JPH0997300A - 1.5次元バーコード - Google Patents

1.5次元バーコード

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JPH0997300A
JPH0997300A JP7253722A JP25372295A JPH0997300A JP H0997300 A JPH0997300 A JP H0997300A JP 7253722 A JP7253722 A JP 7253722A JP 25372295 A JP25372295 A JP 25372295A JP H0997300 A JPH0997300 A JP H0997300A
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JP
Japan
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character
bar code
characters
image
image forming
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JP7253722A
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Kaisei Yana
海声 梁
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、単位面積当たりの情報量が
多く、ファクシミリや複写機、プリンター等の画像形成
装置により出力可能で、且つ、エリアセンサーで読みと
ることができるバーコードを提供する事である。 【解決手段】 本発明のバーコードは、上記課題を解決
するために、直線である第1の辺と、第1の辺のに対し
て所定の角度を有する直線である第2の辺を有するバー
を含む複数のバーを並び方向に水平に配列した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、POS(Point of
Sales)システム、流通システム、自動精密加工ライ
ン、ICカード、ファクシミリ、複写機、プリンター等
に使用される識別用バーコードに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にPOS(Point of Sales)システ
ム、流通システム等には、明色のラベル上に長さ方向に
平行な棒状暗色部を多数本印刷したバーコードが用いら
れている。このバーコードの表面をレーザーなどのスキ
ャンビームによってスキャンし、その反射光が明暗に従
って発生する光のパルスをラインセンサーで電気信号に
変換して各種情報を読みとる。
【0003】このようなバーコードの形式としては、JA
N(Japanese Article Number)、ITF、CODE39、NW-7等
が知られている。これらのバーコードは、暗部と明部の
変化のみにて数字やアルファベット、符号等を表現して
いる。
【0004】又、ファクシミリ、複写機、プリンター等
の情報機器の分野においては、数字、アルファベット、
符号に加えて仮名文字や漢字等をコードによって表現
し、文書管理や情報機器の制御、画質制御等に利用する
ことが検討されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のバー
コードは、暗部と明部の変化のみにて表現している為、
単位面積当たりの情報数が限られる。特に、ICカード
や名刺などの面積の限られたものにバーコードを書き込
む場合、多くの情報を記入するのは、困難であった。さ
らに、仮名文字や漢字などのキャラクターコードを従来
のバーコードで表現しようとすると、コード数が多いの
でバーコードの使用面積が大きくなってしまう。
【0006】又、従来のバーコードは、暗部と明部の幅
が精度良く印刷されていないと読み取りに誤りが生じる
場合があった。そのため、ファクシミリや複写機、プリ
ンターなどでバーコードを出力する場合、拡大、縮小を
行ったり、何らかの原因で印字幅が変化して出力される
と正常に検出されない場合があった。
【0007】最近では、これらのバーコードに対して、
単位面積当たりの情報量の多いPDF417、Arroy、Tag、カ
ルラコード、データコード、ベリコード等の2次元シン
ボルが開発されている。しかしながら、これらの2次元
シンボルを読みとる為には、ラインセンサーに比べコス
トが高いエリアセンサーを用いる必要がある。
【0008】本発明の解決しようとする課題は、単位面
積当たりの情報量が多く、ファクシミリや複写機、プリ
