JPH0998441A - コンバーゼンス補正装置 - Google Patents

コンバーゼンス補正装置

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JPH0998441A
JPH0998441A JP25436795A JP25436795A JPH0998441A JP H0998441 A JPH0998441 A JP H0998441A JP 25436795 A JP25436795 A JP 25436795A JP 25436795 A JP25436795 A JP 25436795A JP H0998441 A JPH0998441 A JP H0998441A
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正裕 川島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンバーゼンスヨークのCRTに対する補正
感度を改善し、高速水平走査時およびマルチスキャン時
に対して画面周辺部まで高精度の画像歪補正およびコン
バーゼンス補正を実現する。 【解決手段】 第2の系統のRGBに対する垂直補正コ
イル15,16,17を並列接続とし、電流増幅回路1
1から見たインピーダンスを低くして電流増幅回路11
の電源電圧を低く抑えるとともに、コンバーゼンスヨー
クの全補正負担を2系統に分担して各垂直補正コイル1
5,16,17の補正負担を軽減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像表示装置にお
いて高速水平走査周波数に対応するコンバーゼンス補正
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、陰極線管(以下、CRTと記す)
を用いた映像表示装置は、高品位テレビジョン、クリア
ビジョン等の高品位映像ソースやコンピュータの文字情
報、図形情報などの表示用としての市場が拡大してお
り、表示画面の全面にわたる高画質化が求められてい
る。
【0003】特に、投写型CRTを用いたプロジェクタ
タイプの場合には、電子ビームの単位面積当たりでのC
RTに印加される電流密度が非常に大きく、かつCRT
上の画面を大きく拡大するために、画面の全面にわたる
フォーカス性能およびコンバーゼンス性能の両立がより
重要となる。
【0004】加えて、第1に高品位テレビジョン用途や
コンピュータ表示用途などのような高精細な表示性能が
求められる映像表示装置については、周辺フォーカス性
能の確保が重要視され、そのため偏向ヨークの磁界分布
を斉一磁界とし周辺部でのスポット歪を軽減する構成と
している。この結果、図5(a)に示すように、CRT
の管面上のラスター形状においてピンクッション歪が生
じ、これを解消する補正が必要となる。
【0005】さらに、第2に高品位テレビジョンおよび
走査周波数の異なる各種コンピュータを1台の映像表示
装置で表示可能とするために、マルチスキャンタイプの
プロジェクタが一般的になってきている。このため第1
の要件である高精細度という点に加えて、特にこの第2
の要件であるマルチスキャン対応という点を考慮する
と、各CRTの色ズレ、いわゆるコンバーゼンスの補正
機能の他に、各CRTに共通の画像歪補正機能が必要と
なる。この画像歪補正機能として実現性の容易さの点か
らコンバーゼンス回路での補正機能が挙げられるが、こ
の補正機能として、垂直方向の補正については上下のピ
ンクッション補正機能を備え、水平方向の補正について
はS字補正機能および直線性補正機能を備えているのが
一般的となってきている。
【0006】以下、図6、図7、図8および図9を用い
て従来のコンバーゼンス補正装置について説明する。図
6(a)にプロジェクタの投写部の一般的な構成を示
す。図6(a)において、CRT21のネック部には、
主たる偏向を行うための偏向ヨーク22が取り付けられ
ており、その後方に、偏向ヨーク22の偏向中心の手前
でビーム軌道を微小量だけ偏向するための副ヨークとし
て、コンバーゼンスヨーク23が取り付けられている。
【0007】コンバーゼンスヨーク23は、図6(b)
に示すように、コンバーゼンスヨークコア27に2系統
の巻線を施した構成となっており、2系統の巻線の各々
は、水平コンバーゼンス補正のためのHコイル25、垂
直コンバーゼンス補正のためのVコイル26である。
【0008】なお、図6(b)に示したコンバーゼンス
ヨーク23では、コンバーゼンスヨークコア27として
