JPH0997289A - オーダーメニューデータ処理装置 - Google Patents

オーダーメニューデータ処理装置

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JPH0997289A
JPH0997289A JP25396595A JP25396595A JPH0997289A JP H0997289 A JPH0997289 A JP H0997289A JP 25396595 A JP25396595 A JP 25396595A JP 25396595 A JP25396595 A JP 25396595A JP H0997289 A JPH0997289 A JP H0997289A
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JP
Japan
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communication
radio
optical communication
radio wave
communication state
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JP25396595A
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English (en)
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Shingo Hamamura
信吾 濱村
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各ハンディターミナルからステーション側へオ
ーダーメニューデータを何時でも正確かつ迅速に無線送
信できるようにする。 【解決手段】各ハンディターミナル10に選択切替可能
な電波通信部18Wおよび光通信部(18U)と,電波
通信状態検出手段(18WL)と,電波通信選択切替手
段(11,12)と,光通信状態検出手段(18UL)
と,光通信選択切替手段(11,12)とを設けるとと
もにステーション側(20)に常時的にそれぞれが無線
通信可能な電波通信部28Wおよび光通信部(28U)
を設け、各ハンディターミナル10でステーション30
側(20)との間の電波通信状態および光通信状態を検
出可能かつ検出結果に基き通信状態良好な電波通信およ
び光通信のいずれかに選択切替可能に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力されたオーダ
ーメニューデータを無線送信可能な複数のハンディター
ミナルと,各ハンディターミナルから無線受信したオー
ダーメニューデータを記憶可能なステーションとを有す
るオーダーメニューデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5において、客室100内あるいはそ
の近傍の適所に配設されたステーション30Pおよび伝
票発行用プリンタ50Pと,厨房400内に配設された
キッチンプリンタ40Pと,会計所600に配設された
会計機(電子キャッシュレジスタ)60Pとは、データ
通信回線1を介して接続されている。
【0003】各係員WRKが携帯する複数のハンディタ
ーミナル10Pは、オーダーメニューデータを入力可能
かつ無線送信可能である。ステーション30Pは、ステ
ーション30Pと一体的な無線局20Pを介して、各ハ
ンディターミナル10Pから無線受信したオーダーメニ
ューデータを記憶可能である。
【0004】かかる構成のオーダーメニューデータ処理
装置では、テーブル101に着席した顧客CSTからメ
ニューオーダーされた係員WRKは、自己のハンディタ
ーミナル10Pを用いてメニューを入力する(図6のS
T40のYES)。このオーダーメニューデータは、一
旦オーダーテーブルに記憶(ST41)され、送信キー
をON(ST42のYES)することによってステーシ
ョン30P(20P)へ無線送信(ST43)される。
その後に、消去(ST44)される。
【0005】これを無線受信(図7のST50のYE
S)した無線局20Pは、オーダーメモリに記憶(ST
51)して、ステーション30Pへ順番に送信(ST5
2,ST53)し、しかる後に消去(ST54)する。
【0006】ステーション30Pは、受信(図8のST
