JPH0995804A - 使い捨てパンツ - Google Patents
使い捨てパンツInfo
- Publication number
- JPH0995804A JPH0995804A JP7255389A JP25538995A JPH0995804A JP H0995804 A JPH0995804 A JP H0995804A JP 7255389 A JP7255389 A JP 7255389A JP 25538995 A JP25538995 A JP 25538995A JP H0995804 A JPH0995804 A JP H0995804A
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- JP
- Japan
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- opening
- lid member
- pants
- disposable pants
- disposable
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パンツのみで着用しても、あるいは補助吸収
体と併用して着用しても、外観に響かない様な嵩張らな
い使い捨てパンツであると共に、かつ補助吸収体の取り
替え、あるいは排尿を簡単に行うことができる使い捨て
パンツを提供する。 【解決手段】 ウエスト開口Ｋ１と一対の脚部開口部Ｋ
２、Ｋ２を有し、これらの開口部周囲に伸縮部材が添設
されている使い捨てパンツであって、パンツの前部中央
に開口６を有し、該中央開口部６を開閉し得るシート状
の蓋部材７を備えている。
体と併用して着用しても、外観に響かない様な嵩張らな
い使い捨てパンツであると共に、かつ補助吸収体の取り
替え、あるいは排尿を簡単に行うことができる使い捨て
パンツを提供する。 【解決手段】 ウエスト開口Ｋ１と一対の脚部開口部Ｋ
２、Ｋ２を有し、これらの開口部周囲に伸縮部材が添設
されている使い捨てパンツであって、パンツの前部中央
に開口６を有し、該中央開口部６を開閉し得るシート状
の蓋部材７を備えている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、子供用または大人
用の使い捨てパンツに関し、詳しくは、パンツを上げ下
しすることなく、排尿や補助吸収体の取り替えを行うこ
とができる安価な使い捨てパンツに関するものである。
用の使い捨てパンツに関し、詳しくは、パンツを上げ下
しすることなく、排尿や補助吸収体の取り替えを行うこ
とができる安価な使い捨てパンツに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】使い捨てパンツは、バックシート、吸収
体、トップシートを主たる構成部品として構成されてい
る。バックシートとしては、一般的に少なくとも１枚の
不透液性の防漏シートを含む積層シートが用いられ、ト
ップシートとしては、不織布や開孔プラスチックシート
等が用いられる。吸収体は、パルプ繊維、高吸水性樹
脂、熱可塑性合成樹脂などが混合され、加熱処理して保
形性を高めたものが汎用されている。また、使い捨てパ
ンツのウエスト開口と一対の脚部開口の周囲には、伸長
状態の弾性部材（例えば複数本の弾性糸や弾性テープ
等）が添設されて、着用者のウエスト周囲や脚部周囲に
密着し、漏れを防止する様に構成されている。
体、トップシートを主たる構成部品として構成されてい
る。バックシートとしては、一般的に少なくとも１枚の
不透液性の防漏シートを含む積層シートが用いられ、ト
ップシートとしては、不織布や開孔プラスチックシート
等が用いられる。吸収体は、パルプ繊維、高吸水性樹
脂、熱可塑性合成樹脂などが混合され、加熱処理して保
形性を高めたものが汎用されている。また、使い捨てパ
ンツのウエスト開口と一対の脚部開口の周囲には、伸長
状態の弾性部材（例えば複数本の弾性糸や弾性テープ
等）が添設されて、着用者のウエスト周囲や脚部周囲に
密着し、漏れを防止する様に構成されている。
【０００３】この様な使い捨てパンツは、歩き出した子
供用として、トイレ使用への移行をトレーニングするた
めに用いられたり、大人用の失禁時の尿捕捉用として利
用されることが多い。
供用として、トイレ使用への移行をトレーニングするた
めに用いられたり、大人用の失禁時の尿捕捉用として利
用されることが多い。
【０００４】しかしながら、吸収体を備えた使い捨てパ
