JPH0996686A - 電子時計とその充電方法 - Google Patents

電子時計とその充電方法

Info

Publication number
JPH0996686A
JPH0996686A JP7252153A JP25215395A JPH0996686A JP H0996686 A JPH0996686 A JP H0996686A JP 7252153 A JP7252153 A JP 7252153A JP 25215395 A JP25215395 A JP 25215395A JP H0996686 A JPH0996686 A JP H0996686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
output
voltage
boosting
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7252153A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Nakajima
章夫 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP7252153A priority Critical patent/JPH0996686A/ja
Priority to DE19638616A priority patent/DE19638616C2/de
Priority to US08/718,900 priority patent/US5798985A/en
Publication of JPH0996686A publication Critical patent/JPH0996686A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C10/00Arrangements of electric power supplies in time pieces
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G19/00Electric power supply circuits specially adapted for use in electronic time-pieces

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 充電時間を短縮し、内部抵抗が大きな電源で
も効率よく電力を充電することが可能な昇圧回路を有す
る電子時計を提供することである。 【解決手段】 外部エネルギーにより電圧を発生する電
源1と、電源1が出力する電圧を昇圧して昇圧電圧を出
力する昇圧電圧信号9と容量出力信号17とを出力する
昇圧手段2と、昇圧手段2が出力する昇圧電圧を充電す
る蓄積手段3と、クロック信号を出力する時計出力手段
4と、時計出力手段4が出力するクロック信号と昇圧手
段2が出力する容量出力信号17とにより昇圧手段2の
充放電の周期を制御する制御手段5と、逆流防止ダイオ
ード6とを有することを特徴とする電子時計とその充電
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は外部エネルギーによ
り比較的低い電圧の電気エネルギーを発生するエネルギ
ー発生手段を電源とし、その電源の電圧を昇圧する昇圧
回路を用いる電子時計とその充電方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電子時計に使われる昇圧の技術と
して、例えば、特開昭48−60227号公報に開示さ
れた昇圧回路がある。図10は特開昭48−60227
号公報に記載の昇圧回路の構成を示す回路図である。図
11は図10に示す従来例の昇圧回路の各々の容量に電
荷を蓄積する様子を示す等価回路である。図12は図1
0に示す従来例の昇圧回路の昇圧出力容量に電荷を蓄積
する様子を示す等価回路である。
【0003】従来例の昇圧回路の構成を図10を用いて
説明する。従来例の昇圧回路は電源Eと、スイッチ操作
回路101と、複数(図では3個)の昇圧容量Cと、昇
圧出力容量COと、昇圧容量Cと昇圧出力容量COとの
接続を切り替えるN型電界効果トランジスタ(以下NF
ETと記載する)S1〜S10と、NFETS1〜S1
0を制御するインバータI1とで構成し、RLは負荷抵
抗である。
【0004】次に図10に示す従来例の昇圧回路の構成
の回路図と、図11と図12とに示す等価回路とを用い
て従来例の昇圧回路の動作を説明する。まず、スイッチ
操作回路101の出力信号P1を”ロウ”にして、NF
ETS1〜S6を導通にし、NFETS7〜S10を非
導通にし、図11に示すように、3個の昇圧容量Cを各
々電源Eに並列に接続して、ほぼ電源電圧に等しくなる
まで充電する。
【0005】次に、スイッチ操作回路101の出力信号
P1を”ハイ”にして、NFETS1〜S6を非導通に
し、NFETS7〜S10を導通にし、図12に示すよ
うに、3個の昇圧容量Cと電源Eとを直列に接続して昇
圧出力容量COを充電する。以後出力信号P1を一定時
間で切り替えることにより、昇圧出力容量COに昇圧出
力を得るようにする昇圧回路である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
の昇圧回路は、昇圧出力容量COに充電するときに、複
数の昇圧容量Cに電源も直列に接続するが、昇圧出力容
量COの容量値が大きいため、内部抵抗の大きい電源で
は回路の時定数が大きくなり、昇圧出力容量COの充電
に時間がかかり、昇圧出力容量COに効率良く電力を取
り出せないという第1の課題がある。
【0007】さらに、従来例の昇圧回路を構成する昇圧
出力容量COの出力電圧は、図11のように昇圧容量C
が電源Eに並列に接続し、昇圧容量Cを充電している時
は、負荷RLの電力消費に従って出力電圧が減少し、ま
た図12のように昇圧容量Cが電源Eに直列に接続し、
昇圧出力容量COを充電している時は、出力電圧が増大
するため、出力電圧に大きな脈動が発生するという第2
の課題がある。
【0008】また、従来例の昇圧回路は、昇圧容量Cの
充放電を一定の時間で切り替えているため、電源の電圧
が変動すると、昇圧出力容量COに印加される電圧が変
動し、充電効率が低下し、負荷RLへのの出力電圧が変
動するという第3の課題がある。
【0009】本発明の目的は、上記の課題を解決し、充
電時間を短縮し、内部抵抗が大きな電源でも効率よく電
力を充電することが可能な昇圧回路を有する電子時計を
提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の昇圧回路を用いる電子時計の構成と充電方
法は、下記記載のようにする。
【0011】外部エネルギーにより電圧を発生する電源
と、電源が出力する電圧を昇圧して昇圧電圧を出力する
昇圧電圧信号と容量出力信号とを出力する昇圧手段と、
昇圧手段が出力する昇圧電圧を充電する蓄積手段と、ク
ロック信号を出力する時計出力手段と、時計出力手段が
出力するクロック信号と昇圧手段が出力する容量出力信
号とにより昇圧手段の充放電の周期を制御する制御手段
と、逆流防止ダイオードとを有し、電源の電源電圧信号
は昇圧手段の電源端子と逆流防止ダイオードのカソード
端子に接続し、昇圧手段の昇圧電圧信号は蓄積手段と時
計出力手段と制御手段との電源端子と逆流防止ダイオー
ドのアノード端子とに接続し、昇圧手段の容量出力信号
は制御手段の電圧比較端子に接続し、時計出力手段のク
ロック信号は制御手段のクロック入力端子に接続し、制
御手段の昇圧制御信号は昇圧手段に接続していることを
特徴とする。
【0012】外部エネルギーにより電圧を発生する電源
と、第1の容量と第2の容量とを有し順番に充放電を繰
り返す少なくとも2つ以上の昇圧回路で構成し電源が出
力する電圧を昇圧して昇圧電圧を出力する昇圧電圧信号
と第1の容量の容量出力信号とを出力する昇圧手段と、
昇圧手段が出力する昇圧電圧を充電する蓄積手段と、ク
ロック信号を出力する時計出力手段と、時計出力手段が