60のYES)したオーダーメニューデータをオーダー
ファイルに記憶(ST61)するとともに、印字データ
に編集(ST62)してから伝票発行用プリンタ(CC
P)50Pおよびキッチンプリンタ(KP)40Pに転
送(ST63)する。
【0007】伝票発行用プリンタ50Pは、カスタマー
伝票を印字発行する。このカスタマー伝票は、係員WR
Kによって当該顧客CSTに手渡される。キッチンプリ
ンタ40Pはオーダー伝票を印字発行する。したがっ
て、当該メニューの調理を迅速に行える。
【0008】飲食後の顧客CSTは、カスタマー伝票を
持参して電子キャッシュレジスタ(60P)において、
会計をする。ステーション30Pは、各伝票が発行(S
T64のYES)されかつ会計終了通知を受信(ST6
5のYES)すると、オーダーファイル中の当該オーダ
ーメニューデータを消去(ST66)する。
【0009】ここに、各ハンディターミナル10Pとス
テーション30P(20P)との間の無線通信は電波通
信とされ、無線局20P(30P)と各ハンディターミ
ナル10Pとの周波数は、それぞれに異なるものと設定
されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、客室100
内に携帯電話等の電波発振源が持込まれたり、顧客サー
ビスのために各種電子機器が設置されかつ稼働された場
合には、妨害電波により無線(電波)通信が不調・不能
となる場合がある。客室100が広い程に著しく、ま
た、ハンディターミナル10Pの電波発振強弱や電波発
振源の遠近によっても発生したり、しなかったり、バラ
ツキがある。
【0011】いずれにしても、無線(電波)通信が不調
・不能になると、当該ハンディターミナル10Pからス
テーション30P(20P)側にオーダーメニューデー
タを正確に無線送信できなくなり、最悪的には無線送信
不能となってしまうので、顧客サービスを低下させ信用
も失墜させる原因となる。また、当該ハンディターミナ
ル10Pの稼働効率が低下し業務停滞を招く。
【0012】本発明の目的は、各ハンディターミナルか
らステーション側へオーダーメニューデータを何時でも
正確かつ迅速に無線送信できるオーダーメニューデータ
処理装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】妨害電波による弊害防止
策の1つとして各ハンディターミナルの設定周波数や出
力を設定変更しているが、許容される使用周波数領域お
よび出力強弱には一定の制限がある。しかも、各種の電
波発振源から発振される周波数領域は非常に広範囲でか
つ不安定である。
【0014】ここに、本発明は、周波数領域乃至波長領
域が全く異質の光通信に切替えて無線送受信可能に構成
するとともに、例えばイルミネーションによる妨害光が
発生されることがある場合を考慮して光通信から電波通
信へも切替可能に構成し、前記目的を達成するものであ
る。
【0015】すなわち、請求項1の発明は、入力された
オーダーメニューデータを無線送信可能な複数のハンデ
ィターミナルと,各ハンディターミナルから無線受信し
たオーダーメニューデータを記憶可能なステーションと
を有するオーダーメニューデータ処理装置において、前
記各ハンディターミナルを電波通信および光通信のいず
れにも切替えて前記オーダーメニューを無線送信可能に
形成するとともに前記ステーション側を電波通信および
光通信のいずれでも無線受信可能に形成し、前記各ハン
ディターミナルで前記ステーション側との間の電波通信
状態および光通信状態を検出可能かつ検出結果に基き通
信状態良好な電波通信および光通信のいずれかに選択切
替可能に構成した、ことを特徴とする。
【0016】かかる構成の発明によれば、ハンディター
ミナルにおいてステーション側との電波通信状態および
光通信状態を検出し、通信状態の良好な電波通信および
光通信のいずれかに選択切替えする。ステーション側
は、電波通信および光通信のいずれでも常に無線受信で
きる。
【0017】したがって、妨害電波が発生し電波通信状
態が不良であると検出された場合には光通信に切替え、
かつ妨害光が発生し光通信状態が不良であると検出され
た場合には電波通信に切替えれば、各ハンディターミナ
ルからステーション側へ何時でもオーダーメニューデー
タを正確に無線送信できる。
【0018】また、請求項2の発明は、入力されたオー
ダーメニューデータを無線送信可能な複数のハンディタ
