JPH09289555A - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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JPH09289555A
JPH09289555A JP8102447A JP10244796A JPH09289555A JP H09289555 A JPH09289555 A JP H09289555A JP 8102447 A JP8102447 A JP 8102447A JP 10244796 A JP10244796 A JP 10244796A JP H09289555 A JPH09289555 A JP H09289555A
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JP
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telephone
mode
unit
wirelessly
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JP8102447A
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Atsushi Kikuchi
淳 菊池
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】モード切替えによって子機とファクシミリとを
選択的に使用可能とするとともにファクシミリの使用中
であることを離れた子機で知ることができるようにす
る。 【解決手段】電話回線1に送受信接続可能な親機10と
この親機10と無線送受信可能な複数の子機20A〜2
0Nとを具備してなりかつ親機10と無線送受信可能な
ファクシミリ30を設けるとともに親機10が子機20
と無線送受信接続可能な電話モードとファクシミリ30
と無線送受信接続可能なファクシミリモードとのいずれ
かに選択切替可能に形成されている。また、親機10か
ら子機20へファクシミリ情報を無線送信可能かつ子機
20が無線受信したファクシミリ情報を告知出力可能に
形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話回線に送受信
接続可能な親機と,この親機と無線送受信可能な子機と
を具備してなる電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図13において、電話装置60は、制御
部(CPU61,ROM62,RAM63)と,キーパ
ネル64(キー回路64C)と,表示部65(表示回路
65C)と,電話回線1を接続するための電話回路68
と,送話機67(送話回路67C)と,受話機66(受
話回路66C)と,受話回路66Cに組込まれた電子ブ
ザー回路とを有し、送話機67と受話機66とが一体的
に組込まれたハンディタイプの送受話機を用いかつ電話
回線1を介して外部と電話送受信することができる。
【0003】また、この電話装置60を親機とし、かつ
この親機(60)内に設けた無線送受信回路69(アン
テナ69A)を介して無線送受信接続可能な子機70を
設け、子機70からも親機(60)および電話回線1を
介して外部の相手方と電話送受信可能に形成されてい
る。
【0004】さらに、電話回線1を介した送受信機能を
有効利用したファクシミリ機能を親機(60)に一体的
に設けたものがある。すなわち、親機(60)に入出力
ポート(I/O)を介して画像形成装置71,用紙送り
装置72および画像読取装置73が接続装着されてい
る。
【0005】画像読取装置73に原稿をセットしてか
ら、キーパネル64を用いかつ電話回線1を介して相手
方(ファクシミリ)と画像データ伝送可能に接続し、し
かる後にスタートボタンを押下操作する。すると、画像
読取装置73が用紙送り装置72で送られた原稿から画
像を読取りつつ画像データに変換するとともに、制御部
(61)は電話回線1を通じて相手方に画像データを伝
送する。相手方からの伝送された画像データを受信する
と、制御部(61)は画像形成装置71に転送する。こ
の画像形成装置71が、用紙送り装置72で送られる用
紙に画像データに対応する画像を形成する。
【0006】したがって、親機(60)でも子機70で
も外部の相手方と電話送受信ができかつ親機(60)に
おいてファクシミリの送受信ができる。子機70は、無
線送受信接続されているので親機(60)から遠く離れ
た場所においても、その場で電話送受信することができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のファ
クシミリ機能付電話装置60には、比較的に安価で入手
できるものの、反動的な実際使用上における多くの不利
不便が内在する。
【0008】すなわち、親機(60)とファクシミリと
が不可分一体構成であるから、子機70のように親機
(60)と離れた利便な場所でファクシミリの送受信が
できない。例えば子機70を携帯する者が所在する室で
ファクシミリを使用できない。
【0009】また、子機70を用いた電話中に、当該相
手方との間で文書・図面等の送受信が必要となった場
合、親機(60)に出向かなければファクシミリを使用
できないので、能率が低い。また、ファクシミリ受信し
たことも、親機(60)に出向かなければわからないの
で、緊急的文書のファクシミリ受信を気付かない場合が
生ずる。
【0010】さらに、親機(60)の配設場所やレイア
ウトがファクシミリ使用上の都合から制約されてしまう
ので、電話回線が無線方式の場合には、非常な不利を蒙
る場合が生じる。電話送受信にさえ支障が発生する場合