リング状のコアを使用しており、このリング状コアとト
ロイダル巻線とで構成しているが、これは現在実用化さ
れている各種構成のコンバーゼンスヨークの一例であ
る。
【0009】次に、図7によって、コンバーゼンスヨー
ク23の水平および垂直の各補正コイルであるHコイル
25およびVコイル26に流す補正電流波形(補正波)
と、その結果としての画像歪補正機能(補正変化)の関
係の例を示す。実際には、プロジェクタにおけるコンバ
ーゼンス補正は、図7の各種補正機能を組合せたコンバ
ーゼンス補正や画像歪補正をRGBの各色について行っ
ている。
【0010】図8に、RGBの3色の各CRTによりス
クリーン上に映出するプロジェクタのコンバーゼンス補
正装置の一般的な構成を示す。図8において、補正波発
生回路3は、水平および垂直の各々の走査周波数の同期
信号Hp1およびVp2に同期して、図7に示したよう
な各種の補正波を発生させる。補正波発生回路3から出
力される各種の補正波は、例えば各種補正波合成・レベ
ル制御回路41に入力され、レベル制御された各種補正
波の合成波として電流増幅回路47に入力され、RED
(=赤(略してR))色の水平チャンネルのコンバーゼ
ンスコイルであるR−Hコイル53に補正電流として印
加される。
【0011】その他の色(G,B)毎に各チャンネル
(水平および垂直)のコンバーゼンスコイルとして、G
−Hコイル54、B−Hコイル55、R−Vコイル5
6、G−Vコイル57、B−Vコイル58があり、R−
Hコイル53と同様に、それぞれの色およびチャンネル
に対応した各種補正波合成・レベル制御回路42、4
3、44、45、46および電流増幅回路48、49、
50、51、52によって、各補正電流として各種の補
正波が印加される。
【0012】さらに、図9を用いて、図8で説明した各
種補正波合成・レベル制御回路41の具体的な構成につ
いて説明する。図9において、補正波発生回路3から出
力された補正波は、例えば水平レートの鋸歯状波Hsa
wを例にとると、乗算型DAC64に入力され、この鋸
歯状波Hsawのようなアナログ波形は、乗算型DAC
64において、CPU62から入力されるデジタル制御
信号に応じて、鋸歯状波Hsawをレベル制御した新た
なレベルのアナログ波形Hsaw’に変換されて出力さ
れる。
【0013】なお、CPU62から出力されるデジタル
制御信号は調整用のリモコン61からの制御操作に応じ
て出力される。また、デジタル制御信号である制御デー
タは、必要に応じてリモコン61の操作により、CPU
62を介してEEPROM63に保管される。
【0014】加えて、必要によってはEEPROMの保
管データはCPU62によって読み出しされる。各種補
正波合成・レベル制御回路41は、図9に示すように、
補正波発生回路3からの各種補正波の種類に応じた複数
の乗算型DAC64、65、66、67を備えるととも
に、それらの各乗算型DACからの出力信号を加算する
加算回路68を備えている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来のコンバーゼンス補正装置では、水平走査周波
数が高く水平偏向の水平帰線期間が短い場合やコンバー
ゼンス補正量が大きい場合には、水平帰線期間における
コンバーゼンス補正回路での補正電流についてのスルー
レートが、コンバーゼンスヨークのCRTに対する補正
感度、コンバーゼンスコイルを駆動する電流増幅回路の
電源電圧、電流増幅回路に用いる駆動素子のスイッチン
グ速度や耐圧等によって制約を受け、帰線期間と有効表
示期間との境界部で波形歪を発生させ、その結果、画面
周辺部において幾何学的な画像歪やコンバーゼンスずれ
を起こすという問題点を有していた。
【0016】このような問題点は、プロジェクタの対応
水平走査周波数が高くなるほど、加えてその水平走査周
波数に応じて一般的に帰線期間が短くなるほど大きくな
り、さらに高精細度化のために偏向ヨークの磁界分布を
斉一化したためピンクッション歪が大きくなる場合や、
プロジェクタの投射距離を短縮するため投射レンズを短
焦点化したため必要補正量が増大する場合などに顕著な
問題点となる。
【0017】特に、コンピュータ用途においてはアンダ
ースキャン表示が一般的であり、周辺画質性能への要求
レベルは極めて厳しいため、上記のような問題点はより
大きくなる。
【0018】本発明は、上記問題点を解決するもので、
コンバーゼンスヨークのCRTに対する補正感度を改善
し、高速水平走査およびマルチスキャンにおけるより厳
しい性能要求に対して、画面周辺部まで高精度の画像歪
