JPH0998692A - 減衰形釣り竿 - Google Patents

減衰形釣り竿

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JPH0998692A
JPH0998692A JP8132041A JP13204196A JPH0998692A JP H0998692 A JPH0998692 A JP H0998692A JP 8132041 A JP8132041 A JP 8132041A JP 13204196 A JP13204196 A JP 13204196A JP H0998692 A JPH0998692 A JP H0998692A
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JP
Japan
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fishing rod
elastic tube
grip
damping member
damping
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Withdrawn
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JP8132041A
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English (en)
Inventor
James B Lepage
ビー.リページ ジェームス
Earl D Duback
ディー.デュバック アール
Charles N Corrado Jr
エヌ.コラッド,ジュニア チャールズ
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Orvis Charles F Co Inc
Original Assignee
Orvis Charles F Co Inc
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K87/00Fishing rods

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Marine Sciences & Fisheries (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Fishing Rods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 望ましくない振動を減衰し、投げ込み特性を
向上させた釣り竿を提供する。 【解決手段】 釣り竿10先端付近の中空釣り竿ブランク
16内の先細の部材として、及び釣り竿ブランク16と釣り
竿グリップとの間の介在層として、またはそのいずれか
として振動減衰エラストマー材料34を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、釣り竿、特に繊維
強化樹脂で形成された毛鉤釣り竿に関するものである。
【0002】
【従来の技術】釣り竿は長年に渡って先細の中空管で形
成されてきた。先細の中空管はブランクと呼ばれてい
る。最新の釣り竿は繊維強化合成樹脂のブランクから形
成されている。ブランクは大径の基部側端部から小径の
先端側端部に向かって先細りになっている。
【0003】釣り竿完成品を製作するため、リール受
け、グリップ、釣り糸ガイド及び先端が釣り竿ブランク
に取り付けられる。釣り竿は、特に毛鉤釣り竿はしばし
ば幾つかのセクションに分割されて、組み立てた釣り竿
よりも短いケースに入れて持ち運ぶことができるように
なっている。
【0004】一般的な毛鉤釣り竿は、基部側端部付近に
グリップとリール取り付け機構とを備えている。一連の
釣り糸ガイドが釣り竿の長さ方向に沿って先端側端部ま
で取り付けられている。釣り糸はリールから釣り糸ガイ
ドを通って先端へ送られる。
【0005】特に毛鉤釣りでは、釣り竿のたわみ特性が
非常に重要である。たわみ特性は、釣り人が毛鉤を所望
位置へ投げて所望通りに水面に現れるようにする能力に
大きく影響する。このたわみ特性を向上させるため、釣
り竿製造者は様々な材料及び構造を用いてきた。
【0006】所望のたわみ特性を得るため、竹から様々
な合成強化樹脂に代わった。釣り竿ブランクを形成して
いる管の先細勾配及び重量も注意深く制御されてきた。
【0007】完成状態の釣り竿は組み立て式であること