がある。
【0011】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
その第1の目的は、モード切替えによって子機とファク
シミリとを選択的に使用可能な電話装置を提供すること
にある。また、第2の目的は、ファクシミリの使用中で
あることを離れた子機で知ることのできる電話装置を提
供することにある。また、第3の目的は、電話中の子機
からファクシミリモードに切替可能な電話装置を提供す
ることにある。さらに、第4の目的は、親機を何処にで
も配設可能な電話装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電話
回線に送受信接続可能な親機と,この親機と無線送受信
可能な子機とを具備してなる電話装置において、前記親
機と無線送受信可能なファクシミリを設けるとともに前
記親機が前記子機と無線送受信接続可能な電話モードと
ファクシミリと無線送受信接続可能なファクシミリモー
ドとのいずれかに選択切替可能に形成されている、こと
を特徴とする。
【0013】かかる発明では、ファクシミリが子機の場
合と同様に親機に無線送受信接続可能とされかつ子機を
使用する電話モードとファクシミリを使用するファクシ
ミリモードとを選択切替えすることができる。したがっ
て、子機の場合と同様に親機から離れた場所でかつ何処
でも何時でもファクシミリを使用することができるとと
もに、ファクシミリが一体とされていないのでファクシ
ミリおよび親機のレイアウトの自由度を大幅に拡大でき
る。
【0014】また、請求項2の発明は、前記ファクシミ
リモードに選択切替えた場合に前記親機から前記子機へ
ファクシミリ情報を無線送信可能に形成されかつ前記子
機が無線受信したファクシミリ情報を告知出力可能に形
成されている電話装置である。
【0015】かかる発明では、親機またはファクシミリ
においてファクシミリモードに選択切替えすると、親機
は子機へファクシミリ情報を無線送信する。当該子機
は、無線受信したファクシミリ情報を例えば表示や電子
ブザー音により告知する。したがって、請求項1の発明
の場合と同様な作用効果を奏し得ることはもとより、さ
らに子機を携帯していれば何処に居てもファクシミリ受
信があったこと,ファクシミリ使用中であることやファ
クシミリに用紙切れ等の異常が発生したことを迅速に知
ることができる。
【0016】また、請求項3の発明は、前記親機と前記
子機とが前記電話モードにおいて無線送受信可能に接続
されている場合に前記子機が前記親機へモード変更切替
信号を無線送信可能に形成されかつ前記親機がモード変
更切替信号を無線受信した場合に前記電話モードから前
記ファクシミリモードに強制切替可能に形成されている
電話装置である。
【0017】かかる発明では、親機と電話モードで無線
送受信接続されているつまり電話中の子機においてモー
ド変更切替信号を無線送信すると、これを無線受信した
親機は電話モードからファクシミリモードに強制切替え
する。したがって、請求項1および請求項2の発明の場
合と同様な作用効果を奏し得ることはもとより、さらに
例えば電話中の子機を携帯する者がファクシミリの設置
場所に移動すれば電話途中にファクシミリを使用するこ
とができる。自己からのファクシミリ送信も相手方から
のファクシミリ受信もできる。したがって、電話交渉を
一段と高能率で行える。
【0018】さらに、請求項4の発明は、前記親機には
送受話機が設けられていない電話装置である。
【0019】かかる発明では、電話送受信は子機で行え
かつファクシミリ送受信はファクシミリで行うことがで
きる。つまり、親機に近付く必要がなくなる。したがっ
て、請求項1から請求項3までの発明の場合と同様な作
用効果を奏し得ることはもとより、さらに親機を何処
(例えば、天井)に配設してもよくなるので、そのレイ
アウトの自由度をより一段と拡大できかつ親機の低コス
ト化を図れるとともに無線方式の電話回線の場合でも円
滑な無線送受信を保障し得る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本電話装置は、図1に示す如く、電
話回線1に送受信接続可能な親機10とこの親機10と
無線送受信可能な複数の子機20A〜20Nとを具備し
てなりかつ親機10と無線送受信可能なファクシミリ3
0を設けるとともに親機10が子機20と無線送受信接
続可能な電話モードとファクシミリ30と無線送受信接
続可能なファクシミリモードとのいずれかに選択切替可
能に形成されている。
【0021】また、ファクシミリモードに選択切替えた
場合に親機10から子機20へファクシミリ情報を無線
送信可能に形成されかつ子機20が無線受信したファク
シミリ情報を告知出力可能に形成されている。
【0022】さらに、親機10と子機20とが電話モー
ドにおいて無線送受信可能に接続されている場合に子機
20が親機10へモード変更切替信号を無線送信可能に
形成されかつ親機10がモード変更切替信号を無線受信
した場合に電話モードからファクシミリモードに強制切
替可能に形成されている。
【0023】さらにまた、この実施形態では、親機10
がインターフォン40と無線送受信接続可能なインター
フォンモードにも選択切替可能に形成されている。
【0024】図2において、親機10は、制御部(CP
U11,ROM12,RAM13)と電話回線1を接続
するための電話回路14および無線送受信回路15(ア
ンテナ15A)を含み、図3〜図6に示す多くの機能を
有する。親機10には、従来例(図13)の場合と同様
に送話機67(67C)および受話機66(66C)と
からなる送受話機を設けてもよいが、この実施形態では
親機10自体のレイアウトの自由度拡大化および低コス
