JPH099599A - 小型電動機 - Google Patents

小型電動機

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JPH099599A
JPH099599A JP17154295A JP17154295A JPH099599A JP H099599 A JPH099599 A JP H099599A JP 17154295 A JP17154295 A JP 17154295A JP 17154295 A JP17154295 A JP 17154295A JP H099599 A JPH099599 A JP H099599A
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stator
hall
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Yoshiaki Watanabe
吉章 渡邊
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聖 新島
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Sanwa Techno Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立作業を簡素化しつつ、磁気センサーの取
付精度を向上させることができる小型電動機を提供す
る。 【構成】 ブラシレスモーター1は、固定子2及び永久
磁石12を有する回転子4から成り、永久磁石12から
の磁界を検出して信号を出力するホールIC51と、こ
のホールIC51が接続される基板3とを備えると共
に、基板3は導電性を有する所定のパターンの金属板
と、この金属板をホールIC51が接続される接続部を
残してモールドする電気絶縁性を有するモールド材と、
金属板のモールド時にモールド材で同時に成形され、ホ
ールIC51の位置決めを行う保持部46とを有してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定子に複数相の巻線
が巻装されると共に、回転子には永久磁石を備えた回転
界磁型の小型電動機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種小型電動機、例えばブラ
シレスモーターは、例えば特開平4−26351号公報
(H02K29/00)に示される如く、複数相の巻線
が巻装された固定子内に永久磁石を備えた回転子を配設
することによりモーター本体を構成している。また、固
定子巻線のコイルエンド側には、それと離間して基板が
取り付けられ、前記巻線はこの基板に接続されて給電さ
れると共に、基板には回転子の永久磁石の磁気を検出す
るための磁気センサーが取り付けられていた。
【0003】この磁気センサーは、ホール素子或いはホ
ールICから構成されており、回転子の永久磁石からの
磁界に基づいて回転子の磁極位置を検出し、固定子の各
相の巻線への通電タイミングを決定するための信号を出
力するものである。このような磁気センサー(位置検出
センサー)は、従来では基板の配線パターンに直接半田
付けされるか、或いは、所定形状のホルダーを基板に取
り付けた後、このホルダー内に挿入して固定する構造と
されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ホール
素子又はホールIC(磁気センサー)を直に、或いは、
ホルダーを取り付けた後それに挿入する場合、磁気セン
サーの取付位置が安定せず、誤差が生じる。この磁気セ
ンサーの位置がずれると、固定子巻線への通電切り換え
タイミングがずれて回転子に加減速が発生し、電磁振動
や騒音が増大すると共に、運転効率も低下してしまう問
題があった。
【0005】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、組立作業を簡素化しつ
つ、磁気センサーの取付精度を向上させることができる
小型電動機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の小型電
動機は、固定子及び永久磁石を有する回転子から成り、
永久磁石からの磁界を検出して信号を出力する磁気セン
サーと、この磁気センサーが接続される基板とを備える
と共に、基板は導電性を有する所定の配線パターンと、
この配線パターンを磁気センサーが接続される接続部を
