JPH099689A - ステッピングモータ駆動装置 - Google Patents

ステッピングモータ駆動装置

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JPH099689A
JPH099689A JP17802895A JP17802895A JPH099689A JP H099689 A JPH099689 A JP H099689A JP 17802895 A JP17802895 A JP 17802895A JP 17802895 A JP17802895 A JP 17802895A JP H099689 A JPH099689 A JP H099689A
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JP
Japan
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reference voltage
stepping motor
current
excitation current
charging curve
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JP17802895A
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English (en)
Inventor
Yoji Sugito
洋史 杉戸
Hideji Kurogane
秀司 黒金
Sukeyuki Nakajima
祐行 中嶋
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基準電圧と励磁電流検出電圧とを比較する比
較器の出力によって電流制限を行うステッピングモータ
駆動装置において、モータのダンピングを小さくし、次
の駆動時のトルクを軽減し、また電流を軽減する。 【構成】 基準電圧と励磁電流検出電圧とを比較する比
較器の出力によって電流制限を行うステッピングモータ
駆動装置において、前記基準電圧を励磁電流が小さくな
るように変化させた後、抵抗とコンデンサの充放電曲線
に従って元の電圧に戻る復帰手段を持ち、回転速度が一
定値より遅いと判断したときに上記復帰手段を用いて励
磁電流の立ち上がりを滑らかにすることにより、回転速
度の変化に対して安定した回転を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特に小型プリンタ等の紙
送りに使用されるステッピングモータのように、回転速
度が一定でなく、印字データにより回転速度が大きく変
化させる制御を必要とするステッピングモータの駆動装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、小型プリンタ等のステッピングモ
ータにおいて、高速回転から低速回転に移るときには下
に示す制御方法が行われている。 1.徐々に回転速度を落としていくスローダウン制御 2.励磁電流を、一定時間ドライブ電流を印可した後に
保持電流に切り替える制御 3.励磁電流を正弦波で印可するマイクロステップ制御
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来例1の問題点は以
下の通りである。 (1)数ラスタ先の情報をあらかじめ知らなければなら
ず、外部装置からデータを受信して印字を行う制御で
は、数ラスタ先のデータまで受信できるようにバッハァ
等を大きくしなければならない。 (2)高速と低速が繰り返し来るようなパターンでは、
回転速度を高速にできない。 従来例2の問題点は以下の通りである。 (1)ドライブ電流で励磁した時点までは、高速回転の
影響が残るためオーバーシュートが発生し、ダンピング
も大きくなる。 (2)モータは停止状態となり、次の駆動時に大きなト
ルクが必要となる。従来例3の問題点は、回路が複雑と
なり、制御も難しくなることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明では、基準電圧と励磁電流検出電圧とを比較す
る比較器の出力で電流制限用トランジスタをスイッチン
グするステッピングモータの駆動装置において、ステッ
ピングモータの励磁電流を小さくするように基準電圧を
変化させる基準電圧変化手段を持ち、次に印可するパル
スが一定値より長いと判断したときに前記基準電圧変化
手段により励磁電流を小さくなるようにし、この基準電
圧変化手段を解除したときに基準電圧が抵抗とコンデン
サの充電曲線によって元に戻る復帰手段を持ち、パルス
印可前後において復帰手段を用いて励磁電流が徐々に増
えるように動作することを特徴とする。
【0005】
【実施例】次に、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明を実施したステッピングモータ
のバイポーラ駆動による回路図を示す。なお、以下の説
明では、ステッピングモータの2つの巻線、即ち、コイ
ル(L1)とコイル(L2)に流す電流の制御を行うた
めの回路構成は同一であり、動作は基本的には90°の
位相差がある点だけが異なるので、一方のコイルに関連
する部品、出力ポート等を最初に記載し、他方のコイル
に関連する部品、出力ポート等をその後のカッコ内に記
載することにする。
【0006】1(2)はモータのコイルL1(L2)で
ある。3(10)、4(11)、5(12)、6(1