ト化を図るために送受話機は設けられていない。したが
って、親機10を天井に取付けることもできる。なお、
電話回線1は有線方式とされているが、無線方式の場合
でもよい。この際は、インターフェイスを構成する電話
回路14を無線方式用に変えるべきである。
【0025】無線送受信回路15は、複数の子機20A
〜20N,ファクシミリ30およびインターフォン40
のいずれとも無線送受信接続可能に形成されている。各
機20,30,40の識別は、周波数を同じくしてID
により判別したり、あるいは各機20,30,40ごと
に固有的な周波数を割当てることにより判別するように
形成すればよい。
【0026】ここに、モード選択切替手段(CPU1
1,ROM12)は、電話モード選択切替機能,ファク
シミリモード選択切替機能およびインターフォンモード
選択切替機能を有する。また、装置電源投入時にはモー
ドフリーに選択切替え(図3のST10)する。
【0027】信号判別手段(CPU11,ROM12)
は、第1の信号判別機能(図3のST12,ST13,
ST15)と第2の信号判別機能(図3のST19,S
T21,ST25,ST27)とを有する。
【0028】すなわち、信号判別手段(11,12)に
よって、電話回線1から電話信号を受信(ST12のY
ES,ST13のYES)したと判別された場合に、モ
ード選択切替手段(11,12)は各子機20と無線送
受信接続可能な電話モードに選択切替え(ST14)す
る。各子機20から要求信号を無線受信したと判別され
た場合(ST19のYES)にも電話モードに選択切替
え(ST20)する。なお、ST16,ST22および
図5のST45,ST49の場合については、後記す
る。
【0029】また、モード選択切替手段(11,12)
は、電話回線1を通じてファクシミリ信号を受信(図3
のST11のYES,ST12のYES,ST13のN
O,ST15のYES)したと判別された場合にはファ
クシミリ30と無線送受信接続可能なファクシミリモー
ドに選択切替え(ST18)する。ファクシミリ30か
ら要求信号を無線受信したと判別された場合(ST21
のYES)にもファクシミリモードに選択切替え(ST
24)する。同様に、インターフォン40から要求信号
を無線受信したと判別された場合(ST25のYES)
には、インターフォンモードに選択切替え(ST26)
する。
【0030】モード判別手段(CPU11,ROM1
2)は、モードフリー(図3のST11),電話モード
(図4のST29),ファクシミリモード(図5のST
38)およびインターフォンモード(図6のST51)
であるか否かを判別する。
【0031】電話モードであると判別(図4のST29
のYES)された場合に、制御部(11〜13)が電話
回線1から電話信号を受信するとこれを当該各子機20
へ無線送信(ST30のYES,ST31)し、子機2
0から電話信号を無線送信するとそれを電話回線1へ送
信(ST32のYES,ST33)する。子機20と外
部の相手方との電話送受信が終了(ST37のYES)
するまで、続行される。
【0032】さらに、電話モード中に、子機20からモ
ード変更切替信号を無線受信(ST34のYES)した
場合には、ファクシミリ情報無線送信手段(11,1
2)がファクシミリ情報(電話途中のファクシミリ使用
の旨)を選択子機20へ無線送信(ST35)した後
に、モード強制切替手段(CPU11,ROM12)が
ファクシミリモードに強制切替え(ST36)可能に形
成されている。
【0033】また、制御部(11〜13)は、ファクシ
ミリモードであると判別(図5のST38のYES)さ
れた場合には、電話回線1からファクシミリ信号(画像
データ等)を受信するとそれをファクシミリ30へ無線
送信(ST39のYES,ST40)し、ファクシミリ
30からファクシミリ信号(画像データ等)を無線受信
すると電話回線1へそれを送信(ST41のYES,S
T42のYES,ST43)する。ファクシミリ30と
外部の相手方(ファクシミリ)とのファクシミリ送受信
が終了(ST48のYES)するまで、続行される。
【0034】さらに、インターフォンモードであると判
別(図6のST51のYES)された場合には、制御部
(11〜13)がインターフォン40からインターフォ
ン信号を無線受信すると選択子機20へ無線送信(ST
52のYES,ST53)し、選択子機20からインタ
ーフォン信号を無線受信するとインターフォン40へ無
線送信する(ST54のYES,ST55)。選択子機
20とインターフォン40とのインターフォン送受信が
終了(ST56のYES)するまで、続行される。
【0035】ここに、ファクシミリ30に外部の相手方
(ファクシミリ)からファクシミリ信号を受信した場合
(図3のST15のYES),これからファクシミリ3
0を使用しようとする場合(ST21のYES),ファ
クシミリ30から用紙切等のファクシミリ情報を受信し
た場合(図5のST44のYES)およびファクシミリ
30の使用が終了した場合(ST48のYES)のいず
れの場合にも各ファクシミリ情報を選択子機20へ無線
送信(図3のST17,ST23、図5のST46,S
T50)するためのファクシミリ情報無線送信手段(C
PU11,ROM12)が設けられている。このファク
シミリ情報無線送信手段(11,12)は、図4のST
35でも働く。
【0036】このファクシミリ情報無線送信手段(1
1,12)が働く以前に、モード選択切替手段(11,
12)は一時的に電話モードへ選択切替え(図3のST
16,ST22、図5のST45,ST49)するもの
と形成されている。なお、ST45の場合は、ファクシ
ミリモードに戻される(ST47)。これと関連し、図
4のST35の場合には、もともと電話モードである