が多いので、セクション同士を合わせて保持するジョイ
ントの構造も、適当なたわみ特性を与えるように注意深
く考えられてきた。たわみ特性を得るため、またそれに
よって投げ込みを向上させるために毛鉤釣り竿の設計及
び製造に多大な努力が払われてきた。しかし、完全な毛
鉤釣り竿はまた得られていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主たる目的
は、投げ込み特性を向上させた釣り竿を提供することで
ある。
【0009】本発明の別の目的は、投げ込み制御を向上
させる釣り竿を提供することである。
【0010】本発明のさらに別の目的は、良好なたわみ
特性と同時に、釣り人がより長くより正確な投げ込みを
行うことができるようにする振動減衰特性を備えている
釣り竿を提供することである。
【0011】本発明の別の目的は、エネルギを釣り糸に
効果的に伝達する釣り竿を提供することである。
【0012】本発明のさらに別の目的は、釣り竿の性能
を高めるために他の特性に干渉しないか、他の特性の変
化を最小限に抑えて減衰特性を向上させた改良型釣り竿
を製作する方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】出願人は、釣り竿の長さ
方向の一部分における振動特性の減衰がそれの投げ込み
特性を向上させることを発見した。
【0014】そのような減衰は毛鉤釣り竿の長さ方向の
所定部分に減衰材料を挿入することによって達成でき
る。減衰材料は、釣り竿内の振動を減衰し、それによっ
て釣り糸の制御及び釣り糸及び毛鉤へのエネルギの伝達
を向上させるように選択される。
【0015】このように、本発明によれば、長さ方向の
一部分にわたって減衰材料を組み込んだ釣り竿が提供さ
れている。
【0016】本発明によればさらに、長さ方向の先端側
端部付近の部分だけに減衰材料を組み込んだ釣り竿が提
供されている。
【0017】本発明によればさらに、先細の中空管部材
を有する釣り竿に、なだらかに先細りさせた円すい形で
中空管部材にすべり嵌めされる減衰部材が設けられてい
る。
【0018】本発明によればさらに、釣り竿の先端付近
に釣り竿の内側先細勾配に一致した先細勾配を有する先
細の減衰部材が設けられている。
【0019】本発明によればさらに、中空の先細胴体部
分を有する釣り竿には、先端側端部付近において胴体部
分の内側先細勾配に一致した先細勾配を有する減衰部材
が設けられており、減衰部材はそのほぼ全長にわたって
胴体部分の内側表面に接着剤で付着されている。
【0020】本発明によればさらに、釣り竿ブランクと
釣り竿グリップとの間に減衰部材を設けた釣り竿が提供
されている。
【0021】本発明によればさらに、グリップ内におい
て減衰材料の層が釣り竿ブランクの周囲に設けられて薄
い硬質のシリンダで包囲されており、釣り竿ブランクと
グリップとの間に減衰作用を与えている釣り竿が提供さ
れている。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の上記及び他の目的は、添
付の図面を参照した以下の詳細な説明から明らかになる
であろう。
【0023】次に図面を参照しながら説明するが、図面
は本発明の好適な実施例を説明するためのものであっ
て、それを制限するためのものではない。
【0024】図1は、先端12及び基部14を備えた毛鉤釣
り竿10を示している。釣り竿10は、基部14の大径から先
端12の小径まで先細った釣り竿ブランク16を基にして組
み立てられている。
【0025】ブランク16は中空で、樹脂に埋め込まれた
強化繊維から形成されている。そのような釣り竿ブラン
クは多くの供給元から様々なサイズ及び性能で入手でき
る。さらに、これらの釣り竿ブランクは嵌め合わせセグ
メントの形で入手でき、約8〜10フィートの釣り竿を運
搬用にもっと扱いやすい部分に分解することができる。
【0026】釣り竿10はさらに、その長さ方向に沿って
設けられた多数のガイド18と先端ガイド20とを備えてい
る。グリップ22が釣り竿の基端部14付近に配置されてい
る。
【0027】リール取り付け金具及びリール24も基端部
14付近に配置されている。一定量の釣り糸26がリール24
に収容されて、リールからガイド18及び先端ガイド20を
通って送り出される。
【0028】上記部材はすべて従来形のもので、組み付
けた完成毛鉤釣り竿として、または毛鉤釣り竿を組み立
てる個別部品として入手できる。
【0029】毛鉤釣り竿の性能特性は、特定の毛鉤釣り
竿の可撓性、釣り糸操作性及び力伝達特性を表す。毛鉤