残してモールドする電気絶縁性を有するモールド材と、
配線パターンのモールド時にモールド材で同時に成形さ
れ、磁気センサーの位置決めを行う保持部とを有してい
るものである。
【0007】請求項2の発明の小型電動機は、固定子巻
線を有する固定子及び永久磁石を有する回転子から成
り、永久磁石からの磁界を検出して信号を出力する磁気
センサーと、この磁気センサー及び固定子巻線が接続さ
れる基板とを備えると共に、基板は導電性を有する所定
の配線パターンと、この配線パターンを磁気センサー及
び固定子巻線が接続される接続部を残してモールドする
電気絶縁性を有するモールド材と、配線パターンのモー
ルド時にモールド材で同時に成形され、磁気センサーの
位置決めを行う保持部とを有しているものである。
【0008】請求項3の発明の小型電動機は、上記にお
いて配線パターンは金属板であり、固定子巻線が接続さ
れる接続部には固定子巻線が係止される切り起こしが形
成されているものである。
【0009】
【作用】請求項1の発明の小型電動機によれば、基板が
導電性を有する所定の配線パターンと、この配線パター
ンを磁気センサーが接続される接続部を残してモールド
する電気絶縁性を有するモールド材と、配線パターンの
モールド時にモールド材で同時に成形され、磁気センサ
ーの位置決めを行う保持部とを有しているものであるか
ら、この保持部に取り付けるのみで磁気センサーの取付
位置は確定する。従って、磁気センサーの取付位置精度
が向上し、電磁振動や騒音の低減と、効率の向上を実現
することができると共に、部品点数と組立工数も削減す
ることが可能となり、製造コストの低減を達成すること
ができるようになる。
【0010】請求項2の発明の小型電動機によれば、基
板が導電性を有する所定の配線パターンと、この配線パ
ターンを磁気センサー及び固定子巻線が接続される接続
部を残してモールドする電気絶縁性を有するモールド材
と、配線パターンのモールド時にモールド材で同時に成
形され、磁気センサーの位置決めを行う保持部とを有し
ているものであるから、この保持部に取り付けるのみで
磁気センサーの取付位置は確定する。従って、磁気セン
サーの取付位置精度が向上し、電磁振動や騒音の低減
と、効率の向上を実現することができると共に、部品点
数と組立工数も削減することが可能となり、製造コスト
の低減を達成することができるようになる。
【0011】また、請求項3の発明の小型電動機によれ
ば、上記に加えて配線パターンは金属板であり、固定子
巻線が接続される接続部には固定子巻線が係止される切
り起こしが形成されているものであるから、固定子巻線
を基板に接続する際、この切り起こしに巻線端部を絡め
て、仮止めした状態で半田付けなどを行うことが可能と
なる。従って、組立作業性が一段と向上するものであ
る。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を詳述す
る。図1は本発明を用いた小型電動機の実施例としての
直流ブラシレスモーター1の一部縦断側面図、図2は固
定子2の側面図、図3は固定子2の平面図、図4は基板
3の平面図、図5は基板3の裏面図、図6は図4のA−
A線断面図、図7はリード線接続部36部分の基板3の
拡大断面図、図8はリード線81を接続した状態のリー
ド線接続部36部分の基板3の拡大断面図、図9は保持
部48部分の基板3の拡大裏面図、図10は保持部47
部分の基板3の拡大断面図、図11はホールIC51の
斜視図、図12は巻線接続部27部分の基板3の拡大平
面図、図13は基板3の配線パターンを示す図、図14
は直流ブラシレスモーター1の電気回路図である。
【0013】実施例の直流ブラシレスモーター1は、例
えば家庭用エアコンの送風ファンなどに使用されるもの
であり、固定子2と、この固定子2の内側に配設された
回転子4と、この回転子4に取り付けられた回転軸6
と、固定子2のコイルエンド側にそれと離間して設けら
れた基板3と、これらを収納するブラケット7とから構
成されている。
【0014】前記固定子2は、複数枚の電磁鋼鈑を積層
した固定子鉄心8と、この固定子鉄心8に絶縁体9を介
して巻装された複数相の巻線11とから構成され、前記
ブラケット7内に固定されている。前記回転子4は、界
磁用の永久磁石12を備えており、ブラケット7の軸受
13、14とで回転可能に支持されている。
【0015】一方、前記基板3は全体としてドーナッツ
状を呈し、所定の配線パターン形状を呈した上層の金属
板16及び下層の金属板17と、それらが離間した状態