(ST29のYES)から、そのままでよい。
【0037】ファクシミリ情報を無線送信する対象つま
り子機20は、子機20A〜20Nの全部または一部と
してもよいが、この実施形態では子機20から子機選択
信号を無線受信(図3のST27のYES)した場合
に、選択子機記憶制御手段(11,12)が当該子機2
0を選択子機20としてRAM13のワークエリアに記
憶(ST28)し、以後これを選択子機20とする。な
お、親機10内で選択設定可能に形成してもよい。
【0038】次に、各子機20は、図7に示す如く、制
御部(CPU21,ROM22,RAM23)とキーパ
ネル24(キー回路24C)と表示部25(表示回路2
5C)と受話機26(受話回路26C)と送話機27
(送話回路27C)および無線送受信回路28(アンテ
ナ28A)とを含み、親機10と無線送受信接続可能と
されている。
【0039】すなわち、信号検出手段(CPU21,R
OM22)が、キーパネル24上のキー(ダイヤル)操
作により電話用の要求信号が発生されたことを検出(図
8のST65のYES)すると、制御部(21〜23)
は親機10へ要求信号を無線送信(ST66)する。親
機10は電話モードに選択切替える(図3のST2
0)。送話機27(27C)から入力された電話信号を
検出(ST67のYES)すると、制御部(21〜2
3)が親機10へ電話信号を無線送信(ST68)す
る。親機10は、電話回線1へ送信(図4のST33)
する。
【0040】また、信号検出手段(21,22)がキー
パネル24上のキー操作により入力された子機選択信号
を検出(ST71のYES)すると、制御部(21〜2
3)は親機10へ子機選択信号を無線送信(ST72)
する。親機10は、当該子機20を選択子機20として
記憶(図3のST28)する。
【0041】さらに、電話途中にキー操作によってファ
クシミリ30を使用するためのモード切替信号を発生さ
せかつ信号検出手段(21,22)がこれを検出(ST
69のYES)すると、モード変更切替信号無線送信手
段(CPU21,ROM22)が親機10へモード変更
切替信号を無線送信(ST70)する。親機10は、強
制的にファクシミリモードに強制切替えする(図4のS
T36)。
【0042】一方、親機10から電話信号を無線受信
(ST60のYES,ST61のNO,ST63のYE
S)した場合には、制御部(21〜23)は電話信号を
受話回路26Cへ出力(ST64)する。したがって、
受話機26から相手方の声を聴くことができる。
【0043】選択子機20とされている場合において、
ファクシミリ情報を無線受信(ST60のYES,ST
61のYES)した場合は、告知出力手段(21,2
2)がファクシミリ情報である旨を告知出力(ST6
2)する。この実施形態では、表示部25に表示告知出
力しかつ受話回路26Cに一体的に組込まれた電子ブザ
ー回路を駆動して受話機26から電子ブザー音を鳴動出
力するものと形成されている。
【0044】図9において、ファクシミリ30は、制御
部(CPU31,ROM32,RAM33)とキーパネ
ル34(キー回路34C)と表示部35(表示回路35
C)と無線送受信回路36(アンテナ36A)と入出力
ポート(I/O)を介して接続されたファクシミリ機構
とからなる。このファクシミリ機構は、画像形成装置
(電子写真装置)37,用紙送り装置38および画像読
取装置39とから形成されている。
【0045】信号検出手段(CPU31,ROM32)
によってキー(ダイヤル)操作により発生された要求信
号が検出されると、制御部(31〜33)は親機10へ
その要求信号を無線送信する(図10のST82のYE
S,ST83)。親機10は、選択子機20へファクシ
ミリ情報(ファクシミリ使用開始の旨)を無線送信(図
3のST22,ST23)した後に、ファクシミリモー
ドに選択切替える(ST24)。
【0046】また、信号検出手段(31,32)が用紙
送り装置38で送られた原稿(P)から画像読取装置3
9が読取った画像に対応するファクシミリ信号(画像デ
ータ)を検出(ST84のYES)すると、制御部(3
1〜33)はファクシミリ送信処理(ST85)する。
親機10は、電話回線1を通じて相手方(ファクシミ
リ)へ送信(図5のST40)する。画像データの無線
送信(ST85)が終了(ST86のYES)すると、
ファクシミリ情報無線送信手段(31,32)がファク
シミリ情報(ファクシミリ使用終了の旨)を親機10へ
無線送信(ST87)する。親機10は、このファクシ
ミリ情報を選択子機20へ無線送信(図5のST49,
ST50)する。
【0047】さらに、信号検出手段(31,32)が用
紙切れや紙詰り等が発生したことを検出(図10のST
88のYES)すると、ファクシミリ情報無線送信手段
(31,32)がそのファクシミリ情報(例えば、用紙
切れ)を親機10へ無線送信(ST87)する。親機1
0は、このファクシミリ情報を選択子機20へ無線送信
(図5のST42,ST43)する。
【0048】一方、親機10からファクシミリ信号を無
線受信(図10のST80のYES)すると、制御部
(31〜33)は無線受信した画像データを画像形成装
置37へ出力するファクシミリ受信処理(ST81)を
実行する。画像形成装置37は、当該画像データに基
き、用紙送り装置38によって供給された用紙Pへ画像
形成する。
【0049】最後のインターフォン40は、図11に示
す如く、制御部(CPU41,ROM42,RAM4
3)と入出力ポート(I/O)46を介して接続された
呼出ボタン46Bと受話機44(受話回路44C)と送
話機45(送話回路45C)と無線送受信回路47(ア
ンテナ47A)とを具備し、子機20との間で通話する
ことができる。