ーミナルと,各ハンディターミナルから無線受信したオ
ーダーメニューデータを記憶可能なステーションとを有
するオーダーメニューデータ処理装置において、前記各
ハンディターミナルに選択切替可能な電波通信部および
光通信部を設けるとともに前記ステーション側に常時的
にそれぞれが無線通信可能な電波通信部および光通信部
を設け、かつ前記各ハンディターミナルに前記ステーシ
ョン側との電波通信状態を検出する電波通信状態検出手
段と,この電波通信状態検出手段で電波通信状態が良好
と検出された場合に該電波通信部を選択して電波通信可
能に切替える電波通信選択切替手段と,光通信状態を検
出する光通信状態検出手段と,この光通信状態検出手段
で光通信状態が良好と検出された場合に該光通信部を選
択して光通信可能に切替える光通信選択切替手段とを設
け、各ハンディターミナルとステーション側との間の電
波通信状態および光通信状態のうちより良好な通信状態
を選択可能に構成した、ことを特徴とする。
【0019】かかる構成の発明では、ハンディターミナ
ルにおいて、電波通信状態検出手段がステーション側と
の間の電波通信状態を検出する。また、光通信状態検出
手段がステーション側との間の光通信状態を検出する。
例えば、電波通信状態検出手段と光通信状態検出手段と
を、優先順位をこの順に決めて検出動作させるように設
定する。
【0020】すると、電波通信状態検出手段が、電波通
信状態が良好であると検出すれば電波通信選択切替手段
は電波通信部を選択して電波通信可能に切替えるが、不
良であると検出された場合は電波通信可能とされず光通
信状態検出手段が働く。
【0021】この光通信状態検出手段が、光通信状態が
良好であると検出すれば光通信選択切替手段は光通信部
を選択して光通信可能に切替える。但し、不良であると
検出された場合は、再び電波通信状態検出手段が働く。
【0022】かくして、検出結果が良好な電波通信およ
び光通信のいずれかで無線送信される。したがって、請
求項1の発明の場合と同様な作用効果を奏することがで
きる他、さらに各検出および選択切替えが自動的に行わ
れるので、取扱いが非常に簡単である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本オーダーメニューデータ処理装置
は、図1に示す如く、基本的構成(10,20,30,
40,50,60)が従来例(図5)の場合と同様とさ
れているが、さらに各ハンディターミナル10に選択切
替可能な電波通信部18Wおよび光通信部(18U)
と,電波通信状態検出手段(18WL)と,電波通信選
択切替手段(11,12)と,光通信状態検出手段(1
8UL)と,光通信選択切替手段(11,12)とを設
け、各ハンディターミナル10でステーション30側
(20)との間の電波通信状態および光通信状態を検出
可能かつ検出結果に基き通信状態良好な電波通信および
光通信のいずれかに選択切替可能に構成されかつステー
ション側(20)を電波通信および光(赤外線)通信の
いずれでも無線受信可能に構成してある。
【0024】図1において、ハンディターミナル(10
A)は、CPU11,ROM12,RAM13,キーパ
ネル14,表示器16,無線通信制御部18を含み、オ
ーダーメニューデータの入力(図3のST10)および
その無線送信(ST20,ST21)を行える。
【0025】キーパネル14には、メニューキー群14
Iと,送信キー14Tとが設けられ、さらに手動選択キ
ー14Sが設けられている。RAM13内にはオーダー
テーブル13Tが設けられ、入力(ST10のYES)
されたオーダーメニューデータを記憶可能(ST11)
かつ無線送信(ST21)後に消去可能(ST22)で
ある。
【0026】ここに、無線通信制御部18には、電波通
信部18Wと光通信部を形成する赤外線通信部18Uと
が接続され、両者18W,18Uは選択切替可能であ
る。
【0027】電波通信部18Wは、図2に示す如く、送
信回路18WTと,受信回路18WRと,切替器18W
Gと,アンテナ18WAとからなり、送信回路18WT
を用いてステーション30側の無線局20への接続要求
問合せと、しかる後のオーダーメニューデータの無線
(電波)送信とができる。受信回路18WRはステーシ
ョン30(20)からの接続要求応答を受信可能である
とともに、ステーション30(20)側との間の妨害電
波も受信することができる。
【0028】スケルチ回路18WLは、設定された周波
数,レベルを基準として、受信回路18WRで受信した