3)は、L1(L2)に流れる電流の方向を決めるスイ
ッチ用のトランジスタQ1(Q8)、Q2(Q9)、Q
3(Q10)、Q4(Q11)である。ここでQ1(Q
8)とQ4(Q11)をON(オン)し、Q2(Q9)
とQ3(Q10)をOFF(オフ)すると、17の電源
Vcc→Q1(Q8)→L1(L2)→Q4(Q11)
→R1(R4)→GND(接地)へと18(19)の矢
印1(矢印2)の方向に電流は流れる。また、Q1(Q
8)とQ4(Q11)をOFFし、Q2(Q9)とQ3
(Q10)をONすると、Vcc→Q2(Q9)→L1
(L2)→Q3(Q10)→R2(R5)→GND(接
地)へと矢印1(矢印2)と逆方向に電流を流す事がで
きる。
【0007】7(14)と8(15)はそれぞれQ1
(Q8)とQ2(Q9)をON/OFFFするためのト
ランジスタQ5(Q12)、Q6(Q13)である。2
0(24)、21(25)はL1(L2)に流れる電流
をスイッチした時に発生する逆起電力をVccに逃がす
ためのダイオードD1(D5)、D2(D6)である。
28(30)、29(31)はL1(L2)に流れる電
流値を検出するための抵抗R1(R4)、R2(R5)
である。22(26)のダイオードD3(D7)は、Q
1(Q8)とQ4(Q11)をONし、Q2(Q9)と
Q3(Q10)をOFFし、矢印1(矢印2)の方向に
電流が流れている状態で、Q1(Q8)をOFFした時
に、L1(L2)のインダクタンスの作用によりL1
(L2)→Q4(Q11)→R1(R4)→GND→D
3(D7)→L1(L2)→と電流を流す働きをする。
【0008】23(27)のダイオードD4(D8)で
は、同様に、矢印1(矢印2)と逆方向に電流を流して
いる途中でQ2(Q9)をOFFしたときにL1(L
2)→Q3(Q10)→R2(R5)→GND→D4
(D8)→L1(L2)→と電流を流す働きをする。
【0009】32は、モータの回転を制御するコントロ
ーラIC1である。52(55)は出力ポートS1(S
4)であり、矢印1(矢印2)の方向への電流の流れを
ON/OFFする。53(56)は出力ポートS2(S
5)であり、矢印1(矢印2)の逆方向への電流の流れ
をON/OFFする。54(57)は出力ポートS3
(S6)であり、基準電圧を制御している。ここで、S
1(S4)を”H(ハイ)”、S2(S5)を”L(ロ
ー)”にすると、Q4(Q11)はONとなる。また、
48(50)のAND素子IC3(IC7)に”H”が
入力され、44(46)のコンパレータIC2(IC
6)の出力が”H”であれば、IC3(IC7)の出力
は”H”となる。これにより、Q5(Q12)がONに
なり、Q1(Q8)がONとなる。また、S2(S5)
が”L”のため、Q2(Q9)はOFFし、49(5
1)のAND素子IC5(IC9)の出力は”L”とな
り、Q3(Q10)はOFFする。よって、矢印1(矢
印2)の方向に電流は流れる。
【0010】S1(S4)が”L”であり、S2(S
5)が”H”であるときも同様に、IC4(IC8)の
出力が”H”であれば、Q2(Q9)とQ3(Q10)
はONし、Q1(Q8)とQ4(Q11)はOFFとな
り、矢印1(矢印2)の逆方向に電流は流れる。
【0011】37は、電流制限を行うための基準電圧V
refである。Vrefの電圧は、Vref≧(制限し
たい電流)×R1=R2(=R4=R5)で決定する。
S3(S6)は、IC2(IC6)とIC4(IC8)
に与える38(39)の基準電圧Vref1(Vref
2)を制御するものであり、S3(S6)=”L”のと
きは、9(16)のトランジスタQ7(Q14)はOF
Fであり、Vref1(Vref2)=Vrefとな
る。S3(S6)=”H”のときは、Q7(Q14)は
ONし、Vref1(Vref2)は約0Vとなる。こ
の後、S3(S6)=”L”とすると、Vref1(V
ref2)は、33(34)の抵抗R3と35(36)
のコンデンサCI(C2)の充電曲線で上昇し、Vre
fへと戻る。
【0012】IC2(IC6)とIC4(IC8)は電
流制限を行うコンパレータである。IC2(IC6)で
は、40(42)の電圧V11(V13)とVref1
(Vref2)の比較を行い、Vref1(Vref
2)>V11(V13)のときは”H”を出力し、Vr
ef1(Vref2)<V11(V13)のときは”
L”を出力する。V11(V13)=矢印1(矢印2)
の方向に流れる電流×R1(R4)より、V11(V1
3)は電流に比例する。
【0013】IC4(IC8)では、41(43)の電
圧V12(V14)とVref1(Vref2)の比較
を行い、Vref1(Vref2)>V12(V14)
のときは”H”を出力し、Vref1(Vref2)<
V12(V14)のときは”L”を出力する。V12
(V14)=矢印1(矢印2)の方向に流れる電流×R
2(R5)より、V12(V14)は電流に比例する。
【0014】S1(S4)=”L”、S2(S5)=”
H”、S3(S6)=”L”のときも同様に、Vref
1(Vref2)の電圧に応じてL1(L2)に矢印1
(矢印2)の逆方向の電流を行うように働く。
【0015】S1(S4)=S2(S5)=0、S3
(S6)=”H”の状態から、S1(S4)=”H”に
すると、Vref1(Vref2)=0Vのため、L1
(L2)には微小電流しか流れない。ここで、S3(S
6)=”L”にすると、Vref1(Vref2)は、