【0050】すなわち、信号検出手段(CPU41,R
OM42)が、呼出ボタン46Bを押下操作することに
より発生される要求信号を検出(図12のST92のY
ES)すると、制御部(41〜43)は親機10へ要求
信号を無線送信(ST93)する。親機10は、インタ
ーフォンモードに選択切替える(図3のST26)。
【0051】また、マイクロホンからなる送話機45
(送話回路45C)から入力されたインターフォン信号
を検出(ST94のYES)すると、制御部(41〜4
3)は親機10へこのインターフォン信号を無線送信す
る(ST95)。親機10は、選択子機20へ無線送信
(図6のST52のYES,ST53)する。
【0052】これとは逆に、親機10からインターフォ
ン信号を無線受信(ST90のYES)すると、制御部
(41〜43)はこのインターフォン信号を受話回路4
4Cへ出力する(ST91)。したがって、スピーカー
からなる受話機44から選択子機20を携帯する者と通
話することができる。
【0053】次に、この実施形態の作用・動作を説明す
る。親機10は、電波障害が少なく無線通信可能領域を
拡大できる天井等に取付けられる。電話回線1が無線方
式の場合には、屋外へ取付けてもよい。また、各子機2
0A〜20Nは、各者がそれぞれに携帯する。ファクシ
ミリ30は、一番都合のよい例えばプリンタ室等へ配設
する。
【0054】〔子機20Aの選択〕装置電源を投入した
後に、ファクシミリ30を一番必要とすると思われる者
が携帯する子機(例えば、20A)または他の子機(2
0B〜20N)において、図7に示すキーパネル24を
用いたキー(ダイヤル)操作により選択子機(20A)
を入力する。すると、当該子機(20)の信号検出手段
(21,22)が、子機選択信号を検出(図8のST7
1のYES)する。制御部(21〜23)は、無線送受
信回路28を介して、親機10へ子機選択信号を無線送
信(ST72)する。
【0055】親機10では、子機選択信号を無線受信
(図3のST27のYES)すると、選択子機記憶制御
手段(11,12)が図2に示すRAM13のワークエ
リアに当該選択子機(20A)を記憶(ST28)す
る。これにより、以降における選択子機は、子機20A
となる。
【0056】〔子機20を使用する場合〕 (子機20から電話をかける場合)図7に示すある子機
20において、キーパネル24上のキー(ダイヤル)操
作により、相手方(電話装置)の番号を入力する。信号
検出手段(21,22)がこの要求信号を検出(図8の
ST65のYES)すると、制御部(21〜23)は親
機10へ要求信号を無線送信(ST66)する。図2に
示す親機10の信号判別手段(11,12)が子機20
から要求信号を無線受信したと判別(図3のST19の
YES)すると、モード選択切替手段(11,12)が
電話モードに選択切替えする(ST20)。すなわち、
各子機20A〜20Nから何時でも電話をかけられるよ
うになる。
【0057】したがって、子機20で入力された電話信
号(この場合は、電話番号)は、制御部(21〜23)
によって親機10へ無線送信(図8のST67のYE
S,ST68)される。これを無線受信(図4のST3
2のYES)した親機10は、電話回路14を介して電
話回線1つまり相手方(電話機)に送信(ST33)す
る。一方、この相手方から電話信号を受信(ST30の
YES)すると、制御部(11〜13)は当該子機20
へ無線送信(ST31)する。
【0058】これを無線受信した子機20の制御部(2
1〜23)は、受話回路26Cへ出力する(図8のST
60のYES,ST61のNO,ST63のYES,S
T64)。したがって、受話機26から相手方の電話を
聴くことができる。自己の電話は、送信機27(27
C)を介して入力される。この電話信号は制御部(21
〜23)によって親機10へ無線送信(図8のST67
のYES,ST68)される。親機10は、電話終了
(図4のST37のYES)まで、これを繰返す。
【0059】さて、この電話途中に、ファクシミリ30
を使用して文書等を送受信したい場合には、キー操作に
よりモード変更切替信号を発生させる。信号検出手段
(21,22)がこれを検出(図8のST69のYE
S)すると、モード変更切替信号無線送信手段(21,
22)が、親機10へモード変更切替信号を無線送信
(ST70)する。
【0060】親機10内のモード強制切替手段(11,
12)は、電話モード中(図4のST29のYES)
に、モード変更切替信号を無線受信(ST34のYE
S)すると、ファクシミリモードに強制切替えする(S
T36)。この際にも、ファクシミリ情報無線送信手段
(11,12)は、選択子機20Aへファクシミリ情報
(電話途中のファクシミリ使用の旨)を無線送信(ST
35)する。したがって、選択子機20Aにおいて、フ
ァクシミリ30が使用されることを知ることができる。
【0061】なお、この際におけるファクシミリ30の
使用の場合は下記〔ファクシミリ30を使用する場合〕
の場合と変わらない。また、このファクシミリの使用を
解除するには、電話用の要求信号を発すれば、電話モー
ドに戻る(図8のST65のYES,ST66および図
3のST19のYES,ST20)。
【0062】(外部からの電話を受ける場合)親機10
が電話回線1を通じて電話信号を受信(図3のST12
のYES,ST13のYES)すると、モード選択切替
手段(11,12)が電話モードに切替える(ST1
4)。そして、子機20へ無線送信する(図4のST2
9のYES,ST30のYES,ST31)。以下は、
上記(子機20から電話をかける場合)と同様である。
【0063】〔ファクシミリ30を使用する場合〕 (ファクシミリ送信の場合)外部の相手方(ファクシミ
リ)へ文書等を伝送する場合は、図9に示すキーパネル