同一周波数の電波強度が基準レベル以下であるか否かを
判別(検出)〔図3のST13〕するもので、電波通信
状態検出手段を形成する。
【0029】すなわち、基準レベル以下の場合はステー
ション30側(20)との電波通信状態が良好と検出
(ST14のYES)し、基準レベルを越える場合には
不良と検出(ST14のNO)する。検出結果は、CP
U11で読取可能に出力される。
【0030】電波通信選択切替手段は、この電波通信状
態検出手段(18WL)で電波通信状態が良好と検出さ
れた場合(図3のST14のYES)に電波通信部18
Wを選択して電波通信可能に切替える手段で、電波選択
切替制御プログラムを格納させたROM12とCPU1
1とから形成され、図3のST15で実行される。つま
り、電波選択切替信号を無線通信制御部18へ出力し、
この無線通信制御部18を介して選択切替えする。
【0031】検出順序制御手段は、検出順序制御プログ
ラムを格納させたROM12とCPU11とから形成さ
れ、電波通信状態検出手段(18WL)で電波通信状態
が不良であると検出(ST14のNO)されたことを条
件に、光通信状態検出手段(18UL)に検出動作(S
T16)させる。すなわち、電波通信を優先させる。但
し、光通信を優先させるように形成してもよい。
【0032】光通信部を形成する赤外線通信部18U
は、図2に示す如く、電波通信部18Wの構成(18W
T,18WR,18WL,18WG,18WA)と同様
な構成(18UT,18UR,18UL,18UG等)
とされている。但し、アンテナ18WAに対応するもの
としては、発光手段18UEと受光手段18UCとから
形成されている。なお、紫外線等を用いるようにしても
よい。
【0033】光通信状態検出手段を形成する赤外線通信
状態検出手段は、スケルチ回路18ULから形成され、
受信回路18URで受信した光(赤外線)の波長が設定
された波長と同一範囲内でその強度が設定レベル以下で
あるか否かを判別(検出)〔図3のST17〕する。設
定レベル以下の場合は赤外線(光)通信状態が良好と検
出(ST17のYES)され、設定レベルを越える場合
は不良と検出(ST17のNO)する。検出結果は、C
PU11で読取り可能に出力される。
【0034】光通信選択切替手段を形成する赤外線選択
切替手段は、赤外線(光)通信選択切替制御プログラム
を格納したROM12とCPU11とから形成され、赤
外線(光)通信状態が良好と検出された場合(ST17
のYES)に赤外線(光)通信部18Uに切替える。無
線通信制御部18に選択切替信号を出力して行う。
【0035】この実施形態においては、検出順序制御手
段(11,12)との関係で赤外線通信状態検出手段
(18UL)によって赤外線通信状態が不良と検出され
た場合(ST17のNO)には、その旨を表示器16に
表示(ST19)させるものと形成してある。この場
合、検出順序制御手段(11,12)は、再び電波通信
状態検出手段(18WL)を検出動作(ST13)させ
る。
【0036】なお、状況判断により、確実な場合には、
手動選択キー14Sを押下操作(ST12のYES)す
ることにより、電波通信部18Wおよび赤外線(光)通
信部18Uのいずれか一方を強制的に選択切替えできる
ものとされている。
【0037】ステーション30側の無線局20は、図1
に示す如く、CPU21,ROM22,RAM23,無
線通信部28,通信部29を含み、各ハンディターミナ
ル10(10A)からオーダーメニューデータを無線受
信することができる。なお、無線局20は、ステーショ
ン30に有線接続されているが、ステーション30と一
体として形成してもよい。
【0038】無線通信制御部28には、電波通信部28
Wと光通信部を形成する赤外線通信部28Uとが接続さ
れている。これら各部28,28W,28Uは、ハンデ
ィターミナル10Aに設けられた対応各部18,18
W,18Uと同様な構造・機能とされている。電波通信
部28W内には図示しない送信回路28WTを含むもの
とされているが、これは各ターミナル機10Aからの無
線(電波)接続要求に対する応答をするために設けられ
ている。図示しない赤外線通信部28U(28UT)に
ついても同様とされている。
【0039】但し、各受信回路28WR,28URに
は、スケルチ回路28WL,28ULを接続する必要は
ない。もっとも接続して、ステーション側(20)にお
いても電波通信状態および赤外線(光)通信状態を検出