出力するクロック信号と昇圧手段が出力する容量出力信
号とにより昇圧手段の充放電の周期を制御する制御手段
と、逆流防止ダイオードとを有することを特徴とする。
【0013】外部エネルギーにより電圧を発生する電源
と、第1の容量と第2の容量とを有し順番に充放電を繰
り返す少なくとも2つ以上の昇圧回路で構成し電源が出
力する電圧を昇圧して昇圧電圧を出力する昇圧電圧信号
と第1の容量の容量出力信号とを出力する昇圧手段と、
昇圧手段が出力する昇圧電圧を充電する蓄積手段と、ク
ロック信号を出力する時計出力手段と、基準電圧を出力
する基準電圧発生回路と、基準電圧と容量出力信号の電
圧とを比較して検出信号を出力する電圧検出回路と、検
出信号とクロック信号とにより昇圧制御信号を出力する
信号発生回路とで構成し時計出力手段が出力するクロッ
ク信号と昇圧手段が出力する容量出力信号とにより昇圧
手段の充放電の周期を制御する制御手段と、逆流防止ダ
イオードとを有することを特徴とする。
【0014】外部エネルギーにより電圧を発生する電源
と、第1の容量と第2の容量とを有し順番に充放電を繰
り返す少なくとも2つ以上の昇圧回路で構成し電源が出
力する電圧を昇圧して昇圧電圧を出力する昇圧電圧信号
と第1の容量の容量出力信号とを出力する昇圧手段と、
昇圧手段が出力する昇圧電圧を充電する蓄積手段と、ク
ロック信号を出力する時計出力手段と、基準電圧を出力
する基準電圧発生回路と、基準電圧と容量出力信号の電
圧とを比較して検出信号を出力する電圧検出回路と、検
出信号によって昇圧制御信号の周期を決定するアップダ
ウン制御回路とアップダウン制御回路が決定する周期に
沿って動作する周波数調整回路と周波数調整回路の出力
により昇圧制御信号を出力する昇圧制御回路を有する信
号発生回路とで構成する制御手段と、逆流防止ダイオー
ドとを有することを特徴とする。
【0015】外部エネルギーにより電圧を発生する電源
と、第1の容量と第2の容量とを有し順番に充放電を繰
り返す少なくとも2つ以上の昇圧回路で構成し昇圧電圧
信号と第1の容量の容量出力信号とを出力する昇圧手段
と、昇圧手段が出力する昇圧電圧を充電する蓄積手段
と、クロック信号を出力する時計出力手段と、基準電圧
を出力する基準電圧発生回路と、基準電圧と容量出力信
号の電圧とを比較して検出信号を出力する電圧検出回路
と、検出信号とクロック信号とにより昇圧制御信号を出
力する信号発生回路とで構成する制御手段と、逆流防止
ダイオードとを有し、基準電圧と容量出力信号の電圧と
を比較する検出信号とクロック信号とのタイミングによ
り周期が増減する昇圧制御信号を昇圧手段に出力し、そ
の昇圧制御信号により1つの昇圧回路の容量を直列にし
て蓄積手段を放電し、その他の昇圧回路は内部の容量を
電源に並列にして充電すること順番に行うこを特徴とす
る。
【0016】外部エネルギーにより電圧を発生する電源
と、第1の容量と第2の容量とを有し順番に充放電を繰
り返す少なくとも2つ以上の昇圧回路で構成し昇圧電圧
信号と第1の容量の容量出力信号とを出力する昇圧手段
と、昇圧手段が出力する昇圧電圧を充電する蓄積手段
と、クロック信号を出力する時計出力手段と、基準電圧
を出力する基準電圧発生回路と、検出信号を出力する電
圧検出回路と、昇圧制御信号の周期を決定するアップダ
ウン制御回路とアップダウン制御回路が決定する周期に
沿って動作する周波数調整回路と周波数調整回路の出力
により昇圧制御信号を出力する昇圧制御回路を有する信
号発生回路とで構成する制御手段と、逆流防止ダイオー
ドとを有し、基準電圧と容量出力信号の電圧とを比較す
る検出信号とクロック信号とによりアップダウン制御回
路の昇圧制御信号の周期を決定し、周波数調整回路はア
ップダウン制御回路が決定する周期に沿って動作し、昇
圧制御回路から周期が増減する昇圧制御信号を昇圧手段
に出力し、その昇圧制御信号により1つの昇圧回路の容
量を直列にして蓄積手段を放電し、その他の昇圧回路は
内部の容量を電源に並列にして充電すること順番に行う
こを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施例を図を
用いて説明する。図1は本発明の実施例における電子時
計の回路構成を示すブロック図である。
【0018】図1に示す本発明の実施例における電子時
計の構成は、電源1と昇圧手段2と蓄積手段3と時計出
力手段4と制御手段5と逆流防止ダイオード6とで構成
している。
【0019】電源1の高電位側はグランド信号7に接続
し、グランド信号7は昇圧手段2と蓄積手段3と時計出
力手段4と制御手段5とのグランド端子に接続し、また
電源1の低電位側は電源電圧信号8に接続し、電源電圧
信号8は昇圧手段2の電源端子と、逆流防止ダイオード
6のカソード端子に接続している。
【0020】逆流防止ダイオード6のアノード端子は昇
圧電圧信号9に接続し、昇圧電圧信号9は昇圧手段2の
昇圧出力端子と、蓄積手段3と時計出力手段4と制御手
段5との電源端子とに接続している。
【0021】また、昇圧手段2の容量出力端子は容量出
力信号17を介して、制御手段5の電圧比較端子に接続
している。さらに、時計出力手段4の第1のクロック出
力端子は第1のクロック信号43を介して、制御手段5
の第1のクロック入力端子に接続し、時計出力手段4の
第2のクロック出力端子は第2のクロック信号44を介
して、制御手段5の第2のクロック入力端子に接続して
いる。
【0022】さらに、制御手段5の第1の昇圧制御出力
端子は第1の昇圧制御信号41を介して、昇圧手段2の
第1の昇圧制御入力端子に接続し、制御手段5の第2の
昇圧制御出力端子は第2の昇圧制御信号42を介して、
昇圧手段2の第2の昇圧制御入力端子に接続している。
【0023】本発明の実施例に用いる電源1は、ゼーベ
ック効果の原理にしたがって発電する熱電式発電器であ
り、図示してないが、P型半導体材料とN型半導体材料
とを直列に接続する熱電子対を多数個組み合わせたモジ
ュールである。
【0024】熱電式発電器は一方を熱極、他方を冷極と
して温度差を与えることによって発電し、腕時計の電源
として使うには、例えば、腕時計内部で人間の皮膚に接
する裏側を熱極、大気に接する表側を冷極となるように
構成する。
【0025】2つのクロック信号を出力する時計出力手
段4の内部構成は図示していないが、水晶発振回路、分
周回路、波形生成回路、駆動回路、電気機械変換器、輪
列、表示等からなる一般的な水晶時計である。
【0026】次に、本発明の電子時計を構成する各ブロ
ックの回路構成について図を用いて説明する。図2は本
発明の実施例における電源1と昇圧手段2との内部構成
を示す回路図である。
【0027】図2に示す電源1は、熱電素子対を多数個
組み合わせた熱電式発電器であり、等価的に電圧源20
と内部抵抗21とで表し、図1に示す時計出力手段4を
起動させるに必要な1〜2ボルト程度の開放電圧を得る
ために、数千個の熱電素子対を用い、内部抵抗21が数
十キロオーム以上になる電源である。
【0028】図2に示す電源1の内部抵抗21は、電圧
源20に対して高電位側に接地しているが、これは等価
的に表しただけであり、電圧源20の内部に等分に分布
していると考えるのが一般的である。
【0029】また、図2に示す昇圧手段2は、第1の昇
圧回路15と第2の昇圧回路16とで構成しており、以
下に第1の昇圧回路15と第2の昇圧回路16との構成
を説明する。
【0030】図2に示す第1の昇圧回路15と第2の昇
圧回路16とは、それぞれ同じ構成の昇圧回路であり、
第1の容量22と第2の容量23と第1のNチャネルM
OSトランジスタ(以下NMOSTと記載する)24と
第2のNMOST25と第3のNMOST26と第4の
NMOST27とPチャネルMOSトランジスタ(以下
PMOSTと記載する)28とで構成している。
【0031】次に、第1の昇圧回路15と第2の昇圧回
路16との構成要素の接続状態について説明する。
【0032】電源1のグランド端子が接続するグランド
信号7は、第1の昇圧回路15と第2の昇圧回路16と
を構成する第1の容量22の一方の端子とPMOST2
8の一方の端子とに接続し、電源1の電源電圧端子に接
続する電源電圧信号8は、第1の昇圧回路15と第2の