34を用いて要求信号を発する。信号検出手段(31,
32)がこれを受信(図10のST82のYES)する
と、制御部(31〜33)が親機10へ要求信号を無線
送信(ST83)する。親機10は、これを無線受信
(図3のST21のYES)すると、一時的に電話モー
ドに切替え(ST22)、ファクシミリ情報(ファクシ
ミリ使用開始の旨)を選択子機20Aへ無線送信(ST
23)する。
【0064】選択子機20Aは、このファクリミリ情報
を無線受信(図8のST60のYES,ST61のYE
S)すると、告知出力手段(21,22)が受話回路2
6Cへ信号を出力して受話機26から電子ブザー音で鳴
動告知出力(ST62)させるとともに表示回路25C
へ信号を出力して表示部25に表示告知出力(ST6
2)させる。したがって、選択子機20Aにおいて、フ
ァクシミリ30が使用(送信)されることをその場で知
ることができる。しかる後に親機10では、モード選択
切替手段(11,12)がファクシミリモードに選択切
替えする(ST24)。
【0065】図9に示すファクシミリ30において、原
稿(P)を用紙送り装置38で送りつつ画像読取装置3
9で当該原稿上の画像を読取らせる。信号検出手段(3
1,32)がファクリミリ信号(画像データ)を検出
(図10のST84のYES)する。すると、制御部
(31〜33)は、ファクシミリ送信処理つまり親機1
0へファクシミリ信号を無線送信(ST85)する。
【0066】親機10では、このファクシミリ信号を無
線受信(図5のST41のYES,ST42のYES)
すると、制御部(11〜13)が電話回線1を通じて相
手方(ファクシミリ)へ送信(ST43)する。
【0067】当該ファクシミリ30では、ファクシミリ
送信処理が終了(図10のST85,ST86のYE
S)すると、ファクシミリ情報無線送信手段(31,3
2)がファクシミリ情報(ファクシミリ使用終了の旨)
を親機10へ無線送信する(ST87)。これを無線受
信(図5のST48のYES)した親機10では、モー
ド選択切替手段(11,12)が電話モードに切替え
(ST49)、そのファクシミリ情報を選択子機20A
へ無線送信(ST50)する。したがって、これを無線
受信(図8のST60のYES,ST61のYES)し
た選択子機20Aは、告知出力(ST62)によりファ
クシミリ30が空いたことを知ることができる。
【0068】なお、例えば紙(原稿)詰りが発生したこ
とを信号検出手段(31,32)が検出(図10のST
88のYES)すると、ファクシミリ情報無線送信手段
(31,32)がそのファクシミリ情報(紙詰りの旨)
を親機10へ無線送信(ST87)する。これを無線受
信(図5のST44のYES)した親機10では、モー
ド選択切替手段(11,12)が一時的に電話モードに
切替え(ST45)、選択子機20Aへ無線送信(ST
46)してからファクシミリモードへ戻す(ST4
7)。選択子機20Aにおいてファクシミリ30の異常
を知ることができる。したがって、ファクシミリ30の
構造等を熟知する者が携帯する子機20を選択子機20
Aとしておけば、迅速な対処ができる。なお、この利益
は、後記する相手先から文書等が伝送されて来る場合に
非常に大きい。
【0069】(ファクシミリ受信の場合)親機10が、
電話回線1を通じて、ファクシミリ信号(電話番号)を
無線受信(図3のST12のYES,ST13のNO,
ST15のYES)すると、モード選択切替手段(1
1,12)によって電話モードに切替え(ST16)ら
れ、制御部(11〜13)は選択子機20Aへファクシ
ミリ情報(ファクシミリ受信開始の旨)を無線送信(S
T17)する。選択子機20A内の告知出力手段(2
1,22)は、無線受信(図8のST60のYES,S
T61のYES)されたファクシミリ情報を告知出力
(ST62)する。したがって、ファクシミリ受信した
文書等を長時間に渡って気付かないということを一掃で
きる。
【0070】親機10では、しかる後に、モード選択切
替手段(11,12)が本来的なファクシミリモードに
選択切替えする(図3のST18)。そして、ファクシ
ミリ信号(画像データ)を受信(ST39のYES)す
ると、制御部(11〜13)がファクシミリ30へ無線
送信(ST40)する。これを無線受信(図10のST
80のYES)したファクシミリ30では、制御部(3
1〜33)がファクシミリ受信処理(ST81)を実行
する。すなわち、用紙送り装置38で用紙を送りつつ画
像形成装置37が画像データに基く画像を用紙上に形成
する。
【0071】このファクシミリ受信が終了(図5のST
48のYES)すると、モード選択切替手段(11,1
2)が電話モードに切替え(ST49)、制御部(11
〜13)が選択子機20Aにファクシミリ情報(ファク
シミリ受信終了の旨)を無線送信(ST50)する。こ
のファクシミリ情報は選択子機20Aで告知出力(図8
のST62)される。したがって、ファクシミリ30を
何処に設置しておいてもその文書等を早急に入手でき
る。
【0072】なお、ファクシミリ受信後(図10のST
80のNO)に、用紙切れ等が発生すると、ファクシミ
リ30内の信号検出手段(31,32)がこれを検出
(ST88のYES)する。すると、ファクシミリ情報
無線送信手段(31,32)は、そのファクシミリ情報
(用紙切れ等)を親機10へ無線送信(ST87)す
る。
【0073】これを無線受信(図5のST44のYE
S)した親機10では、モード選択切替手段(11,1
2)が電話モードに切替え(ST45)、制御部(11
〜13)が選択子機20Aへ無線送信(ST46)した
後に、再びファクシミリモードに戻す(ST47)。選
択子機20Aは、このファクシミリ情報を表示告知出力