可能としてもよい。
【0040】かくして、ステーション30側の無線局2
0は、オーダーメニューデータを常時的に電波通信可能
な電波通信部28Wを介して電波通信により無線受信
(図4のST30のYES)した場合には、CPU21
がRAM23内の電波オーダーメモリ23Wに記憶(S
T31)し、常時的に赤外線(光)通信可能な赤外線通
信部28Uを介して赤外線通信により無線受信(ST3
2のYES)した場合には赤外線オーダーメモリ23U
に記憶(ST33)するものと形成されている。
【0041】各メモリ23W,23Uに記憶されたオー
ダーメニューデータは、順番にステーション30側へ優
先送信される(ST34〜ST37)。
【0042】ステーション30は、図1に示す如く、C
PU31,ROM32,RAM33(オーダーファイル
33F),表示器36,通信部38・39を含み、従来
例の場合(図8のST60〜ST66)と同様に無線受
信したオーダーメニューデータをオーダーファイル33
Fに記憶する等の機能を有する。
【0043】会計機(電子キャッシュレジスタ)60
は、CPU61,ROM62,RAM63(売上ファイ
ル63R),キーボード64,表示器66,ドロワ6
7,プリンタ68,通信部69を含み、伝票発行用プリ
ンタ(CCP)50で印字発行されたカスタマー伝票か
らテーブルNo.等を入力し、かつステーション30内
のオーダーファイル33Fから当該オーダーデータを読
出して会計処理する。
【0044】次に、この実施形態の作用を説明する。ハ
ンディターミナル10Aを携帯する係員WRKが、その
キーパネル14(14I等)を用いてオーダーメニュー
を入力(図3のST10のYES)すると、CPU11
はこれをオーダーテーブル13Tに記憶(ST11)す
る。
【0045】ここに、検出順序制御手段(11,12)
は、優先して電波通信状態検出手段(18WL)に電波
通信状態の良不良を検出(ST13)させる。すなわ
ち、図1,図2に示す無線通信制御部18に信号を加
え、ステーション30側との間に妨害電波が発生してい
るか否かを検出させる。
【0046】電波通信状態検出手段を形成するスケルチ
回路18WLは、受信回路18WRで受信された予め設
定された周波数と同一の周波数の電波の強度が、予め設
定されたレベル以下である場合(ST14のYES)に
は電波通信状態が良好と検出する。設定レベルを越えた
場合(ST14のNO)は、不良と検出する。
【0047】良好と検出(ST14のYES)される
と、電波通信選択切替手段(11,12)が無線通信制
御部18に信号を加え、電波通信部18W(18WT,
18WR)を選択して電波通信可能に切替える(ST1
5)。したがって、送信キー14Tを押下操作(ST2
0のYES)すれば、電波通信によりオーダーメニュー
データをステーション側(20)へ無線送信できる(S
T21)。しかる後に、オーダーテーブル13Tは消去
される(ST22)。
【0048】これに対し、電波通信状態検出手段(18
WL)によって電波通信状態が不良であると検出(ST
14のNO)されると、検出順序制御手段(11,1
2)は光通信状態検出手段を形成する赤外線通信状態検
出手段(18UL)を検出動作させる(ST16)。
【0049】これにより、赤外線通信状態が良好と検出
(ST17のYES)されると、赤外線(光)通信選択
切替手段(11,12)が赤外線(光)通信部18Uに
切替える(ST18)。したがって、先のオーダーメニ
ューデータは、赤外線(光)通信によってステーション
側(20)へ無線送信(ST21)される。
【0050】しかし、電波通信状態が不良と検出(ST
14のNO)された上、さらに赤外線(光)通信状態が
不良であると検出(ST17のNO)されると、CPU
11は表示器16にその旨を表示(ST19)する。係
員WRKは、送信キー14Tの押下操作を一時見合わせ
る。すると、検出順序制御手段(11,12)が、再び
電波通信状態検出手段(18WL)を働かせる(ST1
3)。
【0051】さて、ステーション30側の無線局20の
電波通信部28Wおよび赤外線(光)通信部28Uは、
いずれも常時的に無線受信可能である。したがって、ハ
ンディターミナル10Aから電波通信および赤外線
(光)通信のいずれでオーダーメニューデータが無線送
信されても、受信(図4のST30のYES,ST32
のYES)することができる。
【0052】電波通信により受信した場合は、電波オー