補正およびコンバーゼンス補正を実現することを課題と
する。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に記載のコンバーゼンス補正装置
は、陰極線管を用いた映像表示装置において、前記陰極
線管の管軸上に配設された単一のコンバーゼンスヨーク
コアに、水平方向のコンバーゼンスを補正するための水
平補正巻線と垂直方向のコンバーゼンスを補正するため
の垂直補正巻線の各々を2系統設け、前記水平補正巻線
と垂直補正巻線の各々について2系統の巻線を共巻きに
した構成とする。
【0020】請求項2に記載のコンバーゼンス補正装置
は、陰極線管を用いた映像表示装置において、前記陰極
線管の管軸上の前後方向に配設された2つのコンバーゼ
ンスヨークコアの各々に、水平方向のコンバーゼンスを
補正するための水平補正巻線と垂直方向のコンバーゼン
スを補正するための垂直補正巻線とを1系統ずつ設けた
構成とする。
【0021】また、上記の請求項1または請求項2の構
成によると、2系統のうちの一方の系統のRGBに対す
る各補正コイルを並列接続として、電流増幅回路から見
たインピーダンスを低くし電流増幅回路の電源電圧を低
く抑えたり、一方の系統のRGBに対する各補正コイル
を直列接続として、電流増幅回路から見たインピーダン
スを補正コイルの和とし電流増幅回路の電源電圧はある
程度高くなるが出力電流を低く抑えるるとともに、コン
バーゼンスヨークの全補正負担を2系統に分担して各コ
イルの補正負担を軽減する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を示すコンバーゼンス補正装置について、図1、図2お
よび図3を参照しながら説明する。
【0023】図1(a)に示すように、CRT21のネ
ック部の偏向ヨーク22の後方に取り付けるコンバーゼ
ンスヨークについては、コンバーゼンスヨーク23およ
びコンバーゼンスヨーク24の2つを備えた構成として
いる。これらの2つのコンバーゼンスヨーク23,24
の各々の巻線構造については、図1(b)に示すよう
に、コンバーゼンスヨークコア(リングコア)27に水
平補正用の水平補正巻線としてのHコイル25および垂
直補正用の垂直補正巻線としてのVコイル26を各1組
ずつ備えた構成としており、コンバーゼンスヨーク2
3、コンバーゼンスヨーク24の各々にHコイル25と
Vコイル26とで構成されたコンバーゼンスコイルを1
系統ずつ備え、全体として、コンバーゼンスヨーク23
用とコンバーゼンスヨーク24用との2系統のコンバー
ゼンスコイルを備えている。
【0024】さらに同様に、2系統のコンバーゼンスコ
イルを備える構成として、図2(a)に示すように、コ
ンバーゼンスヨークとしてコンバーゼンスヨーク23を
1つ備え、その巻線構造として、図2(b)に示すよう
に、コンバーゼンスヨークコア27に、水平補正用とし
て2組の水平補正巻線としてのHコイルa31,Hコイ
ルb32および垂直補正用として同じく2組の垂直補正
巻線としてのVコイルa33,Vコイルb34を、各々
共巻きし、Hコイルa31とVコイルa33とで構成さ
れた1系統のコンバーゼンスコイルと、Hコイルb32
とVコイルb34とで構成された1系統のコンバーゼン
スコイルとの2系統のコンバーゼンスコイルを備えた構
成も可能である。
【0025】次に、図3を用いて、上記のような2系統
のコンバーゼンスコイルを含み、図1(a)に示すよう
な2つのコンバーゼンスヨーク23,24、あるいは図
2(a)に示すような1つのコンバーゼンスヨーク23
において、これらの2系統のコンバーゼンスコイルを駆
動する第1の実施の形態における具体的なコバーゼンス
補正装置の構成について説明する。
【0026】図3に示すブロック図において、補正波発
生回路3と、駆動回路としての各種補正波合成・レベル
制御回路4,5,6,7と、電流増幅回路8,9,1
0,11との関係については、基本的に従来例と同様で
あり、ここでの詳細な説明は省略する。
【0027】上記のような構成要素からなるコバーゼン
ス補正装置について、その動作を図3を用いて以下に説
明する。ここでは、図3に示す2系統のコンバーゼンス
コイルの各々相互の補正機能について説明する。ただ
し、説明の簡略化のために、RGBの3本のCRTを用
いたプロジェクタを例に挙げて、まず垂直補正について
のみ説明する。
【0028】第1の系統の垂直補正コイルとしてR−V
コイルa12、G−Vコイルa13、B−Vコイルa1
4があり、各コイルには独立して補正電流が印可され