R3(R6)とC1(C2)の充電曲線を描いて上昇す
る。このときにも、Vref1(Vref2)の充電曲
線に従って電流制限が働くため、充電曲線に比例して上
昇する。S1(S4)=S2(S5)=0、S3(S
6)=”H”の状態から、S2(S5)=”H”、S3
(S6)=”L”としたときにも同様に、L1(L2)
に流れる電流は充電曲線に従って上昇する。
【0016】図2に、図1の回路における1−2相励磁
のタイミングチャートを示す。58のタイミングパルス
は”H”の期間は2相励磁、”L”の期間は1相励磁期
間を示すIC1の内部信号である。S1、S2、S3、
S4、S5、S6は出力ポートである。Vref1、V
ref2は基準電圧である。59のIL1と60のIL
2はそれぞれL1、L2を流れる電流であり、矢印1の
方向を+とし、逆方向を−としている。61のI1、6
2のI2、63のI3、64のI4は、Vref1=V
ref2=Vrefのときに制限される電流値である。
【0017】65から66のあいだ高速回転期間であ
る。66では、次のパルスが一定値より長いと判断し、
S3=”H”により、Vref1=0Vとする。67で
は、S3=”L”とすると共に、S1=”H”とする。
これにより、Vref1は68まで充電曲線を描いて上
昇する。IL1は、この充電曲線に比例して電流が増加
する。69でも、次のパルスが一定値より長いと判断
し、S6=”H”とし、Vref2=0Vとする。70
では、S6=”L”とすると共に、S4=”H”とす
る。これにより、Vref2は71まで充電曲線を描
き、IL2もこれに従う。72でも同様であり、S3
=”H”とした後、73でS3=”L”,S2=”H”
で、IL1は74まで充電曲線に従う。75でも同様で
あり、S6=”H”とした後、76でS6=”L”,S
5=”H”で、IL2は77まで充電曲線に従う。78
から79では、次のパルスが一定値より短く、高速回転
と判断した期間である。
【0018】このように、コントローラでは、次のパル
スが一定値と比較して短いときはS3=S6=”L”の
ままで回転を行い、一定値より長い時には、S3かS6
を一定期間”H”とする。S3、S6の判別は、次のパ
ルスがS1かS2であれば、S3であり、S4かS5で
あればS6となる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下の効果がある。 1.モータのダンピングが小さく滑らかな動きとなる。 2.停止状態となるまでの時間は長くなり、次の駆動時
のトルクを軽減できる。 3.回路構成および制御が容易である。 4.電流が軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はステッピングモータのバイポーラ駆動に
よる回路図である。
【図2】図2は図1の回路における1−2相励磁時のタ
イミングチャートである。
【符号の説明】
1 L1 モータのコイル 2 L2 モータのコイル 3〜16 Q1〜Q14 トランジスタ 17 Vcc モータ電源 37 Vref 基準電圧 38 Vref1 基準電圧 39 Vref2 基準電圧 52〜57 S1〜S6 出力ポート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準電圧と励磁電流検出電圧とを比較す
    る比較器の出力によって電流制限を行うステッピングモ
    ータ駆動装置において、前記基準電圧を励磁電流が小さ
    くなるように変化させた後、抵抗とコンデンサの充放電
    曲線に従って元の電圧に戻る復帰手段を持ち、回転速度
    が一定値より遅いと判断したときに上記復帰手段を用い
    て励磁電流の立ち上がりを滑らかにすることにより、回
    転速度の変化に対して安定した回転を行うことを特徴と
    するステッピングモータ駆動装置。
  2. 【請求項2】 基準電圧と励磁電流検出電圧とを比較す
    る比較器の出力によってモータのコイルに流れる電流を
    制限する機能を持つステッピングモータ駆動装置におい
    て、基準電圧源と、該基準電圧源と比較器との間に設け
    られた充電曲線発生手段と、該充電曲線発生手段のオン
    ・オフを制御するオン・オフ制御手段と、モータの回転
    速度を検出する回転速度検出手段とを有し、該回転速度
    検出手段によって回転速度が所定の値より遅いと判断し
    たとき前記オン・オフ制御手段を動作させて前記充電曲
    線発生手段から充電曲線を発生させることを特徴とする
    ステッピングモータ駆動装置。
JP17802895A 1995-06-21 1995-06-21 ステッピングモータ駆動装置 Pending JPH099689A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002034292A (ja) * 2000-07-17 2002-01-31 Rohm Co Ltd モータドライバ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002034292A (ja) * 2000-07-17 2002-01-31 Rohm Co Ltd モータドライバ
JP4642191B2 (ja) * 2000-07-17 2011-03-02 ローム株式会社 モータドライバ

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