ンター等の画像形成装置により出力可能で、且つ、エリ
アセンサーで読みとることができるバーコードを提供す
る事である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のバーコードは、
上記課題を解決するために、直線である第1の辺と、第
1の辺のに対して所定の角度を有する直線である第2の
辺を有するバーを含む複数のバーを並び方向に水平に配
列した。
【0010】
【発明の実施の形態】
【0011】
【実施例】図1は、本発明の1.5次元バーコードのバ
ーコードパターン例を示す図であり、図2は、図1に示
したバーコードパターンの一部のキャラクタを示す拡大
図である。図1のab、ac、ba、ca、bc、cb
は、本発発明の1.5次元バーコードのキャラクタの例
を示す。ab、ac、ba、ca、bc、cbは、aの
ような直線である第1の辺と、第1の辺に対して所定の
角度を有する直線であるbやcのような第2の辺を有す
る形状をしている。
【0012】図1の直線aと、斜線cを組み合わせると
図中のacのような垂直三角形のキャラクタを構成する
ことができる。同様に、直線aと、斜線cを組み合わせ
ることによりac及びcaのような垂直三角形のキャラ
クタを構成することもできる。さらに、斜線cと斜線b
を組み合わせることにより、二等辺三角形のキャラクタ
cbを構成することができる。この様に、第1の辺と、
第1の辺に対して所定の角度を有する第2の辺の組み合
わせにより6種類のバーコードパターンを表現すること
ができる。又、各直線形状のキャラクタ、及び三角形形
状のキャラクタの斜辺は、全て直線状のキャラクタaに
対して所定の角度αを持つように設けられている。この
ように角度を統一することにより読み取りを容易に行う
ことができるようになる。直線と斜線の角度はこの図に
示した角度以外の角度に自由に設定しても良い。
【0013】図3は、本発明の1.5次元バーコードの
読み取り方法の例を示す説明図である。この読み取り方
法は、ラインスキャナによりバーコードパターンの上下
端に近い部分(図中の矢印の箇所)を2箇所をスキャン
する方法である。各キャンによってバーコードパターン
の黒部(暗部)とバーコードパターン間の白部(明部)
が読みとられる。各スキャンによって読みとられた値
は、黒部と白部の幅として認識される。最後に、2箇所
のスキャンの読み取り値が比較され、上位置に対して下
位置の黒部や白部の幅が広くなっているか狭くなってい
るかが判断される。この判断結果により、バーコードパ
ターンの形状が認識され、キャラクタの種類が識別され
る。例えば、2回のスキャンにより得られた黒部と白部
の幅の値を数値化して記憶したものを2次元配列に並
べ、上下の数値を比較することによりバーコードパター
ンの形状を認識することができる。
【0014】この様に、本発明のバーコードにおいて
は、上下端の幅の違いによりキャラクタの種類を認識す
ることができる為、拡大縮小複写によって大きさが変化
したり、印字精度が低い場合でもキャラクタ認識ができ
る。又、黒部の形状さえ同じなら白部の幅が変化してキ
ャラクタ認識ができるので液晶やCRTなどの表示装置
に表示したバーコードの読み取りも可能である。さら
に、図4に示すようにスキャンする方向とバーコードの
位置の関係が傾いた場合でも、各バーコードパターンの
上下端の幅の違いは変わらないのでキャラクタの認識が
できる。尚、2箇所をスキャンするタイミングは、同時
であっても時間差をもって行っても良い。さらに、スキ
ャン箇所を2以上にするとさらに認識精度が向上し、誤
認識を減らすことができる。又、バーコードのスキャン
に用いるスキャナは、ラインスキャナの他、エリアスキ
ャナーや後述するような画像形成装置のイメージスキャ
ナ等を用いても良い。エリアスキャナーや画像形成装置
のイメージスキャナを用いるとスキャン箇所を多数設け
ることができるので認識精度を向上することができる。
【0015】本実施例のバーコードパターンは、図1に
示す1.5次元バーコードキャラクタab、ac、b
a、ca、bc、cbと、直線形状のキャラクタa、斜
線形状のキャラクタb、c、及び直線形状のキャラクタ
と斜線形状のキャラクタの線幅を広くしたキャラクタ
A、B、Cより構成される。直線形状のキャラクタと斜
線形状のキャラクタの線幅は、さらに他段階に増やすこ
とができるが、この例では読み取り時の誤認識を防ぐ為
に2種類に限定している。これらのキャラクタから任意
のキャラクタを組み合わせることにより、様々な情報を
表現することができる。このような組み合わせの場合、
バーコードパターンのキャラクタの数は全部で12個で
あり、12種類の文字や数字を表現することができる。