ンツはパンツが全体的に厚くなって嵩高になっているた
め、特に大人が着用する場合には、パンツの上から普通
の衣類を着用すると、非常に不格好になるという問題が
ある。また、１回の排尿（失禁）毎に使い捨てパンツを
交換するためには、外出時に幾つものパンツを携帯しな
ければならず荷物が多くなると共に、使い捨てパンツが
比較的高価なため失禁者の金銭的負担をかけるという実
際の使用者にとって重要な問題があった。
ンツはパンツが全体的に厚くなって嵩高になっているた
め、特に大人が着用する場合には、パンツの上から普通
の衣類を着用すると、非常に不格好になるという問題が
ある。また、１回の排尿（失禁）毎に使い捨てパンツを
交換するためには、外出時に幾つものパンツを携帯しな
ければならず荷物が多くなると共に、使い捨てパンツが
比較的高価なため失禁者の金銭的負担をかけるという実
際の使用者にとって重要な問題があった。
【０００５】このため使用者の間には、使い捨てパンツ
と共に小型の補助吸収体を併用し、排尿の後、使い捨て
パンツが汚れていなければこの補助吸収体のみを取り替
えるという方法が採用されている。しかし、小型の補助
吸収体を併用しても、嵩高い使い捨てパンツの中に着用
するので、外観の不格好さは改善されていない。また、
比較的長時間の使用に耐えられる様に構成されている使
い捨てパンツであっても、小型の補助吸収体の交換毎に
パンツの上げ下しの作業が必要であるので、どうしても
パンツ両サイドの接合部分が破れてしまう、という問題
があった。また、失禁者の中には、尿意を覚えてトイレ
へ行ってから、実際の排尿行為動作を行うの時間がかか
るため下着を汚してしまうという人も多く、この様な軽
度の失禁者に対して考慮され、かつ使用者が満足する使
い捨てパンツは存在していないのが現状である。
と共に小型の補助吸収体を併用し、排尿の後、使い捨て
パンツが汚れていなければこの補助吸収体のみを取り替
えるという方法が採用されている。しかし、小型の補助
吸収体を併用しても、嵩高い使い捨てパンツの中に着用
するので、外観の不格好さは改善されていない。また、
比較的長時間の使用に耐えられる様に構成されている使
い捨てパンツであっても、小型の補助吸収体の交換毎に
パンツの上げ下しの作業が必要であるので、どうしても
パンツ両サイドの接合部分が破れてしまう、という問題
があった。また、失禁者の中には、尿意を覚えてトイレ
へ行ってから、実際の排尿行為動作を行うの時間がかか
るため下着を汚してしまうという人も多く、この様な軽
度の失禁者に対して考慮され、かつ使用者が満足する使
い捨てパンツは存在していないのが現状である。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明では、パ
ンツのみで着用しても、あるいは補助吸収体と併用して
着用しても、外観に響かない様な嵩張らない使い捨てパ
ンツであると共に、かつ補助吸収体の取り替え、あるい
は排尿を簡単に行うことができる使い捨てパンツを提供
することを課題とするものである。
ンツのみで着用しても、あるいは補助吸収体と併用して
着用しても、外観に響かない様な嵩張らない使い捨てパ
ンツであると共に、かつ補助吸収体の取り替え、あるい
は排尿を簡単に行うことができる使い捨てパンツを提供
することを課題とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、ウエスト開口
と一対の脚部開口部を有し、これらの開口部周囲には伸
縮部材が添設されている使い捨てパンツにおいて、パン
ツの前部中央に開口を有し、該中央開口部を開閉し得る
シート状の蓋部材を備えてなるところに要旨を有する。
中央開口部周縁の少なくとも一部には接合部または被接
合部が設けられ、蓋部材の周縁には前記接合部または被
接合部に対して着脱し得る被接合部または接合部が設け
られている構成、そして、接合部は機械式面ファスナの
係合部材で、被接合部はその係止部材である構成の採用
は、本発明の好ましい実施態様である。
と一対の脚部開口部を有し、これらの開口部周囲には伸
縮部材が添設されている使い捨てパンツにおいて、パン
ツの前部中央に開口を有し、該中央開口部を開閉し得る
シート状の蓋部材を備えてなるところに要旨を有する。
中央開口部周縁の少なくとも一部には接合部または被接
合部が設けられ、蓋部材の周縁には前記接合部または被
接合部に対して着脱し得る被接合部または接合部が設け
られている構成、そして、接合部は機械式面ファスナの