昇圧回路16とを構成する第1のNMOST24と第2
のNMOST25との一方の端子に接続している。
【0033】第1の昇圧回路15と第2の昇圧回路16
とを構成する第1の容量22の他方の端子は、第1のN
MOST24の他方の端子と第3のNMOST26の一
方の端子とに接続し、また第2の昇圧回路16を構成す
る第1の容量22の他方の端子は、容量出力信号17に
接続し、容量出力信号17は図1に示す制御手段5の電
圧比較端子に接続している。
【0034】第1の昇圧回路15と第2の昇圧回路16
とを構成するPMOST28の他方の端子は、第3のN
MOST26の他方の端子と第2の容量23の一方の端
子とに接続している。
【0035】第1の昇圧回路15と第2の昇圧回路16
とを構成する第2の容量23の他方の端子は、第2のN
MOST25の他方の端子と第4のNMOST27の一
方の端子とに接続している。
【0036】第1の昇圧回路15と第2の昇圧回路16
とを構成する第4のNMOST27の他方の端子は、昇
圧手段2の昇圧電圧信号9にそれぞれ接続し、昇圧電圧
信号9は図1に示す蓄積手段3と時計出力手段4と制御
手段5との電源端子と、逆流防止ダイオード6のアノー
ド端子とに接続している。
【0037】第1の昇圧回路15を構成する第1のNM
OST24と第2のNMOST25とのゲート端子は、
第2の昇圧回路16を構成する第3のNMOST26と
第4のNMOST27とPMOST28とのゲート端子
に接続し、図1に示す制御手段5の第1の昇圧制御出力
端子に接続する第1の昇圧制御信号41に接続してい
る。
【0038】また、第1の昇圧回路15を構成する第3
のNMOST26と第4のNMOST27とPMOST
28とのゲート端子は、第2の昇圧回路16を構成する
第1のNMOST24と第2のNMOST25とのゲー
ト端子に接続し、図1に示す制御手段5の第2の昇圧制
御出力端子に接続する第2の昇圧制御信号42に接続し
ている。
【0039】図3は昇圧手段2の第1の昇圧回路15を
充電し、第2の昇圧回路16を放電する様子を示す図で
あり、図4は昇圧手段2の第1の昇圧回路15を放電
し、第2の昇圧回路16を充電する様子を示す図であ
る。
【0040】図3に示す昇圧手段2は、第1の昇圧回路
15を構成する第1の容量22と第2の容量23とが、
電源1のグランド端子と電源端子とに並列に接続し、第
2の昇圧回路16を構成する第1の容量22の一方の端
子が、電源1のグランド端子に接続し、第1の容量22
の他方の端子が第2の容量23の一方の端子と容量出力
信号17とに接続し、第2の容量23の他方の端子が昇
圧電圧信号9に接続している。
【0041】図4に示す昇圧手段2は、第2の昇圧回路
16を構成する第1の容量22と第2の容量23とが、
電源1のグランド端子と電源端子とに並列に接続し、第
1の昇圧回路15を構成する第1の容量22の一方の端
子が、電源1のグランド端子に接続し、第1の容量22
の他方の端子が第2の容量23の一方の端子に接続し、
第2の容量23の他方の端子が昇圧電圧信号9に接続し
ている。
【0042】図5は本発明の実施例における電子時計に
用いる制御手段5の構成を示す回路図である。図5に示
す制御回路は、基準電圧発生回路10と電圧検出回路1
1と信号発生回路12とで構成している。
【0043】図5に示す制御手段5を構成する基準電圧
発生回路10は、公知の定電圧回路であり、抵抗34
と、2つのPMOST30、31と、2つのNMOST
32、33と、オペアンプ35と、安定化容量36とで
構成している。
【0044】また図5に示す制御手段5を構成する電圧
検出回路11は、2つの抵抗37、38と、NMOST
39と、コンパレータ40とで構成している。
【0045】さらに図5に示す制御手段5を構成する信
号発生回路12はブロック図で示し、アップダウン制御
回路45と、禁止回路46と、昇圧制御回路47と、周
波数調整回路48と、システムリセット回路49とで構
成し、各回路の詳細な説明は後述する。
【0046】次に、図5に示す制御手段5を構成する基
準電圧発生回路10と電圧検出回路11との各構成要素
の接続状態について説明する。
【0047】まず基準電圧発生回路10の接続状態につ
いて説明する。図1に示す電源1に接続するグランド信
号7は、PMOST31と抵抗34と安定化容量36と
の一方の端子と、オペアンプ35のグランド端子とに接
続している。
【0048】また図1に示す昇圧手段2に接続する昇圧
電圧信号9は、2つのNMOST32とNMOST33
との一方の端子と、オペアンプ35の電源端子とに接続
している。
【0049】抵抗34の他方の端子は、PMOST30
の一方の端子に接続し、PMOST30の他方の端子
は、NMOST32の他方の端子と、NMOST32と
NMOST33との制御端子に接続している。
【0050】NMOST33の他方の端子は、PMOS
T31の他方の端子と、PMOST30とPMOST3
1との制御端子と、オペアンプ35の一方の入力端子と
に接続し、オペアンプ35の他方の入力端子は、オペア
ンプ35の出力端子と、安定化容量36の他方の端子と
に接続し、オペアンプ35の出力である基準電圧信号1
3は、電圧検出回路11を構成するコンパレータ40の
非反転入力端子に接続している。
【0051】基準電圧発生回路10の基準電圧は、PM
OST31のしきい値電圧によって決定している。
【0052】次に、電圧検出回路11の接続状態につい
て説明する。図1に示す電源1に接続するグランド信号
7は、抵抗37の一方の端子と、コンパレータ40のグ
ランド端子とに接続し、図1に示す昇圧手段2に接続す
る昇圧電圧信号9は、コンパレータ40の電源端子に接
続している。
【0053】また図1に示す昇圧手段2に接続する容量
出力信号17は、NMOST39の一方の端子に接続
し、NMOST39の制御端子は、信号発生回路12が
出力する電圧検出制御信号18に接続し、NMOST3
9の他方の端子は、抵抗38の一方の端子に接続してい
る。
【0054】抵抗38の他方の端子は、抵抗37の他方
の端子とコンパレータ40の反転入力端子とに接続し、
コンパレータ40の非反転入力端子は前述の基準電圧発
生回路10の出力である基準電圧信号13に接続し、コ
ンパレータ40の出力端子は、検出信号19を介して信
号発生回路12に接続している。
【0055】図6は本発明の実施例における電子時計の
制御手段5を構成する信号発生回路の内部構成を示す回
路図であり、図6に示す信号発止回路は図5に示すよう
に、アップダウン制御回路45と、禁止回路46と、昇
圧制御回路47と、周波数調整回路48と、システムリ
セット回路49とで構成している。
【0056】図6に示す信号発生回路を構成するアップ
ダウン制御回路45は、第1のセット・リセット・フリ
ップフロップ(以下SRFFと記載する)50と、一般
的な74HC191と同等の4ビット構成のバイナリ・
アップ・ダウン・カウンタ(以下アップダウンカウンタ
と記載する)51と、2入力ノア52と、2入力オア5
4と、第1の4入力アンド56と、第2の4入力アンド
57と、4ビット構成の第1のトライステート・バッフ
ァ・ブロック(以下TBBと記載する)58と、第2の
TBB59、第3のTBB60と、3つのインバータと
で構成している。
【0057】図6に示す信号発生回路を構成する禁止回
路46は、第1のデータ・フリップフロップ(以下DF
Fと記載する)64と、第2のDFF65と、2入力ナ
ンド66と、第1の2入力アンド68とで構成してい
る。
【0058】図6に示す信号発生回路を構成する昇圧制
御回路47は、第2のSRFF69と、第2の2入力ア
ンド77と、第3の2入力アンド78とで構成してい
る。
【0059】図6に示す信号発生回路を構成する周波数
調整回路48は、3入力オア67と、一般的な4526
と同等の4ビット構成のバイナリ・ダウン・カウンタ
(以下ダウンカウンタと記載する)70と、第3から第
8のDFF71、72、73、74、75、76と第1
から第5の3入力アンド79、80、81、82、83
と、4つのインバータとで構成している。
【0060】図6に示す信号発生回路を構成するシステ