および鳴動出力する(図8のST62)。したがって、
選択子機20Aを携帯する者が何処に居てもかつ何時で
あっても、ファクシミリ30の異常を即刻的に知ること
ができるので、例えば用紙補給等の対処を迅速に行え
る。
【0074】〔インターフォンを使用する場合〕外来者
は、図11に示す呼出ボタン46Bを押下操作する。こ
れによって発生された要求信号を信号検出手段(41,
42)が検出(図12のST92のYES)すると、制
御部(61〜63)は親機10へこの要求信号を無線送
信(ST93)される。
【0075】これを無線受信(図3のST25のYE
S)した親機10のモード選択切替手段(11,12)
はインターフォンモードに切替える(ST26)。そし
て、制御部(11〜13)は、インターフォン40から
無線受信(図6のST52のYES)したインターフォ
ン信号(呼声)を、選択子機20Aへ無線送信(ST5
3)する。
【0076】選択子機20Aでは、これを無線受信(図
8のST60のYES,ST63のYES)すると、制
御部(21〜23)が受話回路26Cへ出力(ST6
4)する。なお、このST63,ST64の電話信号に
は、インターフォン信号も含まれるものとする。ST6
7,ST68の場合も同様である。
【0077】したがって、呼声を聴いた選択子機20A
では、送話機45を介して応答(ST67のYES,S
T68)する。これを無線受信(図6のST54のYE
S)した親機10は、インターフォン40ヘ無線送信
(ST55)する。終了(ST56)まで続行される。
インターフォン40においても、これ等と同様な動作
(図12のST90〜ST95)を続行する。
【0078】しかして、この実施形態によれば、電話回
線1に送受信接続可能な親機10とこの親機10と無線
送受信可能な複数の子機20A〜20Nとを具備してな
りかつ親機10と無線送受信可能なファクシミリ30を
設けるとともに親機10が子機20と無線送受信接続可
能な電話モードとファクシミリ30と無線送受信接続可
能なファクシミリモードとのいずれかに選択切替可能に
形成されているので、子機20の場合と同様に親機10
から離れた場所でかつ何処でも何時でもファクシミリ3
0を使用することができるとともに、ファクシミリ30
が一体とされていないのでファクシミリ30および親機
10のレイアウトの自由度を大幅に拡大できる。
【0079】また、ファクシミリモードに選択切替えた
場合に親機10から子機20へファクシミリ情報を無線
送信可能に形成されかつ子機20が無線受信したファク
シミリ情報を告知出力可能に形成されているので、子機
20を携帯していれば何処に居てもファクシミリ受信が
あったこと,ファクシミリ使用中であることやファクシ
ミリ30に用紙切れ等の異常が発生したことを迅速に知
ることができる。したがって、緊急的文書等のファクシ
ミリ受信を長時間に渡って気付かなかったり、用紙切れ
のまま長期間放置されてしまうことを防止できるととも
に、ファクシミリ30の異常に対しても迅速に対処でき
る。
【0080】また、親機10と子機20とが電話モード
において無線送受信可能に接続されている場合に子機2
0が親機10へモード変更切替信号を無線送信可能に形
成されかつ親機10がモード変更切替信号を無線受信し
た場合に電話モードからファクシミリモードに強制切替
可能に形成されているので、例えば電話中の子機20を
携帯する者がファクシミリ30の設置場所に移動すれば
電話途中にファクシミリ30を使用することができる。
自己からのファクシミリ送信も相手方からのファクシミ
リ受信もできる。したがって、電話交渉を一段と高能率
で行える。
【0081】また、親機10には送受話機が設けられて
おらずかつ各子機20A〜20N,ファクシミリ30等
とは無線送信接続するものと形成されているので、親機
10を何処(例えば、天井)に配設してもよくなる。し
たがって、そのレイアウトの自由度をより一段と拡大で
きかつ親機10の低コスト化を図れるとともに無線方式
の電話回線の場合でも円滑な無線送受信を保障し得る。
【0082】また、ファクシミリ30が親機10と別個
に構築されかつ親機10とは無線送受信接続されるもの
と形成されているので、ファクシミリ30を何処に配設
してもよくかつ都度に移動させることもできるから利用
性を一段と拡大できる。
【0083】また、子機20から子機選択操作ができか
つ親機10に選択子機(20A)を記憶できるととも
に、ファクシミリ情報をこの選択子機(20A)に無線
送信するものと形成されているので、ファクシミリ30
を一番利用する者やその構造等を一番よく知る者の携帯
する子機20を選択しておけば、ファクシミリ受信した
文書等をより早く入手できかつファクシミリ30のメン
テナンスや異常解消をより早く行える。
【0084】また、子機20内の告知出力手段(21,
22)が表示部25を介した表示告知出力および受話機
26を介した鳴動告知出力するものと形成されているの
で、電話中の子機20でファクシミリ30の使用状態や
異常を知ることができることはもとより、子機20から
離れていてもファクシミリ受信状態等を確実に知ること
ができる。
【0085】また、インターフォン40を設け、親機1
0を介して選択子機(20A)とインターフォン送受信
可能に形成されているので、親機10の一層の有効利用
を図れる。
【0086】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、電話回線に送
受信接続可能な親機とこの親機と無線送受信可能な子機
とを具備してなり、親機と無線送受信可能なファクシミ
リを設けるとともに親機が子機と無線送受信接続可能な
電話モードとファクシミリと無線送受信接続可能なファ
クシミリモードとのいずれかに選択切替可能に形成され
