JPH0995915A - 舗装面装飾工法 - Google Patents

舗装面装飾工法

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JPH0995915A
JPH0995915A JP7257331A JP25733195A JPH0995915A JP H0995915 A JPH0995915 A JP H0995915A JP 7257331 A JP7257331 A JP 7257331A JP 25733195 A JP25733195 A JP 25733195A JP H0995915 A JPH0995915 A JP H0995915A
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Tsutomu Sasaki
力 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】施工が簡単にでき、施工後は長期間に渡って施
工時と同じ状態で舗装面が装飾可能な舗装面装飾工法で
ある。 【解決手段】 コンクリートやアスフアルトの舗装面2
上に、絵や図形等の輪郭線に沿って輪郭線形成部材3を
仮止めした後、輪郭線形成部材3で囲まれた部分に該輪
郭線形成部材3とほぼ同じ高さでゴムチップ4を敷設
し、その後輪郭線形成部材3を除去し、この輪郭線形成
部材3を除去した後にできる隙間部5に輪郭線ゴムチッ
プ41を詰め、電熱を利用した加熱プレス器で加熱押圧
して全体を平坦に均して施工することを特徴としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリートやアスフ
アルトの舗装面上に、交通標識や交通規制文字、動植
物、風景画・草木・人物等の絵や図形や文字等を描い
て、舗装面を装飾する舗装面装飾工法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリートやアスフアルトの舗
装面上に絵や図形を描いて装飾する場合は、ペンキ等塗
料で舗装面上に直接絵や図形を描いている。また、舗装
面の装飾や老人や幼児の歩行の安全のために、コンクリ
ートやアスフアルト舗装面上に絵や図形を描いた板状ゴ
ムを接着舗装している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、道路等の舗装
面上に直接ペンキ等塗料で絵や図形を描いた場合は、車
両の走行、歩行者の通行によって塗装が薄利しやすいた
め、剥がれる度に描き直さなければならない。従って、
道路の絵や図形を描いた装飾面における管理や維持が面
倒であるという問題点がある。また、絵や図形を描いた
板状ゴムを舗装面に貼った場合は、つなぎ目が剥がれた
り、凹凸ができたり、角が剥げてめくれたりする。その
結果、つなぎ目や凹凸や剥げた角に引っ掛かり、逆に走
行や通行が危険になるという問題点がある。本発明はこ
のような問題点に鑑みてなされたもので、施工が簡単に
でき、施工後は長期間に渡って同じ状態で舗装面を装飾
可能な舗装面装飾工法の提供を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の舗装面装飾工法では、コンクリートやアスフ
アルトの舗装面2上に、絵や図形等の輪郭線に沿って輪
郭線形成部材3を仮止めした後、輪郭線形成部材3で囲
まれた部分に該輪郭線形成部材3とほぼ同じ高さでゴム
チップ4を敷設し、その後輪郭線形成部材3を除去し、
この輪郭線形成部材3を除去した後にできる隙間部5に
輪郭線ゴムチップ41を詰め、電熱を利用した加熱プレ
ス器で加熱押圧して全体を平坦に均して施工することを
特徴としている。
【0005】本発明の装飾面は、交通標識や交通規制文
字、動植物、風景画・草木・人物等の絵や図形、標語等
の文字等を描いた装飾面を指している。また、舗装面2
は、コンクリートやアスフアルト等で舗装された敷地内
の通路、公道や私道の歩道や一般道路、高速道路、運動
場、催し物会場、飛行場その他の場所の舗装面を指して
いる。
【0006】
【作用】本発明の施工は次の順序で行われる。 コンクリートやアスフアルトの舗装面2上のごみや塵
等を綺麗に掃除し、表面上を乾燥させる。 舗装面2上に、絵や図形や文字等の輪郭線に沿って輪
郭線形成部材3を接着して仮止めした後、この輪郭線で
囲まれた部分にゴムチップ4を該輪郭線形成部材3の高
さとほぼ同じ程度の厚みで塗布して敷設する。 ゴムチップ4を塗布敷設してから約3〜4時間後に輪
郭線形成部材3を取り外して除去し、溝状の隙間部5に
輪郭線ゴムチップ41を、ゴムチップ4とほぼ同じ厚さ
で詰める。 装飾面全体の表面は電熱を利用した加熱プレス器例え
ば電気アイロン又はコテ8を60℃〜80℃程度の熱さ
にして、ゴムチップ及び輪郭線ゴムチップを加熱押圧し
ながら平坦に均し、仕上げを行う。舗装面2上に風景画
の装飾を施す場合は、湖や山や草木の輪郭線に沿って輪
郭線形成部材3を舗装面2上に接着し仮止めを行う。そ
の後輪郭線形成部材3で囲まれた部分に風景画に対応す
る様々な色のゴムチップ4を詰める。この作業が終了し
た約3〜4時間後に輪郭線形成部材3を剥がし、この剥
がした溝状の隙間部5に輪郭線ゴムチップ41を詰め、
表面を電気アイロン又はコテ8で加熱押圧して装飾面を
均す。この電気アイロン又はコテ8でゴムチップ4及び
輪郭線ゴムチップ41を加熱押圧によりゴムチップの硬
化を早め、作業時間の短縮を図っている。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基いて説明する
と、図1は施工状態図、図2は装飾面の完成状態図、図
3は装飾を施した舗装面2の一部縦断面図である。コン
クリートやアスフアルトの舗装面2上に、描かれる絵や