釣り竿は様々な力搬送力及び性能で作製される。毛鉤釣
り竿の性能の最終テストは、それが釣り人の手にどのよ
うな感触を与えるか、また実際に釣る状況でそれが釣り
糸及び毛鉤をいかに投げ出すかというものであるので、
それの性能は常にある程度主観的に示されてきた。
【0030】釣り竿の性能のすべての特徴を完全に理解
できたわけではないが、釣り竿がどのように作動するか
を決める幾つかの要素がわかっている。
【0031】釣り竿ブランクを製作する際に使用される
強化繊維及び樹脂の剛性及び弾性は釣り竿の感触に直接
的に影響する。釣り竿が長さ方向にいかに先細になって
いるかが釣り竿の感触に影響する。釣り竿に使用された
強化繊維及び樹脂の量が釣り竿の感触に影響する。釣り
竿の長さ方向における重量の分布が釣り竿の感触に影響
する。
【0032】定量化や説明がそれほど容易ではない他の
特性も釣り竿の感触に影響する。釣り竿の製作はいぜん
として1つの技術であり、釣り竿製作の作業は熟練した
職人によって手作業で行われる。
【0033】出願人は、釣り竿の振動特性がそれの性能
に直接的に大きな影響を与えることを発見した。さらに
出願人は、これらの振動特性及びそれの減衰を有効正確
度までコンピュータモデル化できることもわかった。さ
らに、出願人は、釣り竿の所定の振動モードでの振動を
減少させるために減衰材料を使用することができ、それ
によって釣り竿の性能特性が大きく向上することを発見
した。
【0034】釣り竿等の弾性体は固有振動数を備えてい
る。ものが振動する振動数及び振動の仕方が振動モード
と呼ばれる。
【0035】弾性体が何らかの方法で衝撃を受けるか、
エネルギを与えられると、それらは多くの場合に固有振
動数またはモードで振動する反応を示す。このため、バ
イオリンを弾くことによってバイオリンの弦が固有モー
ドで振動して音楽を生じる。
【0036】釣り竿では、釣り人が投げ込みを行うため
に釣り竿を前後に振る動作によって釣り竿にエネルギが
与えられる。それの望ましい結果は、釣り人が毛鉤を所
望通りに水面に載せることができるようにエネルギを釣
り糸に制御状態で伝達することである。
【0037】このエネルギを釣り竿に導入することによ
る別の影響として、釣り竿に振動が発生する。この振動
はエネルギを望ましい場所である釣り糸からそらせ、ま
た釣り糸の制御の邪魔をする可能性もある。
【0038】出願人は、特定の毛鉤釣り竿を数値的にモ
デル化して、この釣り竿の固有振動モードを求めた。
【0039】釣り竿が約2.65ヘルツで振動する第1振動
モードが図5に示されている。第1モードでは、基部側
端部が感知できるほどには変位しないのに対して、先端
側端部が最も大きく変位している。非変位位置は振動節
と呼ばれ、最大変位位置は腹と呼ばれる。第1モードに
は1つの節と1つの腹がある。
【0040】釣り竿が約8.93ヘルツで振動する第2振動
モードが図6に示されている。第2モードには2つの節
と2つの腹があり、釣り竿に沿って異なった変位分布を
生じている。
【0041】釣り竿が約17.86 ヘルツで振動する第3振
動モードが図7に示され、釣り竿が約32.73 ヘルツで振
動する第4振動モードが図8に示されている。第3モー
ドには3つの節と3つの腹があり、第4モードには4つ
の節と4つの腹がある。
【0042】図中、節は「N」で示され、腹は「A」で
示されている。これらの振動モードは、この特定の釣り
竿に関する固有振動モードである。図面では、振動モー
ドでの動作位置が下側の目盛りの数字で示されている。
各図面の最左側のゼロは釣り竿の基部14側端部である。
各図面の最右側は釣り竿の先端12側端部である。
【0043】図面からわかるように、振動は釣り人の手
で握られている基部側端部にあまり影響を与えないが、
釣り竿の先端側端部に大きな移動を生じて小刻みな振動
を与える。
【0044】釣り竿の先端側端部は、釣り竿から離れる
時の釣り糸を制御する。釣り竿の先端側端部の動きが投
げ込みに対して、また投げ込みの際の釣り竿の感触に大
きな影響を与える。エネルギが釣り竿に加えられると、
すべての振動モードが同時に発生する。
【0045】他の毛鉤釣り竿も上記の4モードで振動す
ると予想される。これらのモードの振動数は、釣り竿の
重量、長さ、剛度及び他の要素によって変わる。予想振
動数の範囲はおよそ以下の通りである。
【0046】 第1モード: 2〜6ヘルツ 第2モード: 7〜12ヘルツ 第3モード: 15〜25ヘルツ 第4モード: 28〜38ヘルツ 図5〜8に示されている4つの振動モードに対して示さ
れている振動数は非常に低いので、各モードで釣り竿の