【0016】図5は、図1に示した12種類のキャラク
タの中から任意の2個のキャラクタを取り出して1キャ
ラクタとして組み合わせた例を示した図である。このよ
うな組み合わせにより、12×12=144個のキャラ
クタを表現することができる。組み合わせるパターンの
数や、使用するパターンの数は、使用条件に応じて任意
に設定することができる。
【0017】図6は、図1に示したキャラクタ中から、
16進数に対応するために8種類のキャラクタを取り出
した例を示す図である。これらのキャラクタの中から任
意の4個のキャラクタを取り出して1キャラクタとして
組み合わせることにより合計4096個のキャラクタを
表現することができる。
【0018】図7は、図1に示したキャラクタ中から1
0種類のキャラクタを取り出した例を示す図である。こ
れらのキャラクタに0から9までの数字を当てはめて数
字を表現することができる。これらのキャラクタから任
意の2個のキャラクタを取り出して1キャラクタとして
組み合わせることにより合計100個のキャラクタを表
現することができる。
【0019】本発明の1.5次元バーコードは、バーコ
ードパターン自体に情報を待たせることができるので単
位面積当たりの情報量をより多することができる。又、
1.5次元バーコードパターンは、各バーコードパター
ンの形状の違いにより情報を表すことができるため、バ
ーコードの暗部と明部の幅を精度良く印刷する必要は無
い。この為、1.5次元バーコードは、ファクシミリや
複写機、プリンター等の画像形成装置により出力するこ
とができる。さらに、各バーコードパターンの形状の違
いは、ラインセンサーにより任意の2箇所の幅を読み取
ることにより、検知することができるので、読み取り装
置のコストを低く抑えることができる。
【0020】図8は、本発明の1.5次元バーコードを
読み取り、印字する機能を有する画像形成装置1000
の全体構成図である。画像形成装置1000は、ドラム
状の感光体1を有する電子写真式の画像形成装置であ
る。
【0021】スキャナ11は、原稿ガラス18上に載置
された原稿をスキャンし、CCD16が読みとった画像
信号を画像信号処理部20に送る。画像信号は、画像信
号処理部20によって処理されて画像データとして出力
される。画像信号処理部20から出力された画像データ
は、メモリユニット30を介して、印字処理部40に送
られる。印字処理部40は、送られてきた画像信号に応
じてレーザー光学系60を駆動し、レーザーダイオード
61により感光体1の露光部3にレーザー光を照射す
る。
【0022】感光体1は、図示しない軸を中心に矢印の
方向に回転し、帯電チャージャー2によって帯電された
後、露光部3においてレーザー光学系60により露光さ
れて静電潜像が形成される。感光体1上の静電潜像は、
現像装置4により現像され、トナー像が形成される。こ
うして形成されたトナー像は、給紙装置70から搬送路
5を搬送されてきた複写用紙上に転写チャージャー7に
よって転写される。複写用紙は、分離チャージャー8に
よって感光体1より分離される。複写用紙上に転写され
たトナー像は、定着装置9によって定着される。感光体
1上の残留トナーは、クリーナー10によって除去さ
れ、次の作像工程に入る。定着装置9によって定着され
た複写用紙は、排紙トレイ80に排出されるが、両面画
像形成動作時には、中間トレイ90に一旦排出された
後、再給紙されて複写用紙両面に画像を形成する。
【0023】図9は、画像形成装置1000の操作パネ
ルOPの構成を示す構成図である。
【0024】操作パネルOPには、液晶タッチパネル9
1、複写枚数などの置数や複写倍率などを入力するテン
キー92、置数等を標準値”1”に戻すクリアキー9
3、画像形成装置1000の内部に設定された設定値を
標準値に戻すパネルリセットキー94、画像形成装置1
000の作像動作を中止させるストップキー95、画像
形成装置1000の作像動作を開始させるスタートキー
96、画像形成装置1000の作像動作中に割り込んで
他の作像動作を行うための割り込みキー99等が設けら
れている。
【0025】液晶タッチパネル91は、露光レベル、複
写倍率、複写紙のサイズ等の選択状態やジャム、サービ
スマンコール、ペーパーエンプティ等の異常状態などの
情報を表示するとともに、作像濃度、複写倍率、複写紙
のサイズ等の選択入力ができる。又、1.5次元バーコ
ードの入力に関しては、入力モードをPCモード、Co
pyモード、Bothモードの中から選択することがで
きる。1.5次元バーコードの出力に関しては、バーコ
ードを複写用紙の片面面に印字する片面面モードと、両
面に印字する両面モードの2種類のモードの中から選択
