記支軸に吊下げられる内
    側のウエート円板により前記帯体の上面を押圧すること
    を特徴とする接着剤塗布装置。
  2. 【請求項2】前記フォークは、高さ揃えされたウエート
    集合体の中心孔と支軸との間の間隙に、しかも支軸より
    高所の位置で挿入することを特徴とする請求項1記載の
    接着剤塗布装置。
  3. 【請求項3】前記高さ揃え具は、前記帯体の搬送方向の
    前方又は後方に引き込み自在であることを特徴とする請
    求項1記載の接着剤塗布装置。
  4. 【請求項4】前記フォークは、ウエート集合体の両端に
    配することを特徴とする請求項1記載の接着剤塗布装
    置。
JP7257927A 1995-10-04 1995-10-04 接着剤塗布装置 Expired - Lifetime JP3002412B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7257927A JP3002412B2 (ja) 1995-10-04 1995-10-04 接着剤塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7257927A JP3002412B2 (ja) 1995-10-04 1995-10-04 接着剤塗布装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0999262A true JPH0999262A (ja) 1997-04-15
JP3002412B2 JP3002412B2 (ja) 2000-01-24

Family

ID=17313134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7257927A Expired - Lifetime JP3002412B2 (ja) 1995-10-04 1995-10-04 接着剤塗布装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3002412B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005279475A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Ig Tech Res Inc 外装基板の均一塗装装置
KR100817282B1 (ko) * 2007-04-23 2008-03-27 주식회사 포스코 2롤 타입 절연코팅 설비의 가변형 용액공급장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005279475A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Ig Tech Res Inc 外装基板の均一塗装装置
JP4531425B2 (ja) * 2004-03-30 2010-08-25 アイジー工業株式会社 外装基板の均一塗装装置
KR100817282B1 (ko) * 2007-04-23 2008-03-27 주식회사 포스코 2롤 타입 절연코팅 설비의 가변형 용액공급장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP3002412B2 (ja) 2000-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3928916B2 (ja) 空気入りタイヤ用ボディープライ材の製造方法及びその製造装置
RU2751858C2 (ru) Способ и устройство для наложения шумопонижающих элементов на шину для колес транспортных средств
CN210259151U (zh) 一种用于纸杯自动贴标装置
JPH0999262A (ja) 接着剤塗布装置
CN218369872U (zh) 一种自动塑封机的输出滚筒机构
JP2953556B2 (ja) シート貼付け装置及びシート貼付け方法
CN111729812A (zh) 一种灯带点胶系统及其点胶方法
CN215248113U (zh) 一种行车架传输上下料防侧翻周转装置
KR100592984B1 (ko) 글래스판넬의 프라이머 자동 도포장치
CN109178521B (zh) 一种高效防翘边的标贴装置
JP3268733B2 (ja) インゴットと取付ステーの接着方法及び接着装置及びそれを用いたインゴット切断加工方法
JP2851998B2 (ja) シート貼付け装置及びシート貼付け方法
KR100367705B1 (ko) 필름 자동 포장기 및 그 포장방법
JP2001009928A (ja) 大型車両用タイヤのベルト貼付装置
JP2806800B2 (ja) シート貼付け装置及びシート貼付け方法
KR100260737B1 (ko) 자동테이핑장치
CN220843339U (zh) 一种罐装植物饮料的输送贴标装置
KR100475657B1 (ko) 권취장치
CN214386354U (zh) 一种具有送料功能的鞋垫上胶机
CN219426484U (zh) 一种可自动上下料的打磨设备
JP3636496B2 (ja) 帯状ゴムシート材料接続装置
KR20050033343A (ko) 복층유리용 틸팅기
CN113878052B (zh) 带有自动收料机构的圆形铝板自动冲压装置
CN112893979B (zh) 一种用于桥梁施工的管件切割装置
JP3172971B2 (ja) パイプ砂付け装置