先端側端部が大きく移動する。
【0047】釣り竿には、先端を釣り糸に対して大きく
移動させる時間がある。出願人は、特に先端側端部での
この振動を取り除くか、最小限に抑えることによって、
毛鉤釣り竿の投げ込み特性及び感触が大きく向上するこ
とを発見した。
【0048】図2は、釣り竿10の先端12付近の部分を示
している。釣り竿ブランク16の一部分を破断して、本発
明の構造を示している。
【0049】釣り竿ブランク16は中空で先細りになって
いる。先端12は直径が非常に小さく、内部中空部の直径
は1/8 インチ以下であることも多い。先端12から、内部
中空部は基部側端部に向かって順次大きくなる。釣り竿
ブランクは、鋼製マンドレルの周囲に材料を巻き付ける
ことによって作製されることが多く、中空部の大きさ及
び先細勾配を非常に正確に知ることができる。
【0050】図2に示されている釣り竿10の先端12から
わずかに離れた位置で、釣り竿ブランク16の半分近くが
破断して示されている。
【0051】この破断部分内に空の中空部32の短い部分
が示されている。中空部32は先端12までずっと空であ
る。図2には減衰部材34も示されている。減衰部材は、
中空部32の長手方向の減衰部材の先端部36から減衰部材
の基端部38までの間の部分を完全に満たしている。
【0052】出願人は、約27インチ(68.6cm)長さの
減衰部材を釣り竿の先端側端部付近に設けることによっ
て十分が減衰が達成されることを発見した。減衰部材34
は釣り竿のちょうど先端に位置決めする必要はなく、釣
り竿の先端から約9インチまで離しても、十分な減衰を
得ることができる。
【0053】上記の減衰部材36の長さは釣り竿のモデル
毎に変化させる。全長が約15フィートの両手式鮭釣り竿
ではもっと長い、例えば40インチ長さの減衰部材36を使
用する。
【0054】6フィート、1オンス、1錘の釣り竿には
もっと短い、例えば12インチ長さの減衰部材が必要であ
ろう。減衰部材の位置決めも釣り竿の構造に応じて変化
する。減衰部材は、釣り竿先端12からの距離を約1イン
チ〜20インチにすることができる。
【0055】減衰部材34及び釣り竿ブランク16に対する
それの関係が図3にもっと詳細に示されている。釣り竿
ブランク16は断面図で示されている。
【0056】釣り竿ブランク16は先端12に向かってわず
かに先細になっている。釣り竿ブランク16内に減衰部材
34が入っている。減衰部材は、接着剤の層42で釣り竿ブ
ランク16に対する位置が固定されている。従って、釣り
竿ブランク16及び減衰部材34はすべての振動モードにお
いて一体状に移動する。
【0057】毛鉤釣り竿の性能には重量が重要である。
また、釣り竿の先端が投げ込みの際に最大に移動し、釣
り竿は先端側が基部側よりも大きくたわむため、先端付
近の重量が最も重要である。
【0058】このため、出願人は、先端12付近が空の釣
り竿ブランク16によって投げ込み及びたわみ特性の向上
が得られることを発見した。さらに、減衰部材34内にマ
イクロバルブ44を分散させることによって、十分な振動
減衰特性を維持しながら減衰部材の重量を最小限に抑え
ることができると出願人は信じている。マイクロバブル
はこの好適な実施例には使用されていないが、幾つかの
釣り竿には役立つであろう。
【0059】弾性部材34は単なるエラストマー体ではな
い。それは上記振動モードの振動を弱めるように選択さ
れたエラストマー材料から形成された部材である。
【0060】適当なエラストマー材料は米国02370 マサ
チューセッツ州、ロックランド、ビーチストリート254
に所在のグローブ・ラバー・ワークス(Globe Rubber Wo
rks)から入手できる。
【0061】それの製品名はキャスト・エラストマー・
コンパウンド(Cast Elastomer Compound)G4324-00 で、
ショア硬さが93A、引張り強さが6,000psi、伸張率が 4
50%、ヤング率が16,000psi 、ダイC引き裂き強さが37
0pli、スプリット引き裂き強さが100pli、反発弾性が48
%のダイアミン/イソシアン酸エステル/合成ウレタン
プレポリマーである。
【0062】同様な材料も他から入手できる。振動は多
くの分野で問題になるため、減衰材料は古くから入手可
能である。潜水艦に使用するため特に高度の材料が開発
されており、防衛関係の契約業者から入手できる。
【0063】減衰材料は液状の軟度で手に入れることが
でき、マイクロバブルと混合し、適当な形に成形して硬
化させる。硬化すると、仕上げられた減衰部材34は先細