係合部材で、被接合部はその係止部材である構成の採用
は、本発明の好ましい実施態様である。
【０００８】なお蓋部材は、使い捨てパンツとは別体の
シート材で形成されていても、また、蓋部材の一部がパ
ンツに接続されており、中央開口を形成するときの切除
片で蓋部材を形成したものであってもよい。
シート材で形成されていても、また、蓋部材の一部がパ
ンツに接続されており、中央開口を形成するときの切除
片で蓋部材を形成したものであってもよい。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１によって、本発明の使い捨て
パンツの実施例を説明する。図１に示すように、本発明
の使い捨てパンツＰは、その前部中央に開口６が形成さ
れ、該中央開口部６には開閉自在なシート状の蓋部材７
が取り付けられている。使い捨てパンツＰは、複数枚の
不織布（あるいは不織布状の柔軟な開孔もしくは非開孔
プラスチックシート）を積層したシート材１を前後に折
り重ね、左右側部における間欠もしくは非間欠の接合線
２、２を接合することによって形成されている。パンツ
Ｐの上部には、ウエスト開口Ｋ１が、また下部には、一
対の脚部開口Ｋ２、Ｋ２が形成されて、開口Ｋ１、Ｋ２
の周囲には、伸長状態の弾性部材（複数本の弾性糸また
は弾性テープ等）３１、４１が添設され、ウエストギャ
ザーとレッグギャザーを形成している。使い捨てパンツ
の嵩高さを改善し、安価にするためには、補助吸収体の
併用を前提として前記シート材１が吸収体を積層しない
構造のものを用いることが好ましい。しかし超高吸水性
樹脂と若干量のパルプ繊維および熱融着性繊維の使用に
よって、吸収性および保形性を高めた非常に薄い、例え
ば厚さ５ｍｍ以下の吸収体であれば、使い捨てパンツの
厚みが外観に響かないので、この場合はシート材１ある
いは蓋部材に吸収能力のある積層体を用いてもよい。
パンツの実施例を説明する。図１に示すように、本発明
の使い捨てパンツＰは、その前部中央に開口６が形成さ
れ、該中央開口部６には開閉自在なシート状の蓋部材７
が取り付けられている。使い捨てパンツＰは、複数枚の
不織布（あるいは不織布状の柔軟な開孔もしくは非開孔
プラスチックシート）を積層したシート材１を前後に折
り重ね、左右側部における間欠もしくは非間欠の接合線
２、２を接合することによって形成されている。パンツ
Ｐの上部には、ウエスト開口Ｋ１が、また下部には、一
対の脚部開口Ｋ２、Ｋ２が形成されて、開口Ｋ１、Ｋ２
の周囲には、伸長状態の弾性部材（複数本の弾性糸また
は弾性テープ等）３１、４１が添設され、ウエストギャ
ザーとレッグギャザーを形成している。使い捨てパンツ
の嵩高さを改善し、安価にするためには、補助吸収体の
併用を前提として前記シート材１が吸収体を積層しない
構造のものを用いることが好ましい。しかし超高吸水性
樹脂と若干量のパルプ繊維および熱融着性繊維の使用に
よって、吸収性および保形性を高めた非常に薄い、例え
ば厚さ５ｍｍ以下の吸収体であれば、使い捨てパンツの
厚みが外観に響かないので、この場合はシート材１ある
いは蓋部材に吸収能力のある積層体を用いてもよい。
【００１０】中央開口部６は、図１においては分かりや
すい様にパンツ前部中央のみに設けてあるが、パンツＰ
の前部（腹側）から股間部を通って背中側に至るまで設
けることが好ましい。補助吸収体の取り替えが容易にな
ると共に、失禁ではなく、排尿を意識的に行おうという
ときにも、男性・女性共に排尿行為が容易に行えるから
である。
すい様にパンツ前部中央のみに設けてあるが、パンツＰ
の前部（腹側）から股間部を通って背中側に至るまで設
けることが好ましい。補助吸収体の取り替えが容易にな
ると共に、失禁ではなく、排尿を意識的に行おうという
ときにも、男性・女性共に排尿行為が容易に行えるから
である。
【００１１】蓋部材７は、接着線７２によってパンツＰ
に接合固定されている。この蓋部材７は、不織布やプラ
スチックシートまたはこれらの積層体によって形成され
る。中央開口部６を形成するときに切断した切除片を、
蓋部材としてその一部として使用してもよい。このとき
は接着線７２を設ける必要がなく、中央開口部の一辺を
切断せずに蓋部材とシート材１を一体的に取り付けてお
けば良い。切除片だけでは蓋部材としては小さいので、
切除片の周囲に別のシート材を取り付けるか、または切
除片より大面積のシートを重ねることによって、切除片
を蓋部材として利用することができる。
に接合固定されている。この蓋部材７は、不織布やプラ
