JPH02124049A - 釣竿及びその製造方法 - Google Patents
釣竿及びその製造方法Info
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- JPH02124049A JPH02124049A JP63278966A JP27896688A JPH02124049A JP H02124049 A JPH02124049 A JP H02124049A JP 63278966 A JP63278966 A JP 63278966A JP 27896688 A JP27896688 A JP 27896688A JP H02124049 A JPH02124049 A JP H02124049A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K87/00—Fishing rods
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Marine Sciences & Fisheries (AREA)
- Animal Husbandry (AREA)
- Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Fishing Rods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、竿管が合成樹脂を含浸した高強度繊維で成形
される釣竿及びその製造方法に関する。
される釣竿及びその製造方法に関する。
従来、グラスロンド、カーボンロンド等と称される釣竿
は、ガラス繊維、カーボン繊維等の高強度繊維を織成し
たシートに熱硬化性樹脂を含浸させてプリプレグシート
を形成し、このプリプレグシートを竿管成形用のマンド
レルに所望厚さに巻付けた後、テーピング工程、焼付工
程、引抜き工程、表面仕上げ工程を経て成形されるもの
である。
は、ガラス繊維、カーボン繊維等の高強度繊維を織成し
たシートに熱硬化性樹脂を含浸させてプリプレグシート
を形成し、このプリプレグシートを竿管成形用のマンド
レルに所望厚さに巻付けた後、テーピング工程、焼付工
程、引抜き工程、表面仕上げ工程を経て成形されるもの
である。
この種の釣竿は、竹製の釣竿に比べ重量が軽く、強度に
も優れているほか、高い反発力を有する点で多くの釣人
に利用れているが、近年では、さらに軽量化、高強度化
を促進させる方式の釣竿が提供されている。
も優れているほか、高い反発力を有する点で多くの釣人
に利用れているが、近年では、さらに軽量化、高強度化
を促進させる方式の釣竿が提供されている。
従来、このような釣竿としては、例えば、特開昭53−
143582号公報、実開昭61−54355号公報に
示すものが知られている。
143582号公報、実開昭61−54355号公報に
示すものが知られている。
前者の特開昭53−143582号公報に開示された釣
竿は、その竿管を成形するプリプレグシートの含浸樹脂
層中に50〜100μmのシリカバルーン等の微小中空
球体を20〜30重量%分散混合させ、このプリプレグ
シートを管状に巻回して竿管を成形したものである。
竿は、その竿管を成形するプリプレグシートの含浸樹脂
層中に50〜100μmのシリカバルーン等の微小中空
球体を20〜30重量%分散混合させ、このプリプレグ
シートを管状に巻回して竿管を成形したものである。
この竿管にあっては、プリプレグシートを構成する含浸
樹脂の量が比重の小さい微小中空球体の分散混合によっ
てそして20〜30重量%減少するから、竿管全体の重
量を軽くすることが可能になる。
樹脂の量が比重の小さい微小中空球体の分散混合によっ
てそして20〜30重量%減少するから、竿管全体の重
量を軽くすることが可能になる。
また、後者の実開昭61−54355号公報に開示され
た釣竿は、熱硬化性合成樹脂を含浸した高度繊維で形成
された竿管の中空部内に発泡合成樹脂を充填し、これに
よって竿管の撓み強度及び圧縮強度を向上させるように
したものである。
た釣竿は、熱硬化性合成樹脂を含浸した高度繊維で形成
された竿管の中空部内に発泡合成樹脂を充填し、これに
よって竿管の撓み強度及び圧縮強度を向上させるように