ダーメモリ23Wに記憶(ST31)し、赤外線(光)
通信により受信した場合は赤外線オーダーメモリ23U
に記憶(ST33)する。このように記憶されたオーダ
ーメニューデータは、順番にステーション30へ送信
(ST34〜ST37)される。
【0053】なお、ステーション30,キッチンプリン
タ40,伝票発行用プリンタ50,会計機60の動作に
ついては、従来例の場合と同じゆえ詳細説明は省略す
る。
【0054】しかして、この実施形態によれば、各ハン
ディターミナル10に選択切替可能な電波通信部18W
および光通信部(18U)と,電波通信状態検出手段
(18WL)と,電波通信選択切替手段(11,12)
と,光通信状態検出手段(18UL)と,光通信選択切
替手段(11,12)とを設け、各ハンディターミナル
10でステーション30側(20)との間の電波通信状
態および光通信状態を検出可能かつ検出結果に基き通信
状態良好な電波通信および光通信のいずれかに選択切替
可能に構成されているので、各ハンディターミナル10
からステーション側(20)へオーダーメニューデータ
を何時でも正確かつ迅速に無線送信できる。
【0055】また、光通信部18Uが赤外線(光)を用
いるものとされているので、電波通信と混同することが
ない。この点からも、オーダーメニューを一段と確実に
無線送信できる。
【0056】また、検出順序制御手段(11,12)を
設け、電波通信を優先しかつこれが不良の場合に光通信
に切替えて検出動作させるように構成されているので、
取扱いが非常に容易である。
【0057】また、電波通信状態および光通信状態のい
ずれもが不良と検出された場合にはその旨を表示器16
に表示するものと形成されているので、送信キー13T
を用いた無駄な無線送信操作を一掃できる。
【0058】また、手動選択キー14Sを設け、電波通
信および光通信のいずれをも強制的に手動切替え可能に
形成されているので、状況に応じた運用ができ適用性を
拡大できるとともに、試験・調整を簡単に行える。
【0059】さらに、無線局20が、電波通信および光
通信がいずれも常時的に行えるように形成され、かつ電
波オーダーメモリ23Wと赤外線(光)オーダーメモリ
23Uとが設けられているので、各ハンディターミナル
10のおかれた状況に拘わらずいずれの無線送信に対し
ても無線受信できる。つまり、各ハンディターミナル1
0からのオーダーメニューデータを高効率でかつ確実に
受信できる。
【0060】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、各ハンディタ
ーミナルを電波通信および光通信のいずれにも切替えて
オーダーメニューを無線送信可能に形成するとともにス
テーション側を電波通信および光通信のいずれでも無線
受信可能に形成し、各ハンディターミナルでステーショ
ン側との間の電波通信状態および光通信状態を検出可能
かつ検出結果に基き通信状態良好な電波通信および光通
信のいずれかに選択切替可能に構成されているので、各
ハンディターミナルからステーション側へオーダーメニ
ューデータを何時でも正確かつ迅速に無線送信できると
ともに各ハンディターミナルの稼働効率を高められる。
【0061】また、請求項2の発明によれば、各ハンデ
ィターミナルに選択切替可能な電波通信部および光通信
部と,電波通信状態検出手段と,電波通信選択切替手段
と,光通信状態検出手段と,光通信選択切替手段とを設
けるとともにステーション側に常時的にそれぞれが無線
通信可能な電波通信部および光通信部を設け、各ハンデ
ィターミナルでステーション側との間の電波通信状態お
よび光通信状態を検出可能かつ検出結果に基き通信状態
良好な電波通信および光通信のいずれかに選択切替可能
に構成されているので、請求項1の発明の場合と同様な
効果を奏することができる他、さらに各検出および選択
切替えが自動的に行われるので、取扱いが非常に簡単で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す全体構成ブロック図で
ある。
【図2】同じく、電波通信部および光通信部の詳細を説
明するための回路図である。
【図3】同じく、各ハンディターミナルの動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図4】同じく、ステーション側無線局の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図5】従来例を説明するための全体構成ブロック図で