スチックシートまたはこれらの積層体によって形成され
る。中央開口部６を形成するときに切断した切除片を、
蓋部材としてその一部として使用してもよい。このとき
は接着線７２を設ける必要がなく、中央開口部の一辺を
切断せずに蓋部材とシート材１を一体的に取り付けてお
けば良い。切除片だけでは蓋部材としては小さいので、
切除片の周囲に別のシート材を取り付けるか、または切
除片より大面積のシートを重ねることによって、切除片
を蓋部材として利用することができる。
【００１２】中央開口部６および蓋部材７は、着脱自在
に構成されている必要がある。図１には、パンツ本体側
の被接合部６１および蓋部材側の接合部７１が、中央開
口部６および蓋部材７の周縁の一部に（３か所ずつ）取
り付けられて、両者を着脱自在にした構成を示した。接
合部材と被接合部材には、機械式面ファスナの係合部材
と係止部材が好ましく用いられるが、粘着テープと再剥
離可能なターゲットテープの組合せや、自着性粘着テー
プの組合せであってもよい。機械式面ファスナを利用す
るときは、係止部材としてきのこ型フックを選択する
と、肌ざわりがよく、係合部分がパンツ本体の不織布で
あっても、係合・係止可能であるため、別体のループ状
の係合部材を設ける必要がないため、好ましい。なお、
接合部と被接合部は逆に取り付けられてもよく、さらに
接合部または被接合部が、中央開口や蓋部材の全周に設
けられていてもよい。
に構成されている必要がある。図１には、パンツ本体側
の被接合部６１および蓋部材側の接合部７１が、中央開
口部６および蓋部材７の周縁の一部に（３か所ずつ）取
り付けられて、両者を着脱自在にした構成を示した。接
合部材と被接合部材には、機械式面ファスナの係合部材
と係止部材が好ましく用いられるが、粘着テープと再剥
離可能なターゲットテープの組合せや、自着性粘着テー
プの組合せであってもよい。機械式面ファスナを利用す
るときは、係止部材としてきのこ型フックを選択する
と、肌ざわりがよく、係合部分がパンツ本体の不織布で
あっても、係合・係止可能であるため、別体のループ状
の係合部材を設ける必要がないため、好ましい。なお、
接合部と被接合部は逆に取り付けられてもよく、さらに
接合部または被接合部が、中央開口や蓋部材の全周に設
けられていてもよい。
【００１３】図２には、パンツＰと蓋部材７の接合固定
箇所が、開口部６の上側に設けられている実施例を示し
た。すなわち、接合線７２は開口部６の上側にあり、パ
ンツ側の被接合部６１ａ、６１ｂ、６１ｃが、蓋部材側
の接合部７１ａ、７１ｂ、７１ｃと、それぞれ接合でき
る様に取り付けられたパンツである。もちろん図２にお
ける接合線７２を開口部６の右部（接合部６１ａのある
ところ）、または左部（接合線６１ｂのあるところ）に
適宜変更しても構わない。
箇所が、開口部６の上側に設けられている実施例を示し
た。すなわち、接合線７２は開口部６の上側にあり、パ
ンツ側の被接合部６１ａ、６１ｂ、６１ｃが、蓋部材側
の接合部７１ａ、７１ｂ、７１ｃと、それぞれ接合でき
る様に取り付けられたパンツである。もちろん図２にお
ける接合線７２を開口部６の右部（接合部６１ａのある
ところ）、または左部（接合線６１ｂのあるところ）に
適宜変更しても構わない。
【００１４】図３には、図１に示した使い捨てパンツの
製造例を示す斜視説明図である。この使い捨てパンツＰ
は横方向に並べた状態で移動しながら連続生産されてい
る。帯状の不織布１１を白抜き矢印方向に走行させ、不
織布に接着剤を塗布しながら、伸長状態の弾性部材３
１、４１を添設する。脚部用の弾性部材４１は、パンツ
前側と後ろ側の２ラインを別々に湾曲させながら接合さ
れる。そして、不織布１１の上には、不織布１１より短
幅の他の不織布１３が積層されると共に、不織布１１の
幅方向両側部が内側へ折り込まれ、弾性部材が３１、４
１が不織布１１および１３によって挟まれた構成のシー
ト材１が製造される。
製造例を示す斜視説明図である。この使い捨てパンツＰ
は横方向に並べた状態で移動しながら連続生産されてい
る。帯状の不織布１１を白抜き矢印方向に走行させ、不
織布に接着剤を塗布しながら、伸長状態の弾性部材３
１、４１を添設する。脚部用の弾性部材４１は、パンツ
前側と後ろ側の２ラインを別々に湾曲させながら接合さ
れる。そして、不織布１１の上には、不織布１１より短
幅の他の不織布１３が積層されると共に、不織布１１の
幅方向両側部が内側へ折り込まれ、弾性部材が３１、４
１が不織布１１および１３によって挟まれた構成のシー