でそれらの周囲をモールドするポリフェニレンサルファ
イド樹脂から成るモールド材18とから構成されてい
る。この基板3の外周縁部には、前記絶縁体9の支持ピ
ン21が係合して溶着される係合部22・・・が四カ所
形成されており、更に、開口23と、この開口23と連
通した口出部24が形成されている。
【0016】また、基板3の外周縁部には巻線接続部2
6〜31が相互に離間して六ヶ所形成されている。各巻
線接続部26〜31においては、モールド材18が充填
されずに金属板16、17が露出しており、巻線接続部
26、28、30においては金属板17が露出し、巻線
接続部27、29、31においては金属板16が露出し
ている。更に、各巻線接続部26〜31において露出し
た金属板16或いは17には図12に示す如く切り起こ
し32がそれぞれ形成されている。
【0017】更にまた、口出部24に近い巻線接続部2
6と27の間、及び、巻線接続部28と29の間には、
リード線接続部33〜36、リード線接続部37〜40
がそれぞれ四カ所ずつ形成されている。各リード線接続
部33〜40においては金属板16、或いは、17が露
出しており、図7に示す如くそれぞれ透孔20が穿設さ
れ、その周囲のモールド材18は傾斜しながら拡開して
いる。また、リード線接続部33は巻線接続部26に、
リード線接続部34は巻線接続部30に、リード線接続
部37は巻線接続部28にそれぞれ導通される。更に、
巻線接続部27、29、31は導通され、中性点とな
る。
【0018】そして、基板3の内周縁部における前記口
出部24から右方に角度180°の位置、120°の位
置、及び、60°の位置にはそれぞれ第1乃至第3の保
持部46、47、48が金属板16、17のモールド時
にモールド材18で同時一体に成形されている。各保持
部46〜48は下方(裏方)に突出しており、図11に
示す如き磁気センサーとしてホールIC51、52、5
3の外径に略合致して下方に開口した収納部54と、各
収納部54の上端部においてモールド材18より露出す
る金属板16、17に形成された端子接続部としての左
側の出力孔56、右側の接地孔57及びそれらの中央外
周側において略三角形を成す位置の給電孔58とを有し
ている。
【0019】また、各収納部54の内側壁には前記ホー
ルIC51〜53を露出させるための切欠窓61がそれ
ぞれ形成されており、更に、内側壁上部には後述するホ
ールIC51〜53の給電端子71を外周側の給電孔5
8に案内する傾斜壁62が形成されている。そして、各
保持部46〜48の給電孔58・・はリード線接続部3
5に導通され、接地孔57・・はリード線接続部38に
導通される。また、第1の保持部46の出力孔56はリ
ード線接続部36に、第2の保持部47の出力孔56は
リード線接続部40に、また、第3の保持部48の出力
孔56はリード線接続部39にそれぞれ導通されてい
る。
【0020】他方、図11に示す前記ホールIC51〜
53はそれを貫く磁力線によって矩形波の出力を発生す
るものであり、矩形状の本体70と、その上面から突出
した中央の給電端子71、その左側の出力端子72及び
右側の接地端子73とを備えている。
【0021】次に、本発明の基板3の組み立て及び固定
子2への組み付け手順を説明する。先ず、各ホールIC
51、52、53を基板3のモールド材18に一体に形
成された第1乃至第3の保持部46、47、48の収納
部54にそれぞれ下方(裏面側)から挿入する。このと
き、左右の出力端子72及び設置端子72はそれぞれ各
保持部46〜48の出力孔56、設置孔57に挿入され
ると共に、中央の給電端子71は前記傾斜壁62に図1
0の如く案内されて外周側に屈曲され、各保持部46〜
48の給電孔58に挿入される。この給電端子71の屈
曲によって各ホールIC51〜53は本体70にストレ
スをかけること無く各収納部54内に仮止めされる。ま
た、このときホールIC51〜53の各端子71〜73
の長さは半田付け後のカット寸法に調整されている。
【0022】そして、基板3の表面側より半田付けする
ことによって、各端子71〜73を各孔56〜58周縁
の金属板16、17に接続する。この場合にも、各ホー
ルIC51〜53は上述の如く仮止めされているので、
半田付け作業が容易となる。これによって、各ホールI
C51〜53の給電端子71はリード線接続部35に導
通されると共に、接地端子73はリード線接続部38に
導通され、ホールIC51の出力端子72はリード線接
続部36に、ホールIC52の出力端子72はリード線