りで、釣り竿ブランク16の中空部32の内部寸法に非常に
近い外側寸法を備える。
【0064】減衰部材34は適当な接着剤42を塗ってから
釣り竿ブランク16に押し込むことができる。特別な引っ
張り工具等は必要ない。減衰部材34は適当な大きさのロ
ッドで簡単に押し込まれて、接着剤を硬化させる。これ
によって減衰材料34がその全長にわたって釣り竿ブラン
ク16に固定されて、それの振動減衰機能を発揮する。
【0065】減衰材料34はシリコーン型にポリウレタン
材を流し込むことによって形成される。シリコーン型は
成形を行い、離型剤を使用しないで仕上がり部品を取り
出すことができるようにする。減衰材料は液体状態で型
に入れられて、約 250゜Fの温度で10分足らず硬化され
る。仕上がり減衰部材は、型から取り出せばすぐに液体
接着剤を塗布して釣り竿ブランクに挿入することができ
る。
【0066】上記減衰部材34を使用することによってほ
とんどの振動モードが大幅に減少することがわかってい
る。実際の同一の釣り竿の減衰したものとしないものと
で行ったテストでは、図5〜8に示されている振動モー
ドのほとんどが大幅に減少する。これは、釣り竿に追加
される重量を最小限に抑え、また先端の荷重が最小であ
る時に達成される。
【0067】もっと重要なことであるが、熟練した釣り
人が他の点では同一である釣り竿の減衰したものとしな
いものとを比較できるようにして目隠しテストを行っ
た。減衰形釣り竿の方が好まれた。
【0068】テスト参加者は、減衰形釣り竿の方がより
遠く、より正確に投げ込みができると述べた。釣り糸ル
ープ制御が向上した。風の強い日の性能向上も注目に値
する。風が毛鉤釣り竿に振動を誘発する可能性が高いの
で、この発見から減衰処理が大きな改良であることが確
認された。
【0069】毛鉤釣り竿の望ましくない振動を減少させ
るか除去する第2手段が図4に示されている。図4は、
図1に示されている毛鉤釣り竿10の基部14付近の部分を
概略的に示している。
【0070】リール受け52が釣り竿ブランク16の端部に
近接した位置でそれの基部に取り付けられている。1対
のリールバンド54、56がリール受け52に取り付けられて
いる。リールバンド54、56の一方が従来通りにねじ等
(図示せず)に取り付けられて、バンド54、56が互いに
移動できるようになっている。バンド54、56はリール24
(図1)をリール受けに取り付けるために用いられる。
このリール取り付け機構は従来通りである。
【0071】リール受け52のすぐ前方にグリップ62があ
る。毛鉤釣り竿の場合、グリップは従来通りにコルクで
形成されて、釣り人の好みに合わせて様々な形状になっ
ている。通常の使用では、釣り人は投げ込み時にグリッ
プ62だけで毛鉤釣り竿10を処理する。このため、毛鉤釣
り竿10が比較的固定した構造部と接触する唯一の部分
は、釣り人の手で保持されているグリップ62である。
【0072】グリップ62は釣り竿ブランク16を包囲して
いる。第1接着剤層64を減衰部材66に塗布してから、減
衰部材66を釣り竿ブランクに貼り付ける。第2接着剤層
68で減衰部材66が剛性のグリップライナー72に接着さ
れ、このライナーは第3接着剤層74でグリップ62に接着
される。わかりやすくするため、図4では層が厚さを誇
張して示されている。
【0073】グリップライナー72及び第3接着剤層74に
よってグリップ62が減衰部材66に押し付けられるのが防
止され、さらに重要なことに、グリップ62が減衰部材66
から隔離されている。
【0074】釣り竿の構造によっては、グリップ62が十
分な剛性を備えて、この機能を補助なしで果たすことが
できる場合、グリップライナー72及び第3接着剤層74は
必ずしも必要ない。グリップはリール受けからも隔離さ
れているので、釣り竿の支持はグリップだけで行われ
る。
【0075】釣り竿ブランク16は、釣り竿10を投げ込み
に使用する時に振動に関して幾分隔離された部分として
作用する。上記グリップ構造は、釣り竿ブランク16が比
較的固定した構造部、すなわち釣り人の手で支持されて
いる唯一の点の減衰部材であるから、釣り竿10及び釣り
竿ブランク16の振動を減衰する作用がある。
【0076】出願人は、グリップ62と釣り竿ブランク16
との間に上記のように配置された比較的小さいかさの減
衰材料が上記振動モードを大幅に減衰することを発見し
た。層66はさほど厚くする必要はない。現時点で好まし
い層の厚さは約0.06インチ(1.5 mm)である。
【0077】さらに、減衰材料がグリップの下側に位置
するので、減衰材料のかさが釣り竿の感触特性に大きな