図形等の輪郭線6に沿って輪郭線形成部材3を接着し仮
止めを行う。その後、輪郭線形成部材3で囲まれた部分
7に該輪郭線形成部材3の高さとほぼ同じ高さでゴムチ
ップ4を敷設する。その後輪郭線形成部材3を除去し、
この輪郭線形成部材3を除去した後にできる溝状の隙間
部5に輪郭線ゴムチップ41を詰め、電熱を利用した加
熱プレス器で加熱押圧して全体を平坦に均して施工され
ている。
【0008】前記輪郭線形成部材3は、断面丸形、断面
方形その他の形状で、自在に曲がる軟らかい材質のスポ
ンジゴム、発泡ポリウレタン等で紐状に製作され、複雑
な絵や図形や文字の輪郭線でも簡単に描くことができる
ようにされている。また、輪郭線を描いたあとは直ぐに
剥がされて廃棄されるため比較的安価な材料で製作され
ている。この輪郭線形成部材3は、裏面に両面接着テー
プが貼着され、片側の接着面には紙テープが貼られて、
このテープを剥がすと輪郭線形成部材3が舗装面2上に
貼着可能にされている。この輪郭線形成部材3は、幅1
cmのものの場合は高さを1cm、1.5cm、2cm
程度に製作されている。
【0009】ゴムチップ4は、廃材の古タイヤを細かく
粉砕して3mm〜10mm程度の粒径にし、これにバイ
ンダーを混入させて混合したもので、硬いもち状態(コ
ンクリートモルタルの硬い状態)に形成されている。こ
のゴムチップ4は、多彩な色を用いて綺麗な装飾面を形
成するため、多種の色のゴムチップ4が用意されてい
る。このゴムチップ4は、コンクリートやアスフアルト
の舗装面2上に、平坦になるように電気アイロン又はコ
テ8等で60℃〜80℃程度で加熱押圧して均すと、バ
インダーの作用により舗装面に接着し、加熱によってゴ
ムチップ4は硬化が早くなり剥がれ難くなる。輪郭線ゴ
ムチップ41は、前記ゴムチップ4と同様な材質のもの
であるが、絵等の輪郭線となって輪郭線内を引きだ出せ
る(色彩的に強調させる)ためのもので、色彩は黒や白
の単一色が望ましい。
【0010】
【発明の効果】本発明は上述の通り構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。 (1)絵や図形の装飾施工が簡単にでき、施工後は舗装
面は長期間に渡って同じ状態で絵や図形の装飾ができ
る。すなわち、ゴムチップ及び輪郭線ゴムチップは一定
厚さ(例えば1cm程度)に形成されているため、車両
の走行や人の通行によって装飾面の表面が削られても金
太郎飴と同じ原理で、装飾面には常時同じ絵や図形に維
持できる。 (2)絵や図形の輪郭線は輪郭線形成部材で描き、この
輪郭線形成部材で囲まれる部分に所定色のゴムチップを
塗布して敷設するため、複雑な絵や図形でも簡単に製作
できる。 (3)輪郭線ゴムチップは輪郭線形成部材を剥がした後
の隙間部に詰めた後に、電気アイロン又はコテで加熱押
圧して均すので、輪郭線ゴムチップにより絵や図形がく
っきり引き立たせることができる。 (4)ゴムチップ及び輪郭線ゴムチップを加熱押圧して
均した後は、輪郭線ゴムチップとゴムチップとは一体と
なり段差やめくれが発生せず、装飾面全体に継ぎ目が出
来ないため、車両の走行、歩行者の通行によって剥がれ
ることがない。その結果、絵や図形を描いた道路の管理
や維持が簡単にかつ安価にできる。 (5)ゴムチップで硬いコンクリート舗装面上を装飾舗
装したため、老人、幼児等の歩行には適度なクッション
性を与えて衝撃を少なくして歩行を楽しくさせ、転んだ
りした場合でも怪我等の被害が少なくできる。 (6)本発明の工法を用いれば、敷地内の通路、公道や
私道の歩道や一般道路、高速道路でも簡単に装飾施工が
でき、工期も短く、安価にできる。 (7)ゴムチップは廃材の古タイヤを細かく粉砕したも
のにバインダーを混合したものが使用われているので、
資源の有効使用ができる極めて有用なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の施工状態図である。
【図2】本発明の完成状態図である。
【図3】本発明の装飾を施した舗装面の一部縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 装飾面 2 コンクリート又はアスフアルトの舗装面 3 輪郭線形成部材 4 ゴムチップ 41 輪郭線ゴムチップ 5 隙間部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリートやアスフアルトの舗装面上
    に、絵や図形等の輪郭線に沿って輪郭線形成部材を仮止
    めした後、輪郭線形成部材で囲まれた部分に該輪郭線形
    成部材とほぼ同じ高さでゴムチップを敷設し、その後輪
    郭線形成部材を除去し、この輪郭線形成部材を除去した
    後にできる隙間部に輪郭線ゴムチップを詰め、電熱を利
    用した加熱プレス器で加熱押圧して全体を平坦に均して
    施工することを特徴とする舗装面装飾工法。
JP07257331A 1995-10-04 1995-10-04 舗装面装飾工法 Expired - Fee Related JP3122740B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100339537C (zh) * 2004-08-04 2007-09-26 戴锋 沥青路面压纹和彩色喷涂制成的立体彩色路面施工方法

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CN100339537C (zh) * 2004-08-04 2007-09-26 戴锋 沥青路面压纹和彩色喷涂制成的立体彩色路面施工方法

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