る。R−Vコイルa12の場合を例にとれば、補正波発
生回路3、各種補正波合成・レベル制御回路4、電流増
幅回路8からなる構成により、R−Vコイルa12にこ
のチャンネルとして独立した補正電流を流す。以下、G
−Vコイルa13、B−Vコイルa14についても同様
である。
【0029】次に、第2の系統の垂直補正コイルとして
設けられたR−Vコイルb15、G−Vコイルb16、
B−Vコイルb17は並列に接続する。この並列に接続
した第2の系統の垂直補正コイル15,16,17に対
する補正電流は電流増幅回路11より供給されるが、垂
直補正コイル15,16,17に流れる電流は垂直補正
コイル15,16,17が同一のパラメータであれば同
一の電流が流れる。なお、水平補正についても基本的に
同一の構成となる。
【0030】次に、上記で説明した各垂直補正コイル1
5、16、17に対する補正機能について説明する。第
2の系統の垂直補正コイル15、16、17には各々同
一電流を流すことができるため、RGB各CRTに対し
共通な画像歪補正機能を可能とする補正波を印加する。
この補正波の具体例としては、図5(b)に示すよう
に、水平走査周波数に同期した(1H周期の)パラボラ
波形を垂直走査周波数に同期した(1V周期の)鋸歯状
波形で平行変調した補正波が用いられ、この補正波を印
加することで垂直方向の上下のピンクッション歪の補正
が可能となる。
【0031】また、垂直補正コイル15,16,17を
水平補正用のコイルに置き代えて水平補正コイル15,
16,17と考えた場合には、図5(c)に示すよう
に、水平走査周波数に同期した(1H周期の)サイン波
形(sin波形)が補正波として用いられ、この補正波
を印加することで水平方向のS字補正(直線性の補正)
が可能となる。この場合、補正状態によっては、上記の
sin波形の代わりに、水平走査周波数に同期した(1
H周期の)パラボラ波形を補正波として用いる場合があ
る。
【0032】一方、図3における第1の系統の垂直補正
コイル12,13,14については、RGB各々の垂直
補正波として独立した補正波を印可することで、いわゆ
る各色間の色ズレ補正を行う。
【0033】以上のような構成により、コンバーゼンス
ヨークの全補正負担を2系統に分担して各コイルの補正
負担を軽減し、CRTに対するコンバーゼンスヨークの
補正感度を改善することができ、結果的に、補正感度の
不足を改善し、高速走査時およびマルチスキャン時の性
能要求に対して、画面周辺部まで高精度の画像歪補正お
よびコンバーゼンス補正を実現することができる。
【0034】以下、本発明の第2の実施の形態を示すコ
ンバーゼンス補正装置について、図4を参照しながら説
明する。本実施の形態においても、第1の実施の形態の
場合と同様に、図4に示す2系統のコンバーゼンスコイ
ルの各々相互の補正機能について説明する。またここで
も、説明の簡略化のために、RGBの3本のCRTを用
いたプロジェクタを例に挙げて、まず垂直補正について
のみ説明する。また、本実施の形態については第1の実
施の形態との相違点についてのみ説明する。
【0035】図4に示す第2の実施の形態においては、
第2の系統の垂直補正コイル15,16,17を直列接
続としており、各コイルには各コイルのパラメータの差
異に係わらず全く同一の電流が流れる。
【0036】垂直補正コイル15、16、17の接続に
おいて、図3に示す第1の実施の形態の場合と図4に示
す第2の実施の形態の場合の各々の特徴としては、第1
の実施の形態の場合は垂直補正コイル15,16,17
が並列接続であり、その結果、電流増幅回路11から見
たインピーダンスが低くなるので電流増幅回路11の電
源電圧を低く抑えることができ、他方、第2の実施の形
態の場合は垂直補正コイル15,16,17が直列接続
であり、その結果、電流増幅回路11から見たインピー
ダンスが垂直補正コイル15,16,17の和となるの
で電流増幅回路11の電源電圧はある程度高くなるが、
出力電流は低く抑えることができる。
【0037】以上のような構成により、第1の実施の形
態の場合と同様に、コンバーゼンスヨークの全補正負担
を2系統に分担して各コイルの補正負担を軽減し、CR
Tに対するコンバーゼンスヨークの補正感度を改善する
ことができ、結果的に、補正感度の不足を改善し、高速
走査時およびマルチスキャン時の性能要求に対して、画
面周辺部まで高精度の画像歪補正およびコンバーゼンス
補正を実現することができる。
【0038】なお、第1の実施の形態、第2の実施の形
態の各々については、プロジェクタの他の回路ブロック