ムリセット回路49は、抵抗61と、容量62と、イン
バータとで構成している。
【0061】次に、図6に示す信号発生回路の各回路を
構成する構成要素の接続状態を説明する。システムリセ
ット回路49を構成する抵抗61の一方の端子は、図1
に示す電源1に接続するグランド信号7に接続し、抵抗
61の他方の端子は、容量62の一方の端子に接続し、
容量62の他方の端子は、図1に示す昇圧手段2に接続
する昇圧電圧信号9に接続している。
【0062】抵抗61の他方の端子と容量62の一方の
端子との接続点は、システムリセット信号の反転信号で
あり、インバータを介して禁止回路46を構成する第1
のDFF64と第2のDFF65とのリセット端子と、
アップダウン制御回路45を構成する第1のTBB58
のイネーブル端子と2入力ノアの1つ目の入力端子と、
周波数調整回路48を構成する3入力オア67の1つ目
の入力端子と第3のDFF71のセット端子と第4から
第8のDFF72、73、74、75、76のリセット
端子と、昇圧制御回路47を構成する第2のSRFF6
9のリセット端子とに接続している。
【0063】禁止回路46を構成する第1のDFF64
のデータ端子は、グランド信号7に接続し、第1のDF
F64と第2のDFF65とのクロック端子と第1の2
入力アンド68の1つ目の入力端子とは、図1に示す時
計出力手段4が出力する第2のクロック信号44に接続
している。
【0064】第1のDFF64の出力は第2のDFF6
5のデータ端子と2入力ナンド66の1つ目の入力端子
とに接続し、2入力ナンド66の2つ目の入力端子は第
2のDFF65の反転出力に接続している。
【0065】2入力ナンド66の出力は、第1の2入力
アンド68の2つ目の入力端子と、周波数調整手段48
を構成する第1から第5の3入力アンド79、80、8
1、82、83のそれぞれの1つ目の入力端子とに接続
し、第1の2入力アンド68の出力は、周波数調整手段
48を構成するダウンカウンタ70のクロック端子に接
続ている。
【0066】周波数調整手段48を構成する第3のDF
F71のデータ端子は、第3のDFF71の反転出力に
接続し、第3のDFF71のクロック端子は、ダウンカ
ウンタ70のゼロ出力に接続し、第3のDFF71の出
力は次段の第4のDFF72のデータ端子に接続してい
る。
【0067】第4から第8のDFF72、73、74、
75、76のクロック端子は、図1に示す時計出力手段
4が出力する第1のクロック信号43に接続している。
【0068】第4のDFF72の出力は、次段の第5の
DFF73のデータ端子と第1の3入力アンド79の2
つ目の入力端子とに接続している。
【0069】第5のDFF73の出力は、次段の第6の
DFF74のデータ端子と第2の3入力アンド80の2
つ目の入力端子とインバータの入力端子とに接続し、イ
ンバータの出力である第5のDFF73の反転出力は第
1の3入力アンド79の3つ目の入力端子に接続してい
る。
【0070】第6のDFF74の出力は、次段の第7の
DFF75のデータ端子と第3の3入力アンド81の2
つ目の入力端子とインバータの入力端子とに接続し、イ
ンバータの出力である第6のDFF74の反転出力は第
2の3入力アンド80の3つ目の入力端子に接続してい
る。
【0071】第7のDFF75の出力は、次段の第8の
DFF76のデータ端子と、第4の3入力アンド82の
2つ目の入力端子と、インバータの入力端子と、昇圧制
御回路47を構成する第2の2入力アンド77の1つ目
の入力端子と、第2のSRFF69のセット端子とに接
続し、インバータの出力である第7のDFF75の反転
出力は、第3の3入力アンド81の3つ目の入力端子
と、第5の3入力アンド83の2つ目の入力端子と、昇
圧制御回路47を構成する第3の2入力アンド78の1
つ目の入力端子とに接続している。
【0072】第8のDFF76の出力は、第5の3入力
アンド83の3つ目の入力端子とインバータの入力端子
とに接続し、インバータの出力である第8のDFF76
の反転出力は第4の3入力アンド82の3つ目の入力端
子に接続している。
【0073】第1の3入力アンド79の出力は、アップ
ダウン制御回路45を構成する第1のSRFF50のリ
セット端子に接続し、第2の3入力アンド80の出力は
電圧検出制御信号18を介して、図5に示す電圧検出回
路11お構成するNMOST39の制御端子に接続して
いる。
【0074】第3の3入力アンド81の出力は、アップ
ダウン制御回路45を構成するアップダウンカウンタ5
1のクロック端子に接続し、第4の3入力アンド82と
第5の3入力アンド83との出力は、3入力オア67に
2つ目と3つ目の入力端子に接続している。
【0075】3入力オア67の出力は、ダウンカウンタ
70のイネーブル端子に接続し、ダウンカウンタ70の
4ビットのデータ入力端子は、アップダウン制御回路4
5を構成するアップダウンカウンタ51の4ビットの出
力と、第1の4入力アンド56のそれぞれの入力端子
と、上位3ビットがインバータで反転した信号が接続す
る第2の4入力アンド57に接続している。
【0076】アップダウン制御回路45を構成する第1
のSRFF50のセット端子は、図5に示す電圧検出回
路11の出力である検出信号19が接続し、第1のSR
FF50の出力は、アップダウンカウンタ51のアップ
ダウン端子に接続している。
【0077】第1の4入力アンド56の出力は、2入力
オア54の1つ目の入力端子と、第2のTBB59のイ
ネーブル端子とに接続し、第2の4入力アンド57の出
力は、2入力オア54の2つ目の入力端子と、第3のT
BB60のイネーブル端子とに接続している。
【0078】2入力オア54の出力は、2入力ノア52
の2つ目の入力端子に接続し、2入力ノア52の出力は
アップダウンカウンタ51のロード端子に接続してい
る。
【0079】第1のTBB58と第2のTBB59と第
3のTBB60との4ビットの出力は、それぞれ接続し
アップダウンカウンタ51の4ビットのデータ端子に接
続している。
【0080】ここで用いる第1のTBB58はイネーブ
ル端子に”ハイ”の信号が入力するとヘキサの”7”を
出力し、第2のTBB59はイネーブル端子に”ハイ”
の信号が入力するとヘキサの”E”を出力し、第3のT
BB60はイネーブル端子に”ハイ”の信号が入力する
とヘキサの”2”を出力するトライステートバッファで
ある。
【0081】昇圧制御回路47を構成する第2のSRF
F69の出力は、第2の2入力アンド77と第3の2入
力アンド78との2つ目の入力端子にそれぞれ接続し、
第2の2入力アンド77の出力は、第1の昇圧制御信号
41を介して、図2に示す昇圧手段2に接続し、第3の
2入力アンド78の出力は、第2の昇圧制御信号42を
介して、図2に示す昇圧手段2に接続している。
【0082】アップダウン制御回路45を構成する第2
のTBB59は、アップダウンカウンタ51のカウント
が上限のヘキサの”F”になったときにオバーフローし
ないように、アップダウンカウンタ51のデータをヘキ
サの”E”に戻すためのものである。
【0083】またアップダウン制御回路45を構成する
第3のTBB60は、アップダウンカウンタ51のカウ
ントが下限のヘキサの”1”になったときにオバーフロ
ーしないように、アップダウンカウンタ51のデータを
ヘキサの”2”に戻すためのものである。
【0084】次に、本発明の実施例における電子時計の
充電方法について図を用いて説明する。
【0085】図7は本発明の実施例における電子時計の
起動時の制御手段の信号の様子を示す波形図である。
【0086】まず、図1に示す電源1の熱電式発電器の
熱極と冷極とに温度差が発生すると電圧が発生し、昇圧
手段2と逆流防止ダイオード6のカソード端子とに負の
1〜2ボルト程度の電圧を供給する。
【0087】電圧発生直前の逆流防止ダイオード6のア
ノード端子は、ほぼ電源1の高電位側のグランド電位に
なっているが、逆流防止ダイオーダド6のカソード端子
に負の1〜2ボルト程度の電圧が発生すると、逆流防止
ダイオード6は順方向バイアスされて導通し、アノード
端子にカソード端子とほぼ等しい電圧が発生する。