接続部40、ホールIC53の出力端子72はリード線
接続部39にそれぞれ導通される。
【0023】そして、リード線接続部33の前記透孔2
0には表面側から例えばU相用給電リード線(リード
線)が、リード線接続部34にはV相用給電リード線
が、また、リード線接続部37にはW相用給電リード線
がそれぞれ挿入される(各リード線を81で示す。以下
同じ)。また、リード線接続部35には表面側からホー
ルIC給電用リード線が、リード線接続部36にはホー
ルIC51の出力用リード線が、リード線接続部40に
はホールIC52の出力用リード線が、リード線接続部
39にはホールIC53の出力用リード線が、また、リ
ード線接続部38にはホールIC接地用リード線がそれ
ぞれ挿入される。
【0024】この場合にも各接続部の透孔70周囲のモ
ールド材18は傾斜して拡開されているので、リード線
の先端はこの傾斜面に案内されて円滑に透孔に挿入され
る。尚、挿入されない導線は図8の如く各接続部内にて
屈曲するので問題は生じない。そのため、導線部への予
備半田は削除できる。
【0025】そして、裏面側から半田付けすることによ
って、各リード線81を透孔20周囲の各金属板16或
いは17に接続する。そして、リード線81は全て束ね
て開口23に挿入され、口出部24から裏面側に引き出
される(図3)。このときにも各リード線接続部33〜
40は口出部24の近傍にあるので、リード線81の引
き回しが容易となる。
【0026】このように組み立てた基板3の裏面側を固
定子2側とし、係合部22・・・に絶縁体9の支持ピン
21を係合して溶着することにより、基板3を固定子2
に組み付ける。この状態で、各相の巻線11の端部を各
巻線接続部26〜31の切り起こし32に絡め(図1
2)、仮止めする。そして、表面側から半田付けするこ
とによって、金属板16、17に巻線11を導通させ
る。このように、切り起こし32に巻線11の端部を絡
め、仮止めした状態で半田付けなどを行うことができる
ので、組立作業性が一段と向上する。
【0027】そして、回転子4を固定子2の内側に挿入
するが、このとき、各ホールIC51〜53は回転子4
の永久磁石12の外側に対向する(図1)。
【0028】尚、ブラケット7は円形容器状の第1ブラ
ケット7Aと第2ブラケット7Bとから成り、上記各部
品を内部に収納した後、それらを突き合わせて圧入し、
ネジ7Cにて固着することによって直流ブラシレスモー
ター1を完成する。このとき、基板3の口出部24は第
2ブラケット7Bに嵌合され、リード線81はブラケッ
ト7外に引き出される。
【0029】前記リード線81は図示しないカプラを介
して図14のコントローラ(制御回路)82に接続され
る。そして、コントローラ82は前記各ホールIC51
〜53からの出力信号(SU、SV、SW)を用い、回
転子4の永久磁石12からの磁界に基づいて回転子4の
磁極位置を検出し、固定子2の各相の巻線11への通電
タイミングを決定して直流ブラシレスモーター1の運転
制御を実行する。
【0030】この場合にも、基板3のモールド材18に
各保持部46〜48を一体に成形しているので、各保持
部46〜48に取り付けるのみで各ホールIC51〜5
3の取付位置が確定できる。従って、ホールIC51〜
53の取付位置精度が向上し、騒音の低減と効率の向上
を実現することができる。また、従来の如くホルダーを
基板に取り付ける必要が無くなるので、部品点数と組立
工数も削減することが可能となり、製造コストの低減を
達成することができるようになる。
【0031】尚、実施例ではブラケット7内に各部品を
挿入したもので説明したが、モールド樹脂にて固定子全
体をモールドした所謂モールドモーターにも本発明は有
効である。また、実施例では直流ブラシレスモーターの
回転位置検出用の磁気センサーで説明したが、誘導電動
機の回転数検出用磁気センサーに適用しても良い。
【0032】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、基板が導電性を有する所定の配線パターンと、この
配線パターンを磁気センサーが接続される接続部を残し
てモールドする電気絶縁性を有するモールド材と、配線
パターンのモールド時にモールド材で同時に成形され、
磁気センサーの位置決めを行う保持部とを有しているも
のであるから、この保持部に取り付けるのみで磁気セン
サーの取付位置は確定する。従って、磁気センサーの取
付位置精度が向上し、電磁振動や騒音の低減と、効率の
向上を実現することができると共に、部品点数と組立工