することができる。各モードの内容については、後で詳
しく述べる。
【0026】図10は、画像形成装置1000の制御部
100の構成を示すブロック図である。制御部100
は、4個のCPU101〜104を中心に構成されてい
る。これらのCPU101〜104には、それぞれにプ
ログラムを格納したROM111〜114と作業エリア
となるRAM121〜124等の回路が接続されてい
る。
【0027】又、各CPU101〜104は、コマンド
ライン上で相互に接続されており、必要なコマンド情報
の交換が行われるように構成されている。尚、画像デー
タの入出力が行われる時、各部はそれぞれのバススイッ
チ(BUS SW)によって画像データーラインに接続
され、画像のデータラインを通じて画像データの入出力
が行われる。
【0028】次に制御部100の働きについて説明す
る。CPU101は、操作パネルOPに設けられた液晶
タッチパネル91や各種操作キーからの信号の入力と、
液晶タッチパネル91への表示信号の出力の制御を実行
する。尚、操作パネルOPの初期モード設定、トータル
カウンタ、項目別カウンタは、NVRAM127に保存
される。
【0029】CPU102は、画像信号処理部20の各
部の制御と、スキャナ11の駆動制御を行う。画像信号
処理部20は、A/D変換器、シェーディング補正部、
変倍処理部、及び画質補正部などから構成される。CC
D16から画像信号処理部20に入力された画像信号
は、A/D変換、シェーディング補正、変倍処理、画質
補正等の処理が施された後、画像データとしてメモリユ
ニット30に対して出力される。
【0030】CPU103は、印字処理部40、レーザ
ー光学系60、作像装置の各部の制御を行う。
【0031】CPU104は、制御部100の全体的な
タイミング調整や動作モードの設定の為の制御を行う。
メモリユニット30は、切り替え部、2値化処理部、符
号処理部、回転処理部、多値化処理部等から構成されて
おり、CPU104の制御に基づいて各部の処理が行わ
れる。又、ROM114には、1.5次バーコードのキ
ャラクタデータを含む各種の文字フォントとグラフィッ
クフォントが保持されている。
【0032】次に、画像形成装置1000に接続したコ
ンピューター(PC)から入力された印字データに基づ
いて1.5次元バーコードを印字出力する場合の制御例
について説明する。図11は、1.5次元バーコードの
出力を含む印字制御における各CPUの制御と、CPU
間の通信状態を示すシーケンス図であり、図12は、画
像形成装置1000における1.5次元バーコードの出
力制御を示すフローチャート図である。
【0033】1.5次元バーコードの出力を含む印字制
御は、通常の動作シーケンスに対する割り込み制御とし
て実行される。ステップS10において、画像形成装置
1000に接続したコンピューター(PC)からの印字
要求があった場合、ステップS20に進み、印字要求が
無い場合は、ステップS80において割り込み制御を終
了して、通常の動作シーケンスに復帰する。
【0034】次に、ステップS20において、印字制御
の優先順位が一番高いかが判断される。印字制御より優
先順位の高い処理が無い場合は、ステップS30に進み
処理を開始する。印字制御より優先順位の高い処理が有
った場合は、ステップS90で優先順位の高い他の処理
を実行した後にステップS30に進み、処理を開始す
る。
【0035】ステップS30において初期化を行い、ス
テップS40において、コンピューター(PC)から1
頁分の印刷データが送られ、RAM124に保持され
る。
【0036】RAM124内に保持された印刷データ
は、ステップS50において、画像メモリ125に展開
される。コンピューター(PC)から出力された印字デ
ータは、RAM124に一旦格納された後、CPU10
4の制御により、ROM114の文字フォントとグラフ
ィックフォントによって変換され、イメージデータに展
開される。このイメージデータは、メモリユニット30
を制御することによって、符号メモリ126に一旦格納
された後、伸長処理されて画像メモリ125に格納され
る。画像メモリ125に格納されたイメージデータは、
画像データとして印字要求信号とともにCPU103に
出力される。CPU103は、CPU104から出力さ
れた画像データに基づいて印字処理部40を制御し、画
像形成動作を実行する。画像形成動作が終了すると、印
字終了回答信号がCPU103からCPU104に出力
される。尚、1.5次元バーコードの出力制御も同様に
実行される。
【0037】ステップS60で、コンピューター(P
C)からの印字データーに次頁があるか否かが判断さ