【0088】逆流防止ダイオード6のアノード端子にカ
ソード端子とほぼ等しい電圧が発生すると、蓄積手段3
と時計出力手段4と制御手段5との電源端子が接続する
昇圧電圧信号9には、負の1〜2ボルト程度の電圧が発
生する。
【0089】しかしこの時、時計手段4や制御手段5は
まだ動作を始めていないため、昇圧手段2も昇圧動作を
始めていない。
【0090】また、時計出力手段4の電源端子に負の1
〜2ボルト程度の電圧が供給されると、時計出力手段4
は動作を開始する。これにともなって一定時間後に、時
計出力手段4は第1のクロック信号43に比較的周波数
の高い第1のクロック信号と、第2のクロック信号44
に比較的周波数の低い第2のクロック信号とを出力す
る。本発明の実施例では第1のクロック信号は第2のク
ロック信号の4倍の周波数を用いている。
【0091】一方、制御手段5の電源端子に負の1〜2
ボルト程度の電圧が供給されると、図6に示す制御手段
5を構成する信号発生回路12のシステムリセット回路
49が動作して、図7に示すようにシステムリセット信
号はクロック信号より前に発生する。
【0092】図7に示すように、システムリセット信号
が発生すると、システムリセット信号は、禁止回路46
を構成する第1のDFF64と第2のDFF65と、周
波数調整回路48を構成する第4から第8のDFF7
2、73、74、75、76と、昇圧制御回路47を構
成する第2のSRFF69とのリセット端子に作用し、
それぞれの出力を”ロウ”にし、また周波数調整回路4
8を構成する第3のDFF71のセット端子に作用し、
第3のDFF71の出力を”ハイ”にする。
【0093】昇圧制御回路47を構成する第2のSRF
F69の出力が”ロウ”になると、第2の2入力アンド
77と第3の2入力アンド78との出力である第1の昇
圧制御信号41と第2の昇圧制御信号42とは”ロウ”
になる。
【0094】第1の昇圧制御信号41と第2の昇圧制御
信号42とが”ロウ”になると、図2に示す昇圧手段2
を構成する第1の昇圧回路15と第2の昇圧回路16と
は、どちらも動作せず昇圧手段2の出力である昇圧電圧
信号9には、電源1が発生した負の1〜2ボルト程度の
電圧出力されたままである。
【0095】またシステムリセット信号は、アップダウ
ン制御回路45を構成する第1のTBB58のイネーブ
ル端子に作用し、第1のTBB58はアップダウンカウ
ンタ51の4ビットのデータ端子にヘキサの”7”を出
力する。
【0096】また同時にシステムリセット信号は、アッ
プダウン制御回路45を構成する2入力ノア52を介し
てアップダウンカウンタ51のロード端子に作用し、ア
ップダウンカウンタ51の4ビットの出力は、ヘキサ
の”7”を周波数調整手段48を構成するダウンカウン
タ70の4ビットのデータ端子に出力する。
【0097】さらにシステムリセット信号は、周波数調
整手段48を構成する3入力オア67を介してダウンカ
ウンタ70のイネーブル端子に作用し、ダウンカウンタ
70をヘキサの”7”にプリセットして、ダウンカウン
タ70の出力を”ロウ”にする。
【0098】次にシステムリセット信号が発生した後、
一定時間後に、時計出力手段4は第1のクロック信号と
第2のクロック信号とを出力する。
【0099】周波数調整回路48を構成する第4から第
8のDFF72、73、74、75、76は、第1のク
ロック信号43が接続しており、また第3のDFF71
の出力は”ハイ”であるので、第4から第8のDFF7
2、73、74、75、76の出力は、第1のクロック
信号43の1周期分ずつシフトして”ハイ”になり、第
4から第8のDFF72、73、74、75、76はシ
フトレジスタとして動作する。
【0100】また時計出力手段4が出力する第2のクロ
ック信号44は、禁止回路46を構成する第1のDFF
64と第2DFF65とのクロック端子に入力すること
で、2入力ナンド66の出力は、システムリセット信号
で制御手段5がリセットされた直後の第2のクロック信
号44の1周期分のだけ”ロウ”になる。
【0101】また禁止回路46を構成する第1の2入力
アンド68は、第2のクロック信号44と2入力ナンド
66の出力とを入力しているため、システムリセット信
号で制御手段5がリセットされた直後だけ、第2のクロ
ック信号44の最初の1周期分だけ削除された信号を、
周波数調整回路48を構成するダウンカウンタ70のク
ロック端子に出力する。
【0102】また周波数調整回路48を構成する第1か
ら第4の3入力アンド79、80、81、82は、第4
から第7のDFF72、73、74、75の出力と、第
5から第8のDFF73、74、75、76の反転出力
と、禁止回路46を構成する2入力ナンド66の出力と
を入力しているため、2入力ナンド66の出力が”ハ
イ”で、第4から第8のDFF72、73、74、7
5、76の出力が”ハイ”の時に、”ハイ”の信号を出
力する。
【0103】第4から第8のDFF72、73、74、
75、76が前述のようにシフトレジスタとして動作す
ることから、第1から第4の3入力アンド79、80、
81、82は、第4から第7のDFF72、73、7
4、75の出力が”ハイ”に反転するときに、第1のク
ロック信号43の1周期分”ハイ”のパルスを出力す
る。
【0104】しかし、システムリセット信号で制御手段
5がリセットされた直後は、禁止回路46を構成する2
入力ナンド66の出力は”ロウ”になっているので、第
1から第4の3入力アンド79、80、81、82は、
パルスを出力しない。
【0105】また第7のDFF75の出力が”ハイ”に
なると、昇圧制御回路47を構成する第2のSRFF6
9の出力は”ハイ”になり、第2の2入力アンド77の
出力である第1の昇圧制御信号41は”ハイ”になり、
第3の2入力アンド78の出力である第2の昇圧制御信
号42は”ロウ”になり、図2に示す昇圧手段2を構成
する第1の昇圧回路15を充電状態にし、第2の昇圧回
路16を放電状態にする。
【0106】ダウンカウンタ70のクロック端子には、
禁止回路46を構成する第1の2入力アンド68の出力
が入力しているので、ダウンカウンタ70はダウンカウ
ントを開始する。
【0107】ダウンカウンタ70の出力は、内部カウン
タの出力がすべて”ロウ”になると”ロウ”から”ハ
イ”に反転し、ダウンカウンタ70の出力が”ハイ”に
なると、第3のDFF71の出力は”ロウ”になり、す
ると第4から第8のDFF72、73、74、75、7
6の出力は、第1のクロック信号43の1周期分ずつシ
フトして”ロウ”になる。
【0108】第5の3入力アンド83は、第7のDFF
75の反転出力と第8のDFF76の出力とが入力して
いるので、第7のDFF75の出力が”ロウ”に反転す
るときに、第1のクロック信号43の1周期分”ハイ”
のパルスを、3入力オア67を介してダウンカウンタ7
0のイネーブル端子に出力する。
【0109】ダウンカウンタ70はイネーブル端子に”
ハイ”の信号が入力すると、システムリセット時のヘキ
サの”7”の値を内部のカウンタにプリセットし、ダウ
ンカウンタ70の出力を”ロウ”にする。
【0110】また第7のDFF75の出力が”ロウ”に
なると、昇圧制御回路47を構成する第2の2入力アン
ド77の出力である第1の昇圧制御信号41は”ロウ”
になり、第3の2入力アンド78の出力である第2の昇
圧制御信号42は”ハイ”になり、図2に示す昇圧手段
2を構成する第1の昇圧回路15を放電状態にし、第2
の昇圧回路16を充電状態にして図1に示す蓄積手段3
を充電する。
【0111】ダウンカウンタ70はクロック端子に入力
する信号によって、ダウンカウントを再度開始し、内部
カウンタの出力がすべて”ロウ”になると、ダウンカウ
ンタ70の出力は”ロウ”から”ハイ”に反転し、ダウ
ンカウンタ70の出力が”ハイ”になると、第3のDF
F71の出力は”ハイ”になり、すると第4から第8の
DFF72、73、74、75、76の出力は、第1の
クロック信号43の1周期分ずつシフトして”ハイ”に
なる。
【0112】このとき禁止回路46を構成する2入力ナ
ンド66の出力は”ハイ”になっているので、第1から