数も削減することが可能となり、製造コストの低減を達
成することができるようになる。
【0033】請求項2の発明によれば、基板が導電性を
有する所定の配線パターンと、この配線パターンを磁気
センサー及び固定子巻線が接続される接続部を残してモ
ールドする電気絶縁性を有するモールド材と、配線パタ
ーンのモールド時にモールド材で同時に成形され、磁気
センサーの位置決めを行う保持部とを有しているもので
あるから、この保持部に取り付けるのみで磁気センサー
の取付位置は確定する。従って、磁気センサーの取付位
置精度が向上し、電磁振動や騒音の低減と、効率の向上
を実現することができると共に、部品点数と組立工数も
削減することが可能となり、製造コストの低減を達成す
ることができるようになる。
【0034】また、請求項3の発明によれば、上記に加
えて配線パターンは金属板であり、固定子巻線が接続さ
れる接続部には固定子巻線が係止される切り起こしが形
成されているものであるから、固定子巻線を基板に接続
する際、この切り起こしに巻線端部を絡めて、仮止めし
た状態で半田付けなどを行うことが可能となる。従っ
て、組立作業性が一段と向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いた小型電動機の実施例としての直
流ブラシレスモーターの一部縦断側面図である。
【図2】実施例の直流ブラシレスモーターの固定子の側
面図である。
【図3】固定子の平面図である。
【図4】基板の平面図である。
【図5】基板の裏面図である。
【図6】図4のA−A線断面図である。
【図7】リード線接続部部分の基板の拡大断面図であ
る。
【図8】リード線を接続した状態のリード線接続部部分
の基板の拡大断面図である。
【図9】保持部部分の基板の拡大裏面図である。
【図10】保持部部分の基板の拡大断面図である。
【図11】ホールICの斜視図である。
【図12】巻線接続部部分の基板の拡大平面図である。
【図13】基板の配線パターンを示す図である。
【図14】直流ブラシレスモーターの電気回路図であ
る。
【符号の説明】
1 直流ブラシレスモーター 2 固定子 3 基板 4 回転子 11 巻線 12 永久磁石 16、17 金属板 18 モールド材 32 切り起こし 46〜48 保持部 51〜53 ホールIC

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子及び永久磁石を有する回転子から
    成る小型電動機において、 前記永久磁石からの磁界を検出して信号を出力する磁気
    センサーと、この磁気センサーが接続される基板とを備
    えると共に、前記基板は導電性を有する所定の配線パタ
    ーンと、この配線パターンを前記磁気センサーが接続さ
    れる接続部を残してモールドする電気絶縁性を有するモ
    ールド材と、前記配線パターンのモールド時に前記モー
    ルド材で同時に成形され、前記磁気センサーの位置決め
    を行う保持部とを有することを特徴とする小型電動機。
  2. 【請求項2】 固定子巻線を有する固定子及び永久磁石
    を有する回転子から成る小型電動機において、 前記永久磁石からの磁界を検出して信号を出力する磁気
    センサーと、この磁気センサー及び固定子巻線が接続さ
    れる基板とを備えると共に、前記基板は導電性を有する
    所定の配線パターンと、この配線パターンを前記磁気セ
    ンサー及び固定子巻線が接続される接続部を残してモー
    ルドする電気絶縁性を有するモールド材と、前記配線パ
    ターンのモールド時に前記モールド材で同時に成形さ
    れ、前記磁気センサーの位置決めを行う保持部とを有す
    ることを特徴とする小型電動機。
  3. 【請求項3】 配線パターンは金属板であり、固定子巻
    線が接続される接続部には固定子巻線が係止される切り
    起こしが形成されていることを特徴とする請求項2に記
    載の小型電動機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100342626C (zh) * 2001-12-21 2007-10-10 德昌电机股份有限公司 无刷直流电机
KR100982858B1 (ko) * 2007-06-14 2010-09-16 니혼 덴산 가부시키가이샤 회로 기판 유닛 및 브러시리스 모터

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