れ、次頁がある場合は、ステップS40に戻り、再びコ
ンピューター(PC)から次の1頁分の印刷データが送
られる。次頁が無い場合は、印字データのイメージデー
タへの展開が終了したので、ステップS70に進み、印
字処理を開始する。尚、操作パネルOPによって両面モ
ードが選択されている場合は、複写用紙の両面に印字を
行う。
【0038】次に、1.5次元バーコードを読み取り、
1.5次元バーコードを文字、数字、グラフィク記号等
に変換して印字する場合の制御例について説明する。読
み取り制御図13は、1.5次元バーコードの読み取り
制御における、各CPUの制御と、CPU間の通信状態
を示すシーケンス図であり、図14は、画像形成装置1
000における1.5次元バーコードの読み取り制御を
示すフローチャート図である。
【0039】操作パネルOPからの印字要求信号に基づ
きCPU104は、CPU102に対してスキャン要求
信号を出力する。CPU102は、スキャン要求信号に
よってスキャナ11を駆動してスキャンを開始する。ス
キャナ11は、原稿をスキャンし、CCD16が読みと
った画像信号を画像信号処理部20に送る。画像信号
は、画像信号処理部20によって処理されて画像データ
としてCPU104出力される。画像データの出力が終
了すると、スキャン終了回答信号がCPU102からC
PU104に出力される。画像信号処理部20から出力
された画像データは、RAM124に一旦格納された
後、メモリユニット30を制御することによって、画像
メモリ125に格納される(ステップS100)。画像
メモリ125に格納された画像データが1.5次元バー
コードを含む場合、CPU104の制御により、1.5
次元バーコードのキャラクタが識別される。1.5次元
バーコードの各キャラクタには、対応するキャラクタコ
ードが予め設定されている。CPU104は、この設定
に基づきディコード変換を行い、識別されたキャラクタ
に対応するキャラクタコードを出力する。出力されたキ
ャラクタコードは、RAM124に格納される(ステッ
プS110)。
【0040】RAM124に格納されたキャラクタコー
ドのデータは、画像形成装置1000に接続されたコン
ピュータ(PC)に出力するか、画像形成装置1000
により印字出力するか選択することができる。コンピュ
ータ(PC)への出力を行うか否かは、操作パネルOP
によって指定される。つまり、操作パネルOPによりC
opyモードが選択されると、画像形成装置1000に
より印字出力し、コンピュータ(PC)には出力されな
い。また、PCモードが選択されている場合、画像デー
タは、コンピュータ(PC)に出力され、印字出力は行
われない。さらに、Bothモードが選択されている場
合は、画像データは、コンピュータ(PC)への出力
と、印字出力が両方行われる。選択されたモードによ
り、ステップS120において、コンピュータ(PC)
に送信する否かが判断される。PCモードとBothモ
ードの場合はステップS130に進み、Copyモード
の場合はステップS190に進む。ステップS190に
おいては、RAM124に格納されたキャラクタコード
がコンピュータ(PC)に出力される。
【0041】次に、ステップS130において、出力さ
れたキャラクタコードが、ISO標準文字コードである
か否かが判断される。ISO標準文字コードである場合
は、ステップS140に進み、ISO標準文字コードで
ない場合は、ステップS200に進む。キャラクタコー
ドがISO標準文字コードの場合は、ステップS140
において、JIS文字標準コードのような国別標準文字
コードへの変換が行われる。変換された国別標準文字コ
ードは、ROM114に格納されたJIS明朝体などの
国別の文字フォントにより、各コードに対応する文字フ
ォント変換され、イメージデータとして展開される。こ
のイメージデータは、符号メモリ126に一旦格納され
る。キャラクタコードがISO標準文字コードでない場
合は、ステップS200において、キャラクタコード
は、ROM114に格納された図形コードにより、各キ
ャラクタコードに対応する図形グラフィックスに変換さ
れ、イメージデータとして展開される。このイメージデ
ータは、符号メモリ126に一旦格納される。符号メモ
リ126に一旦格納されたイメージデータは、ステップ
S150において伸長処理されて画像メモリ125に格
納される。画像メモリ125に格納されたイメージデー
タは、画像データとして印字要求信号とともにCPU1
03に出力される。ステップS160において、画像デ
ータに基づいて印字処理が行われる。CPU103は、
CPU104から出力された画像データに基づいて印字
処理部40を制御し、画像形成動作を実行する。但し、