ているので、子機の場合と同様に親機から離れた場所で
かつ何処でも何時でもファクシミリを使用することがで
きるとともに、ファクシミリが一体とされていないので
ファクシミリおよび親機のレイアウトの自由度を大幅に
拡大できる。
【0087】また、請求項2の発明によれば、ファクシ
ミリモードに選択切替えた場合に親機から子機へファク
シミリ情報を無線送信可能に形成されかつ子機が無線受
信したファクシミリ情報を告知出力可能に形成されてい
るので、請求項1の発明の場合と同様な効果を奏し得る
ことはもとより、さらに子機を携帯していれば何処に居
てもファクシミリ受信があったこと,ファクシミリ使用
中であることやファクシミリに用紙切れ等の異常が発生
したことを迅速に知ることができる。
【0088】また、請求項3の発明によれば、親機と子
機とが電話モードにおいて無線送受信可能に接続されて
いる場合に子機が親機へモード変更切替信号を無線送信
可能に形成されかつ親機がモード変更切替信号を無線受
信した場合に電話モードからファクシミリモードに強制
切替可能に形成されているので、請求項1および請求項
2の発明の場合と同様な効果を奏し得ることはもとよ
り、さらに例えば電話中の子機を携帯する者がファクシ
ミリの設置場所に移動すれば電話途中にファクシミリを
使用することができる。自己からのファクシミリ送信も
相手方からのファクシミリ受信もできる。したがって、
電話交渉を一段と高能率で行える。
【0089】さらに、請求項4の発明によれば、親機に
は送受話機が設けられていないので、請求項1から請求
項3までの発明の場合と同様な効果を奏し得ることはも
とより、さらに親機を何処(例えば、天井)に配設して
もよくなるので、そのレイアウトの自由度をより一段と
拡大できかつ親機の低コスト化を図れるとともに無線方
式の電話回線の場合でも円滑な無線送受信を保障し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す全体構成図である。
【図2】同じく、親機を説明するためのブロック図であ
る。
【図3】同じく、親機の動作を説明するためのフローチ
ャート(1)である。
【図4】同じく、親機の動作を説明するためのフローチ
ャート(2)である。
【図5】同じく、親機の動作を説明するためのフローチ
ャート(3)である。
【図6】同じく、親機の動作を説明するためのフローチ
ャート(4)である。
【図7】同じく、子機を説明するためのブロック図であ
る。
【図8】同じく、子機側の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図9】同じく、ファクシミリの説明するためのブロッ
ク図である。
【図10】同じく、ファクシミリ側の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図11】同じくインターフォンを説明するためのブロ
ック図である。
【図12】同じく、インターフォン側の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図13】従来例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 電話回線 10 親機(電話装置) 20 子機(電話装置) 24 キーパネル 25 表示部 30 ファクシミリ 34 キーパネル 35 表示部 37 画像形成装置 38 用紙送り装置 39 画像読取装置 40 インターフォン 60 従来電話装置 70 従来子機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に送受信接続可能な親機と,こ
    の親機と無線送受信可能な子機とを具備してなる電話装
    置において、 前記親機と無線送受信可能なファクシミリを設けるとと
    もに前記親機が前記子機と無線送受信接続可能な電話モ
    ードとファクシミリと無線送受信接続可能なファクシミ
    リモードとのいずれかに選択切替可能に形成されている
    ことを特徴とする電話装置。
  2. 【請求項2】 前記ファクシミリモードに選択切替えた
    場合に前記親機から前記子機へファクシミリ情報を無線
    送信可能に形成されかつ前記子機が無線受信したファク
    シミリ情報を告知出力可能に形成されている請求項1記
    載の電話装置。
  3. 【請求項3】 前記親機と前記子機とが前記電話モード
    において無線送受信可能に接続されている場合に前記子
    機が前記親機へモード変更切替信号を無線送信可能に形
    成されかつ前記親機がモード変更切替信号を無線受信し
    た場合に前記電話モードから前記ファクシミリモードに
    強制切替可能に形成されている請求項1または請求項2
    記載の電話装置。
  4. 【請求項4】 前記親機には送受話機が設けられていな
    い請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載され
    た電話装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100357268B1 (ko) * 2000-12-21 2002-10-19 엘지전자 주식회사 보코더를 사용하는 시스템에서 데이터 모드로의 절환 장치및 방법
JP2011114748A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Brother Industries Ltd 通信装置および通信システム

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