したものである。
ところで、上述した従来の釣竿において、前者の釣竿で
は、高強度繊維を織成してなるシートに熱硬化性樹脂を
含浸する場合、シートを微小中空球体が混在する樹脂層
中を連通することでプリプレグシートを形成するもので
あるため、含浸樹脂層中に微小中空球体を均一に分散さ
せることができず、このため、微小中空球体が含浸樹脂
層中に局部的に集中した場合には、樹脂による微小中空
球体間のバインド効果が低下し、脆弱となって釣竿が折
れ易くなるほか、強度にも支障を来たし、かつ竿の調子
(しなり具合)にも悪影響を及ぼす問題があった。
は、高強度繊維を織成してなるシートに熱硬化性樹脂を
含浸する場合、シートを微小中空球体が混在する樹脂層
中を連通することでプリプレグシートを形成するもので
あるため、含浸樹脂層中に微小中空球体を均一に分散さ
せることができず、このため、微小中空球体が含浸樹脂
層中に局部的に集中した場合には、樹脂による微小中空
球体間のバインド効果が低下し、脆弱となって釣竿が折
れ易くなるほか、強度にも支障を来たし、かつ竿の調子
(しなり具合)にも悪影響を及ぼす問題があった。
また、前記後者の釣竿では、竿管内を樹脂の発泡により
充満するものであるため、竿管内の発泡樹脂材に粗、密
部分が生じ、これによって期待する程の強度が得られず
、かつ製品の強度に大きなばらつきが生してしまうほか
、竿管の元部から先端に行くに従い先細となり、しかも
細径の竿管においては、発泡剤の均一分散1発泡倍率の
コントロールは不可能に等しく、強いては発泡剤を充填
できない部分が発生する場合もあり、しかも竿管の内面
と発泡剤との発着性が悪く、竿管の使用中に剥奪して竿
管の強度を低下させてしまうという問題があった。
充満するものであるため、竿管内の発泡樹脂材に粗、密
部分が生じ、これによって期待する程の強度が得られず
、かつ製品の強度に大きなばらつきが生してしまうほか
、竿管の元部から先端に行くに従い先細となり、しかも
細径の竿管においては、発泡剤の均一分散1発泡倍率の
コントロールは不可能に等しく、強いては発泡剤を充填
できない部分が発生する場合もあり、しかも竿管の内面
と発泡剤との発着性が悪く、竿管の使用中に剥奪して竿
管の強度を低下させてしまうという問題があった。
本発明は、上述のような問題点を解決するためになされ
たもので、軽量で高い強度の竿管を得ると共に、竿体の
それぞれの部分に要求される重量。
たもので、軽量で高い強度の竿管を得ると共に、竿体の
それぞれの部分に要求される重量。
強度、調子(竿のしなり具合)をコントロールできる釣
竿を提供することを目的とする。
竿を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明の釣竿は、熱硬化性合成樹脂を含浸した高強度繊
維で成形された竿管内にマイクロバルーンを所定量分散
混合した合成樹脂材を充填硬化したものである。
維で成形された竿管内にマイクロバルーンを所定量分散
混合した合成樹脂材を充填硬化したものである。
また、本発明の釣竿の製造方法は、熱硬化性合成樹脂を
含浸した高強度繊維で成形された竿管内にマイクロバル
ーンを所定量分散混合した熱硬化性合成樹脂を充填し、
この竿管を、その先部もしくは元部を上にして熱硬化処
理する時、充填樹脂中に浮遊状態にあるマイクロバルー
ンをその浮力を利用して上端側へ浮遊移動させ、マイク
ロバルーンの分布をコントロールしながら硬化するもの
である。
含浸した高強度繊維で成形された竿管内にマイクロバル
ーンを所定量分散混合した熱硬化性合成樹脂を充填し、
この竿管を、その先部もしくは元部を上にして熱硬化処
理する時、充填樹脂中に浮遊状態にあるマイクロバルー
ンをその浮力を利用して上端側へ浮遊移動させ、マイク
ロバルーンの分布をコントロールしながら硬化するもの
である。
(作 用〕
本発明の釣竿においては、竿管内に充填された樹脂材中
にマイクロバルーンが分散されているから、軽量化がで
きると共に、大きな撓みに耐え得る高強度の釣竿を提供
できる。
にマイクロバルーンが分散されているから、軽量化がで
きると共に、大きな撓みに耐え得る高強度の釣竿を提供
できる。
また、竿管内に充填された樹脂材とマイクロバルーンの
比率を竿先例と竿先例で調整できるから、釣竿のそれぞ