第4の3入力アンド79、80、81、82は、第1の
クロック信号43の1周期分のパルス信号を順番に出力
する。
【0113】第1の3入力アンド79の出力は、アップ
ダウン制御回路45を構成する第1のSRFF50のリ
セット端子に入力し、第1のSRFF50の出力を”ロ
ウ”にし、アップダウンカウンタ51をアップカウンタ
にセットする。
【0114】第2の3入力アンド80の出力は、図5に
示す電圧検出制御信号18として電圧検出回路11を構
成するNMOST39のゲート端子に入力して、NMO
ST39を導通することで、図2に示す昇圧手段2の第
2の昇圧回路16を構成する第1の容量22に蓄積して
いる電圧を、2つの抵抗37と38とで分圧し、その電
圧をコンパレータ40の反転入力端子に入力し、基準電
圧発生回路10が出力する基準電圧と比較して、検出信
号19をアップダウン制御回路45を構成する第1のS
RFF50のセット端子に入力している。
【0115】図7に示す波形図では図示していないが、
検出信号19は”ロウ”を出力し、第1のSRFF50
の出力も”ロウ”になり、アップダウンカウンタ51を
アップカウンタにセットしている。
【0116】第3の3入力アンド81の出力は、アップ
ダウン制御回路45を構成するアップダウンカウンタ5
1のクロック端子に入力し、アップダウンカウンタ51
の出力をヘキサの”8”する。
【0117】第4の3入力アンド82の出力は、3入力
オア67を介してダウンカウンタ70のイネーブル端子
に入力し、アップダウンカウンタ51が出力するヘキサ
の”8”をダウンカウンタ70の内部のカウンタにプリ
セットする。
【0118】また第7のDFF75の出力が”ハイ”に
なると、昇圧制御回路47を構成する第2のSRFF6
9の出力は”ハイ”になり、第2の2入力アンド77の
出力である第1の昇圧制御信号41は”ハイ”になり、
第3の2入力アンド78の出力である第2の昇圧制御信
号42は”ロウ”になり、図2に示す昇圧手段2を構成
する第1の昇圧回路15を充電状態にし、第2の昇圧回
路16を放電状態にして図1に示す蓄積手段3を充電す
る。
【0119】上記記載のような動作を繰り返すことで、
第2の3入力アンド80が出力する電圧検出制御信号1
8で、昇圧手段2の第2の昇圧回路16を構成する第1
の容量22の電圧と、基準電圧発生回路10が出力する
基準電圧とを、電圧検出回路11を構成するコンパレー
タ40で比較し、その結果をアップダウン制御回路45
を構成するアップダウンカウンタ51に設定して、昇圧
手段2の第1の昇圧回路15と第2の昇圧回路16とを
構成する容量の充放電の時間を制御している。
【0120】図8は本発明の実施例における電子時計の
制御手段の信号の様子を示す波形図である。
【0121】図8(a)と図8(b)とに示す波形図
は、図6に示す周波数調整回路48を構成する第1の3
入力アンド79の出力であるアップダウン制御信号と、
第2の3入力アンド80の出力である電圧検出制御信号
18と、3入力オア67の出力であるイネーブル信号
と、第3の3入力アンド81の出力であるアップダウン
制御回路45を構成するアップダウンカウンタ51のク
ロック信号と、アップダウンカウンタ51のアップダウ
ン信号と、昇圧制御回路47を構成する第2の2入力ア
ンド77の出力である第1の昇圧制御信号41と、第3
の2入力アンド78の出力である第2の昇圧制御信号4
2とを示している。
【0122】図8(a)は充放電の時間が長くなる様子
を示す波形図であり、図8(b)は充放電の時間が短く
なる様子を示す波形図である。
【0123】図8(a)に示す波形図は、周波数調整回
路48を構成する第2の3入力アンド80が電圧検出制
御信号18を出力する時に、図2に示す昇圧手段2の第
2の昇圧回路16を構成する第1の容量22の電圧が、
図5に示す基準電圧発生回路10が出力する基準電圧よ
り、絶対値で小さいときの波形図である。
【0124】図8(a)に示す波形図は、図5に示す電
圧検出回路11を構成するコンパレータ40は常に”ロ
ウ”を出力し、図6に示すアップダウン制御回路45を
構成する第1のSRFF50も常に”ロウ”を出力し、
アップダウンカウンタ51を常にアップカウンタにセッ
トしている時の波形図である。
【0125】したがって、第1の昇圧制御信号41と第
2の昇圧制御信号42とは、第2のクロック信号44の
1周期分ずつ波形が増加している。
【0126】図8(b)に示す波形図は、周波数調整回
路48を構成する第2の3入力アンド80が電圧検出制
御信号18を出力する時に、図2に示す昇圧手段2の第
2の昇圧回路16を構成する第1の容量22の電圧が、
図5に示す基準電圧発生回路10が出力する基準電圧よ
り、絶対値で大きいときの波形図である。
【0127】図8(b)に示す波形図は、図5に示す電
圧検出回路11を構成するコンパレータ40は、電圧検
出制御信号18が出力されたときに”ハイ”を出力し、
図6に示すアップダウン制御回路45を構成する第1の
SRFF50も、電圧検出制御信号18が出力されたと
きに”ハイ”を出力し、アップダウンカウンタ51を常
にダウンカウンタにセットしている時の波形図である。
【0128】したがって、第1の昇圧制御信号41と第
2の昇圧制御信号42とは、第2のクロック信号44の
1周期分ずつ波形が減少している。
【0129】図9は本発明の実施例における電子時計の
電源の発生電圧の変動にともなう充放電の様子を示す波
形図である。
【0130】図9(a)と図9(b)とに示す波形図
は、図6に示す周波数調整回路48を構成する第1の3
入力アンド79の出力であるアップダウン制御信号と、
昇圧制御回路47を構成する第2の2入力アンド77の
出力である第1の昇圧制御信号41と、第3の2入力ア
ンド78の出力である第2の昇圧制御信号42と、第2
の3入力アンド80の出力である電圧検出制御信号18
と、図2に示す昇圧手段2の第2の昇圧回路16を構成
する第1の容量22の容量出力信号17と示している。
【0131】図9(a)は電源の発生電圧が低いときに
安定動作をしている様子を示す波形図であり、図9
(b)は電源の発生電圧が高いときに安定動作をしてい
る様子を示す波形図である。
【0132】図9(a)に示す波形図は、電源1の発生
電圧が低いため、第2の昇圧回路16を構成する第1の
容量22の容量出力信号17の電圧もゆっくり充電する
ために、基準電圧発生回路10が出力する基準電圧信号
13の電圧に達する間での時間が長くなっている様子を
示している。
【0133】図9(b)に示す波形図は、電源1の発生
電圧が高いため、第2の昇圧回路16を構成する第1の
容量22の容量出力信号17の電圧も速やかに充電する
ために、基準電圧発生回路10が出力する基準電圧信号
13の電圧に達する間での時間が短くなっている様子を
示している。
【0134】以上のように、図2に示す昇圧手段2の第
1の昇圧回路15と第2の昇圧回路16とを交互に充電
と放電とを繰り返し、第2の昇圧回路16を構成する第
1の容量22の充電電圧を制御手段5を構成する電圧検
出回路11で検出して、信号発生回路12によって昇圧
を制御する第1の昇圧制御信号41と第2の昇圧制御信
号42との周期あるいは周波数を増減することによっ
て、第1の昇圧回路15と第2の昇圧回路16との第1
の容量22と第2の容量23とを直列に接続して交互に
蓄積手段3に供給することができる。
【0135】また蓄積手段3に充電される充電電圧が増
加すると、逆流防止ダイオード6は逆バイアスされてカ
ットオフし、時計出力手段4と電源1の低電位側である
電源電圧とは電気的に分離し、時計出力手段4の駆動エ
ネルギーはすべて蓄積手段3から供給されることにな
る。
【0136】本発明の蓄積手段3は、二次電池、特に正
極にリチウム・マンガン複合酸化物、負極にリチウム・
チタン酸化物を用いたチタンリチウムイオン二次電池を
使用する。チタンリチウムイオン二次電池は直径6.8
mm、厚さ2.1mm、公称電圧1.5ボルト、電気容
量1.2mAhであり、電池交換不要な電子時計に最適
な蓄積手段である。
【0137】チタンリチウムイオン二次電池の電気容量
は充電電圧に大きく依存し、電圧1.5ボルトから2.