ト材１が製造される。
【００１５】次いで２個のカッターロール２２、２３に
よって、シート材１に、脚部用の切欠きＫと中央部開口
６を形成する。この脚部用切欠きＫは、円形または楕円
形等に繰り抜かれ、隣接する２つの使い捨てパンツＰの
脚部開口Ｋ１、Ｋ２を１つの切欠きＫで形成する。隣接
する切欠きＫ、Ｋの間に中央開口６を所望の大きさおよ
び形状に形成する。中央開口６は腹側から股間を通り背
中側の一部に至るまでの大きさであって、略台形状であ
ることが好ましいが、楕円形、矩形、半円形であっても
よく、大きさも適宜選択できる。
よって、シート材１に、脚部用の切欠きＫと中央部開口
６を形成する。この脚部用切欠きＫは、円形または楕円
形等に繰り抜かれ、隣接する２つの使い捨てパンツＰの
脚部開口Ｋ１、Ｋ２を１つの切欠きＫで形成する。隣接
する切欠きＫ、Ｋの間に中央開口６を所望の大きさおよ
び形状に形成する。中央開口６は腹側から股間を通り背
中側の一部に至るまでの大きさであって、略台形状であ
ることが好ましいが、楕円形、矩形、半円形であっても
よく、大きさも適宜選択できる。
【００１６】上記切欠き後に被接合部６１が設けられた
シート材１は、予め接合部が設けられた蓋部材７、７…
が一定間隔をあけて並べられているところに重ね合わさ
れて、ホットメルト接着剤やヒートシール等の公知手段
による接合線７２によって蓋部材とシート材が接合され
る。さらに、このシート材を幅方向に２つ折りし、使い
捨てパンツの左右両側部に相当する部位に、接合線２、
２を形成し、該接合線２、２の間を切断すると、個々の
使い捨てパンツが完成する。
シート材１は、予め接合部が設けられた蓋部材７、７…
が一定間隔をあけて並べられているところに重ね合わさ
れて、ホットメルト接着剤やヒートシール等の公知手段
による接合線７２によって蓋部材とシート材が接合され
る。さらに、このシート材を幅方向に２つ折りし、使い
捨てパンツの左右両側部に相当する部位に、接合線２、
２を形成し、該接合線２、２の間を切断すると、個々の
使い捨てパンツが完成する。
【００１７】
【発明の効果】本発明は以上の様に構成されており、パ
ンツのみで着用しても、あるいは補助吸収体と併用して
着用しても、嵩張らずに外観に響かない使い捨てパンツ
を提供することができた。本発明のパンツは、中央開口
部と着脱自在の蓋部材の存在によって、補助吸収体の取
り替えを簡単に行うことができる。さらに、排尿を意識
的に行おうというときにも、パンツを上げ下げする手間
が省けるので、排尿に間に合わずに失禁してしまうとい
う失敗がなくなる。
ンツのみで着用しても、あるいは補助吸収体と併用して
着用しても、嵩張らずに外観に響かない使い捨てパンツ
を提供することができた。本発明のパンツは、中央開口
部と着脱自在の蓋部材の存在によって、補助吸収体の取
り替えを簡単に行うことができる。さらに、排尿を意識
的に行おうというときにも、パンツを上げ下げする手間
が省けるので、排尿に間に合わずに失禁してしまうとい
う失敗がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例を示す平面説明図である。
【図２】本発明の他の実施例を示す平面説明図である。
【図３】本発明の使い捨てパンツの製造工程を示す説明
図である。
図である。
【図４】本発明の使い捨てパンツの製造工程を示す説明
図である。
図である。
Ｐ 使い捨てパンツ Ｋ１ ウエスト開口 Ｋ２ 脚部用開口 １ シート材 ２ 接合線 ３１ ウエスト用弾性部材 ４１ 脚部用弾性部材 ６ 中央開口部 ６１ 被接合部 ７ 蓋部材 ７１ 接合部
Claims (5)
- 【請求項１】 ウエスト開口と一対の脚部開口部を有
し、これらの開口部周囲には伸縮部材が添設されている
使い捨てパンツにおいて、 パンツの前部中央に開口を有し、該中央開口部を開閉し
得るシート状の蓋部材を備えてなることを特徴とする使
い捨てパンツ。 - 【請求項２】 中央開口部周縁の少なくとも一部には接
合部または被接合部が設けられ、蓋部材の周縁には前記
接合部または被接合部に対応して着脱し得る被接合部ま
たは接合部が設けられている請求項１に記載の使い捨て
パンツ。 - 【請求項３】 前記接合部は機械式面ファスナの係合部
材で、前記被接合部はその係止部材である請求項２に記
載の使い捨てパンツ。 - 【請求項４】 蓋部材は、使い捨てパンツとは別体のシ
ート材で形成されている請求項１〜３のいずれかに記載