影響を与えることはない。減衰材料は先端からできる限
り離れたグリップの位置にある。このため、先端を軽量
に保持することができる。
【0078】減衰層66は比較的体積が小さく、グリップ
の下側に配置されているので、層66には(図3に示され
ている)マイクロバブル44が不必要である。むしろ、簡
単な均一の減衰材料層を用いることができる。軽量化の
ためにマイクロバブルを用いてもよい。
【0079】図4からは容易にわからないが、釣り竿ブ
ランク16には基部側端部付近にも緩い勾配が付けられて
いる。このため、釣り竿ブランク16とグリップ62との間
の各層に緩い先細勾配を付けることが好都合である。
【0080】これによって、ハンドルの長さ方向全体が
均一の層厚さになる。これは、減衰部材66及びグリップ
ライナー72を大きい内径にするが釣り竿ブランク16の基
部側端部付近と他の点では同じ先細勾配になるように流
し込みまたは他の方法で成形することによって達成され
る。
【0081】あるいは、減衰部材66はシート材から台形
に切って釣り竿ブランク16の周囲に巻き付け、台形の側
部が出会う位置に細い継ぎ目を設けて釣り竿ブランクに
接着することもできる。
【0082】あるいは、均一断面の剛性ライナー72を使
用することもできる。中空の円すい形減衰部材66を釣り
竿ブランク16と剛性ライナー72との間に詰め込む。減衰
部材66は現場で流し込むことができるが、好ましくは金
具に流し込んで、硬化後に所定位置に接着する。
【0083】減衰部材66は、予想される振動モードに適
した減衰特性に合わせて選択されたエラストマー材料か
ら形成される。出願人は、適当な減衰材料は、中空の円
すい部材にするか、または切断して釣り竿ブランク16に
接着できる平坦なシート状に流し込むことができる液体
の形で(前述の)グローブ・ラバー・ワークスから入手
できることを知っている。
【0084】上記減衰部材44、66は図示のように組み合
わせて、または個別に使用することができる。一緒に用
いても、減衰メリットは独立的に作用する。グリップの
下側の減衰部材66と先端付近の釣り竿ブランク内の減衰
部材34のいずれか一方でも、その両方でも使用すること
ができる。現時点では、先端の部材44だけが好ましい。
【0085】組み立て式釣り竿の2つのセクションに使
用する場合には減衰部材44を2つに分割することもでき
る。
【0086】釣り竿の先端12付近に減衰材料を設ける別
の方法は、釣り竿ブランクの中空部32の内側表面に硬化
性エラストマー減衰材料の層を塗布してから、その層を
硬化させるものがある。
【0087】減衰材料は、適当な減衰特性、粘度及び硬
化速度で選択される。減衰材料は釣り竿ブランク内へ注
入によって導入される。被膜が適当な厚さに形成され、
その位置で硬化される。材料に適当な粘度を選択するこ
とによって被膜の厚さを制御することができる。
【0088】あるいは、釣り竿ブランクの長さ方向の一
部分を完全に満たすこともできる。減衰部材の位置は、
減衰材料液を導入する前にブランクにダムまたはブロッ
クを挿入することによって制御される。釣り竿ブランク
は先細になっているため、所定位置のダムを釣り竿ブラ
ンク内の所定位置へ押し進めることができ、その位置に
保持される。
【0089】このように、この「現場流し込み」方法を
使用して、釣り竿の実質的にいずれの位置にも所定長さ
の減衰材料を配置することができる。
【0090】以上に本発明の好適な実施例を説明してき
たが、本明細書を読んで理解すれば様々な変更を考える
ことができるであろう。そのような変更は、添付の請求
項の範囲内のものである限り、本発明に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 毛鉤釣り竿を概略的に示す側面図である。
【図2】 図1の毛鉤釣り竿の一部分の拡大図であり、
部分的に破断して本発明に使用されている減衰部材を示
している。
【図3】 図1及び図2の毛鉤釣り竿の一部分のさらな
る拡大図であり、減衰部材をさらに詳細に示している。
【図4】 図1の毛鉤釣り竿のグリップ部分の拡大図で
あり、部分的に破断して本発明による第2減衰部材を示
している。
【図5】 従来の毛鉤釣り竿の第1振動モードを示すグ
ラフである。
【図6】 従来の毛鉤釣り竿の第2振動モードを示すグ
ラフである。
【図7】 従来の毛鉤釣り竿の第3振動モードを示すグ
ラフである。
【図8】 従来の毛鉤釣り竿の第4振動モードを示すグ
ラフである。
【符合の説明】
10…毛鉤釣り竿、12…先端、14…基部、16…釣り竿ブラ