6ボルトが適しており、この範囲に充電電圧が入るよう
に制御手段5の昇圧制御出力の周期あるいは周波数を変
化して昇圧手段2を制御する。
【0138】本発明の蓄積手段3は、二次電池の他に、
電気二重層容量等充電可能なものを使用することも可能
である。電気二重層を採用するときは、充電にともなっ
て電圧が上昇していくので、昇圧手段の充電電圧を増加
させるために抵抗37、38の抵抗値を変えた分圧比の
異なる分圧器を切り替えて用いる。
【0139】本発明の実施例では、制御手段5の電圧検
出回路11の昇圧手段2の昇圧回路の充電電圧の検出レ
ベルを1レベル設定して、蓄積手段3への充電電圧を制
御しているが、昇圧手段2の検出電圧を2レベル設定し
て、蓄積手段3への充電電圧の上限と下限を設定するこ
とで、下限から昇圧動作を開始して、上限で昇圧の周期
の制御することも可能である。
【0140】また本発明の実施例での昇圧手段2は2つ
の昇圧回路で構成しているが、3つ以上の昇圧回路で構
成し、蓄積手段3への充電にはその内の1つの昇圧回路
の第1の容量22と第2の容量23と直列に接続して充
電用に用い、その他の昇圧回路は電源1から第1の容量
22と第2の容量23とを並列に接続して充電する事で
効率をより上げることが可能となる。
【0141】また本発明の実施例では、制御手段5のア
ップダウン制御回路45を構成する第1から第3のTB
B58、59、60は、記憶素子として例えばMONO
SやNMOSやフラッシュROMなどの不揮発性のメモ
リ素子を用いることで、仕様に応じてデータを書き換え
ることが可能な電子時計を提供することができる。
【0142】
【発明の効果】本発明の実施例によると、少なくとも2
つの昇圧回路を有する昇圧手段の内1つの昇圧回路は充
電するために電源に接続し、他の昇圧回路は電源から分
離して蓄積手段に接続して蓄積手段を充電することで、
電源の内部抵抗の影響をなくすことができ、抵抗値の減
少と共に時定数も小さくなり、昇圧回路の充電電圧を蓄
積手段に速やかに充電することができる。
【0143】また、昇圧手段の1つの昇圧回路が内部の
容量を電源に並列に接続して充電している間、他の昇圧
回路が放電のため蓄積手段へ接続するため、蓄積手段に
は常にどれか1つの昇圧回路がによって充電されるので
蓄積手段の充電電圧の脈動は小さくなる。
【0144】さらに、昇圧手段の1つの昇圧回路を蓄積
手段への放電に用い、その他の昇圧回路は内部の容量を
電源に並列にして充電し、制御手段の信号発生回路出力
の電圧検出制御信号で充電後の昇圧回路の容量の電圧を
制御手段の基準電圧発生回路の基準電圧と電圧検出回路
で比較し、容量の電圧が基準値以上になると、信号発生
回路の昇圧制御出力の周期を短く、あるいは周波数を高
くし、容量の電圧が基準値以下になると、昇圧制御出力
の周期を長く、あるいは周波数を低くして蓄積手段への
充電電圧をほぼ一定に保つことが可能である。
【0145】さらに、昇圧手段の1つの昇圧回路を蓄積
手段への放電に用い、その他の昇圧回路は内部の容量を
電源に並列にして充電し、制御手段の信号発生回路出力
の電圧検出制御信号で充電後の昇圧回路の容量の電圧を
制御手段の基準電圧発生回路の基準電圧と電圧検出回路
で比較し、容量の電圧が基準値以上になると、信号発生
回路の昇圧制御出力の周期を短くし、容量の電圧が基準
値以下になると、昇圧制御出力の周期を長くして蓄積手
段への充電電圧を最適な値に設定できるため充電効率を
高くすることが可能である。
【0146】したがって、比較的低い発生電圧で、発生
電力も小さく、内部抵抗の大きい熱電式発電のような電
力をエネルギー源とする電源を用いても、本発明の実施
例のような充電効率の良い昇圧回路を用いる電子時計を
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における電子時計の回路構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例における電源と昇圧手段との内
部構成を示す回路図である。
【図3】本発明の実施例における昇圧手段の第1の昇圧
回路を充電し、第2の昇圧回路を放電する様子を示す図
である。
【図4】本発明の実施例における昇圧手段の第1の昇圧
回路を放電し、第2の昇圧回路を充電する様子を示す図
である。
【図5】本発明の実施例における電子時計に用いる制御
手段の構成を示す回路図である。
【図6】本発明の実施例における電子時計の制御手段を
構成する信号発生回路の内部構成を示す回路図である。
【図7】本発明の実施例における電子時計の起動時の制
御手段の信号の様子を示す波形図である。
【図8】本発明の実施例における電子時計の制御手段の
信号の様子を示す波形図である。
【図9】本発明の実施例における電子時計の電源の発生
電圧の変動にともなう充放電の様子を示す波形図であ
る。
【図10】従来例の昇圧回路の回路構成を示す回路図で
ある。
【図11】従来例の昇圧回路の各々の容量に電荷を蓄積
する様子を示す等価回路である。
【図12】従来例の昇圧回路の昇圧出力容量に電荷を蓄
積する様子を示す等価回路である。
【符号の説明】
1 電源 2 昇圧手段 3 蓄積手段 4 時計出力手段 5 制御手段 6 逆流防止ダイオード 7 グランド信号 8 電源電圧信号 9 昇圧電圧信号 17 容量出力信号 41 第1の昇圧制御信号 42 第2の昇圧制御信号 43 第1のクロック信号 44 第2のクロック信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部エネルギーにより電圧を発生する電
    源と、電源が出力する電圧を昇圧して昇圧電圧を出力す
    る昇圧電圧信号と容量出力信号とを出力する昇圧手段
    と、昇圧手段が出力する昇圧電圧を充電する蓄積手段
    と、クロック信号を出力する時計出力手段と、時計出力
    手段が出力するクロック信号と昇圧手段が出力する容量
    出力信号とにより昇圧手段の充放電の周期を制御する制
    御手段と、逆流防止ダイオードとを有し、電源の電源電
    圧信号は昇圧手段の電源端子と逆流防止ダイオードのカ
    ソード端子に接続し、昇圧手段の昇圧電圧信号は蓄積手
    段と時計出力手段と制御手段との電源端子と逆流防止ダ
    イオードのアノード端子とに接続し、昇圧手段の容量出
    力信号は制御手段の電圧比較端子に接続し、時計出力手
    段のクロック信号は制御手段のクロック入力端子に接続
    し、制御手段の昇圧制御信号は昇圧手段に接続している
    ことを特徴とする電子時計。
  2. 【請求項2】 外部エネルギーにより電圧を発生する電
    源と、第1の容量と第2の容量とを有し順番に充放電を
    繰り返す少なくとも2つ以上の昇圧回路で構成し電源が
    出力する電圧を昇圧して昇圧電圧を出力する昇圧電圧信
    号と第1の容量の容量出力信号とを出力する昇圧手段
    と、昇圧手段が出力する昇圧電圧を充電する蓄積手段
    と、クロック信号を出力する時計出力手段と、時計出力
    手段が出力するクロック信号と昇圧手段が出力する容量
    出力信号とにより昇圧手段の充放電の周期を制御する制
    御手段と、逆流防止ダイオードとを有することを特徴と
    する電子時計。
  3. 【請求項3】 外部エネルギーにより電圧を発生する電
    源と、第1の容量と第2の容量とを有し順番に充放電を
    繰り返す少なくとも2つ以上の昇圧回路で構成し電源が
    出力する電圧を昇圧して昇圧電圧を出力する昇圧電圧信
    号と第1の容量の容量出力信号とを出力する昇圧手段
    と、昇圧手段が出力する昇圧電圧を充電する蓄積手段
    と、クロック信号を出力する時計出力手段と、基準電圧
    を出力する基準電圧発生回路と、基準電圧と容量出力信
    号の電圧とを比較して検出信号を出力する電圧検出回路
    と、検出信号とクロック信号とにより昇圧制御信号を出
    力する信号発生回路とで構成し時計出力手段が出力する
    クロック信号と昇圧手段が出力する容量出力信号とによ
    り昇圧手段の充放電の周期を制御する制御手段と、逆流
    防止ダイオードとを有することを特徴とする電子時計。
  4. 【請求項4】 外部エネルギーにより電圧を発生する電
    源と、第1の容量と第2の容量とを有し順番に充放電を
    繰り返す少なくとも2つ以上の昇圧回路で構成し電源が
    出力する電圧を昇圧して昇圧電圧を出力する昇圧電圧信
    号と第1の容量の容量出力信号とを出力する昇圧手段
    と、昇圧手段が出力する昇圧電圧を充電する蓄積手段
    と、クロック信号を出力する時計出力手段と、基準電圧
    を出力する基準電圧発生回路と、基準電圧と容量出力信
    号の電圧とを比較して検出信号を出力する電圧検出回路
    と、検出信号によって昇圧制御信号の周期を決定するア
    ップダウン制御回路とアップダウン制御回路が決定する
    周期に沿って動作する周波数調整回路と周波数調整回路
    の出力により昇圧制御信号を出力する昇圧制御回路を有
    する信号発生回路とで構成する制御手段と、逆流防止ダ
    イオードとを有することを特徴とする電子時計。
  5. 【請求項5】 外部エネルギーにより電圧を発生する電
    源と、第1の容量と第2の容量とを有し順番に充放電を
    繰り返す少なくとも2つ以上の昇圧回路で構成し昇圧電
    圧信号と第1の容量の容量出力信号とを出力する昇圧手
    段と、昇圧手段が出力する昇圧電圧を充電する蓄積手段
    と、クロック信号を出力する時計出力手段と、基準電圧
    を出力する基準電圧発生回路と、基準電圧と容量出力信
    号の電圧とを比較して検出信号を出力する電圧検出回路
    と、検出信号とクロック信号とにより昇圧制御信号を出
    力する信号発生回路とで構成する制御手段と、逆流防止
    ダイオードとを有し、基準電圧と容量出力信号の電圧と
    を比較する検出信号とクロック信号とのタイミングによ
    り周期が増減する昇圧制御信号を昇圧手段に出力し、そ
    の昇圧制御信号により1つの昇圧回路の容量を直列にし
    て蓄積手段を放電し、その他の昇圧回路は内部の容量を
    電源に並列にして充電すること順番に行うこを特徴とす
    る電子時計の充電方法。
  6. 【請求項6】 外部エネルギーにより電圧を発生する電
    源と、第1の容量と第2の容量とを有し順番に充放電を
    繰り返す少なくとも2つ以上の昇圧回路で構成し昇圧電
    圧信号と第1の容量の容量出力信号とを出力する昇圧手