の使い捨てパンツ。 - 【請求項５】 蓋部材の一部がパンツに接続されてお
り、中央開口を形成するときの切除片で蓋部材を形成し
たものである請求項１〜３のいずれかに記載の使い捨て
パンツ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25538995A JP3684258B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | 使い捨てパンツ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25538995A JP3684258B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | 使い捨てパンツ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0995804A true JPH0995804A (ja) | 1997-04-08 |
| JP3684258B2 JP3684258B2 (ja) | 2005-08-17 |
Family
ID=17278088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25538995A Expired - Fee Related JP3684258B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | 使い捨てパンツ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3684258B2 (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005000178A1 (ja) * | 2003-06-27 | 2005-01-06 | Daio Paper Corporation | 吸収性物品 |
| JP2006102321A (ja) * | 2004-10-07 | 2006-04-20 | Kao Corp | 吸収性物品 |
| JP2006116141A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Kao Corp | 吸収性物品 |
| JP2006130053A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Kao Corp | 吸収性物品 |
| JP2011139875A (ja) * | 2010-01-06 | 2011-07-21 | Satsuki Tanabe | オムツカバーエコ |
| JP2012135405A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Daio Paper Corp | 紙おむつ |
| GB2500186A (en) * | 2012-03-12 | 2013-09-18 | Stephen Holder | Nappy with front opening imitating a trouser fly |
| JP5580497B1 (ja) * | 2014-02-28 | 2014-08-27 | しげ子 倉田 | ペット用オムツカバー |
| JP2019013603A (ja) * | 2017-07-10 | 2019-01-31 | 紀元 石塚 | 紙おむつ |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101212077B1 (ko) | 2012-10-08 | 2012-12-13 | 임수진 | 유아용 의복 |
| CN105832464A (zh) * | 2016-03-22 | 2016-08-10 | 太仓市报艺商务调查有限公司 | 一种低温保健纸尿裤及其加工方法 |
-
1995
- 1995-10-02 JP JP25538995A patent/JP3684258B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005000178A1 (ja) * | 2003-06-27 | 2005-01-06 | Daio Paper Corporation | 吸収性物品 |
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