ンク、34、66…弾性部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チャールズ エヌ.コラッド,ジュニア アメリカ合衆国 06340 コネティカット 州 グロトン,メリディアン ストリート 600 エステンション,アパートメント318

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1直径の基部側端部と前記第1直径よ
    り小さい第2直径の先端側端部とを備えた細長い先細の
    中空弾性管と、前記中空弾性管内に配置された先細の振
    動減衰部材とを有していることを特徴とする釣り竿。
  2. 【請求項2】 前記減衰部材は先細りであって、前記中
    空弾性管内にすべり嵌めされる大きさであることを特徴
    とする請求項1記載の釣り竿。
  3. 【請求項3】 前記減衰部材は前記中空弾性管に接着剤
    で付着されることを特徴とする請求項2記載の釣り竿。
  4. 【請求項4】 前記減衰部材は前記先端側端部付近にお
    いて前記中空弾性管内に配置されていることを特徴とす
    る請求項3記載の釣り竿。
  5. 【請求項5】 先端側端部及び基部側端部を備えた細長
    い弾性管と、リール受けと、グリップとを設けた釣り竿
    において、前記弾性管と前記グリップとの間に振動減衰
    材料体を有していることを特徴とする釣り竿。
  6. 【請求項6】 前記振動減衰材料体はエラストマー材で
    あることを特徴とする請求項5記載の釣り竿。
  7. 【請求項7】 前記振動減衰材料体は、前記グリップ内
    で前記弾性管を包囲しているほぼ均一の厚さのエラスト
    マー層であることを特徴とする請求項6記載の釣り竿。
  8. 【請求項8】 前記エラストマー層は前記弾性管に接着
    剤で付着されていることを特徴とする請求項7記載の釣
    り竿。
  9. 【請求項9】 前記エラストマー層は、前記グリップで
    包囲されている剛な管で包囲されていることを特徴とす
    る請求項8記載の釣り竿。
  10. 【請求項10】 前記剛な管は全長に渡ってほぼ均一の
    直径を備えており、前記エラストマー層は前記剛な管と
    前記弾性管との間を満たすように厚さが変化することを
    特徴とする請求項9記載の釣り竿。
  11. 【請求項11】 前記グリップは前記リール受けから隔
    離されていることを特徴とする請求項5記載の釣り竿。
  12. 【請求項12】 細長い先細の弾性軸を有する釣り竿で
    あって、前記軸の振動を減衰するための減衰手段を前記
    弾性軸内に有していることを特徴とする釣り竿。
  13. 【請求項13】 釣り竿を製造する方法であって、 先細の中空弾性管を準備する段階と、 前記中空弾性管に嵌まる大きさの先細の減衰部材を準備
    する段階と、 前記中空弾性管及び前記減衰部材の少なくとも一方に液
    体接着剤を塗布する段階と、 前記減衰部材を前記中空弾性管に挿入する段階と、 前記減衰部材を前記中空弾性管内にすべり嵌めされるよ
    うに位置決めする段階と、 前記接着剤で前記減衰部材を前記中空弾性管に付着させ
    る段階とを有していることを特徴とする釣り竿の製造方
    法。
  14. 【請求項14】 第1直径の基部側端部と前記第1直径
    より小さい第2直径の先端側端部とを備えた細長い先細
    の中空弾性管と、 リール受けと、 グリップと、 前記中空弾性管内に配置された先細の振動減衰部材と、 前記中空弾性管と前記グリップとの間に配置された振動
    減衰材料体とを有していることを特徴とする釣り竿。
  15. 【請求項15】 前記減衰部材は前記先端側端部付近に
    おいて前記中空弾性管内に接着剤で付着されていること
    を特徴とする請求項14記載の釣り竿。
  16. 【請求項16】 前記減衰材料体は前記中空弾性管と前
    記グリップとの間の弾性材料の層であり、前記リール受
    けは前記グリップから隔離されていることを特徴とする
    請求項14記載の釣り竿。
  17. 【請求項17】 前記グリップはグリッピング表面で包
    囲された剛な管を有していることを特徴とする請求項16
    記載の改良型釣り竿。
  18. 【請求項18】 前記グリッピング表面はコルクである
    ことを特徴とする請求項17記載の釣り竿。
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