れの部分に要求される重量1強度及び調子を満足できる
ものにコントロールするこ七が可能になる。
比率を竿先例と竿先例で調整できるから、釣竿のそれぞ
れの部分に要求される重量1強度及び調子を満足できる
ものにコントロールするこ七が可能になる。
〔実施例]
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。
。
第1図及び第2図は、本発明による釣竿の一例を示すも
ので、第1図は全体の断面図、第2図は第1図の■−■
線に沿う拡大断面図である。
ので、第1図は全体の断面図、第2図は第1図の■−■
線に沿う拡大断面図である。
同図において、釣竿を構成する竿管1は、従来と同様に
ガラス、カーボン等の高強度繊維を織成したシートにエ
ポキシ樹脂、フェノール樹脂等の合成樹脂を含浸させた
プリプレグシートを元部から先端に行くに従い先細とな
る管状に巻回し、加熱硬化したものから成形され、そし
て竿管1の中空部内にはエポキシ、ポリエステル等の熱
硬化性合成樹脂2に50〜200μmのガラス等からな
るマイクロバルーン(微小中空球体)3を体積比で15
〜30%均一に混合分散させた充填材4が充填され、加
熱硬化により一体化されている。
ガラス、カーボン等の高強度繊維を織成したシートにエ
ポキシ樹脂、フェノール樹脂等の合成樹脂を含浸させた
プリプレグシートを元部から先端に行くに従い先細とな
る管状に巻回し、加熱硬化したものから成形され、そし
て竿管1の中空部内にはエポキシ、ポリエステル等の熱
硬化性合成樹脂2に50〜200μmのガラス等からな
るマイクロバルーン(微小中空球体)3を体積比で15
〜30%均一に混合分散させた充填材4が充填され、加
熱硬化により一体化されている。
このように構成された釣竿にあっては、竿管1内に充填
される熱硬化性合成樹脂2に中にマイクロバルーン3が
混合分散されるため、釣竿の軽量化が可能になると共に
、熱硬化性合成樹脂2とマイクロバルーン3とを攪拌混
合した状態で竿管1内に注入充填できるから、充填樹脂
中にマイクロバルーンを均一に分散させることができる
と共に、マイクロバルーン(特にグラスバブルズ)は樹
脂とのぬれ性、密着性が良好で、しかも充填樹脂材には
竿管1と同質の樹脂を使用することにより、竿管内面と
充填材との密着性、接着性が良好となり、これに伴い大
きな曲げにも耐え得る高強度の釣竿となる。
される熱硬化性合成樹脂2に中にマイクロバルーン3が
混合分散されるため、釣竿の軽量化が可能になると共に
、熱硬化性合成樹脂2とマイクロバルーン3とを攪拌混
合した状態で竿管1内に注入充填できるから、充填樹脂
中にマイクロバルーンを均一に分散させることができる
と共に、マイクロバルーン(特にグラスバブルズ)は樹
脂とのぬれ性、密着性が良好で、しかも充填樹脂材には
竿管1と同質の樹脂を使用することにより、竿管内面と
充填材との密着性、接着性が良好となり、これに伴い大
きな曲げにも耐え得る高強度の釣竿となる。
次に、本発明による釣竿製造方法の一例を第3図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
まず、従来と同様な製法により成形した竿管1を、その
大径側元部を上にして、又はその逆にして支持する。次
にエポキシ等の熱硬化性樹脂2に、この樹脂に対し15
〜30.%の比率でマイクロバルーン3を均一に分散混
合し、この混合物に硬化材を重量比で65%の比率で撹
拌混合しながら射出機などから竿管1の元部開口側から
竿管l内に注入する。この時、竿管1の先部又は元部開
口を吸引手段に接続して竿管1内を真空吸引すれば、竿
管l内への充填材4の注入が竿管l全長に旦って均一に
かつ確実に行なうことができる。また、注入前に竿管1
内面に付着する離型材を除去しておけば、充填材4と竿
管内面との密着性、接着性がさらに向上する。
大径側元部を上にして、又はその逆にして支持する。次
にエポキシ等の熱硬化性樹脂2に、この樹脂に対し15
〜30.%の比率でマイクロバルーン3を均一に分散混
合し、この混合物に硬化材を重量比で65%の比率で撹
拌混合しながら射出機などから竿管1の元部開口側から
竿管l内に注入する。この時、竿管1の先部又は元部開
口を吸引手段に接続して竿管1内を真空吸引すれば、竿
