JPH0996005A - 筋違構造 - Google Patents
筋違構造Info
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- JPH0996005A JPH0996005A JP25412195A JP25412195A JPH0996005A JP H0996005 A JPH0996005 A JP H0996005A JP 25412195 A JP25412195 A JP 25412195A JP 25412195 A JP25412195 A JP 25412195A JP H0996005 A JPH0996005 A JP H0996005A
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Abstract
する。 【解決手段】 弾性体による支持体中にチェーン体を埋
設し、その各リング間には支持体を介在させ、端部のリ
ングを支持体外に出して緩衝材を構成し、この緩衝材を
筋違の部材の端部もしくは部材間に取り付けたことを特
徴とする。
Description
築物の筋違構造に関する。
接続部を対角線方向に部材3を入れて剛構造を構成して
いる。
よると、その部材には地震等のような繰り返しの衝撃荷
重が作用した場合には、引張と圧縮が交互に作用するこ
とになるために部材には衝撃荷重が発生することにな
り、その結果、部材の取り付け個所で破損する問題があ
る。
による支持体中にチェーン体を埋設し、その各リング間
には支持体を介在させ、端部のリングを支持体外に出し
て緩衝材を構成し、この緩衝材を筋違の部材の端部もし
くは部材間に取り付けたことを特徴とする。このような
構成によると、部材にはたらく引張力および圧縮力を緩
衝材によって吸収るこができて耐震構造となる。
を用いて説明する。 第1の実施の形態 図1は筋違構造を示す説明図、図2は緩衝材の側面図で
あり、図において、4は天然ゴム、合成ゴム、合成樹脂
等の弾性体による支持体、5はこの支持体4中に埋設し
たチェーン体であり、金属製のリングを組み合わせたも
のであり、リング6とリング7とはその間に支持体4が
介在すると共にリング7とリング7との間にも支持体4
が介在し、各リング7の端部を支持体4外に突出させる
か図示する如く支持体4外の連結子8に接続して緩衝材
9を構成している。
もしくは素材に合わせた形状となっており、部材10の
端部に強固に固着できる形状であればよく、板状体に固
着用のねじ穴をあけたもの、図示の如く係止リングを突
出させたもの等どのような形状であってもよい。このよ
うにした緩衝材9は、図に示す如く、柱1と横材2の接
続部を対角線方向に入れた部材10の端部もしくは部材
間にリング7もしくは連結子8を介して介在させるもの
である。
材3に引張力が作用すると、緩衝材9の支持体4のa,
bは圧縮され、cは引張られ、また、部材3に圧縮力が
作用すると、b,cは圧縮される。このようにして圧縮
力と引張力の両方に対して緩衝機能を有し、地震のよう
な繰り返し荷重に対して緩衝効果が得られる。 第2の実施の形態 上記第1の実施の形態例は2方向に対して緩衝効果をも
たらす緩衝材を説明したが、2方向以上に対して緩衝効
果をもたらす緩衝材も考えられる。そこで本実施例は、
4方向に対応できる場合を示す。図3は筋違構造を示す
説明図、図4は緩衝材の側面図であり、図において、上
記同様に4は天然ゴム、合成ゴム、合成樹脂等の弾性体
による支持体、11はこの支持体中に埋設したチェーン
体であり、金属製のリングを組み合わせたものであり、
リング12と4方向に配置した各リング13とはその間
に支持体4が介在すると共にそれぞれ対向するリング1
3とリング13との間にも支持体4を介在させ、各リン
グ13の端部を支持体4外に突出させるか図示する如く
支持体4外の連結子14に接続して緩衝材15を構成し
ている。
造もしくは素材に合わせた形状となっており、部材10
に強固に固着できる形状であればよく、板状体に固着用
のねじ穴をあけたもの、図示の如く係止リングを突出さ
せたもの等どのような形状であってもよい。このように
した緩衝材15は、図に示す如く、柱1と横材2の接続
部を対角線方向に入れた部材10の交差部にリング13
もしくは連結子14を介して介在させるものである。
において部材10にA方向に圧縮力(引張力)が作用す
ると、B方向には引張力(圧縮力)が作用する。そこ
で、A方向に圧縮力が作用すると、b,c、B方向の引
張力に対しては、aでそれぞれ緩衝効果が得られること
になる。上記各実施例における力と変位量の関係を従来
例と比較して図5にグラフで示す。
一つのリングを配置したものを図示して説明したが、一
つのリングに限るものではなく、上記した如くチェーン
体であればよく複数のリングが連続したものでもよい。
いずれの場合にせよ各リングの間には支持体が介在させ
てある。
性体による支持体中にチェーン体を埋設し、その各リン
グ間には支持体を介在させ、端部のリングを支持体外に
出して緩衝材を構成し、この緩衝材を筋違の部材の端部
もしくは部材間に取り付けたことにより、部材にはたら
く引張力および圧縮力を緩衝させることができ、すぐれ
た耐震構造を得ることができる効果を有する。
Claims (2)
- 【請求項1】 弾性体による支持体中にチェーン体を埋
設し、その各リング間には支持体を介在させ、端部のリ
ングを支持体外に出して緩衝材を構成し、この緩衝材を
筋違の部材の端部もしくは部材間に取り付けたことを特
徴とする筋違構造。 - 【請求項2】 弾性体による支持体中にチェーン体を埋
設し、その各リング間には支持体を介在させ、端部のリ
ングを支持体外の連結子に接続して緩衝材を構成し、こ
の緩衝材を筋違の部材の端部もしくは部材間に取り付け
たことを特徴とする筋違構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25412195A JP3542670B2 (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 筋違構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25412195A JP3542670B2 (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 筋違構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0996005A true JPH0996005A (ja) | 1997-04-08 |
JP3542670B2 JP3542670B2 (ja) | 2004-07-14 |
Family
ID=17260523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25412195A Expired - Fee Related JP3542670B2 (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 筋違構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3542670B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015002032A1 (ja) * | 2013-07-03 | 2015-01-08 | 株式会社ブリヂストン | 防振構造体 |
CN104790560A (zh) * | 2015-04-27 | 2015-07-22 | 南京工业大学 | 一种装配式钢框架内填预制混凝土剪力墙结构体系 |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP25412195A patent/JP3542670B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2015002032A1 (ja) * | 2013-07-03 | 2015-01-08 | 株式会社ブリヂストン | 防振構造体 |
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EP3018381A4 (en) * | 2013-07-03 | 2016-07-13 | Bridgestone Corp | VIBRATION DAMPING STRUCTURE |
US9903433B2 (en) | 2013-07-03 | 2018-02-27 | Bridgestone Corporation | Anti-vibration structure |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3542670B2 (ja) | 2004-07-14 |
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