も含めた電源系統、駆動素子の定格等を考慮しいづれか
を適用することができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、コンバー
ゼンスヨークの全補正負担を2系統に分担して各コイル
の補正負担を軽減することができる。
【0040】そのため、コンバーゼンスヨークのCRT
に対する補正感度を改善することができ、高速水平走査
およびマルチスキャンにおけるより厳しい性能要求に対
して、画面周辺部まで高精度の画像歪補正およびコンバ
ーゼンス補正を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるコンバーゼ
ンスヨークの一構成図
【図2】同実施の形態におけるコンバーゼンスヨークの
他の構成図
【図3】同実施の形態を示すコンバーゼンス補正装置の
ブロック図
【図4】本発明の第2の実施の形態を示すコンバーゼン
ス補正装置のブロック図
【図5】偏向ヨークの磁界分布を斉一化した場合のピン
クッション歪の説明図
【図6】従来のコンバーゼンスヨークの構成図
【図7】コンバーゼンスコイルへの各種補正波とラスタ
ー形状の関係図
【図8】従来のコンバーゼンス補正装置のブロック図
【図9】同従来例における各種補正波合成・レベル制御
回路のブロック図
【符号の説明】
4,5,6,7 各種補正波合成・レベル制御回路 25 Hコイル 26 Vコイル 27 コンバーゼンスヨークコア 31 Hコイルa 32 Hコイルb 33 Vコイルa 34 Vコイルb

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陰極線管を用いた映像表示装置におい
    て、前記陰極線管の管軸上に配設された単一のコンバー
    ゼンスヨークコアに、水平方向のコンバーゼンスを補正
    するための水平補正巻線と垂直方向のコンバーゼンスを
    補正するための垂直補正巻線の各々を2系統設け、前記
    水平補正巻線と垂直補正巻線の各々について2系統の巻
    線を共巻きにしたコンバーゼンス補正装置。
  2. 【請求項2】 陰極線管を用いた映像表示装置におい
    て、前記陰極線管の管軸上の前後方向に配設された2つ
    のコンバーゼンスヨークコアの各々に、水平方向のコン
    バーゼンスを補正するための水平補正巻線と垂直方向の
    コンバーゼンスを補正するための垂直補正巻線とを1系
    統ずつ設けたコンバーゼンス補正装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の陰極線
    管を複数備えた映像表示装置において、各陰極線管に設
    けられた2系統の水平補正巻線および垂直補正巻線のう
    ちの第1の系統の水平補正巻線および垂直補正巻線の各
    々を各陰極線管ごとに個別に駆動し、各陰極線管に設け
    られた残りの第2の系統の水平補正巻線および垂直補正
    巻線の各々の巻線毎に各陰極線管に対し共通に駆動する
    駆動回路を備えたコンバーゼンス補正装置。
  4. 【請求項4】 駆動回路を、第2の系統の各垂直補正巻
    線を水平走査周波数に同期したパラボラ波形に対して垂
    直走査周波数に同期した鋸歯状波形で平行変調した信号
    波形で駆動するよう構成した請求項3に記載のコンバー
    ゼンス補正装置。
  5. 【請求項5】 駆動回路を、第2の系統の各水平補正巻
    線を水平走査周波数に同期したsin波形で駆動するよ
    う構成した請求項3に記載のコンバーゼンス補正装置。
  6. 【請求項6】 駆動回路を、第2の系統の各水平補正巻
    線を水平走査周波数に同期したパラボラ波形で駆動する
    よう構成した請求項3に記載のコンバーゼンス補正装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7091677B2 (en) 2001-11-22 2006-08-15 Hitachi, Ltd. Deflection yoke and cathode ray tube device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7091677B2 (en) 2001-11-22 2006-08-15 Hitachi, Ltd. Deflection yoke and cathode ray tube device

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