ある。
【図6】同じく、各ハンディターミナルの動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図7】同じく、ステーション側無線局の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図8】同じく、ステーションの動作を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
10 ハンディターミナル 11 CPU(電波通信選択切替手段,光通信選択切替
手段) 12 ROM(電波通信選択切替手段,光通信選択切替
手段) 13 RAM 13T オーダーテーブル 14 キーパネル 16 表示器 18 無線通信制御部 18W 電波通信部 18WT 送信回路 18WR 受信回路 18WL スケルチ回路(電波通信状態検出手段) 18U 赤外線通信部(光通信部) 18UT 送信回路 18UR 受信回路 18UL スケルチ回路(光通信状態検出手段) 20 無線局(ステーション) 23 RAM 23W 電波オーダーメモリ 23U 赤外線オーダーメモリ 28 無線通信部 28W 電波通信部 28U 赤外線通信部(光通信部) 30 ステーション 33F オーダーファイル 40 キッチンプリンタ 50 伝票発行用プリンタ 60 会計機 63R 売上ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/04 10/06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたオーダーメニューデータを無
    線送信可能な複数のハンディターミナルと,各ハンディ
    ターミナルから無線受信したオーダーメニューデータを
    記憶可能なステーションとを有するオーダーメニューデ
    ータ処理装置において、 前記各ハンディターミナルを電波通信および光通信のい
    ずれにも切替えて前記オーダーメニューを無線送信可能
    に形成するとともに前記ステーション側を電波通信およ
    び光通信のいずれでも無線受信可能に形成し、前記各ハ
    ンディターミナルで前記ステーション側との間の電波通
    信状態および光通信状態を検出可能かつ検出結果に基き
    通信状態良好な電波通信および光通信のいずれかに選択
    切替可能に構成した、ことを特徴とするオーダーメニュ
    ーデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 入力されたオーダーメニューデータを無
    線送信可能な複数のハンディターミナルと,各ハンディ
    ターミナルから無線受信したオーダーメニューデータを
    記憶可能なステーションとを有するオーダーメニューデ
    ータ処理装置において、 前記各ハンディターミナルに選択切替可能な電波通信部
    および光通信部を設けるとともに前記ステーション側に
    常時的にそれぞれが無線通信可能な電波通信部および光
    通信部を設け、かつ前記各ハンディターミナルに前記ス
    テーション側との電波通信状態を検出する電波通信状態
    検出手段と,この電波通信状態検出手段で電波通信状態
    が良好と検出された場合に該電波通信部を選択して電波
    通信可能に切替える電波通信選択切替手段と,光通信状
    態を検出する光通信状態検出手段と,この光通信状態検
    出手段で光通信状態が良好と検出された場合に該光通信
    部を選択して光通信可能に切替える光通信選択切替手段
    とを設け、各ハンディターミナルとステーション側との
    間の電波通信状態および光通信状態のうちより良好な通
    信状態を選択可能に構成した、ことを特徴とするオーダ
    ーメニューデータ処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11328258A (ja) * 1998-05-15 1999-11-30 Toshiba Tec Corp オーダーデータ処理システム
JP2002345027A (ja) * 2001-05-14 2002-11-29 Ricoh Co Ltd 無線印刷システム及び携帯情報端末

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