管l内への充填材4の注入が竿管l全長に旦って均一に
かつ確実に行なうことができる。また、注入前に竿管1
内面に付着する離型材を除去しておけば、充填材4と竿
管内面との密着性、接着性がさらに向上する。
竿管l内への充填材4の注入が完了したならば、加熱硬
化工程により充填材を硬化させる。
化工程により充填材を硬化させる。
この場合、釣竿のそれぞれの部分に要求される重量1強
度及び調子を得るために竿管lの細径先部を下に、又は
太径元部を上にして垂直に支持し、あるいは水平(又は
傾斜)に支持し、充填樹脂中のマイクロバルーン3の分
布状態をコントロールしながら硬化処理する。
度及び調子を得るために竿管lの細径先部を下に、又は
太径元部を上にして垂直に支持し、あるいは水平(又は
傾斜)に支持し、充填樹脂中のマイクロバルーン3の分
布状態をコントロールしながら硬化処理する。
即ち、竿管lを、その細径先部を下にして垂直に支持し
て硬化温度及び時間をコントロールすれば、溶解樹脂中
に浮遊するマイクロバルーン3が1−管1の大径元部側
へ浮力によって移動する。これに伴い竿管1の細径先部
側内のマイクロバルーン3の分散比率が減少するから、
竿先例の樹脂比率が多くなり、大きな撓みに耐える性質
になると共に光調子の釣竿となる。これに反して竿管1
の大径元部側内のマイクロバルーン3の分散比率が増大
するため、竿先例の樹脂比率が少なくなり、軽量になる
と共に剛性9強度も大きくなる。
て硬化温度及び時間をコントロールすれば、溶解樹脂中
に浮遊するマイクロバルーン3が1−管1の大径元部側
へ浮力によって移動する。これに伴い竿管1の細径先部
側内のマイクロバルーン3の分散比率が減少するから、
竿先例の樹脂比率が多くなり、大きな撓みに耐える性質
になると共に光調子の釣竿となる。これに反して竿管1
の大径元部側内のマイクロバルーン3の分散比率が増大
するため、竿先例の樹脂比率が少なくなり、軽量になる
と共に剛性9強度も大きくなる。
また、竿管1の大径元部を下にして加熱硬化処理した場
合は、竿先例のマイクロバルーン3の分散比率が多くな
るため、竿先の調子が硬くなり、竿の調子は本調子又は
胴調子となる。
合は、竿先例のマイクロバルーン3の分散比率が多くな
るため、竿先の調子が硬くなり、竿の調子は本調子又は
胴調子となる。
さらにまた、竿管lを水平に支持して、これを回転させ
ながら加熱硬化処理した場合は、マイクロバルーン3を
竿管l全体に均一に分散させることができ、これによっ
て竿の各部のばらつきの少ない安定した強度のものにす
ることが可能になる。
ながら加熱硬化処理した場合は、マイクロバルーン3を
竿管l全体に均一に分散させることができ、これによっ
て竿の各部のばらつきの少ない安定した強度のものにす
ることが可能になる。
即ち、上述のような方法を採ることにより、竿先2竿元
のマイクロバルーンの分散比率を調整することができ、
かつ釣竿のそれぞれの部分に要求される重量2強度、調
子を任意に設定できることになる。
のマイクロバルーンの分散比率を調整することができ、
かつ釣竿のそれぞれの部分に要求される重量2強度、調
子を任意に設定できることになる。
上記加熱硬化処理された竿管は、その両端面の処理工程
及び塗装、その他の表面処理工程を経て釣竿が構成され
ることになる。
及び塗装、その他の表面処理工程を経て釣竿が構成され
ることになる。
上述のような本実施例の方法にあっては、釣竿のそれぞ
れの部分に要求される重量1強度及び調子を満足できる
ものに調整できると共に、従来の発泡樹脂充填方式と異
なり、各製品の強度にばらつきの少ない安定した高強度
の釣竿を提供できる。
れの部分に要求される重量1強度及び調子を満足できる
ものに調整できると共に、従来の発泡樹脂充填方式と異
なり、各製品の強度にばらつきの少ない安定した高強度
の釣竿を提供できる。
尚、本発明においては、竿管内に充填される樹脂材は、
上記実施例に示すように熱硬化性の樹脂に限らず、常温
で硬化する樹脂材を用いても良いことは勿論である。ま
た、加熱後に容積が増大するマイクロバルーンを用いて
も良い。
上記実施例に示すように熱硬化性の樹脂に限らず、常温
で硬化する樹脂材を用いても良いことは勿論である。ま
た、加熱後に容積が増大するマイクロバルーンを用いて