PCモードが選択されている場合は、印字処理は行わな
い。画像形成動作が終了すると、印字終了回答信号がC
PU103からCPU104に出力される。
【0042】最後に、ステップS170において、次頁
のスキャンデータがあるか否かが判断され、次頁がある
場合は、S100に戻り、再び処理を実行する。次頁が
無い場合は、CPU103からCPU104とCPU1
01に印字処理終了回答信号が出力され処理を終了す
る。CPU101は、印字処理終了回答信号を受け取る
と操作パネルOPの液晶タッチパネル91に印字処理の
終了を表示する。
【0043】
【発明の効果】本発明のバーコードは、バーコードパタ
ーン自体に情報を待たせることができ、単位面積当たり
の情報量をより多することができるので、ICカードや
名刺などの面積の限られたものに仮名文字や漢字などの
キャラクターコードを含む多くの情報を記入することが
できる。又、各バーコードパターンの形状の違いにより
情報を表すことができるため、バーコードの暗部と明部
の幅を精度良く印刷する必要は無く、ファクシミリや複
写機、プリンター等の画像形成装置により出力すること
ができる。さらに、ラインセンサーにより読み取ること
ができるので、読み取り装置のコストを低く抑えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1.5次元バーコードのバーコードパ
ターン例を示す図である。
【図2】図1のバーコードパターンの一部のキャラクタ
を示す拡大図である。
【図3】本発明の1.5次元バーコードの読み取り方法
の例を示す説明図である。
【図4】スキャン方向とバーコード位置の関係が傾いた
場合を示す説明図である。
【図5】1.5次元バーコードのキャラクタの組み合わ
せ例を示した図である。
【図6】1.5次元バーコードキャラクタから8種類を
取り出した例を示す図である。
【図7】1.5次元バーコードキャラクタから10種類
を取り出した例を示す図である。
【図8】1.5次元バーコード印字用画像形成装置の全
体構成図である。
【図9】図8の画像形成装置の操作パネルOPの構成を
示す構成図である。
【図10】図8の画像形成装置の制御部の構成を示すブ
ロック図である。
【図11】1.5次元バーコード印字制御のシーケンス
図である。
【図12】1.5次元バーコード印字制御のフローチャ
ート図である。
【図13】1.5次元バーコードの読み取り制御のシー
ケンス図である。
【図14】1.5次元バーコードの読み取り制御のフロ
ーチャート図である。
【符号の説明】
1 感光体 2 帯電チャージャー 3 露光部 4 現像装置 5 搬送路 7 転写チャージャー 8 分離チャージャー 9 定着装置 10 クリーナー 11 スキャナ 16 CCD 18 原稿ガラス 20 画像信号処理部 30 メモリユニット 40 印字処理部 60 レーザー光学系 61 レーザーダイオード 60 レーザー光学系 70 給紙装置 80 排紙トレイ 90 中間トレイ 91 液晶タッチパネル 92 テンキー 93 クリアキー 94 パネルリセットキー 95 ストップキー 96 スタートキー 99 割り込みキー 100 制御部 101 CPU 102 CPU 103 CPU 104 CPU 111 ROM 112 ROM 113 ROM 114 ROM 121 RAM 122 RAM 123 RAM 124 RAM 125 画像メモリ 126 符号メモリ 1000 画像形成装置 OP 操作パネル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線である第1の辺と、第1の辺に対し
    て所定の角度を有する直線である第2の辺を有するバー
    を含む複数のバーを並び方向に水平に配列したバーコー
    ド。
JP7253722A 1995-09-29 1995-09-29 1.5次元バーコード Pending JPH0997300A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE10109705A1 (de) * 2001-02-11 2002-08-29 Vision Tools Hard Und Software Codierung beim Beschriften oder Markieren von Oberflächen
KR100784200B1 (ko) * 2005-10-24 2007-12-11 주식회사 케이티프리텔 이미지에 따른 코드 정보를 내장한 코드의 판독 방법 및장치

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