    段と、昇圧手段が出力する昇圧電圧を充電する蓄積手段
    と、クロック信号を出力する時計出力手段と、基準電圧
    を出力する基準電圧発生回路と、検出信号を出力する電
    圧検出回路と、昇圧制御信号の周期を決定するアップダ
    ウン制御回路とアップダウン制御回路が決定する周期に
    沿って動作する周波数調整回路と周波数調整回路の出力
    により昇圧制御信号を出力する昇圧制御回路を有する信
    号発生回路とで構成する制御手段と、逆流防止ダイオー
    ドとを有し、基準電圧と容量出力信号の電圧とを比較す
    る検出信号とクロック信号とによりアップダウン制御回
    路の昇圧制御信号の周期を決定し、周波数調整回路はア
    ップダウン制御回路が決定する周期に沿って動作し、昇
    圧制御回路から周期が増減する昇圧制御信号を昇圧手段
    に出力し、その昇圧制御信号により1つの昇圧回路の容
    量を直列にして蓄積手段を放電し、その他の昇圧回路は
    内部の容量を電源に並列にして充電すること順番に行う
    こを特徴とする電子時計の充電方法。
JP7252153A 1995-09-29 1995-09-29 電子時計とその充電方法 Pending JPH0996686A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7252153A JPH0996686A (ja) 1995-09-29 1995-09-29 電子時計とその充電方法
DE19638616A DE19638616C2 (de) 1995-09-29 1996-09-20 Elektronische Uhr und Verfahren zum Betreiben der elektronischen Uhr
US08/718,900 US5798985A (en) 1995-09-29 1996-09-24 Electronic watch and method of driving the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7252153A JPH0996686A (ja) 1995-09-29 1995-09-29 電子時計とその充電方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0996686A true JPH0996686A (ja) 1997-04-08

Family

ID=17233227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7252153A Pending JPH0996686A (ja) 1995-09-29 1995-09-29 電子時計とその充電方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5798985A (ja)
JP (1) JPH0996686A (ja)
DE (1) DE19638616C2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1378987A2 (en) 1997-07-22 2004-01-07 Seiko Instruments Inc. Electronic apparatus
US7327638B2 (en) 2002-09-24 2008-02-05 Citizen Holdings Co., Ltd. Electronic timepiece

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DK0848842T3 (da) 1996-06-26 1999-11-08 Konrad Schafroth Urværk
JPH11288319A (ja) * 1998-01-28 1999-10-19 Seiko Instruments Inc 電子機器
DE69942496D1 (de) * 1998-09-22 2010-07-22 Seiko Epson Corp Elektronisch kontrolliertes Uhrwerk und Energiespeisesteuerungsmethod dafür
DE69941484D1 (de) * 1999-01-06 2009-11-12 Seiko Epson Corp Elektronische vorrichtung und verfahren um die elektrosnische vorrichtung anzusteuern
JP3627724B2 (ja) * 2002-06-12 2005-03-09 セイコーエプソン株式会社 計時装置および計時装置の制御方法
JP2009022093A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Ricoh Co Ltd 多出力電源装置
JP2012073224A (ja) * 2010-09-03 2012-04-12 Seiko Instruments Inc 電子機器、電子機器の制御方法及び電子機器の制御プログラム
CN106160038B (zh) * 2015-03-31 2018-11-09 鸿富锦精密工业(武汉)有限公司 充电电路
DE102017204044A1 (de) 2017-02-14 2018-08-16 Ellenberger & Poensgen Gmbh Verfahren und Spannungsvervielfacher zur Wandlung einer Eingangsspannung sowie Trennschaltung

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4860227A (ja) * 1971-12-03 1973-08-23
GB1364618A (en) * 1971-12-03 1974-08-21 Seiko Instr & Electronics Voltage boosters
JPS5095744A (ja) * 1973-12-25 1975-07-30
JPS5363057A (en) * 1976-11-18 1978-06-06 Seiko Epson Corp Electronic wristwatch
US4634953A (en) * 1984-04-27 1987-01-06 Casio Computer Co., Ltd. Electronic equipment with solar cell
JP2622540B2 (ja) * 1985-04-10 1997-06-18 セイコーエプソン株式会社 電子時計
WO1989006834A1 (en) * 1988-01-25 1989-07-27 Seiko Epson Corporation Electronic wrist watch with power generator
KR950001429Y1 (ko) * 1988-01-25 1995-03-06 세이꼬 엡슨 가부시끼가이샤 발전장치 부착 전자 팔목시계
JP3000633B2 (ja) * 1990-07-18 2000-01-17 セイコーエプソン株式会社 電子機器
JPH0481754A (ja) * 1990-07-24 1992-03-16 Fujitsu Ltd フォトツール用欠陥確認装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1378987A2 (en) 1997-07-22 2004-01-07 Seiko Instruments Inc. Electronic apparatus
EP1378987A3 (en) * 1997-07-22 2005-04-13 Seiko Instruments Inc. Electronic apparatus
US7327638B2 (en) 2002-09-24 2008-02-05 Citizen Holdings Co., Ltd. Electronic timepiece
CN100422879C (zh) * 2002-09-24 2008-10-01 西铁城控股株式会社 电子时钟、电子设备和启动方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE19638616C2 (de) 1999-03-25
DE19638616A1 (de) 1997-05-15
US5798985A (en) 1998-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7208997B2 (en) Charge pump power supply circuit
KR850000814B1 (ko) 저소비전력 전자회로(低消費電力電子回路)
JPH06237575A (ja) 半導体icチップ内蔵用の降圧回路
KR20050070110A (ko) 용량성 전하 펌프
JPH0996686A (ja) 電子時計とその充電方法
US20070182495A1 (en) Oscillator systems and methods
US6833745B2 (en) Signal generator for charge pump in an integrated circuit
US6327127B1 (en) Electronic instrument
KR101343305B1 (ko) 전하 펌프 제어기 및 그것을 위한 방법
US7535269B2 (en) Multiplier circuit
JP3205756B2 (ja) 電子機器
KR100295768B1 (ko) 전자시계
JP2003339156A (ja) 昇圧回路
WO1981001923A1 (en) Low power cmos oscillator
JP3810316B2 (ja) 周波数逓倍回路
KR0168079B1 (ko) 클럭발생장치
EP0075129B1 (en) Voltage dropping or voltage increasing electronic circuit
JP2001189645A (ja) 制御発振システムとその方法
JP3765562B2 (ja) 電子機器
JP4647806B2 (ja) 昇圧システム
JP2000091890A (ja) 発振回路
JPH0915352A (ja) 電子時計およびその充電方法
JP3222308B2 (ja) 電気信号遅延回路
JP3622018B2 (ja) Dc−dcコンバータ
CN113258878B (zh) 振荡器