も良い。
以上のように、本発明によれば、熱硬化性樹脂を含浸し
た高強度繊維で成形した竿管内に、マイクロバルーンを
所定量分散混合した合成樹脂材を充填する構造にしたの
で、軽量で、かつ大きい撓みにも圧縮(つぶれ)破損し
ない高強度の竿管を得ることができると共に、製品強度
のばらつきも少なく、安定した高強度製品を提供できる
。
た高強度繊維で成形した竿管内に、マイクロバルーンを
所定量分散混合した合成樹脂材を充填する構造にしたの
で、軽量で、かつ大きい撓みにも圧縮(つぶれ)破損し
ない高強度の竿管を得ることができると共に、製品強度
のばらつきも少なく、安定した高強度製品を提供できる
。
また、竿管の先部と元部内の充填樹脂とマイクロバルー
ンの比率を変え得るため、釣竿のそれぞれの部分に要求
される重量5強度及び調子を満足できるものに調整でき
るという効果がある。
ンの比率を変え得るため、釣竿のそれぞれの部分に要求
される重量5強度及び調子を満足できるものに調整でき
るという効果がある。
第1図は本発明による釣竿の一例を示す全体の断面図で
ある。 第2図は第1図の■−■線に沿う拡大断面図である。 第3図は本発明方法による釣竿の製造工程説明図である
。 〔主要な部分の符号の説明〕 1・・・釣竿 2・・・充填用合成樹脂 3・・・マイクロバルーン。 第 図
ある。 第2図は第1図の■−■線に沿う拡大断面図である。 第3図は本発明方法による釣竿の製造工程説明図である
。 〔主要な部分の符号の説明〕 1・・・釣竿 2・・・充填用合成樹脂 3・・・マイクロバルーン。 第 図
Claims (2)
- (1)熱硬化性合成樹脂を含浸した高強度繊維で成形さ
れた竿管内にマイクロバルーンを所定量分散混合した合
成樹脂材を充填硬化したことを特徴とする釣竿。 - (2)熱硬化性合成樹脂を含浸した高強度繊維で成形さ
れた竿管内にマイクロバルーンを所定量分散混合した熱
硬化性合成樹脂を充填し、この竿管を、その先部もしく
は元部を上にして熱硬化処理する時、充填樹脂中に浮遊
状態にあるマイクロバルーンをその浮力を利用して上端
側へ浮遊移動させ、マイクロバルーンの分布をコントロ
ールしながら硬化することを特徴とする釣竿の製造方法
。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63278966A JPH02124049A (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | 釣竿及びその製造方法 |
US07/418,578 US5076004A (en) | 1988-11-02 | 1989-10-10 | Fishing rod and production method thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63278966A JPH02124049A (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | 釣竿及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02124049A true JPH02124049A (ja) | 1990-05-11 |
Family
ID=17604550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63278966A Pending JPH02124049A (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | 釣竿及びその製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5076004A (ja) |
JP (1) | JPH02124049A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014087295A (ja) * | 2012-10-30 | 2014-05-15 | Globeride Inc | 釣竿 |
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